最近のニュースから

2009年11月10日 (火)

事業仕分け

昨日は、監査委員の仕事で県庁へ。夕方、米子に帰着し、某大手証券会社の経営者向けセミナーに出席。

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【事業仕分け】

鳩山内閣の目玉の一つである行政刷新会議が、見直しの対象となる事業を挙げた。

産経新聞の記事はこちら)&(事業仕分け対象一覧

これを見ると、あらゆるものが見直しの対象になっている。見直しの結果、そのまま残るものもあるかもしれないし、削られたり、廃止されたりする事業も今後は出てくることだろう。

鳥取県関係でも、鳥取大学のバイオフロンティアなどが、削減の対象になったようで、将来の芽を摘むような事業仕分けには、首をかしげざるを得ない。

その代わりに鳩山政権は、一体、どんな新たな活性化策が出してくるのか、そちらが見ものだ。

昨日の証券会社のセミナーでは、来年1~3月に景気の二番底が来る可能性が濃厚という話もある。

その原因として、いわゆる“鳩山不況”と呼ばれる「経済無策」が挙げられる。削るばかりで、その代わりとなる事業が出てこなければ、経済は確実に落ち込むことになる。

このことについて、私は一つの仮説をおいている。その仮説とは、「実は鳩山政権は経済回復に興味がない」という仮説である。

これまでの私のブログを読まれた方ならわかると思うが、鳩山政権は、あえて不況のまま日本経済を停滞させておくミッションを持っていると思われる。

その目的は、不景気をキープして、国内の消費を抑えて、貯蓄がなるべく減らないようにして、次なる食い扶持であるアジア発展に投資するという戦略である。

その目的を遂行するために、削る話ばかり出してきて、創る話がほとんど出てこないようになっている。マスコミ報道も、そうしたミッションに協力して、景気が悪くなりそうな話を一生懸命流している。

ここしばらく、経済で何が起こるかわからない。日経ビジネスまでもが、ドル崩壊をにおわす記事を書き始めた。

一方で、外国人投資家は少しずつ日本株を買っているという憶測もある。

いずれにしても、注意の必要な時期が続くだろう。

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2009年11月 6日 (金)

困難を乗り越えて

昨日は、午前中に顧問先を訪問。昼から、商工会議所青年部の会合に出席。終わってから事務所に戻って、残務整理。

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【困難を乗り越えて】

ヤンキースの松井秀喜は、私の一つ年下になるが、35歳という年齢は、スポーツ選手にとっては、体力の限界が近づくころでもある。

左手の大けがと、二度のひざの手術を受けて、かつて「鉄人」と言われた松井の体も、もう限界に近いのではないだろうか。

そうした限界説を乗り越えての、昨日のワールドシリーズMVPは、本当に見事だと思う。打った相手が、メジャーを代表する投手、ペトロ・マルティネスだったことも大きい。

昨日のニュースで、周囲の人たちの話がいろいろと出て来たが、「痛い」とか「かゆい」とか、決して泣きごとを言わないのが、松井のすごいところらしい。

一流選手というのは、心の持ちようが極めて優れているように思う。イチローにも言えることだが、日常の心がけをキープできるのは、心を安定させることができているからであり、心・技・体のうち、「心」の部分が格段に優れていて初めて、技術と体力が活かされるということなのだろう。

パソコンに例えると、「心」は、CPU(中央演算処理装置)、「技」はソフトウェア、「体」はハードディスク、だろうか。

どれが欠けてもパソコンは動かないが、ソフトとハードがいかに優れていても(あるいはクラウドなどで外に出せても)、CPUが働かなければ、パソコンは使えない。

心をいかに落ちつけて、ソフトとハードの能力を最大限に活かせるか、これが重要なのだと思った。

こうした偉大な活躍ぶりを見て、ただ「すごいなあ」と思うだけじゃなくて、自分に置き換えて、どれだけ真似できるか、挑戦していかないといけないと思う。

同世代の日本人が成し遂げた記録だ。私も「忙しい」だの「疲れた」だの、泣きごとを言わないで、一生懸命、仕事して、そして普段からの勉強を怠らないで、松井に負けないようがんばる。

そんな気持ちにさせてくれた、松井の大活躍だった。

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2009年10月30日 (金)

良縁を作る

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からも別の顧問先を訪問。

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【良縁を作る】

最近のニュースで恐ろしいと思ったのは、結婚詐欺による連続不審死事件。

容疑の女性(34)は、出会い系や婚活サイトなどを利用して男性と知り合い、犯行へ及んだと思われるが、最近はこうしたサイトが、現代の出会いの場を提供するツールとなっているようだ。

サイトが婚活に有効な場合があることは否定しないが、事件を見るにつけ、できれば使うべきではないとも思う。

米子でも事件があったが、出会い系で誘いだした女性に強盗殺人未遂に及んだ事件もあった。幸いなことに、女性は骨折などの大けがで済んだようだが、おそらく、こうしたニュースになるような事件以外にも、出会い系サイトには無数のトラブルが発生していると思われる。

人間というのは、自分の素姓が知られていないと思うと、犯罪に手を染める確率が高くなる。出会い系は、自分の素姓を相手に知らせずに相手に近づくことができるため、犯罪が起きやすいことはよく知っておくべきだろう。

男女間の犯罪で、女性が被害者になった場合、世間体などを理由に、表ざたになることは少ないといわれる。

例えば強姦事件を例にとれば、表ざたになった件数よりはるかに多い数の事件が起きているとも言われている。それくらい、犯罪被害にあったことが当の女性のパーソナリティにかかわる問題であり、誰にも知られたくないと、泣き寝入りするしかなくなってしまうのだろう。

こうしたトラブルや事件は、女性が被害者になるケースが多いと思われるが、今回の事件はその逆だったわけだが、いずれにしても、純真な人、あるいは相手よりも力が弱い人が被害に遭いやすい。

私はここ数年、独身の男女が身近にいる場合、良い組み合わせがあれば、できる限り、紹介の場を作るようにしている。

これは、自分自身が周りに方々にご縁を頂いた感謝の気持ちからでもあり、社会に対する恩返しのつもりでやっていることである。

昔は、近所に“おせっかいおばさん”というのが居たらしいが、社会の中にはそういう健全な出会いを提供する機能が必要だと思う。

縁というのは、常日頃、意識しておかなければいけないと思う。それこそ、犯罪に巻き込まれるような悪い縁を求めてしまう必要がないように、できるだけ若い人の仲を取り持つように、大人は努力すべきだと思っている。

“自由恋愛”というのは、戦後しばらくして流行ったと思うが、決して良いことばかりではない。大人も、若い人は勝手に恋愛して、勝手に結婚していくと思ってはいけない。そういう人もいるが、そうでない人もたくさんいる。

少子化対策といって、いろんな政策が打ち出されているが、身近にできる対策として、若い人たちの縁を取り持つ活動を私は地道にやっていきたいと思う。

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2009年10月23日 (金)

Windows7

昨日は、事務所で8月決算会社の税務申告書の作成等。

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【Winows7発売】

昨日のニュースで、パソコンのOSである、マイクロソフト社のWindows7が発売されたと報じられていた。

今回のバージョンは、動作が軽くなったのが特徴のようで、なるほど「よかったね」、と言っておきたいと思う。

それにしても、Vistaが搭載された機種を初めて買った時は、ある意味で衝撃的だった。

普通、新しい機種を買えば、CPUも高速になっているし、全般に動きが早くなっているものと期待するわけだが、Vistaを搭載した新機は、なぜか動作が遅かった。

「初期不良かな」と思ったが、その後も改善されなかった。友人に聞いてみると、Vistaはどうやら失敗策ということで、大企業では、更新しない会社が多いというじゃないか。

しかも、その後、使用を続けているとWindowsのアップデートが自動的に作動し、次から次へと更新プログラムをダウンロードするので、買った時よりもさらにどんどん動作が遅くなってしまった。

独占企業をいいことに、マイクロソフトはこういう不便を世界中の消費者に押しつけてきたわけだ。

日本のOSが認められていれば、こんなことにはならなかった。

さらに言うと、Vistaの導入と同時に入ってきた、ワードやエクセルの2007年度版も、これまた使いづらくなっていた。

使い慣れたソフトは、コマンドの位置をあれだけ変えてはダメだ。前のものと同じことをするのに、「新旧対照表」なんてものを見ながらさせられる羽目になった。これでは使いづらくてしょうがない。

結局、世の中に普及しなかったのだろう。私は2007で作った文書やデータは、できる限りバージョンを落として保存している。そうしないと、他の人と互換して使えないからだ。

それまでの常識では、「世の中は良い方向へ進歩する」と思っていたが、「悪い方向へ退化する」こともあるのだとわかって、二重の衝撃だったといっていい。

巨体を維持するのが大変になってきたマイクロソフトが、金儲けのために、バージョンを一新し、世界中のユーザーに改めてカネを払わせるというビジネスモデルも、もう終わりに近づいている。

この点、日本で1990年代初頭に軽くて安いOSを開発した坂村氏が言うには、「OSは社会のインフラだから、安くて使いやすいものでないといけない」という言葉が私には胸を打つ。

結局、アメリカを儲けさせるために、日本はこれを引っ込めることになったのだが、「重くて使いにくく、そして高額」なマイクロソフトのOSもこれで最後になるといいと思う。

取り急ぎ、私はWindows7を買う予定はないが、次にパソコンを買う機会があれば、ほんの少し楽しみにしている。

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2009年10月19日 (月)

ピクシー衰えぬ技

金曜日は、午前中に社外役員を務める鳥取市内の法人へ行き、役員会議に出席。午後からは、事務所に戻って、調査事案の片付けなど。

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【風邪ひき】

結局、子供の風邪がうつってしまい、週末は寝込んでいた。

最初に引いたのは、次男だった。治ったと思ったころに、今度は長男が罹患。それが私にうつり、ほぼ同時期に妻にもうつってしまった。

妻は先に治ったが、私は今朝もまだ微熱が。

ちなみに、新型インフルではないとの診断だったが、季節性のインフルエンザが流行る季節にもなったし、気をつけたいところだ。

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【ピクシー衰えぬ技】

引退した選手を含めて、もっとも印象に残っているJリーガーとして、私は迷いなくストイコビッチ(ピクシー)を挙げる。

今は名古屋の監督をしているが、現役時代の華麗なプレーは今でも強く印象に残っている。

一昨日の横浜戦で、自分のところに転がってきたボールを見事にゴールへけり込んだそうな。

ピクシー、衰えぬ技 見事な「ゴール」で退席処分

観客は大喜びだったそうだが、私も見たかった。ユーチューブで動画を探したが、無かった。

現役を退いても、その技はまだ健在ということなのだろう。

すばらしい。

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2009年10月 5日 (月)

週明け雑感

金曜日は、午前中に顧問先を訪問。午後は、事務所にご来客。

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【週明け雑感】

政権交代が起きて半月が経ったが、だんだんとその余韻は冷め、民主党へ現実が襲っいかかってきている。

一つ目は、トヨタがアメリカで起こしたリコール騒ぎ(毎日新聞の記事はこちら)。

「政治と経済は貸借をとってバランスする」とは、副島隆彦の名言だが、トヨタがGMとの合弁解消など、リストラによって損失を最小限にしたくても、「勝ち逃げは許さない」というアメリカの力は強く、儲けすぎた借りは、政治的に返済させられるということだ。

かつて、ノートパソコンで市場を席巻した東芝も、損害賠償請求で儲けをすべて吐き出した。ホンダも過去にそういうことがあった。

政治的なバランスが崩れると、そのツケは経済に波及する。事件はトヨタの責任というより、現地の下請け(アメリカ企業)が起こした不祥事であるが、この程度の事件など、いくらでも仕掛けられるということだろう。

政治関係が不安定な時期に起こりやすい事件でもあり、一民間企業の話ではないはず。こういうことにも政治はしっかりケアしなければならない。

二つ目は、昨日の読売新聞の社説。これは、就任半月が過ぎた鳩山首相への警告だろう。

東京地検が動きだしたようで、下手をすれば大きなスキャンダルに発展する。

「下手をする」とは、一つはマスコミへの対応だ。記者クラブ解放は、すでに外務省が大臣主導で行ったという。大手マスコミの利権が一つ、現実に潰さかかっている。

もう一つは、政治主導への官僚からの警告だろう。あまりに官僚を無視した政治主導が実行されれば、逆襲を食らうのは当然のこと。

マスコミも官僚も大きな権力であり、こうした動きと戦うことが、政治主導へのハードルでもある。

民主党に十分な備えがあったかどうかが今後、明らかになるだろう。そして、当初より鳩山氏の次を画策しているとされる小沢氏の動きが注目される。

三つ目は、中川昭一氏の急死。

例によって、マスコミは早々と事件性のないことを一般市民に印象付けることに成功しているが、こういう要人の急死について、早々と結論を出すことほど怪しい話はない。

うつ病であったらしいことを考えれば、自殺という線もあるだろうし、愛国派の政治家だったということを考えると、他殺という線も捨てられない。

こういうことは、外野の人間には検証のしようがないが、真相は権力の中枢にいた人間にしかわからない。

日本という国が、世界と歩調を合わせながら政策を進めないと許されない状況が続いている。そんなとき、一人国益を守るために働いた政治家がいたとすれば、どうなるか。

中川氏がその板挟みに苦しんだ政治家だったことは間違いなく、その線上に、例の泥酔事件があり、今回の死がある。

自殺か他殺か自然死か、真相はわからないが、そうしたことが彼の寿命を縮めたことは間違いないのではないか。

鳩山内閣は今、国際公約に掲げた内需主導による景気回復を実行するため、財政をひっくり返して一生懸命、財源をねん出しているが、CO2削減の問題もそうだが、なぜ経済目標を「国際公約」しなければならなかったのか。

この国際公約が民主党政権を縛る意味で、今後のポイントになりそう。

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2009年8月25日 (火)

世界陸上閉幕

昨日は、事務所で6月決算会社の税務申告書の作成。

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【世界陸上閉幕】

1991年の東京大会だったとき、私は当時、高校3年で、陸上部を引退したばかりの夏休みだった。

テレビにくぎ付けになって、一流選手の競技を見入っていた。

陸上のおもしろさは、やってみないとわからない。

やらない人にとっては、「走るだけ」、「飛ぶだけ」、「投げるだけ」に見えてしまう。

本番の一発勝負に、力を発揮することは、とても難しい。

一流選手であっても、大会当日に調子のピークを合わせるのが難しい。

そういう状況下で、スコーンと実力を発揮する選手の競技は、見ていて胸のすく思いがするものだ。

100m、200mで世界新を連発したボルトがそうだった。

200mで、最後、走りが乱れたのを見ると、練習によって、まだ伸びる余地があるように思う。

少なくとも、カール・ルイスやマイケル・ジョンソンは、フィニッシュまで完璧に走っていた。

タイムはともかくとして、あのレベルの走りまで持っていければ、記録はさらに伸びそうだ。

やり投げで銅メダルをとった村上選手もすごい。

野球のボールを投げると、150キロくらいの速球を投げるそうだが、日本やアメリカでは、肩の強い人は野球をやる。

ヨーロッパのように、野球のない国では、陸上で投てき種目をやるのだろうが、日本人でこれだけ肩の強いアスリートがやり投げをやっているというのがすごいことでもある。

ちょうど、松坂やダルビッシュがやり投げ選手をやっているようなものだ。

書けばキリがないけれど、すでに自分でやらなくなった陸上競技をのんびり見るのは、楽しいものだ。

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2009年8月24日 (月)

プレ パンデミック

金曜日は、午前中に6月決算会社の税務申告書の作成等。午後からは顧問先の訪問など。

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【インフル流行】

推計5万人の感染者が国内にいるという新型インフル。

もはや誰がかかってもおかしくない状態。

インフルが冬季だけに流行しやすいというのは、必ずしも証明されているわけではなく、夏であっても、あるいは熱帯地方であっても、流行するときはするものらしい。

インフルエンザは、感染してから発症までの間に、潜伏期間があるから、正確に把握することは困難だという。

推計5万人というのも、根拠がはっきりしているわけではない。

検査を熱心にやった県とそうでない県とで、感染者の数に差がでるというから、いい加減なものだ。

国内で死者が出たというのも、実ははじめてかどうかもわからない。季節性のインフルであっても、たくさんの死者がでる。

死因をインフルと結び付けるかどうかは、恣意的とまでは言わないが、判断によるからだ。

ワクチンの有効性も副作用もはっきりしない中で、今後、ワクチンが増産されることだろう。

学生は、新学期入りで、学校現場での感染も時間の問題。県内では、すでに学級閉鎖が出ているようだ。

しかし、今回は、春先のようなパニックが起きていない。それは良いことだが、油断が被害を拡大することもある。

秋に向かって、注目の出来事の一つだろう。

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【金融危機の芽】

リーマンショックから、早いもので来月で1年経つ。

株価を見ていると、すでに危機は去ったかの様に見えるが、水面下では、着々と二番底への道をすすでいる模様。

アメリカの金融機関は、破綻が相次いでいる。ほとんどニュースにならないが・・・。

それでも株価が上昇する不思議。

雇用の悪化はこれからさらにひどくなりそう。

日本の場合は、緊急経済対策の期限切れ。政策の切れ目が経済の切れ目になる可能性を見ておく必要がある。

衆院選後の動きに注目がいく。

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2009年8月10日 (月)

理想と現実

金曜日は、午前中にご来客が1件。午後からもご来客1件に、顧問先への訪問1件。

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【のりピー逮捕】

のりピー逮捕は衝撃的だったが、話を聞くと、のりピー自身がそもそも堅気の女ではないような感じだ。

父親も暴力団であり、弟も暴力団。清純そうなイメージからはかけ離れた生い立ちだ。

今回の逃亡劇にしても、計算されつくした上のタイミング。渋谷署。背後に闇社会の香りが。

一説によると、実は押尾逮捕の衝撃の方が、関係者には影響が大きく、経済界、政界を巻き込んだ闇が芋ズル式に出てくる可能性があったという。

それを薄くするための、のりピー夫逮捕、という構図があったとも。

しかし、のりピー夫を逮捕すると、これまた大物芸能人までの薬物汚染が表に出る様相を見せたため、のりピーを逃亡させ、これ以上、逮捕者を出さないという裏取引が成立したところで、のりピー出頭とあいなったらしい。

のりピーについては、復帰のタイミングまで計画が出来上がっているようで、その映画をたけしが撮るところまで決まっているというから、すごい世界だ。

たけしのプロダクションというのは、そうした芸能界の洗浄を引き受ける役割があるようだが、これにはたけしに才能があることはもちろんだが、自身の会社の経営が厳しいという背景もあるようだ。

調べれば、いくらでも書けるのだが、この辺にしておきたい。

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芸能界というのは、表向きの華やかな世界と裏腹に、昔から暴力団と裏表の関係にあるとも言われてきた。

政治の世界とも関係があるようで、政権のグリップが弱くなると、こういう事件が表にでてくる。

私の本業はあくまで公認会計士であり、税理士だが、ついつい業界研究をやってしまう癖で、いろいろと調べてしまうのだが、これ以上調べると、本当にやばい感じがしてくる。

「理想」と「現実」は、どの世界にもある話だが、上を目指すものにとっては、これもまた受け入れなければならない現実であり、同時に乗り越えなければならない現実でもあるのだろう。

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2009年7月 7日 (火)

快挙!?

昨日は、午前中に5月決算会社の税務申告書の作成など。午後から顧問先を訪問。

ネットでニュースを見ていたら、イモトアヤコさんというお笑い芸人が、日本テレビの24時間テレビで、24時間マラソンに挑戦することになったという(ニュースはこちら)。

ちょっと前に、彼女が鳥取県の出身だと聞いていたが、このニュースを見て、あらためてウィキペデイアで調べてみたら、本当に鳥取県出身だった。

しかも、伯耆町(旧岸本町=米子のとなり)の出身だそうで、岸本中学、米子西高卒だというから、すぐそこじゃないか。

ちらっとチャンネルを変えたとき、何度かこの人の顔を見たことがあったが、最近は結構、多くの番組に出演しているようだ。

アフリカかどこかへ出かけて、現地の砂漠で走っているのを見たことがある。

人を笑わせながらも、そのパフォーマンスの中に、どこか田舎くさい真面目さを感じる芸人だと思っていた。

私は24時間テレビというものをほとんど見たことはないが、多くの人が注目するという24時間マラソンへの出場は快挙といっていいのではないだろうか。

ニュースによると、イモトでは「知名度不足」という声があるようだが、そんなことは知ったことではない。

岸本中の誇りだろう(笑)。

お笑いというのは、バカにする人もいるかもしれないが、簡単ではない。あそこまで、自分を捨ててさらけ出すことは、なかなかできないこと。

しかも、それで受けるかどうかは別問題。そこらの宴会で内輪受けするのとはわけが違う。

とてもセンスがいる職業であり、頭がよくて、空気が読めて、ここ一番で気の利いたことが言えないと、生き残れない。

さらに女芸人の場合は、女を意識させたら受けにくくなるから、もっと難しい。

24時間マラソンでは、がんばってパフォーマンスしてもらいたい。

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2009年6月16日 (火)

選挙前の攻防

昨日は、一日中、事務所で勉強。調査事案の片付け。などなど。

麻生内閣の支持率が急落し、衆議院の総選挙を前に、血みどろの戦いが繰り広げられている。

一つは、厚生労働省の女性局長逮捕のニュース。新聞情報によれば、これは前哨戦で、仲介役の政治家として、民主党議員の名前が挙がっているようだ。

第二の西松事件に発展するかもしれないが、選挙前のこのタイミングで事件を表ざたにしてきた自民党の謀略(?)には恐れいる。

ただ、すでに今度の選挙で自民党が負けるのは永田町や霞が関では常識になりつつあるようで、選挙後をにらんだ再編に向けて、いろいろな動きがあるようだ。

その一つになるかもしれないのが、鳩山前総務大臣による郵政問題の泥沼。

戦後最大の疑獄事件に発展する可能性があるといわれるが、今、表に出ているのは、かんぽの宿などの資産、およそ800億円(固定資産税評価額による)が、約100億円でオリックスに売却されてしまった事案。

これが不正売却疑惑となって、官僚と外資の壮絶なバトルに発展している模様。

小泉ー竹中ラインによって、日本の富が不正に外資へ流出する恐れを、官僚たちが瀬戸際のところで止めようとしている。

悪いことをする官僚もいるけれど、日本の国を憂いて戦う官僚もいる。十把一絡げにして、バッシングの対象にしては、それこそ物事の本質を見誤る。

総務省は旧内務省の中心で、戦前から日本の内政を仕切ってきたという自負がある。大蔵省が陥落した今、日本の富を守るのは総務省との意気込みが聞こえてくるようだ。

小泉ー竹中ラインに代表される英米資本の手先となっている議員や外資系企業などに対して正面から戦いを挑んでいる。

この後に来る可能性のある政界再編は、「自民対民主」の構図ではわからない。自民と民主が入り乱れて親米派、親中国、親ロシア派など、背後にいる勢力に基づく再編になる可能性もある。

金融危機によって力を落としている英米派と、この機会に覇権の一部をもぎ取りたい中国、ロシアなど、背後にいる勢力とどう結びついて、国内の政界再編が実現するか、まさに時代の変わり目に来ていると思われる。

今年は何かにつけて、荒れる年になりそうだ。

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2009年6月 9日 (火)

天才ピアニスト

昨日は、事務所で調査事案の片付け。書類の読み込みなど。

昨日のニュースでは、盲目のピアニスト、辻井伸行さんが、国際コンクールで優勝した話題に目が行った(記事はこちら)。

テレビのニュースでは、ショパンを実に軽やかに弾く辻井さんの映像が流れていたが、ほんとに天才的な演奏だと思った。

聞けば、1歳半でおもちゃのピアノを引き始めたとか。

うちの息子は、楽器のおもちゃを与えても、弾くことよりも分解するに興味があるようで、辻井さんのようにはなれないだろうと、すでに結論が出ているようなものだ。

辻井さんの話を聞くと、先生が手本を弾くのを耳で聞いて、そのまま耳で覚えて弾いたという。点字の楽譜をたどって覚えるのは時間がかかるとのこと。

これは正しいやり方だと思う。

私は3歳からピアノを習っていたが、楽譜を読むのが苦手で、先生が弾くのを耳で聞いて、それをコピーしていた。つまり、耳と指で覚えていたのだ。

と、いうことは・・・、私も天才ピアニストになる可能性があったということだろうか。

いやいや、私の場合は結局、興味の対象が別の方向だったため、全くと言っていいほどものにならなかった。

小さいときに、何に感動するかによって、子供の興味の対象は変わるものだ。

私が小さいときに、もし、ショパンのピアノ協奏曲に感動していたならば、もしかしたら、ピアニストになっていたかもしれないが、私の場合は、広島カープの山本浩二にあこがれていたから、結局、野球少年だったのだろう。

しかし、あれだけ自由自在にピアノを操れたら、さぞ気持ちがいいだろう。

私が中学校の時代、ラウドネスの高崎晃のギターテクニックにあこがれたときがあった。あれだけ自由自在にエレキギターを操れたら、気持ちがいいだろうと思った。

芸術というのは、人を感動させる。もし、生まれ変わって人生をやり直せるなら、次は、芸術家を目指してみたいと思う、今日このごろである。

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2009年6月 2日 (火)

GM破綻

世の中、やはり3月決算が圧倒的に多く、どうしてもこの時期は決算が集中し、仕事も集中する。

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、申告書に押印を頂く。3月決算法人の税務申告書の作成もこれで終わり。正直、ホッとしているところである。

ニュースではGM破綻の話題でいっぱいだが、かろうじて債務を株式に変換することに成功し、先日、このブログでも書いたCDS(クレジット デリバティブ スワップ)の行使は免れたようだ。

単なる巨大企業、アメリカの象徴の崩壊ではない。アメリカ金融帝国崩壊の引き金を引きかねない、まさに綱渡りの国有化だったと思う。

市場もホッとしたようで、株価が上がっている。しかし、どこまで続くか。

経済の本格回復には程遠い。ニュースの報じ方が、おかしい。

例えば、鳥取県の有効求人倍率は、0.42倍から4月は0.46倍に「上昇に転じた」と報じられた。底辺を這っているだけなのに、「上昇に転じた」とは・・・。

「依然、厳しい状況」と報じるべきだろう。

これに似たような報道が、これから横行すると予想される。「下げ止まり」や「底を打った」という表現は、あまりにも急激に落ち込んだから、その落ち込み度合いが緩やかになっただけのこともある。

決して2007年の水準に向かってV字回復を始めたことを意味しない。

選挙が終わるまでは、麻生政権は何とか景気を維持しようと、報道も含めて、躍起となるだろう。

株価は先行して上昇しているが、電機や自動車など日本の主力産業が本格回復に転じるには、まだまだ時間がかかる。

4月の自動車生産台数は、トヨタ、日産が半減。三菱が6割減など、日本の自動車メーカーは、工場が維持できない水準まで落ち込んでいる。

トヨタの工場では、雇用調整助成金を受給している工員に対し、介護福祉士の資格を取らせるなど、転職が円滑に進むよう指導しているという。

仮に半分戻しても、ピーク時の7~8割がやっと。これくらいの水準で採算を取ることが求められる。

GM破綻で、日本の新聞は、「アメリカの象徴崩壊」とか、「変化への対応を怠った」とか、ここぞとばかりにいろいろ敗因を書きつづっているが、日本の自動車メーカーとて、他人ごとではない。

本当は、16兆円もの債務を切り捨てることができたGMがうらやましいくらいだろう。

ちなみにGMは、これからトヨタから技術供与を受けて、復活させるという。適度な大きさにスリム化したGMは、かなり手ごわい競合となるだろう。

徐々に「百年に一度の危機」の全貌が明らかになりつつある。本当に知恵のある、強い企業が生き残っていくのだと思う。

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2009年5月28日 (木)

GMの破綻処理の行方

昨日は、午前中に鳥取市内で監事を務める法人にて、監査の仕事。午後から、事務所に戻って3月決算法人の税務申告書の作成。

最終処理が注目されているアメリカGMの破綻関連のニュースだが、処理案として、①債務の株式化、と、②破産処理、の2つに絞られているようだ。

そして、①の債務の株式化は、GMの株がほとんど無価値なので、債権者は拒んだわけだが、②の破産処理を選択すると、債権者の多くがCDS(クレジット デリバティブ スワップ)の行使によって、損失が補填される可能性があるという。

だから、会社が存続するよりも、破産させてしまって損失補償を受けた方がいいと、多くの債権者が望んだということのようだ。

しかし、ここに市場が注目するポイントがあって、もしこのままCDSが行使されるようだと、AIGの破綻につながる恐れがあり、潜在化しているアメリカ金融破綻の懸念が、いよいよ実現してしまうかという恐怖が市場に流れているようだ。

CDSとは、貸倒損失を補償する金融商品で、その発行会社はAIGが有名だ。そして、このCDSがどれだけ行使されるかが、アメリカ金融破綻のカギを握っている。

何しろ、CDSの想定元本の大きさはピーク時で60兆ドル(約6000兆円)だから、アメリカ政府がどんなに公的資金で補填してやっても、とてもじゃないが補填しきれるものではない。

また、多くの金融機関が、このCDSが履行され、自分たちの損失はカバーされると思って決算を組んでいるから、もしもアメリカ政府が破綻すると、連鎖的に多くの金融機関も破綻するようになっている。

GMの破産処理は、そうした懸念をたっぷり含んだ処理なのだ。

だから、オバマ大統領は「債務の株式化をあきらめていない」とコメントした。株式化にすれば、債権者は「貸倒れ」にはならないから、CDSの行使もされない。

ここ数日で、こうした大きな問題も山を迎える。

今朝のNY市場では、10年ものの米国債が売られ、金利が急上昇していた。

恐ろしい話だ。

アメリカ政府に対する信用が急速に落ち込んできている。アメリカの金融破綻がいよいよ現実味を帯びてきたことを、市場が示している。

GMの破綻処理の行方を固唾を呑んで見守るしかないだろう。

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2009年5月26日 (火)

崩壊への兆候

昨日は、午前中に事務所で3月決算法人の税務申告書等の作成。午後からは、県の監査委員の仕事で松江市へ。中国五県の監査委員協議会へ出席。

その後、夕方に事務所に戻って、仕事の続き。

北朝鮮が核実験をしたそうだが、「なぜこの時期に?」という点については、よくわからない。

「瀬戸際外交」だの「許せない」だの、日本の新聞は“感想”ばかり書いて、「なぜこの時期なのか」、「その意図はどこにあるのか」という“分析”がほとんどない。

逆にいうとそこが怪しい点であり、「金正日は独裁者である」という前提で、重要な意図をすべて隠しているように思える。

これは、イラクのサダム・フセインが独裁者で、傍若無人な振る舞いを国際社会は許してはならないという世論を作りだしたときの雰囲気に似ている。

核実験の本当の意図を隠して得ようとしているものが何なのか、これについては推測するしかない。ちなみに、イラク戦争は結局、アメリカによるドルと石油の利権確保が目的だった。フセインが独裁者であったことはその口実に過ぎなかった。

世界情勢は、一言でいえば金融崩壊へ向けて、どう着陸(ランディング)するかの一点に注目されるといっても過言ではない。

その過程で、いろいろな事件が起こるわけだが、北朝鮮の核実験がその文脈の中でどういう意味を持つのか、世界的な金融崩壊との絡みで考えてみるのも必要だと思っている。

今週末にも、アメリカのGMが破綻する。これによって、膨大な債務が帳消しにされるが、それは同時に、膨大な数の債権者の損失が確定するということ。

債権者には、一般のアメリカ市民も多数おり、アメリカは雇用の崩壊と、個人資産の崩壊の二重の痛手を食らう。

アメリカ政府は今後も膨大な額の国債を発行していく。すでに、30年債は金利が上昇しており、ここがアメリカの金融崩壊への兆候とみられている。

アメリカが金融崩壊して、苦しむのはアメリカだけではない。第一の被害者は日本になる。アメリカも日本も一蓮托生。

何かパニックでも起こして、超法規的に逃げ切るハードランディングを欲しているのは、ほかならぬ日米政府ではなかろうか。

こうした流れの中に、北の核実験があるとするならば、崩壊への予兆として気に留めておく必要があると思っている。

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2009年5月20日 (水)

マスクが売り切れらしいが・・・

昨日は、午前中に米子市役所で、「米子駅南地区土地利用検討委員会」という、長い名前の委員会に出席。

これは、米子駅の南北一体化を推進するにあたり、現在は駅の出口がない南側の区域をどう利用、発展させるべきかについての話し合い。

議論の中身については、今のところ、特筆すべき内容はない。私としては、着々と議論を進めながら、南北一体化が実現するようがんばるだけだ。

午後からは、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

新型インフルエンザの感染者はどんどん増えているようで、一説によると2000人以上が感染している可能性があるというから、つい先日のニュースから一桁、人数が増えている。

薬局では、マスクが売り切れだそうで、次に入荷するまでずいぶんと時間がかかるという。

私は、先月にメキシコでの豚インフルエンザの第一報が入った時点で、マスクの売り切れを予感し、ドラッグストアで買っておいた。

と、同時に株式市場において、薬品株の仕込みを終えていた。順調に株価が上がってくれて、私の心を癒してくれている。

4月27日付けのブログを見てもらえばわかるが、私はその時点で、新型インフルの感染拡大を懸念し、同時に薬品株の上昇を予想しているが、その通りになった。

あの時点で、米子のドラッグストアで、新型インフルエンザのためにマスクを買う人などほとんどいなかったことだろう。

今では、なんとマスクが値上がりしているようで、店頭ではとても買えない状況だという。

ただ、マスクで感染を防ぎきれるかというと、そうでもないようで、ちょっとした隙間が空いていると、それでもうダメだという。

まあ、気休めであり、他人への配慮という要素が大きい。「しないよりマシ」、という程度ではないだろうか。

買った薬品株は、どことは言わないが、タミフルで大儲けの中外製薬ではない。中長期の運用にも耐えられるよう、配当利回りが5%近くになった優良銘柄を少々買い付けた。

減配の可能性が少なければ、配当利回り5%は買いだと思っている。加えて、この騒ぎだ。景気敏感株が売られて、ディフェンシブの薬品や電力などが、消去法で買われる可能性が期待できる。

ただし、今年の相場は不安定だから、みんなが買い始めたら、さっさと売るつもり。絶対に深い追いはしない。

感染拡大は心配なことだが、パンデミックを利用して儲けようと思えば、こういうことをするしかないだろう。もっと大儲けしようという輩がいるのだから。

昨日は、細菌兵器とその陰謀について書いたが、私は、それがいけないことだとは一言も書いていない。

もちろん、日本人の私からみれば、彼らの倫理観というのは信じがたいものがあるが、それでも、トロイの木馬の時代からあんなことをやっていると思えば、納得はできないまでも、理解はできる。

そして、彼らがそういう作戦に出るのなら、それを逆手にとって何とかしたいと思っているのである。そのためには、権力者の陰謀を知っておく必要があると思っている。

金融危機だってそうだ。どこかの誰かが意図的に、この世界的な景気悪化を引き起こした可能性がある。

英米に集中する富と権力を、金融崩壊によって一気に分散させ、新たなる儲けの機会を先進国以外のBRICsにももたらすという意図があるのかもしれない。

ならば、そいつらの陰謀を見抜いて、世の中のパニックと反対の方向に追いかけていくのも、一つの生き残り策だろう。

私はそうやって楽しんでいる。どこかの評論家のように、悲観論で陰謀論を書いているのではない。

何でも前向きに考えることも、能力の一つだと思って磨こうとしているのだ。

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2009年5月19日 (火)

細菌兵器の本家

昨日は、朝から鳥取市内の法人にて、会計監査の仕事。夕方、事務所に帰着し、3月決算会社の税務申告書の作成等。

新型インフルエンザの患者は、どんどん増えているようだ。

ただ、政府が発表したように、季節性のインフルエンザと同じく、弱毒性なのだろうから、必要以上に騒ぎすぎることはない。

大阪の方では、電車の中で咳をしただけで、じろじろ見られるというが、それだけ、みんながインフルエンザを意識し、警戒しているということだろう。

本当に注意が必要なのは、このウィルスが夏を越えて、寒くなる秋以降に毒性の強いインフルエンザに変異してきた場合、再び、パニックが起きるということだろう。

ところで、第二次世界大戦当時、最近兵器の開発が最も進んでいたといわれるのが、旧日本軍である。

731部隊が人体実験を行って、かなりのレベルまで実用化が進んでいたというが、戦後、その成果を略奪して持ち帰ったのがアメリカである。

エイズなどのウィルスは、「猿から人へ感染った」などという、まことしやかな説もあるが、アメリカが開発した最近兵器の一つだという噂もある。

ちょっと前に流行ったSAASなんてのも、就任したばかりの胡錦濤への先制攻撃だったという噂もある。

こうした不治の病やおそろしい感染病があるから薬が売れる。みんながパニックに陥れば陥るほど、タミフルが売れ、ワクチンは製造が追いつかないほど作られ、使われもしないのに備蓄される。

昨日も、日経平均が総崩れする中で、中外製薬の株は上がっていた。タミフル増産を見込んでのものだろう。

製造しているのは、スイスのロシュ製薬。それを日本で販売するのが、ロシュに買収された中外製薬。ロシュは、以前に、アメリカの国防長官だったラムズフェルドが役員をしていた会社だ。

軍産複合体と製薬会社は、こうした人的な関係が深いようで、戦争で儲けられないときは、こうしてパンデミックで儲けているのかもしれない。

彼らはトロイの木馬の時代から、こういう謀略を繰り返して生き延びてきた。お人よしな日本人には理解しがたい発想だ。

中国でも、孫子は「兵は詭道なり」と言って、戦いに勝つために謀略のような人をだますことは、当然と教えてきた。

ただ、日本人だって、例えば小沢事件のように、政敵を失脚させるために謀略を行う。自民党が民主党をつぶすために、例えば、偽りの選挙日程をほのめかし、兵糧攻めにするなども、謀略のようなものだろう。

新型インフルエンザが謀略でない保証なんてどこにもないだろう。

前にも書いたかもしれないが、この深刻な不況をどうやって吹き飛ばすかが課題のアメリカ。パニックでも起こして、どさくさの中で、国家の債務整理を行ってしまうかもしれない。

あらかじめ被害を想定させ、国会や地方議会で対策案を出させ、映画まで作ってパニックのシュミレーションまでしている。まったく用意周到な今回のパンデミックだ。

しかし、私たち庶民は、謀略であろうとなかろうと、目の前に迫りくるウィルスに負けてはいけない。万が一にも死なないようにして、乗り切りたいと思う。

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2009年5月18日 (月)

新型インフルエンザ

金曜日は、午前中に顧問先を訪問。午後も顧問先を訪問。事務所に帰って、3月決算法人の税務申告書の作成など。

報じられている通り、関西地方で新型インフルエンザの患者が発生した。渡航暦の無い患者だそうで、もはや日本全国に拡がるのは時間の問題だろう。

「日を追うごとに」というよりも、「時間を追うごとに」感染者の数が増えているようで、ネットのニュースサイトでは、すでに96人という情報も。

ただ、致死率というのは、今のところ、そう高くはないようなので、万が一感染したとしても、しっかり治療を施すことで何とかなるだろう。

しかし、夏を越えて、秋以降、再び広まってきたとき、感染を繰り返すうちに、強力なウィルスに変異している可能性があるという。

この際、陰謀であるかないかは、感染するかしないかについては関係ない。感染したら、自分にも自分の家族や身の回りの人にも影響が出る。どうなろうとも油断は禁物だ。

さて、こういう展開になってくると、経済への影響も小さくない。神戸では、様々なイベントが中止になったとニュースが報じていたが、イベントというのは、それ一つで様々な経済効果がある。

関連商品が売れたり、お弁当が売れたり、周辺の飲食店が賑わったり、タクシーや代行が使われたり。

人ごみを避けるようになると、大型の小売店も人が少なくなる。入り込み客が少なくなると、当然に売上も下がる。風評で観光客も減少する。

株価もおそらく下落傾向に入ると思われる。

日本経済も、ますますもって嫌なムードになりそうだ。

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2009年5月12日 (火)

代表辞任

昨日は、朝から鳥取市内の法人で会計監査の仕事。夕方、事務所に帰着後、3月決算法人の税務申告書等の作成。

ニュースの通り、民主党の小沢代表が辞任した。

かつて田中角栄が失脚したとき、それが謀略によるものだと気づいたのは、ずいぶんと後のことだった。

日本の国益がアメリカとぶつかり、虎の尾を踏んだ角栄は失脚させられたわけだが、そのことは今になって、日本国民の間にもジワリと知られるようになった。

小沢一郎が似たような謀略にかけられたことに、私は今、リアルタイムで気づくことができるが、果たして日本人のどれくらいの人が、このことの気づいているだろうか。

小沢氏がなぜ失脚させられたかは推測するしかないが、一つは官僚利権を徹底的に壊そうとしたこと。もう一つは、アメリカに対して日本の国益をはっきり主張したこと、などが考えられる。

だから、アメリカは、日本の政権交代を期待はするが、それは国益を守ろうとする自民党を解体したいからであって、小沢氏による政権交代は望んでいないのだろう。

それにしても、新聞の論説はひどい。「小沢=悪人」の図式を読者に刷りこませるための洗脳工作に躍起になり、肝心の「どんな悪いことをしたか」については、全く説明がなされていない。

「小沢代表は説明責任を果たしていない」だとか、「献金額があまりに巨額」だとか、意味不明な理由で、国民に小沢氏の悪人ぶりを洗脳しようとしている。

説明責任を果たしても、マスコミはまともにそれを取り上げない。献金額が巨額といっても、政治資金規正法は、金額による重要性を特に明記していない。

小沢氏は、辞任の理由を「マスコミによる攻撃の矛先が自分であるならば・・・自分が身を引く」という趣旨のことを述べたようだが、決して政治献金の問題で辞めたとは言っていない。

しかし、マスコミによる洗脳工作はうまくいったようで、最後は「国民世論が続投を許さなかった」のだそうだ。

私は必ずしも民主党支持者ではないが、一人の愛国者として、日本の国益を真面目に考える政治家であれば、どの党であっても応援したい気持ちになる。

今週の週刊ダイヤモンドが報じているように、今の日本は大失業時代へ突入する瀬戸際にある。

“グローバル資本主義”の猛威は凄まじく、日本の雇用をも吹き飛ばし、日本は本当に貧しい時代を迎えようとしているように思う。

昨日、紹介した、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」を読めばわかるが、こうしたグローバル資本主義の猛威をうまくかわすことができなければ、貧富の差はますます拡大し、貧しい国になってしまうだろう。

アメリカは、経済的には衰えたが、政治的にはまだまだ元気だ。シティバンクの処理のために、日興証券を三井住友に法外な価格で買わせるだけの政治力はまだまだある。

日本は、今後もアメリカ経済破綻のつけを、こうやって払っていかないといけない。

今は、アメリカの要求をかわしつつ、日本国内の利権を解体して庶民に分配できるようにし、日本人の貧富の格差を解消してやらなければならないときであろう。

しかし、そういう状況下で、日本の国益を真面目に考えようとした政治家が、また一人、失脚させられたことを認識しておく必要があると思っている。

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2009年5月 1日 (金)

JT米子工場閉鎖

昨日は、事務所で3月決算会社の税務申告書等の作成など。

メキシコ発の豚インフルエンザは、アメリカ以外の国にも広がる様相を呈しており、パンデミック(世界的大流行)の兆しが出てきた。

日本国内でもロスから帰ってきた日本人の感染が疑われており、日本国内にも広がる可能性が大きくなった。

こうした中で、日本はゴールデンウィークを迎えている。これから海外へ旅行へ行く人もたくさんいるようだが、ニュースで伝えるところによると、キャンセルする客はほとんどないそうだ。

この時期にまとまった休みをとって海外旅行をする国は日本だけだろうが、ここに、日本がパンデミックに巻き込まれる可能性が高い要因が見てとれる。

ただ、ここで一つ冷静になるべきだろう。例えば、メキシコ政府の情報は、感染者数や死者数ともにどこまで正確かわからず、もしかしたら本当にインフルエンザで死亡したのは、ごく少数だという話もある。

メキシコの死亡者数はWHOの発表ではなく、あくまで政府の発表だから、どこまで信用できるかわからない。

パンデミックについては、映画にもなり、見た人は今回のニュースを映画のような恐ろしさをもって受け止めているかもしれない。

しかし、私の常識では、映画とは洗脳の道具であり、仮に騒動が起きたときに、パニックに陥るよう脳に仕掛けられた罠である。

つまり、今回のパンデミック騒動は、事前に周到に準備された仕組まれた騒動である可能性もあると、私は見ている。

タミフルでおなじみのアメリカの製薬会社ロシュは、株価が急騰したそうだ。日本では、権利を持っている中外製薬の株価が急騰した。

アメリカの製薬会社は、軍産複合体との人的な結び付きが強い。昔から、こういうパンデミック騒動が起きると、製薬会社の陰謀が疑われてきた。生物化学兵器とは、そのためのものでもあるだろう。

実は大して人も死んでいない今回のインフル騒ぎ、陰謀の香りも感じるところだ。

パニックになる必要はない。ただ、事態の推移には十分注意して、対策するなり、投資で儲けるなりすればいい。

さて、前置きが非常に長くなった。これだけで今日は書き終えてもいいのだが、私たち米子市民にとって、寝耳み水の大きなニュースが昨日、飛び込んできた。

JT米子工場の閉鎖だ。

私たち、付近の住民は今でも「専売公社」と呼んでいるが、このたびのJTの工場再編の中で、閉鎖となった。

関連会社も含めて200人以上が働いているという。

ある意味で、虚を突かれた感じだ。今、世界的不況の煽りを受けて、地元で業績が大変なのは、電子部品工場や製紙工場など、輸出関連企業の工場だ。

これらの工場が、存続をかけて必死の努力を続けているなか、ある意味でノーマークだったJTの工場が閉鎖されることになった。

考えてみれば、タバコの需要は毎年落ち込んでる。米子工場は、私が生まれる前の1960年代に操業が始まったというから、ずいぶんと古い工場でもある。

あの場所に、あの工場があることが、日常の風景であり、当たり前と思ってきたが、ついに畳まれることになった。

今後、どういう影響が地域に出るかはわからない。しかし、これだけ雇用情勢が良くないなかでの工場閉鎖は、決して小さな話ではない。

時代の流れ。仕方がないとはいえ、なんだか暗い話だ。

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2009年4月27日 (月)

豚インフルで景気も悪化

金曜日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、事務所内で3月決算法人の税務申告書類等の作成。夕方から中海テレビで番組の打ち合わせ。

メキシコで発生した豚インフルエンザがどの程度、感染が拡大するかに注目している。

このインフルエンザが、世界経済の恐慌化への引き金を引く可能性があるのが一つ。もう一つは、日本に入ってきたとき場合の危険を心配してのこと。

単純に言って、感染拡大を防ごうと思えば渡航を禁止すしかない。ただでさえ、不景気化で保護貿易主義が世界に蔓延している中で、人々の往来まで途絶えてしまえば、世界の経済はクラッシュ可能性がある。

あるいは、このタイミングを奇禍として、アメリカ政府は金融機関が隠している不良債権を処理しようとするかもしれない。そのプロセスで何らかのハードランディング的な話が出てくるかもしれない。

これまで世界は鳥インフルエンザには、いろいろと対策を練って、ワクチンなども準備してきたが、豚インフルはまったくケアしていなかったようだ。

まさに虚を突かれた感じであり、日本でもワクチンが十分に確保できるまで半年から1年は最低でもかかるという。

メキシコには、日本の主要なメーカーの工場がだいたいそろっていて、日本人の出入りは少なくないらしい。

日本にも感染が拡大した場合、どれだけの被害とパニックを引き起こすかわからない。

一つ気になるのは、1918年に流行したスペイン風邪と同じく、若く抵抗力のある世代に死者が多いと報じられていることだ。

これは、免疫力の強さがかえってウィルスの動きを刺激するみたいな話があり、鳥インフルとは違って、感染したときの被害は大きいようだ。

メキシコの感染者は、わかっているだけで1000人を超えているが、死者もすでに80人と、かなりの高率で死んでいる。

各国政府は、2009年の経済見通しを比較的、楽観しているようだが、これをきっかけに見方を変える可能性がある。

本当は、楽観できる状況じゃないのに、こういう災いをいい口実に、楽観的な景気の見通しを修正してくる可能性がある。

まだニュースになったばかりで、確かなことは書けないが、今時点でそういうことを心配しておく必要があるかと思っている。

というわけで、製薬会社などを除いては、株は当面、売りだろう。

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2009年4月24日 (金)

事件の怪しい香り

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、事務所で3月決算会社の税務申告書等の作成など。

スマップの草なぎ剛が、港区の公園で全裸になって逮捕されるという、なかなかショッキングなニュースが飛び込んできた。

ただし、この手のニュースは、なかなか素直に受け取れない。やはり何らかの事件に巻き込まれた、あるいは嵌められた感が残る。

本人が泥酔して全く覚えていない、という点もその一つだし、鳩山総務大臣が早速コメントを出し、「最低の人間だ」とか「めちゃくちゃな怒りを覚える」とか、激しく糾弾している点も怪しく感じてしまう。

地デジのイメージキャラクターで、すでにポスターやCMを作っているからと言っても、総務省の予算からすれば大した金でもないし、大臣自らそんなに怒りをぶつけることはないだろう。

今の段階なら、せいぜい「残念です」くらいにしておけばよいものの、そんなことお構いなしに、容赦のない批判の言葉を浴びせるということは、もう草なぎを谷底に突き落とすことが決まっているように感じる。

鳩山大臣は郵政問題でも、丸の内本社の建て替えで、「文化に対する冒とくだ」などと、大げさなパフォーマンスで、郵政の動きを止めようとした。

鳩山氏は陰謀を使いこなすことのできる政治家のようだから、今回の件もどんな背景があるかわからない。

酔っぱらって全裸になる程度の話なら、警察は「服を着ろよ」となだめ、家に帰してやることもできるだろう。

容疑が公然わいせつなのに、家宅捜査までされたというのは、別の事件の疑い(例えば麻薬とか)があるからだろうが、それについては今のところよくわからない。

メンバーの稲垣吾郎が婦人警官への公務執行妨害で逮捕されたときは、すぐに保釈されたようだが、今回はそうはいかないようだ。

だいたい芸能プロの世界は、堅気じゃない世界と聞いている。こないだのタレント追放騒ぎにしても、尋常じゃない言論弾圧があったようだが、これもプロダクションが一枚かんでいるとみられる。

ジャニーズ事務所は非常に力の強い事務所のようだが、放送業界の中で、これを所管する総務省と何らかの衝突があったのではないか。

あるいは、別の有力プロダクションとの抗争が起きているか。

泥酔・全裸でここまで草なぎを叩き落そうとする意図がなんなのか、事件には、どこか怪しい香りが漂う。

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2009年4月16日 (木)

検定は儲かる

昨日は、監査委員の仕事で午前中は鳥取市内の出先機関へ。午後からは米子市内の出先機関へ行った。

漢検の理事長が辞任させられる事件が起きたことが目に付いたが、驚いたのは、漢字検定がブームに乗って、よく儲かっていたのだなあということ。

漢検の場合は、純粋な民間団体ではなく、文部科学省認定という、いわば国のお墨付きをもらって独占的に検定を実施していたから、ああいった私的とも思える流用を行うことは、倫理にもとるということになる。

これが純粋な民間団体として実施していれば、誰も文句は言わないが、国のお墨付きがなければ、果たしてここまで信用を得ることができたかどうかはわからない。

漢検の理事には、高名な学者など著名人が名を連ねていたようだが、まったく理事会はチェック機能が働いていなかったようだ。有名人を配して検定そのものの信用を得るというやり方も、ある意味で巧妙である。

ちょっと気がつかないが、こうした「資格」だとか「検定」というのは、ブームなどで火がつくと運営団体の収益が増大する。

私が資格をとったファイナンシャルプランナー協会というのも、おそらく儲かってしょうがないのだと思う。

年間12,000円の年会費は、決して高くはないが、すでに会員が20万人はいるはずだから、それだけでも24億円の収入が、毎年のように入ってくる。

毎年送られてくる決算書を詳しく読んだことがないから、上記の数字は未確認ではあるが、あるとき、私が地域の役を2年間やったあと、なぜだが功労として、ブランド物のボールペンが送られてきたのを見て、こういうものを配るなんてよっぽど儲かっているんだなと思った。

会議に参加したときの交通費にしても、たいしてかかっていないのに、しっかり出たのを見て、金が余ってしょうがないのかとさえ思った。

FP協会でも、一時、理事の一部が何だか不正を犯したらしく、解任させられる事件があったが、儲かってしょうがない協会には、何らかの利権が巣食っても不思議ではない。

著名な学者を理事長にしている点も、いやな感じがする。

誤解なきように申し上げておくが、決してFP協会が何か悪いことをしたと言っているのではない。

こうした「検定」とか「資格」というのは、うまくやれば、商売としてもなかなかのものになるということだ。

日本には、古くから「家元」という制度があって、なぜだかお茶や華などの京都の家元は、富豪ぞろいだ。

こういう仕組みを作るというのも、能力のうち、と考えてもいいのだろう、ということが言いたかっただけである。

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2009年3月31日 (火)

年度末 事件簿

昨日は、事務所内で調査事案の片付けや、寄稿文書の原稿書きなど。

今日は年度末であり、官庁や大企業では異動の季節でもある。そんな中、信じられないようなニュースが続いている。

まず、一つ目は高橋洋一氏の窃盗事件。財務官僚から学者に転じたテレビでも有名な経済学者。小泉内閣のブレーンとしても知られているが、まさかこんな事件を起こすとは、これ、本当だろうかと疑いたくなる。

ここ、鳥取県においても幹部がセクハラストーカー事件。男が女に惚れるのは本能としても、地位を利用したり、いやがらせにつながるようではいけない。

これらの事件がいずれも、社会的地位の高い人が起こした事件だけに、驚いてしまう。

だいたい犯罪の背景には、恵まれない家庭であったり貧困であったりと、なにがしかの同情しうる背景があったりするものだが、社会的に十分に認められた地位の人たちが起こす陳腐な事件というのは残念であると同時に、どういう動機でそういう事件を起こしたのか、できれば知りたいところだ。

どうせなら、と言ってはなんだが、民主党の小沢代表のように“反逆罪”みたいな権力に逆らった罪ならば、納得がいかないこともないのだが・・・。

年度末にかけては、企業の倒産も相次いでいる。倒産した業種は、不動産から飲食まで、様々な業種にわたるが、まさかと思ったのは広島ガスの子会社の民事再生法申請。

こういう業種でどうやったら倒産するのかと思うが、どうやら財務上の不正事件が絡んでいるようだ。

日本の社会がいろいろな意味で変わってきていると思う。良いことも悪いことも。

こういうときに注意をしたいのは、「昔は良かった」などと思わないことだ。それぞれの時代にそれぞれの事情があるわけで、個人ではどうにもならないことだが、あくまで未来志向でいたいところ。

前向きな気持ちを維持しなければ、時代の負の流れに巻き込まれてしまう。

積極的精神だけは忘れないで、乗り切っていきたいと思う。

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2009年3月25日 (水)

万機公論に決すべし 未だ根づかず

昨日は、午前中に事務所で1月決算法人の税務申告書類の作成等。午後からは顧問先を訪問など。

ブログ上には記載されないが、このブログの管理画面では記事数がちょうど1000を示している。

今日は、記念すべき1000号目のアップということになる。

とは言っても、今日はこれからすぐに外出するので、長々と書くわけにはいかず、特別なことを書くアイデアも浮かばない。

まずは、WBC日本代表の優勝を喜びたい。「喜び」というよりも、韓国に勝ってホっとした、というのが本音だと感じている。

WBC自体は、米国による米国のための大会であり、そのために日本はキューバや韓国などの強豪と何度も戦わされる羽目になっているわけだが、それにも関らずアメリカが勝てないのだから、面白いともいえる。

しかし、大会の意味はともかくとして、日本に敵意むき出しで向かってくる韓国を決勝ラウンドで連勝して優勝を決めたことに意味があるように思っている。

勝って自国の国旗をマウンド上に立て、勝者としての品格もマナーもなく、これでもかと日本を侮辱しようとする韓国に勝ったことで、ホッと胸をなでおろしたというのが、本音のところだと思う。

同い年のイチローが決勝打を打ったのも良かったと思う。衰える年齢だと野村監督に指摘され、私もそんな年齢になったものだと思っていたが、そんな懸念を払しょくしてくれる決勝タイムリーだったと思う。

そして、イチロー不調の原因は、単に春先の調子が上がらない、いつものイチローではなかったかと思っている。

このニュースを見た後は、もっぱら民主党の小沢氏の会見の模様を伝えていた。

マスコミは必死になって、小沢一郎と西松建設との間にワイロの提供があったかのようなイメージを刷りこもうとしているが、小沢一郎が何と戦っているかといえば、一つは官僚組織であり、もう一つはアメリカなのではないかと思える会見だった。

会見の中で小沢氏は、「官僚機構の上に成り立つ自公政権を打破する」というような趣旨の発言をした。

これは、自公政権では公務員改革は無理であることを言っており、このことが官僚を刺激しているのは間違いないだろう。

もう一つ、会見の中で小沢氏は「日本に議会制民主主義を定着させたい」という発言もあった。

あれっ、と思った。日本は議会制民主主義のはずだが、小沢氏からすればそれは形式的なものにすぎないという理解だろうか。

確かにそういう気配はある。議会はとっくにセリフを読むだけの会合になっていて、重要な物事は、アメリカと官僚がネゴして決めて、それを政治家に落としている。

明治維新のときに示された「五箇条のご誓文」で「万機公論に決すべし」が未だ日本には根づいていないという認識は興味深い。

つまり、小沢氏が戦っているのは、アメリカであり官僚機構であり、当然にマスコミも敵に回している状況だといえる。

自民党の議員の反応は様々だが、あまりこの件についてコメントはすべきでないと思っている。鳥取県選出の田村参議院議員は「事態の推移を見守りたい」と発言されたが、これで十分と思う。

今回の件は、民主党がターゲットになっているのではなく、旧田中派に連なる人脈が捜査線に上がっているとみられる。その中には当然、自民党議員も含まれていて、今後の展開には自民党も十分に注意が必要だからだ。

しかし、政治団体とそのバックにいる企業が実質的に同じだとして、政治団体名の方で収支報告書に記載すると罪になるというのも、意味がわかりにくい。

ならば、政治家はいちいち、表向きの政治団体名ではなく、背後にある組織の名前を詮索しながら、収支報告書に記載しなければいけないことになる。

そんなこと、実際の現場ではできないだろう。

政治資金規正法にもとづく会計監査がスタートするが、今のところ収入については監査しないようだが、仮に監査をすることになった場合、監査人としてそんなところまで監査できるわけがない。

国策捜査といわれてもやむを得ないだろうと思う。

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2009年3月19日 (木)

同い年のイチロー

昨日は、午前中に来客が1件。午後からは、商工会議所青年部の会合。その後、事務所に戻って来客が2件。夕方から、1月決算会社の税務申告書の作成。

野球にはあまり興味が私だが、WBCで日本がまた韓国に負けたことは、残念に思っている。

ただ、WBCについては、最強国といわれるアメリカが、前回に続いて本気でないため、勝敗に一喜一憂するのも空しいと感じてしまう。

日本も中日ドラゴンズは、ケガなどを理由に一人も出ていないようだし、監督だって、昨年の日本一の西武・渡辺監督が指揮をとっているわけではない。

ならば、思い切って広島カープの若手を使ってあげれば、伝統的にこの時期の調整が早いので(苦笑)、きっと大活躍するだろうし(!?)、カープファンの私としても、もう少し注目するだろう。

WBCがわかりにくいのは、その組み合わせであって、なぜ一度勝った相手とすぐにまた試合をしなければならないのだろうか。

前回の日本がそうだったが、だったら先に負けておいたほうが、モチベーション的にもいいのではないかと思うほどだ。

次はキューバ戦ということだが、これまたすでに下した相手。もし日本が負けて敗退したとしても、キューバとは1勝1敗。イーブンじゃないかと思う。

おそらく試合数がある程度ないと、放映権料だとか、そういった制約があるのではないかと思う。

シーズン前に、こうしてアメリカが本気にならない大会の価値は、今後も問われることだろう。

ところで、スーパースターのイチローが大不振だという。

イチローにしてみれば、春先の不振は別に珍しいことではないわけで、この時期にWBCを開催するから調整がうまくいかなくても仕方がないとも思う。もちろん、本人は本気モード全開のようだが・・・。

広島カープの若手なら、この時期にピークを持ってくるので、目一杯、動くことができる。しつこいですが(苦笑)。

イチローについて気になるのは、「自分では気がつかないが、35歳は衰えが始まる年齢」という野村監督(楽天)の評価だ。

ちなみに、イチローと私は同じ昭和48年生まれ。だからなんだ、というわけではないが、野球の世界ではもう衰えを意識しなければならない年齢になったということだ。

特に野球の場合、目の衰えにはなかなか気がつかないという。筋力などの身体能力は何とかキープできても、目の衰えは非常に微妙なので気が付きにくいという。

ボクシングの選手もそうだが、かわしたはずのパンチが当たってしまう、などというのは動体視力が衰えるからだろう。

一つの時代を築いたイチローも、そういうことを言われる年齢になった。

ファンでなくても、同い年として何となくさびしい話だと思う。

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2009年3月18日 (水)

投資家として

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、固定資産税調査の立会、その他打ち合わせなど。

午後から行った固定資産税調査の立会とは、昨年、私がリフォームを行った実家について、一部増築が含まれていたため、米子市役所から調査が来たもの。

固定資産税の扱いというのは、自治体によって少しずつ異なるようだが、基本的なスタンスは「課税の公平」ということらしい。

例えば、米子市の場合、リフォームは「現状回復」と捉えらるので、価値の増加はないと取り扱われ、増築部分だけが新規取得の扱いになる。

増築部分については、床材や壁、天井の仕上げ具合によって、評価が異なるようだが、その判断はわかりやすい基準になっていて、調査員によって評価が異なってしまうことを防止しているという。

畳については、判別が難しいことから、高級仕上げであろうが、そうでなかろうが、すべて一律の扱いとのこと。

そうした意味では、かつて耳にした不公平な調査というものはなく、「課税の公平」を強く意識していらっしゃるようで、米子市の調査員の方の手際もよく、普段、税務署と渡り合っている私からすれば、大変、好感のもてる調査だった。

ここまで書いて、前置きが本文のように長くなってしまったので、これで今日は終わってもよいものだが、一応、世の中の動きについて、気がついたことを書いておく。

ここ数日の報道で、民主党の小沢代表は、すっかり「黒」だという印象を刷りつけられているように思うが、一方でかんぽの宿の問題は、はるかに巨額の疑獄事件に発展する可能性があるにも関わらず、ほとんど報じられなくなった。

ここに、マスコミがどの勢力を伸ばし、どの勢力をつぶすために動いているかがわかるというものだ。

私がこうして政治に興味を持つ理由は、投資家として、世の中のどの方向に資金を動かそうとしているか大雑把に把握するためである。だから、「悪い」とか「良い」とかいう話は一切書いていないはず。

もちろん、日本の独立を主張した小沢さんが謀略にはめられて残念というニュアンスはにじませているが、投資家としては、親米派(市場原理主義者)が強いのか、国内派が強いのかは、株価や景気の先行きを読む上で注目すべき点である。

そのあたりの関係図は、またの機会にしたいと思うが、投資家にとって重要なのは負けないことであって、金融危機をきっかけに、ひそかに資金を移動させている世界の投資家にしっかり追随したいという思いは持っておきたいと思っている。

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2009年3月16日 (月)

北のファンタジー

金曜日は、午前中に事務所で1月決算会社の税務申告書類等の作成。午後から顧問先を訪問した後、事務所に戻って確定申告書類の作成など。

確定申告は今日が申告期限。まだの方で支援が必要な方は、お早目にご連絡ください。

世の中ではいろんなことが起きていて、それぞれに時代の変化を告げるものであったりするわけだが、得てして、その時代に居合わせたものには、今、起きている現象がいったい何なのかわからないものだ。

第二次大戦のときの日本国内も、国民の間で何かおかしいという雰囲気があったにも関わらず、治安維持法があったことも一つだろうが、本当のことを言うことはできず、国民の大半がだまされた。

アメリカにしても、大した戦力を保持していなかった日本を叩くために、真珠湾におびき寄せて「日本脅威論」をアメリカ国中に流したりして、戦争の正当化を図った。

戦後の東西冷戦もその一つだろう。ソ連という鉄のカーテンに囲われた脅威を理由に、西側の軍備拡大が成し遂げられたわけだが、実は、ソ連は“張り子の虎”で大した脅威ではなかったという説もある。

古今東西、国家というのはこうした手法で危機を演出し、国民を奮い立たせ、目的を成し遂げるという手法が使われている。

今、この時点でこういうことが良いとか悪いとかを論じるつもりはない。そういうものだという認識を持つことで、今起こっていることを分析し、決してだまされることなく時代の流れに乗っていくのもまた重要なことだと思っているだけである。

前置きが長くなったが、北朝鮮が4月4日ごろからミサイル(衛星?)を日本海方向に向けて発射するという。具体的には、秋田沖に最初の胴体が落下し、東北を越えて、太平洋に次の胴体が落下するらしい。

これがミサイルなのか、衛星なのかはわからないが、日本はミサイルとして扱う方針である。もちろん、そのどちらであろうと付近の住民にとっては、看過できない出来事である。落下すれば大惨事になる恐れがある。

なぜこの時期に?というのがあるし、目的は何か?というのも、また重要だ。

これらについては、専門家たちがいろいろとコメントを出しているから、それを読んでいただくとして、私としては、一つの仮説を提供しておきたい。

それは、北朝鮮っていったい何なんだ?ということにもなるが、北朝鮮というのは、日本やアメリカにとっての一つの“張り子の虎”なのではないか、という仮説である。

北の脅威を利用して、日本はミサイル防衛の仕組みを国内に導入することに成功している。それが有効なものであるかどうかは、次なる問題であるとしても、まず、第一歩として導入したという実績は、日本が独立国家としてやっていくためには重要な一歩だろう。

アメリカとしては、日本に米軍を駐留させる口実になっている。北の脅威がなければ、小沢氏の言う通り、第7艦隊と日本の自衛隊を合わせれば、十分かもしれない。

日米ともに、本当かどうか怪しい“北の脅威”を利用して、お互いの利益を図っているように思える。ここに、「北朝鮮は張り子の虎」仮説を持っておくことの意味があると思っている。

ちなみに、拉致問題がいたずらに長引いているように見えるのも、これではないかと勘繰っている。言葉は慎重に選びたいところなので、これ以上のことは書かないが、仮説をもって検証すると、何かがわかってくるような気がするのである。

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2009年3月13日 (金)

お金は人を変える

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後から、確定申告書類等の作成など。

昨日のニュースで印象に残ったのは、小室哲哉氏が6億円の詐取金を弁済したというもの。

エイベックスの松浦社長が立て替えたとのことだが、小室氏が詐欺事件の被害金を回復したのは事実であり、松浦社長も大した人だと思った。

小室氏が本格復帰すれば、6億円くらいすぐに回収できるだろう、なんて、そんな打算的な話は言うまい。

きっと復活を果たして、また、みんなが楽しくなれる音楽を作ってほしいと思うし、それがアーチストの一番の役割だろう。

松浦社長の証言で印象に残ったのは、「お金は人を変えるのかと残念に思った」という部分。

職業柄、非常に多くの経営者に出会っているが、経営で一番難しいのは、よく儲かっているときの過ごし方だと痛感している。

逆に言うと、お金がなくて困っているときというのは、人は少なからず努力をする。「貧乏は人を育てる」というが、お金がないときは、いろいろ工夫をしたり、知恵を絞ったりして、その窮乏状態から抜け出そうと、人間は自然に努力するものだ。

しかし、ひとたび事業が好転し、お金がどんどん入ってくるようになると、人は必ずといっていいほど気が緩む。

そのときにどうお金を使うかによって、次の段階で、天国がさらに続くか、あるいは地獄になるかが決まる。

小室氏もそうだが、お金がどんどん入ってくるまでは、貪欲に創作活動に専念していたことと思う。純粋に音楽を楽しんで、人に喜んでもらうことを一つの喜びにしていたのではないかと想像する。

しかし、ひとたび巨額の利益が上がり始めると、周りがチヤホヤし、英雄扱いされるが、その中には、小室氏を利用して自分が大儲けしてやろうとたくらむ人も混ざっているものだ。

そうなったとき、普通の人は何か勘違いを起こし、借金や投資など、後で大失敗を招く種をまいてしまう。しかも、自分ではそれに気がつかないというところが味噌である。

私も株がよく儲かった時には勘違いをしていたと思う。このまま行けば、株だけでメシが食えるな、とか。決してそうはならないのに、頭じゃわかっていても、気がつくとわからなくなっているものだ。

小室氏は、本当に良いチャンスを手に入れたと思う。転落した人にしかわからない心の葛藤も、きっと次のステージで役に立つはずだ。

お金は人を変えるけれど、転落した後、拾う神があったということだ。

結局、重要なことは人間関係なのだと、昨日のニュースで改めて勉強させてもらった。

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2009年3月12日 (木)

拉致問題はわからないことだらけ

昨日は、事務所で確定申告書類の作成や1月決算会社の税務申告書類の作成等。

昨日の夜のテレビニュースや今朝の朝刊は、拉致被害者の家族である田口さんが、韓国で北の元工作員・金賢姫氏と面会したというニュースを報じていた。

家族の方が言われるように、拉致被害者の方の消息について少しでも手がかりになる話が聞けたというのなら良かったと思うし、これが一つのきっかけになって、拉致問題に進展が見られることを率直に期待したいところだ。

ただ、拉致問題が表ざたになってから随分と時が経つが、7年前の被害者の帰国からほとんど進展がないようにも見える。同胞として一日も早い帰国を願う気持ちと、「一体、今どういう状況になっているのだ」という疑問とが混在している状態だ。

元工作員の金氏が言うように、希望を持って生きることはとても重要だと思う。しかし、何を根拠に「生きている」などと言っているのか、それが重要ではないだろうか。

家族としては、何か少しでも手掛かりになる情報をという気持ちがあったと思うし、母親の面影を感じたいという希望も切ない話ではある。

それが達成できたなら、ひとまず良しとしなければいけないのだが、一部の新聞が報じているように、「政治ショー」の一環だとしたら、嫌な推測が働いてしまう。

金氏が最近の北朝鮮の状況を知っているならともかく、昔の情報で「生きている」と言われても、何かしっくりこない気持ちを覚えるのは私だけはないだろう。

「考えすぎだろう」と思われる方は、この先を読まないで頂きたいのだが、なにしろ金氏は工作員として徹底的に訓練された女である。大韓航空機を爆破事件に関与して、死刑を免れ、今でも政府の監視下にある、いわく付きの人物である。しかもこのあたりの経緯に疑惑がもたれている。

日本中、あるいは韓国中の注目を浴びる中で、会うなり「抱いてもいいですか」と田口さんを抱き寄せ、涙を流し、見ている人の心を捉えて見せた。もし仮に、これが演技だとすると、人の心をどうやって奪ってみせるか熟知しているといえる。

何のために彼女が生かされているのか、今回の面会が拉致問題にとって、どういう意味を持つのかは、私にはわからないが、一番、嫌なのは、こうして家族を喜ばせて希望を持たせておきながら、実は解決不能な事件であることを隠していやしないか、という疑問だ。

仮に、拉致被害者の家族が政治的に利用される結果になっているとしたら、こんなひどい話はないと思うのである。

拉致問題というのは、日本と北朝鮮を分断しておくために意図的に解決を引き延ばされているような印象すら受ける。

金賢姫氏は、すでに北朝鮮を離れて20年も時が経つ。彼女がもし、「生きている」などと言わずに、素直に「私には今の状況はわからない」「生きていることを私も願っている」くらいに言っていれば、妙な疑問は浮かばなかったのだが・・・。

例えば日本政府が六カ国協議に拉致問題を織り込んで、アメリカを巻き込んだ問題にしてみせるのも一つの疑問である。

日本政府はアメリカが北朝鮮と仲良くしようとすると、アメリカ政府に拉致問題があることを忘れないよう釘をさすが、拉致問題は本来、北朝鮮と日本の二国間の問題として、日本がきっちり交渉すべき問題だろう。

今すぐ解決したいのなら、今すぐにでも北に特使を送って解決のためのスケジュール調整をすべきだが、いつも、「アメリカ様、何とかしてください。いっしょに圧力かけてください」と、いつまで経っても自分で解決しようと動かない。

そういえば、最近、全く語られなくなったが、そもそも日本の警察が、北の工作員をギリギリまで追い詰めていながら、目の前で逃がしてしまう不可解な出来事があった。

当時、なぜ、きちんと追いかけきらずに、事件にフタをしようとしたのか。

拉致問題にはわからないことが多すぎる。

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2009年2月19日 (木)

ホンダ・インサイト

昨日は、午前中にご来客が2件。午後からは、商工会議所青年部の集まりとその後は、確定申告書類の作成作業。

未曾有の不況の中、軒並み赤字に転落した日本の自動車メーカーだが、ホンダは今のところ黒字をキープする見込みのようだ。

そんな中、今月に発売されたハイブリッドカー・インサイトの受注が好調だという。

私もこれ、欲しいと思った。

価格も200万円を切り、お手頃な感覚が出てきたのもあるが、私としてはそのスタイルがなかなかいいのではないかと思っている。

ライバルとなるトヨタのプリウスは、性能や燃費でやや上回るものの、価格は若干高めで200万円を超える。同じ型のガソリン車を買った場合と比較し、プリウスで元をとるには、相当な距離を走る必要があった。

そしてプリウスは、何より、ボディスタイルがいまいち垢抜けない印象なのも、なかなか欲しいと思わせない理由だろうか。

ひとつ前の型式のプリウスは、始めてこの世にハイブリッドカーが誕生したということで、大いに注目を浴びたのだが、いかんせんそのスタイルが私には受け入れられなかった。

ときどき街で古いプリウスを見かけるが、月日はそんなに経っていないはずなのに、ずいぶんと古い車に見えるから不思議なものだ。

現行モデルになって、スタイルは相当改良されたが、このたびホンダのインサイトを見て、明らかにこちらの方が、洗練されたスタイルに見える。

「これなら乗ってみたい」と思えるスタイルになっている。

この未曾有の不景気の中でも、一人気を吐くホンダという会社は大したものだと思うが、少し前に出したフィットもすばらしいと思う。

普通のガソリン車なのに燃費はいいし、仕事にはこれで十分と思わせるスタイルとボディサイズ。ちょっと、ベンツのAクラスを意識した外観だが、欲しくなるクルマの一つだ。

その他にも、私が欲しいと思えるクルマは、日本車ではホンダに集中する。

今、乗っているゴルフをとても気に入っているので、しばらく買う予定はないのだが、次に買うクルマを今から楽しみにしているのだ。

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2009年2月 3日 (火)

かんぽ疑惑

昨日は、朝から鳥取市内の法人にて、一日中、会計監査の仕事。

新聞やテレビで少しずつ問題が明らかになってきている、オリックスによるかんぽの宿の買収の話。このニュースに、日本における親米派の凋落傾向が見て取れる。

オリックスの宮内会長といえば、知る人ぞ知る親米派の代表であり、小泉=竹中時代には、規制改革委員会の委員長を務めるなど、小泉改革の一翼を担った人物だ。

その宮内氏率いるオリックスが疑惑で窮地に陥っているわけだが、下手をすると戦後最悪の疑獄事件に発展する可能性があるという。

この問題に火をつけたのは、鳩山総務大臣の一言からだが、総務省といえば、戦前の内務省であり、当時は現在の総務省以外に今でいう厚労省や国土交通省や警察庁などを内包する最も力を持った省庁だったという。

戦後は自治省などに分割され解体されたが、大蔵省が金融庁を分離されて名前を財務省と変えられたころから力を落とし、今や、再び総務省(内務省)が官僚組織の中で力を持ってきているのではないだろうか。

ちなみに地方分権など、地方の改革になると基本的にすべて総務省(旧自治省)が議論をリードするようになっており、鳥取県だけでなく全国各地の知事や幹部職員には、総務省からの出向者や天下りが多数送り込まれているはずだ。

その総務省が、かんぽの宿の売却問題に火をつけ、宮内氏をオリックスもろともぶっ潰してしまうかもしれないという動きに出たことを私は注目している。

これは、日本国内における親米派の凋落を示すものであり、アメリカの衰退とともに日本国内の権力構造にも転換が訪れているということを意味している。

麻生首相も総務大臣出身であり、今、官邸では総務省出身の秘書官が力を持っているという。

この総務省の幹部は、日本をめちゃくちゃにしてくれた張本人の一人が宮内氏であると思っているのであり、その先には竹中氏などもターゲットになっている可能性もある。

「チェ 28歳の革命」にもあったが、資本主義における「自由主義経済」というのは一つの理想であり、幻想であって、実際には一部の権力者が都合のいいように経済を仕切ってしまう。

これが、資本主義の堕落であり、規制緩和によって自由の追及を一生懸命やってきた宮内氏他の親米派たちに報いがやってきたのかもしれない。

日本をダメにした勢力は、官僚の手によって粛清される。大蔵がダメなら内務省がある。

これもまた、奈良の律令の時代から日本を守ってきた官僚のインテリジェンスであり、官僚をバカにしている人には日本の本当の姿がわからない所以である。

小泉時代はたかだか3年前の話。それが今や、時代は大きく転換していると見える。こうしたニュース一つにも、時代の転換を見て取れるというものだ。

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2009年1月27日 (火)

定額給付金はパっと使うべき

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、顧問先の方のご来訪を受ける。

ニュースを賑わせているのは、2兆円の定額給付金に関する法案(二次補正予算)について。成立は、今日に持ち越したようだが、例によってマスコミは国民を煽動して反対の世論を作っている。

消費喚起のために国民に金を配るというのを、国民の側が反対しているのだから、なかなか面白い構図だと思うのだが、このあたりのシナリオは、アメリカの金融危機と実は直結するであろうことを私は推測している。

重要な事実は、もはやアメリカ一国でこの危機は乗り切れないということだ。

アメリカでは、すでに30年物の国債金利が急速に上がり始めている。これは、国債の引き受け手が無くなりつつあることを示しており、アメリカ政府が債務不履行で瓦解しかねない歴史的瞬間(Xデー)が刻一刻と迫っていることを意味している。

オバマ大統領が70兆円にもののぼる景気対策の原資の調達が非常に危うく、世界の景気は今後、さらに悪化することになるだろうが、このとばっちりを真っ先に受けるのが日本である。

中国もサウジアラビアも、アメリカとは一線を画する態度を示している中で、オバマの頭の中には、日本人にいかに資金提供の要求を飲ませるか、ということしかないだろう。

オバマはアメリカだけだなく、世界の人々を陶酔させるための術に長けた操り人形であり、その効果は残念ながら日本には効果てきめんだったようだ。

しかし、有能なスピーチライターをはじめ、超一流の“振付師”がオバマのバックにいるわけで、日本人は彼の演説に決して酔ってはならない。彼の巧みな演説の裏には、日本をはじめ世界の従属国からの支援を円滑にしたいというアメリカ政府の精一杯の演出が含まれていると見るべきだ。

人気の高い指導者というのは、その人気にかまけて何をするかわからないのが世界の歴史。あのヒトラーでさえ、民主主義体制の中で生まれ、人々は彼の演説に熱狂し、やがて独裁化した。日本では小泉元首相にそういう傾向があった。

崖っぷちに追い込まれたアメリカがオバマ人気にかまけて法外な要求をしてくるのは間違いなく、マスコミを総動員して日本の政界再編を実現し、日本に親米政権の樹立を急いでいることだろう。

定額給付金にはマスコミに煽動された反対論が根強いが、日本の富を日本人のために使うことは何ら悪いことではない。日本で消化しきれない資金は、結局はアメリカに取り上げられると覚悟しておくべきだろう。

そのために奇妙な消費税率引き上げの議論を演じているのであり、自民党分裂の危機を演出しているのであって、自民党の苦心の策を無駄にすべきではない。

定額給付金は「公明党の選挙対策」という説も必ずしも本当かどうかわからない。結局、選挙は行わないシナリオが正しかったわけだから、法案潰しのために流されたデマだったとも言える。そういう意味では、公明党は自民党並みに気の毒だと思う。

官僚は自公連立政権を潰してでも、日本国の生き残りを懸けているのだろう。仮に民主党政権が誕生しても、愛国派の官僚によってアっという間に骨抜きにされるはずだ。

日本の民主党躍進の背景には、おそらくアメリカ政府と日本の大手メディア、広告代理店などの日本の親米派の動きがあると思われ、民主党政権が誕生したとしても、官僚はすでに仕掛けられているであろう地雷を爆発させて民主党を瓦解させると思われる。旧社会等などの左翼が混ぜられているのは、そのときのための仕掛けの一つかもしれない。

日本は奈良の律令の時代から有能な官僚が国を守ってきた。生き残りのためのインテリジェンス(情報工作)は、200年の歴史しかないアメリカよりも長けているはずだと思っている。

私も当初はマスコミの論調に乗せられ、うかつにも定額給付金には問題が多いと思ってしまっていたが、今ははっきりと「これはきちんともらって、しっかり地元で消費に回すべきだ」と思っている。

消費に回らないという意見もあるが、それも間違いだろう。使われず、預貯金として金融機関に預けられたままお金は、貸出しや運用などに回され、ゆくゆくは消費に回る。

経済学では「ISバランス」といって、「貯蓄(S)=投資(I)」と定義される。

経済学者は、こういうときくらいわかりやすく消費に対する経済効果を説明すべきだろう。そういう説明が出てこないことが、すでに“コントロールされた世論”なのだ。

さて、私の場合、子供が2人いるので私の12,000円以外に、40,000円(20,000円×2人)が入るらしい。妻の12,000円をも合算すれば、64,000円になる。

さて、何を買おうか、考えるだけでも楽しい。こういうときに、イヤイヤもらう人はお金に縁のない人であり、もらったお金が卑しいからと使わないでおく人もまた、お金に縁のない人なのだと思う。

消費喚起のために託された“血税”である。地元でパーっと使って消費を増やすことが愛国者の振る舞いであることは間違いないと思っている。

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2009年1月21日 (水)

オバマ新大統領

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付け。午後からは外出など。

夕方には、経済同友会の新年会に出席。平井鳥取県知事の講演を拝聴。

可能性を秘めた鳥取県経済が飛躍するには、官民一体となった取り組みが必要といった趣旨だったと思うので、私は民の側から一生懸命がんばりたいと思った。

車で会場まで行ったため、昨日はひたすらウーロン茶を飲んでいた。そのせいか、夜中にトイレに行きたくなって目が覚めて、私の感覚ではすでに明け方かと思ってふと時計をみるとまだ2時過ぎだった。

そういえば今ごろオバマの就任演説をやっているはずだな、と思ってテレビをつけてみると、NHKだけでなく民法各社がすべて生中継でオバマの就任演説を放送していた。

麻生首相の所信表明演説をでNHKだけでなく民法各社までが生放送しただろうか。もちろんそんなことはないわけで、この国の指導者は首相ではなく、アメリカ大統領なんだなということを実感した。

私が数日前、ブログで示した「日本の総理大臣はアメリカ帝国の“課長”である」という説をある意味で証明してくれたようなもので、社長の交代だから日本人の多くが注目し、新しい社長が何を言い出すか耳を傾けたのだろう。

そういう私も、いわゆる“オバマショック”が来るのかどうかを注目しているが、とりあえず今朝は何も起こらなかったようにみえる。

しかし、「大胆かつ迅速に行動」とか、「困難をともに乗り越えよう」などの言葉が一体何を具体的にさすのか、これからも注目が必要だと思っている。

生中継では、気温が零下5度の凍るような寒さの中、ものすごい数の聴衆がワシントンに詰め掛け、大統領の就任演説を聞き入っていた。

日本で屋外にこれだけの聴衆を集められるのは、GRAYや長淵剛くらいだろう(笑)。それでもここまでは人を集められなかったはずだ。

中には涙を流さんばかりに感激にひたりながら聞き入っている聴衆もいた。こういう光景は日本ではまず見られない。いかにアメリカがあらゆる面で危機に陥り、オバマに期待をしているか、その表れだろう。

今朝の日経新聞には、「期待値は最高」という見出しがついていたが、今はとにかくアメリカだけでなく、不況にあえぐ多くの国々がオバマに対して期待している。そういう大きな期待をマーケットは折り込んでいるだけに、期待がはがれたときの落差に注意する必要がある。

昨日の朝刊に載っていた週刊プレーボーイの広告の見出しを見て笑った。オバマは日本に「ギブミー ジャパンマネー!  YES YOU CAN!」と言ってくるそうだ(笑)。

やさしそうで包容力がありそうで、団結を唱え、危機に立ち向かうリーダーとして最高に見えるオバマだが、実際には“金持ち日本”には言うべきことをはっきり言ってくるだろう。

親中派といわれるヒラリー国務長官も、アジアでは日本が重要と言っているが、その意図は、日本にいかに金を出させて未曾有の金融危機を乗り切るかという点に絞られる。

「同盟国として日本の役割は重要だ」といって、「いっしょに危機を乗り切ろう。 YES YOU CAN!」。「アフガン戦争がおきたらよろしく頼む YES  YOU CAN!」

こうしたさわやかな要請に日本の首相が、「YES WE CAN!」と応えたら終わりだ。

日本の首相の頼りなさと裏腹に、アメリカの大統領に人間的な魅力を感じている日本人は多いように思うが、そこはアメリカ帝国の大統領。甘くはない。

これからの日本の政治は、アメリカからの巨額の資金援助要請などをどうかわすかが大きな課題となる。

その1手段として、おとといのブログに書いた不可解な消費税上げの論議があるのだろう。「日本は景気は回復しないよ」「お金は出せないよ」という暗黙のメッセージであるのに、中川秀直氏や山本一太氏などの親米派はそれを阻止しようとしている。

渡辺喜美議員が離党して、江田議員が合流し、小泉派のチルドレンと中川秀直議員が麻生内閣に反旗を翻そうとしており、再編含みの動きが活発になってきたが、これもオバマ大統領からの資金援助要請を実現させるための、政界再編(=親米派議員の再編)ではないのだろうか。

そういう意味では、麻生首相はよく頑張っている。景気対策案と同時に書かれた消費税増税案は理論的におかしいのは当然で、経済対策になっていないことがわかっていて、それでも日本の富を守るために妙な論陣を張ってくれている。

2兆円の定額給付にしても、反対しているのは親米派の議員。日本人に2兆円を支給するより、アメリカ救済に回したいのだろうかと穿ってみることも出来る。

こうしてみるとアメリカも日本も本当に不安定な中にあるわけだが、そうした混乱に政治がどういう答えを出していくか。これからの政策に注目がいく。

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2009年1月20日 (火)

裁判員制度開始にあたって考える

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後は、事務所内で調査事案の片付けとご来客が1件。

ニュースを見ていると信じられないような話が出てくる。

イスラエルのガザへの攻撃は、短期間で1300人が死んだといわれる。短期間でこれだけの殺戮がなされるというのは、イラク戦争よりもひどいと思うのだが、今回の攻撃では、核戦争一歩手前の相当に殺傷能力の高い爆弾も投下されたという。

あの地域では紀元前からずっと殺し合いをしているから、「いい加減に仲良くしようや」と言っても簡単に収まるはずがない。

アメリカを除く世界の国々は、イスラエルへ非難の声を上げているが、当のイスラエルは「目的を達成した」などと非を認めるどころか攻撃の正当性を主張している。

一方でハマスはイラン攻撃へと誘いこむ目的があったともいわれるから、もしかしたら嵌められたのはイスラエルかもしれない。

中東問題は宗教問題が絡むから、八百万の神を信じる日本人としては一神教の人々のやることは信じがたいもので、そういう教義なのかと、納得はできなくても理解するしかない。

しかし、日本で起きた江東バラバラ殺人(神隠し殺人事件)の残虐性は、人間の理解を超えているのではないだろうか。

事件の詳細は産経新聞のサイトに非常に詳しく掲載されているので、このブログにはリンクを引っ張らないが、あまりに生々しく、「そこまでするかよ」というほど残忍で読むに堪えない公判の記録だ。

そりゃあ人間をバラバラに切り刻めば、途中で脳みそも出てくるし、内臓も出てくる。被害者は女性だから子宮も出てくる。

犯人は子宮が出てきたとき、「女性なんだと思った」はないだろう。どうやったらこういうことが冷静に出来るのか。

傍聴していた遺族はいたたまれなくなって退出したとか。当たり前だろう。被害を受け、こうした再現によって二度被害を受けるようなものだ。

「この裁判の裁判員に当たったら」という話がネット上で論じられているが、とてもじゃないが私は耐えられないと思う。

公判では参考資料として、遺体の断面図を映像で見せられてしまうらしいが、直視できるものではない。そもそも私はホラー映画が苦手だが、これは映画ではなく、事実の再現だ。

これを見た後に冷静に量刑を判断することは、私にはできないような気がする。

裁判員制度はもう実施が決まったことだから、一国民として、なるべく円滑に進むよう協力は惜しまない気でいるが、こうした事件も中には出てくるとなると、ちょっと無条件に裁判員になることを躊躇してしまう。

考えさせられる問題だ。

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2009年1月15日 (木)

一生苦労する人もいない

昨日は、午前中に償却資産税の申告書の作成など。午後からは顧問先を訪問。

今朝の米子はまた雪。足首くらいまでの積雪。気温もマイナスで、幹線道路でも路面が凍っていた。例年になく、かなりしつこい寒波だ。

昨晩、母校・中央大がニュースのトップに出てきたので何事かと思ったら殺人事件。本当に物騒な世の中だと思う。

“高窪”という姓は、法学部に高名な商法学者がおられたがすでに故人だそうで、今回の被害者はそのご子息という。

中大の後楽園キャンパスは私の出身である商学部とはキャンパスが違うので、そんなにたくさん通った記憶がないが、八王子のキャンパスが使えないときにときどき通い詰めたのと、公認会計士の二次試験に合格したあとの実務補修を受けるためにちょくちょく通ったものだった。

テレビに映し出された後楽園キャンパスの様子は、変わり続ける東京の風景の中で、あのころと変わらない風景に見えたが、何せ殺人事件の後だから、どこか残念で寂しいものに見えた。

いずれにしても早く犯人がつかまるといいと思う。

東京に居たころのいろんな風景が懐かしく思えるようになってきた。グーグルのストリートビューで東京界隈の風景が眺められるので、かつて住んでいた場所などを見ることができ、とても懐かしく思える。

生計を立てていくことに一生懸命だった東京時代だが、母校の先輩にもあたる師匠からの教えの一つに、「一生苦労する人もいないかわりに、一生楽をする人もいない」というものがあった。

人生は不思議とうまく勘定が合うようで、どこかで大きな苦労をした人は、後で楽しい人生が待っている。逆に若いうちに楽しい経験を味わいつくした人は、晩年に思わぬ苦労が待っているという意味の教えだったと思う。

この教えは若かった私にとって大変、心に残る教えであり、若いうちの苦労はきっと晩年に実を結ぶだろうというほのかな期待を抱き、厳しい国家試験の受験勉強や合格後のハードワークに耐える支えになった教えだった。

その思いは今でも続いていて、今の苦労はきっと晩年になって実を結ぶだろうと思って頑張っているところがある。

二十歳そこそこのころ、国家試験に落ちて、失意に陥るのをこらえながら水道橋にあった専門学校に通っていたとき、近くのとある大学のキャンパスに忍び込んで、安いけど決してうまくない学食で腹を満たしたものだった。あのころのことを思えば、今は仕事があるだけマシだと思える。

師の教えというものは、言われたそのときにはよくわからないものだが、黙って実践していれば、いつかその意味がわかり始めるものだと思う。

何もないところから知恵だけをつけてここまで来たことは、「無から有を産め」という、これまた師匠から受けた大切な教えを実践してきた自信でもあり、少々の経済危機には心が動じない強さを得ることができた。

これが私の最大の財産であり、ユダヤ人が言うように「知恵は奪われない」のであって、たとえ国家破綻で私の金融資産が紙くずになろうと、決して誰にも奪われることのない財産である。

水道橋から後楽園に連なる地域の風景は、一番大変な思いをしていたころの風景であり、自分の原点となる風景の一つを思いがけぬニュースから思い起こされたのである。

それにしても、犯人が早くつかまるといいと思う。そして、早く学生たちが落ち着いて勉強できるようになればいいと思う。

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2008年12月25日 (木)

トヨタの赤字の裏に何があるか

昨日は、午前中に事務所で10月決算法人の税務申告書等の作成。午後からは顧問先の訪問など。

“今年を振り返る”みたいな特集がテレビでも新聞でも組まれる時期になっているが、すでに年初に何があったか忘れてしまうくらい、この2~3か月の経済の変動は大きなものだった。

それにしても自動車業界の変動ぶりはものすごいものがある。日本市場はすでに販売の低迷に陥っていたのだが、バカ売れしていたアメリカでの落ち込みの激しさに振り回されている感がある。

逆に言えば、アメリカは“住宅バブル”であったと同時に“自動車バブル”でもあったといえるだろう。そして、それを後押ししたのが人為的に安値にキープされてきた円安だ。

円安があったおかげで日本車メーカーは、アメリカで安く車を売ることができたわけで、それがなくなっている今、本当の実力が問われているといえる。

日本車というのはとにかく安く売ることに重きを置いているようで、車両本体で儲けきれない部分を、オーディオだのカーナビなど付属品で儲けてきた。

安い車は儲けがあまり出ないので、それでレクサスみたいなブランドを作ってアメリカで大成功したが、日本ではみんな「ISは昔のアルテッツァで、今のマークXと同じ」などと知っているから、100万円以上も高い値段をつけられる意味が見いだせず、売れていない。

逆にいうとアメリカ人はこういうことが見抜けないから、過剰消費に陥って、その分がバブルだったということだ。

こうした姿勢は車そのものの品質の良さに付加価値をつけるドイツ車とは違うわけだが、ドイツ車の中でもBMWのようなプレミアムカーは販売不振がきついという。

それにしても、ちょっと騒ぎすぎじゃないかと思う面もある。例えば、多額の赤字を出すことになったトヨタ自動車は、昨年までの膨大な黒字で内部留保は十分にあるはずだが、派遣社員を切りまくり、社長の首も来年4月にすげ替えることを発表した。

こういうときこそがんばって雇用を維持すれば、“さすがは世界のトヨタ”、となるのだが、残念なことだ。

去年まで2兆円近い利益を出していた会社が、1500億円程度の営業赤字に右往左往するわけがないのだが、そこは何か別の意図があるのか、あるいはもっとひどい話が潜んでいるのかと、邪推してしまう。

トヨタほどの強力な情報網と政治力を持つ会社が、北米の不振の予兆に気がつかないはずはない。にもかからわずこの数年間、アメリカに工場を作りまくり、在庫の山を築いた。

円安のうちに稼ぎまくるという意図があったかもしれないが、率直にいってこうした赤字は、「わざとやったのでは?」と思う面もなくはない。

悪くなることが確実だったGMをはじめとするBIG3の救済を打診されるのを避けたかったのか、ドル安を見込んで金融資産の目減りを防ぐために、物を先に作ったのか。V字回復の立役者に創業家を使う演出をしたかったのか。

まだピン来る仮説を見いだせていないが、いずれにしてもトヨタの発表は額面通り受け取れず、何か裏があると踏んでいる。

そして、その裏事情こそが、今後の世界経済の行く末を占う重要な話になるのだろうと思って、今後も情報収集していこうと思っている。

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2008年12月18日 (木)

アメリカのゼロ金利政策導入

昨日は、朝から鳥取市内にて監査委員の仕事で、県の外郭団体の監査。夕方、事務所に帰着し、残務整理。

ニュースを見てびっくりしたのは、アメリカのゼロ金利政策導入の発表。日本の政策金利よりも低くなるわけで、日米の政策金利が逆転したのは、1993年2月以来という。

普通ならここまで金融を緩和すれば、景気に対していくばくかの刺激になるものだが、そういう期待感が市場にほとんどないところが、この度の金融危機の深刻さを物語っている。

こうしてアメリカの金融当局が出せるカードが一枚一枚切られていき、何もやれることがなくなったとき、アメリカ政府がデフォルトを宣言するのだろう。

そのタイミングが来年1月20日のオバマ大統領就任以後になるのであろうと私は予想しており、オバマショックというXデーが日々刻々と近づいていると思っている。

実体経済もそれにつれてどんどん悪くなっており、もはや「金融危機」ではなく、「世界恐慌」になったといっていいのではないだろうか。

これだけ実体経済が悪化すれば、回復にはかなりの時間がかかるだろうし、何よりまだ底を打っていない。底を打っていない状況の中で、これだけの業績悪化が進んでいることを考えると、この先どうなるかわからない。

毎日、暗い話題ばかり書いて申し訳ないと思うが、私も行く先々で厳しい話を聞くし、それが行くたびにさらに悪くなってくるものだから、どうしても私の関心は、私も顧問先もこの未曾有の不況をどう乗り切っていくかに集中しているといっていい。

こういうとき、県の仕事で行く自治体やその外郭団体はある意味で別世界のようにも思えるが、じわりじわりと官庁も財政的に困窮していることは間違いない。

今年度の税収不足が5兆円以上であり、来年度はさらにそれを上回るという。加えて年金財政の破綻懸念は待ったなしであり、この度の緊急経済対策で財政出動するも、おそらくこの世界恐慌にはあまり効果は無いものと思われ、財政は加速度的に厳しくなるはずだ。

民間も官庁もタイミングのズレはあるにせよ、早晩、厳しくなるだろう。

まあ、こうしてここまで暗い予測を立てれば、後はそれからどう脱出するかを考えるだけだ。そして「危機こそチャンスの芽がある」と信じて、どういう戦略を立てていくかが今、一番重要なことだと思う。

こうやって書いている話は暗いかもしれないが、私はあくまで前向きである。何としても危機をチャンスに変えてみせる。

そういう意気込みでがんばっていきたいと思っている。

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2008年12月17日 (水)

この不況下で増税議論に思う

昨日は、朝から鳥取市内の法人で会計監査。夕方、米子に帰着後、顧問先を訪問。

「派遣切り」だの「内定取り消し」だの、経済的に毎日暗いニュースが続いている。大手メディアがこうしたニュースを伝える一方で、ネット系のメディアやブログなどを見ていると、いよいよアメリカが債務不履行に陥るXデーカウントダウンが始まった、などという論調も見られるようになった。

大手メディアが報道できるニュースは、文字通り“表向き”の話なわけだが、ネット系メディアが伝えるニュースを“裏話”とするならば、これらは表裏一体となって、経済悪化を裏付けてくれているように思う。

私としては、お客さんのために何ができるか、出来ることを一生懸命やるという、それに徹する他、対処法を持ち合わせていない。

それぞれの経営者が、それぞれのポジションで今なしうることを精一杯やるしかないと思っている。

そうした中で、経済財政諮問会議は消費税増税の論議をしている。この不況下で増税論議とは、およそまともな頭とは思えないが、消費税を増税しないことに真っ先に舛添厚生労働大臣が反対しているところを見ると、年金財政にまともじゃない状況が発生しているとみることもできるだろう。

今年の税収は、法人税収の減収もあって5兆円ばかり減るという見方がある。5兆円ですめば良いのだが、来年度はさらに10兆円減少するという見方があり、国の一般会計予算は来年度以降、確実に逼迫する情勢とみてよい。

一般会計からの年金への繰り出し金(国庫負担)が増えることになれば、その情勢に一層拍車をかけることになる。

不況下に増税論議をする政治家など、普通に考えるとおよそまともな頭じゃないと思うが、その背景にはこうしたまともじゃない事情があるのも一つの事実ではないだろうか。

こういうことを考えると、政府債務を“ご破算”(「ガラガラポン」ともいう)したいのは、アメリカだけでなく日本もそうだと考えられなくもない。

1929年の世界恐慌から、結局、第二次世界大戦を引き起こすしか、解決手段がなかった昭和初期の事情に似てきていなくもない。

あのとき、戦争をしたかったのはアメリカだけではなく、実は日本もそうだったということも少しずつ明らかになりつつあると思う。

そういう意味で、例の田母神論文は内容が浅いといえるわけだが、いろんなことが世界恐慌から第二次大戦のころに状況が似てきていることに、一抹の不安を感じるのである。

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2008年12月 4日 (木)

おおらかな時代

昨日は、一日中事務所で執務。10月決算会社の税務申告書の作成など。

いろいろと難しい仕事を終えて、今、少しホッとしているのもつかの間、年末に向けて今年中に終わらせておきたい仕事を片付けるため、ラストスパートに入らなければいけない時期になった。

人間の心理というか、あるいは日本人固有の心理なのかもしれないが、年内に片付けるべきものは片付けて、すっきりした気分で新年を迎えたいという気持ちがある。

だからなのだろう、12月(師走)は何かと忙しい。

朝、事務所に出て、ネットでザーっと新聞記事に目を通すが、「麻薬」だの「痴漢」だの欲求不満や将来に希望がないと思ってしまう心の状態に基づく事件が多いように思う。

世の中、多くの会社がコンプライアンス(法令順守)を掲げ、ルールの徹底を叫ぶ時代だが、それを口実に、ちょっとでも法令違反を犯した会社は、マスコミから徹底的に叩かれる。

モラルが低下したという事実もあるのかもしれないが、一方で社会から大らかさが消えて、何かギスギスした世の中になったと感じるのは、私だけではないだろう。

以前に会計監査で伺っていた金融機関は、毎年のように社内ルールが厳しくなり、特に個人情報保護法が出てきたころに、行員さんたちのストレスは極限まで達していたように思う。

今は、それが当たり前になって少し落ち着いたのかもしれないが、どこの職場にお伺いをしても心的に病んでいる人が少なくない。

メールにしても、社内から外部に送るメールが簡単に送れなくなった大企業の友人もいる。メール経由で社内情報が漏れるのを防ぐためだというが、もっともだと思う反面、世知辛い世の中になったと思う。

便利になれば、その裏返しでリスクも増えるものだが、それでももう少し世の中が大らかにならないものかと思う。

それが今後の日本社会の課題ではないかと思っている。

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2008年12月 1日 (月)

ラウドネス 樋口宗孝

金曜日は、事務所で調べものをしたり、書類の整理をしたり。

日曜日は、中海テレビの収録。

今日は、ガイナーレ鳥取が試合に敗れ、J2に昇格できなかったことでも書こうと思ったが、今朝、パソコンを開いて飛び込んできたニュースをみてやめた(どっちみちガイナーレについて、私が書けることはほとどんないこともあるが・・・)。

ラウドネスのドラム・樋口宗孝氏がお亡くなりになったそうだ。(スポニチのリンクはこちら

ラウドネスは日本のハードロックの草分け的存在で、私が中学生のころ(約20年前)に一世を風靡していた。その後にX(JAPAN)などが出てきて、圧倒的な人気をさらっていったが、ラウドネスの存在感は変わらなかったと思う。

中一のとき、友達に教えてもらってラウドネスを聞くようになってから、しばらくハードロックにはまった。アースシェイカーなども、ラウドネスと並んで人気を誇っていたが、自分のなかでラウドネスは別格だった。

たぶん、究極のサウンド、というかとても完成されたサウンドだったのだと思う。後から出てきたハードロック系のバンドがすべて“子供”に思えたのも、このラウドネスを聞いてきたからだろう。(まあ、その後でディープパープルを聴いて、なるほどこっちが本物かと思ったが(苦笑))

まあ、いうなれば本場のイギリスのハードロックを日本に本格的に持ち込んで成功した最初のバンドだったということだろうか。

ラウドネスの中心は、私の中ではギターの高崎晃だけど、樋口のドラムはそれをしっかり引き立てていたところがすごいと思っていた。

例えば、XーJAPANのYOSHIKIは、確かにすごいし尊敬もするけど、バンドとしてドラムが目立ちすぎるとバランスの問題でどうかと思うときもある。もちろんそれがXの魅力であることは間違いないが・・・。

ラウドネスは、その点のバランスがしっかりしていて、それを支えてきたのが樋口だったと思う。

私もこの歳になれば、いろんな人の訃報に接することになってしまうのだが、何かこう、青春時代の1ページに幕が引かれてしまったようで、悲しいニュースだった。

享年49歳というから、まだ若い。まだまだドラムも叩ける年齢だったと思う。

ご冥福をお祈りします。

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2008年11月28日 (金)

できることを着実に

昨日は、午前中に9月決算法人の税務申告書の作成。午後からは外出など。

11月も営業日は今日が最後。今年も残すところ1か月となった。

ニュースを見て、そして現実の社会を眺めてみて、時代の変化を感じてみようとする。これは具体的には、「仮説」を立てて、少しずつそれを確かめていくことになる。

「変化に対応しよう」というのは簡単だが、現実の社会を見ているだけでは、案外と変化に気がつかないものだから、こうしたことを積極的にやってみるのだ。

そんな中で、インド・ムンバイのテロ事件も、大きな流れの変化につながる可能性があると思って、注視をしているところだ。

インドのことはよく知らないが、ムンバイは経済都市であり、中国でいえば上海のようなものだろう。

つまり、経済成長の象徴的な都市であり、そこで英米人をターゲットにしたテロが起きたということは、これまでの新興国成長に大きな影響を及ぼしてきた英米系の資本の流れに変化が起きかねないということだ。

ただでさえ、新興国の成長は、このたびの金融危機で瀕死の状態に置かれつつあるという情報がある中での事件。

新興国の発展が先進国の利益になるという新帝国主義の構造は、これにて一旦、ストップがかかる可能性がある。

日本人も犠牲になった。表向き、政府はテロと戦う覚悟を宣言しているが、丸腰の日本人が今後もインドで自由に活動できる保証もない。

一つ一つのニュースに、その歴史的意味を見出すのは難しいが、ちょうど9・11テロ事件がその後の戦争経済へ突入するきっかけだったように、今回のインド・ムンバイのテロ事件も新帝国主義の曲がり角となるきっかけになる事件になるかもしれない。

今は、それらは仮説にすぎないが、私たちの身近でも、大手企業の工場の契約社員解雇のニュースが聞こえてくると、なんとなくそれらが大きな流れの一環にあるような気がしてくるのである。

時代の変化を感じつつ、今年もあと1か月。

できることを着実にやっていくしかないと思っている。

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2008年11月20日 (木)

2.26事件のころに逆戻り

昨日は、県の監査委員の仕事で鳥取県西部地区の団体へ。日南町の山奥から大山のふもとまで、道中、吹雪に遭いながら訪問してきた。

厚労省の元次官の暗殺事件報道をみるにつけ、日本の社会がどんどんおかしくなっていることを実感する。

麻生首相は、「怪我をされた方の回復を祈る・・・」とコメントしたようだが、「怪我」を「かいが」と読んでしまったそうで、いよいよ大丈夫かなと思ってしまう。

もちろん漢字が読めなくてもしっかり政策を作ってもらえば、何も問題ない。

昨日は私は日南町の山奥で頑張っている企業を訪問してきたところで、途中で町長さんにもお会いしていろいろと現状を教えていただいただが、すでに起こっている高齢化と過疎化に歯止めがかからないのが現状だ。

農業や林業など、きちんと立て直せば雇用の回復も可能なのだが、そうしたところには税金の投入もあっていいと思う。2兆円を配る余裕があるなら、未来への投資として、ほんの数億円もあればなんとかなるだろう。

今朝の新聞を読むと、麻生首相は医療問題で「医者は常識がない」みたいな発言をしたと報じられたが、2兆円あるなら医療福祉関係の予算について、年間2200億円の削減をほんの少し止めるだけで、ずいぶん環境は変わってくるだろう。

こうしたことは単純ではないことはわかるけど、そうした細かい声をもう少し拾う努力はしてもらいたいと思う。

そして、そうした社会に渦巻く不満のはけ口に、厚労省キャリアへのテロ事件があったとするならば、なんとかできないものかと思う。

いずれにしても物騒な世の中になったもので、2.26事件のころに逆戻りしたような世相だ。

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2008年11月13日 (木)

定額給付金

昨日は、県の監査委員の仕事で朝から鳥取県庁へ。

定額給付金に関するニュースは、どれも批判的なものばかり。いずれも理屈上は反論しがたく、もっともかなあと思ってしまう。

麻生さん、大丈夫だろうか。疲れていて判断が鈍っているのか、それとも、もともとそうなのかわからないが、少なくともブレーンに恵まれておらず、いろいろな状況がつかめていない様子が伺える。

「減税」だとおそらく年末調整と確定申告でやることになるから、時間的に間に合わないというのがあるだろう。それで「給付金」ということだが、給付の方法や所得制限の問題など、はっきり決まっていないところで、話だけが先行している。

具体的な事務は市町村に丸投げというのも、まともな判断と思えない。「地方分権だから、それでいいでしょ」という発言も、あまりに投げやりでびっくりする。

何より給付制限を「辞退」することによって実施するのも、よくわかりにくいところだ。辞退しなかったら罪になるのか、ならない場合はどういう処分を受けるのか、はっきりしない。

地元紙は、自治体の事務の混乱を理由に、日経新聞は、経済効果の乏しさを理由に、様々な角度からマスコミが批判を入れている。

この問題で麻生内閣は、かなり支持率を落とすのではないだろうか。

麻生総理は公務員改革には消極的だと思っていたが、地方整備局や農政局の廃止を打ち出したので、一斉に官僚の反発を食らっているのだろう。

だからなのか、いろんな細かい問題をマスコミにリークされ、不人気に拍車をかけられようとしている。

もともと党内基盤が強いわけでないので、安定的な政権運営は難しいのかもしれないが、それにしても大変だなあ、という印象をもってしまう。

世界は金融危機で揺れているというのに、こういう問題で混乱しているというのはある意味で平和なのだろう。

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2008年11月 7日 (金)

トヨタショック

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付け。昼から商工会議所の集まりへ。事務所に戻ってから、9月決算会社の税務申告書の作成等。

感動的なオバマ次期大統領の勝利演説の余韻にアメリカが浸っている間にも、アメリカ発の金融危機が実体経済にも影響を及ぼしている事実が少しずつ明らかになっている。

昨日、トヨタが発表した中間決算は予想以上に厳しいものになった。売上不信と「円高」で、営業利益(本業の儲け)が1兆円減ったというが、これはアナリストの予想をはるかに下回っているので、“トヨタショック”として株価の下落につながっている。

それでもまだ6000億円あるじゃないか、とも思えるが、トヨタほどの巨体となれば、あっという間に振れてしまう幅だから、よっぽど注意しないといけないということだろう。

オバマの演説は、実にたくみに大衆の心をつかむが、冷静に中身を読んでみると、目前の金融危機に対して具体的、かつ実効性のありそうな政策を投げかけている節はない。

金持ちに増税し、貧乏な人に減税したいという政策を掲げているようだが、これは最も効果がないやり方の一つだ。うがった見方をすれば、すでに対策の施しようがなく、ブッシュの後始末をやるためにオバマが選ばれた、みたいな論調すらある。

もちろん日本政府の景気対策も迷走している感がある。2兆円の定額減税に効果があるのかどうか議論している最中に、麻生首相が「3年後に消費税増税」と言ったものだから、「減税分は取り戻す」と言ったも同然で、効果が本当に見込めなくなってしまった。

しかも、所得制限は法案を通す手続きが面倒くさいから、辞退できるようにすると言ったが、これもみんながきちんと辞退するかわからない。

「減税」ならば確定申告や年末調整でやればいいのだろうけど、どうも手続きが間に合わないというので、「引き換え券方式」を採用するという。

しかし、そのために市役所に並ばなければいけないというのも、ちょっとどうかと思う。配布の初日は行列ができて、なかなか受け取れないのではないだろうか。米子市役所の狭い駐車場がたちまちいっぱいになり、車が道路にあふれる光景が目に浮かぶ。

最近の政治というのは、いろんなことに配慮しすぎて、あらゆる政策がおかしなものになっている。金融危機とはいえ、日本はまだ余裕があると思っているから、なかなか前に進まないのだろうか。

さて、昨日のトヨタショックがどこまで広がるか、注目しておきたいと思う。

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2008年11月 6日 (木)

オバマ当選は2年前から予言されていた?(笑)

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で9月決算会社の税務申告書の作成等。

昨日の夜のニュースは、アメリカ大統領選挙の報道で一色だった。オバマ氏が当選したわけだが、小浜市民の方はさぞお喜びのことだろう(笑)。(「オバマ」と入力すると必ず「小浜」と変換されてしまう(苦笑))。

オバマ氏は「We can change !」(変われるさ!)とか、言っているけど、みんな変わりたいんだな(笑)。

やはり現状に不満があるということだろう。貧富の差とか人種差別とか、古い問題が結局解決されていないのだろう。

1年ほど前だろうか、「次期大統領はヒラリーで決まり」とか、「マケインが勝って戦争を継続する」だとか、さもアメリカの権力の中枢“奥の院”の情報を知っているかのような評論家たちがいて、しきりに“予言”をしてくれていたが、どう言い訳するのだろうか。

今後はおそらく、「オバマ氏の当選を2年前から予言していた」なんて人物が現れることだろう。「当たってよかったですね」というしかないだろう(苦笑)。

アメリカとて、様々な利害がぶつかる文字通りの多民族国家だから、ヒラリーを押す勢力もいただろうし、マケインを押す勢力もいただろう。その時の勢力争いが反映されるわけだし、賢い集団は、「双頭戦略」でどちらが転んでも利益が得られるように張ってあるものだ。

オバマが次期大統領になったことで、ブッシュ時代の政策の失敗(意図的なもの?)の責任をオバマがかぶることになる。

オバマの日本への政策がどうなるかと心配する向きがあるが、クリントン時代とすでに時代背景が違う。日本企業もそれなりの対策をしているだろうし、民主党政権だろうと共和党だろうと、すでにアメリカ経済が非常に厳しい状況に置かれているわけだから、どっちみち影響を受けないわけがない。

ただ、ブッシュ政権の失政のツケを、政権交代を機に一気に進めてくるならば、問題の顕在化が早いということだと思う。

もう一つは、必ずしもオバマ当選を快く思っていない勢力に、アメリカの軍需産業があると思うが、こうした軍産複合体の力がどの程度維持されるかどうかが、裏では重要なのだと思う。

預言者とは、複数の預言を張っておき、当たったものだけ大きく取り上げて、自分の手柄を主張する人のことだが、私にはとてもなれない。

私は「お前の予想はときどき当たるね」くらいの評価で十分だと思っている。なぜなら、それが権力の中枢“奥の院”に知り合いがいない私の現実だからだ(苦笑)。

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2008年11月 4日 (火)

お金は稼ぐより使う方が難しい

金曜日は、朝から県庁へ行き、監査委員の仕事。午前は知事への報告。午後からは協議会など。

今朝の朝刊を見て驚いた。小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕されたというのだ。

驚いたけれども、次の瞬間、「やっぱりそうだろうな」と一つ納得したところがあったので、書いておきたい。

それは、「お金は稼ぐより使う方が難しい」という事実だ。

多くの人が、「今よりもっとお金があればいいな」と願っている。しかし、成功して実際にお金を手にしたとき、成功するよりも難しい局面にぶち当たっていることなど、当の本人にはなかなかわからない。

失敗した人の多くは、お金がなくて失敗したのではなく、お金がありすぎて使い方に失敗し、転落していくのだ。

例えば銀行は、「晴れた日に傘を貸すが、雨の日には傘を貸さない」という例え話がある。これは一面の真実を表しているが、晴れた日の翌日は雨が降ることが多い。晴れた日に借りた傘は、雨の日でも返さなければならない。

つまり、事業成功のピークで金を借りて、さらに事業を拡大しようとし、気がつくと景気や周りの状況が変わっており、自身の事業も後退期に入ると、ピークで借りた金を返すのはとても困難になる。

企業の倒産パターンというのは、たいていの場合「売上不足」よりも「過剰投資」(金の使い過ぎ)に原因がある。過剰投資ができるということは、それだけ良い時期があったという証拠だが、実はその時がピークになっていることに気がつく人は決して多くないということだ。

例えば宝くじに当たった人のうち、少なからぬ人が不幸になるという話もある。先日報道された宝くじ殺人なんてのもその一つだし、私が身近に聞いた話でも、当選した男の人が夜の街で散財し、愛人ができて家族が崩壊、自分も仕事をやめて事業に乗り出したが失敗、なんていう例も聞く。

お金の魔力というのは、想像するよりも恐ろしい。魔力に取りつかれたことに自分が気がつかないからだ。

小室さんもそうだ、とは言わないけれど、あれほどの成功をおさめた人がなぜ?と考えると、成功しているときの過ごし方がいかに大切で難しいかがわかる。

要は稼いでいくステップが重要なのだと思う。お金がないときは、みんなそれなりに努力し、倹約に励むけど、お金を手にしたときそのときのことを忘れず、地道な努力を継続できるかで、成功が継続するか、転落人生を歩むかが違ってくる。

「Money makes me crazy」(マネーは俺を狂わせる)。浜田省吾の「Money」の一節である。お金の現実と真実をこれほどストレートに歌った歌も少ないだろう。

そういうことを浜田省吾はきっとずっと前から知っていたということなのだろう。

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2008年10月30日 (木)

今こそ公共事業をすべきだろう

昨日は、朝から松江市内で仕事。夕方、事務所に帰着し、残務整理。

金融危機とそれに伴う景気の悪化を受けて、政府の経済対策がいろいろと出されているが、どれもパッとしない印象だ。

株のカラ売り規制もどうかと思う。「カラ売り」とは、株を持っていない人が、株を借りてきてそれを市場で売り、株価が下がったところで買い戻し、証券会社に株を返すことで儲けを得る方法だ。つまり、株が下がるときに儲ける方法で、上がったときは損をする。

これを規制することで、株価の急激な下落に歯止めをかけようということだが、そうなるとこれからの「売り」は基本的に現物を売ることで下がっていくことになる。

カラ売りの場合、必ず買い戻すことで決済するから、下げた分、必ず上がる。しかし、現物を売り切ってしまった場合は、上げるときの勢いがなくなる。必ずしも有効な経済対策といえないゆえんだ。

中小企業向けの信用保証も微妙なところだ。確かに貸し渋りの緩和をすることは重要だが、不景気の局面で中小企業に借金を増やす政策はいかがなものか。後で余計に返済に苦労することになるだろう。

こういうときの経済対策に公共事業が挙げられないのはおかしい。公共事業は、建設業の売上(完工高)を増やしてくれる。借金という負債ではなく、完工高という収益を増やす政策だから、不景気のときの対策としてこの上なく有効だ。

古くは、1930年代の世界恐慌真っ只中で、アメリカ政府がミシシッピ川の河川工事をすることで、景気の悪化を防いだ。いわゆるニューディール政策だが、これは今でも有効だ。

もちろん、軽罪対策の補正予算に織り込まれているのはわかっているが、学校の耐震補強など、やって当たり前のことしか載っていない。下水道の整備だとか、遅れている地方の道路や港湾の補強など、前倒しでやってもらいたいものである。

財源がないという言い訳はやめた方がいいだろう。特別会計から予算を流用すればよいわけで、そういうことを議論できるのは政治家しかいない。

小泉改革で公共事業は無駄であると決め付けて、削減を続けてきたが、結局のところ、それに代わる地域振興策は見つけられなかった。この責任を、政府や自治体はどうやって取るつもりだろうか。

建設業が縮小した後は、農業が雇用の受け皿として期待されていたが、参入障壁の問題などがあって遅々として業種転換は進んでいない。

今こそ、景気対策の王道である公共事業をもっと打つべきだ。そして、「公共事業=無駄」という超短絡的な議論も終わりにしないといけないと思う。

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2008年10月17日 (金)

ガスは未来エネルギー

昨日は、事務所でご相談の対応や調べものなど、いろいろと仕事。

ネットでニュースを見ていたら、公正取引委員会が九州電力に対してオール電化につき「誇大広告」であると排除命令を出したそうだ。

オール電化は最近の流行りのようだが、私の知人の建築会社の方によると、必ずしも光熱費が下がるとは限らないそうだ。

特に冬場は、電気で風呂を沸かしていると、びっくりするくらいの電気代がかかるという。山陰の冬を考えると、地域によっては必ずしもオール電化が有利とは限らないようだ。

また、料理に関しては、最近はだいぶ熱の強い電気コンロが増えたと聞くが、料理が好きな人にとっては、電気のコンロだとフライパンを離して使えないので不便だと聞く。

私も一人暮らしのときに、電気コンロのアパートに住んでいたことがあったけれど、あれは料理の意欲をなくす。

最近は若い人を中心に料理をしない人が増えているようで、電気コンロでも不満は少ないようだ。

私はときどき家で焼き飯(チャーハン)を作る。チャーハンは最初に強火で具に火を通し、ご飯を追加してからは中火、ないし弱火で仕上げる。

そのときにまんべんなく火力がいきわたるよう、フライパンを何度も持ち上げながらフライ返しでご飯をかき混ぜる。ご飯から程よく水分を抜くと、おいしいチャーハンが出来上がる。

強火と中火と弱火をパッパッと使い分けて、カラッと仕上げるには、やっぱりガスコンロでないと難しい。どんなにオール電化が安全であるとしても、私は料理は火でやりたい。

電磁波の影響というのも何となく不安がある。大々的に報道されないのはなぜかと思うが、ネットで調べればいろいろな調査結果が出ている。

今、都市ガスは「天然ガス」という自然界にあるものをそのまま使用していているので、かつてのような「製造ガス」と違い、とてもクリーンだ。

また、コンロの進化でガス漏れが起きにくくなっていて、火災の心配もかつてに比べれば大きく減少している。

そして何より、日本近海には未開発のガスエネルギー(メタンハイドレート)が大量に眠っている。私は、日本政府はこういう事実を今日のために隠していたのではないかと思っている。

つまり、これまでは他国の資源を枯渇しそうになるまで使い込み、資源価格が高騰している時代をねらって、「実は日本にはたくさん資源がありました」と満を持して言いだしているわけだ。

日本はなかなかの戦略国家だと思う。

いずれにしても、ガスというのは日本にとって未来エネルギーであり、これを有効活用していかないといけない。

それにも関らず、国益を代表するはずの電力会社が目先の売上に目がくらんだのか、こういう命令を下されるのは、とても残念なことだ。

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2008年10月10日 (金)

危機に乗じて動くロシア

昨日は、午前中に新規で顧問契約を結んでいただいた会社を訪問。午後からは事務所で調査事案の片付け、原稿書きなど。

NYダウは今朝も大幅下落。①住宅価格の下げ止まり、と、②金融機関の不良債権総額が明らかになること、の2点が確認されなけば、市場心理が好転することはないだろう。

外国人が換金を急ぐため、ファンドの解約などで日本の株価もつられて安くなっている。

PER(株価収益率)は、今後、企業業績の下方修正にともなって変動が予想されるが、こういうときに役立つのはPBR(株価純資産倍率)のほうだろう。

1倍を割れると、いわゆる「解散価値」(=会社の解散によって分配できる財産の価値)を下回った状態であり、優良銘柄に関しては明らかに「売られすぎ」の状態だといわれる。

株価の下落は底なしの状態だが、優良企業に関していえば、このPBRに注目しておけば、長期的にみて損する可能性は少ない。

世界はアメリカの凋落をきっかけとして、中国、ロシア、インドなど古い経済大国が復活し、それぞれが世界経済のリード役にのし上がっていくことになるだろう。

そしていま、そのプロセスの真っただ中にあると、私は理解している。

ニュースを見ていると、金融危機に乗じてロシアが精力的に動いている様子がうかがえる。

アイスランドという大西洋に浮かぶ島国の金融危機に乗じて、緊急融資を行うようだ(読売の記事のリンクはこちら)。

アイスランドが人口30万人の小国とはいえ、ロシアがNATOに割って入ったことは、ロシアの戦略上の野心がないわけがない。それを止める力が今のアメリカとヨーロッパにはないということだ。

また、8日にはロシアの爆撃機が日本海に現れ、自衛隊機がスクランブル発進したようだ。

「追尾した」とあり、ロックオン(いつでも撃ち落とせる状態)までしたかどうかは記事からはわからないが、日本が誇る自衛隊の戦闘機がきっちり役目を果たしたということだ。

ロシアは油断ならない国だと思う。アメリカの凋落を横目に、虎視眈眈と覇権の地位を狙っている。

アメリカの単独覇権から、「多極化」へと移行する過程にあって、アメリカべったりだった日本人は目先を変える必要が出てきていると思う今日このごろだ。

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2008年9月30日 (火)

解散は延期?

昨日は、午前中に御来客が一件。午後からは外出した後、事務所で調べものなど。

アメリカの金融は本当にひどいことになっている。日本にも波及することは間違いないし、ドル建ての資産を持っている人は早めに引き上げたほうがいいように思う。

そうした金融混乱の中、日本は解散総選挙をして政治の空白を作るべきではないと思うが、そうしたところに自民党の中に解散延期論が出ているようだ。

そもそも麻生総理は、補正予算を成立させてから解散したいという意向を持っていると伝えられているし、何億円も総裁選につぎ込んでようやく射止めた首相の座を、選挙して政権交代のリスクにさらすのは本意ではないだろうとも思う。

先週の週刊文春には、解散総選挙はせず任期満了までやるという説が出されていた。

そういえば、中山大臣の暴言、そして辞任の一連の騒動は、明らかに確信犯的に狙った発言であり、何か不自然な騒ぎだったと思える。

解散必至の情勢を、解散延期論に持ち込むためのトリックだったかもしれない。

公明党との連立がある以上、何もなしに解散延期とは言えない。大義名分を作るためには、「今、解散しては自民党は惨敗する」という雰囲気を党の中につくる必要があり、それを今、一生懸命工作しているのだろう。(読売新聞のリンク

鳥取県選出の石破大臣は、就任早々に行った日本海新聞の単独インタビューの中で、「解散総選挙ありきには賛同しない」と発言されている。

もともと自民党内には、「民主党や公明党のペースで選挙日程は作らないよ」、という雰囲気があったのだろう。

石破大臣にしても、汚染米の対策に本腰を入れているさなか、選挙したいとは思っておられないと思う。対策が功を奏したという結果を出し、国民に示したいと思うのが普通だと思う。

選対事務所を維持するだけでも結構な経費になる。資金力で劣る民主党は、1年近くも選挙が延ばされたら厳しい。

もし、総選挙が延期されれば、自民党にとって中山成彬前大臣は、影の立役者になるだろう。文字通り“トリックスター”だ。

タヌキさんたちが考えることは、一筋縄じゃないなと思う。

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2008年9月25日 (木)

麻生内閣発足に関心なし

昨日は、午前中に少し外出し、午後からは事務所で調べものや勉強会の資料づくりなど。

ニュースでは麻生内閣発足のニュースを、「お友達内閣」だとか、「人気取り」だの、「世襲内閣」だの言って、例によってしょうもない批判とともに伝えている。

私の関心事は、民主党が出している22兆円の財源を絞りだす大胆な霞が関改革に対抗しうる政策を自民党が出せるか、である。

ここが次の選挙のポイントであって、「民主党に一度やらせてみよう」という世間のムードを覆すには、自民党が民主党を上回る大胆な改革を打ち出し、霞が関の改革をいかに実行するかを示さないといけない。

これが、官僚と蜜月だった麻生氏にできるかどうかが問われている。

大マスコミはそういう重要なポイントを言わないで、「中川さんは麻生さんの仲良しですからねぇ」などと、間の抜けた批判のコメントしているので、私は昨晩、報道ステーションを20秒ほど見て、すぐに消した。

仲良しだろうが、世襲だろうが、「やるか、やらんか」だけが問われればいいと思う。

私の関心は、今、政治にはない。

金融の世界では、本来ならば、数年かけて行われる大再編が、たった1・2週間で起きている。こういうときに適切なメッセージを発信できない政治というのは、「誰がやっても同じ」ではなく、「いなくても結構」ということだと思う。

日銀と金融庁があれば、後は民間企業が適切に対応することで日本は回る。

しかし、金融の動きは必ず地方経済にも波及する。

例えば最近の不動産市況の低迷は(地方では今に始まったことではないが)、金融機関の融資姿勢を厳しくさせている。

金融が円滑に戻れば、こうした動きも緩和されるが、戻らなければ損してでも手持ちの不動産を処分することも経営上は考慮していかないといけない。

アメリカの不景気は必ず日本にも伝播するから、一連の金融再編が今後、どういう展開になるかできるだけ早く正確に予測した人が、有利になる。

そういうことに関心のある政治家(鳥取県選出の田村耕太郎議員くらいだろうか)がもっと必要だろうと思う。

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2008年9月11日 (木)

総裁選の注目点

昨日は、午前中に顧問先を訪問。いろいろ打ち合わせ。午後からは事務所で調査事案の片付け、7月決算会社の税務申告書類の作成など。

自民党の総裁選挙の候補者が出そろったわけだが、すでに麻生氏で決まっているわけで、内輪の論争を聞いても無駄というものだろう。

今後の行方を占うために注目すべきは麻生氏の政策と民主党の小沢代表が掲げた所信表明との比較だろう。

民主党は、自民党がこれまでやってきた失敗をすべてカバーすべく政策を掲げてきている。

対する自民党は、これまで守ってきた利益を温存する姿勢を崩していないように見える。

かろうじて石原候補が官の無駄を指摘しているようにも見えるが、当選確実の麻生氏は、官僚利権に踏み込んで改革を進められるかに注目が行く。

私が鳥取県の監査委員をするようになって、地方行政は片山前知事からの改革で、かなり改革が進んできていることがわかったきた。

あらゆる分野で見直しが進み、徐々にではあるが改革の成果が出始めていると感じる。

そんな今、地方においては「じゃあ国の改革はどう進んだのだ?」という声が聞かれ始めている。

一連の公務員改革は骨抜きにされ、官僚利権は温存されているというのが一般的な見方だが、官僚に擁護された麻生次期首相がどこまでこの利権に踏み込めるか、地方は注視していることに留意しなければいけない。

そして何より、アメリカが麻生氏を試していることも、週刊CIA、じゃなくて(苦笑)、週刊文春の今週号に表れている。

昨日の新聞の広告欄の見出しを見ると、麻生氏は文春から就任前からバッシングを受けていることがわかるが、この総裁選で官僚利権をしっかり斬ることができるか、CIAに試されているのだ。

対する小沢代表は、すでに官僚利権を斬ることを宣言した。特別会計や特殊法人等の原則全廃はその表れだ。

それをもって20兆円くらいの財源を作ると宣言しているのだから、「一度やらせてみよう」という国民の期待(&アメリカの期待)が高まるのは無理もない。

自民党の次期総裁候補がこの点に踏み込んで公約を掲げないとすれば、世の中のムードは民主支持へ傾くのではないだろうか。

予想される展開とすれば、福田首相の政権放り出しは最後の最後までマスコミに叩かれ、中川秀直氏が自身のブログで懸念するように、「一度は民主にやらせてみよう」という世論が形成されていくことだろう。

そんな中で、我が鳥取県から立候補した石破氏は、選挙区の鳥取市で次の選挙では苦戦しそうだという情報が私の耳に入っている。

まさかと思うが、それもあっての総裁選立候補だと考えればつじつまが合うというものだろうか。

「国政には熱心だが、地元には何もしない」という評判が地元で定着しつつあるようで、総裁選ではどうやって地方を食わせていくかを言わないと、得意の安全保障ではインパクトがない。

こうした状況を鑑みるに、次期衆議院選挙は政権交代を含めた大きな地殻変動が日本に起こる可能性を秘めていると言わざるを得ない。

マスコミ情報がどう世論を形成しようとしているか、事態の推移には注意が必要だ。

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2008年9月 4日 (木)

密かに期待していること

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で執務。

政界はすでに自民党総裁選の話題で持ちきりだが、これは自民党の広報戦略の一環だろう。

民主党の代表の小沢再任ニュースを吹き飛ばし、福田首相の敵前逃亡の責任を追及することもなく、一生懸命総裁選のニュースを報じさせる広報戦略だ。

本当はきっと麻生氏で決まりなのだけど、「禅譲」批判をかわすために、不必要に対立候補を立て、苦労して総裁に選ばれたことにするシナリオを一生懸命作ってると思われる。

わかりやすいシナリオで、しばらくニュースはつまらなさそうだ。

そんなわけで、昨夜は自宅に帰って、久しぶりにプロ野球中継「広島ー巨人戦」を見た。

しかし、放送時間が過ぎたらあっさり番組は打ち切り。

昔だったら巨人戦は放送時間の延長が当たり前だったが、最近は視聴率が取れないようで、時代が変わったことを実感した。

カープが弱くなってから、久しくプロ野球に興味がなくなった私だが、なんと今シーズンは気がつくと3位の中日に1ゲーム差まで迫っている。

昨日は惜しくも負けたが、3位の中日も負けた。うまくいったらクライマックスシリーズに(CS)に出場できるではないか!

当初は3位のチームでも優勝するチャンスのあるCSなんてくだらない、と思っていたが、何が何が、おもしろいじゃないか。

この戦力でセリーグ制覇を果たしたら、これほどおもしろいことはないだろう。

今、WBCの監督を誰にするかでいろいろと議論があるようだが、もし、カープが優勝するようなことがあれば、落合やバレンタインではなく、「ブラウン監督」で日本代表を戦うこともありうる(笑)。

カープファンとして、私はそれを密かに期待しているのであった。

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2008年9月 2日 (火)

首相は何から逃げたのか

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、新規案件の打ち合わせなど。

9月になり、涼しくなることを期待する身としては、残暑というのは実にもどかしい。

今日の米子市の予想最高気温は32度。

もうしばらく我慢が必要だ。

昨晩は、9時以降にニュースを見なかったので、福田首相の退陣は今朝の朝刊各紙で知った。

「なぜこの時期に?」とか、「政権放り出し、無責任」とかいう批判はありきたりだと思うが、日本の首相の立場を考えれば、退陣について、「わかりにくい時期」、「わかりにくい理由」は当然だと思う。

まだ、まったく情報がないし、今後も情報はほとんど出てこないと思うが、私は首相は何から逃げなくてはいけなかったのかが気になっている。

改革を期待する国民に対してやる気のない姿勢を示していたとするならば、それは同時に改革を本当に期待している外資勢に対して、防御の姿勢を取っていたということだろう。

アメリカは今、不動産の下落に端を発する未曾有の不況に陥ろうとしている。それを戦争で乗り切るのは常套手段としても、もう一つの常套手段である、属国からの金の巻き上げが思うように進んでいないのではないか。

中東の親米諸国からはかなりのロットで救済資金がアメリカへ向かっているが、肝心要の日本からは少額の資金しか行っていない。

こないだ、農林中央金庫のサブプライム関連商品の購入について書いたが、それも数百億円というロットだから、アメリカの損害額から比べれば全然足りない。

加えて日本の新証券税制(21年度~)には、株式市場へ資金を誘導する意図も感じられないし、国内は金融引き締め(貸し渋り)で、不況政策実施中とくれば、外資勢も堪忍袋の緒が切れるというものだ。

外資勢と連動して、世界の景気を良くしていこうという上げ潮派を政権から一層したことも、外資勢には受けが悪かったと思う。

そのほか、貸金規制や建築基準法の改正などの政策不況もほったらかしで、貸金規制については、さらに厳しくなる様相。

福田首相は、小泉首相と比較し、日本の国富をいかに守るかという点についてはよっぽど優れた手腕を持っていると思うが、ついに持たなくなったということだろう。

アメリカは、このたびの不況を戦争と属国からの金の巻き上げで生き延びようという戦略は明らかだが、日本はお金はおろか、公明党の反対姿勢を理由にインド洋での給油からも再度撤退する姿勢を見せるなど、非協力的であることは明らか。

「ねじれ国会」だとか、「与党内の不支持」、「国民世論の不支持」なんてのは表向きの「結果」にすぎず、日本の首相の進退の背景には常に国際情勢の複雑化があると見た方がいい。

国内に漂っていた閉塞感の原因が、福田首相や霞が関による国富防衛のせいだとすれば、親米派である麻生氏が仮に首相になったとき、どういう情勢の変化があるか、注目だ。

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2008年8月29日 (金)

またも農相のスキャンダル

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは6月決算会社の税務申告書等の作成。御来客が1件など。

昨晩から雨が降り続けている。こうして大地が冷やされて、やがて秋になっていくのだろう。

政界にいろいろな動きが出ている中、今や農林水産大臣ほどきついポジションはないと思う。

またも大田大臣にスキャンダル発覚だが、国民世論はこのスキャンダルに厳しい目を向けており、対応を誤れば福田内閣の支持率にも大きな影響を及ぼすと思われる。

前にも書いたかもしれないが、農産物の輸入自由化問題というのは常に日本に対して突きつけられる外圧だ。

その外圧をいかに巧みにかわすかが、農水省及び大臣には求められる。

しかし、その過程で大臣や幹部職員は、スキャンダルを仕掛けられ、常に批判の矢面に立たされる厳しい職務である。(と、私は認識している。)

農産物の輸入自由化については、若林前大臣がうまくかわしたが、大田大臣は引き続きその課題を背負っていると同時に、忘れてはいけないのがJAバンクの民営化だろう。

小泉内閣のときから郵政の次はJAバンクだと言われていたのだが、今、再びJA改革にかまけたJA資金約80兆円の市場への開放が求められているという。

農林中央金庫はいまだにアメリカのサブプライムローン問題で安くなった証券化商品を買い増ししている(買わされている?)という。

このたびの農相の金銭スキャンダルに同情の余地はないが、こうして農相が就任するたびにスキャンダルにまみれる状況に、いかに外圧が厳しいか国民の一人として同情もしたくなるというものだ。

世界は今、大改編の時期を迎えている可能性がある。金融にものをいわせて世界の富を奪っていく金融資本主義が窮地に立たされている。

どういう展開になるのかわからないが、こうしたスキャンダルが起きているのを見ると、必ずしも多くの日本人が期待するような、金融資本主義の退行が順調に進むのかどうかはわからないと言える。

また、こうした外圧を仕掛けているのは、日本国内の勢力とも言われている。

つまり、外圧を利用して国内の改革を進めようという動きだ。

展開によってどういう社会が来るのか変わってくるが、その辺りの状況分析を慎重にしていかなければ、と思っている。

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2008年8月28日 (木)

負ければ賊軍

昨日も県の監査委員の仕事で、朝から鳥取県庁へ。夕方、事務所に帰着し、残務整理。

ニュースを見ていると、気の毒なくらい星野ジャパンが叩かれている。昨日のニュースでは、民主党の鳩山幹事長にもけなされていた(ZAKZAK)。

今朝の朝刊の広告では、文春や新潮でも叩かれまくていた。事前の人気とは裏腹の、ものすごい手のひら返しだ。

結果については、前回同様の順位だから、決してほめられものではないけど、やはり事前の人選から、本番での采配に至るまで疑問符のつくことが多かったことが原因だろう。

つまり、負けた理由が、「仲良しクラブ」だ、「温情采配」だ、と素人にもわかりやすかったからだろうけど、まさに負ければ賊軍の扱いを受ける。

私としては山本浩二氏をコーチに選んだ時点で、大丈夫か?という疑念を持った。

山本浩二氏は言わずと知れた“ミスター赤ヘル”。しかし、監督時代は結果を残すことはできなかった。

気がつけば山本浩二氏も結構な年齢になっているが、コーチボックスに入っている姿に何となくぎこちなさを感じたのは私だけではないだろう。

ずっと“大将”で来た人だ。いまさら人気監督の下でコーチボックスに入っても、居心地が悪かったことだろう。

カープファンであり、現役時代の山本浩二氏に憧れていた私でもそう思った。

結局、星野ジャパンのベンチの中で、コーチとしての役割をはたしていたのは大野豊氏と、宮本主将だったのだろう。

大物だけに、中から批判の声を上げにくかったこともあるだろう。田淵氏とともに“仲良しで固めた”なんて言われたけど、これもやっぱり負ければ批判の対象となる。

私としては、山本浩二はあくまで“ミスター赤ヘル”であって、神輿に担がれてなんぼ、人の下で力を出す人ではないと思う。

それに引き替え、月曜日のNHKで放映されたソフトボール女子の金メダルへの軌跡は、本当に感動させられた。

中指にできたマメをつぶして、肉が出ても投げ続けた上野投手の気迫やチームメートの支えなど、ここまでできるんだなあと感心した。

水泳の北島よりも、上野に国民栄誉賞を、という声があるそうだが、納得がいく話だ。

勝負の世界は厳しい。勝つために心を冷徹にしなければ、足元をすくわれてしまう。何か結果を出そうと思えば、あそこまで純粋にそれを求めなければならないのだろう。

自分もそういう気持ちになって、何かに取り組めるかどうか。

男子の野球と女子のソフトの明暗は、とても参考になる教訓だ。

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2008年8月22日 (金)

力を出し切る

昨日は午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で6月決算会社の税務申告書等の作成。夕方、顧問先を訪問。

ソフトボールの女子がやってくれた。宿敵・米国を下しての価値ある金メダルだ。

途中から見たが、ピンチの連続だった。しかし、少ないチャンスを確実にものにして、守り切った。

いくらソフトでも2日で3連投はきついだろう。それをやってのけるのだから恐るべしだ。

オリンピック前のインタビューで上野投手は、「力を出し切りたい」というようなことを話していた。

その決意がどれほどのものだったか、昨日の試合でよくわかった。

力を出し切るというのはなかなか難しい。よっぽど気持ちが強くないと出来ない。

でも上野投手はそれをやってのけたのだから、相当な精神力の持ち主だ。

我が身を振り返ってみて、きちんと力を出し切っているだろうかと思う。

私もソフトチームを見習って、きちんと目標を設定しながら、力を出し切れるようがんばりたい。

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2008年8月11日 (月)

スタンダードで負ける日本

金曜日は午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で調べ物や書類整理。

8日に北京五輪が開幕した。

開催すら危ぶむ見方もあったし、あるいは日本と近い場所での開催ということも影響してか、なんとなくオリンピックという実感がわかないない。

しかし、着実に勝敗の結果が出始めると、だんだんオリンピックの実感もわいてきた。

日本勢はここまで苦戦を強いられているといってもよいだろう。

なでしこ、三宅、反町ジャパン、柳本ジャパン、やわらちゃん、平岡、などなど思うような結果が出せなかった選手、チームがすでに続出している。

特に柔道女子の谷亮子に関しては、納得のいかない負け方だった。

だいたい「指導」ってなんだと思う。ああいう判断にあいまいさと裁量を残すような判定で勝敗が決まってしまうのはいかがなものかと思う。

新聞などには、「ありうる判定」なんていうわかったようなわからないような解説が載るが、素人にはわからない。

もちろん逆もあった。中村美里は2回戦あたりで、技の「かけ逃げ」なんていう、これまたわかりにくい判定で勝利した。

解説の山口氏は「めったにないこと」と話していた。プロでも予想できない判定だったということだ。

日本柔道はいまや完全に世界的な競技となったが、そのルールの決定にもはや日本の影響力はなくなったようだ。

そして、代わってヨーロッパ人がルールを作るようになった。ご存じのとおり、彼らはスタンダード作りの名人といっていい。

例えば、ビジネスしている人なら聞いたことがあると思うが、「ISO」なんていう品質や環境基準なんかもヨーロッパ人が作って世界に広めた。

「これがないと取引しません」などと言って、ありがたみが出るように細工しながらフィーを取っていった。

彼らはルールが結果に与える影響の重要性を熟知している。

スピード社の水着もそうだ。表面に加工を施すことの是非を日本勢は判断しきれなかった。技術の差ではない、スタンダードを操る知恵の差といっていい。

サッカーなんかも、まじめに観ているとだまされることがある。審判の判定には裁量があり、人によってルールが変わる。

ブラジル人やアルゼンチン人が得意とする、ゴール前でずっこける演技も「シュミレーション」というルールを作って封じた。

これが悪用されて、本当に倒されてもシュミレーションを取られる例が出ているようだ。

アジアの中でも中国や韓国は比較的そういう対策はできているほうで、巧みに協会に幹部を送り込んだりするが、圧巻は日韓共催のW杯での韓国ーイタリア戦。

トッティへのファールを逆にシュミレーションと判定し、退場に追いやり、ベスト4進出を決めた。

これくらいのしたたかさが日本にはほしいのだが、一本とる柔道にこだわる日本は国際スタンダードに乗り遅れた感は否めない。

柔道は完全にスポーツと化し、技もさることながら、ルールへの理解が非常に重要なスポーツになった。

だからと言って一本にこだわる柔道家、たとえば井上康生などは決して間違っているとは思わない。

同じアジアの北朝鮮なんかは、やはり一本を狙いに来る柔道をしてくる。

内柴のように一本を狙い続けて本当にそれで勝つのだから、すばらしいとしか言いようがない。

谷亮子の敗戦の苦い思いを吹き飛ばしてくれた。

北京五輪は始まったばかり。しばし、楽しみたいと思う。

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2008年8月 8日 (金)

最近の政治

昨日も鳥取県庁で監査委員の仕事。

少し早めに終わったが、帰り道で渋滞にはまり、事務所に帰着するのに2時間以上かかってしまった。

夏休みシーズンだからだろうか、県外ナンバーが目立つようになっていて、交通量も増えているように思う。

さて、政治の世界では福田改造内閣がスタートしたところだが、早速、中国餃子問題で外務大臣や野田消費者対策担当大臣が対応力のなさを露呈してしまった。

実力で選ばれたというよりも、選挙を前にして郵政造反組みの取り込みを狙って入閣したといわれる大臣に、いきなり肝心の問題に突き当たってもうまく対応するのは無理というもののかもしれない。

新しい内閣には選挙対策しか頭にないように見える。派閥の領袖をそれぞれ重要ポジションに配置し、“福田おろし”を防止するだけでなく、選挙の顔として幹事長に麻生氏を配置。結果を残せば次期首相なのだろう。

結果が出なければしばらく首相の芽はなくなる可能性すらあるわけで、その判断は森派(町村派)が行うことになるのだろう。

福田内閣には、小泉内閣のころのような一つ一つの政策が地方経済に与える大きさゆえの緊張感はまったくない。

おそらく、来年の選挙が終わるまで、常に政局絡みの動きに終始するのだろう。

今の自民党にはどうやって政権を維持するか、また民主党にはどうやって政権を奪取するか、それしかないから政策は常に国民の顔色を伺ったものばかりで、評価できるようなものは少ない。

目玉であるはずの公務員改革も骨抜きにされる気配が漂うし、公益法人改革などもどれほどのインパクトを残せるか、微妙なところだ。

選挙を前に、どの団体にも気を使う様子が伺え、すべての政策が小粒でインパクトのないものになっている。

おもしろい動きといえば共産党かもしれない。「格差対策」を叫ぶ声が予想以上に支持者拡大につながっているらしい。

小林多喜二の「蟹工船」がいまごろになって、また売れ始める始末。若い世代が少しずつ共産党に流れているという。

これまで、ジェンダーフリーだ、男女共同参画だといった様々な平等政策を背後から支援しながらほとんど不発に終わった革新勢力だったが、経済格差の拡大がおもわぬ党勢拡大につながっているようだ。

そういえば、昨年の鳥取県の県議選では、共産党が2期ぶりに議席を回復させた。しかも2議席。

しかし、格差を本当に埋めようと思えば、“弱者対策”ではなく“強者対策”でなければ無理だということは歴史が証明している。

強いものをしっかり富ませなければ配分すべき原資がないわけで、経済対策としてはそちらのほうが有効だ。

そうした原理原則を無視し、単なる集票対策しかないところに日本の政治のつまらなさがあるのだと思う。

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2008年8月 1日 (金)

景気は悪化

昨日も監査委員の仕事で鳥取県庁へ。夕方、事務所に帰着し、残務整理。

暑さに体が慣れたせいだろうか。それともここ数日の曇天のおかげだろうか。

暑い日が続いているが夏バテをまったく感じていない。睡眠をできるだけきちんととるよう心がけているのも功を奏しているかもしれない。

やはり夏のすごし方というのを考え直したことが、夏バテを予防してくれてるように思う。

ニュースでは、大企業の四半期決算の発表が相次いでいる。アメリカ発の金融不安や原料高の影響で、総じて景気は悪化傾向にある。

コマツや任天堂など、業績の良かった銘柄まで、決算発表後は売り込まれている始末だ。

これは明らかに金融不安の影響だと思われ、この先の景気悪化の影響を避けるため、早めに“逃げ”を打っているのだろう。

ここ数年来の好況でも、鳥取県内の景気はずっと低調だったわけだが、全国的な景気悪化により、県内の景気は底が割れるかもしれない。

私は「時代が変わった」とはっきり認識しなければいけないと思っている。

昔のことを思い出してみても、取り巻く状況が変わってしまっているから、従来の延長線上に改革の進むべき道はない。

例えば、昔なら努力をコツコツ積み重ねて状況を打破できたかもしれないが、これからはそれでは無理で、例えば思いがけないアイデアのような発想力がとても重要になる。

読売新聞のアンケート調査で日本人の勤勉が続くとは思わないという調査結果が出ているが、勤勉なだけでは食べていけない時代になっているのだから、ある意味で仕方がないところもあるだろう。

「時代が変わった」という言葉はあまりに安直すぎて使いたくはないけれど、明らかに変わっていることを実感する今日このごろだ。

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2008年7月16日 (水)

一斉休漁

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で5月決算会社の税務申告書の作成など。

ニュースでは、原油高騰による漁船の全国一斉休漁が報じられていた。燃料が値上がりしたせいで、漁に出ても採算が取れないという。

すでにスーパーでは鮮魚が品薄になっているというが、いよいよ魚が店頭から消えてしまうのではないだろうか。

スーパーだけではない。寿司屋や小料理屋なども仕入に困り、売上に響くだろう。

このたびの原油高騰は、原油以外のあらゆる資源の高騰にも結びつき、幅広く人々の生活を脅かしている。

全国的にも景気が悪化傾向にあるという政府の発表だったが、地方の不景気は何か底が抜けたような感じさえある。

ガソリン高の影響で買い物を近所のスーパーで済ませる人が増えたため、あれだけ人が集まっていたジャスコなどの大手スーパーでさえも、減収となっているようだ。

魚が食べられなくなれば、肉を食えばいいともいえるが、そういう問題ではない。資源高は飼料の高騰を招いており、すでに当地を代表する養鶏場は倒産した。肉を食うことも容易ではなくなる可能性がある。

こうしたインフレの始末をするのに、世界の金融の元締めであるアメリカも手を焼いている。

自身が招いた住宅バブルの後始末が終わらず、金利を上げることも下げることも容易出ない状況だ。

ここに、さらに底が抜けるであろう世界経済の危機の火種がある。

身近な休漁の話と、世界経済の危機はつながっている。

しばらく要注意期間が続くと見る。

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2008年7月10日 (木)

情報公開

昨日は、県の監査委員の仕事で県東部の出先機関へ。午後からは八頭郡の森林や農業の状況を見て回った。

教育委員会を通じた不正は大分県で大事件になっているが、鳥取県では学力調査の結果の開示について、ちょっとした議論が起こってる。

県教育委員会は非開示としたのに対し、情報公開審議会は開示せよと判断した模様。

(朝日記事はこちらを参照 → 朝日ドットコム

学校教育をあれこれ議論する前に、教育委員会が腐っていることを大分では露呈したわけだが、鳥取県ではそういうことがあってはいけない。

教育委員会は極めて閉ざされた空間のようにも思え、外部の意見を取り入れる姿勢を忘れがちだ。

学力調査の結果を開示するか否かについて、情報公開審議会が開示せよと判断したことに合理性が認められれば県教委は意見を取り入れるべきだろう。

学校を外の世界から遮断し、教育方針には指一本触れさせないような態度に終始すれば、おかしくなるのは当たり前で、いかにオープンにしていくかはとても重要だと思う。

これは、われわれの世界でも同じことで、公認会計士や税理士が自分たちこそ専門家だと驕り昂ぶれば間違う。

いろんな人の意見を聞いて、常識にはずれないよう自律機能を持つことが大切だと、自戒の意味もこめて書いておきたいと思う。

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2008年7月 2日 (水)

タバコ増税

昨日は、午前中に事務所で5月決算会社の税務申告書の作成など。午後からは事務所で仕事の打ち合わせなど。

最近、タバコ1箱の値段を1,000円にするという案が各所で出されていて、ニュースをにぎわせている。

なるほど1箱1,000円にすれば、タバコを吸う人は減るし、税収は増えるし、JTの収入も増えてタバコ農家の所得も増えるということで、すべてよしということらしい。

私はタバコを吸わないから、こうした議論に特別な関心はないのだが、最近の行き過ぎた議論にはちょっとおかしいのではないかと思うことが増えてきた。

先日の読売新聞の人生案内には、「タバコを吸っている人を見ると強い憤りを感じる」なんてものまであった。これは明らかに異常だと思う。洗脳が効きすぎたのだろう。

タバコの害については強調しすぎな感があり、何かの意図を感じてしまう。確かに害はあるだろうが、それには個人差もあってずっと吸い続けて長寿の人もいる。

喫煙者にとって一服する時間はストレスの解消にもなるというから、タバコの害よりもストレス解消の効果が勝つ場合も、人によってはあるだろう。

おそらく政府の意図としては、「タバコ増税」という“三方よし”の政策をつつがなく実行したいという思惑があるのだと思う。

つまり、タバコの害を強調して国民を洗脳すれば、すんなり増税が通るということだ。しかも、1箱1,000円なんていうのもハッタリで、おそらく最終的には1箱500円くらいで決着し、愛煙家を少なくしないで将来の増税の余地を残すことだろう。

私が財務省主税局長だったらそうする。1箱1,000円で脅しを掛けておいて、500円で決着すれば愛煙家にはかえって感謝すらされるだろう。増税しているにもかかわらず。

タバコの害なんてのは、言うほど大したことはない(と思う)。行き過ぎた世論には必ず裏がある。

何より、自分の好きなことをして健康を害してしまう人を悪くいうのはよくない。分煙さえできていれば十分だ。

好きなことを我慢して長生きするよりも、やりたいことをしっかりやって寿命が短くなってもいいと思う。

案外、そのほうがストレスがなくて長生きすることもあると思う。

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2008年6月26日 (木)

居酒屋タクシー

昨日は鳥取県監査委員の仕事で一日中、倉吉市内の出先機関へ出向いていた。

熱で1日中、頭がボーっとしていたが、ヒアリングの時間だけは集中して話を聞き、問題点がないかしっかりチェックしてきた。

家に帰ると疲れがどっと出てきたが、1歳半を過ぎた息子が「遊べ」とばかりに上に乗っかってきて、なかなか寝させてもらえなかった。

就寝するとき、明日の朝は熱が下がってくれているかな、と淡い期待をしながら眠りにつくのだが、今朝も37度台前半の微熱が残っていた。

しかし、喉の痛みはなくなり、昨日とくらべて格段に楽になった。きっと、もうすぐ治ると思う。

新聞では霞ヶ関の公務員が、深夜のタクシー利用の際に金品を受け取っていたという居酒屋タクシーの問題が話題になっている。

私が東京時代に監査法人に勤務していたとき、深夜残業をしてよく自宅までタクシーを使った。霞ヶ関のすぐ隣の内幸町からだったが、私は一度たりとも金品を提供されたことはなかったなあ。

あの当時から霞ヶ関の周りには深夜になるとぐるりとタクシーが取り囲み、客待ちをする光景が見られた。国家公務員はタクシー業者にとって、上得意なのだと思う。

しかし、この事件で公務員は一斉にタクシー利用を控えるという。業者にとってはこの上ない痛手ではないだろうか。

だいたいにして公務員や自治体を相手にする商売というのは売上急減の危険が伴うものだ。公共事業もそうだし、官官接待が問題になって以降はスナックやクラブが痛手を蒙った。

この点は、商売をする身としてはよく注意しておかなければいけない。得意先を官に集中させないことが重要だ。

ところで、増税論議が出始めると官僚の不祥事が暴露される仕組みが出来上がっているようだ。今回も消費税論議が出始めた矢先の“居酒屋タクシー”事件だ。

この点については、自民党の中川秀直氏が興味深い発言をしている。増税の前に無駄を排除せよというのが中川氏一派の主張だが、中川氏によると次にまた増税を持ち出すようだと、マッサージチェアの問題が出るのではないか、という。

「出るのではないか」ではなく、おそらく中川氏らは福利厚生として必要のないマッサージチェアの購入の実態をすでに抑えているのではないだろうか。そして、それを次に増税を持ち出してきたときに出すつもりがあるのだろう。

中川氏らのグループの動きには注目しておきたいところだ。

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2008年6月19日 (木)

東京の不動産屋には鍛えられた

昨日は、午前中に事務所で調べ物や雑誌の読み込み。午後からは中海テレビの打ち合わせや事務所へご来客が1件あった。

今朝の日経新聞に、不動産賃貸仲介の大手エイブルに対して公正取引委員会から排除命令が出ているというニュースがあった(リンクはこちら → 日経ネットより)。

朝刊の記事には、「架空物件や実際と異なる築年数をうたったりした」とあった。

これを見て、東京の不動産業者にはいろいろと鍛えられたことを思い出した。

私は東京時代の10年間に、八王子 → 聖蹟桜ヶ丘 → 阿佐ヶ谷 → 西新宿と4回引越しをしているが、そのたびごとに不動産屋にお世話になった。

最初の八王子の物件は、駅から遠くて不便だったが、高校卒業したての3月の一番物件の移動の激しい中、時間の制約のある物件探しだったため、不動産屋の社長に契約をせかされた感があった。

その社長は、携帯電話をかけながら困惑の表情を浮かべ、「あっ、あの物件もう決まった!?」、「えっ、あれも決まったの!?」などと、驚いた表情を見せ、地方から東京に初めて出る私にしたら、「(早く決めないと物件がなくなるかも)」という不安を抱いたものだった。

しかし、4月から生活を始めると、八王子には駅から離れたところにたくさん新しい物件があることがわかり、後にして思えば、私に早く契約させる演技だったと思われる。

その物件には結局1年足らずしか住まなかったが、その反省から次の物件探しのときは「絶対妥協しない」をモットーに不動産屋にあたった。

大学の近くの聖蹟桜ヶ丘では、今朝の朝刊に出ていた不動産屋で物件を見つけたが、その途中、不動産屋の担当者が電話で「あっ、あの物件値段が下がったんですか?」と、私の目の前でこれみよがしに言い放った。

「あなたはラッキーですよ」みたいな話をしてきたので、私はピンときて、「(あ、これは契約を急かすための演技だな)」と直感した。結局、いろいろと検討しながら、当然、内見もして決めたのだが、不動産屋での物件選びでは妥協しない態度は絶対必要だと実感した。

そして、不動産業者はたとえ大手であっても客に契約をさせるためあの手この手を使うものだと学んだ。

大学4年のとき、水道橋の専門学校に通うために、中央線で1本でいける阿佐ヶ谷あたりで物件を探した。

そのとき都心の不動産屋に多数、当たってみたのだが、何度も架空物件に出くわした。雑誌で好条件の物件を調べて、「この物件、まだありますか?」と尋ねて行くと、「さっき決まりました」など、適当な理由で断られ、他の物件を紹介された。

電話で物件があることを確認していたにもかかわらずである。

中には「自殺物件なので、こんなに安いんです。お薦めはしませんよ。」などというのもあった。途中で、「(あぁ、これは客を釣るための架空物件なんだな)」と気がついた。

不動産仲介業というのは、客に契約させてナンボの商売だから、いろいろ物件を紹介したり内見させたりしている間は、1円も売上が上がらない。

あれこれ紹介した挙句、結局、客を逃してしまえば、コストだけが立つことになる。

そういう商売だから、あの手この手で契約させようとして、中にはこのたび排除命令を受けた大手のように架空物件で客を釣るなんてこともしてしまうのだ。

こうした業者との付き合いの中で、私はいろいろ鍛えられ、社会人になってから引越した最後の西新宿の物件は、願ってもない好条件の物件にめぐり合えた。

悪いことをする人もいるが、何でも勉強なんだと思う。

東京の不動産業者には苦い思いでもあるが、一方で世間というものを教えてもらったという思い出もあるのだ。

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2008年6月18日 (水)

増税に待った

昨日は午前中に顧問先へ出かけ、決算に関する打ち合わせ。午後からは事務所で調べ物など。

消費税を増税するかどうか、首相が決断の時期を探っているというニュースがあった。

増税の必要性については、主として社会保障の充実の観点から叫ばれる。医療や福祉に関連する予算が逼迫しているのを受けて、増税分をそちらにまわすという論調だ。

日本国政府が借金まみれで首が回らなくなっているなどという説は、もはや日本では当たり前の常識のようになっている。

一般の人だけでなく、地方議員や首長、公務員の幹部たちの口からも国の予算は厳しいという声が当たり前のように聞かれる。

これについては、もっときちんと調べてみる必要がある。一つは、年度予算のうち特別会計分を含めたときどうなのか。

あるいは、国の保有する資産の面からどうなのか。

例えば、今、米子空港は滑走路の延長工事を行っているが、公共事業がどんどん削られるなか、なぜこのような大規模な公共工事を国は打てるのか。空港は特別会計になっているからだろう。

他国に比べて割高といわれる空港の着陸料や使用料などが毎日、わんさかと入ってきており、空港特会はとても潤っているという。

特別会計の話を持ち出すと道路のときもそうだが、必ず聖域であるかの論理で対抗してくるが、そうした霞ヶ関の常識をゼロベースで見直せば、増税しなくても福祉にまわせる予算はあるだろう。

そうした増税に反対する動きをしているのが、自民党の中の中川秀直氏のグループであり、近著である「官僚国家の崩壊」にはその辺りの攻防がよく書かれている。

財務省の「赤字演出」は実にうまくいき、日本人の多くが洗脳されてしまったが、もう一度よく検証してほしいものだ。

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2008年6月17日 (火)

厳しい現実

昨日は、午前中にご来客が1件。その他、事務所で調べ物など。

昨晩のローカルニュースで、米子市に本社があるウベハウスが民事再生手続開始の申し立てをした、というものがあった(中国新聞ニュースはこちら)。

米子の財界には少なからぬ衝撃が走ったのではないだろうか。

なんといっても米子商工会議所前会頭の会社である。経営が厳しいとは聞いていたが、こうした事態が現実になると、依然として厳しい経済環境が見て取れる。

売上が落ち込んだとはいえ、80億円もの売上規模を持つ建築屋さんは地場にはない。静岡のハウスメーカーがスポンサーとなって建て直しを図るというが、住宅メーカーは裾野が広いから、その影響もこれから出るかもしれない。

それにしても厳しい現実を突きつけられた格好だ。当地を代表する企業の一つで、しかも地元財界の顔役であった企業での出来事だけに、これから先、何が起こっても不思議はない気がしてくる。

しかし、「厳しい」といっていてもしょうがないのもまた事実だ。強い気持ちで将来に向かっていかなければ難局は乗り切れない。

経営者たちはぜひとも気持ちを強く持って、将来を切り開いていってほしい。そして、私としても精一杯のサポートをしていきたいと思っている。

今、私はビル・エモットの書いた「アジア三国志」を読み始めている。21世紀がアジアの時代になるのは確実で、日本・中国・インドのせめぎあいがすでに始まっていることを書き著した本だ。

ヨーロッパはすでに衰退を始めており、ユーロを結成して団結するものの、どこまで衰退を食い止められるかはわかっていない。

しかし、「アジアの時代」といわれ、それが現実のものとなろうとしている時代に、日本の地方にいて、ヨーロッパと同じく衰退をしていてはいけない。

何とか時代の流れにのって、飛躍していかないといけない。そのためになすべきことをしっかり考えなければいけないと思っている。

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2008年6月13日 (金)

乾いたぞうきんをしぼる

昨日は午前中に鳥取市へ行き、鳥取県産業技術センターの役員会義に出席。午後からは鳥取市内のお客さんのところへ行って、仕事の打ち合わせ。夕方は米子市内に帰着し、顧問先の会議に出席。そのまま懇親会へ。

最近は、お客様の中にも私のブログを読んでくださる方が増えてきていて大変ありがたいことですが、仕事の中身については私どもには守秘義務があり、基本的にすべてシークレットです。

決してお客様に関心がないわけではなく、私どもの職業に課せられた守秘義務を貫徹するためには誰とどこで会ったという話はすべて秘匿することにしています。

ただ、県や市の仕事は公費でまかなわれていることもあり、差し障りのない範囲で書くことがあります。また、会議によっては県のホームページで議事録が公開され、監査についてはレポートが掲示してあります。

このあたりの事情についてはご理解ください。

さて、最近のニュースは、秋葉原の通り魔事件の話題でもちきりだ。ただし、事件の背景に深く切り込んだニュースは非常に少ないと感じている。

昨日、家に帰ったときテレ朝系の報道ステーションを見たが、古館一郎は「断罪に処すべき」などという、ごく当然のことしか言っていなかった。

ちなみに古館氏は、明らかに疲れた表情で痩せて目に力がないのが気になったが・・・。自民党との喧嘩がよほどこたえているのだろうか。

犯人はトヨタ自動車系の下請工場で派遣社員として働いていたというが、トヨタ系の工場の労働者はとても過酷な環境下にあることを報じるメディアは皆無だ。

さすがにトヨタの情報管理は徹底している。CMの発注でメディアを根っこから抑えているのだろうか。だが、ネットではトヨタ工場の過酷な状況が描写されていたりする。そういうのを読むと“世界のトヨタ”はこうした上に成り立っていることをしみじみ思う。

工場では派遣社員のリストラが行われている最中だという情報までは報じているが、誰がリストラの対象となるのか、工場内では皆が疑心暗鬼の状況で殺伐とした雰囲気が蔓延していたという。

トヨタは部品を必要なときに必要なだけ調達する「カンバン方式」で、工場の合理化を進めてきたが、今では人間もカンバン方式であり、派遣労働者がその調整に使われている。

こうした実態をもって犯人を擁護する気などさらさらないが、2兆円も利益を出している会社が少しは労働者への配分を考慮してもいいのではないかと思う。

トヨタは「乾いたぞうきんをしぼる」ともいわれるが、そのひずみが今回の事件の背景にあるとすれば、事件を防ぐためにももう少し考えてもいいのではと思う。

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2008年6月10日 (火)

メタンハイドレート

昨日は事務所で残務整理や調べ物など。

午後にご来客が1件。

いろいろな会合に出席し、経営者たちの間で最近、話題になることといえば、やはり“原油高”にまつわるもの。ガソリン価格の高騰は、様々な形で影響を及ぼしている。

「どこまで上がるのか?」という問いにはっきり答えることなどできない。しかし、すでに現在の水準では各国政府から非難の声があがっており、原油高は“政治問題化”している。

これ以上、上がるようであれば、何らかの政治的措置がとられる可能性がある。

ゴールドマンサックスが1バレル200ドルという予想を出してきたことで、逆に売りが出るのではないかという予測も立つ。米系大手証券会社が高値を煽るようになれば、投機筋は売りに入るのがいつものパターンだからだ。

いずれにしてもこれ以上の高騰は、油に対する需要を減らすのは間違いなく、すでに電車の便利な都市部では、朝の通勤ラッシュ時の高速道路の渋滞が緩和されつつあるという情報もある。

資源のない日本では、こうした世界情勢に対し、一見無策のようにも思えるが、日本の省エネ技術がかえって脚光を浴びているのだから、日本にとって決して悪いことばかりでもない。

代替エネルギーの開発も少しずつ進んでいるようだ。その大きな柱となるのがメタンハイドレートではないだろうか。

日本の海域には、日本海と太平洋の両方に広大なメタンハイドレートが眠っている。

その量は日本の天然ガスの年間使用量の100年分(!)であり世界最大規模というから、これが実用化できれば一転して日本は“資源大国”にのし上がる。

すでに開発は始まっているが、実用化のためにはもう少し時間がかかるようだ。今朝の日経新聞にもこのことが伝えられていたが、WEB上では見つけられず、リンクが貼れなかった。

「資源がないので知恵を絞ろう。」 これが日本人の合言葉だった。

しかし、10年後には「膨大な資源をどう活かすか?」がテーマになっているかもしれない。なんて、夢のような話だが現実である。

ただし、アメリカ様がすでにこの件では動いていて、日本に対してメタンハイドレートの実用化について“共同研究”を持ちかけてきている。どこかで聞いたような話だ。

共同研究というのはどうせ口実で、きっと「お前のものは俺のもの」とばかりに、しゃしゃり出てきたのだろう。

うまく日本の利益のために、そして原油が投機でもてあそばれている現状を踏まえ、日本なりの世界貢献に資源を有効活用してもらいたいところだ。

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2008年6月 5日 (木)

大統領選挙の行方

昨日は、県の監査委員の仕事で1日中、米子市内の県立施設を訪問しヒアリングをしていた。

県関係の職員の方はだいたいクールビズになっていたが、私は未だ冬服のままだったので、今日から私も夏服にしてみたら、ズボンのお腹がきつくなっていた(苦笑)。

6月いっぱいでフィットネスクラブの契約が切れる。今年に入ってからほとんど行けていない状況。一応、更新はしない予定にしている。なかなか続かないものだ。

昨日のニュースで、アメリカ大統領選挙でオバマ氏が民主党で勝利が決まったというものがあった。

いろいろな人が大統領選の行く末を予想する中で、「今度は民主党の順番」、「本命はヒラリー」ということを盛んに喧伝してきたと思う。

そして、もしそのとおりになれば、評論家たちはこぞって「私の言ったとおり」と言うつもりだったのだろう。

「黒人大統領はアメリカの中ではまだタブー」とか、「金融財閥がヒラリーに決めている」という話もあった。

しかし、多くの評論家たちの予想ははずれた。彼らがどう言い訳するか、あるいは完全に過去の発言を無視するか、一つの見ものだ。

ただ、そんな評論家たちの予想の中で、増田俊男氏だけは最初から「戦争を続けるなら共和党」といい続けていた。

彼の予想があたるかどうかはまだ最終的にはわからないが、そういう彼が詐欺の疑惑で告発されていることは興味深い。そして、そのスクープをしたのが読売新聞というのもまた意味深なところがある。

表向き、彼はすでに「詐欺師」のレッテルをはがされることはないだろう。実際に彼が投資勧誘した会社は破綻寸前にあるというので、事実として彼の投資勧誘は失敗だったと思われる。

また、彼自身のやり方も極めて黒に近いダークなものであったと思われ、その点、彼の非を否定するつもりはない。

ただ、彼の論評にはとても鋭い視点が含まれており、予想はよくはずしたが傾聴に値する論調も多かったと思う。

そして、よくタブーにも踏み込んでいた。ケネディ暗殺の真相に触れた点もそうだが、9.11テロの真相に触れた点についても「なるほど」と思わせる部分があった。

しかし、それは同時にアメリカのタブーに触れるものであり、植草教授と同様、社会的に抹殺されるときがきたのかもしれない。

本当かどうかはわからないが、向こうのトラップの中には、投資詐欺師に仕立て上げる仕組みもあるという。スクープしたのが読売新聞ということは、CIAがからんでいる可能性もあるということだ。

一人の人間が社会的に抹殺されたとき、そのすべてを否定しないで、彼が何を発言したかをたどってみると、真実に触れることができるのかもしれない。

大統領選挙の報道に接し、そういえば共和党の勝利を予想していた少数派がいたことを思い出したのである。

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2008年6月 4日 (水)

サマータイム

昨日は、一日中、事務所でこまごまとした仕事をこなし、たまった仕事を片付けていた。

日が長くなったものだ。夜の7時過ぎでもまだ薄明るい。

もうすぐ夏至だが、毎年この季節になるとサマータイム制導入の議論が起こっているような気がするが、今年の議論はかなり本格的に動きそうな気配もあるようだ。

私が高校を卒業して東京に出たとき、東京の冬はやけに日が落ちるのが早いなと思ったことがある。

調べてみると、米子の日の入りと約20分違う。逆に朝は20分早く日が昇るので、明るくなるのは東京のほうが早い。

仕事で長崎に行ったとき、やけに夕日が沈むのが遅いなと思ったが、東京とは約30分違う。逆に冬の朝はなかなか明るくならなかった。

仮に、東京に30分だけサマータイムを導入すれば、今の西日本と同じになる。サマータイムの効果は西日本より、東日本のほうが大きいと思う。

西日本でももちろんサマータイムのメリットはあるが、日の出が早い東日本のほうがより有効に日中が使えるようになると思う。

8年前の夏休みにスペインを旅行したとき、バルセロナでは夜の8時を過ぎてもまだぜんぜん明るかった。スペイン人は夜更かしが多いというが、逆に日の出はとても遅く、8時前にならないと明るくならなかった記憶がある。

夜の10時ごろのバルセロナの目抜き通りは、もっとも人通りが激しかったが、スペインはめいっぱい明るい時間と起きている時間を一致させて、人生を楽しんでいるような感じがした。

「サマータイムというのはこういうものか」と実感した記憶があるが、日本で導入されれば、かつてのように残業時間が長くなるようなことにならなければいいと思う。

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2008年5月29日 (木)

船場吉兆

昨日は、午前中に事務所で3月決算会社の税務申告書の作成など。午後からは顧問先に出かけて株主総会の打ち合わせなど。

決算の仕事はあともう一息のところまできた。がんばって仕上げたいと思う。

船場吉兆が廃業するというニュースがあった。

船場吉兆は高級料亭らしいが、もちろん私は行ったことがない。

一度は再建に向けてスタートしたものの、ついこないだ再び不祥事が発覚し、あえなく廃業せざるを得なくなったということらしい。

誰かに出した食事を使い回すというのは、衛生的に問題がなかったとしても気持ちのいいものではないし、高級料亭でやることではないだろう。

しかし、皮肉なのはそういう料理でさえも、財界の偉い人たちはありがたがって通っていたわけで、誰かが内部告発をしなければ、未だにありがたがって食べていたかもしれないということだ。

きっと高級料亭への憧れや「俺も偉くなったもんだ」という優越感のようなものを感じることが先にきて、とても料理の中身は二の次だったのかもしれない。

一番いいのは、食べたときに「あっ、これ二度焼いたな!」とか、「これは鮮度が悪いなぁ。使い回しただろう?」と気づいて指摘してやることだが、そういう本当の“食通”はいなかったということだ。

その点、米子にある大衆居酒屋(チェーン店ではないもの。小料理屋。)は良心的だと思う。なにより、カウンター越しに板前さんが厨房で料理をしている姿が見えるので、料理をして皿に盛り付けて、そのまま出すので、二度焼いたり、使いまわしたりすることはできない。

すし屋も同じだが、目の前で魚をおろしてすしを握っているから、不正はできない。

高級料亭じゃない方が、新鮮な魚を素朴に味あわせてくれるので、かえって舌が肥えると思う。

船場吉兆はチェーン展開していたようだが、儲けるために料理屋をやるとなると、ついそういう信頼をなくすことをやってしまうのかもしれない。

しかし、儲けることも大事だが、「客が喜ぶ顔を見たい」とか「新鮮な食材のうまさを知ってもらいたい」という料理人としての純粋な気持ちに客が着くのが本当だと思う。

そうなると大規模化はできないはずで、船場吉兆の創業者は「のれん分けするな」というようなことを言っていたとか。もし、そうなら創業者はよくご存知だったということだろう。

いずれにしても自分で行ったことのない高級料亭の話なので、「米子の居酒屋のほうがよっぽどいいがなあ」と思いながら、冷めた目でニュースを聞いていた。

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2008年5月28日 (水)

裁判員制度 その2

昨日は、午前中に顧問先を訪問。決算の打ち合わせなど。午後からは別の顧問先を訪問。事務所に帰着して税務申告書類等の作成。

今年は3月決算の会社が増え、申告期限が迫る今もまだ奮闘中。初めての会社は特に経理処理についての確認が大切で、間違いのないよう対応する必要があるが、その分、時間もかかってしまう。

それでもようやくあと一息のところまで来た。引き続きがんばりたい。

最近のニュースでは、裁判員制度の開始を1年後に控え、制度の運用上の問題点を指摘する声が各方面から上がるなど、国民の間から戸惑いの反応が起きていることに注目がいく。

多くの人々が、本当に実施するのか半信半疑だったのだろう。当然のことである。みんな自分の仕事が忙しいし、本当に仕事を休んでまでいかなければいけない義務なのか、疑問に思っているのだ。

そもそも憲法に規定する国民の三大義務(納税、教育、勤労)にも該当しないし、職業選択の自由にも抵触する可能性だってあるわけで、そのあたりの議論も不十分であることが指摘されている。

本格実施に向けて制度の問題点に直面し、右往左往する姿が散見されるのは仕方のないことだ。

先週末の「たかじんのそこまで言っても委員会」(読売テレビ系)では、評論家の宮崎哲弥氏をはじめ、みんなが「誰が言い出した制度なんだ?」と疑問の声を上げていた。

そんなのアメリカ様に決まっているだろう。そんなことも基本的なことも知らないで評論家をやっていたのかとあきれた。

日本の司法制度改革には、最初から最後までアメリカ様からの指令が日本に届いている。弁護士の増員や外国人弁護士との提携など、あらゆる司法制度改革が年次改革要望書に織り込まれ、特には小泉内閣のときに一気に進んだのだ。

アメリカの陪審制と違う点の中で、日本の裁判員制度は刑事裁判だけに限られている点が上げられる。これは、アメリカでも民事訴訟の陪審制では、戦いがコントロールできなくなっているからという。

つまり、制度を作った連中が、その制度で逆襲を受けるという事態が起きているということらしい。だから日本ではその二の舞を防ぐために、うまみだけを吸い上げるべく、刑事裁判に限られた模様だ。

あの番組は、関東エリアでは放映していないようだが、取り上げる問題によっては面白いときがある。しかし、背後でアメリカ様が絡む問題については、からきしダメだ。

その反面、中国問題にはめっぽう強く、出演者から極めて厳しい意見がどんどん出てくる。同じようにアメリカに対して厳しい意見を言う人は、あの番組では変人扱いされる。

日本テレビ系列がCIAの広報と呼ばれるゆえんであり、アメリカが中国をいかに叩こうとしているか、番組を通じてよくわかるというものだ。

宗主国であるアメリカ様からの要望はいつものことである。これを日本人は上手に料理して、日本的な味付けに変えてきた歴史がある。

裁判員制度にしても、いかに魚の骨を取り除いて食べやすくするか、まさに“骨抜き”の巧みさが日本人に求められるのである。

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2008年5月27日 (火)

ガソリン10円値上げ

昨日は、午前中に出雲市内の顧問先に出かけ、税務申告書類の引渡しなど。午後からは米子市内の顧問先で株主総会に関する打ち合わせなど。

ガソリンを来月から10円引き上げるというニュースがあった。米子市内のレギュラー価格はリッター160円前後なので、来月からは170円を超えるだろう。

そしてハイオクは、・・・・。

180円を超えることになるだろう。

ため息がでるbearing

このところのWTIの指標でも1バレル130ドルを超える水準で取引がなされており、ゴールドマンサックスは、近いうちに1バレル200ドルを超えるという予測を出している。

しかし、この予測が出たことで、私はようやく彼らも空売りに入り始めたのではないかと、想像している。

自分で予測値を立てて買いを煽り、みんなが飛びついてきたのを見計らってひそかに空売りを掛けるのは、外資系証券会社の常套手段だ。

特にゴールドマンのような市場への影響力のある会社はそれがやりやすい。

だから私は、ゴールドマンが予測を出したことで、もうそうろそろ天井かな、と思っている。

ただし、ここで言う天井とは、もう一度上げるための一時的な天井であり、いいところで一度下げておき、下がったらまたひそかに買いに走るという世の中の一歩先を行く投資行動を彼らは取るはずだ。

最近、どこへ行っても話題になるのは、この原油高に伴うガソリン高と、資源高騰に伴う原材料高。

運輸業における輸送コストの増は当然のことながら、機械加工業では金属材料の高騰が、農家では、飼料となる食糧価格の高騰があり、さらにお菓子屋さんでは砂糖や小麦などの材料高。

こうした原材料高で、当地の企業はコストアップにこそなれど、「大儲けしました」という会社は聞いたことがない。

こういう実状があるからこそ、私は「投機」というものを罪悪視するだけでは絶対ダメだと思っている。

絶対にあきらめないで、こうした世界の実状をよく理解して、克服する気構えがほしいところだ。

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2008年5月22日 (木)

裁判員制度

昨日は午前中に顧問先を訪問。午後からは3月決算会社の税務申告書などの作成。夕方に医療福祉関係の勉強会に出席。

裁判員制度が開始まであと1年になったというニュースがあった。

しかし、国民の盛り上がりは今一つで、積極的に参加したい人は少数に限られるという。

実際のところ、本当に選ばれる確率はかなり低いので、「選ばれたらどうしよう」という心配は杞憂に終わるとは思う。

私のように自分で事業を行っている人間は、どうやら拒否もできるようだが、一般的には拒否できないケースが多いようで、子育て中の女性が選ばれたときのために託児所の受け入れ体制を整えなければいけない、なんていう話も出ている。

判決に一般市民の感覚を入れる、という趣旨があるようだが、模擬裁判で精神疾患で責任能力が問われる犯罪者を裁くケースでは、プロの裁判官は無罪を出すが、裁判員は有罪を出すケースが多いという。

一般市民の感覚では、殺人などの重大事件はそもそも精神状態が普通でないから起きると考えるが、今の裁判では精神鑑定した上で責任能力の有無を判断するから、弁護士は必ず精神鑑定の結果を無罪につなげようとする。

それを一般市民から選ばれた裁判員は模擬裁判で有罪判決を出すものだから、弁護士からは不満の声が出ているという。

プロは不満かもしれないが、それが一般の市民感情というものだろう。「なんで責任を問われないの?」というケースは実際、今までにもたくさんあったと思う。

裁判員制度は良い面もあるが悪い面もある。素人である裁判員向けに法廷でのパフォーマンス的な弁護方法がまかり通る可能性もある。

アメリカでは、弁護士が素人である陪審員に対して事実ではなく、感情に訴えたり、シンプソンの事件のように人種差別問題にすり替えたりして無罪を勝ち取る弊害も起きている。

有能な弁護士は、聴衆の感情に訴えるために自然に涙が流れるパフォーマンスが出来るものもいるという。橋下大阪府知事みたいに(笑)。

そんな問題もある裁判員制度だが、もし、私が裁判員に選ばれたら、「積極的」とまでは言わないけれど、行ってみたいと思う。

「人を裁くことに対して自信がない」という意見が多いようだが、私も決して自信があるわけではない。しかし、「自分は自信がないから」という理由で断れば、誰かにその責任がまわされる。責任自体は変わらない。

裁判員は何も「公正に裁いてください」と要請されているわけではないと思ってる。「一市民の立場であるあなたの目線で裁いて下さい」といわれているだけだから、世の中から「変な判断だ」といわれようが、それは裁判員の問題ではなく選任した側の問題である。

私はそれ以上に、「社会から課せられた責任を全うする覚悟があるか」ということに対しては何であれ、がんばって取り組む必要があると思っているのだ。

まあ、そうは言っても確率的にきっと選ばれないだろう。選ばれても面接もあるというから、そこで余計なことをしゃべって、不適格といわれそうだ。

「選ばれたらどうしよう」なんて、余計な心配をする必要は今のところまったくないと思っている。

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2008年5月20日 (火)

日本の消防

昨日は午前中に顧問先へ出かけ、決算の打ち合わせ。午後からは事務所で3月決算会社の税務申告書の作成など。

ニュースはここ1週間、中国・四川省の大地震の話題で持ちきりである。これだけ甚大な被害が出ていることに驚くばかりだ。

最近、急速に豊かになってきた中国だが、内陸部の建物はまだ古いものばかりなのだろう。見渡す限り、瓦礫の山と化している映像に、絶望感すら感じてしまう。

被災地のすぐ近くにあるチベットの被害がまったく報道されないことはどうしたことだろうか。チベットの騒動も、この地震でまったく報道されなくなったが、相当な被害が出ているという話もある。

ミャンマーもそうだけれど、被災の状況というのは、独裁国家にとって外に漏らしたくない情報なのだろう。どさくさにまぎれて外国の部隊に国内に潜入されかねないという懸念もあるのだろう。

しかし、それにしても日本の国際緊急援助隊の活動ぶりには頭が下がる。手際のよさ、技術の高さ、そして士気の高さ。どれをとっても世界最高峰のレベルにある。

私は仕事で消防の人たちに話を聞いたことがあるが、彼らはいつも礼儀正しく、仕事に誇りを持ち、普段から鍛錬を欠かさない。彼らの言動には同じ日本人であっても常々感心させられるところである。

被災地は中国の中でもとりわけ反日感情の強い地域とされるが、彼らの活動が、図らずも中国人の日本人に対する印象を180度変えてくれたことは、特筆すべきことだろう。

いろいろな障壁でなかなか成し遂げられない真の日中友好も、現地での彼らの優れた活動が大きく中国の人たちの心を動かした。

遺体を搬出して、それに対して黙祷をささげる姿は、日本でもずっとやっていることであるが、これが現地で「パフォーマンス」と一部に受け取られたことは、よっぽど中国の人たちの心がすさんでいるのだと逆に思った。

ただ、そうした行動がパフォーマンスではなく、本心からのものであることがわかれば、そんな中国人の気持ちも変わるだろう。

普段からの鍛錬と、誇りと礼節を重んじる日本の消防は、現代の武士のような存在である。

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2008年5月 8日 (木)

日中外交

昨日は午前中、午後ともに顧問先を訪問。3月決算会社の打ち合わせや申告書の作成など。

中国の胡錦濤国家主席が来日して、その最初のニュースが「パンダ貸与決定」。でもレンタル料は1億円、という話だった。

パンダは日中友好のシンボルだということだから、贈与(プレゼント)されるものかと思っていたがそうではなかった。

しかも、来日直前にリンリンが死亡するタイミングのよさに、“リンリン暗殺説”まで出る始末だ。それが本当ならパンダも気の毒な話だ。

パンダで思い出すのは、小学校3年生のときに上野動物園にパンダを見に行ったことがある。もう25年前のことだ。しかし、パンダの前はものすごい人だかりで、結局、よく見えなかった。

その後はパンダの繁殖のニュースがあった記憶があるが、生まれたばかりの赤ちゃんパンダを親パンダが寝返りを打つときに潰して死んでしまった、というニュースが記憶にある。

そのときは「哀れだなあ」と思ったが、私が子育てするようになってから、息子が寝返りを打つようになって、真夜中にふと気がつくと寝相の悪い息子が私の背後に迫っていて私の寝返りで潰しかけたことが何度かある。

そのたびにハッと目が覚めて、息子を潰さないように注意したものだが、それは実はあのときのパンダのニュースがが教訓になっている。

それにしても日中友好にはいろいろな障害がある。福田首相が“親中派”と呼ばれ、中国に媚びているように報道されるのは、必ずしも真相を突いているとは思わない。

なぜなら、東アジアで日中が仲良くすることをよく思わない国があるわけだし、チベット問題にしても西側の工作員が背後で動いている可能性を指摘する向きもある。

中国と仲良くしようとして失脚してしまった首相としては、やっぱり田中角栄が思い出される。ロッキード事件が仕掛けられたスキャンダルだったと明かされたのは、結構最近のことである。

そういうこともあるので、中国と仲良くするようなら首相の座から引きずり降ろすというマスコミの姿勢は注意して見ておく必要があると思う。しかし、支持率の低下でだんだんと福田内閣は政権末期の様相を呈してきた。

いずれにしても親中派の首相が世論の支持を失っていることについては、報道スタンスの問題もあるわけで、報道内容を鵜呑みにしないようにしたいところだ。

日中が仲良くなったら、あるいは今回の共同宣言にもあるように日朝国交回復に向け中国が協力する姿勢を示したのなら、日本の周辺から軍事的脅威が薄れる可能性があり、そうなればアメリカ軍が日本に駐留する理由がなくなる。

何より今は経済問題で、アメリカは日中接近を許したくないだろう。

大国にはさまれて難しい外交が続くが、首相を「親中派」と「親米派」で交替させながら、大国同士を上手に転がすのが日本外交の真骨頂。そういう意味では福田首相も何らかの役割を果たしていると思うのである。

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2008年5月 1日 (木)

田中角栄と道路特定財源

昨日は、午前中に鳥取市内のお客様を訪問。午後からは県庁に行って監査委員の仕事。その後、鳥取市内で飲み。

それにしても昨日は暑かった。鳥取市内は29度まで上がったそうで、もはや夏の暑さに近い。

スーツはまだ冬用だから、歩いていると背中から暑さがムッと体を覆うような感じがした。

家に帰ってからニュース23を見ると、暫定税率復活のニュースをやっていた。印象に残ったのは道路特定財源の生みの親である田中角栄が、35年前の当時、どんなことを言っていたかを古い映像や音声を基に伝えていたことだ。

あの当時、まだ未整備だった日本の道路を造るために、そして雪に閉ざされた故郷を何とかするために、そして日本の戦後復興を確たるものにするために道路財源を確保した経緯がある。

「北海道で倒れりゃ熊に食べられる。東京で倒れりゃ救急車で運ばれる。これを何とかしなきゃいかんのだ!」と、実に巧みな表現で当時の日本列島にある格差解消を訴えていた。

車社会の到来とともに日本経済は発展するという読みも的確だったと思う。道路整備は時代に即した政策であり、田中角栄の先見性と実行力で道路財源が確保されてきた経緯がよくわかった。

しかし、時代はすでに大きく変わっている。それにもかかわらず角栄に続く政治家は、道路財源を利権に変え、省庁もそれに乗っかってきた。

これではダメだ。田中角栄が生きていたら、「まだ暫定税率やっているのか?」というかもしれない。

我が鳥取県の道路整備が遅れているのは事実であり、この点についてはしっかりやっていただきたいと思うが、全国的には道路整備はもう十分だという声が多い。政策は時代に即して変えていくこと必要だと思う。

それにしても、田中角栄という人はすごいと思った。

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2008年4月23日 (水)

官庁需要

昨日は、県の監査委員の仕事で大阪に日帰り出張。

不景気というものが日本中で慢性化したのだろうか。大阪の街も元気がないという。あんな大きな街でも、夜になれば繁華街では閑古鳥がないているという。

橋下知事はじめ、大阪の首長が「大阪に元気を取り戻したい」といって出馬するが、なるほどそういう状況なのかと思う。もともと大きな街だから、一旦冷え込んだ活気を取り戻すというのは、大変なパワーが要る。

それでも、何とかそれぞれの商売人は元気を出してやっていくしかないだろう。

ところで、今朝の日経新聞で、首都圏でのタクシー会社の売上がマイナスになっているというニュースがあった。値上げしたにもかかわらず、その効果が出ていないという記事だったと思う。

しかし、売上が伸びていない理由は景気のせいだけではないと思う。日曜日のニュースでは、国交省の道路建設に関する部署で、タクシー代が異常に多いというものがあった。

毎日のように深夜残業しているということで(本当かどうかは不明だが)、2万円や多いときは4万円くらいのタクシーチケットの利用が恒常化しているという。

ニュースを見る限り、明らかに不自然な事例も見受けられたが、こうした官庁の“慣例”が見直されると、官庁は一気にタクシー利用の自粛に走る。そうしたこともタクシー会社の減収につながっているのかもしれない。

官庁需要というのは、何か問題が起きると一気にしぼむ性質を持つ。それはタクシー利用に限らず、例えば県庁所在地のある街の飲食店もそうだし、公共事業にしてもそういう事例がある。

ある建設業関係の経営者が、話していた。官庁の仕事はうまみがあるけど、急になくなることがあるから怖い、と。

収入のつてを官庁に頼ると、とんだとばっちりを受ける可能性があることを事業者は心得ておかないといけない。

大阪も「大阪府」と「大阪市」があって、いろいろな不正事件があった街でもあるから、おそらく官庁需要が街の景気をかさ上げしていたのかもしれない。

立ち直るためには民間企業が元気を出すしかないだろう。

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2008年4月21日 (月)

道路特定財源のゆくえ

金曜日は、途中に中海テレビの打ち合わせをはさんで午前、午後とも顧問先を訪問。

日曜日は中海テレビの市政討論会。テーマは米子市の新年度予算などについて。出演者の発言時間が足りないほどの人数だった(苦笑)。

北京でマラソン大会があったそうだが、出場した日本人選手が「ユニフォームが真っ黒になった」と証言している。中国の大気汚染がひどいとは聞いているが、そこまでとは、改めて驚かされる。

さて、新年度に入るのを前後して、公共事業がぱったり止まっているという情報をよく耳にするようになった。民主党の関係者によると、暫定税率の復活が決まるまで、国交省が道路工事予算の大半をストップしてしまったとのこと。

だったら暫定税率部分だけを止めればいいものを、ほとんどの予算を止めているというから、何か作為的なものを感じないわけではない。暫定税率がなくなればどうなるか、“見せしめ”ということなのだろう。

こういうことをして公共事業が経済の基盤を作っている地方で影響がないはずがない。これでは資金繰りが持たなくなる業者が続出する可能性がある。

いや、すでに鳥取県内では今年に入って目だって倒産案件が増えているように思う。こういうやり方に、建設業関係者を中心に民主党に対する風あたりが強くなっているという。

しかし、世論は必ずしも自民党に追い風ではないようだ。今月末に暫定税率復活の衆院再可決をすれば、再びガソリンを巡る混乱が起き、世論の風は自民党に逆風となるかもしれない。そのことを心配する声が自民党関係者からは聞こえてくる。

いずれにしても早く決着をつけてもらいたい問題だ。道路事業をあてにしている業者にとっても早く針路を決める必要がある。

事業者は政争に巻き込まれることのないよう、ビジネスモデルを再構築しなければいけないだろう。

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2008年4月11日 (金)

大都市の過密

昨日は、午前中に事務所で調べ物や勉強など。午後からは顧問先を訪問など。

昨日のニュースで印象に残ったのは、東京のJR中央線が7時間にわたってストップしたニュースだった。「立ち往生した電車内に1時間半も閉じ込められた」とか、「雨の中、線路を歩いた」など、大変なことだったと思う。

山陰線を走るJRの車両にはトイレがあるが、都会の電車にはトイレなどない。立ち往生している1時間半の間にトイレにでも行きたくなったらどうするのかと思う。

ストップしたのが午前8時前ということだから、通勤客の足に直撃したことだろう。私もかつて阿佐ヶ谷に住んでいたことがあるのでわかるが、2~3分に1本電車が来ても、かなりぎゅうぎゅう詰めだった。ストップしてしまえばそれぞれの駅は大混乱だったことだろう。

東京に住んでいたとき、何か不安に思うことがあったとすれば、それは「人口の過密」だった。あまりにも人が多すぎて、何かのトラブルや事件が起きたとき、被害の大きさも他の都市とは比べ物にならない。

実際、95年に起きた地下鉄サリン事件が起きたときは、地下鉄に乗るのや新宿のようなターミナル駅で乗り換えるのが怖かった。

私がいたころにはちょうど北朝鮮のテポドン発射事件なんかもあった。東京はこれだけ人口が密集しているわけだから、敵から見れば狙い目になりやすいのではないか、という不安を持ったのを覚えている。

実際に起きた事件と、事実としての「人口の過密」がそこに住む私にとって、潜在的な不安を誘っていたように思う。

JR中央線が変電所のちょっとしたボヤで、ここまで影響が及ぶのだから、大都市の過密のひどさを物語っているようにニュースを見ながら感じていた。

中央線沿線は、私が住んでいた阿佐ヶ谷もそうだったけれど、下町のような雰囲気の住みやすい街が多い。しかし、JRは“人身事故”の名所だったようで、しょっちゅう止まっていた。

それが嫌で地下鉄丸の内線沿線に引っ越したのだが、本当は東京こそ道路整備をはじめとする交通網の整備・強化が必要なのだろう。

道路特定財源をあれやこれやと利権にしないで、もっと有効に使えばよかったと思う。

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2008年4月10日 (木)

博労町遺跡

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で調べ物など。

夕方、2月の下旬以来、久しぶりにフィットネスクラブへ。2月は仕事と引越準備で忙しく、3月は仕事と風邪引きで行く余裕がなく、ここへ来てようやく落ち着いたので、実に1ヶ月半ぶりの運動となった。

Dsc00985 最近、ローカルニュースで「博労町遺跡」なる言葉を聞いた。「何だそれは?」と思ったら、事務所のすぐ隣、県立米子工業高校のグランドから出土した古墳時代の遺跡のことらしい。

そういえば、昨年から米子工業高校は校舎の改築が始まっていて、グランドに盛り土がされていたが、工事は遅々として進んでいないようにも見受けられた。

ニュースを見て改めて事務所の窓から米子工業高校のグランドを見てみると、明らかに建設現場の様子ではなく、麦わら帽子姿で発掘調査をしている風景だ。

「こんなところにも遺跡がでるなんてびっくり」と思ったが、山陰地方の遺跡にありがちな「古墳時代」のものとなれば、「ああ、またか」という感想もあり、何ともいい難いところだ。

地理的に中国大陸や朝鮮半島から近い山陰地方に古墳時代の遺跡が出ることは特別珍しくはない。しかし、もう少しこの時代の研究が進み、日本のあけぼのの時期にこの地域がどんな役割を果たしたのか、解明されるといいと思う。

実は私はそういうことを県の監査委員として、文化関連の部課に要請をしている。私の提案には皆様が賛同していただいているので、長い時間かけてでも、是非、この地域に点在する遺跡の点と点を線で結び、興味深い歴史ロマンを掘り下げてもらいたい。

また、そういう研究結果が地域のアイデンティティにつながり、活力のもとになると思う。

ちなみに出雲地方の人たちは、そういうことにとても熱心だ。出雲文化に連なるこの地の研究が進めば、違った角度から山陰という地域が見直されるのではないかと期待している。

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2008年4月 8日 (火)

最悪の政治

昨日は、午前中は事務所で調べ物等。午後からは顧問先を訪問。3月決算の打ち合わせなど。

政治は最悪の状況にあると思う。重要事項について、まったく話し合いを行わないとはどういうことだろうか。

しかも話し合いがロクに行われない中で、日銀総裁は白川副総裁の昇格で決まりそうな行方。副総裁として推薦された人を総裁とする人事はないだろう。

この人、シカゴ大学留学組で、FRBの手先になることは間違いない。手先どころか、自ら進んでフリードマンに習った新自由主義とマネタリズムで日本の富を世界にばら撒いてくれるだろう。だからこそ総裁になれるのだ。

「日銀は財務省の天下り先ではない」とか、「財務省の利権ではない」などと小沢党首は言うが、そうやって国内にある利権を忌み嫌い、世界最大の利権集団とも言えるシカゴ学派の連中=NYの金融財閥に日本の富をくれてやるのだ。

日本にある小さな利権を批判して、世界に横たわる巨大な利権に物が言えないというのも悲しいことだ。

今の日本には、国内に存在する利権と外資の利権などが複雑に絡み合い、政治の表面を見ているだけでは何が起こっているのか推測することが難しい。

しかし、上記のような視点に立てば、財務省からの人材を推した福田首相があながち“無能”とは言い切れまい。ところが、マスコミは福田首相を無能呼ばわりする。つまり、すでに包囲されているということだろう。

日銀総裁の人事を見ていると、今後の日本の経済政策はやっぱり外資勢に有利な展開をするだろう、という一つの仮説が立てられる。

国税庁(=財務省)は過去にローンスターに収奪された東京相和銀行(現東京スター銀行)にかかわる不良債権処理の際に発生した巨額の利益に課税する意地を見せてくれたが、どこまで追いかけられるかはわからない。

金融戦争でやられっぱなしの日本もそろそろ挽回してほしいところだが、浅はかな政治闘争で金融の重要ポストを奪われた。何やってるんだかと思う。

総裁ポストの空白が問題ではなく、最悪の状態にある政治が問題なのだと思う。

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2008年3月28日 (金)

道路特定財源

昨日は、午前中は事務所で雑務をこなし、午後からは米子法人会のお招きで、会員の皆様に対し、「会社法の活用法」と題して90分の講演。

平成18年5月に制定された会社法について、主として中小企業向けに役に立ちそうな規定を説明させていただいた。中小の株式会社については様々な規制緩和がなされているので大いに活用していただきたいと思う。

道路特定財源の暫定税率の期限切れが迫り、国会での審議が進まない状況を受け、鳥取県や鳥取市などは、特定財源を見込んだ道路工事予算について凍結する動きを始めた。(記事はこちら

その規模は今のところ90億円程度だが、米子市をはじめその他の市町村も追随すれば、100億円を超える規模の公共事業が凍結されるだろう。

公共事業については、その無駄が指摘されて久しいが、公共事業に「雇用対策」という側面があることを多くの人は忘れているのではないだろうか。

その雇用対策の部分が剥げ落ちて、真に必要な道路だけが作られるようになれば理想的かもしれないが、雇用の受け皿として機能してきた建設業界が崩壊したあと、どんな受け皿を用意するかの議論は、遅々として進んでいないのも事実だ。

「農業」という選択肢も昔からあるが、なかなか農業への職種転換は進んでいない。なかなか儲からないということや、農地の利用法に関する制限がきついということなどが理由として挙げられるが、それだけではないと思っている。

このあたり、県の農林水産部にはいろいろ言い訳はあるようだが、県の監査委員の仕事を通じて積極的に質問していきたいと思う。

福田首相はついに特定財源の一般財源化を打ち出したが、これは道路族が守り続けてきた利権が崩れるかどうかの瀬戸際に入ったことを意味する。

日本の社会、とりわけ地方においてこれまで築かれてきた大きな構造が大転換する可能性がある。その先に待ち構えているのは、厳しい競争社会であることに間違いはないだろう。

利権によって守られてきた利益は剥がれ落ち、地方にも真の競争社会が来る可能性がある。会社法は、その競争を担保するためにいろんなことが出来るように旧商法が改正されてできたものだ。

政治の動きとともに、法改正の動きも同時に見ていると、時代が確実に動いていることを実感する。

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2008年3月24日 (月)

道路特定財源の問題

金曜日は午前中は1月決算法人の税務申告書等の作成。午後は請け負った研修のレジュメ作りなど。

日曜日の午後から「たかじんのそこまで言って委員会」(←音が出ます!)を見た。いまや数少なくなった硬派な話題を取り上げている番組で、結構な視聴率らしいが、関東では放送していないと聞いている。

関東(=首都)で放送するためには、もう少し発言者の規制をしなければいけないということなのだろうが、危険な発言が多いのは対中国問題だけであり、出演者の多くは三宅久之氏をはじめ“親米派”ばかりなので、それほど危ない発言が多い番組というわけではない。

昨日もチベット蜂起の問題に関して、新聞とは違って中国政府の非を勢いよく批判していたが、道路特定財源の問題になるとみんな親米派の尻尾を出す。

道路特定財源を一般財源化しようと最近言ったのは小泉元首相であったが、彼ほどアメリカの意のままに動いた首相はいないわけで、安倍前首相もアメリカから嫌われないために一般財源化を打ち出したが倒れた。

一般財源化に明確に反対してきた福田政権は、その点だけでも反米政権であり、定石から言って“短命”に終わるはずだが、最近、よっぽど圧力が強くなってきたのか一般財源化をほのめかすようになった。

“小さな政府”は、フリードマンを擁したシカゴ大学の連中(シカゴ学派)が打ち出した経済政策であり、政府の役割を最小限にしてなるべく市場原理にまかせよう、という路線だ。

しかし、それは裏を返せば市場(金融マーケット)を支配するものの利益を大きくする戦略であり、各国政府の財政力を落とし、弱体化を図る“罠”ともいえる政策である。

一般財源化によって道路を作る金さえも奪われて、減税などを通じて市場(金融マーケット)へ流す前段階の工作活動であることに、日本国民は気付くべきだろう。

アメリカの意のままに動く小泉元首相は、何も考えないで郵政民営化などを進めて国内で囲ってきた富の市場への開放を進めてきたが、道路財源も本来、国内で費消すべき富を一般財源化することで、減税、その他市場へ流すための準備段階となるわけだ。

これによって国内派の政治家は、力を失い、駆逐されるわけで、この作戦に政権がほしい民主党が乗らないわけがない。

こういうこともきちんと考えないで、一般財源化がさも正義の味方であるかのように流す番組というのも、結局はアメリカの手先と化して国民を煽動する役割を担わされているだけなのである。

これが「たかじんのそこまで言って委員会」の限界だ。

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2008年3月21日 (金)

専門家を選ぶ大切さ

水曜日は午前中に鳥取市内へ行って、産業技術センターの役員会に出席。午後は米子に戻って事務所で残務整理。

風邪は結局、昨日、ようやく治ったが、今朝はまだ病み上がり特有の平衡感覚のなさが残っている。今日からリハビリだ。

今年は周りで花粉症に新たにかかる人が多いように思う。花粉の量が多いとも聞くが、私も1週間ほど前はくしゃみが普段より多くなり、花粉症の気配を感じていた。

風邪ひいたときも当初は花粉症で気分が悪いのかと思っていたほどだったが、体がアレルギー反応を起こしているときは、他のウィルスにも感染しやすいようで、風邪などになりやすいとのことだ。

しかし、花粉症もこれだけ罹患者が多くなると“国民病”になりつつあるように思う。

今日の読売の社説では、公認会計士が起こしたインサイダー事件について強い非難がなされていた。なるほど、そのとおりで会計士への信頼を失ったのもまたその通りだと思う。

ただ、ここまで公認会計士の人数を増やせば、質の維持というのはおそらく不可能だろう。私が合格した平成8年で672人。現在の合格者数が4,041人。これだけ大量合格させれば、その中に変わった人がいるのは何ら不思議ではないわけで、私はむしろ会計士を選ぶ人の目が重要だと思っている。

例えば、お医者さんであれば、多くの人が幼いときからお世話になっているわけで、「良いお医者さん」と「悪いお医者さん」の評判というものは、一応気にしているはずだ。

プロフェッショナルであるお医者さんの世界でも、そのレベルに差があることは一般の人が認識するところだが、これは公認会計士であろうと税理士であろうと、あるいは弁護士や司法書士でもみな同じことだ。

しかし、まだ世間の目は「公認会計士」、「税理士」など、誰を選んでもいっしょのような感覚の人は多い。

レベルの高い専門家を選ぶのも、質の悪い専門家を選ぶのも、決して専門家の責任を否定するつもりはないが、選ぶ人の責任も大きい。“大量専門家時代”がきて、そういう時代になったと思っている。

買い物するときに中身をよく吟味しないと、想定した結果や満足に至らないことがあるのは、物でもサービスでも同じということだ。

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2008年3月14日 (金)

次の指令は金利引き上げ

昨日は、事務所で確定申告の書類作成。午後は顧問先を訪問など。

円高ドル安が進み、昨日は12年ぶりに1ドル100円を割ったという。12年前の1995年は日米貿易摩擦の真っ只中で、橋本通産大臣を擁して抵抗する日本をアメリカが円高攻撃で押さえつけた年だ。

それに対して今回の円高が日米関係にどのような背景があるのだろうか。言われているような「ドルに対する信任低下」というのは一つの事実だろうが、とってつけた理由のようにも思える。

食糧や資源価格の高騰は頭の痛い問題が、円高で相殺してくれるわけで、輸出企業の業績は悪化するが、日本の個人の懐にはありがたい。現に円高で海外旅行に行くことを思い立った人も少なくないだろう。

そして、円に投資してきた外資系金融機関にとっても円高は追い風だ。日本の株が下がっても円が高くなれば、外資系金融機関にとっては為替差益が株安を相殺してくれる。この点は一つのポイントで、外資は昨年の途中から株を上げて儲けるのではなく為替(円高)で儲ける方針に転換したという情報がある。

一説によると目標とする円高水準は1ドル80円くらいというから、今の円高はまだ序章といえるのかもしれない。

そこで、日銀総裁人事がさらに重要となる。1ドル80円にまで持っていくとなると、「ドルに対する信任低下」(=ドル売り)だけでは足りず、積極的に円を買う理由が必要となる。

その鍵となるのが日銀による金利の引き上げだ。福井・現総裁は、金利の引き上げをもう2回ほどやりたかった。しかし、国内の景気悪化もあり実行に移せなかった。

福井総裁は、自民党の政治家から中小企業対策のために金利引き上げの兆候を鋭く非難され、その急先鋒は中川秀直前幹事長だったと記憶している。

結局、福井総裁の思惑は腰砕けとなり、金利引き上げは出来なかった。武藤氏が副総裁として傍にいながら実現できなかったことが、もしかしたらアメリカの指令を受けた民主党による信任拒否の本当の理由だったのかもしれない。

中川秀直氏は今週発売の週刊新潮で、イージス艦事故後のゴルフをスッパ抜かれ、また叩かれている。金利引き上げに協力的でないから、叩かれたのかもしれない。

不況下でも金利を引き上げる理由としては、輸入資源や食糧の高騰を抑えるためという大義名分がある。小麦が20%高騰したのなら、為替を20%引き上げてやれば(1ドル100円→80円)、相殺できる。

民主党の仙石由人委員長が面白いことを言っていた。「福井総裁は金利を下げすぎて国民の利子所得が銀行にシフトしてしまった。武藤氏はそれに同意した」と。

次の総裁に下された指令は金利の引き上げなのかもしれない。中小企業は金利引き上げに備える必要があるだろう。そして、いよいよ金融株の出番がくるのかもしれない。

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2008年3月12日 (水)

日銀総裁人事

昨日は、事務所で確定申告の書類の作成など。ご来客が4件。いずれも確定申告などに関するご相談。

日銀新総裁の人事を巡って国会が迷走している。民主党は武藤副総裁が財務省出身であることを理由に、財政政策と金融政策の分離を図るという名目で反対をしているわけだが、誰の差し金か知らないがそういう反対は日本のためにはならないだろう。

中央銀行が持つ通貨の発行権は、経済を自在にコントロールできる手段であり、絶大なる権力の象徴ともいえる。

だからこそ、政府と権限を切り離して中央銀行の独立性を確保せよ、と世界の金融支配を目論むアメリカやイギリスが言うのである。

つまり、「経済を自在にコントロールできる手段は、属国には持たせないよ」と言われているのである。

日本でも江戸幕府のころは、当然に幕府が通貨発行権を持っていて、ときに貨幣の質を悪化させて発行量を増やし、インフレ誘導するなど、経済をコントロールしていた。

しかし、明治政府になって欧米列強の力が日本政府に及ぶと、日銀を作って明治政府から通貨発行権を奪い、日銀をFRBの直轄地にして属国の経済を支配するようになった。

だからこそ日本国の金庫番たる大蔵省が、人材を派遣してFRBによる直接支配の様子を監視してきたのだ。

奈良の律令の時代から日本の金庫番をしてきた大蔵省(現財務省)が、日本国内の通貨発行権をきちんと管理するのは当然と思うが、今の世の中の常識は、「中央銀行の独立性を確保せよ」という世界の金融支配を目論む連中が泣いて喜ぶセリフを、日本人自ら言っているのである。

民主党は金融政策の本当の意味をよく勉強したほうがいい。総裁候補の武藤氏が「日銀の政策に徹する」というセリフを鵜呑みにしておけばそれでいいじゃないか。

本当は、武藤氏に対し「日本国政府の代表として、日銀の監視をしっかり頼むよ」と陰でこそっり言うくらいでないといけない。

ついでに道路財源についても一言。一般財源化して、何にでも使えるようにして、結局は市場を富ませる(=外資を富ませる)ことになることに気づいてほしい。

使途を限定しないということは、日本国内で消費し切ってしまわないというであり、巨額の資金が市場へ流れる可能性を作る。アメリカ様が泣いて喜ぶことだ。

民主党はアメリカ様の言いなりだから、いずれ政権をとるかもしれないが、もっと国益ということもよく考えてほしいものだ。

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2008年3月 7日 (金)

ニュースをみてあきれる毎日

朝起きて、くしゃみを4回。やっぱり、微妙に花粉の影響を受けているように思う。

昨日は、一日中、事務所で諸々の仕事。だいぶ仕事がはかどった。

世の中のニュースを見ていると、国会審議がストップしたり、特定財源を福利厚生に使ったり、あきれて物も言えないバカバカしいニュースばかりだ。

こうしたニュースを見ていると本当に嫌気が差してくる。偉い人ほど身の程をわきまえて、庶民のために尽くすことが大事だが、今の偉い人は自分の得になることしか考えないようだ。

同時に世間は偉い人のミスは徹底的に叩いて引きずり降ろそうとするから、人が育たなくなっている。

そして、これが民主主義を入れさせられた国に仕掛けられた罠だということに気づいている人は少ない。

日本の体たらくを見ていると、アメリカやイギリスが一生懸命に世界に民主主義を拡げようとしている意味がわかるというものだ。

民主主義をまともに入れると国力がそがれるようになっているわけで、そこに狙いがあるのはあきらかだ。そうした思想攻撃にとっくに気づいているロシアや中国などは、決して民主主義を鵜呑みにしない。

英米はそうした国に対しては、メディアをつかって「独裁国家」のレッテルを貼って“悪い国”だという印象を世界に植え付けようとしている。

武器を使わなくても戦争は行われている。行き過ぎた民主主義が国力を弱くするということを、国民が知ることが、良くなるための第一歩だと思う。

決して悲観的になる必要はないのだが、ニュースを見ているとなんだか将来が暗いように思えてしまう。悲観的にさせるのがニュースの“売り”とはいえ、これではいけない。

しかし、将来が暗いわけがないじゃないか。将来を良くするのも悪くするのも自分の考え方一つであって、明るい方向に持っていこうという意思が重要だと思っている。

なんでもかんでも悲観的に見る人がいるから(特にニュースの記者)、注意しなければいけないと思う。

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2008年3月 4日 (火)

インサイダー情報

昨日は、午前中に確定申告の書類作成。確定申告の作業は前半戦は終了し、今後はこれから書類を持ってこられるお客さんのための後半戦に入ると思われる。

午後からは調査事案の片付け。ご来客が2件、など。

私の古巣の新日本監査法人では、30代の公認会計士が関与先のインサイダー情報をもとに株を売買したとされ、金融商品取引法違反の疑いをもたれている。

監査をする公認会計士には、当然のことながら会社の機密情報が入るわけで、インサイダー情報が入ると入らないとにかかわらず、その株を売買すべきではない。もちろん、法律上も禁止されている。

現在の公認会計士法では、規制がかなり強化され、各法人の内規も合わせると事実上、監査法人勤務の公認会計士は株の売買は出来ないのではないだろうか。

そこで、この容疑をもたれた公認会計士は、交際している女性や父親の名義で売買したということだが、インサイダー情報を使ったにもかかわらず、300万円ほど損をしているという。

私は他人の失敗を自分の成長に使わせていただきたいと思い、以下のことを思った。

一つ目は、専門家という立場を自覚して、法律を遵守すること。

二つ目は、儲かればいいという考えは絶対しないこと。

法律遵守は当たり前のことだが、儲かればいいという考えは、今の世の中ではうっかりすると染まってしまいやすい有害思想だと思っている。

儲けたいのはみんな同じだが、儲け方を間違うと、必ず自分や自分の家族に害が及ぶ。儲けすぎて失敗した人を何人も見てきたけれど、お金の魔力は人の心を狂わせ、扱いを間違うと実に恐ろしい。

簡単に言うと、儲けの大きさに自分の人間の器がついていかないと失敗をする。

ゆっくりでいいから、自分の成長とともに少しずつ儲かればいい。これができないであせって失敗をする人を何人も見てきたので、私はそうした友人・知人の失敗を自分の糧にして世の中に貢献したいと思っている。

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2008年2月29日 (金)

中国に腰が引ける政府とマスコミ

昨日は、午前中に確定申告書類の作成など。午後から顧問先を訪問。その後、事務所に帰って山陰経済新聞への寄稿記事の執筆など。

同胞のミスには実に厳しい論調を展開する日本の大手マスコミだが、中国政府の明らかな嘘には腰が引けた対応しかできないのには苦笑するしかない。

防衛省は発表にミスがあればその都度、謝罪し訂正してきたが、中国政府は毒物混入の原因を思いっきり日本に転嫁してきている。それでもマスコミは警察庁長官の発言をそのまま伝えるだけ。実にあっさりしたものだ。

それに対して防衛庁が少しでも連絡ミスをしたり発表した情報に誤りがあれば、重箱の隅をつつくように容赦なくそれを報じる。もともと海上保安庁と防衛省は互いの縄張り争いがあり、連携がうまくいくはずがないことをわかってそういう報じ方をするのもどうかと思う。

こうした偏向報道は日本の自衛隊を敵軍と思っている連中の仕業かとも思えるが、まるで中国政府の広報を務めるかのような仕事ぶりだ。

4月に中国の胡錦濤国家主席が来日するので、中国との関係を悪くしたくない政府やマスコミの意図が見え隠れする。福田首相も中国政府への対応は及び腰になっている。

昨日、浜田和幸先生の著書で中国に関する文献を紹介したが、この国の政治力というのは恐ろしいほどに磨かれている。平和な日本人には理解しがたい知略・謀略を展開してくるが、技術力のなさを政治力でカバーして大国化しているといっていい。

そんな中国をもってすれば、日本人記者を中国の現地で拘束して、毒物購入の疑いを掛けることなどたやすい。うかうかしていると、毒物混入は日本人が中国国内で犯した罪にされてしまうだろう。

この程度の工作など中国政府からすればたやすいことだ。共同通信記者を拘束してみせたことで、日本のマスコミはいつ自分たちが濡れ衣を着せられるかわからなくなり、ますます報道には腰が引けることだろう。

なんとも恐ろしい中国だが、このようにして朝日新聞というエリート集団でさえ簡単に手玉に取って自国の広報のごとく利用するのが中国の知略・謀略だ。

歴史が始まって以来、常に国内で戦いをしてきたような国だ。孫子の言うところの「戦わずして勝つ方法」を熟知している。

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2008年2月25日 (月)

防衛という仕事

金曜日は午前中にご来客が1件。午後は事務所で確定申告書等の作成など。夕方に打ち合わせが1件。その後、フィットネスクラブへ。

イージス艦の漁船への衝突事故は、マスコミ報道だけを見ていると、「すべて自衛隊が悪い」ということで終わりそうな気配だ。

なぜ、小さな漁船が大きな軍艦を避け切れなかったのかなど、角度を変えた、しかし必要な議論はな表に出てこないまま、防衛庁長官の引責辞任論まで飛び出している。

やたらと「情報開示」を求める姿勢もおかしい。イージス艦は防衛機密の塊で、漏らしてはいけない国防上の機密に配慮することは当然だと思うからだ。

2人が依然、行方不明であることは事実であり、親族や仲間にとって悲しみの極みであることは間違いないだろうけれど、国防上の配慮というものが報道にまったく見られない点はどうしたものかと思う。

自衛隊と漁船とでは、「強者」と「弱者」の構図がはっきりしているから、自衛隊は被害者親族に謝罪すべきことはしなければいけないのだが、原因究明をしたところでそれをすべて公表することは本当にいいこととは思わない。

ましてや防衛大臣を辞任させて何が解決になるだろうか。

それにしても、もう少し日本の安全を守っている自衛官に対する感謝や尊敬の念があってもいいと思うのだが、報道はすべて「軍隊が悪」で決まりだから、日本人の多くが「自衛隊が絶対悪い」と思っているのだろう。

数年前に海上自衛隊が境港に寄航したときに、レセプションに招かれて自衛官たちと会食する機会があったが、みんな若いのに日本を守るという意識の高さに感心させられた。

中には地元出身の自衛官もおられて、壇上で紹介されると自然と大きな拍手が沸いた。国の安全を背負って仕事をしている人が郷土にもいることは、誇れることだ。

防衛の仕事は冷戦時代と違って、周辺国との紛争の可能性が高まっている現在、本当に危険を伴う仕事になっている。アメリカは日本に「自分の安全は自分で守れ」と言うようになった。

日本の安全のために仕事をしている自衛隊について、もう少し理解が深まることが必要だと思う。

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2008年2月21日 (木)

亡国のイージスか!?

昨日は、午前中、午後とも確定申告の書類作成作業、及び12月決算法人の申告書類等の作成。夕方に中海テレビの番組打ち合わせ。

打ち合わせが終わってからその足でフィットネスクラブへ。今月に入って初めて(苦笑)。

昨日、午前中に事務所のパソコンが立ち上がらなくなるトラブルに見舞われた。今度は信頼していた東芝ダイナブック。結局、修理に出すことに。

昨年もこの時期に、事務所でもっとも古いIBM機が故障し、急遽、ソニーバイオを買ったばかり。

東芝機は現在、予備機として普段はあまり使っていないのだが、申告書類を出力するときはプリンターのセッティングの都合もあって、東芝機をよく使う。

これまでにハードエラー(バイオ)やら液晶のバックライト切れ(IBM)、キーボード故障(バイオ)などの数々のトラブルを経験したことから、予備機を備えておいたことが功を奏した。

1年でもっともパソコンを使う時期に2年続けてトラブルに見舞われるのは不運としかいいようがないが、これまでの反省が活きて、業務には支障が出ていない。

ここ数日のニュースは、イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故の話題で持ちきりだ。行方がわからなくなった方やその親族に対してはお気の毒としかいいようがないのだが、ニュースで報じられていない問題もまだあるようだ。

このニュースに関しては北朝鮮をはじめ、周辺国の軍事専門家は重大な関心を寄せているという。本来、優れたレーダーを持つイージス艦に漁船がぶつかるということは起こりえないと考えられているからだ。

つまり、イージス艦に対して自爆テロを敢行しようとしたとき、どこにどんな隙があるのか、事故原因が解明されれば明らかになる可能性があるということだ。

海上自衛隊にとっては二重の意味で痛恨の事故だったことだろう。行方不明者の親族や漁業関係者には説明責任を果たして謝罪しなければなるまいし、一方で軍事上の盲点を敵国にさらすことになっては国防にかかわる問題となる。

この事件を受けて、マスコミ報道では約20年前の「なだしお事件」の反省が活かされたか、という論調があるが、あの事件こそ北朝鮮の工作員の仕業ではないかという疑念が専門家の間にはあるという。

「亡国のイージス」という映画にもなった小説が、実は似たような話が現実にあったのではないかと思われるのだが、この度の事件が単なる事故だとしても、国の安全を揺るがすような事故につながりかねないわけで、まさに亡国のイージスだ。

海自にとって難しい事後処理になるのは必至だが、防衛大臣として鳥取県選出の石破大臣以上の政治家はいないと思うので、大臣にはしっかりやっていただきたいと思う。

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2008年2月 7日 (木)

出来レース

昨日は鳥取市内の法人で、一日中、会計監査。

天気予報では雪だったが、やっぱり昨日も積もらなかった。米子よりも雪の多い鳥取市でも雪はあまり積もっていないという。

しかし、今日はさすがにそうもいきそうにない。朝から米子市内は雪化粧。鳥取方面はどれくらい降っているかわからない。早めに出発することにする。

さて、ここのところアメリカ大統領選挙の予備選の様子がニュースを騒がせている。昨日は多くの州で予備選が行われるスーパーチューズデー(「すごい火曜日」?)だったそうで、勝ち星ではオバマ、票数ではヒラリーが優勢だったとのこと。

しかし、日本での大統領選の報道でおかしいと思うことは、あれだけ騒いでいるのはあくまで民主党の代表者選びにすぎないはずなのに、オバマとヒラリーとで勝ったほうがアメリカの大統領になるかのような印象を受けてしまうことだ。

民主党で勝ったほうが、共和党の候補(おそらくマケインと思われる)と最終決戦を行うことになるのだが、すでに大統領は民主党から出すことが決まっているかのような扱いで、共和党候補はマケインの影の薄さ、地味さだけが印象に残る。

大統領選といえども、おそらく“出来レース”なのだろう。アメリカはアメリカでマスコミを使って世論を作り、そして、日本の大手マスコミは「誰が当選するか」という情報までキャッチして報道いるのだと思う。

ネットで収集した情報によると、民主党のヒラリーで決まりのようだが、オバマ説、共和党説も少数だがあるので、本当のところはよくわからない。

しかし、少なくもこうした民主主義を演出することによって、本当の実力者たちの思うとおりになるような候補が選ばれることになるのだろう。だから、真の戦いというのはその実力者同士の主導権争いになる。

民主主義というのはいろいろと欠陥が多いから、それをアメリカではそうやってコントロールしているのだろう。

それにしても、アメリカの有権者というのはみんなしっかりと自分の意見を言われるものだ。日本の有権者がただ単に政治家をバカにして、それが自分に返ってきていることに気が付かないのと大違いだ。

政治家のレベルと有権者のレベルはパラレルだから、みんないっしょにレベルアップしなければいけないと、大統領選のニュースを見て、そう思わされる。

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2008年2月 4日 (月)

毒入り餃子

気がつけばもう2月。年初に入れた気合も緩むころ。気合を入れなおしてがんばりたい。

金曜日は午前中に鳥取県庁で公共事業評価委員会。JRが踏み切り事故で大幅に遅れるというアナウンスがあり、急遽、車で鳥取まで行った。

雪で止まるかと思って駅まで車で行ったのが正解だった。雪は大したことなかったが、事故で止まるとは予想だにしなかった。

午後は米子に戻り、打ち合わせが1件。夕方は公認会計士協会山陰部会の集まり。

公共事業評価委員会では、来年度に予定されている新たな道路建設についての是非を論じた。

是非を決める基準は、道路建設によって得られる「時間短縮効果」などの便益とかかるコストを比較して決める。

道路建設の是非を巡っては、昨今の風潮から「必ず無駄ではないか」という議論が起こるが、厳密に言うと「無駄な工事」と「無駄な道路」は違う。

工事が決まり、受注が決まる過程でいろいろな利権が絡むことによる無駄はあっても、道路そのものがきちんとネットワークとして整備されたときには、その道路は生活や産業のインフラとして役に立つわけで、一緒くたにして「全部無駄」という最近の風潮には、評価委員として気をつけないといけない。

暫定税率を巡る議論でも、この問題が混同されている節があるが、特定財源の使途におかしなものがあったとしても、それは道路の必要性とは区別されるべき議論であり、使い方の議論としてきちんと正せばいいのだ。

そんなこともあって、最近のニュースは大事な問題なのにとてもつまらない。毒入り餃子事件も同じくニュースがつまらない。

明らかに大手マスコミはもうすぐといわれている胡錦濤中国国家主席の来日を前に、追求の腰が引けている。「製造過程に混入の形跡なし」で、幕引きを図ろうとしているようだ。

日本政府はこの問題を何とか穏便に済ませようという雰囲気があるようで、その筆頭が福田首相であり、親中派の議員たちだ。

世界のセレブの間で「中国産は食べてはいけない」のは常識と聞いたが、私たちも自己防衛するしかない。しかし、そうなると日本では食べるものが少なくなってしまうという。こまったものだ。

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2008年1月24日 (木)

暫定税率問題

昨日は、午前中は事務所で仕事。午後からは打ち合わせが1件、その他残務整理。夕方から経営者の集まりで新年会。

昨晩はいろいろと良い話が聞けた。県外から売上が上がる会社は決して悪くない。むしろとても元気だ。

いかに県外からも売上が上がるようにするかが、当地の中小企業の課題だろう。

ニュースでは毎日のように道路特定財源に関する暫定税率の問題で与野党が攻防を伝えている。

ニュースによると民主党は、暫定税率の撤廃方針を改め、特定財源の一般財源化するという戦術に切り換えるという案が出ているようだ。道路を作る財源をどう確保するか、民主党の中でも異論が出ている様子だ。

暫定税率を撤廃してくれれば、その分ガソリン代が安くなって、一般のドライバーや運輸業などには朗報だろう。

しかし、一方で地方自治体の予算は、道路特定財源を当て込んで公共事業予算が組んであるので、仮に財源確保がままならないままに暫定税率が撤廃されてしまうと、来年度の予算編成が混乱することは間違いない。

計画された道路工事が予定通り着工されなくなる恐れがあるだけでなく、その他の予算にも影響が出るのは必至だ。順番待ちで道路整備を最後のほうに回された鳥取県は、待っただけ損をすることになる。

暫定税率撤廃の論議には、未だに「無駄な公共事業はやめよ」という論調があるが、高速道路網というインフラ整備と、“箱物”をどんどん作ってきた文字通り無駄な事業を一緒しては本質を理解できなくなる。

トラック輸送が主流となっている国内の物流を考えると、高速道路のない地域は企業誘致などでの競争条件が不利となっているのが現状だ。

民主党が人気取りで暫定税率撤廃とか一般財源化を言っているけれど、約束した道路網はきちんと整備するという確約が無い限り、受け入れられない話だ。

仮にこの問題で解散総選挙をやった場合、地方においては民主党が負けるのではないだろうか。暫定税率撤廃後の混乱は確実に民主党の票を減らすと思うが。

逆に言うと自民党の戦略としては、民主党に暫定税率を撤廃させ、怒りと混乱の中、その原因を民主党に負わせて解散総選挙を実行するという戦略が成り立つ。

いずれにしても迷惑するのは庶民だ(苦笑)。

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2008年1月18日 (金)

直木賞

昨日は、・・・、と書いて、昨日、何をやったか思い出せないときがある(苦笑)。

昨日は、午前中に米子の税理士の方の葬儀に出席。午後から事務所で調査事案の処理や書類の作成など。

おとといのニュースで、桜庭一樹さんという方が「私の男」という小説で直木賞を受賞したというものがあった。そして、この桜庭さんが米子市出身だということで、地元ではちょっとした騒ぎになっているようだ。

オフィシャルサイトはこちら。

高校が私と同じで、私の2つ先輩にあたるようなので、もしかしたら当時、校内のどこかですれ違っていたかもしれない。しかし、当然のことながら、私はまったくそのような人の存在には気づかなかった。

昨日のローカルニュースを見ていて、地元で彼女の高校時代を知る人がインタビューに答えていたが、図書館によく出入りされていたということだから、高校時代はあまり目立たない存在だったのかもしれない。

いずれにしても、こうして名だたる賞を受賞されたことは喜ばしいことだし、地元の書店も彼女の本の品切れが続出し、うれしい悲鳴だそうだ。

しかし、いざ彼女の本を読もうかと思っても、受賞作である「私の男」というのは、父と娘の近親相姦などを扱ったかなり重い内容のようだ。著者いわく、「人間の本質に迫るもの」ということらしいが、ちょっとそれは受け入れがたいものがある(食わず嫌いかもしれないが)。

直木賞の選考基準がどうなっているのかはわからないけれど、毎年、受賞される文学というのは私にとって読みづらいものが多い。

「おめでとうございます」という気持ちに嘘、偽りはないし、ご努力には率直に敬意を表したいところだが、作品についてはもっと大人になって、あらゆるものを受け入れられるようになってから読ませていただこうと思う。

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2007年12月18日 (火)

銀行員

昨日は午前中に顧問先を訪問。午後からは、委託を受けている委員会の会議に出席。ご来客1件。その他、書類の作成など。

いつもお世話になっている山陰合同銀行さんのとある支店で着服事件が起きた。

100万円を下着に隠し、山陰合同銀行の女性契約社員が着服」(読売オンラインより)とある。

「下着に隠し・・・」とあるが、日経新聞の社会面では、「パンツに隠し・・・」となっていた。

山陰合同銀行さんにはお気の毒だが、1週間後に返金されたということなので、ちょっと笑えるネタとして引っ張ってきた。

34歳の女性の契約社員だそうだが、私と同い年。おいおい頼むよ・・・、といいたいところだ。

男性職員はボディチェックを受けたようだが、女性職員は受けなかったようだ。

「(ここに入れてしまえば、マジメな男どもはチェックできないわ)」とでも思ったのだろう。女というのはある意味で恐ろしい。

ただ、「1週間後に申し出た」ということは、おそらく想像するにほとんどバレていたのではないか。

ここ数年だろうか、地域の金融機関では着服事件が増えているような気がする。不景気のあおりだろうか。

もちろん、金融機関というのは現金そのものを扱うことの多い、ある意味で特殊な職場だから、今回の事件のようにちょっと「魔が差した」となると、すぐに事件につながりやすい。

だから、昔から金融機関の採用は、目の前の現金に手をつけないような誠実そうな人間を採用することが必要となる。それでいきおい、少々のお金には目がくらまない、できるだけ家柄のいい人間を採用することになってしまう。

それが不景気で人員削減、コスト削減で、特に女性職員を中心に契約社員やパート採用が増えているという。

こうしたバランスというのは難しいけれど、最終的に「返金した」ということだから、本人の誠実性が残っていたのかわからないが、ギリギリのところで防いだといえるのかもしれない。

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2007年12月12日 (水)

ボーナスはアップしている

昨日も一日中、鳥取市内の法人で会計監査。

ガソリン価格が上昇していることについては、ニュースで周知のことと思うが、鳥取市内のガソリンはレギュラーで145円を出しているところがあるなど、価格競争が激化している様相だ。

ちなみに米子市内だと155円が相場のようなので、実にリッターあたり10円もの差がある。

数年前はこの逆で、米子が安くて鳥取市が高いときがあった。そのときの米子は、結果としてガソリンスタンドの廃業が相次いだ。

このたびの鳥取市内の競争がどういう結果になるのか、注目される。

日経新聞の地方版のニュースを見ると、山陰地方のこの冬のボーナスは民間企業では2.4%増加しているとのこと。

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20071211c6b1100z11.html

実感とは違うのだが、私が普段お付き合いのある中小企業全般の話と、大手企業の下請け工場や業種によって違いがあるのだと思った。

また、そもそもボーナスが支給される就業形態にない人(非正規雇用)が増えているかもしれないので、このニュースをどう見るかは一概には言えない。

少なくとも、地域の中で格差が開いていることが見えてくるように思う。

ただ、こうした地域内での格差というのは、何も山陰に限ったことではないようだ。

大阪でも地域の中での格差が大きくなっているというし、東京でも全体として景気は良いものの、大企業と中小企業とで一部に大きな格差が出ているという。

経済がグローバル化し、日本の一つの地方が全体的に底上げするという景気回復はもうないのかもしれない。

それは地方も都市部も関係ないことで、国としての地方と都市の格差だけでなく、街の中の格差にもよく注目しておく必要があると思う。

そして、何とか景気のいいグループに入るよう努力したいものだ。

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2007年12月 5日 (水)

あみん

昨日は、午前中は祖父の準確定申告書の作成。

死亡した場合、その期間までの所得について4ヶ月以内に申告する必要があるが、「まだ十分時間はある」と思っていたら、あっという間に今日が提出期限。なんとか昨日中に無事提出ができた。

午後からは事務所で調査事案や監査レポートの作成。

昨日はNHK紅白歌合戦の出場者が発表された。その中に、「あみん」という懐かしい名前があった。

紅白歌合戦の出場基準というのがよくわからないのだが、あみんは今、再結成しているらしい。

「待つわ」という歌はよく聞いた。25年前というから、私が小学3年生のころかだが、大人になってからふと聞きたくなって、80年代のポップスヒット曲を集めたCDを買い、わざわざ聞いたことがある。

あみんの片方が岡村孝子だということは、岡村孝子が売れ出した当時は知らなかった。

岡村孝子は近鉄バッファローズの4番だった石井と結婚したが、どうもうまくいかなくなったようで、その他、ラブホテル経営にも失敗したと、週刊誌で報じられたのを見たことがある。

その他、今年の紅白には「寺尾聡」という名前もあった。きっと「ルビーの指環」を歌うのだろう。

これもまた懐かしい。私が小学校1年生くらいのとき、ちょうど流行歌を聴くようになったときに、当時流行っていたTBSのザ・ベストテンで毎週のように1位をとっていた。

しょっちゅう聴いたので、そのころの歌は今でもそらで歌えそうだ。

紅白を最初から最後まできちんと見ることはないが、あみんと寺尾聡くらいはみようかなと思った。

NHKの戦略にはまったようだ(苦笑)。

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2007年11月29日 (木)

世の中、偽装だらけ

昨日は一日中、事務所で残務整理、監査レポートの作成、調べ物など。

昨年から今年にかけて、食品の偽装表示や建材性能の虚偽表示など、人をだますような事件が相次いだ。

昨日ニュースになった崎陽軒の表示ミスは、表示の順番を間違えたということらしいが、それが本当に“事件”なのか理解できなかったけれど、特に大儲けしている老舗企業や、大手企業の偽装が目立っている。

もちろん、だからといって中小企業が偽装に手を染めていないかといえば、それはわからない。

しかし、彼らは本当に得したと思っているのだろうか。

偽装によって面白いように利益が上がったかもしれないが、その反面、“徳”を失っていることに気づいていない。

今週の日経ビジネスを読んでいると、利益第一主義の権化でもあるアメリカで、そうした風潮に嫌気がさして、社会貢献ビジネスに転ずる人が結構いるらしいが、アメリカ人でも「得」と「徳」の違いがわかる人がいるようだ。

得(利益)を出すということは、自分のビジネスが社会に受け入れられている証拠でもあるから、ある程度、利益を重視することは重要だ。

しかし、必要以上に利益を上げることにどれほどの意味があるかについては疑問を持っている。

利益は組織存続の要件ではあるが、組織の目的ではないはずだ。

利益はほどほどにして、世の中に役立てるような仕事がしたいものだ。

間違っても人を欺いて、不当な利益を出すことだけはしないようにしたい。

“徳”を失うだけだから。

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2007年11月27日 (火)

資格者も国際競争

昨日は、午前中に事務所でいろいろと残務整理。午後から出雲市内の顧問先へ。

帰り道で本屋に立ち寄り、来年のカレンダーを買った。今年も残すところ1ヶ月ちょっととなった。

あらゆる分野でグローバル化が進もうとしているわけだが、医療の分野も例外ではないようだ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071126i105.htm

舛添大臣は、外国人医師を部分的に解禁する動きを見せているが、弁護士でも公認会計士でも、資格の国境に関してはこれまでずいぶんと抵抗を示してきた経緯がある。

しかし、弁護士業界は大手法律事務所を中心に外国ファームとの提携が相次いでおり、また、もうすぐ始まる裁判員制度によって、法廷でのパフォーマンスに優れた弁護士養成が重要になる以上、かなり国境は崩されつつある。

また公認会計士業界は、大手監査法人が外国の会計事務所と提携し、マニュアルを共通化されたので、これは事実上、外国事務所の傘下に入ったといえる。

医師の世界は容易には破られないと思っていたが、「医師不足」という内的要因を理由にして、外国人弁護士の参入が少しずつ既成事実化していきそうだ。

ちなみに地方で足りないのは医師だけではない。看護師も不足しており、早晩、看護師についても外国人の参入が認められるようになるのではないか。

いずれの分野も国際競争に勝たなければ、資格の上に安住して暮らせる時代ではないといくことがよくわかる。

競争社会に絶対打ち勝つ強い気持ちだけは、しっかりと持っておかないといけないと思う。

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2007年11月15日 (木)

消費税上げの愚

昨日は、午前中に9月決算法人の税務申告書の作成など。打ち合わせ1件。午後から顧問先を訪問。

Dsc00826

顧問先との往復の途中、紅葉が見ごろとなった大山の写真を撮ってみた。

写真はみるくの里付近から写したものだが、平日にもかかわらず県外からの観光客が多数訪れていたようだ。

消費税の税率アップが来年は見送られると報道があった。年金財源として増税が必要というが、果たしてどこまで本当か、その根拠は実は怪しいのではないかと疑っている。

法人所得の毎年のような上昇で、年々税収がアップしてきている。そのことはまったくといっていいほど報道されず、財政資金が足りない話ばかりが先行する。

まず、その時点で情報が意図的にコントロールされていると怪しむ必要があると思っている。

97年の橋本内閣の増税で景気の腰を折ったのが記憶に新しいが、それでもなお、この期に及んで増税を打ち出そうとするのは、単に「財政再建」のためではないだろう。

そこには何か意図的に景気の腰を折りたいとする願望が見え隠れする。

最近、施行された金融商品取引法も建築基準法の強化も、「消費者保護」を標榜しながらもやりすぎの感があり、いずれも景気の腰を折る悪法だ。

消費税上げの議論にしても、どうやら日本の政府は日本の景気を悪くしたくてたまらないようだ。

その意図がどこにあるのか推測するのは面白い。

話すと長くなるが、一言で言えば、日本から富をむさぼろうとするアメリカに対する牽制だろうかと思っている。日本の景気が悪くなって困るのは、日本国民よりもむしろアメリカ政府だろう。

膨大な財政赤字を配下の国の富でまかなおうとしているのに、日本の景気が悪くなっては意図したとおりにならない。

と、まあ、いろいろな推察ができてしまうのが消費税上げの議論なのだ。

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2007年11月 9日 (金)

エースと4番が移籍

昨日は、風邪のため一日仕事を休んだ。

病院に行って薬をもらって飲んでいるが、今朝になってもまだ熱が下がらない。

ひどい風邪だ。

当初より風邪をなめていた。「風邪ごとき、どうせすぐ治る」と。

根拠のない自信だった。

誠に残念ながら今日も仕事はキャンセルさせていただいて、静養したい。

昨日は自宅で「坂の上の雲」をじっくり読んだ。

同じ松山出身の秋山兄弟が日本軍で頭角を現すなか、病気で療養している正岡子規の気持ちがよくわかる。こういうときだから。

今朝の新聞では、広島カープの4番・新井のFA宣言。阪神への移籍濃厚のニュースが目に飛び込んできた。

今年のカープは、大エースの黒田の移籍とあわせて、4番とエースがFA移籍してしまうという異常事態に陥った。

カープの長きにわたる低迷ですでにプロ野球には興味をなくしているが、とどめを刺されるかのようなニュースだ。

新井はしかし、大振りが目立ち、金本のようには行かないだろう。若手のころはずいぶん我慢して使ってやった。

正岡子規が翻訳して日本に広めたベースボールも、明らかに曲がり角に来ていると思うのは私だけではないだろう。

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2007年11月 5日 (月)

日本の二大政党制

金曜日は1日中事務所で勉強。

土曜日は雑誌のインタビュアを依頼され、自民党の赤澤衆院議員と永瀬商工会議所前会頭に私がインタビュー。テーマは「米子の将来像」について。

インタビューの中身は、今月下旬に出版されるフリーペーパー「山陰サイズ」に掲載される予定。

衆議院の解散が噂される中、選挙区を持つ代議士は週末は帰郷して慌しくされており、「自民ー民主の大連立構想」の情報は代議士の下まで細かい情報が流れていなかったようだ。

ただ、今回福田首相側から投げられたボールが、小沢民主の根幹を揺さぶったのは間違いないだろうとの見解で一致していたところ、昨日の代表辞任のニュース。

騒動のお膳立てをしたのはCIAの手先と噂される読売新聞とのこと。

テロ特措法の延長を阻止したことで、アメリカにとって小沢氏の役割は終わったと見ているのだろうか。

一連の動きが次期衆議院選挙にどういう影響を与えるか注目される。

それにしても地方においては、経済などの問題が山積する中、国政の停滞は何とかならないかと思う。自民と民主の対決よりも、地方の人間としては速やかな審議をお願いしたいところだ。

「二大政党制」の確立を主張する民主党の理屈は理解できなくはないが、日本という国は昔からアメリカという超強力な“与党”がいるわけで、与党が出してくる政策をいかに国内で消化するか、とい大きなテーマを持っている。

二大政党制の理念とは別に、日本で与党になれば、必然的にアメリカという超強力与党が繰り出す要求を裁いていかなくてはならない。

政権担当能力とはそれを言うのであり、自民党は今まで上手に派閥を作ってそこで利害を調整しながら受け皿になってきたわけだ。

それだとアメリカの要求がなかなか国内で通らないから、派閥を壊し、自民党を壊し、アメリカの要求を素直に受け入れる方が与党という、日本ならではの二大政党制ができようとしている。

いずれにしても、国内が二分されるような動きというのは、日本の国益にとって何か意味があるのか、政治家の方々はもう少しよく考えてもらいたい。

特に地方は小選挙区制で自民党と民主党とが激しく戦うことで、何か地方に利益があるのか私には疑問が残る。

まだまだ混乱は続きそうだ。

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2007年11月 1日 (木)

日本の防衛

昨日は、朝から鳥取県庁で監査委員の仕事。夕方に鳥取市内の会社を訪問して米子へ帰った。

昨日のトップニュースは自衛隊戦闘機の事故だったが、残念なニュースであった。

ただ、マスコミの論調は「120億円が無駄に」とか、「民家のすぐ近くに戦闘機があるのはいかがなものか」みたいな話ばかりでどうかと思っている。

見方によってはそうだろうけど、防衛という重要な問題を個人的な生活観で語るのは、左翼っぽくて的を得ていない。

私は国産の自衛隊戦闘機に何か事故が起きたとき、「整備不良」だとかそういう単純な理由だけで片付けないようにしている。

第二次世界大戦の前に零戦をはじめすでに世界に誇る飛行技術を確立していた日本。そしていまや世界一の品質を誇る自動車を作れる国で、未だに国産の飛行機やヘリコプター、ロケット技術などでアメリカの後塵を拝する状況は、極めて不自然だ。

これには、米国をはじめ連合国が日本の軍事技術の復活を簡単には許さないという事情があるようだ。

このたび墜落したF2戦闘機もニュースでは「日米共同開発」と報じられるが、もともと1980年代に日本が単独で開発計画を発表したところ、あまりの性能の良さに無理やり共同開発にさせられた代物だ。

開発費用が高くついたのもそのような政治的な背景があるからだろう。

数年前にF2戦闘機は、整備中に計器の配線が切断させるという奇妙な事件が起きているが、日本の優れた技術、特にロケットや戦闘機やヘリコプターに感する技術には常に技術スパイや工作員の影が付きまとう。

今回の事故は、もしかしたら単純な整備不良かもしれないが、国産戦闘機にはそういう背景があるということも知っておくべきだと思う。

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2007年10月31日 (水)

奥深い防衛問題

昨日は午前中に顧問先を訪問。税務申告書の提出。午後からは事務所で残務整理。3時過ぎに顧問先を訪問し、会計処理に関する相談。

最近は政治のニュースがつまらない。問題は山積しているのに、一向に展望の開けるような道筋が見えてこないからだ。

防衛省の問題はとても奥深い。そもそも防衛予算というのは、コストパフォーマンスがわからない。というより、測定不可能だ。

例えば、「北朝鮮の脅威に対応する」といっていくらが予算として妥当なのかわからない。予算がつけば、後はそれを使うだけだ。

その大枠の予算について、商社を介在させようが随意契約にしようが、大枠が決まっているのだから防衛予算は変わらない。どう配分するかだけの問題であり、今回のスキャンダルは問題の本質を突いてはいない。

本質的でない問題でドタバタしている理由を考える方が面白い。

犯罪として立証できそうなら検察の手にゆだねればいいのだけの話だが、なぜこの程度の話で、大切と思われる給油問題の審議がストップしているのか。

考えられるシナリオの一つ目は、アメリカからの指令であるというもの。

日本からの給油がストップしてアメリカ軍がパキスタンから撤退した場合、日本はアメリカ軍撤退の引き金を引くことになる。

アメリカは撤退を日本のせいにして、国内外に言い訳ができる。

アメリカがもし、本音のところで「パキスタンから撤退したい」と思っていたら、日本はむしろ感謝される。そして、アメリカから感謝されるのは審議を拒否した小沢一郎だ。

この場合、アメリカの真意を知っているのは小沢一郎ということになる。

シナリオの2つ目は、自民党保守派の牛歩戦術。

こうしてグズグズしていることが日本を戦争に加担させない口実となる。自民党は民主党のせいにして結果的にインド洋から撤退を図る。

かつての自民党は左派の社会党を使って、アメリカへの抵抗運動を肩代わりさせた。自民党はアメリカに協力するフリをして、野党を使ってアメリカに間接的に抗議していた。

自民党は今、「国際社会から孤立する」というもっともらしい理由を盾に給油の継続を試みるが、その実、「これ以上アメリカに協力したくない」という本音を小沢一郎に言わせる戦術かもしれない。

下らないスキャンダルで日本の政治が混乱しているおかげで、日本はアメリカの戦争に加担しないで済んでいるのかもしれない。

目の前で起きている現象を見ても、政治は理解できない。どういう結果がもたらされるのか、結果から判断するしかない。

ニュースは表向きの建前しか伝えないからつまらない。裏の裏まで読むと、政治は面白い。

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2007年10月29日 (月)

NOVAのこと

金曜日は午前中に顧問先を訪問。会社の当面の課題を検討した。午後からは別の顧問先を訪問した。同じく会社の当面の課題を検討した。

土曜日は完全オフだったが、昨日の日曜日は中海テレビの収録があった。9月議会の話題や、米子市の健康推進の状況などについて討論をした。

ここ数日、会社更生法の申請でメディアを賑わせている英会話学校最大手のNOVAだが、私は東京で仕事をしているときのある一時期、NOVAに通ったことがあるので、何となく身近なニュースに感じられた。

NOVAは、入学するとまず前払いでポイントを購入し、授業を受ける際にそのポイントを消化していくシステムをとっている。ポイントの消化には確か期限があったような気がするが、授業料はけっこう高いので、私はとりあえず一番安いコースを選択した記憶がある。

最初のうちは順調に授業を入れていってポイントを消化するのだが、次第に学校から足が遠のき、最後はポイントを消化するのが大変になってくる。私はそれでも購入ポイントが少なかったので何とか全部消化したが、おそらく消化しきれなくなった生徒が解約を申し入れて、例の返金トラブルが起きたのだろう。

一度支払った授業料がまるまる戻ってくるということはなく、独自の計算方法によって返金額を算定するから、ほとんど受講していない生徒でもお金はしっかり取られるようになっていたと思う。返金されないくらいなら、何とか受講したほうがマシだと思って、最後は通学していた記憶がある。

しかし、会社が倒産してしまえば返金どころの騒ぎではなくなる。有力なスポンサーが現れない限り、支払った前払金は戻ってこないものと覚悟する必要があると思う。

なぜ、途中で教室から足が遠のくかというと、私の場合、何回か受講してみて、これだけでは英語は身に付かないと悟ったからだ。英語をこなす絶対量が少ないし、「会話」をするには語彙がある程度ないと、相手に伝えきれないことがわかる。

つまり、うまく話せないもどかしさだけが残るのだ。

英語というのは単語をしっかり覚えていかないと、いざ話をしようにも言葉が出てこない。週に数回英会話学校に通ったところで、英会話は身に付かないのだ。

もう一つは、講師の質がまちまちで、良い講師もいるのだけど、中には授業の途中で居眠りしてしまう講師もいた。こっちが居眠りするならわかるが、講師のほうが居眠りするのだから、外国人とはいえまったくしょうがないなと思った記憶がある。

もちろん英会話学校が悪いとは決して思わないが、英語をマスターするには、仕事や生活などで英語を話す必要性に迫られないと、なかなか難しい。

逆に英語を話す必要性に迫られれば、マスターは早いだろう。その辺をよく理解しておかないと、英会話学校に通いさえすれば英語がマスターできるのだと勘違いしてしまう。

NOVAの巧みな広告宣伝の前に、私はそこを勘違いしてしまったわけだが、高い授業料も別の意味で良い勉強になった。

語学に関しては必要に迫られない人は、きっぱり諦めたほうがいい。妙な向学心を持つと巧みな広告宣伝にひっかかるのだ。それより日本語をきちん伝えられるようになることが大事だと思う。

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2007年10月24日 (水)

食品偽装

昨日は、朝から社外監事をしている法人で中間期の監事監査。その後、事務所に戻って残務整理。

ここ1年だろうか、食品に関する偽装事件が相次いでいる。伊勢の赤福までもがいろいろな偽装に手を染めていた実態が次々に明らかになっている。

何かの雑誌で赤福の社長が、「私たちには伊勢神宮の門前にふさわしい商売をする義務がある」なんて、偉そうに語っていたのを覚えているが、神様の目前でまさかあんな不祥事をやらかしていたとは思わなかった。神をも恐れぬ所業だ。

私は東京時代に、名古屋出張が多かったものだから、出張の帰りに名古屋駅で赤福をみやげに買うことが多かった。みやげにするだけでなく、自分用にも買うことがあったくらい、あの素朴な味は好きだった。

それがまさか冷凍ものだったり、あんこを“再利用”したものだったとは気がつかなかった。まだ冷凍はいいと思うけど、“再利用”はさすがにやりすぎだろう。

しかし、そういうものの味が見抜けない消費者も、私を含めて大したことはないのだろうと反省する。

ミートホープの社長が言っていたが、「安売りに飛びつく消費者も悪い」というのは本当だと思う。安いものには裏があるわけで、「なぜ安いか?」というのは必ず理由を知っておく必要があるだろう。

ちなみにミートホープの事件以来、私はミートボールを食べないようにしている。何が混ざっているかわからないし、もともとうまいと思って食べていたわけではないので、他に食べるものがあれば遠慮するようにしている。

皮肉にもミートホープの社長の話が教訓になった。「食べ物を粗末にするな」というのも大事な教訓だと思うけど、現代においては「おかしなものは無理に食べるな」も大事な教訓なのだろう。

ちなみに赤福については、以前のものでも「うまい」と思ってしまった私だから、「これは冷凍ものです」とか、「これは売れ残りを再利用しています」と正直に明示してもらえば、たまには買ってもいいかもしれない。

だけどよく考えると、あの程度の味なら他にもおいしい和菓子はあるわけで、それでも買っていたというのは、何か伊勢神宮の神様の御利益を感じていたのも事実だと今になって思う。

赤福は「名古屋と伊勢でしか買えない」というのが一つの売りだったと思うけど、ときどき米子の天満屋で物産展なんかが開かれると売りに出ていることもあった。“生もの”でありながら、遠くの消費地まで大量供給できるという点に、今思えば不自然さがあったと思う。

そういう意味でも、すでに神様のご利益のない赤福なんて、“ただのあんこもち”だ。いや、汚れてしまった分だけ、食べると罰が当たるような気さえしてくる。

和菓子というのは味だけではない。何か希少価値とか、御利益を感じながら食べるものだと思った。

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2007年9月28日 (金)

ソウル便問題

今朝の日経新聞1面のコラムは興味深かった。「政権の安定度はアメリカとの関係次第」だと歴代内閣のアメリカとの親密度を事例に解説してみせていた。

大手メディアといえども、わかっている人はよくわかっているが、なかなかストレートに載せることは難しいということがやんわりとした書き方の中に理解できる。

昨日は一日中、松江市内で会計監査の仕事。夕方、一旦事務所に戻った後、中海テレビで週末の番組の打ち合わせ。

中海テレビの日曜日の県政討論は、今、鳥取県民の間で話題になっている米子ーソウル便の多額に上る緊急支援について。

韓国のアシアナ航空から搭乗率の低下を理由に、米子ーソウル便の廃止を通告され、緊急に補助金の交付を決定した鳥取県の対応について、県民の意見が割れている。ただし、その多くの意見は否定的なのだそうだ。

搭乗率が70%を割った場合、空席1つあたり9000円の補助を出すという案でいくと、来年3月までに追加で5000万円相当の県費が補助金として使われる見込み。現在の年間支援額はすでに7000万円以上になっており、合計1億円を超えるのは必至の情勢。

これは一つの路線を補助する金額といしては桁違いの多さになる。知事が先頭にたってここまでの支援をするというのには、地元の経済に与える影響なども当然あるのだが、もう一段、政治的な理由も存在するに違いないだろう。

この辺りの問題について、出演される県議会議員さんたちがどのような見解を述べられるか、番組では率直に伺ってみるつもりだ。

ところで私にとっての問題は、「ソウル」という街の魅力についてだ。「ぜひ行ってみたい」という気持ちになかなかならないのはなぜなのか。同じアジアでも開発ラッシュに沸く上海だとか、香港、マカオ、台湾などに比較して、話題性は少ないように思う。

時間があれば行こうとは思うのだけど、友人や知り合いが行った印象を伺うと、「ぜひ行かなければならない」とまでは思えないのだ。

ただ、人によっては仁川空港を経由してヨーロッパやアメリカへ行く人がある。米子に住む人間にとって、一旦、関空(片道3時間半)や成田(羽田経由)まで行く手間を考えると、米子空港から1時間のところに24時間稼動の国際空港があるのはとても便利だ。

「観光」とか「交流」などのように、一時的なブームに終わりかねない需要だけではなく、ヨーロッパやアメリカへのアクセスなど、トランジットの利便性を高めれば利用率はもっと上がるだろう。

要は利便性と使い方の問題なのだと思う。

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2007年9月27日 (木)

新内閣

朝夕の風が肌に心地いい。“中秋の名月”だそうだが、今年の場合は9月半ばまで夏が続いたため、まだ“初秋”という感じだ。

ちなみに満月は今日なのだそうだが、満月のときは月の引力が強いときでもあるので、思わぬ事故などに気をつけたいところだ。

昨日は、北条バイパスで衝突事故があり、周辺が少し渋滞した。すぐ脇を通ったとき運転手がぐったりしているのが見え、しばらくしてから事故現場へ向かうと思われる救急車とすれ違った。

満月のなせる業かと思ったが、自分も気をつけなければいけないと思った。

昨日は朝から鳥取市へ向かい、友人からご紹介のあった会社を始めてご訪問。とてもアグレッシブな経営者の方で、何かお役に立てることがあれば私としてもありがたい限り。

午後からは鳥取県庁で公共事業評価委員会。昨日は委員と事務局だけで案件について議論をした。県民の税金がどうしたら有効に活用されるか、その視点から意見を言わせていただいた。

今日の新聞広告で週間新潮と週間文春の今週号の広告があった。見出しだけを見たにすぎないのだが、スキャンダルのネタを散りばめ、発足したばかりの福田内閣に早速、“牽制球”が投げられている様子がわかる。

これら二つの雑誌は、“週間CIA”との異名があるなどアメリカの意思が表現される雑誌といわれる(今もそうかはわからないが)。

福田内閣はすでに引退した野中広務元幹事長や古賀誠など、自民党の旧勢力の“巻き返し内閣”との評があるだけに、アメリカとしては古い利権が蒸し返されることを嫌っているのかもしれない。

そういう意味で、発足したばかりの福田内閣は“改革”を進めるか、旧勢力の温存を図るのか試されており、もし、後者であれば内閣の寿命はきわめて短いものとなるだろう。

福田首相にはそのあたりの舵取りが求められるのだが、その点からして自民党の首脳たちが福田さんに期待する気持ちはよくわかるというものだ。うまく国内とアメリカと利益調整してほしいということだ。

鳥取1区選出の石破茂氏も防衛大臣として再入閣した。前回は、それこそ装備の調達の利害の関係でアメリカにクビにされたとの噂も聞いたが、今回はそのあたりも含め、給油延長という課題をうまく乗り切っていただきたい。ご活躍に期待したいところだ。

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2007年9月20日 (木)

現世利益と来世利益

昨日は午前中に、7月決算法人の税務申告書の作成。午後から関与先の会議に出席。帰着してから、再び税務申告書の作成。

夕方、フィットネスクラブへ。体重が少し落ちてきた。運動の効果は少しずつだが出ているようだ。

最近は年金問題がらみの非常に胸くそ悪いニュースが続いている。社保庁の職員だけでなく市町村の職員でも着服という犯罪が相次いでいるようだ。

公表されている金額や件数はおそらく氷山の一角だろう。逃げ切って「しめしめ」と思っている輩がいるのは間違いない。

しかし、本当に逃げ切れたとでも思っているのだろうか。実に浅はかだと思う。

人生というものを「自分一代限り」だと勘違いすると、そういう考え方になる。

しかし、人生は先祖があって、子孫があって、そのつなぎに自分がいるだけのことだ。決して自分だけの人生ではない。

死んで肉体は滅びても、魂はなお生き続け、巡る因果の法則にしたがって来世での幸や不幸が決まってくる。それが日本の仏教や神道における基本的な考え方だ。

ちなみにこういう話が「非科学的」だと思う人が多いことは承知している。これは、わかる人にはわかる話だから無理に理解は求めない。

ただ、非科学的な話の中に真実があることも確かであり、それを無視する人は結局、人生というものを理解できずに死んでいく。どうか「科学的」なるものの呪縛から発想を解き放っていただきたい。

話が横にそれたが、悪いことをして逃げ切ったと思った連中は、必ずその子孫に不幸が起こる。早い人は自分が生きている間に帳尻を合わせるかのように自分が不幸に襲われる。

人生を自分一代限りと考えず、また自らの魂に傷をつけぬよう、自分もまた徳を積むよう努力しないといけない。

因果の法則を甘く見る人は、決して幸せにはなれない。

「現世利益」という考え方がある。今まさに生きているこの世での利益のことだが、私は常々、現世と来世のトータル利益で物事を考えるべきだと思っている。

来世の利益は、現世において積んだ徳の量によって決まってくる。手段を選ばず儲けることばかり考えている人は、現世での利益を大きくできても、来世の利益は逆に大きく落ち込んでしまう。

「利益」という概念を、来世にまで広げて「利益計画」を作ることを推奨する公認会計士は私くらいだろう(笑)。

現世利益ばかり追ってはいけない。現世では徳を積み、来世とのトータル利益を最大化すべきである。

だから、横領という犯罪に手を染めた公務員たちは、自首して罪を償い、この世で悪い業(カルマ)をしっかり落としてから来世に行くといい。

それが現世利益と来世利益のトータルアドバイザー(!?)である私からのアドバイスだ。

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2007年9月19日 (水)

嫌な噂

昨日は午前中は事務所で税務申告書の作成、午後から顧問先の方とプロジェクトについての打ち合わせ。その後、残務整理。

文字に表すとこれだけだが、密度の濃い一日だった。

ニュースでは自民党の総裁選挙の話題がいつもトップにくるのだが、次期総裁は福田氏だと自民党は決めているようで、総裁選挙は“消化試合”のような様相を呈している。

今朝のニュースでもすでに当選後の組閣人事について報道している。世の中に「福田内閣」を印象付けておく狙いがあるのだろう。

それでも麻生氏の国民的人気が高いものだから、選挙運動が過熱して過って麻生氏が当選しないよう、いろいろと情報やニュース、選挙運動を操作・抑制して、福田当選に苦心しているのが面白い。

自民党の有力議員たちが福田氏を首相にしたい理由は、古き良き日の自民党に戻したいということと、小泉が破壊した自民党を再生したいということに尽きるのだろう。古賀氏や山崎氏など、古い自民党で活躍してきた有力議員がこぞって福田氏を支持している様子から、それがわかる。

ただ、そう簡単に古い自民党に戻ることはアメリカが許さないだろう。

昨日の読売新聞の社説は農業の大規模化、自由化の問題が書かれていた。「農業問題に早く手を付けろ」というCIAからのお達しだ。

年金問題のフタをあけた安倍首相に続いて、時期内閣ではいよいよ150兆円にも上るといわれる年金資金の運用の自由化に手が付けられる。改革は待ったなしの状況になっている。

拉致問題にしても、強行路線の安倍首相は宥和路線に転換したアメリカにはしごを外された。「対話」路線の福田氏でないと、次の首相が務まらないのは明らかだが、ここでも安倍首相はアメリカとぶつかってしまった。

そして昨日はネット情報で嫌な噂を目にした。安倍首相は今週いっぱい入院するそうだが、永田町では安倍首相の安否に関する妙な噂が流れたそうだ。「妙な」というのは書くのもはばかられる恐ろしい噂なのだが・・・。

安倍首相が入院しているのは慶応病院だそうだが、慶応病院といえば、あの松岡農相がすでに死んだにもかかわらず、心臓マッサージをしてみせる演技をかましてくれた、政治的工作のためには何でもありのいわくつきの病院だ。

そういえば安倍首相が入院してから、病室での様子などさっぱり報道されない。胃腸が悪いくらいなら面会謝絶でもなかろうに。なぜ首相を病室に閉じ込めているのだろう。今回の辞任劇について、何か口封じでもするつもりだろうか。噂にすぎないことを願う。

この噂が本当なら、実に恐ろしい話だ。改革を遅らせた首相や閣僚がどうなるか。政界で権力の座に上り詰めた議員にしかわからないプレッシャーがあるのだろう。

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2007年9月13日 (木)

誰が辞任した?

昨日は、午前中は事務所で諸々の仕事。午後からは中海テレビの番組の打ち合わせなど。

夕方は久しぶりにフィットネスクラブへ。先月の終わりに10数年ぶりに水泳をして、腕がつったとき以来になる。“スポーツの秋”にしたいところだ。

昨日、昼から打ち合わせをしていたら、先方の中海テレビのスタッフの電話に「辞任」の連絡が聞こえてきた。

「辞任」という言葉だけが聞こえてきて、いったい誰が辞任したのだろうと思った。

どこかの市長が辞任表明でもしたのかと思ったら、安倍首相だった。意外感はなかった。

こないだのAPECでアメリカ様からインド洋での燃料供給の約束をさせられ、拉致問題では邪魔者扱いをされ、安倍首相の居場所がなくなっていた。「職責を賭して」というのが、事実上の辞任表明だったのだと、結果的にわかる。

もっと言えば、安倍首相はAPECの会議でオーストラリアに行った際、アメリカ様に辞任を迫られたのだろう。それが、燃料供給に職責を賭すという妙な発言につながり、結局、事態の収拾が図れなかったのだろう。

日本の国内問題に「職責を賭す」ならまだしも、アメリカの要求に職責を賭さなければならないところに、日本の首相の悲しさがある。

「戦後レジームのチェンジ」を掲げ、アメリカの植民地支配から脱却を目指した安倍政権には期待するところがあったのだが、アメリカの力が衰えていない現在では時期尚早だったのだろうし、何より安倍氏には国内をしっかりまとめる力はなかった。

首相就任前からいつも無表情で、言葉に抑揚がなく、本当に能力があって首相になったのか疑問があったのだが、「なぜ、まだ若い安倍氏が首相になるのか?」という疑問も、小泉前首相を通じてアメリカ政府が推しているから、という理由で納得できた。

健康問題も就任前から報道されていたことだ。胃腸が弱いだけならまだしも、アイスクリームなどお菓子が大好きで、激務に耐える体力は付かないだろう。そうした問題に目をつむっても期待するところがあった。

しかし、構造改革は停滞し、農業分野の開放は進まず、敵対的買収については妙な判決が連発し、北朝鮮情勢は米朝融和という以前とは正反対の方向に変化し、結局はアメリカにとって邪魔なだけの存在になったのだろう。

株式市場にとって、このたびの首相交代劇は大したサプライズになっていない。次の首相がどういう経済政策をとってくるかによって、日本株の低迷が続くか、それとも潜在力を発揮して上昇に転じるか、しだいに明らかになるはずだ。

安倍首相がもたらした期待と閉塞感はこれで終わる。次が誰になるかまだわかっていないが、麻生さんならアメリカの圧力をうまくかわしながら、国内を治める仕事をうまくやってくれるのかもしれない。

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2007年9月 7日 (金)

農相というポスト

昨日は、午前中は顧問先を訪問。午後から来客が2件。それ以外は事務所で仕事。

東日本のほうは台風が来ているようで、すでに被害についての報道もある。交通機関にも大きな影響が出ているようだ。被害は最小限に留まって欲しいところだが・・・。

高校生くらいのときは台風が来るっていうと、いったい何が起こるのか、どことなくワクワクしたものだ。

ブルーハーツの歌に、「台風がくる ものすごいやつ 台風がくる 景色が変わる♪」なんてのがあって、それを歌いながら自転車にのって家路を急いだものだった。

しかし、3年ほど前、JAに関係する仕事を手伝ったとき、ちょうど二十世紀梨の収穫前に台風の接近があった。そのときの関係者の心配ぶりを見て、思いを改めた。

梨農家の方にとって、収穫前の台風ほど怖いものはない。一言で言えば生活がかかっているのだ。苦労して育てた梨の実が、台風で落下してしまうと実が傷み、売り物にならなくなってしまう。

今回の台風で、東日本ではもしかしたら農作物への被害がでているかもしれない。そうでなくても大変な心配されていることだと思う。そういうことに思いを馳せることも大事だと思う。

最近のニュースは政治家の資金スキャンダルが毎日のように出てくる。その中でも歴代農相をめぐる資金スキャンダルは取り上げ方が激しい。

小泉内閣のころから農相というポストはスキャンダルでコロコロと交代するようになった。ここまで呪われたポストはないだろう。

だが、これを「単純な金銭スキャンダル」と捉えるのは間違いだろう。農林水産分野には、アメリカ産牛肉がアメリカ政府の圧力にもかかわらず、日本の市場に戻りきっていないことや、FTA(自由貿易協定)、JAの分割など、外交圧力が凄まじい分野がズラリと並んでいる。

このいずれもが遅々として進んでいない現状は、アメリカも怒り心頭だと思う。そして改革が進まない状況を憂いでいる内部のスタッフもいることだろう。農相というのはそうした圧力をいかにかわすかに手腕が求められるから、スキャンダル攻撃のターゲットになってしまう。

特にJAの分割民営化などは、ずっと言われていることだが、その狙いはJAバンクやJA共済が持っている80兆円にも上る巨額な資金だ。これを株式市場や世界の金融市場に誘導することが、金融資本たちの狙いであることは間違いない。

郵政であれだけの攻勢をかけられて、「次はJA」というのが既定路線だった。それが遅々として進んでいない状況というのは、農水関係の幹部たちが抵抗しているのだろう。

しかし、こうして農相が次々とスキャンダルに倒れていくのをみると、そうした抵抗がどこまで持ちこたえられるだろうかと思う。

いずれにしても、こうした動きの中には次の展開を読む上で重要な動きが入っている可能性が高いので、単なる金銭スキャンダルととらないで、なんらかの意図が含まれているとみながら常に一定の関心を置いていきたいと思う。

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2007年8月30日 (木)

政治には頼れない

昨日も監査委員の仕事で、一日中県庁に。昨日も山陰線が遅れたようだが、昨日は車でいった。行きも帰りも2時間弱。夏休みモードだったの県内道路もようやく正常に戻ったようだ。

今朝も大雨だった。JRはまた止まるのだろうか。

昨晩、NHKで新閣僚の豊富を聞く番組をやっていた。見るつもりはなかったが世界陸上の合間にチャンネルを変え、しばし見入ってしまった。

増田前岩手県知事が総務大臣になったことが、一つのサプライズのようだが、彼の任務は「都市と地方の格差是正」なのだそうだ。

しかし、昨日の増田氏の発言を聞いていると、もはや政治は都市と地方の経済格差について公共事業のような即効性のある政策は施さなれない。あくまで自力で地方を立て直すよう促すだけだ。これは重要なことである。

他の閣僚の発言を聞いてもそうだ。「地方の力を引き出す」「地方分権をすすめて地域のことは地域でできるようにする」「改革は後戻りできない」「公共事業予算を増やすことは難しい」などなど。

今回の選挙で自民党に「お灸を据えた」地方の人たちが望むような方向に行っていないことだけは確かだ。「お灸」はむしろ、改革路線をさらにしっかりと進めることに向かっている。地方の人間にとっては皮肉なことだ。

これは私が以前書いたとおりの結末であって、本当の意味で安倍政権にお灸を据えたのはアメリカなのだ。アメリカがマスコミを使って、遅々として進まなくなった安倍政権の改革を尻を叩く意味があったのだと思われる。

お灸を据えられた安倍政権は、小泉内閣以来の改革路線の遂行をしっかりと求められることになるし、仮に民主党政権が誕生すれば、その流れはさらに加速するかもしれない。

地方に住む人たちの政治を見る感覚が、10年前と変わっていないことにある種の危機感を覚える。もはや公共事業など、即効性のある景気対策を待つことはやめたほうがよい。できる限りの努力を払って、グローバル化した経済の中で、したたかに、そして力強く生き残る経営の基礎を固めることが必要だ。

それが地方経済にとっての唯一の処方箋であろう、と政治はすでに結論を出している。

政治の役割は、外交・防衛のほかは、本来の意味での弱者保護に限られるようになるだろう。そして、中小企業というのは「弱者」の定義からは外れることが、今の政治のはっきりとした潮流となっている。

そしてその流れは、民主党が勢力を拡大することによって、さらに加速される。

経営者たちは、政治に頼ることなく、自分の会社の経営を立てていくことを強く意識しなければならないと思う。

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2007年8月16日 (木)

盆明け

お盆休みの間、米子は猛暑だった。特に14日は38.6℃を記録し、全国ニュースに取り上げられるほどだった。

実際、夕方の5時ごろに墓参りで寺町を歩いていたら、暑さで頭がクラクラしてきた。これほどの猛暑は経験がない。

土日を含めて5日間、事務所を締め切っていたら、今朝の事務所の中の気温は35度。猛暑が温存されたままになっていた。

休みの間もいろいろなニュースがあった。株価の暴落、防衛省人事の迷走、終戦記念日、などなど。

株価の暴落に関しては、今はあまり気にしていない。アメリカのサブプライムローン問題は、さまざまな憶測が出ているが、それよりも円高ドル安の流れが強まっていることで、世界の資金の流れが変わり始めていることに注目が必要だと思っている。

輸出関連株はしばらく手がけにくいところだろうし、その他の銘柄も連られて安くなる傾向があるので、投資はしばらく控えることにして、手持ちの株はホールドする。

防衛省人事は、小池大臣(=アメリカ)と日本の官僚の戦いであり、注意すべきはすでに噂になっている防衛省の調達がらみの不正事件だろう。いずれスキャンダルが明るみに出て、この勝負はアメリカが勝つだろう。

何の理論も知恵もない小池大臣は嫌いだけど、バックについている勢力を無視することはできない。安倍首相がまったく口を出せないところに、問題の寝深さがある。

終戦記念日の昨日は、NHKで憲法問題をめぐっての討論番組があったが、ほとんど見なかった。もうずっと前から同じ議論ばかりしている。議論ばかりして前に進まないのはダメだ。ちょっとだけ見て、あほらしくなった。

それよりも安倍首相が靖国神社へ参拝しなかったことが一番残念だった。首相は参拝しなかった理由すら明らかにしなかった。

昨日は安倍首相が名実ともに骨抜きになった日だと思う。アメリカが構築した日本の「戦後レジーム」のチェンジは安倍首相ではできないことが明らかになった日だった。

閣僚が相次いで参拝を取りやめる中、高市早苗大臣だけが靖国へ参拝したことは救いだった。

朝日新聞や中国、アメリカなどからの内政干渉圧力をどう跳ね除けるのかは、昔からの課題であり、将来もそうだろう。その象徴が靖国だ。誰にも文句を言われず日本の英霊に哀悼の意をささげることができる日こそ、戦後レジームのチェンジがかなった日なのだろう。

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2007年7月31日 (火)

経済構造の転換

昨日は、午前中に税務申告書類の作成。その間に一件の御来客。金融機関の方。午後からクライアントへ出かけて、税務申告書類の引き渡し。

夕方にフィットネスクラブへ行こうと思っていたが、5時を過ぎてからいろいろ忙しくなり、結局断念。最近の運動不足で再び腹が出てきた。

自民大敗のショックは、特に財界に大きいように思う。地元の金融機関は、地域の主力の建設業にこぞって融資をしている。自民党系の建設会社が多いわけだが、公共事業の先細りは自民大敗で必至の情勢になった。

民主党の政策は都市部の無党派層がターゲットだから、受けのいいものを「薄く広く」が基本だ。児童手当の拡充や年金財源の保障などは「小粒」な政策であり、無党派層の個人には受けるが、地方経済を支えるほどのものには決してならない。

農家への所得補償も微妙な政策だ。かつて田中角栄がやった地方へのバラ撒きを弟子の小沢一郎氏がやったわけだが、自民党がすでに放棄した政策を蒸し返したのは専ら選挙対策だと見る。

しかし、これには一つ注文をつけたい。せっかく競争力の向上を掲げて政府依存を脱却しようと改革しようとしている農家を、再び「補助金の泥沼」に落とすことだけはやめてもらいたい。

補助金は麻薬だ。これで地方の足腰は弱り、政治に依存しないと食えない経済構造になった。日本の農家の競争力が低いのは、多分にこの補助金漬けの政策があったといえる。票と引き換えに不要な補助金を受け取り続けてきたのだ。今、それを転換しようとしているときに、後戻りさせる政策はいかがなものか。

ただ、いずれも財源が乏しいわけで、これらの公約が実現したとしても非常に小粒な政策に終わる可能性がある。そして、それが民主党に対する不満、小沢氏に対する不満となり、秋以降の政界再編へとつながるシナリオではないだろうか。

島根にしても岡山にしても、この財政難の中であれほど公共事業を持ってきた議員が続々と落選する状況は、時代の転換を早めることになるだろう。いずれも新人の女性候補が勝ったが、公共事業を忌み嫌う議員の誕生で地域経済を何で支えるのか、一から考え直す必要が出てきた。

「自民党にお灸を据えてやる」という気持ちはわかるが、財界の場合、そのお灸が自分に回ってくるということに気が付かなかったのだろうか。こうして建設業に軸足を置かない政党の力が増すことで、建設依存の経済体制はやがて終わっていくのだろう。

そして、それに変わる新しい“食い扶持”をしっかりと確保しておくことが、地方の経営者に求めらることになる。

民主党躍進による地方経済の構造転換を、ピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかで10年後の自分のビジネスがどうなるかが決まる。

もちろんチャンスと捉えて動き出すことが重要だと思っている。

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2007年7月30日 (月)

自民惨敗で株も暴落

金曜日は午前中に顧問先へ訪問。税務申告書類などの引渡し。午後からは外部委員を務める病院へ行き、会議。夜は取引先と飲み会。

土曜日は中海テレビのうちあわせ。

日曜日は、午前と午後に中海テレビの収録。

選挙はご存知のとおり、自民党の惨敗。歴史的敗北といっていい。

鳥取県も自民が負けた。これには驚かなかったが、強固な保守地盤を誇る島根県で、自民党の現職が負けたのには驚いた。

さらに隣の岡山県でも片山虎之助参議院幹事長が負けた。

自民にとっての逆風のすさまじさを物語る。

ただ、私は民主だけが勝ったとは思わない。アメリカがやはり強かったと思っている。

選挙直前の土曜日まで、赤城農相の事務所費スキャンダルの報道がなされていた。これほどまでにマスコミをグリップできない政権というのも珍しい。

マスコミは電通のような広告代理店を含め、アメリカの手先となっているから、マスコミを抑えられなかったということは、安倍政権がアメリカの信任を得られていないことの証拠だろう。ここが小泉前首相との一番の違いだ。

アメリカが要求している改憲も前進していない。牛肉問題も完全に解決しなかった。何より株式市場において買収防衛策で外資系に不利な判決が連発している。アメリカから見れば、安倍政権は日本の国益のみを重視する内閣だととらえらえていたのだろうと推測する。

「戦後レジームの転換」といって、「占領政策の転換」を属国自ら掲げたことで、アメリカの警戒心を招いたことは事実として、最後までその警戒心を解くことができなかったのだろう。それが、しょうもないスキャンダルの連発である。

自民党の宏池会系からの足の引っ張り合いも醜かった。麻生、久間などの閣僚は、改憲による吉田ドクトリンの転換を「失言」という形で抵抗してみせた。

政治の混乱によって、日本の株価は下落するだろう。

しかし、この下落は来るべき政界再編と同時に起こる急騰の前触れと見ている。今回の下落で「秋、急騰」のシナリオが現実感を増してきた。

今年は2月以降の下落トレンドで苦しい投資が続くが、こういう局面をしっかりとらえないと儲けのチャンスはこない。

辛抱が続く。

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2007年6月29日 (金)

島根県の巻き返し

昨日は、午前中に調査事案1件、会計研修の予習。午後から鳥取市へ移動して3時から5時まで会計研修。7時半に帰宅。

ゴルフ練習の筋肉痛が来ている。もう一回練習に行って、解消したいところ。

島根県にある石見銀山遺跡が世界遺産に登録された(記事参照)。一度、登録見送りを勧告された後の逆転劇だった。

この間、溝口知事をはじめとする島根県関係者の努力には敬意を表したいが、私が注目するのは溝口知事の手腕である。

溝口知事は、島根県益田市出身で財務省の財務官を務めたエリート官僚の中のエリートだ。財務官といえば、事務次官につぐ同省ナンバー2で、退官後は何もしなくても座っているだけで優雅な生活が送れるポストだ。

全国に官僚出身の知事は多数いるけれど、溝口氏ほどの高い地位から地方へ下ってきた人はいない。

そうした特権や地位を投げ打って故郷の知事を務めるというのは、明治政府の参与まで務めて故郷の薩摩に帰った西郷隆盛が思い浮かぶ。

財務官というポストは日本の金融の総元締めのようなポストで、この地位にある人の差配一つで世界の金融にも大きな影響が及ぶ。

かつては榊原英資氏が「ミスター円」と呼ばれてクリントン政権時代のルービンやサマーズなどの財務長官と渡り合ったことも記憶に新しいが、溝口氏が財務官のときの2003年度には、「円高介入」と称して年間30兆円ものドル買い介入を行ったことが特筆される。

2003年の当時は不況の真っ只中であり、日銀が日本国債を大量に引き受けていた時期でもあったが、借金して調達した資金をふんだんにドル買い介入に使い、地方へはまったくまわさないその姿勢に憤慨したものだった。

30兆円を要はアメリカに貢いだわけで、できることならその1割でもいいから地方財源へまわせば地方はもっと豊かだったはずだ。

しかし、その円高介入資金は回りまわって日本の株式を押し上げる結果となった。巨額の資金を手にしたアメリカの投資家が、日本株を買い始めたのだ。アメリカが日本から得た巨額の資金を世界のあちこちへ投資をするものだから、世界的な好景気が起きて、それをきっかけに日本企業も空前の好景気に沸いている。

いわば、世界の好景気を日本の金融で支えるという仕組みを実行した人物が溝口氏である。当時1ドル=100円程度のドルを30兆円買ったわけで、今、1ドル=123円であることを考えると、多額の含み益が日本国政府に生まれていることになる。

私はこの程度の説明しかできないが、このあたりのいきさつを完璧に熟知しておられるのが溝口氏であり、そうした人物が隣の島根県の知事を務めていることがすごい。

そして、そこにどういう意味があるのか。また、溝口氏は低迷する地方経済をどういう手段で立て直すのかに注目している。

6月20日に、日銀の副総裁である武藤氏が島根県を訪れている(記事参照)。武藤氏は財務省の事務次官を務めた人物であり、その後日銀の副総裁へ転じ、次期総裁候補の一人でもある。この人こそ、今の日本の官僚機構を牛耳る超々エリート官僚といっていい。

そんな超大物が、わざわざ島根県に来るということは普通はありえない。明らかに溝口氏に会いに来たのだろう。表向きは島根県の景気についてヒアリングをしたということらしいが、本当のところはいったいどんな話をしに来たのか、興味津々である。

「大和島根」といえば、日本国の別称だが、その別称を地名に使い、超大物を知事に戴く島根県の巻き返しに注目したいところだ。

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2007年6月28日 (木)

外の敵を作る

昨日は、午前中に1件、午後に1件、顧問先を訪問。近況についての雑談や決算打ち合わせなどをした。事務所に帰ってから会計研修のレジュメ作り。

夕方、早めに帰宅してゴルフの練習へ。週末のコンペに向けて150球ほど打ち込み。

1ヶ月半ぶり、今年に入って2回目の練習。ほとんどいい当たりが出なかったが、最後のほうに感覚が戻ってきた。週末はまた偉い人たちと回るようだ。せめて迷惑をかけないようにしたい。

昨日のニュースによると、従軍慰安婦問題で日本は改めて謝罪し、責任を受け入れるべききだとアメリカ下院外交委員会で決議がなされたそうだ。

これは安倍内閣に対する牽制球なのか、あるいは逆に神風となるのか。

表面的には、こうした決議は日本にとっては残念なことであり、政治家にはしっかり対応してもらいたいところだ。ただ、時期は参院選挙直前である。新たな「外敵」の出現によって、これへの対応いかんによっては安倍内閣の浮沈が決定付けられる。

いろいろなニュースや情報を集めてみると、安倍内閣は本当にやばいらしい。安倍首相がなぜ暗に退陣を迫られているのか、その理由についてはいくつか推測ができるのだが、見通しの付かない国内問題で足を引っ張られている状況を挽回するには、外敵に国民の目をそむけ、そちらの解決に集中することが選挙戦を有利にできる方法だ。

外国ではよくあることだが、たとえば中国が国内問題でゴタゴタしているとき、強烈な日本批判を行うことで国民の目を“憎い日本”へ向け、国内問題を何とか回避することはよくあることだ。

今回の慰安婦問題がどういう顛末をたどるかによって、問題の背景が見えてくるはずだ。仮に安部政権に追い風となるようなら、日米間で何か取引があるかもしれない。

安倍政権にとって逆風となるようなら、アメリカがいよいよ安倍氏に対して不信任を突きつけてきたとも読める。

選挙の結果が日本の経済や株式市場に与える影響をよくウォッチしていきたいと思う。

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2007年6月22日 (金)

選挙日変更の不可思議

昨日は、午前中は事務所で書類の整理や調査事案の続き。午後から鳥取市へ移動して市内の法人で会計研修。7時半に米子へ帰着。

さて、ここのところ北朝鮮にからむニュースがいろいろと出てきている。だれもが疑問を呈する元公安調査庁による総連の不動産の名義変更事件や、昨日のヒル次官補の電撃訪問などなど。

怪しさでいっぱいだと思いませんか?

アメリカはすでにマカオで凍結していた北朝鮮の資金を解除することで、北朝鮮と手を結んでいる。6ヶ国協議のなかで唯一日本だけが拉致問題を抱えて北朝鮮と友好的な関係を結べていない状態だ。

拉致問題の解決をアメリカに依頼し、理解を示されていただけに、日本はアメリカに完全にはしごをハズされた格好になっている。

そして自民党はここへ来て国会の会期を延長し、しかも参議院選挙を1週間遅らせるという前代未聞の策に出た。すでに選挙用広報誌など印刷が終わっているというのに。

表向きは年金問題や公務員改革を重点的に審議するためとのことだが、誰がそんなこと信じますかね。やる気になればいくらでも数の力で採決まで持っていけるでしょうに。

何か選挙前に策謀でもめぐらせているのでは?と推測してみるほうが面白いところでしょう。

まず、北朝鮮に関しては、いわゆる「北朝鮮利権」というものの争奪戦が活発化していると見るのが妥当だ。北朝鮮はレアメタルと呼ばれる希少金属資源の宝庫であり、水資源も豊富で中国をはじめとして北の利権を狙っている国がたくさんある。

アメリカがマカオの凍結資金を解除することを一つのダシにして、北利権を確保しにいっているのではないかと推測できる。

また、知る人ぞ知る話だが、今、北朝鮮の国債はどん底まで価格が下落しているという。そして、この底値にはった国債を一生懸命買い集めようとしている外国人投資家がいるらしい。今後、アメリカとの関係改善で北朝鮮の信用が高まったとき、北朝鮮の国債は底値から一気に上昇するのだろう。

どうせ、そのころに日本と北朝鮮の関係が改善されはじめ、日本が高値となった北朝鮮の国債を引き受けるというシナリオではないのだろうか。いつものごとく高値で買わされるのは日本だ。

こうしたアメリカの動きの前に、北朝鮮に恩を売っておくつもりで総連の建物が競売に掛けられないよう、政府が手を回して策を練っていた。しかし、アメリカ様にばれてマスコミが動き出し、「北と仲良くするとはけしからん」の一点張りの報道となったのではないかと推測する。

そして、7月の参議院選挙だが、前々から参議院選挙前に“北朝鮮サプライズ”があるとの噂が絶えなかった。例えば、拉致被害者の緊急帰国だとか、テポドンミサイルの発射だとか、自民党に追い風となるサプライズがあるのではないかとの憶測がある。

そのための会期延長、選挙日の変更ではないのか。その日程を確認するためにヒル次官補が急遽、北へ渡ったということはないのか。疑問の種は尽きない。

日本は、拉致問題ですっかり北朝鮮を敵国扱いすることになったが、これもはめられた感がある。北朝鮮の利権に一番最初に目をつけたのは旧大日本帝国であり、あのころから満州から朝鮮半島までを支配しようとしてきた。

それをアメリカに横取りされた、というのが現在の実情だろう。しかも拉致問題という痛恨の楔を打ち込まれ、国内世論は最悪だ。自民党の選挙対策にまで利用されている。

と、こういう言い方をすると問題があると思うので、この辺りにしておこう。

話はあくまで私の推論です。

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2007年6月 7日 (木)

コムスンの処分は警告どおり

昨日は、当初、午前中から休養をとるつもりだったが、こうしてブログを書いているうちになんだか元気が出てきて、午前中のアポを予定通りこなした。境港市内のある会社へ訪問。境港市の現状についていろいろと教えてもらった。

午後からは微熱が続いていたため、帰宅して休養。今朝はなんとか熱が下がり、寝込んだ影響で頭がふらふらだが、がんばって今日はリハビリだ。

私は職業柄、いろいろな人から「最近の景気はどうですか?」という質問を受けることが多い。米子の景気に関しては、良いところが少ないのが現状だけど、境港は違う。水木ロードの観光客はうなぎのぼりに増えていくし、ここ数年、主力の漁業が好調だ。

漁獲量自体は増えていないようだが、世界的な資源価格の高騰のなかで漁業資源も例外ではなく単価がよくなっており、売上増につながっている。もちろん、燃料費の高騰や新造船価格の高騰はコストアップにつながるが、それを補うほどの売上単価のアップがあるようだ。

水木しげるロードにしても、昨日のような平日の午前中でも観光バスが止まって、観光客がそぞろ歩きをしている。4年ほど前に行ったとき、あまりなかったみやげ物屋も今やたくさん軒を連ねていた。

「最近の景気はどうですか?」と聞かれれば、「境港は元気です」と回答できるだろう。

さて、昨日のニュースと今朝の朝刊でグッドヒルグループのコムスンが、介護事業所指定の取り消し処分を受けたニュースが流れていた。

福祉の業界は2年ほど前までは、「事業所の整備と充実」が重要なテーマだったが、その後政策が転換し、「質の充実」を目標に掲げてきた。

現在の厚生労働省の援護局長が「不良事業所は退場させる」と何度も警告を発してきたが、そのターゲットにコムスンがあたるとは思わなかったが、援護局長の警告どおり、質の悪い業者は退場させれられるのが、今の福祉政策だ。

お上に近い業界ほど、こうした官僚の警告を注意深く聞いていないと事業にとって致命傷になる。コムスンは甘くみたのかもしれない。

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2007年5月29日 (火)

悲しいニュースだ

昨日は、朝