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2016年8月30日 (火)

わかりづらい相場

昨日は、午前中に事務所で6月決算法人の税務申告書の作成。

午後は、ご依頼のあった株式評価についての納品で顧問先へ。

事務所に戻って6月決算法人の税務申告書の作成など。

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【わかりづらい相場】

昨日の日経平均は、376円高の16,736円と大幅に上昇した。

アメリカの利上げが9月にも迫っているということで、ドル円レートが円安に振れたことが材料だとか。

アナリストの説明はいつも後講釈だ。

日本株、独歩高のカラクリ 特殊な需給要因」(ロイターより)

ロイターの記事は、「特殊要因」で済ませているが、そんなことを言えば、相場はいつも特殊であって、大きな変動のときは同じパターンを繰り返すことは少ない。

昨年までは、アメリカの利上げはマイナス材料だった。

新興国経済に少なからぬ打撃を与えるということで、特にドルにペッグしている中国の元は、元高に振れると輸出に大きな影響が出る。

昨年の8月には中国経済危機で大幅に下落したし、そんなころに天津では核爆弾かと見まがうような爆発事故が起きて、中国経済の終わりを暗示するかのような状況があった。

アメリカの利上げは、それくらい新興国に影響を与えた。

今回はどうなのか。

本来、利上げするということは、利上げが出来る環境が整っていることを意味するので、「利上げ」というイベントの前後は別としても、流れとして良い流れが出来ているはずだ。

アメリカは利上げするにあたって、そうした環境が整っていることを確認して実施する。

そのための地ならしが始まっている。

日銀総裁は、これがリップサービスなのか本気なのかよくわからないが、アメリカでの講演で追加緩和の可能性を示唆した。

「黒田総裁が『ひとり総括』 マイナス金利の効果を強調」(日経新聞)

日米は、おたがい連携して「円安ドル高」の流れを作ろうとしている。

しかし、作り切れないところに黒田総裁が金融緩和をやめられない原因がありそうだ。

わかりづらい相場が続く。

ジョージソロスは、「混沌を見極められる者が相場で勝つ」みたいなことを言っていた。

なかなか見極め切れないのが本音のところだ。

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