« 五輪テーマソング | トップページ | ジャニーズタレント »

2016年8月17日 (水)

トランプが暴く日米の暗黙の秘密

昨日は、午前中に顧問先を2軒訪問して、決算に関するご報告や、当面の経営課題についての討議。

午後は、事務所で6月決算法人の税務申告書の作成など。

----------------------

【トランプが暴く日米の暗黙の秘密】

今年の秋から冬にかけて、世界経済のリスクの一つに、アメリカ大統領選挙でトランプが当選することというのがある。

今のところクリントンが有利のようだが、日米の大手メディアの予想には「希望的観測」が含まれるであろうから、予想は鵜呑みにはできない。

イギリスのEU離脱のときがそうだった。

それにしても、トランプ候補はこれまで日米関係において、暗黙の秘密として機能してきた話を次々に暴露してみせてくれる。

例えば、「アメリカは日本から防衛予算をきちんともらうべきだ」というのも、日本にとって痛いところを突かれている。

防衛予算をこれ以上負担するなら「出て行けば」と言えばいいものの、そうはいかない。

米軍基地が無くなったら、防衛上、非常に大きな問題を抱えることになる。

だから、表向き、米軍基地があって迷惑していることをアピールするために左派による基地の反対運動を黙認し、本当はあんな安い予算(思いやり予算程度)で世界最強の軍隊を傭兵としているのだから、ありがたいことこの上ない。

これが、自前であれだけの軍隊をそろえようと思えば、不可能だろう。

トランプがTPPに反対しているのも興味深い。

日本の工業製品が輸出される金額と、アメリカから農産物が入ってくる金額を比較すると、圧倒的に日本からの輸出が増えるので、TPPは日本の国富を増やす。

増えた国富で農業分野への補助をするのが日本政府の思惑だったと思わるが、その思惑がバレないよう、JAに激しい反対運動をさせて、アメリカの要求でいやいやTPPに参加する形を作ったのに、トランプがTPPに反対することで、このカラクリがバレつつある。

次のこの話も、暗黙の秘密が公然となった話だ。

日本の憲法「我々が書いた」・・・米副大統領』(読売新聞より)

トランプが直接物をいわなくても、関係者が真実の一端を垣間見せてくれることもある。

日本国憲法の本質は、日本に二度と再軍備させないで封じ込めておくためのものであり、それをバイデンははっきりと言った。

しかし、そこには二重のからくりが仕掛けてある。

建前上、バイデン副大統領が言うとおり、日本国憲法はアメリカが書いて日本に押し付けたことになっている。

しかし、当時の吉田茂たちは、押し付けられたことにして憲法9条を逆手にとって、アメリカに防衛を押し付け、日本を守らせた。

世界最強の米軍を、“番犬扱い”にした当時の日本人の知恵に私は驚くばかりだが、戦後70年保ってきた日米のだまし合いをトランプがバラした。

トランプが日本に核保有を認める発言をして、吉田ドクトリンをいよいよ無にしようとしているところがトランプがこれまでの米国の支配者層と一線を画す証拠だ。

日米の“プロレス”構造でメシを食っている人たちからみて、トランプの言動が目に余るのは当然だろう。

安倍首相 核先制不使用、米司令官に反対伝える」(毎日新聞)

北の暴発があり得る中では、アメリカが核の先制不使用を約束することは、日本にとって大きな脅威になる。

安倍首相の反対には2つの意味があるだろう。

一つは、現実ベースで北の暴発を抑えるために核の先制使用のカードは残しておきたいということ。

もう一つは、核の傘という日米のプロレス構造が崩れちゃうよ、という一種の警告としての意味。

いずれにしても歴史の転換点を感じる興味深い記事だ。

大統領選挙は秋にかけてどう転ぶかわからないが、世界規模の大きな権力構造の転換が、日本にも影響を及ぼし始めていることを表す一連の動きで、大変、興味深い。

|

« 五輪テーマソング | トップページ | ジャニーズタレント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 五輪テーマソング | トップページ | ジャニーズタレント »