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2016年4月

2016年4月28日 (木)

現代ポップス事情

昨日は、午前中に事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

午後は、顧問先を訪問して、決算に関するご報告など。

その後、事務所に戻って3月決算法人の税務申告書の作成。

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【現代ポップス事情】

新しい音楽をめったに仕入れなくなって久しい。

車の中では、最新の・・・、と言っても浜田省吾の最新アルバム程度であり、最近の曲を聞く機会といえば、ラジオをかけているときくらいだ。

昨日の午後、移動中にFMラジオを聞いていたら、女性アイドルグループと思われる曲が流れてきて、「ラインじゃなく、目を見て言いな♪」などと歌っていた。

なるほど、今どきのポップスの歌詞には、「LINE」が出てくるのかと感心した。

私が小学生のころに聴いたチェッカーズの「涙のリクエスト」には、「ダイヤル回す あの子に伝えて まだ好きだよと」などという歌詞があった。

今、電話をするのにダイヤルを回すことはないが、「電話をする」=「ダイヤルを回す」という言い方が間違いなくあった。

さらにその前、1970年代だろうか、井上陽水は「心もよう」中で、「さみしさのつれづれに 手紙をしたためています」 と、当時までさかのぼると「手紙」なんだなととも思う。

スマホでラインしながらコミュニケーションをとるのが現代であり、歌はまさに時代を映す鏡だ。

ラジオでその曲が終わってから、「SKE48で、○○でした」というナレーションが流れてきたが、「○○」の部分が聞き取れなかった。

「SKE48」を手がかりに、ネットで検索してみたらあった。

「チキンLINE」という曲らしい(歌詞はこちら 「チキンLINE」)

作詞家を見て驚いた。

秋元康氏だった。

もうずいぶんと年配のはずだが、こういう歌詞が書けるのだ。

さすがに、何十億と稼ぐ人は違うなと思った。

でも、よく歌詞を読むと、昔も今も女子は男子にはっきり告白してほしい動物なのだと思った。

時代を超えて変わらない男女の本質を抑えつつ、現代のコミュニケーションツールを巧みに歌詞に織り交ぜる業は、昔も今も変わらない秋元康氏のすごさなのだろうと思った。

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2016年4月27日 (水)

日本車の燃費

昨日は、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

夜に社会福祉法人関係の勉強会に出席。

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【日本車の燃費】

三菱自動車の燃費不正の問題は、相当に深刻で、社長が語ったように企業の存続の問題に発展しそうだ。

カタログに掲載される燃費は、近年、とても重要視されているが、買ってみて、実際に乗ってみて、その通りに行くことはまずないのではないかと思う。

だからといって、「燃費なんて誰も気にしていない」などと、関係者から発言が出るのはもっての他だろう。

『「燃費なんて誰も気にしていない」“三菱グループの天皇”が放言 不正問題への取材で』(ライブドアニュース)

元三菱重工の会長で、今の三菱自動車の社長の父親である相川氏が週刊新潮の取材で「燃費なんて誰も気にしていない」などという趣旨の発言をしたそうだ。

この人、ほんと黙っておいた方がいいと思う。

現役時代も数々の放言で会社の価値を毀損したが、引退してなお、こうした世間を理解しない発言は、矢面に立っている息子さんを貶めるだけだ。

消費者は、カタログを見て、燃費性能も確認して車を買う。

買ってから、「やっぱりカタログの通りの燃費は出ないなぁ」と思うことは、それはある。

だが、それはあくまで計測方法の違いだろうから、という理由で納得していることであって、不正によるものであれば、それはアウトだろう。

しかし、それにしても日本車の燃費性能の表示は本当に当てにならない。

よっぽど有利な条件で計測したのだろうとしか思えないのが、カタログ燃費だ。

以前に乗っていたトヨタのヴァンガードは、カタログ燃費はリッター13.2キロだったが、実際、良いときで12キロ台がやっと。

市内だけをちょこちょこ走っていると、それよりずっと悪化した。

今のスバル・レヴォーグは、カタログ燃費は17.4キロだが、例えば鳥取へ行くときなど、長い距離をゆっくり走る条件のときは、その前後の燃費は出るものの、市内だけを走っているときは、12キロ台が平均だ。

その点、VWのゴルフは違った。

ハイオク仕様だったからというのもあったのかもしれないが、カタログ燃費がたしかリッター15キロほどではなかったかと記憶するが(ゴルフV)、実際、それを超えることもしばしばで、鳥取市へ行くときのような長距離では、18キロ走るのは当たり前だった。

ものの本によると、ドイツ車のカタログ燃費は、実際にもそれくらいが出るという。

私もそうだった(が、後の車種で排気ガスの不正が起きたのは残念なことだった)。

そういう意味では、日本車全体に燃費の不正表示が疑われても仕方がないんじゃないか、と思うほど、日本車の燃費表示は信用できない。

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2016年4月26日 (火)

エンブレム

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、ご依頼のあった株式評価の結果についてご報告。

午後は、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

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【エンブレム】

東京五輪のエンブレムが改めて決まったそうだ。

東京五輪エンブレム、A案の「組市松紋」に決定』(読売新聞)

事前に絞られていた4つの案の中では、一番いいと思っていたので順当な決定だと思った。

しかし、「地味」という評価も多く、事前案の中では有力ではなかったようだ。

このデザインの良さは、シンプルなのにパッと一瞬で認識できる点だろう。

特に新聞が白黒写真で載せても、このデザインはすぐにわかる点が優れている。

組市松紋という柄も日本ならではということで、いいと思ったのだが、新聞やネットの評判は良くないようだ。

五輪エンブレムに横浜市長「あまりにダサい」』(読売新聞)

デザインというのは、多分に主観が入るものだから、すべての人々が文句なしに決まるデザインというのはなかなかない。

そういうものだと思うのだが、横浜の市長ともあろう地位の人間が、こうした配慮の無いコメントは見識を疑う。

選考過程に不正があったとしたら、それは問題だが、いろいろな人が関わって決まったデザインには一定の敬意は必要だ。

『「負けエンブレム展」が公開 落選400作品から12作品をキングコング西野が選出

確かに落選したエンブレムの中には、「これは!」と思う素晴らしい作品がある。

しかし、それもまた主観にすぎない。

それでも「使い勝手」から考えると、決まった作品には一理あると思っている。

いろいろな場所で使われるうちに、シンプルなデザインの良さがジワリと広がることだろう。

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2016年4月25日 (月)

ステルス戦闘機 X-2

金曜日は、午前中にご来客が1件あり、会計処理についてのご相談など。

昼から内外情勢調査会の講演会に出席。

講師は平井鳥取県知事。

事務所に戻って、ご来客が1件あり、資産運用についてのご相談。

夕方は外出して新規案件についての打ち合わせ。

昨日の日曜日は、中海テレビにて「県議熱中討論」の番組収録。

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【ステルス戦 X-2】

先週、静かに初飛行を成功させた国産初のステルス戦闘機X-2。

MRJという民間機向けのジェット機の初飛行では、マスコミ各社がこぞって取り上げたが、ステルス戦闘機となると、静かな取り上げ方だったが、GHQの指導で航空機の開発を止められて以来、いよいよここまで来たかという感じだ。

X-2(心神)” 初飛行  国産ステルス試作機」(産経新聞より)

産経新聞は写真は多いが、いまいち説明記事が不足している。

その点は、なぜか朝日新聞の方が詳細に書いてくれている。

国産初のステルス実証機「X2」初飛行 岐阜に着陸』(朝日新聞より)

三菱重工のサイトでは、操縦したパイロットのコメントが載っている。

X-2(先進技術実証機)初飛行を実施」(三菱重工サイトより)

それによると、「極めて安定した初飛行だった。シミュレータでトレーニングした通りの操縦性で今後の防省殿のご要求に応える、素晴らしい機体であることを確信した」とある。

これまでにない動力性能を誇るということで、実戦配備されれば、日本の防空能力も大きく高まることだろう。

しかし、そろそろ生身の人間が運転することに限界が来そうだ。

そうなると無人機で、ラジコンのように運転する戦闘機も出てくるのだろうか。

いずれにしても、こうしたニュースは日米関係がこれまでの「主従」の関係から、少しずつ脱却していくプロセスを歩んでいるのを感じる。

来月のサミットでは、オバマ大統領が広島を訪問する予定もあるとかで、そうなるといよいよ「戦後」が終わるのかなあ、という感じだ。

時代は転換期を迎えているのだろう。

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2016年4月22日 (金)

短期の株価は読めない

昨日は、午前中にご来客が1件あり、仕事の打ち合わせなど。

昼前に米子を出て、午後1時から鳥取環境大学で監査論の講義。

終わって、米子に戻り、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成など。

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【短期の株価は読めない】

4月も半ばを過ぎて、日経平均株価は上昇気味になっている。

外国人投資家の買いが入っているとのこと。

ずるずると下がっているときと同じく、なんとなく上がっていく時期もまた、その原因というのはわからないものだ。

外国人が、うんぬんかんぬん・・というのも後付の講釈であって、それを先に言って株価の上昇を予言できたら、それはすごいことだが、そういうアナリストはいない。

テレビ東京系の朝のニュース番組のモーニングサテライトで、概ね6時半ごろだろうか、「今日の株価の見通し」というコーナーがあって、シカゴ日経先物の価格を参考に、日替わりで各社のアナリストが今日の予想レンジを言う。

当たるときもあれば、大きく外すときもある。

短期の株価はプロにも読めないところがあるということ。

だから、ある程度、長期の視点でトレンドを読み、短期的な上げ下げに左右されない投資を目指すべきだと思っている。

長期の視点では、やはり東京オリンピックなどのイベントめがけて上がっていくトレンドを描けるし、またアメリカ経済も徐々に力強さを取り戻していく可能性があるので、やはり上昇トレンドを描けるだろう。

しかし、短期的には、これは何度も書いているが、中国経済やユーロ圏の経済不安が何度もぶり返しながら市場を揺さぶるだろうから、短期的な乱高下は避けられないと見る。

1月からの下げと、4月に入ってからの上昇も、長期のトレンドでみればトレンド形成の一場面に過ぎない。

そういう理解でいくべきだろうと思っているところだ。

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2016年4月21日 (木)

痛い、三菱自動車

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関する打ち合わせなど。

昼を前後して、商工会議所青年部の四役会と理事会に出席。

27年度としては、本当にこれが最後の四役会、理事会となった。

28年度は、慣例に従い、「直前会長」という名誉職(苦笑)につくことになった。

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【痛い、三菱自動車】

またやっちまった、という感じだ。

三菱自、燃費試験で不正 4車種62万台、生産停止 相川社長が謝罪会見」(産経新聞より)

2000年ごろにはリコール隠しで窮地に追い込まれた経験を持つが、2014年に復配を果たし、ようやく復活してきたかと思われたその矢先に、またこのような不正が発覚した。

前回は不可解な話がいろいろとあって、さすがに天下の三菱グループだけに、陰謀めいたものを感じなくもなかったが、今回も会見文書を読む限り、そうした気配を感じなくはないが、それは置いておく。

とにかく、痛い。

三菱自動車は、1990年代までは、トヨタ、日産、ホンダに次ぐ自動車メーカーとして、GDIエンジンのような希薄燃焼エンジンでは、他社をリードする面も持っていた。

しかし、2000年ごろに発覚したリコール隠しで、なけなしの開発費も十分にねん出できなくなったのか、「i」(アイ)という電気自動車くらいしか、目立った革新性が出せないでいた。

三菱自動車は、他の自動車メーカーと違い、強大な三菱グループをバックに持つので、いわゆる系統販売というか、グループの従業員へ販売する力があり、販売台数を維持している。

JAの系統販売にも三菱車があるなど、とにかくそうした系統への販売力が強い。

でも、その裏返しで、一般の消費者に向けた訴求力にはどこか劣るところがある。

1990年代は、それこそRVRのような、レジャー系でも人気だったし、もちろんパジェロのような四駆も「軍用」を思わせるような強靭さがあって、人気があった。

でも、今はみんなランクルを目指す。

ライトなものが良ければ、スバルのフォレスターが人気だ。

アウトランダーを魅力的にしていって、2014年には復配を果たし、さあこれからというときにこんな事件が起きた。

VWのときもそうだが、事件の背景にどういう意図、動きがあるのかそれははっきりわからないし、わかりかけたとしても、明らかになることはない。

いずれにしても、三菱車にとって痛い事件となりそうだ。

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2016年4月20日 (水)

健康法

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関する打ち合わせなど。

午後は、ご来客が1件と、3月決算法人の税務申告書の作成など。

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【健康法】

いろいろな健康法があると思うが、その基本は2つに集約されることが、だいたいわかってきた。

一つ目は、ストレスをためないこと。

ストレスは万病の元であり、これをいかに溜めないかが大きなテーマになる。

もう一つは、血行を良くすること。

適度な運動をすることや、風呂などで体を温めることで体内の血行を良くすることで、いろいろな疾患を防げる。

熊本地方を襲った地震により、多くの人々が避難を余儀なくされており、報道によれば、室内では余震が怖いので、車の中で過ごす人も多いという。

そこで、エコノミークラス症候群による疾患で命を落とす人も出てきたようだ。

エコノミー症候群、搬送増える…避難生活長期化」(読売新聞より)

普段通りの生活ができない状況には、きっと制約も多いことだろう。

同じ姿勢を余儀なくされる車の中では、ふくらはぎにできた血栓が、肺や心臓などの重要な血管を塞ぎ、重篤な疾患を引き起こす。

災害時を例にあげるまでもなく、平時であっても、血行を良くすることは、体内の細胞の隅々まで酸素を運ぶので、体の調子を整えてくれる。

「皆生温泉」に事務所を構え、ここで仕事をしていても、日ごろ、温泉につかる機会はとても少ない。

そんな私にとっては、例えば夜の会合にはなるべくバスを使うようにするなど、歩く距離を延ばすことが一つの健康法になっている。

昨晩も会合があったので、家からバス亭まで約10分を歩くなど、日常のちょっとした機会をとらえてなるべく歩く機会を増やすように心がけている。

歩くことは、血行を良くすることと同時にストレスも消えていくような感じもあり、一石二鳥だと思う。

健康法を考えるようなオッサンになったものだと、これを書きながら自覚をしている(苦笑)。

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2016年4月19日 (火)

不正事例の研修 

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、当面の経営課題についての討議や経理処理についての質疑応答を行った。

午後は、顧問先を2軒訪問して、いずれも決算に関する打ち合わせなど。

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【不正事例の研修】

今朝の日経新聞に、新しく公認会計士協会の会長となった関根愛子氏への取材記事が載っていた。

「不正事例の研修 会計士に義務化」(日経新聞より)

ネット上の紙面ではリンク先が検索できなかったが、監査を担当する会計士に対して「不正事例の研修を義務付ける」という方針を打ち出したという。

「えっ?」と思った後に、「まあ、そうか」とやや納得した。

「えっ?」と思ったのは、そういう研修ってしないのか、という単純な疑問。

私が今、鳥取環境大学で「監査論」の講義しているが、そこではできるだけ不正事例の紹介をするようにしている。

不正事例には、「こんな偉い人が・・」とか、「こんな近所でもあるのか・・」というくらい、身の回りにはお金にまつわる不正があふれており、枚挙にいとまがないほど。

それは、人間の性(さが)ともいえるもので、目の前に大金を積まれたときにスッと手が出てしまわないことは、ある程度、思考の訓練というか、そういうしつけがなされていないとダメなのだ。

日本はまだマシで、外国へ進出した企業の話を聞くと、ちょっとした不正なら、オンパレードの状態だとも聞く。

それくらい、身近なところから、大企業の偉い人まで不正を犯してきたのが監査の歴史でもある。

その貴重な歴史を学ぶことは、とても有用な勉強になるが、会計士になると、実はそういう勉強よりも、どうやって監査するか、つまり監査手続の習得が優先して、不正事例にあたることが無いことはあり得えたと思う。

ましてや優良企業の監査に携わっていると、そうした観念が頭の中から抜けていくことに監査人自身が気づけないこともあるだろう。

あの優良企業と思われた東芝でさえ、そうだったのだから、どんな企業でちょっと気を抜くと不祥事が出てしまうものだ。

米子市役所だって・・・、やめておこう(苦笑)。

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2016年4月18日 (月)

中央構造線

金曜日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関する打ち合わせなど。

午後は事務所で3月決算法人の税務申告書の作成など。

夕方に、新規案件で米子市内の法人を訪問して打ち合わせ。

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【中央構造線】

ニュースで送られてくる映像をじっと見る週末だった。

NHKのアナウンサーが、これまでも地震への備えを伝えてきたつもりだったが、またしてもこうした犠牲者がでたことに無力感を覚えるような話をしていた。

無念の表情が印象に残ったが、そもそも地震を予知するということが、まだまだ全然できないことが、国民に広く知られていない。

大きな地震が起きるたびに、後付けで講釈してくださるが、それを事前に的確に知らせることはできないのが現状だ。

そういうことを本当は教えてくれるといいのだが、そうなると地震研究の人たちのうち、「予知」をやっている人たちの研究費が大きく削られてしまうのだろう。

やはり、地震は予知ではなくて、備えと起きた後の対応ということになるだろう。

それにしても、地震の震源が熊本にとどまらず大分まで及んでいることに驚きを持つ。

その延長線上に中央構造線が走っているわけで、日本列島を囲む地盤に何か数十年か数百年に一度の周期の異変が起きているのかもしれない。

平成12年の鳥取西部地震も、予期せず起きた。

やはり予知するよりも、いつどこで起きてもおかしくないと思いながら、日ごろの備えが大切なのだろうと思う。

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2016年4月15日 (金)

昨晩のこと

昨日は、午前中に3月決算法人の税務申告書の作成など。

午前中のうちに、米子を出発して、午後は1時から鳥取環境大学の経営学部にて「監査論」の講義。

今年も環境大学の講師を引き受けた。

これから8月までの前期課程、15回の講義を担当する。

夕方までに事務所に戻り、5時から新規案件の打ち合わせで外出。

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【昨晩のこと】

昨晩、家に帰るとすでにニュースは終わっていて、クローズアップ現代も時間が変わり、あたらしいNHKの番組もつまらなかったので、BSでプロ野球中継を見ながら夕食をとった。

カープ対ドラゴンズは、すでに10対1の大差がついていた。

今年のカープは例年になく調子がいい。

期待された昨年は、打線が全く打てず、黒田、前田の二枚看板も空回りした。

今年は、前田健太が抜けたものの、打線が好調で、カープらしくないが「打ち勝つ野球」が出来ている。

もちろん、シーズンは始まったばかりだから、総合力が物を言うことは確かなので、温かく見守りたい。

それにしても、ドラゴンズのユニホームは何だろう。

最初、阪神とやっているかと思った。

青を基調としたユニホームをやめ、黒(紺?)を基調としたものになっていた。

以前に、ライオンズが青をやめて黒(紺?)になったときも、あれ?っと思ったものだ。

今年は、ヤクルトもユニホームを変えているようで、ぱっと見たとき台湾のチームかと思った。

イメージカラーは大切なもので、黒っぽい色は強そうに見えるが、カープは赤を大切にしてほしい。

 

風呂から上がって、9時台のニュースをみていると、途中で地震速報の音声が鳴った。

キャスターたちも、話をやめて地震速報に移った。

時計を見ると、ほんの2~3分前の出来事で、あまりにリアルタイムすぎて、一瞬、実感がわかなかった。

震度7の速報がでたときに、キャスターの声が上ずった。

大地震が起きた瞬間だった。

米子も震度2を記録したそうだが、座っている私には感じなかった。

夜が明けて被害の状況がどんどん明らかになっている。

熊本の皆様の無事を祈るばかりだ。

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2016年4月14日 (木)

少子化対策

昨日は、午前中から午後にかけて、3月決算法人の税務申告書の作成など。

昼を前後して、商工会議所青年部の四役会に出席。

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【少子化対策】

今年度もまた、少子化対策と称して国も地方自治体も、様々な事業を繰り出している。

しかしながら、そのどれもが「少子化対策」としては不十分で、かつ、迂遠であり、そして効果に乏しい。

例えば、「保育園の充実」なども「少子化対策」として認識されているようだが、これはむしろ「女性の就労支援」だろう。

人手不足を補うため、なるべく移民を受け入れずに国内的に解決するために、家にいる女性を職場に引っ張りだすことが一億総活躍だろう。

近年、急速な勢いで保育園は増加しているが、出生率の向上にはほとんど効果が現れていない。

地方創生の目玉が「少子化対策」だそうだが、もはや国や自治体には少子化対策は無理で、本当は国や自治体ではなく市民が草の根でやっていかないといけない。

例えば県がこうした問題に乗り出すと、すぐにクレームの対象となってしまう。

鳥取 婚活支援施設 PRパンフ「女性は元々受け身の性」』(毎日新聞より)

言いたいことはなんとなくわからないでもないが、書き方が悪かった。

女性は元々受け身なのではなく、受け身に回ると男女の仲がうまくいきやすという話だろう。

それは古事記のイザナギとイザナミの話にも書いてある。

こういう微妙な表現でいちいちクレームがつくのだから、やはり少子化対策は、草の根でやるしかないだろう。

少子化の原因は、若者がセッ○スしなくなっているからであり、特に真面目な若者ほど、仕事には熱心でも家族を持つことには優先順位が下がり、無理して結婚し、子供を作ろうなどと思わなくなっている。

結婚や出産を「費用対効果」みたいな概念で結婚をくくってしまい、妙に賢くなってしまっている人も多い。

もちろん経済的な対策も合わせて必要なことは言うまでもないが、それはニワトリが先か卵が先かの話に近く、これもはっきりいうと世間の反発を食らう。

少子化対策を本気でしたいならば、若者に対して「結婚して子供を作ろう!」というメッセージが必要だし、同時に「若者よ、もっとセッ○スしよう!」という呼びかけるくらいじゃないとメッセージとしてはっきりしない。

もちろん、これを行政がやればアウトなのは間違いないが、要するに以前とは若い世代の「思想」が変わってしまっている。

そこを一生懸命、ハード対策でやろうとしているのが今の行政であり、金がかかってしょうがない。

子供がどうやってできるのかを説明するまでもなく、少子化を解消しようと思えば、若者がもっと結婚に積極的になり、子作りに積極的になることが必要だが、それは草の根でやるしかないだろう。

そういうような内容を今月の山陰経済新聞の寄稿記事に書いた。

できれば書きたくなかったが、みんなきれいごとばかりしか言わないし、誰かがそういうことを言わないといけないといけないと思ったので書いた。

大っぴらに公言できない以上、身近に若者がいれば、そういうこ話してやるのもおじさんの役目かな、などと思っている。

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2016年4月13日 (水)

タックスヘイブン

昨日は、午前中にご来客が1件あり、新規案件のご相談など。

午後は、顧問先の方が来所され、諸々の税金相談など。

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【タックスヘイブン】

綴りがよく似ていて勘違いするが、タックスヘイブン(租税回避地)は、ヘブン(天国)ではない。

じゃあ、日本のように税の重い国家は、タックスヘル(租税地獄)か、ということになるが、「ヘイブン」は回避地というヘブン(天国)とは別の単語になる。

タックスヘイブンの中ではもっとも有名と思われるケイマン諸島を使って、世界各国の富裕層が租税回避を行っている実態が、パナマから漏れた文書(=通称、パナマ文書)によって明らかにされた。

ケイマンは昔から有名なタックスヘイブンで、名前だけは知っているが、そんなところ自分で使ったこともなければ、顧問先に紹介したこともない。

日本に居住していて、日本の税を逃れたいと思えば、もはや国籍を外国に移すことくらいしか方法が無いのだが、こと自社株ということになれば、税率の低い、あるいは税の無い国の外国人に安値で買い取らせ、その国で保有し続ける、なんてことをすれば、合法的に逃れることは可能になる。

それなりの委託料を払うことになろうが、税金よりははるかに安いということが、タックスヘイブンを使う動機になるのだろう。

日本の企業もケイマンを使っているところは多いようで、今回のパナマ文書によると、出ていただけで約50兆円もの税金の取り漏れが発生していたという。

こうした租税回避地を使う人からすれば、これらは「合法」なのだから、「脱税」ではなく「節税」なのだと言いたいところだろう。

ただ、すでにこの問題でアイスランドの首相が辞任するなど、世界に波紋が広がっているが、英米などコモンロー(慣習法)の国では、いくら法律に定めがなくても、世間的に許されざる行為については厳しく断罪される。

日本でも50兆円もの税収が取り漏れているとするならば、もはや庶民から消費税を引きあげて税を負担させることの大義が崩れる。

その反発をおそれてか、日本ではこのパナマ文書の取り扱いが、極めて自重している感がある。

いっそのこと、日本もあらゆる税率を大きく引き下げて、タックスヘイブンにしてしまえば、かえって潤うことだろう。

例えば法人税を無くせば、法人はもっとたくさんお金を日本に残すことになるだろうし、法人税でメシを食っている公務員も別の部署に配置転換できるから、人手不足の解消にもなる。

まあ、そういうのは夢でしかないが、そういう意味で税というのはその国のポリシーが出るから、おもしろいともいえる。

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2016年4月12日 (火)

広島の原爆資料館

昨日は、午前中に事務所にて、諸々の調査事案の片づけなど。

午前中の終わりに、商工会議所に行って、青年部の新四役として親会の正副会頭にご挨拶。

ちなみに、新年度は直前会長として、あと1年間、青年部の四役として残ることに。

午後は、会計監査の仕事で市内の法人へ。

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【広島原爆資料館】

広島の原爆資料館へは、小学生の修学旅行で行った。

その悲惨に衝撃をうけた記憶がある。

「原爆ゆるすまじ」という歌を覚えて、広島で歌った記憶もある。

「ああ許すまじ原爆を みたび許すまじ原爆を われらの空に」というフレーズだったと思う。

その広島に、G7の各国の首脳が訪れ、昨日は原爆資料館を見学したのだという。

ケリー国務長官「大統領も広島へ行くべきだ」』(読売新聞より)

原爆を投下した、当のアメリカの国務長官が広島を訪れ、慰霊碑に献花して、原爆資料館を見学するということが、どれほどすごいことか。

日本は戦争に負けたのだが、実はアメリカをただでは済ませていない。

アメリカにずっと原爆投下の十字架を背負わせたまま、戦後の“経済戦争”では、圧勝してアメリカの製造業を駆逐した。

このときに、原爆投下の十字架は、日本への様々な技術移転や防衛協力などを代償にして、日本に様々な利益をもたらし、戦後の繁栄を作り出した。

その間もずっと原爆の悲惨さを繰り返し説くことによって、間接的にではあるが、無差別大量殺人という罪をアメリカに認識させようという努力をしてきた。

2009年にアメリカの駐日大使が広島を訪れたことは、その第一歩だった。

いつかは大統領を連れてくることが目標ではあるが、昨日は、国務長官が広島を訪れ、原爆の悲惨さを認識させることに成功した。

日本は、原爆投下の罪をアメリカに謝罪させるまで、これをやるだろう。

安倍首相は、第二次政権になってからは「戦後レジームのチェンジ」を直接言わなくなった。

しかし、確実に昨日の国務長官の原爆資料館の見学は、レジームチェンジを見据えたものであり、着実な成果を出している。

「安倍政治を許さない」とか言って、戦争反対を日本政府に対して叫んでいる左翼たちも、第二次大戦後、もっともたくさんの戦争してきたアメリカに対して、「原爆NO」を突き付けた安倍政権の実行力を少しは評価すべきだろう。

次は、サミットでオバマ大統領が広島を訪れるのかどうかが注目される。

原爆投下の大罪をアメリカに認識させ、謝罪させることが最終目標であって、それがあってはじめて日米同盟は深化していく。

それまでぎりぎりの外交努力が続くのだろう。

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2016年4月11日 (月)

自動車評論

金曜日は、午前中にご来客が1件あり、株式評価についてのご相談など。

午後は、顧問先を2軒訪問して、経理処理についてのご相談など。

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【自動車評論】

自動車の評論家が、発売されたばかりの新車を褒めちぎることはよくあることなので、常にそこは話半分に聞くことにしている。

自動車がフルモデルチェンジをすると、「前のモデルよりも、ずいぶんと良くなった」と褒めちぎるものだが、じゃあ、前のモデルは相当ひどかったんだな?といえば、実はそうでもない。

前のモデルであっても、十分に乗れるし、快適なものは快適だ。

私はかつてトヨタのヴィッツ(初代)に乗っていたが、今でもヴィッツは初代が優れていると思っている。

コストダウンはトヨタのお家芸だが、現行のヴィッツはデザインから含めてコストダウンの跡が見えてしまう。

ネットを閲覧していたら、メーカーから金を受け取って自動車評論していることを告発するようなサイトに出くわした。

それは、「メーカーから金を受け取ってVWを宣伝 自動車評論家たちの正体」というタイトルで出ていた(リンクは貼りません)。

国内メーカーはともかく、フォルクスワーゲンのような海外のメーカーも日本でこれをやっていたという告発だ。

私はこれのどこまでが違法で、どこまでが合法か、その線引きがよくわからない。

よくわからないが、書店で発売されている雑誌は、少なくともネガティブな情報は無く、新車についてはとにかく褒めているのが普通なので、結局は気になるクルマがあれば自分で試乗して、自分で体感してみるほかない。

上記のサイトでは、すでに亡くなった徳大寺有恒氏を念頭に書いたものだと思う。

徳大寺氏はたしかに「間違いだらけのクルマ選び」の中で、VWのゴルフをべた褒めしていた。

ただ、大きな傾向として、個性のしっかりしたクルマは褒めていたし、どこにでもありそうな凡庸な日本車をけなしていたように思う。

輸入車であっても、フランスのルノーあたりが日本車を意識した凡庸なクルマを出してくると、「フランス人の作った味噌汁のようなもの」、「私はフランス人が作ったフランス料理を食べたい」というような意味を込めた巧みな表現で、これをけなしていたから、巧いと思ったものだ。

自動車評論家は、何がしかそうした便宜を図ってもらうものだ。

そう思っておけば、免疫となって、評論に対する抗体ができる。

結局は自分の体で感じるものが大切なのだろうと思う。

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2016年4月 8日 (金)

非常采配の帰結

昨日は、会計監査の仕事で米子市内の法人を訪問。

終えてから、顧問先を1件訪問して、当面の経営課題についての討議

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【非常采配の帰結】

いつにも増して、今朝は時間をかけて新聞を読んだ。

広島カープ出身の前田健太が、ドジャースの投手としてデビュー戦で大活躍したからというのもあるが、やはりセブン&アイの鈴木会長が辞任したニュースにくぎ付けになっていた。

現社長をクビにして、古参の副社長を社長に昇格させる人事案が、取締役会で否決され、その人事案の責任を取るかたちで辞任した。

そのあたりのいきさつは、今朝の日経新聞にも載っているが、昨日、行われた鈴木会長の記者会見の全文が日経ビジネスオンラインにあったのでそちらを参照してください。

セブン会長、引退会見で見せたお家騒動の恥部」(日経ビジネス:無料で読めますが、メールアドレスを登録しないと読めないかもしれません)

好業績を続けるセブン&アイグループだが、私にはずっと引っかかっていたものがあった。

鈴木会長の非常な経営手法だ。

セブンイレブンの利益率の高さは、およそ小売業のものではない。

コンサルタント業としてのものであり、その分はフランチャイズからロイヤリティとして吸いあげたものだ。

全国各地のフランチャイズから、大小さまざまな不満の声があっても、好業績を続ける鈴木会長が君臨する限り、それは切り捨てられてきたように思う。

一方で、イトーヨーカドーの方は、改革が遅れ、鈴木会長は退任の記者会見の中で「お荷物と呼ばれてきた」と表現した。

ここに鈴木会長が長年抱いてきた思いが現れている。

創業家の伊藤家の起こしたイトーヨーカ堂がずっと目の上のたんこぶだったのだろうということだ。

セブンイレブンは確かに鈴木会長が興した会社ではあるが、当初にイトーヨーカ堂から出資を受けて作った会社で、セブンイレブンジャパンはイトーヨーカ堂の子会社だった。

その状態を脱出して、親会社、そして創業家の影響力を排除しようと資本政策を組んできたのが鈴木会長で、現在の社名である「セブン&アイ」つまり、セブンイレブンが先で、イトーヨーカ堂は後というのも鈴木会長の思いが現れている。

ちなみに、子会社のセブン銀行も、設立当初は「アイワイバンク」という社名だった。

「アイワイ」は言うまでもなく、イトーヨーカ堂のイニシャルだが、これは「セブン」に変えた。

さらに、ご自身の子息をとんとんと出世させ、やがて鈴木家で世襲が起きるという懸念が、おそらく今回の人事案の背景にあったもので、それが否決されたということではないだろうかと思う。

こうした長年の創業家に対する非常采配が、積年の怨念となり、このたびの辞任に追い込まれる事態につながったのではないかと思う。

今の時点では、鈴木会長側からのコメントしかない状況だが、これからこの辺りの周辺取材が進み、いろいろと話が出てくるだろう。

セブン&アイグループには、創業家の次男さんがすでに取締役として控えていらっしゃるが、ちょっとやりにくくなったかもしれない。

そもそも「小売業」は、庶民の生活と密接につながりがあり、そんなにぼろ儲けできる業態ではない。

それを、フランチャイズをかますことによって、膨大な利益が上がる仕組みを作り上げた鈴木会長の手腕は立派だとは思う反面、どこから利益を吸い上げているかを考えれば、その非常な経営手法にはおのずと限界がくることだろう。

それが、このたびの会長の辞任劇で顕在化するのかどうか。

その辺りが、次の注目点だろう。

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2016年4月 7日 (木)

円高と株安

昨日は、事務所にて諸々の調査事案の片づけなど。

昼を前後して、税理士会の総務部会に出席。

午後は、顧問先を訪問して、株式評価についてのご相談など。

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【円高と株安】

為替が円高に振れると、外国人にとっては保有する円資産の価値が、外貨換算で上がっていくことになる。

だから、為替が円高になると海外勢の利益確定の売りが増え、彼らは自国の通貨ベースで利益を出すが、日本人が持っている日本の株は下がっていくことになる。

そうした為替と株価の連動が、この20年以上の大きなトレンドになっている。

それもこれも外国人の売買動向が7割以上を占める日本の株式市場のゆがみなのだろう。

本来、円高が進めば、輸入物価が安くなり、輸出を主体としない企業にとっては業績にプラスになる。

だから、全体として下がっていくのはおかしいのだが、それもこれも売買の主体が外国人なら円高で利益確定の売りを出すのは仕方のないことだ。

NY円、4日続伸 1ドル=109円75~85銭、1年五か月ぶり高値」(日経新聞より)

日本には、金融機関や証券会社を中心に、根強い円安論者が多い。

円ベースで考えると、ドル資産は「円安」で利益が出るから、某大手証券会社は、ずっと昔から円安一本で営業してくる。

しかし、今、世界でもっとも強い通貨は円だろう。

かつての「有事のドル」は、今や「有事の円」になっている。

日本の評論家は、「政府の借金が膨大だから、いつ円が売られてもおかしくない」という説を唱えるが、政府の借金は膨大でも、それ以上に日本人が持つ金融資産が膨大すぎるので、いくら政府が借金しても、まったく動じないのが日本の状況。

それを知っている外国人が、海外要因が少しでも変わるとすぐに円を買ってくる。

今回も、アメリカの利上げが当面ないことを見越し、また日銀も新たな金融緩和やマイナス金利の拡大はやりづらいとみて、この円高だ。

こうした状況があるので、私は円安には張らないのだが、それにしても、年初から株式市場は振るわない相場が続いている。

為替の動向は、今後の日銀の政策などによっても左右されてくるが、そういうのに振り回されないで、地道に頑張っている企業を探していくことが、投資にとって必要な態度なのだろうと思う。

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2016年4月 6日 (水)

あれから20年

昨日は、事務所にて諸々の調査事案の片づけなど。

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【あれから20年】

綾小路きみまろは、「あれから30年!」といって、笑いのネタを展開するが、4月になって気付いたが、大学を卒業して20年が経っていた。

20年前の今頃は、確かに大学を卒業したのだが、国家試験の勉強が続いていて、何の感慨もなかった。

多少、ゼミの仲間で集まって、師匠の川北博先生を囲んで学食でお祝いをした程度のことは覚えているのだが、とにかく目前に迫った国家試験に合格することで頭がいっぱいだったと思う。

Photo


昨日、母校の中央大学から季節の便りが届いた。

その学員時報には、法学部の永井教授と商学部の北村敬子教授の定年退職の記事が載っていた。

長年にわたって、法学部、商学部のそれぞれを引っ張ってこられた「エース」も、70歳の定年を迎えられた。

北村先生は、私の在学中はすでに商学部の“顔”だったと思う。

先生は大学1年で税理士試験に合格し、3年で公認会計士試験に合格、そのまま大学に残って教授になった、商学部では評判の女性だったらしい。

そのように川北先生に聞いたことがある。

私は北村先生の「会計学総論」を履修したと思うが、正直、内容は覚えていない。

北村先生からいわれた、唯一、覚えている言葉は、「受験勉強しているときが一番楽しかったわ」、である。

確か、卒業した年の秋だったか、大学主催の合格祝賀会で同席したときに言われた言葉だった。

当時は、合格した喜びのさなかだったので、「受験勉強しているときが一番楽しかった」という意味が全く理解できなかった。

今は、少し理解できるようになった。

確かに勉強だけしていればいいというのは、幸せなことだろう。

それは長くは続けられないだけに、そう思うのだ。

もう一方、法学部の永井先生は、私が受験をしていたころの「商法」の試験委員の先生だった。

直接、お目にかかったことはない。

しかし、この方の書いた商法の参考書を“試験委員対策”としてだいぶ読んだ。

永井先生は、法学部の中でも切れ者だったと、別の法学部の教授がそう話していたのを覚えている。

今、残念ながら、というか私が無知だけなのかもしれないが、中央大学については法学部、商学部とも、看板になるような教授の名前を私は知らない。

学員時報に掲載されたお二人のメッセージには、そんな低迷する母校の現状を憂うコメントが載っていた。

20年前はまだバブル崩壊後ではあったが、その余韻に浸る時期でもあった。

その後、景気低迷で学費の高い私学は厳しい選別を受けるようになった。

資格試験に強い中央大学だが、それはあくまで国内向けの専門知識であり、グローバル化の進む世の中のトレンドをつかんでいないことが、選ばれにくい大学になったことにつながっているのだろう。

あれから20年、世の中の変遷を感じる2人のエースの定年退職の記事だった。

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2016年4月 5日 (火)

スキャンダル合戦

昨日は、午前中にご来客が1件あり、新規のご相談。

午後は顧問先を訪問して、決算に関するご相談など。

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【スキャンダル合戦】

7月に迫っている参議院選挙。

衆議院を解散して同日選挙となるか注目されているが、今のところ安倍首相は「解散の「か」の字も考えていない」と否定している。

この場合、同日選は「無い」と読むのが正しい。

消費税の増税延期は、「リーマンショック級の危機がなければ・・・」と、前提条件がついていた。

このたびの衆議院の解散については、前提条件無しで「考えていない」と否定している。

同日選挙に反対している公明党との関係を考えれば、また、解散の大義が特にないことを考えれば、やっぱり無いのではないかと思う。

しかし、参議院は安倍首相にとって大切な選挙になる。

すでに、与野党の攻防は激化していて、お互いにスキャンダルをぶちまける激しい攻防となっている。

民進党は、のっけから戦略を間違えた。

「朱に交われば赤くなる」。共産党との連携に走った代償は大きいだろう。

自民に代わる保守政党を探していた支持者を失ったことだろう。

火消しに回っているが、すでに遅いのではないだろうか。

『「連立あり得ない」…岡田代表、共産と距離強調』(読売新聞より)

民進党と共産党が選挙協力をして、候補者の調整を行ったのは事実。

いまさら「連立はありえない」といっても、誤解は解けまい。

「日本死ね」のブログを取り上げて、安倍首相を激しく攻撃した新しい政調会長も、すでに陥落寸前となっている。

なんと地球5周分!? 民進・山尾志桜里政調会長、驚愕の“ガソリン代疑惑”」(産経新聞)

元ネタは週刊新潮のスクープだそうだが、政治資金の不適切な使い込みは、下手をすると議員生命にもかかわる。

こんなネタまで攻撃の材料になっている。

議員会館内に豪華保育所 山尾志桜里氏ら議員や秘書達も恩恵」(ニュースポストセブン)

記事をよく読めば、自民党の橋本聖子議員の出産のときに作った保育所だというが、見出しには山尾氏の名前で出ている。

意図的に誤解を招こうという記事だろうが、これも攻撃の材料。

参議員選挙を前にスキャンダル合戦が激しさを増している。

自民党は気のゆるみがないように引き締めを図っているが、選挙までにどんな攻防が見られるのか見ものだ。

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2016年4月 4日 (月)

なぜ中国経済はなかなか破綻しないのか

金曜日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関するご相談など。

午後は事務所にて、諸々の調べものの片づけ。

夕方には、ダラズFMの金ダラDXの経済コーナーに出演。

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【なぜ中国経済はなかなか破綻しないのか】

忙しくなると、どうしても読書の時間が少なくなってしまう。

3月の慌ただしさも終わり、3月決算作業が始まるまでの束の間、今、少しほっとしているところだ。

20160402


事務所の近くの桜の広場には、ほぼ満開の桜の花が咲き、春の訪れを告げていた。

 

今日は読書日誌を。

『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(宮崎正弘著)(欄外のリンク参照)。

この著者は、ずっと「中国経済は破綻する」と唱え続けておられる中国ウォッチャーだが、まあ、ずっと唱え続けていればいつか当たる日は来るだろう。

私が関心を持つのは、むしろ、これだけいろんな人にずいぶんと前から「破綻する」と言われながらも、いつまでたっても破綻しないのはなぜなのか、ということだ。

もちろん、この手の本でそれがわかることはない。

本書は、中国の政財界の細かいところまで、本当によく書かれていて、結論として「中国経済はやがて破綻する」に変わりはないのだが、記述が細かすぎて、概要をつかむには少々難儀する本だった。

ここからは私なりの中国経済の概要のつかみ方だが、なぜ簡単に破綻しないのかといえば、現在の共産党政権が続く限り、金融政策と財政政策を駆使していけるところまで行くからだろう。

何か危機的な事象が起きると、政府が率先して火消ししてしまう。

株が暴落しそうになれば、政府が買い上げたり、市場そのものを停止したりするのはその一端だ。

その資金源としては、相当に崩れたとはいえ、いまだもって世界の工場としての地位があるからだろう。

GDPが伸びないとなれば、地方都市に不必要なマンションを建てまくって、総生産を維持しようとする。

こういうのがバブル経済を生んでいるのは間違いないとしても、中国共産党が続く限り、この手の粉飾を繰り返す。

そして、もう一つは、巨額の外貨準備をドル建てで持っていて、もしも中国経済が破綻するようなことがあると、巨額のアメリカ国債がデフォルトに陥る危険があるので、アメリカも日本もそれをさせまいと、どこかで支えているような節があるからだ。

これがあるから、上記の1番目のオペレーションを平気でやってしまう。

大きくはこの2つがあるから、明らかにバブル経済であっても、なかなか破綻しない。

破綻するのは、共産党政権の終わるとき、あるいは現政権に何等かの政権転覆のような事態が起きたときだろう。

そのときに、これまでのバブル放置のツケが一気に吹き出る可能性がある。

一番、気を付けなければいけないのは、米国債の行方。

多分、今、米国債は、日本を中心に買い集めていることだろう。

その裏腹が、日本の量的緩和であり、マイナス金利政策という金融政策だろう。

「破綻に備える」とはそういうことであって、宮崎氏の本にはそういうことは書いてなかった。

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2016年4月 1日 (金)

新年度の相場環境は

昨日は、事務所にて諸々の調査事案の片づけなど。

午後にご来客が1件あり、決算に関するご相談など。

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【新年度の相場環境は】

今日から新年度入り。

久しぶりに朝から雨。

1月から3月は、図らずも多忙な日々となり、あっという間に過ぎ去った。

相場の方も、あまり時間を掛けて見られなかったが、低迷しているのは相変わらずで、4月以降の奮起に期待したい。

年初から、ひどい下落で始まった今年の相場は、3月に入ってもしっかりと持ち直す動きに乏しく、低迷したままだ。

アベノミクスに市場の目厳しく 海外勢が日本離れ」(日経新聞より)

とにかく海外勢の売買動向に左右されまくるのが日本市場。

昨年8月ごろの中国経済危機を前後して、ヨーロッパでも厳しい状況が生じ、海外勢が消極的になるにつれ、日本株も低迷した。

日本人に投資の主体性が無いところが一番なのだろうが、1700兆円を超える巨万の富をほんの少し動かすのも大変だということだろう。

手詰まりの堅実投資 新年度 国内勢の買いを期待」(日経新聞より)

無料記事を、アドレスを登録して読んでみても、結局はよくわからない。

よくわからないが、今まで買われなかった銘柄で、業績の向上が期待できる企業の株は、これから買われるだろうということか。

いろいろと新聞記事を読んでみると、4月以降は「円安・株高」が期待できるのだとか。

そう簡単に行くだろうか。

それこそ、エイプリルフールになりかねず、不安定な相場環境が続くだろうということだけは間違いないと見ているが。

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