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2015年2月

2015年2月27日 (金)

家具屋さん

昨日は、税理士会の担当で、確定申告会場のあるコンベンションにて、相談員の担当。

朝からひっきりなしに訪れる確定申告のお客さんを相手に、e-tax(電子申告)による申告手続きを、ひたすら行った。

夕方、それを終えてから顧問先を訪問して、決算に関する報告など。

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【家具屋さん】

「安物買いの銭失い」ということわざがあるが、家具に関しては、それがよく当てはまると思う。

良い家具は一生ものだが、安い家具は長くは使っていられなくなってくるものだ。

社会人になって間もなく、少し生活に余裕ができたころだった。

家に帰って、ゆっくりくつろぐことができればと、ソファーを買うことにした。

1Kの間取りの狭い部屋だったが、その部屋に置くことができる小さ目のソファーを新宿にある大塚家具で買い求めた。

合皮だったが、一応、“革張り”のソファーで、とても心地よく、家でくつろぐことができた。

このソファーは、ついこの間まで使っていたのだが、さすがに座面のクッションがへたり、買い換えることとなった。

近年は、子供がソファーでトランポリンのようにジャンプするので、一気にへたった感じがした。

それでも15年ほど使った。

十分に元を取ったと思う。

 

その大塚家具で、お家騒動が起きているようだ。

父には長男、娘には次男・次女らがつく大塚家具」(読売新聞より)

私が家具を買ったころとちがって、家具の業界には、ニトリやイケアなど、新興勢力がシェアを奪っている。

新しく社長に就任した現・会長の長女は、こうした販売の現状を見て、「誰もが入りやすい店舗づくり」を掲げて改革をしようとしているそうだ。

当時の話だが、大塚家具に行くと、スタッフがマンツーマンで付き添い、商品の案内から仕様まで説明され、購入まで結び付けられる。

最初から買う気があるなら、欲しい商品に早くたどり着けるので効率的だが、ちょっと見るだけ、という客にとっては、この上なくうっとうしい販売方法だろう。

しかし、現・会長はこの販売方法で、一代で財をなしただけに、この販売方法をやめることができない。

改革を進めようとする長女と対立し、ついには提訴するまでになった。

「若い人に任せなよ。」

部外者ながら、そう言いたい。

世の中、なかなか次世代が育たないと言われる中で、新聞記事を読む限り、立派な後継者だと思う。

過去の成功をいかに捨てて、時代に合わせたやり方に変革していくかは、どの会社でも難しい判断を迫られる。

そのとき、プレーヤーを次世代に交代するという手段をどう使うかは、創業者の重要な判断。

他人事ながら、どう考えるべきか、よきケーススタディだと思う。

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2015年2月26日 (木)

株高はいつまで続くか

昨日は、午前中に事務所で確定申告関係の仕事。

午後は、顧問先を2軒訪問して、決算に関する報告や確定申告関係のご相談など。

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【株高はいつまで続くか】

日経平均は、するするっと、気が付いたらら18,585円まで上がっている。

昨日は、わずかに下がったが、今朝の朝刊を見ると、「高値警戒感」が出ているようで、利益確定の売りが出やすいのだとか。

日米欧がそろって金融緩和をしているので、その緩和したマネーが投資に回ってきている状況がある。

米・欧は、バブル懸念もあるようだが、日本の場合、企業業績も好調で、特に円安のおかげで輸出企業の業績は3月決算めがけて上方修正ラッシュがまた起きるだろう。

「株高はいつまで続くか?」に世の中の関心が行っているが、結論から申し上げて、それはわかることではない。

予測するのは自由だが、当たるも当たらぬも確率は50%だから、当たる人もいれば当たらない人もいる、とだけは言える。

しかし、民主党政権時代の株価8000円台のころもずっと投資をしてきた者からすれば、これから投資に入っていくのは、かなり慎重でないといけないとは思っている。

来月ごろまでは、上方修正ラッシュのおかげで底堅いとは思うものの、それがいつまで続くかを予測することは不可能だ。

不可能なのに、断定的に「〇月まで続くだろう」とか書いてある記事を見つけたら、まあ、「適当だろうな」と思うようにしておいた方がよい。

人は、断定的な物の言い方にだまされるものだ。

断定的な物の言い方をする人に対しては、受け取る人間の心理として、「(この人は、何か特別な情報を持っているのではないか)」と強く推測するようになって、そういうタイプの人の話を信用してしまうことが往々にしてある。

投資の世界では、目先の相場をたまたま当たることがあっても、当て続けることは難しい。

実は、株が上がってきたことで、株式投資に関心を持つ人々は増えている。

公務員共済も、ここへきて株式による運用比率を高めるという。

3共済が国内株を積極購入 公的年金運用の見直し前に」(ロイターより)

国家公務員共済、地方公務員共済、私学共済の3つの共済が、債券中心の運用から、株式の購入比率を高めるという。

「へぇ、今から~?」というのが率直な感想だが、そういうものだ。

日本に蓄積する巨万の富の大半が債券運用となっていて、これが少しでも動けば株は上がるとずっとこの欄に書いてきた。

大きな運用主体は、機動的な運用ができないので、株が上がりだしてから、ようやく株を買い始め、下がってくると、また「見直し」とか言って、株を売り出す。

高値掴みする典型で、そういう運用になってはいけないというお手本のようなものだが、先回りしている我々からすれば、歓迎すべき動き。

「株高を支えていただき、ありがとうございます」

そう、言うしかない。

こうした動きには、すかさず野党から批判が向けられるが、投資家としては、政策を批判する側に立つか、それとも当事者として波に乗っていくか、その違いは大きい。

波を捉えて巧みに泳ぐことこそ、投資家の醍醐味。

大きな波の動きをこれからもウォッチしていきたい。

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2015年2月25日 (水)

民法改正のいや~な感じ

昨日は、午前中から夕方まで、税理士会の当番で確定申告会場の相談担当。

とはいっても、最近はe-taxでの申告のため、相談はわずかでほとんどがe-taxへの誘導。

それでも朝からほぼひっきりなしに、申告する方々が来場された。

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【民法改正のいや~な感じ】

民法は、取引の基本や家族のルールなど、社会生活の基本の基本を規定するため、これが改正されるとその影響は大きい。

例えば、配偶者への法定相続割合を変えるとなると、それはそれで大きな影響があるだろう。

相続、配偶者に手厚く 16年にも民法改正」(日経新聞より)

記事によれば、被相続人(死亡した人)の配偶者が、介護などで貢献していた場合に、相続割合を多くしようというもの。

『夫婦が協力してつくった財産については「実質的夫婦共有財産」として切り分けてから、残りの遺産を他の相続人と分割する考え方が有力。』と書いてあるが、それをどうやって計算するのだろうか。

計算がわかりにくいと、かえってトラブルの元になるのではないだろうか。

なぜ、相続をめぐるトラブルが起きるかというと、法の定めと実態が異なるからだ。

法定相続分というのは、民法で決められていて、例えば兄弟は等分になっているが、兄弟の中でも家に貢献した者と、外に出たっきり帰ってこないものとでは、親に対する貢献度が違う。

それでも法は平等を規定し、遺留分を認めるから、そこでトラブルが起きる。

「公平」というものを法律で規定しようとする限界は、どんなに改正を重ねても残るだろう。

 

ところで、「後妻業」という言葉を聞いたことがありますか?

資産家の後妻になって、財産をうまく絡めとる“職業”のことだ。

何をもって「業」と呼ぶのか、それは極めて微妙だが、疑わしいといわれている事案は世の中にたくさんあるようだ。

最近だと、歌手でタレントのやしきたかじんの後妻と、子供たちの間でトラブルが発生しているが、あの後妻のやり口にプロを感じる方も少なくないようだ。

10億円の資産があるといわれているやしきたかじんの場合でいけば、半分の5億か、遺留分にとどまった場合でも、その半分の2億5千万。

「妻」として、相続を主導できれば、遺産の大半を手に出来る。

真実を語ろうとする子供たちへは、「名誉棄損」で訴えるなど、法律の使い方も手馴れている感じがする。

お笑い芸人の加藤茶の45歳年下の妻も、一部でそういうような疑いをかけられている。

もちろん、このあたりに違法性があるわけではなく、あくまで合法の中であることは書き添えておく。

これが犯罪がらみでいくと、昨年だったか、資産家の妻になるやいなや、旦那の食事に毒を盛って次々に殺害した疑いをかけられている女がいた。

資産を持っていると、様々なトラブルに見舞われる可能性があるのは仕方ないことだが、民法はそれを守ってくれるわけではない。

いや、むしろ、逆手に取られる。

殺人などの犯罪を犯さない限り、すべて合法。

現行の民法で、配偶者に2分の1の法定相続分が与えられているが、これがすでに「後妻業」にとって魅力なのだ。

それを、「介護への貢献」などを加味して、さらに増えるとすれば、なんとなくいや~な感じがするのは私だけではないだろう。

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2015年2月24日 (火)

ゴルフ離れ

昨日は、午前中に顧問先を2軒訪問。

決算に関するご報告や、確定申告に関する資料の確認など。

午後は事務所で12月決算法人の税務申告書の作成や、確定申告書類の作成など。

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【ゴルフ離れ】

「若者の〇〇離れ」という言葉は、昔からよく聞く。

「若者のクルマ離れ」、「若者のテレビ離れ」、「若者の活字離れ」、などなど。

最近は、「若者のセックス離れ」なんてのもあるらしい。

じゃあ、若者たちはいったい何をやっているのだろう?

ゴルフも、若者がやらなくなった。

お金がかかるし、時間もかかるので、ちょっとめんどくさいといえばそうかもしれない。

ただ、このゴルフ離れは若者だけの現象ではないようなので、業界は大変な問題を抱えているようだ。

ゴルフ離れは若者だけの問題ではなかった!」(東洋経済オンラインより)

今までプレイしていた中心世代である団塊の世代が、一斉に引退し始めているそうだ。

それで「2015年問題」として、ゴルフ業界の切実な問題となっているようだ。

 

しかし、こういう問題というのは日本だけじゃないだろうか?

単に少子化が進んでいるということではなくて、ゴルフが「文化」として根付かなかったということだろう。

バブル期に流行のような感じで普及して、それをベースにゴルフ場が作られ、ゴルフ用品などのマーケットが作られてきた。

バブル崩壊後、ゴルフ場の破たんが相次ぎ、ようやく止まったかと思われるが、さらなる需要の減少が待っているということなのだろう。

本家のイギリスのジョークで、「ゴルフとは、うるさい妻から合法的に逃れるための手段」という話があるのだが、あながちジョークともいえない。

日本でも、昔はよく平日に行くことがあったが、そのときでも、「銀行の支店長と付き合いだから、仕方ないんだよ」などといやいや行くふりをして、本当は喜々としてプレーしていたなんて話を聞いた。

銀行でもきっと、「取引先と付き合いで仕方がないんだ」みたいな雰囲気をうまく使っていたことだろう。

しかし、今やそういう言い訳も通じない感じになっている。

世の中から余裕がなくなって、文化が廃れた。

資本主義の合理性が、世の中から余裕を奪っている。

そういうことに気付いて変えていかないと、と思っているが、なかなか・・・。

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2015年2月23日 (月)

竹島の日

金曜日は、午前中に確定申告関係の仕事を済ませ、その後、商工会議所にて街づくりに関する勉強会に出席。

午後は、事務所で確定申告関係の仕事をこなした後、商工会議所青年部の全国大会のため、京都へ出張。

土曜日は京都のみやこメッセで、商工会議所青年部の全国大会の記念式典など。

それにしても、ああいう式典のつまらなさよ。

偉い人たちは、用意した原稿を読み上げるような話ばかり。

まあ、そんなものだろうか。

といわけで、早めに切り上げて、京都市内を観光・・・・。

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【竹島の日】

今朝の新聞は、特に地元の山陰中央新報などは、昨日の竹島の日の式典について、いろいろと報じていた。

政府が竹島問題に本腰を入れないから、島根県だけががんばってこの問題に取り組んでいる。

島根県の人たちには頭が下がる思いだが、今朝の地方紙を見ていいて、「やはりな・・・」と思ったことが一つ。

それは、今の日本政府が韓国ではなく、アメリカに気を使ってこの問題の解決に本腰を入れていないことだ。

これは、おそらく共同通信の解説記事によるものだが、ネットで拾えないのでリンクは貼れません。

しかし、5月に安倍首相が訪米して、史上初めて上院と下院の両方で演説を行う機会があるという。

そのアメリカに気を使って、この度も首相はもとより、大臣の派遣を見合わせた。

そういうニュアンスの解説があって、「やっぱりな」と思わざるを得なかった。

アメリカは常に、支配下の国々が結束して宗主国に牙をむかないように、近隣の国どうしでイザコザの種を仕掛ける。

いわゆる李承晩ラインを引いた、当時の李承晩大統領もアメリカ留学帰りの大統領。

日本と韓国が結束しないように、アメリカが仕掛けた罠だから、これを歴史的経緯に基づいて解決しようとすると、韓国ではなく、アメリカが反発する。

日本政府はそれがよくわかっているから、今はまだ、島根県にそれをやらせるのが精一杯ということなのだろう。

そういうことが行間から何となくわかる、今朝の地方紙の解説だった。

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2015年2月20日 (金)

春節と中国人と貨幣価値

昨日は、事務所で12月決算法人の税務申告書の作成。

昼前後に、商工会議所青年部の四役会と理事会に出席。

終了後、事務所に戻って、確定申告への対応など。

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【春節と中国人と貨幣価値】

昨日の日経平均の終値は、18,264円と15年ぶりの高値となった。

「15年ぶり」ということは、21世紀に入っての最高値。

あのITバブル(覚えていらっしゃるでしょうか?)のころの水準を取り戻しつつある。

では、今がバブルか?と問われれば、企業の業績はしっかりとしていて、決して割高な感じはない。

あのITバブルのころのように、「IT関連」と言われるだけで株価があがった時代とはぜんぜん違うと思う。

アベノミクスの効果というのが、じわじわと広がっている証拠でもあるだろう。

ちなみに、昨日、たまたま車のラジオで聞いていた国会中継からは、民主党議員からアベノミクスに対する、相変わらずの批判が出ていた。

しかし、何もなすすべなく、株価が8000円台で低迷していた民主党政権のころの政策と比べれば、今は雲泥の差。

批判すればするほど、ジェラシー(嫉妬)にしか聞こえなくなる。

 

さて、中国では、今が旧正月(春節)で、米子あたりでは見かけないが、都会には多くの中国人観光客が訪れ、大量の買い物をしているようだ。

中国は今、国内の景気は後退気味だが、それでも成長はしている。

貧富の差は、日本とくらべものにならないが、その分、富裕層の購買力には強烈なものがある。

今年の正月に銀座のデパートで見た、買い物袋をいっぱいに手に提げた人々は、間違いなく中国人だ。

かつて、日本もバブル期には、日本人が海外に出かけて、大量に買い物していた時代があったが、今の中国はそれ以上ではないかと思う。

インフレというのは、裏を返せばお金の価値が下落していくことで、お金をじっと持っているより、使った方が得、という時代のことでもある。

日本人はバブルの崩壊という、痛烈な経験があるため、今、まさに緩やかなインフレに転換している時代においても、財布のひもは固い。

何より、「円」という通貨に対する信用(クレジット)は、非常に強いものがあり、その価値を信じて疑わない人が大半だ。

しかし、先日、NHKのニュース9でやっていたように、69年前の今ごろ、日本政府は「預金封鎖」をして、人々の預金を使えなくして、同時に「新円切り替え」によって、通貨の価値を大暴落させる措置をとった。

今まで1万円という大金を持っていた人も、それで買えるものが一気に減少した、そんな措置だった。

通貨の信用(クレジット)には限界がある。

中国の人々は、潜在的に「人民元」という通貨を信用していないのかもしれない。

だから、「元高」の今がチャンスとばかりに、お金を「物」に変えようとする。そんな現象が見て取れると、言っていいのではないだろうか。

このあたりの心理は、現代の日本人には理解しがたいのかもしれないが、たった69年前、「円」という通貨を信用しいていた日本人は痛い目にあった。

今、政府は明らかにインフレ政策に舵を切っている。

お金は適度に使っていくことも大切で、とっといたまま死んでも相続税で取られてしまう。

日本は再び、財産税を増税するという時代に入っている。

ピケティの理論を、つまみ食いしてでも、財産課税をはやす動きすらある。

インフレ政策とともに、歴史的な転換点を迎えているのだろう。

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2015年2月19日 (木)

ピークオイル物語

昨日は、事務所で12月決算法人の税務申告書の作成。

昼前後に、商工会議所青年部の四役会と理事会に出席。

終了後、事務所に戻って、確定申告への対応など。

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【ピークオイル物語】

NYの原油価格が下げ止まってから、2週間ほど経つだろうか。

この値動きに、末端のガソリン価格も敏感に反応している。

米子市内のガソリンスタンドは、リッター129円をボトムに、今は133円前後まで上がってきている。

原油の元値が下がっても、末端価格はすぐに下がらないが、元値が上がり始めると、末端価格の上昇は早い。

販売業者が損をしないための“知恵”というべきか、もうしばらく安値で仕入れた恩恵が続いてくれるといいのがだが、文字通り、そうは問屋が卸さない。

この度の原油価格の下落には諸説あったが、有力説としての「サウジによるアメリカのシェールオイル潰し」というのも、どうも違うようだ。

「需給バランスが崩れている」というのも、ある意味当然のことであり、別に理由を述べたといえるレベルの説でもない。

私が調べたもっとも合点の行く原因は、アメリカの金融機関が規制強化によって原油の先物取引から撤退しているというもの。

いわゆるボルカールールの余波だ。

加えてシェール開発によって、供給量そのものも増えているので、アメリカの金融機関が原油取引から相次いで撤退したことが直接的な原因とみられる。

だから、また元の1バレル100ドル台のような原油価格に戻るかといえば、まだその条件が整っていない。

よって、一旦、底を打った原油価格も、短期的な反動はあっても、しばらくは、ある程度の安い価格を行ったり来たりするのではないだろうか。

 

子供のころ、「石油はあと30年で枯渇する」という説があって、私が生まれる昭和48年にはオイルショックが起きたりもした。

この「石油はあと30年」は、ピークオイル説と呼ばれていて、石油は恐竜の死骸などが体積してできた「化石燃料」だという説によっている。

ピークオイル説って本当?」(朝日新聞)

しかし、どうやらこのピークオイル説は誤りで、未だに「まだ、あと30年以上は使える」のが実態のようだし、同じく化石燃料と呼ばれる天然ガスは、あと100年くらいは平気だといわれている。

原油やガスは、地球の内部から少しずつ湧き出てくる成分であって、一時的な採りすぎによる枯渇はあっても、地球全体として枯渇することは無いのではないだろうか。

しかし、そういったのでは原油価格が維持できない。

原油価格を維持するための、ストーリーが必要で、そこで創作されたのがピークオイル説という“物語”なのだろう。

原油という“金のなる木”を巡っては、いろいろなストーリーが描かれる。

単なる堅い透明な石を、「永遠の輝き」とキャッチコピーを付けて世界に高値で売りつけたデビアスのように、ストーリーに乗せて高値で売るのが上手な人たちが、世界にはいるものだと感心する。

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2015年2月18日 (水)

人生案内

昨日は、朝から会計監査の仕事で鳥取市内の法人を訪問。

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【人生案内】

傍からみれば、たわいの悩みでも、本人にとっては大変な悩みであることはよくあること。

ミカンばかり食べる」(読売新聞 人生案内100年より」

大正4年(1915年)、つまり100年前の人生相談の悩みだ。

ミカンばかり食べる夫に対して、「リンゴなども食べさせなさい」とする回答者。

「外国商館で仕事をしている夫」は、午後四時半に帰宅するという。

それで回る世の中なのだから、今とくらべものにならないくらいのんびりしていたのだろう。

夫がミカンばかり食べていることが悩みになるくらいの世の中だったことを考えても、おおらかな時代だったと想像できる。

今の時代は、資本主義の毒素が蔓延している時代。

「忙しく」あくせく働いて、文字通り「心を失う」ことのないように、心掛けることも経営者として必要な考えかと思う。

うちの事務所の定時は5時半だが、私もちゃんと5時半で仕事が終わるように努力と工夫をしないといけないと思った。

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2015年2月17日 (火)

最強の財産

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関するご報告。

昼に経済同友会の打ち合わせがあり、午後は、事務所で12月決算法人の税務申告書の作成や、確定申告書類の作成、提出など。

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【最強の資産】

昨日、家に帰って9時のNHKのニュースを見ていたら、昨日は昭和21年の「預金封鎖」から、69年が経った日だったそうだ。

この預金封鎖については、当時、物資の不足と借金財政で巻き起こった「インフレ対策」が名目だが、昨日のニュースでは政府の裏の意図として、「財産課税」の意味があったということを、当時の文書から報じていた。

まあ、別にいまさらそういうことをNHKに報道されても、預金封鎖と同時に行った新円切替には政府の借金をチャラにする効果があったわけだから、それは逆に言えば、国民の財産を没収するということに他ならない。

預金封鎖には、財産の補足という意味が強かったとのことだが、今の日本政府は、当時とは比べ物にならないくらい、国民の財産を補足している。

10年以上前に、預金口座を開設するのに本人確認が必要になったし、そういうときのために現物資産を持っておくといい、などという教えもその通りだとは思う。

現物資産の代表は、金(ゴールド)だろうが、近年は、そのゴールドについても、購入するとき売った業者は、買った人の情報(資料箋)を国税庁に提出させるような法改正がされている。

昔から持っているゴールドならともかく、今からゴールドを日本のお店から買っても、その情報は国税庁に筒抜けだということは知っておいた方がいいだろう。

国外財産についても、これから補足が厳しくなるが、まあ、こうやって財務省による財産の補足はますます強くなっていくので、別にもうどこかに逃れようなどと一切思わない。

財産なんて、無くなるときは無くなるもので、それに執着するようではいけないとさえ思っている。

ユダヤ民族が、例えばタックスヘイブンを作って、国家からの徴税を合法的に逃れようとする一方で、彼らはその経典であるタルムードの中で、「知恵は奪われない」とも教えている。

私は、この教えほど素晴らしいものは無いと思っていて、どんなに財産を奪われても、生き延びたその地で、知恵を使って一から財産を築いて見せる、くらいの気概は持っておきたい。

知恵こそ最強の財産だ。

それにしてもなぜNHKは昨日、預金封鎖の話をしたのだろう。

70年の節目ならともかく、昨日は69年という中途半端な経過年数だ。

まさか、近々、政府が預金封鎖を考えているとか・・・(冗)(笑)。

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2015年2月16日 (月)

確定申告あれこれ

金曜日は、午前中に顧問先を訪問して、会計処理についてのご相談など。

昼に経済同友会の総務委員会に出席。

午後は、別の顧問先を訪問して、決算に関する打ち合わせなど。

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【確定申告】

今年も確定申告が始まった。

会計事務所では、実質的に1月の中旬くらいから、確定申告への動きが始まっている。

どんなに真面目に働いて稼いでも、きちんと申告すべきはしておかないと、大変な目に会うこともあるのでご注意を。

この時期、例えば、「こういうの経費になりますか?」というご質問をいただくことがよくある。

はっきり白黒つけられるものなら、おそらく相談も無いのだろうが、得てして疑問に思われるものというのは、あいまいな部分、つまりグレーゾーンの部分だ。

業務に関係ないものはダメだが、逆に言うと業務に関係あれば経費にできる可能性が高い。

もちろん、そのようにだけ回答して、簡単にご納得頂ける方はまずない。

朝日新聞の過去の記事から。

郵便保険外交員 数十人が申告漏れ 計1億円を国税指摘」(朝日新聞より)

記事は有料なので、最後まで読めないのだが、図を見ると、どうやら過大な経費の計上が指摘されたようだ。

保険外交員の方は、収入は保険会社からもらう書類からはっきりするが、そこから差し引くべき経費の範囲は、必ずしもはっきりしない。

しかし、こうして集団で摘発されるということは、当局にとって目に余る申告の実態があったものと推測できる。

よくあるのは、「ある人から、『大丈夫だよ』と言われましたが・・・」というケース。

その「ある人」はたいてい同業者で、「これは大丈夫だったよ」などといって、知人に指南して、それが実はダメだった、というようなケースはよくある。

「これは大丈夫だった」という話も、実際に当局とやりあった結果でOKだったというケースと、単に申告してノーチェックでそのまま通ったというケースとは全く別のものだ。

後者は、たまたまチェックがかからなかったか、あるいは軽微とみなされたかで何も言われなかっただけであり、それをもって「大丈夫だった」とはならない。

この話の区別は重要だ。

ただ、こうしたグレーゾーンというのは、税理士によっても判断のポイントが異なる場合があるから、これは最後は本人の責任でやっていただくしかないのが本当のところ。

どうしても危ない橋を渡りたい人は、そういうことを指南してくれる人のところへ行っていただくしかない(税理士に、過度な期待はされない方がいい)。

次のようなケースは、完全に本人の責任だろう。

所得二十数億円申告漏れ(時事通信より)

日本の国税の追及を受けたくなかったら、「日本人をやめてしまえ」、というのが究極の節税とも言われるが、やっぱり日本人をやめきれなかったので失敗した、というのがこのケースだ。

日本の居住者でなくなる要件を満たそうと、海外に住まわったつもりだったが、日本のいごこちが良かったのか、気が付くと要件から外れてしまった。

指南した税理士がいたかどうかはわからないが、税理士もそこまでは面倒を見きれないだろう。

海外を利用した節税は、下手をするとこうなるという良い実例だろう。

ついでに、愛する人へ贈り物も、通常なら贈与税を認定されることはないだろうが、行き過ぎれば贈った宝石も贈与と認定される。

何事も程度問題。

疑問点があれば、税理士または税務署にお尋ねください。

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2015年2月13日 (金)

ピケティの経済学

昨日は、午前中に事務所で12月決算法人の税務申告書の作成。

昼前後に、商工会議所青年部の四役会に出席。

午後は、事務所で確定申告の書類の作成など。

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【ピケティの経済学】

巷では、フランスの経済学者、トマ・ピケティの経済学が話題になっている。

米子市内の書店でも平積みしているのを見たが、700ページにも及ぶ原書の日本語訳版を見たとき、「(ああ、これは読み切る自信がない)」と思って、買わなかった。

しかし、幸いなことに最近、やたらとピケティの経済学を特集した経済誌が出ている。

ダイヤモンドとか東洋経済とか、また、日経新聞にもピケティの特集記事があったように思う。

それらを読んでいるうちに、概ね、ピケティの主張がわかってきた。

読まずに「わかってきた」とか書いているので、そこはあらかじめお断りをしておきます。

 

一番のポイントは、資本主義による経済格差を統計を使って立証したことだろう。

持てる者はさらに富み、持たざる者との差は開いていくという。

まあ、それはそうだろう。

だから、がんばって「持てる者」のグループに入りたいと努力する。

しかし、ピケティの主張は、「富裕層の資産に課税せよ」だった。

この点に、世間が注目している。

ただ、日本については、欧米諸国と比較して、それほど格差が開いていない。

本の中の統計でも、その点は明らかだ。(もちろん、本は読んでいませんが、解説にそう書いてあった。)

それにもかかわらず、日本で「格差」をことさら取りあげて、「ピケティはこう言ってる!」みたいな主張をするのは、どうも政治的な意図、つまり反資本主義、反アベノミクス的な要素もありそうだ。

格差を是正するために、「富裕層の資産に課税せよ」は、新聞でもよく取り上げられる。

しかし、日本では相続税をすでに55%まで増税し、所得税の課税強化も、高所得層を中心にこれからさらに進む。

どうやら、欧米と日本とでは、すでに事情が異なるようだ。

欧米の資本主義は、よくも悪くも「本物」なのだろう。

日本は、すでに社会主義的主張がだいぶ政策に反映されている。

そうなると、日本では、これ以上、富裕層から税を徴収することは、どこまで正しいのだろうか。

社会の活力を維持するために、「結果の平等」を求めても失敗してしまうのは、20世紀の歴史が教えてくれたことだろう。

 

・・・と、まあ、ピケティの原書を読まずに、偉そうなことを書くのはこれくらいにしておこう。

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2015年2月12日 (木)

ラーメン

火曜日は、朝から鳥取市内の法人を訪問して、会計監査の仕事。

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【ラーメン】

はじめて入った定食屋のメニューに、「カレーライス」、「親子丼」、「ラーメン」、「焼きめし」とあったなら、皆さまならどれを選ぶだろうか。

私なら、1.カレーライス、2.焼きめし、3.親子丼、4.ラーメン。

この順番だろう。

「カレーにハズレなし」といって、その店が、おいしいのかどうかわからないときでも、カレーなら何とかなる確率が高い。

焼きめしは、当たり外れもあるが、当たったときの喜びも大きいので2番。

親子丼の場合、外れたときのマズさを考えると3番。

ラーメンはハズレは少ないが、腹にたまらない感じがして、ごはん物を優先してチョイスすることが多い。

その理由が大きくて、あまりチョイスすることがない。

もっとも、「これはうまい」と思えるラーメンも、必ずしも多いわけでもない。

 

私の事務所の近くに、おいしくて評判のラーメン屋さんがあるのだが、この場所に引っ越して2年以上も経つのに、まだ一度も行ったことがなかった。

別に敬遠したわけではなく、上記の理由で、ごはん物の充実している近くのレストランの方によく行ってしまうだけだ。

昨日、休日出勤をしていて、ふと昼食で立ち寄ってみようと思いついた。

11時半の開店と同時に、客席のカウンターはほぼ満席だった。

さすがは人気店だ。

客のほとんどが男性だった。

『(そういえば「ラーメン好き」って、男が多いよな』、と、ふと思った。

評判の「つけ麺」を頼んでみた。

なるほど、確かに味はうまい。

当たり外れで言えば、間違いなく「当たり」だろう。

そのラーメン屋さんには、常連客も来ていたようで、入ってくるなりメニューも見ずに、「〇〇に、〇〇付けて、麺の量は大盛りで!」みたいな感じで、オーダーしている人もいて、びっくりした。

ラーメン好きの人にはかなわないと思った。

強いていえば、スープの味はとてもおいしいのだが、いかんせん濃いので、全部は飲めなかった。

人気店だけに、スープを残したらマスターに怒られるかと思ったが、そんなことはなかった。

これから、ときどきは行こうと思う。

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2015年2月10日 (火)

日本の常識と世界の常識

昨日は、午前中に今月から顧問先になった会社の経営者の方が来所され、当面の経営課題についての討議。

午後は、別の顧問先を3軒訪問。

決算に関するご報告や、源泉徴収税についてのご相談など。

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【日本の常識と世界の常識】

『「イスラム国」空爆加速へ・・・ 「地球上から一掃」』(読売新聞より)

記事によると、人質の殺害事件の後、ヨルダンはイスラム国の支配地域への空爆を「3日間で56か所」行ったそうだ。

凄まじい反撃、報復。

当然の仕打ちだと思う。

「やられたらやり返す」は世界の常識だろう。

日本だと、「報復の連鎖は避けよう」と、なんともやさしい投げかけが拡がるが、世界ではそういう常識ではなくて、徹底的にやられたらやりかえしておかないと、次なる犠牲者が味方に出てしまう。

イスラム国はさらに日本人を標的にしようとしている。

これは「報復の連鎖」とかいう話じゃなくて、一方的に日本を悪者扱いにして、一方的に殺戮を繰り返そうとしているわけで、「同胞への殺戮の連鎖」をいかに防ぐかの問題だ。

喧嘩のルールすら知らない外道どもは、先手を打って叩いておかないと、またこちら側に被害が出るということだ。

 

それにしても、イスラム国というのは、結果的にイスラムの名を汚す役割を果たしていることから、私の推測だと、純粋なイスラムではなく、「イスラム教の名を借りた外道の集団」といえる。

わかりやすく書けば、「イスラム教の名を汚すための組織」であり、欧米から人や資金が出ているという話があることを考えると、イスラムを排除したい人たちによって引き起こされた一種のトリックのような気がしてくる。

2人の日本人にナイフを突きつけていた男もイギリス人だった。

大昔から、「トロイの木馬」みたいなトリックを使って、敵方をだまし、だまされを繰り返してきた人たちのことだ。

単純に「イスラム=残虐」を世界に刷り込ませようという魂胆に乗ってはいけない。

その部分については、十分慎重でないといけない。

 

日本の国内では、「安倍首相の中東訪問がまずかった」などという、ちょっと考えられない気の使い方をする議員がいたりするから驚く。

中東支援は、日本の国益にとって重要だし、それをどのタイミングで行おうと、どっちみちイスラム国にそのタイミングを利用されただろう。

「中東支援を止めて」などと言った議員がいたのには驚き、呆れた。

民主党や共産党は、人質事件を政争に使って国会で追及しようともした。

安倍内閣の支持率が上がったことを見れば、多くの国民は賢明だということがわかるが、それにしても、日本の常識は世界の非常識。

世界情勢を無視した、国内だけしか通用しない議論は聞きたくないものだ。

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2015年2月 9日 (月)

スキーへ

金曜日は、午前中に顧問先の方が来所。

新規事業についてのご相談など。

昼に経済同友会の打ち合わせ。

午後は、公認会計士協会の研修を受講。

その後、4時過ぎにダラズFMへ行き、「金ダラDX」の経済コーナーに出演。

昨日の夕方から降り始めた雪。

今朝は、久しぶりの積雪。

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【スキーへ】

冬場にスキーをして遊んでいたのは、高校生までだった。

最後の滑ったのが、高校3年の冬で、大学、社会人を通じてスキーには行っていない。

2年前、長男が「スキーに行きたい」と言ったので、1度だけ連れて行った。

それが、実に20年ぶりのことだった。

子供はまったく初めてで、しかも幼稚園児だったので、こちらも教えるのに難儀した。

去年は全く行かず、昨日、2年ぶりに長男を連れて大山に上がってきた。

昼前から、吹雪となり、ほとんど“ホワイトアウト”の状態までになったが、その後、吹雪もやや収まり、コンディションは何とか持ってくれた。

子供には、最初、少しだけ歩く練習をさせて、その後は、私が後ろから抱えながら一緒に滑って、スキーの形を教えてやった。

どうやらこれが良かったようで、ほぼ、初心者の長男だったが、午後からはだいぶ自力で滑れるようになった。

子供の呑み込みの速さには驚いたが、最初から滑る感覚を味あわせたのが良かったのかもしれない。

自転車の乗り方を教えるときもそうだが、今、ずいぶんと合理的な教え方がわかってきている。

ネットのおかげで、いろいろと共有できるのだ。

私が子供のころは、ずいぶん苦労してスキーを覚えたように思うが、とりあえず腰を抱えてやって、いっしょに滑らせておくと、覚えるのも早いようだ。

スイスイ滑る感覚というのは、大人でも気持ちのいいもので、ましてや、大自然の白銀の中で滑るスキーの心地よさ。

昨日はほとんど下界が見えなかったが、大山ならではの日本海まで見通せたなら、もっと素晴らしかったろう。

ただし、駐車場からゲレンデまでのアクセスの悪さは基本的に解消されていない。

これはもう限界かもしれない。

帰りの槙原の駐車場までのシャトルバスは、30分に1本だったが、運悪く、ほぼ30分待った。

前の晩に思いついて、朝、ちょちょっと準備して、当たり前のように日帰りで行くわけだから、ある程度の不便は受け入れるしかない。

ぜいたくな不満は言うまい。

スキーも、子供と一緒に行けるなら、出不精の私も考え方を変えたいと思う。

20年以上のブランクを経ても、滑り方だけは覚えいているものだ。

ただし、脚力が衰えている分、ターンは苦しいが・・・。

子供がまた行きたいというのなら、また連れて行こうと思う。

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2015年2月 6日 (金)

なぜマックに行かなくなったか

昨日は、午前中に事務所で確定申告関係の仕事。

午後は、顧問先を1軒訪問して、確定申告に関するご相談。

その後、市内の会場にて、公認会計士協会の研修を受講。

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【なぜマックに行かなくなったか】

社会人になりたてのころ、マクドナルドにはときどき立ち寄った。

マックの“あの味を求めて”・・・ということではなくて、“時間を買うために”マックに立ち寄った。

当時の経営者は、伝説のカリスマ経営者だった藤田田氏だった。

藤田氏は、マックについて、「お客様に時間を売る」という表現を使っていた。

マックだと素早く昼食が取れるので、忙しいビジネスマンにはありがたかったし、何より藤田氏の投げかけるコンセプトに感心していたのもある。

藤田田氏については、若いころ、その主要な著書はほとんど読んだ。

「勝てば官軍」なんて本もおもしろかったし、「Den Fujitaの商法」シリーズもすべて読んだ。

「頭の悪い奴は損をする」、などとはっきりした物言いも好きだった。

藤田氏が面白いのは、「自分はマックを食べない」とはっきり言っていたことだった。

普通だったら、「はぁ?」と思うところだろう。

しかし、彼が著書で書いていることには、「子供のころから慣れ親しんだ味を大人になっても欲する」というようなことだった。

藤田氏が子供のころのファーストフードといえば、うどんとかそばの類で、やっぱりそういうものを今でも食べるということを本の中で書いていた。

そこで藤田氏は、子供のうちからマックを食べさせるように、子供向けのグッズやイベントと絡めて子供の口にマックの味を慣れさせようとしていた。

ある意味、恐ろしい戦術だと思った。

マックには、昔からそのミンチの肉に異物が混ざっているという話があった。

今から20年以上前、私が中学生だったか高校生だったか、あのころに米子にもマックの1号店ができて、大変はやった。

しかし、近所の人が、そのマックのハンバーガーの肉の中に、ひものようなものを発見し、それがネズミのしっぽだったとわかる。

どうやらマックはコストダウンのため、ビーフではなく、食用ネズミを混ぜているという噂が広がった。

そこでマックは、10万円の金一封をその人に渡して、口止めしたとか。

又聞きなので、本当かどうかわからないが、この手の“都市伝説”に事欠かないのがマックだったが、最近は、リアルな話として、ネットなどで拡散するようになったから、いよいよマックへの信頼性のなさが定着しはじめてきた。

ちなみに、マクドナルドは、本国では「マクダーネルズ」と発音するそうだ。

しかし、それを日本に進出したとき、藤田田氏が、「それでは日本人には受けない。日本では、3文字の奇数が発音しやすく耳に残るので『マクドナルド』とするのがよい」と譲らなかったそうだ。

そこまで考えてネーミングしていることに、当時、とても感心した。

そういうこともあって、東京に住んでいるころは、「時間を買うため」マックに立ち寄っていた。

マックの味の特徴は、あの独特のソースに含まれるスパイスにある。

あの適度なスパイシーさが、「もっと食べたい」、「また食べたい」と思わせるカギである。

しかし、それもだいぶマネされた。

どこのファーストフードも、スパイスを巧みに使うようになった。

マックに代わるファーストフードがたくさんある今、あえてマックを選ぶ必要がなくなったということだろうか。

私は、マックが絶好調のころの前社長の時代、ほどんと粉飾決算に近い形で売上をかさ上げしていることを知って、この会社に対する信用をなくしていた。

地方の直営店の土地を売却して、それが何故か「売上」にしてあったそうだ。

藤田氏が築いた含み益を、こんなインチキな形で、「増収増益」とかやってきた会社だから、いつか転落するのは間違いないとは思っていた。

その経営者が今は、子供向けの通信教育の社長だから、あの会社大丈夫だろうかと、心配になる。

藤田氏が生きていたら、今の体たらくをどう見ているだろうか。

マクドナルド 客離れ止まらず」(日経新聞より)

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2015年2月 5日 (木)

メタンハイドレートのこと

昨日は、午前中に顧問先を訪問して、経理処理に関するご相談。

午後は、公認会計士協会主催の研修に出席。

終わってから、顧問先を訪問して、決算に関するご報告。

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【メタンハイドレートのこと】

先日、鳥取県庁で、鳥取沖に大量に埋蔵していると思われるメタンハイドレートについての意見交換会があったそうだ。

明治大学と鳥取県が協力して、27年度には調査に着手するということで、予算が上程されていた。

メタンハイドレートの可能性とこれが実用化される前提条件については、これまで何度も書いてきたので、もう書かないぞと思っていたが、最近になってこのブログを読まれた方もいらっしゃるので、改めて書く。

結論からいえば、日本海の天然ガス資源は、政府が本気で開発しようと思えば、今すぐにでもできる。

しかし、それはまだしない。

なぜか?

国策として、まず、世界各国の資源を開発した方が、国益にかなうからだ。

以下は、参考事例。

三井物産のサイトからリンクを貼っておく。

ブラジル沖合プレソルト層下油田カリオカ鉱区向け超大水深対応FPSO傭船事業を三井海洋開発、三井物産、商船三井及び丸紅の4社で推進

長いタイトルだが、途中に「超大水深対応」とあるのに注目していただきたい。

三井海洋開発の資源開発能力を使えば、リオデジャネイロ沖から300キロほど先の海底からさらに5000m下までボーリングして、その層から、石油やガスを取り出すことができる

すごいことやっているが、これが日本の資源開発力の一端だ。

たかだか、日本海の浅瀬で資源開発ができないわけがない。

考えてみれば当たり前のことだが、メタンハイドレートというガスが氷のように固まった物体があるということは、そこからさらに下を掘削すれば、まだ気化状態の天然ガスがあるはずだ。

メタンハイドレートの層は無視して、その下をさらに掘ればいいだけの話だし、日本にはその技術力はすでにある。

なにせ地球の裏側では、海底からさらに5000m下まで掘っているのだ。

また、日本の国土でも、関東から新潟にかけての地域(関東ローム層)には、確実に天然ガスの層がある。

茂原市では、地底からあふれるガスを一部実用化しているそうだし、何年か前のことだが、東京・渋谷のエステサロンが天然ガスの処理を怠って爆発した。

新潟では掘削中のトンネルの構内で、これまた天然ガスの処理を誤って爆発事故が起きた。

日本の領土、領海の下には確実に資源が眠っているが、それを本格的にはまだ開発しない。

一番の理由は、アメリカの資源メジャーへの気遣いだろう。

ロックフェラー財閥に代表されるオイルメジャーは、今もって世界で強い政治力と経済力を誇る。

日本は第二次世界大戦で石油資源をめぐって戦争に追い込まれ、コテンパンにやられた反省もあり、ここに一番気を遣う。

もしも日本が資源メジャーから資源を買わなくなったら、それだけで、大変な外交的圧力がかかるのは間違いない。

いまでも、日本の左翼を使って原発再稼働の反対を起こされているが、年間3兆円ものLNGの調達コストが国外流出している

それでも、日本は自国の資源に手を付けない。

しかし、日本はそうした事情を巧みに逆手にとっている。

外国の資源を開発して、その国からガスや石油を買ってやれば、相手国にはキャッシュが入る。

その与えたキャッシュで、今度は日本の自動車などの工業製品を売りまくれば、その地域から付加価値をつけて資金を回収できる。

ブラジルの資源を開発して、ブラジルから石油やガスを買ってやれば、ブラジルはその資金で日本の車などを買ってくれる。

これが「技術立国・日本」繁栄のビジネスモデルであり、日本の領土、領海内の資源開発は後回しだ。

国内の繁栄と海外の繁栄のバランスを見ている。

だから、メタンハイドレートの開発なんてのは、時間稼ぎにすぎない。

「実用化まで10年かかる」とか、平気で言う。

その気になれば、明日からでも開発に取り掛かるだけの技術力と資金力はあるが、政治力がない。

「資源の無い国 ニッポン」は、日本人を勤勉にするためのキャッチフレーズであり、「知恵を絞って、加工貿易」、「技術立国」というのが、日本の経済成長を支えてきたテーゼだ。

このテーゼはまだまだ続く。

もちろん、私はそれでいいと思っているし、日本の経産省も総合商社も正しい戦略をとっていると思っている。

他にも、理由があるとすれば、「資源は一応あるぞ」ということも見せかけておかないと、資源価格の交渉で足もとを見られる。

だから、自国の資源を開発するポーズだけは取っておかないといけない。

これがメタンハイドレートの実態。

資源開発は、経済と技術と政治・外交が複雑に絡む分野。

政治がわからなければ、経済もわからないという、格好の事例かもしれない。

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2015年2月 4日 (水)

円安効果

昨日は、午前中に顧問先の方が来所され、経理処理についてのご相談など。

昼に経済同友会の例会があり、出席。

午後は、別の顧問先を訪問して、新規事業についてのご相談など。

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【円安効果】

NYの原油の先物相場は、4日続伸。

昨日の日経平均は下落したが、石油関連株は上昇していた。

そろそろ原油価格も底打ちだろうか。

米子市内のスタンドには、レギュラーガソリンでリッター129円が出るなど、価格下落が続いている。

ここまで下がってくると、さすがに割安感があって、燃費を気にせずにアクセルが吹かせる。

しかし、市内の景気は今一つな感じがする。

どうも、アベノミクスの第二の矢、つまり公共投資が昨年後半から滞っているようで、昨年の4月の増税以来、当地の景気は何となく悪い感じが続いている。

消費税を10%に増税できなかった反撃・・・、いや、影響が出ているのかもしれない。

そんな中、一昨日、自動車部品大手のNOKが、鳥取県の南部町の工場を拡充するというニュースは、明るいニュースだった。

南部町の工場を拡充 NOKが県と町と協定締結」(日本海新聞より)

今年の日本経済の注目点の一つは、「円安効果によって中国の工場が日本に回帰するかどうか」という点だと、年初のブログで書いた。

日本海新聞の記事にある通り、中国での生産は、人件費の高騰により採算が悪化している。

より正確に記事を私が補足するならば、ドルにペッグ(固定)している「元」が、今、1元=20円ほどの「元高」になっており、人件費の高騰に「元高」が重なって中国からの輸出採算が急速に悪化しているのだ。

はっきりいって、日本企業の中国工場は、大変な状況に陥っていることが推測される。

だから、日本企業の多くが中国から工場を撤退したがっている。

この10年、中国への工場の進出が相次いだときは、1元=12~3円が相場だったから、それを考えると、1元=20円はかなりのコストアップだ。

これから先も、日本に回帰する工場が断続的に増えていくだろう。

その先鞭をつけるようなニュースが、南部町の工場の拡充である。

これからは一変して、国内の「人手不足」が問題になる。

すでに一部の業種では、現実の問題として人出不足が問題になっている。

賃金は少しずつ上がっていくことになるのだろう。

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2015年2月 3日 (火)

メモリースティック

昨日は、県の監査委員の仕事で鳥取県庁へ。

終わってから、鳥取市内のお客様の会社を1軒訪問。

当面の経営課題などについて討議。

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【メモリースティック】

便利に使っているメモリースティックだが、いつ何どき壊れるかわからないということは肝に銘じていはいるつもりだ。

しかし、先日、家で作ったファイルを翌朝、仕事場に持っていこうと使ったメモリースティックが、動かなくなってしまった。

初期化するのもうまく行かず、たぶん廃棄するしかない。

何が悪かったかわからないが、たまにこういうことが起きる。

中にあったファイルは、改めて自宅のパソコンから取り出して事なきを得たが、よくよく気を付けたいところだ。

こういう周辺機器は、年々、スペックが上がっていき、また、値下がりもしているので、必要と思ってつい買ってしまうのだが、どうも品質にムラがあるように思う。

快適に動くものばかりでなく、読み込みが著しく遅いものもあった。

この度、動かなくなったのは東芝製だが、もはや日本で作っていないのはわかってはいるが、そこは一応、東芝だろうと思って使っていたが、案外、早くダメになってしまった。

結果的にではあるが、私が使用するメモリースティックの中では、バッファロー製が一番頑丈ではないかと思われる。

これが偶然なのかよくわからないが、バッファロー製については、ずいぶんと古いもの(10年くらい前のものだろうか、64MBなんて、今となってはちっぽけな容量のもの)も、まだ現役で使っている。

相性なのか、ラッキーなだけなのか、それはよくわからないが、いずれにしても「調子がいい」からと過信しないで、バックアップを二重に行うなど、注意して使うようにしたいものだ。

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2015年2月 2日 (月)

米子電器屋戦争

金曜日は、午前中に顧問先を訪問して、決算に関する打ち合わせなど。

午後は、事務所で12月決算法人の税務申告書の作成など。

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【米子電器屋戦争】

米子の道路で問題があると思うことの一つに、主要道に必ずしも中央分離帯が無いということがある。

だから、交通量の多い国道であっても、普通に道路の真ん中で右折待ちをする車両が現れ、付近の通行が滞る原因となる。

特に国道9号線の西福原あたり、つまり山陰放送の前の通りあたりは、これが多くて、一部は右折を禁止する箇所もあるが、周辺の店舗へはそれが禁じられていないので、しばしば右折待ちの車両にひっかかってしまう。

その米子で最も渋滞の激しい道路沿いに、なんとヤマダ電機が移転した。

多くの米子市民が移転前から、「ここにヤマダ電機が出来るの??」と、渋滞のさらなる激化を懸念した。

週末は開店セールでにぎわっていたようだが、私はまだ行っていない。

どうやら、皆生方面から行く場合は、自主的に右折を禁止して、ぐるっと大きく迂回して反対側から来るようにと、広告にも指図があった。

しかし、これは、事実上、皆生方面からは「来るな」と言われているに等しい措置だ。

なぜなら、その迂回する、すぐ先にエディオンがある。

よっぽどヤマダ電機に行く用事がなければ、買い物はエディオンで済ませてしまうだろう。

エディオンのことを、未だに「デオデオ」と言い間違えてしまうが(苦笑)、ヤマダ電機にはなみなみならぬ対抗措置をうち、週末のヤマダ電機の開店セールに、“対抗セール”をぶつけてきた。

もともと店員の対応には定評があったエディオン。

価格の安さが取り柄のヤマダ電機に対して、今回、価格面でも対抗してきた。

いや、実は以前から価格のことを店員に相談すれば十分に対抗してくれていた。

だからもともと、皆生方面から行く私にとって、ヤマダ電機に行く理由がなくなってしまっていた。

ある方から聞いた話だが、なぜヤマダ電機があの場所へ移転することになったのか?

一つには、売り場が手狭になったということがあるが、大きな理由として、米子の旧市街地から旗ヶ崎、弓浜内浜方面のお客さんを取り込みたいという目的があったとか。

つまり、米子の西半分というか、産業道路から西側の住民は、エディオンのある産業道路を超えて国道431号沿いにあったヤマダ電機まで買い物に行かないのだとか。

それで、ヤマダ電機としては、錦町から旗ヶ崎方面以西の住民を取り込むため、あの場所に移転したらしい。

しかし、そうなると今度は逆に皆生方面からはとても行きづらくなった。

移転は吉と出るかどうか。

米子の電器屋戦争は続く。

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