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2013年11月11日 (月)

新宿散歩

金曜日は、県の監査委員の仕事で、東京へ出張。

全都道府県監査委員協議会の総会に出席。

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【新宿散歩】

土曜日、出張から帰る前、朝、少し時間ができたので、ふと思い立って新宿から大久保界隈を歩いてみることにした。

このあたりは、私が11年前まで住んでいた地域だが、昔に住んでいた場所を、ふと訪ねたくなるのはなぜだろう。

変わっていないことを確かめに行くのか、それとも、変わってしまったことを見て昔を懐かしみに行くのか。

なんでだろうかと考えながら、11年ぶりに昔の住まいを訪ねてみた。

私の住んでいたアパートは、丸の内線の西新宿の駅から徒歩10分。

JRの大久保駅から徒歩10分という場所だった。

とりあえず、大久保駅で降りて、かつての自宅へ向かってみた。

大久保駅近辺は、ところどころ、新しい建物があったものの、あまり大きな変化はなかったように感じた。

むしろ、古いものがさらに古くなっているような、そんな感じさえもあった。

しかし、自宅のあった場所から、今度は西新宿の駅に向かうと、そこには大きな通りができて、巨大なビルが建ち、風景は一変していた。

青梅街道沿いの成子坂から北側に入った地域には、神社があったり、古い家々が立ち並ぶ場所だったが、私が住んでいるころ、バブル崩壊後の後遺症で、敷地が歯抜けになり、至るところに駐車場が出来たりして、ちょっと暗い雰囲気の場所でもあった。

そこに再開発が入ったのだろう。

新宿税務署から成子坂下に向けて大きな通りができ、ビルが建ち、昔の風景は一変していた。

きれいな植栽のある通りと、ビルのある風景は、“新しい東京”そのものの風景だったが、そこから裏に回ると、当時の面影や多少なりとも残っていた。

Nec_0111(写真:西新宿のビル群から、一歩入ると下町風の住宅街)

 

1992年に高校を卒業して上京したとき、私にとっての東京のシンボルは、西新宿にある新宿副都心のビル群だった。

周りのビル群から、文字通り、群を抜いて高いビルが立ち並ぶ新宿副都心こそが、私にとっての東京の象徴的風景だった。

この風景の見える場所に引っ越したいと思い、社会人になって間もなく見つけたのが西新宿のアパートだった。

ベランダから新宿副都心が間近に見え、近くには神田川が流れ、絶好のジョギングコースとなっていて、住みやすい場所だった。

私が東京を離れてから、汐留などの湾岸エリアに高層ビル群が立ち並び、東京の象徴的な風景は変わったのかもしれない。

しかし、自分にとっての東京の原風景は新宿界隈であり、それは変わらないのだろう。

新しいものと古いものが同居する東京という街は、つくづく面白いと思うし、行くたびに何らかの刺激を与えてくれる。

ちょっとした気分転換になった新宿界隈の束の間の散歩だった。

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コメント

本当に東京は、魅力的な都市だ。1人という自由を堪能できる。孤独とは、村八分になることである。農村で変な事件が多いのもそのためだと思う。

投稿: 会社員 | 2013年11月12日 (火) 13時02分

>会社員さま

その通りで、たくさん人がいても一人という自由を得ることができます。
まず、誰に会うこともありません。
それは大都会の魅力の一つなのだと思います。


投稿: 伊木 隆司 | 2013年11月12日 (火) 15時14分

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