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2013年9月10日 (火)

短期的なリスク

昨日は、県の監査委員の仕事で、朝から鳥取県庁へ。

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【短期的なリスクは何か】

昨日の東京株式市場は、予想通り、五輪関連銘柄が上昇した。

上昇幅が大きかったのは、大手ゼネコンだったが、首都高速などのインフラ整備が進むことや、高層マンションの建築がさらに進むであろうことを考えれば、当然の反応だと思う。

他に、鉄道、不動産、マスコミ、広告代理店なども上げ幅が大きかった。

しかし、私は昨日の上昇で、保有株のうち、五輪関連銘柄の一部については、一旦、手じまいの売りを出した。

「良いニュースで売り、悪いニュースで買う」というのが、相場にはある。

良いニュースが出てから買っては、高値をつかまされる可能性がある。

思い出されるのは、BRICsの一角であるブラジル。

サッカーのW杯やオリンピックが開催される決まってから、さらに株価が上昇したが、しかし、それはすでに売り時を迎えていた。

むしろ、その後の急降下で、BRICs関連の投信を買っていた人の中には、結局、損失を抱えることになった人も少なくない。

五輪の盛り上がりは、2020年の開催日が最高潮だろうが、株式市場の盛り上がりの最高潮は、そのずっと前であることを認識しておきたいところだ。

私が「五輪関連銘柄」についてブログを書いたのが7月4日付のことだ。

それまで有利と言われていたイスタンブールが、6月下旬、反政府デモに見舞われ、急に「東京有利」の観測が出たころだった。

自分の中では、できるだけ「賭け事」のようにならないように、仮に東京が外れても問題ない銘柄をチョイスしたつもりだった。

 

しかし、やがて本当の買い時が来るだろう。

当面のリスクとしては、なんといってもアメリカだ。

一つには、再び「財政の崖」が問題になりそうなことだ。

シリアに踏み込めないのも、このまま行くと、また財政破綻問題が起きそうだからだ。

「議会の支持がない」、「世論の支持がない」などと、都合の良いときだけ「民主主義」を口実にするが、大統領の命令一つで動ける仕組みを持っているアメリカのことだ。

次、戦争やったら財政が破たんするので、世論を利用して自制している。

財政問題をアメリカ政府がどうクリアしていくかが注目される。

そして、二つ目は、量的緩和策の第三弾(QE3)の終りの正式発表。

5月にFRBのバーナンキが「もうやめようかな」とほのめかしたことで、一旦、暴落が起きた。

その後、株式市場は、日本もNYも、これを意識しながら、一進一退を繰り返してきた。

ある程度、QE3の終りに対する警戒は、株価に織り込まれた可能性があるが、本当に終りとなると、やはりショックを想定しておく必要がある。

しかし、仮にショックが起きれば、こうしたタイミングが次の買い場となると思っている。

「悪いニュースで買う」のは、一つのテクニックであり、リスクを低減させる手段になる。

今朝のNYは、上昇して終わっていたが、これからの先、1~2か月の間のNYの株価上昇は次なるリスクの芽だと思うようにしないといけない。

何より注意したいのは、すでにQE3の終了がいろいろなニュースで出始めている。

これ想定した断続的な下げ圧力にも注意したい。

東京オリンピックがバブルを呼ぶことはある程度間違いないとして、それを味わうには、ゆっくりとタイミングを見計らう余裕が欲しいところだ。

自戒の念を込めて、そのように書いておこう。

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