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2013年9月 9日 (月)

フレフレ(2020)ニッポン 東京オリンピック

金曜日は、事務所で7月決算法人の税務申告書の作成。

午後は、顧問先を訪問。

当面の経営課題についての話し合いなど。

4時過ぎに、ダラズFMにて、「金ダラDX」の経済コーナーに出演。

またしても告知を忘れておりました。

失礼しました。

毎月、第一金曜日の放送の、だいたい4時15分ごろから10分ほどのコーナーです。

次回は、10月4日(金)の予定です。

忘れないように、告知したいと思いますがいかに・・・(苦笑)。

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【フレフレ(2020)ニッポン 東京オリンピック】

2020年の東京オリンピックが決まった。

東京はすごいことになりそうだ。

その余波で日本全体が盛り上がればと期待する。

 

高校時代、日本史の参考書に、「ひとくろうし(1964)て、東京オリンピック」という、語呂合わせがあった。

1964年の東京オリンピックのときにまだ生まれていなかった私は、その語呂合わせで、当時の日本人が戦後復興のさなかに、開催に向けいろいろ奮闘したことを想像したものだった。

2020年の東京オリンピック開催が決定した。

私が考えた語呂合わせは、「フレフレ(2020)ニッポン 東京オリンピック」。

きっと、50年後くらいの日本史の参考書に載るだろう(笑)。

「2」を「ふ」と読んでくれるかが、ちょっと心配だが・・・、教科書に載せるには良いフレーズだろう。

 

最後のプレゼンのVTRをテレビで見たが、一番最初の高円宮久子様の世界への感謝のスピーチ。

日本の奥ゆかしい皇族のスピーチは、スペインのように国王が直接、誘致を働き掛けるものと違い、本当の意味で効いたのではないか。

それから、パラリンピックの佐藤選手のプレゼンもとてもよかった。

安倍首相が、福島の汚染水問題について、懸念をシャットアウトするプレゼンを行ったのも良かった。

今回ほど、“汚れたマネー”の威力が効かなかった誘致活動はないだろう。

一度もドーピング違反がないなど、オリンピック精神を、世界で最もよく引き継ぐ日本のクリーンな戦術が効いたのだと思われる。

 

1964年の東京オリンピックは、日本の戦後復興の象徴になった。

これを前後して、新幹線の開業や東名高速などのインフラ整備が加速した。

当時は、IMFや世界銀行などにお金を借りて、これらの費用をまかなった。

現代の日本は、国内に退蔵する巨万の富を掘り起こすだけで、十分にその費用を捻出することが可能だ。

国内向けには、「財政が厳しい」といっておいて、海外向けには「財政力に自信がある」などと、使い分けているのには苦笑いするしかない。

しかし、この退蔵した資金をいかに有効に使うかが、「失われた20年」脱却の最大の課題だったわけだが、五輪開催がそのきっかけになるだろう。

50年前に整備した国内のインフラは、徐々に耐用年数を超えようとしている。

これまでも、修繕しながら使ってきたが、これについても大規模な見直しのきっかけにもなると思われる。

都内のホテルはこれから建設ラッシュだというし、不動産市況も上向くのは間違いない。

オリンピック開催時は、当然、都内のホテルが満室になるから、「いっそのことセカンドハウスにマンションでも買っておこうか」、などと考えるお金持ちがたくさんいるはずだ。

今買っておいて、五輪開催前に売却を掛ける、なんていうシナリオも思いついたが、いかに・・・。

一種のバブルに乗っていくということで、その例え話として捉えていただければと思う。

一方で、東京に集中しすぎる投資をいかに日本全土に振り分けていくかも課題になる。

そこへは、「日本海国土軸構想」などが、現実味を帯びる可能性を指摘しておきたい。

これまで、このブログで「失われた20年」の脱却となる動きをいろいろ示してきて、「実りの10年を」と書いてきた。

このブログのサブタイトルにもなっている。

五輪開催は、これに決定的な流れを作るだろう。

日本の経済はこれから間違いなく上向きに変わっていくと思う。

その流れにしっかりと乗っていきたいと思う。

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コメント

興です。この問題、昨日友達とも議論しましたが、私自身は今回の東京オリンピック決定が直ぐに株価にポジティブに働くとは思っていません。実際、今日もビックニュースが舞い込んできた割には、株価の上昇は前場を見る限り、さほどではありませんね。

ただ、友達に言わせれば、北京オリンピックの場合も、開催が決まった時は株価はあまり動かず、中国株が本格上昇したのは開催2~3年前なのだそうです。つまり、実体経済への波及が確実になりつつある状況を見て、株価が動いたそうです。

開催前2~3年となると、安倍政権であるかどうかも分からないし、アベノミクスが続いているかも分からないし、もしかすると自民党政権ではないかもしれません。でも、せっかくビックニュースが舞い込んできたのですから、マーケットの動きは注視しておく必要がありそうですね。

投稿: 興 | 2013年9月 9日 (月) 12時29分

ラジオは生放送なのですか?
休みを取ってでも見に行きたいものです。
その後、賑やかになった駅前あたりで一席なども。

オリンピックの件、こちらのブログでどう扱われるのか楽しみにしていました。
私のほうが少し年上になりますが、冬ではないオリンピックの母国開催を知らない世代の我々としては、やはり体験から今回のインパクトを推し量ることは難しいですね。
果たしてどうなることやら。
いずれにしても、この波に乗らない手はないですね。

投稿: 【uz】 | 2013年9月 9日 (月) 12時32分

>興さま

株よりも東京都心の不動産に、確実性があると思っています。
特に、会場の中心となる有明付近は当然ですが、リニアの駅ができる予定の品川近辺も、不動産価格の上昇は確実です。

五輪バブルは、都内の土地について、ほぼ間違いないと思っています。

株については、短期的にはアメリカ財政問題が重しとなると思います。
土曜日発表の雇用統計も、あまりよくありませんでした。
こうした問題をクリアしていかないと、本格上昇の前に、暴落すらあると注意しています。

投稿: 伊木 隆司 | 2013年9月 9日 (月) 18時11分

>【uz】さま

ラジオは生放送です。
10分ほどですので、お休みをとってまでは、どうでしょうか。それは恐縮ですね。

五輪バブルは必ず来ます。
どの程度かわかりませんが、今、日本に退蔵している資金が動き出せば、特に都心の不動産についてはかなりのバブルができるのではないかと思っています。

また、機会を見て、書けることがあれば、書きたいと思います。

投稿: 伊木 隆司 | 2013年9月 9日 (月) 18時15分

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