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2013年8月 6日 (火)

実りの10年はいかに実現しつつあるか

昨日は、事務所で6月決算法人の税務申告書の作成や、諸々の調査事案の片づけなど。

午後にご来客が2件。

新規開業に関するご相談など。

夜は、経済同友会の会合で、日本銀行松江支店の木村支店長の講演を拝聴した。

山陰の経済は、公共事業と観光(出雲遷宮)が引っ張っていることをデータで確認できた。

おそらく、景気回復実感は、徐々に出てくるのだろう。

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【実りの10年はいかに実現しつつあるか】

このブログのサブタイトルを、「実りの10年をつかもう!」と変えたのは、2年ほど前のことだった。

実りの10年(平成23年6月16日付のブログ参照)」

当時のブログに、「このブログの読者の皆様と一緒に実りの10年を手に入れる」ことと、何とも生意気な目標を書き込んでいる。

ただ、自分だけ豊かになってもつまらないというのは本音だ。

2年前のあのころ、私はすでに日本経済が十分な余力をつけていたことを見抜いていた。

だから、「実りの10年をつかむ」という意気込みは、決して間違っていなかったと思う。

遅かれ早かれ、日本経済に夜明けが来ることを予測していたが、ここへ来て、ようやくその夜明けが見えかけているのではないだろうか。

昨晩の、日本銀行松江支店長のご講演でも、山陰経済が公共事業に引っ張られる形で、徐々に景況感が良くなっている様子がデータで見て取れた。

今年に関しては、出雲大社の60年に一度の遷宮もあり、近隣の温泉地は宿泊客が激増していると聞く。

もちろん、この皆生温泉も、その余波を受け、宿泊が好調であると聞く。

こうした上向きの調子が、どこまで持続するかはわからない。

アベノミクスとて、政策には賞味期限がある。

しかし、どういう切り口であろうと、こうした恩恵は積極的に取りに行かないと、一生、回っては来ない。

私は、たまたま「投資」という切り口で攻めていたわけだが、「実りの10年をつかもう」と書いて2年が経ち、すでにこの状況が生まれた。

10年スパンで考えている私にとっては、「まだ2年」である。

世界は、新興国から、日本・アメリカへ回帰しており、再び日本の景気回復が世界の投資家から注目される時代が到来した。

そういったことは、日本に住む私たちが、一番よく知らないといけないはずなのに、実際には「灯台もと暗し」で、日本にいると、様々な情報がありすぎて、実態がつかみづらい。

しかし、気付かぬうちに、バブル崩壊の後遺症は癒え、再び日本が復活しつつある。

資本主義は、先回りして動いた人が勝つ。

実りの10年は、着実に到来してきている。

だからこそ、こうした変化には、敏感でありたいものだ。

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コメント

興です。伊木さんは今後 趨勢的に日本経済は良くなり、相場も上がると見ておられるのですね。しかし、私は どうも今のアベノミクスの考え方にはついて行けないです。「アホノミクス」とまでは言いませんが、この政策は失敗するだろうと思っています。従って、相場も今後は更に調整する可能性が高いと見ています。

予想された事とは言え、株価の上昇に比べて、実体経済は良くなっていないですよね。原発を止めているのに、政策的に円安にしたのだから、貿易収支が赤字になるに決まっています。それに、銀行貸出も増えていません。いくら景気を良くしようとして、日銀券をどんどん刷って、ベースマネーを増やしても、銀行貸出が増えなければ、マネーサプライは増えません。従って、景気も良くなりません。財務省は消費税を増税すべく、景気の底上げを図りたい訳で、行政指導で銀行に貸出を増やすように指示しているようですが、それでも貸出は増えないと聞いています。にも拘わらず、更に ここから消費税を増税したら、どうなるでしょうか?

私は前任の白川総裁を評価しており、日本は円高・デフレの方が良かったと思っています。しかし、それだと株価が上がらないので、選挙に勝てないから、政治家が困る。アベノミクスは所詮、安倍政権が参議院選挙に勝つ為の政策だったと思っています。

でも、安倍政権は総選挙に勝ち、そして参議院選挙にも勝ったものの、これから どうするつもりなのでしょうか?。おそらく憲法改正は出来ません。それに、原発やTPPと言った難題を抱えています。私は、原発に関しては、そのうち安倍政権の手に負えなくなり、放り出すのではないかと心配しています。それは福島原発の現状を見れば分かります。福島原発は国難であるにも拘わらず、国は責任を取りたくないものだから、全て東電に押し付けています。福島原発は既に絶望的と言って良い状況だと思います。私は先行きを楽観的に見る事は出来ないです。少なくとも現状では・・・

投稿: 興 | 2013年8月 6日 (火) 13時32分

>興さま

確かに政策には終わりがありますので、アベノミクスにも賞味期限というのはあると思います。
「良い予測」と「悪い予測」の両方を見ておかないといけないのは、投資家として必要な注意だと思っています。

ただ、一連の円安政策と米国回帰の動きもあり、4-6月期の上場企業の決算は、とても好調です。
日本の技術力が、いろいろなところで業績につながっていることがわかります。

また、地方についても、公共事業が地域の景気を牽引し始めています。

不安な状況と、期待して動いていく状況と、両方を見つつ、明らかに数年前とは違う流れが出始めているので、これを見逃さないようにしたいと思っています。

投稿: 伊木 隆司 | 2013年8月 6日 (火) 18時35分

投資家としての未来軸視点と現在軸視点、期待軸視点と現実軸視点、これらが違うだけで捉え方が違って当然だと思います。

必要最低限いや充分なインフラが整備されている我が国、今後益々進む高齢化社会、景気回復は大事だが、どの程度まで望むのか・・・が大切なのだと思います。

投稿: 会社員 | 2013年8月 7日 (水) 06時32分

>会社員さま

さまざまな軸で物を見ておかないといけないのですが、投資家の場合、悲観の中にある楽観の要素をいかに見抜くかが大切だと思っています。

投稿: 伊木 隆司 | 2013年8月 8日 (木) 08時34分

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