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2013年5月29日 (水)

少子化対策?

昨日は、午前中に3月決算法人の税務申告書の作成。

昼から内外情勢調査会の講演に出席。

講師は、ジャーナリストの江川紹子氏。

最近の社会問題や、かつて取材をしてこられたオウム事件について、お話をされた。

その後、顧問先の株主総会に出席。

事務所に戻って3月決算法人の税務申告書の作成。

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【少子化対策?】

今、国も地方自治体も、人口の減少に歯止めをかけるため、少子化対策をやっている。

そして、そのような策は、効果がまだ出ていないながらも、ちゃんとやっているのだろうと、みんなが思っている。

しかし、私の見方は、「いまだに日本では、人口抑制策が続いている」というものだ。

まさかと思うかもしれないが、事実だろう。

私の目はごまかせない。

保育所の整備を進めて待機児童を減らしたり、不妊治療へ助成したりして、表向きは少子化対策をやっているように見えるが、それ以上に、人口抑制策が効いているので、子供の数は一向に増えていない。

世界を見渡せば、アジアやアフリカ諸国は、いまだに人口爆発の途上にあり、様々な手段で人口抑制に動いている。

アフリカでは、部族にそれぞれ武器を与え、部族間の抗争をヒートアップさせることで、人口抑制を図ったりしているし、疫病や感染症のいくつかは、おそらく人口的に作られたウィルスの可能性もあり、例えば、エイズもその一つだと言われていて、少なからぬ人々が命を落としている。

中国が「一人っ子政策」をしているのは、あまりにも有名だが、先進国でない国々の人口抑制策は、人権意識が遅れていることもあって、かなり過激なものが多い。

日本政府は、昭和48年に第二次ベビーブームのピークを迎えるころから、明らかに人口抑制策に走っている。

昭和48年は、私が産まれた年だが、小学校に上がったときは、1クラス45人で、「これ以上増えると教室が足りなくなる」などと、大人たちが騒いでいたのを覚えている。

人口が増えると、食糧が足りなくなるし、公共施設も手狭になって、公費の増加が抑えられなくなる。

だから、為政者は常に、人口動態に気を遣うのが、古今東西、普通にある話なのだろう。

(江戸時代は、間引きがあったというし。)

日本やヨーロッパなどの先進国で、代表的な人口抑制策が、女性解放運動の悪用だろう。

当初は、婦人の参政権を認めてもらう程度の運動だったのが、今や、「女性の社会進出」とかかっこいいこと言って、その実、女性たちから、子供を産み育てる時間を物理的に減らすことを推進している。

「敵国の勢力を落とそうと思えば、敵国に子供が生まれにくい社会をつくってやればいい。」

これは、私が以前に読んだインテリジェンスに関する本に書いてあったことだ。

その具体的手法が、1970年代に流行ったウーマンリブズ(女性解放運動)だという。

女性を「社会進出」という前向きな言葉で、職場に張り付けて、物理的に、子供を産み育てる時間を奪う。

ウーマンリブズを裏で操った人間たちは、それを考えていたと言われる。

結果として、思惑通り、カトリックの強い国、例えばフランス、イタリア、スペインでは見事に少子化になった(フランスはそこから対策に打って出たが・・・)。

つまり、ウーマンリブズを操った人間というのは、カトリックと敵対する勢力だったわけだ(概ね、想像がつくが・・・)。

いや、これを書きながら、ふと思ったが、もしかしたらカトリックが主導して、人口抑制に動いていたのかもしれない。

いずれにしても、本当の少子化対策は、まさにこの逆でなければならない。

つまり、女性に子供を産み育てる時間をいかに確保してやるかを考えるのが本当の少子化対策で、保育所の整備などは、その代替的手段でしかなく、副次的なものだ。

今の日本では、「女性もキャリアを積むべきだ」と、女性の生き方に口出ししようが、それがキャリアを進めることであれば決して人権問題にはならないが、「若い女性は、子供を産むことを考えるべきだ」と言うと、アッという間に人権問題になる。

そういう風潮を放置している限り、日本には強烈な人口抑制策がいまだに効いていると見ることが、社会情勢の分析の第一歩だ。

人口動態についても、2050年に1億人を切って、やがて8000万人まで減るといっているが、これがおそらく、裏の「政府目標」なのだろうと私は見ている。

要するに、日本の人口は8000万人程度がちょうどいいと思っている偉い人たちがいるということだ。

日本はいまだ人口抑制策に走っている証拠は、ほかにもある。

具体的な話は、またの機会にしたい。

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