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2012年4月10日 (火)

自己実現? キャリアアップ?

昨日は、会計監査の仕事で朝から鳥取市内の法人へ。

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【自己実現? キャリアアップ?】

仕事というのは、常に大変なものだと思う。

しかし、振り返ってみて、たとえば5年前の仕事を今の自分がするのなら、それは楽だと思う。

新しい仕事に立ち向かっているとき、新たな困難に立ち向かっているとき、日々新たなことに直面するから、常に忙しく感じ、大変に感じてしまうものだ。

だからといって、いちいち「大変だ」、「ああ忙しい」などと言っていたら、本当に大変で忙しくなってしまう。

大変で忙しい状況は、具体的に打開していかないと、口に出してつぶやくだけでは解消しない。

もっと効率よくやる方法を考えたり、仕事の納期を調整したり、お付き合いの数を減らすなど、具体的なアクションによってのみ、問題は解決される。

 

今朝の日経新聞を読んでいて、最近の若い世代は学校で就職を「自己実現」や「キャリアアップ」の機会だと教えられて社会に出てくると書いてあった。

しかし、現実はそんな理想的な社会人人生を送れるひとはごくわずか。

多くの若い社員は、ひたすら先輩が振ってくる雑用をこなし、こき使われるだけの存在。

自己実現やキャリアアップからは程遠い状況が3年くらいは平気で続く。

そんな状況から少しずつ仕事を覚え、要領よく進める方法を身に着け、職場でのコミュニケーションが身についてくる。

長い仕事人生で必要な技量を最初の下積みで習得できるわけだが、その途中で「自己実現できない職場」、「キャリアアップが図れない職場」と、やめてしまえば、また1から下積みになる。

キャリアアップというのは、実に泥臭いもので、仕事は「自己実現」ではなく生活の基盤を作るものという基本的な自覚がないと、若い人たちの気持ちがもたない。

これは若者の責任ではなく、過度に夢や理想を売りすぎる教育の問題だと思う。

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