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2012年4月 6日 (金)

はなむけの言葉

昨日は、会計監査の仕事で鳥取市内の法人へ。

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【はなむけの言葉】

4月に入り、いろいろな企業や組織で新入社員の入社式が行われたことと思う。

そのいくつかについて、報道でも知るところとなったが、社長さんが新入社員に述べた訓示の内容はそれぞれにおもしろい。

私がかつて監査法人に入社したときに、そのトップからいただいた訓示というのは、残念ながら記憶に残っていないが、その前に、わが師匠である川北博先生からいただいた言葉は、ずっと心に刻んで仕事をしてきた。

師匠は、「若い人には二つのタイプがある」といわれた。

一つは、与えられた仕事をすべて不満に変える人。

もう一つは、その反対で、与えられた仕事をすべてチャンスだと思って取り組む人。

「伊木君、あなたは後者になりなさい」。

そう、師匠に教えられた。

職場に入って、確かに2つのタイプの同僚たちがいた。

「すべて不満に変える人」というのは、周りも巻き込むので注意が必要だった。

強い不満の声というのは、なんだか伝播するものだ。

同僚たちの不満の声を聴いていると、自分もなんだか恵まれない環境で仕事をやらされているような気がしてくるものだ。

それでも何とか、与えられた雑用の山をチャンスだと思って積極的に取り組んでみた。

そうしたら3年も経つと、不満だらけの同僚たちと明らかに差がついてくるのがわかった。

実力の差、与えられる仕事の差。

3年もたてば、はっきりとこれらの差がついていることを実感できた。

師匠から言われたことは、そういうことなのかと実感したものである。

「与えられた仕事はすべてチャンスだと思って取り組むこと」

右も左もわからない新人にとって、もっとも重要な心構えであると思っている。

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コメント

初めまして。大手監査法人の名古屋事務所に勤めております。出身が鳥取市ということもあり、伊木さんのブログは受験時代から拝読させていただいておりました。
まだJ1ということもあり、これから初の期末監査に入ります。与えられた仕事はチャンスというお言葉が特に印象に残りました。伊木さんの事務所でも、3月決算のお忙しい時期と思いますが、お体ご自愛くださいませ。

投稿: 会計士の卵 | 2012年4月 8日 (日) 11時53分

初の期末監査、楽しみですね。
大手はとにかく雑用が多いですが、その雑用をテキパキとこなせるかどうかを上司はちゃんと見ていますよ。
雑用を早く正確にこなすことで、仕事の基礎体力が養われます。
文字通り、すべてがチャンスだったと今になって思います。

投稿: 伊木隆司 | 2012年4月 8日 (日) 20時44分

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