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2012年1月31日 (火)

ストリンガー

昨日は、午前中に鳥取市内の法人へ行き、役員会に出席。

午後は事務所に戻り、夕方には顧問先を訪問。

不動産の有効活用についてのご相談など。

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【ストリンガー】

今週の週刊ダイヤモンドの特集は、「さよなら伝説のソニー」。

ソニーの凋落ぶりは目を覆うばかり。

あの強かったソニーはどこへ行ったと、常々残念な気持ちではあったが、その凋落ぶりの中身が書かれていた。

一言でいえば、経営者が無能だったからとしかいいようがない。

足元でも技術者のレベルは高いが、それを活かす頭脳たる経営戦略がない。

いや、正確にいうと経営戦略はあるが、それがソニーという優秀な技術屋集団を扱うための戦略ではなかったということだ。

出井氏のころからだろうか、ネットワークの将来性に着眼した点は良かったが、それで肝心要の技術をないがしろにしてしまった。

当時、まだ若かった出井氏が上の取締役をごぼう抜きで社長になった時点では、さすがソニーと思ったものだった。

新しいソニーを演出するに十分だったが、実際には、過去の遺産を食いつぶしながら夢だけを追ってしまった。

ベースとなる知的財産がどんどん枯渇していったから、構想したネットワークの中核にソニーがいるという構図が成り立たなくなった。

その流れにダメ押ししたのがストリンガーだ。

こんな無能な経営者はいない。

ソニーをつぶすために外資に雇われた刺客のような無能ぶりだ。

技術の宝庫だった研究開発を、「不採算部門」として次から次へとコストカットの対象にして、結局、先進的技術で勝負できない会社になってしまった。

例えば、ロボット犬のアイボなど、将来のソニーの食いぶちをことごとく切り捨て、短期的な利益を確保しようとしたものの、それもかなわず大赤字を出し続けている。

それでも辞めない。

これは大きな罪だ。

90年代までのソニーは、アメリカにとって非常に脅威だったと書物で読んだ記憶がある。

初代プレステに搭載されたソニー製半導体の性能に、アメリカの軍事関係者は驚愕したという。

これが軍事技術に転用されると恐ろしいことになるとまで恐れられた当時のソニー。

ストリンガーの無能ぶりを見ていると、本当に彼はソニーをつぶすために外資に雇われた経営者に見えてくる。

立て直しはまだ十分可能。

3期連続大赤字でも責任を取らないどころか、8億円もの巨額の報酬をむさぼるストリンガーをクビにして、生え抜きの技術者から経営者を出すことが、まずは第一歩。

そして社外取締役の大半もクビにして、上層部をとにかく軽くし、技術者たちの創意工夫が活かせる組織に戻すこと。

それが復活への前提条件になるだろう。

復活に期待したいところ。

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コメント

ソニーのストリンガーは、マッカーサーの再来だと思います。

欧米にとってソニー、その他の日本企業はかつての日本帝國軍であり、特にソニーはその開発能力において、脅威だったのでしょう。
ですからストリンガーは、現在の日本帝國軍に見えるソニーを、敵の軍部を解体するかのごとく、完全に解体し、無用の長物とするべく、欧米から遣わされた現在のマッカーサーです。
そういう見方で現在のソニーの実情を見ると、ストリンガーは無能ではなく、有能である、と言えるでしょう。

我々日本人がどんなに、もう戦争は終わった、アメリカは友人になった、と思っていても、当のアメリカは日本をいつまでも敵扱いする、というのが現実のようです。
だからこそ今度の津波の、トモダチ作戦など、日本に対しては常に故意で、友達、というのを強調しなければならないのでしょう。

そう考えると、他の日本企業もいつ解体されるかわかりませんね。

投稿: | 2012年4月24日 (火) 11時23分

今の先進国の戦争は、経済戦争ですからね。
おっしゃることはよくわかります。

技術で勝っても、知略で負けないようにしないといけないと思います。

投稿: 伊木隆司 | 2012年4月24日 (火) 21時18分

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