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2011年10月26日 (水)

とりあえず日本酒 (その2)

昨日は、午前中に事務所で税務申告書の作成。

午後は、顧問先を訪問など。

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【とりあえず日本酒 (その2)】

日本人の“日本酒離れ”がいわれて久しい。

そこで、少なからぬ酒造メーカーが海外へ打ってでている。

この動き自体は評価すべきだと思うし、成果が上がればうれしく思う話だ。

しかし、日本酒の繊細な味わいは、日本人こそがもっとも理解しなければいけないと思うし、日本人こそが最も高い評価ができると思う。

何かの本で読んだが、日本人は世界でもっとも味覚が繊細で、微妙な味の違いを理解できる民族なのだそうだ。

どんな料理でも(フランス料理でもイタリア料理でも中華料理でも)、日本人コックの手にかかると、味が洗練されて、とてもうまくなる。

私が10年ほど前にイタリアを旅行したとき、現地で本場のパスタやピザを何度も食べたが、いずれも日本のレストランで出るパスタやピザの方がうまいと思った。

本場のものはどうにも味がおおざっぱで、料理を楽しむというレベルには達していなかった。

微妙な味付けができるのは、日本人の特徴なのだ。

日本酒の微妙な味の違いを外国人に理解してもらうのは、必ずしも簡単ではないと想像する。

「そんなことはない」と言われれば、それ以上反論するつもりはないが、私が言いたいのは、私のように“飲まず嫌い”で日本酒を敬遠してきた日本人、とくに若い世代は多いのではないかということ。

私はもう一度、日本人、とくに若い世代に日本酒を呑んでもらいたいと思っている。

若い世代ほど、日本酒の強いアルコール度を敬遠し、ビール以外、あまり口にしない。

私の世代よりも少し上の方も、日本酒は酔いやすいから、という理由で避けている人が少なからずいる。

自分の限界を知って、適量の日本酒を楽しむべきだろう。

酔い潰れるまで飲む必要などない。

文字通り、「たしなむ程度」でもいいと思う。

「一気飲み」は、悪い習慣だ。

こういうことをしていると料理を味わう文化もなくなり、安い居酒屋だけが生き残る。

若いころから日本酒を味わって飲む文化をもう一度根付かせたいところだ。

「とりあえずビール」はやめて、「とりあえず日本酒」と言おう。

「日本酒の味を理解できる日本人に生まれて幸せだ」と思える人が増えると、すごく面白いと思う。

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コメント

特にこれからの時期、日本酒はいいですよ。今度是非日本酒をご一緒しましょう。
昔若かりし頃、酒飲みの親類から言われたことがあります。うまい酒と料理を食べながら、杜氏と料理人の心意気を感じ、飲む人の心意気と三位一体となるんだ、と(苦笑)。
寒くなってきましたので、私はもう日本酒のシーズンインです。最近のマイブームはどぶろくです。昔はよく家で密造したもので、私の祖父も税務署にしょっ引かれたことがあります。でも昔と違って今のどぶろくはとてもおいしいですよ(ちょっときついですが)。
ビールも洋酒も種類色々でおいしいですが、最も身近な日本酒をおいしく味わえることは良いですね。

投稿: 井 | 2011年10月26日 (水) 09時48分

私たちが普通のことだと思っている料理の『だし』といのは、和食独特のものだったり、フランス料理も和食のだしを取り入れていると聞いたことがあります。
他の食文化にない微妙な味付けができるのも、納得できます。

投稿: 中村 | 2011年10月26日 (水) 11時07分

>井さん

了解!
今度は日本酒でやりましょう。

でも、どぶろくになるとさすがにアルコールがきついですね。

投稿: 伊木隆司 | 2011年10月26日 (水) 14時45分

>中村さま

その微妙な味付けができる日本の料理人というのもすごいですね。
フランス料理も繊細ですが、フランス人はワインをたしなむ味覚を持ってますから、日本料理と共鳴する部分があるのかもしれません。

投稿: 伊木隆司 | 2011年10月26日 (水) 14時47分

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