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2011年10月

2011年10月31日 (月)

育児でわかった大切なこと

午前中は、新規で顧問先となる会社の役員さんが来所。

私を選んでいただき、大変ありがたい。

期待に応えられるよう、がんばりたい。

昼から商工会議所青年部の委員会に出席。

終わってから、事務所で調べ物の片付けなど。

夕方は、顧問先の歯医者さんへ行き、歯の掃除。

日本人になぜ虫歯と歯周病が多いのか?

それは、虫歯や歯周病になってから歯医者へ行く人が多いから。

虫歯や歯周病になる前に、定期的に歯の掃除に行って、ついでに虫歯のチェックをしておくことが、歯周病と虫歯を防ぐために重要なこと。

私はこのことに気がついたのが遅かったが、今からでもできる努力はしたいと思う。

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【育児でわかった大切なこと】

最近は、育児日誌を書くことがなくなってきた。

理由は簡単で、子供にもそれなりにプライバシーがあるだろうという判断から。

ネタとしてはいろいろあっても、子供たち本人が自分で世間への露出の良し悪しを判断できるようになるまでは、基本的に出しちゃいかんだろうと思ったから。

書ける範囲で書いてみたい。

今年の秋で、上の子は5歳、下の子は3歳になるが、毎日彼らと接する中でわかってきたことを一つ。

よく、「伊木さんはきっと英才教育してるんじゃないですか?」などと、冗談とも本気とも取れない質問を受けることがある。

私のイメージがそうなのかなぁ、と思うが、「全くしていない」というのが事実。

歌舞伎役者の子ならいざ知らず、基本的に英才教育はなるべくしないようにすべきという結論に達している。

逆に幼児期にもっとも大切なことは、情緒面の発達だということがわかった。

できる限り家族と触れ合う時間を持って、楽しい思いをたくさんしてもらうことが大切だと思う。

幼児期に知識を詰め込めば、子供はそれなりに成果を出す。

しかし、そのことがもし子供にとって苦痛で、それを耐えているとするならば、情緒面でダメージを受け、やがて成人を迎えるころに「人生とはつまらないものだ」と達観してしまう恐れがある。

そうなると、何かと負の感情が自分を支配してしまう大人になりがちで、これは英才教育の弊害だろうと思っている。

海老蔵が夜の街で酒を飲んで暴れてしまうのも、心の中に蓄積した何かを吐き出したいのだろう。

しかし、彼らは芸事でメシが食えるからいい。

何より、伝統的な芸を守っていくという誇りもある。

普通の人はそうはいかない。

幼児期には親や周りの人とのふれあいを大切にして、感受性を養い、「人生は楽しいものだ」と体で理解してもらうことが大切だと思っている。

父親としては具体的に何をするかといえば、それは子供とじゃれあうことだ。

特別にどこか遠くへ旅行する必要などない。

家に帰って、子供とプロレスごっこみたな遊びをたくさんすれば、子供はものすごい喜ぶ。

これ以上重要な育児ってないだろうと思っている。

人生は、山あり谷ありで、誰だって苦しい局面を避けて通れないときがある。

そのときに、心の奥底で、人生を楽しんでくれる大人になってくれれば、それ以上のものは必要ないだろう。

今朝の日経新聞で、私の履歴書を書いた東レの会長さんは、連載の最後に子供のころの家族の写真を出している。

親兄弟に囲まれた幼少期の写真だ。

数々の偉業を成し遂げ、80歳を超える今、最後にふと思うことは、幼少期の家族の姿である。

「三つ子の魂 百まで」とはよくいったもので、これが彼の人生を支えた基盤だったということがわかる。

今朝の日経、お手許にあれば、裏1面をごらんください。

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2011年10月28日 (金)

潮目到来?

昨日は、午前中に事務所で税務申告書類の作成など。

午後は、顧問先を2軒訪問。

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【潮目到来?】

今朝のNYダウの終値は339ドル高の12,208ドル。

最近にない結構な高騰だ。

欧州首脳会議がギリシャの債務問題について、元本の50%減免を打ち出すなど、大方の予想を裏切って思い切った対策に出たことが好感されたようだ。(ロイターの記事はこちら「NY株が大幅続伸、欧州債務危機対策を好感」)。

ユーロ圏の中で債務をツケをまわしただけのように思えるが、市場が好感しているということは、一つには、買い控えで溜まったエネルギーがちょっとはじけたこと、もう一つは、ロイターの記事にあるように、一つの潮目を迎えたという意味合いがあると思う。

一つの潮目を迎えたとなると、これから本気で買い上げていかないといけない。

しかし、一方でやっていることは、上にも書いたとおり、ユーロ圏内で債務を肩代わりしただけで、ギリシャは返済が半減して喜んでいるが、ドイツなどは痛みを受け入れてダメージを被っている。

つまり、プラマイゼロの話。

しかも、50%債務カットを本当に受け入れるのか、これから債権者たる金融機関などの説得に当たるようで、完全に決まったわけではないようだ。

実質的には、日銀の金融緩和に意味があったと見る。(ロイターの記事はこちら

記事では、日銀が予想外の金融緩和に踏み切ったが、あまり効果はなかったというニュアンスで書いているが、今、実質的に金融緩和の余裕がある中央銀行は、日銀だけだろう。

リーマンショック後、欧米の中央銀行がこぞって金融の大幅緩和を実行するなか、日銀はその流れに反して金融を引き締めてきた。

このことが日本の財政基盤を健全にする効果を発揮し、結果として円高になった。

これをもって「日銀何しとるだ?」という専門家が多いが、私は逆に策を凝らしたと評価している。

欧州債務危機を契機とする世界的な金融危機の第二弾に備えて、万全の体制を敷いてきたと、評価している。

結果として、世界は今、日本の資金力に頼るしかない状況が生まれており、今回の日銀の金融緩和の影響は、今後さらに規模を拡大するようなら、徐々に世界経済へ伝播し、株価の上昇をもたらすことと思う。

ちょうど、私は短期売買で商社株で利益が出ていたので売ったばかりだが、このあたりの流れが確かならば、もっと上がる。

上昇局面に入ると買い戻すチャンスを見失いがちだが、日々刻々と変わる情勢をウォッチしながら相場に取り組みたい。

昨日とは違う明日がある。

いつまでも不景気だと思っていると、世の中の変化に気づくことができなくなる。

気を付けておきたいところだ。

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2011年10月27日 (木)

TPP参加問題

昨日は、午前中に顧問先を訪問。

午後は、事務所で調べ物の片付けなど。

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【TPP参加問題】

円は一時1ドル75円台をつけたが、何も驚く話ではない。

欧州債務危機は、まったく進展がなく、ずるずるとさらなる金融緩和でお茶を濁そうとしている。

金(ゴールド)と円が上昇しているのは、危機が全く収まっていない状況を物語る。

このような混乱のさなか、日本はTPP参加問題で揺れている。

いろいろ調べてみたが、非常に難しい問題だ。

「平成の開国」という言い方を前首相はしたが、「明治の開国」もその中身は不平等条約を大砲で脅されて押し付けられたものだった。

不平等条約を撤回させるのに、何十年とかかり、結果的には日本を富ませたものの、国富の流出も激しく、日本はこれを境にグローバル資本主義の波に呑まれていくことになった。

このたびのTPPも一言で言えば不平等条約をアメリカの脅しに屈して飲むべきか飲まざるべきかの問題である。

野田首相は、11月にハワイで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力)の首脳会議までに、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加を表明することを、オバマ大統領に命じられている。

わかりにくいのは本音で議論がなされていないからだ。

アメリカからの命令であり、「断れない」と正直に言えばわかりやすい。

現代においては、断われば大砲を打ちこまれるということは無いかもしれないが、日本からの工業製品に懲罰的な関税をかけるなど、輸出産業には厳しい処置が待っていることだろう。

そういうこともあって、東アジア共同体(かつての大東亜共栄圏と結局同じ趣旨であることに気づく)などの構想によって、アメリカ無しでもやっていけるブロックを作ろうとしたが、鳩山政権が崩壊したことでわかるように、これは今の選択肢にはない。

代わりに、アメリカが対中国包囲網として構築しようとしているTPPに日本も乗らざるをえない状況になっているのが今の実情ではないだろう。

もう一つ、深読みすれば、世界的な金融危機の中で、「日本による米国救済」の裏があるのもおそらく間違いないと思っている。

アメリカが潰れたとき、もっとも被害が大きいのが日本と中国。

資金的に余裕のある日本がアメリカを救済することは、総じてみれば、日本の国益にかなうという判断が、経済官僚たちの見立てだろう。

先の日韓首脳会談で、日本政府が韓国政府へのクレジットラインの引き上げたが、この資金は韓国を経由して米国へ行くのだろう(ロイターの記事のリンク「日銀と韓国中銀、通貨スワップ協定の限度額300億ドルに増額」)。

日本ではあまり伝えられていないが、韓国はウォン安に苦しんでおり、97年の通貨危機を彷彿させる厳しい状況に追い込まれている。

欧州の金融危機は、すでに韓国に飛び火している。

瀕死の韓国は、中国からも救済資金をもらうことになったが(ロイターの記事はこちら)、米国とのFTAという名の不平等条約のおかげで、この資金はザルを通って米国へ流れるのだろう。

日本では、特に農業団体が騒いでいるが、おそらく農業は海外の安い農産物に負けることはない。

JAが倒れても日本の農業は倒れない。

国内的には、TPP参加の意味は、JAの弱体化を図ることにあると見た。

工業製品についても、もはやアメリカが日本に売れるのは防衛関連だけ。

他は、医療と司法が懸念されていて、医療面では外資のスポークスマンである読売が「混合診療」を認めることを日本に要求していることが今日の社説にでている。(読売オンライン10月27日社説

医師会が反対しているが、日本政府にTPPに参加したうえで、中身を骨抜きにする知恵が残っているかが最大の問題。

「平成の開国」は、どうやら呑まざるを得ない状況と見るが、「明治の開国」のような不平等条約を押し付けられて終わり、ということいならないようにする政治的な知恵があるかどうかがもっとも重要だと思う。

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2011年10月26日 (水)

とりあえず日本酒 (その2)

昨日は、午前中に事務所で税務申告書の作成。

午後は、顧問先を訪問など。

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【とりあえず日本酒 (その2)】

日本人の“日本酒離れ”がいわれて久しい。

そこで、少なからぬ酒造メーカーが海外へ打ってでている。

この動き自体は評価すべきだと思うし、成果が上がればうれしく思う話だ。

しかし、日本酒の繊細な味わいは、日本人こそがもっとも理解しなければいけないと思うし、日本人こそが最も高い評価ができると思う。

何かの本で読んだが、日本人は世界でもっとも味覚が繊細で、微妙な味の違いを理解できる民族なのだそうだ。

どんな料理でも(フランス料理でもイタリア料理でも中華料理でも)、日本人コックの手にかかると、味が洗練されて、とてもうまくなる。

私が10年ほど前にイタリアを旅行したとき、現地で本場のパスタやピザを何度も食べたが、いずれも日本のレストランで出るパスタやピザの方がうまいと思った。

本場のものはどうにも味がおおざっぱで、料理を楽しむというレベルには達していなかった。

微妙な味付けができるのは、日本人の特徴なのだ。

日本酒の微妙な味の違いを外国人に理解してもらうのは、必ずしも簡単ではないと想像する。

「そんなことはない」と言われれば、それ以上反論するつもりはないが、私が言いたいのは、私のように“飲まず嫌い”で日本酒を敬遠してきた日本人、とくに若い世代は多いのではないかということ。

私はもう一度、日本人、とくに若い世代に日本酒を呑んでもらいたいと思っている。

若い世代ほど、日本酒の強いアルコール度を敬遠し、ビール以外、あまり口にしない。

私の世代よりも少し上の方も、日本酒は酔いやすいから、という理由で避けている人が少なからずいる。

自分の限界を知って、適量の日本酒を楽しむべきだろう。

酔い潰れるまで飲む必要などない。

文字通り、「たしなむ程度」でもいいと思う。

「一気飲み」は、悪い習慣だ。

こういうことをしていると料理を味わう文化もなくなり、安い居酒屋だけが生き残る。

若いころから日本酒を味わって飲む文化をもう一度根付かせたいところだ。

「とりあえずビール」はやめて、「とりあえず日本酒」と言おう。

「日本酒の味を理解できる日本人に生まれて幸せだ」と思える人が増えると、すごく面白いと思う。

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2011年10月25日 (火)

相場の行方

昨日は、事務所で調べ物の片付けなど。

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【相場の行方】

まだまだわからないことが多すぎる、というのが今の率直な感想。

日本企業の第二四半期の決算がこれからどんどん発表されるが、意外な企業が好決算をしていたり、あるいはその逆であったり、読みづらい状況。

製造業に関しては、タイの洪水被害がジワリと業績面に影響を及ぼしている。

例えば、私の好きなニコンのカメラは、一眼レフの大半をタイの工場で作っているようで、年末商戦に向けて、供給が厳しい状況にある。

当然、株価も大きく下落している。

しかし、ここは一つの狙い目だと思っている。

要するに、売られ過ぎじゃないか?と。

いや、まだそれはわからないというのが現状だ。

ある程度、洪水が引く見通しが立ったところで、それでも株価が売られ続けるようなら、一つ手掛けてみるのもいいと思っている。

輸出メーカーについては、欧州の債務問題から、徐々に新興国への影響が懸念され始めている。

総合商社については、資源価格の下落傾向はまだ収まっていないと見るが、欧州はさらなる金融緩和を目指していることもあって、短期的にはまた上がる可能性があると思っている。

今、もっとも計算できるのは、内需関連、特に小売。

東日本大震災の復興需要は、まずここに来たといえる。

セブン&アイの好調などもそれだが、私はJR東日本が買いだと思っている。

鉄道需要もようやく復活傾向になってきたし、何より小売部門(不動産部門)が悪くない。

秋はヘッジファンドの決算があるので、一般には買いが入りにくい時期と言われているし、欧州債務問題も長期化する懸念も出てきている。

方向性の読みづらい時期だが、慎重に投資をすることで果実を得たいところだ。

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2011年10月24日 (月)

とりあえず日本酒

金曜日は、午前中に中海テレビの番組打ち合わせ。

その後、顧問先の歯医者さんに行って、歯の掃除とチェック。

午後は、事務所で調べ物などした後、社外監事を務める法人の役員会に出席。

土曜日は、中海テレビ「県議熱中討論」の収録。

今回は、島根県議会からも4名のご出席をいただき、連携についての討論。

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【とりあえず日本酒】

ようやく理解できはじめてきた。

日本酒についてである。

ワインについては、数年前からいろいろと銘柄を調べながら、家で味わっているが、日本酒については、今までスルーだった。

もともとアルコールに弱い私は、ビールすらあまり受け付けない。

しかし、どっちみち受け付けないのならば、もっとアルコールを楽しんだ方がいいという思いで、ワインを少量飲んできた。

ワイン一つとっても、いろいろ種類があって、味が異なる。

この楽しみは、きっと日本酒にもあるだろうというと思って、ふとしたきっかけで日本酒を口にしてみた。

なんとも言えないうまさを感じた。

不思議なもので、積極的に味わおうと思うと、舌も積極的になるようだ。

それまでは、アルコール度の高い日本酒はできるだけ敬遠していた。

ビールで酔って、そのうえに日本酒はゲコにはきついのである。

しかし、発見である。

遅ればせながらだが。

「とりあえずビール」っていうのはやめるべきだと思った。

ビールで酔って、しかも腹がふくらむと料理も味わえない。

特に料理が和食の場合は、「とりあえず日本酒」にすべきだと思う。

ビールで酔う前に、腹がいっぱいになる前に、日本酒を味わうべきだと思う。

これからは家での晩酌は、洋食のときはワイン、和食のときは日本酒。

これで行こうと思っている。

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2011年10月21日 (金)

野田さんの役割

昨日は、午前中に県の監査委員の仕事で鳥取県庁へ。

午後は事務所に戻って、たまった仕事を片付けた。

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【野田さんの役割】

野田政権が発足してすでに1か月以上が過ぎた。

昨日の夜、NHKのニュース9が野田首相の独占インタビューを生放送していたので、途中からだったが見た。

批判的な視点での質問はあったものの、基本的に“ヨイショ”だったと思う。

ニュース9が政権寄りであるのはいつものことだが、野田首相をここまでヨイショするということは、野田政権が長期政権になる可能性を秘めているということだろうか。

政権発足時にこのブログで「財務省管理内閣だ」と書いて、その実態は今も変わらないと思えるが、その目的はどうやら「増税」ではないように思えてきた。

表向きは、思いっきり増税への意欲を見せつつ、その裏に隠された意図とは何か。

増税が実現すれば、万々歳、失敗に終わってもそれなりの果実を得るであろう財務省の意図とは何か。

“王手飛車取り”に打って出たその真意を、私でなければ見抜けない視点で、以下、書いてみたい。

まず、昨日のニュース9の首相インタビューを見ても、大手マスコミの論調が決して増税一辺倒で統一されていないことに気付く。

大新聞やNHKのニュース9のような、官僚にジャックされたメディアでさえ、自由に増税批判を流しているのを見ると、増税法案がすんなり通るとは思えない。

おそらくは増税ムードを利用して景気の回復を抑えるという、この20年間、大蔵官僚が使ってきた日本のお家芸を続けているのだろうと仮説がたつ。

与党内に多数の増税反対派がいて、しかも復興財源なら埋蔵金や日銀引き受けなど、増税以外にも方法があるとなれば、増税法案は通らない可能性がある。

それを承知で増税推進をやって、これだけ世の中に増税ムードがばらまかれると、庶民は当然に財布のひもが固くなる。

そうなると消費は思うように回復せず、銀行内に預金がどんどん積み上がる。

今は円高だから、消費ムードが高まると、たちまちに資金が海外に流出してしまう。

ましてや、復興特需で景気が回復するとなると、ただでさえひどい円高なのに、日本の景気回復を当て込んだ円買いが増え、ますます円高になってしまう。

円高を抑えつつ、国内に資金を貯めるには、国内の景気を抑えるオペレーションが必要となる。

その効果的な手段が増税ムードの盛り上げであり、もう一つが、最近また出てきた年金などの社会保険改革の先送りである。

社会保険改革では、支給年齢を68歳に引き上げる案が流れているが、増税と同じく、これもどうせ決めることはできない。

しかし、決めることはできなくても、人々の老後への不安の高まりを演出することができ、これもまた銀行に預金が積みあがる原因となる。

この20年間、大蔵省は、国内の景気を抑制しながら、国内に資金をため込む“芸当”を成功させてきた。

「失われた20年」などと言われるが、一方で個人の金融資産は右肩上がりに増えていった。

このオペレーションのおかげで、今、世界を揺るがす金融危機のさなかでも、先進国では日本だけが盤石な財政基盤の中で乗り切ることが可能となっている。

TPPへの加盟問題や、普天間基地の対応など、アメリカからの要求は非常に厳しいものがあるが、野田政権は、世界の金融危機の中で、盤石を誇る円の基盤から、いくばくかをアメリカに融通し、オバマに恩を売り、TPP問題を骨抜きにし、普天間問題をのらりくらりとかわすのだろう。

今、その攻防の真っただ中にいて、野田政権はいわばその“捨石”に使われている感があるが、野田さんがこれをうまく乗り切った場合、長期政権になる可能性を秘めている。

TPPは、多分野に影響があるというが、おそらくもっとも影響の大きいのが農業だろう。

しかし、農業は個別補償で救済される。

救済されないのは農協だ。

つまり、TPP参加の真の狙いは自民党の支持基盤となってきた農協の弱体化を狙ったものなのだろう。

ちなみに自由貿易になった場合、高品質の日本の農産物は決して負けることはない。

農協を外して農業の合理化を進めれば、日本の側に勝算がある。

野田政権が担う役割は大きいということがわかる。

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2011年10月20日 (木)

ウォーキング

昨日は、県の監査委員の仕事で、鳥取県庁へ。

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【ウォーキング】

食欲の秋。

食べ物がおいしくなる季節。

自然に体重も増加気味。

近年は、秋がくるたびに体重を増やしているようで、スポーツの秋ともいうし、運動の必要性を特に感じる季節でもある。

食事を減らすというのは、それはそれでストレスに感じる。

何より、食事はエネルギーの源。

これを節制すると、体から発揮されるエネルギーが落ちる。

しっかり食べて、しっかり運動するのがベストだが、運動の方がなかなか難しい。

先日、久しぶり(約1年ぶり)にジョギングをした。

しかし、ジョギングだとどうしても時間的な制約があるので続けにくい。

食事をとった後は走れないし、そうかといって食事前だと空腹で走れない。

フィットネスクラブが続かなかったのもそうだが、仕事の時間を削るとなると、どうしても優先順位が下がってしまう。

そこで、ウォーキングというものをやってみた。

実は、今まで私はウォーキングを「運動」だとは思っていなかった。

陸上部出身で、「走ることこそが運動」だと思ってきた私にとって、競歩は別として、ウォーキングが運動だと認めるのに抵抗があった。

かといって、道路で“競歩”する勇気もない。

このウォーキングだが、やってみて実にすがすがしい運動だとわかった。

歩いて10分もすれば、だんだん体が温まりはじめ、だいたい30分から40分ほど歩くが、家に戻るころには、体がすっかり温まり、血の巡りが良くなっているのを感じる。

また、近所を歩くので、普段、クルマの移動では気がつかない、風景の変化などにも気がつく。

子供のころ歩いた近所の風景の中で、変わったものと変わらないものを発見するのもおもしろい。

子供のころ「遠い」と思っていた場所が、歩いてみると意外に近いということもわかった。

例えば、私の家から海まで歩くとなると、結構な距離を感じていたのだが、これがおよそ20分ほどで歩ける。

つまり、「遠い」と感じていたのは子供のころの感覚なので、大人になった今、改めて歩いてみれば、意外に近いことに気がつく。

私の友人が何度もウォーキングの良さについて教えてくれがが、ずっと半信半疑だった。

いろいろな制約の中、仕方なく実践してみて、初めてその良さに気がついた。

何より、夕食を食べた後の時間でも、制約なくスタートできる。

ジョギングの時のような膝の痛みを感じることもない。

ウォーキングという思わぬ発見をして、充実した秋が送れるかもしれない。

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2011年10月19日 (水)

練習量の差

昨日は、午前中に事務所で調べ物の片付けなど。

昼から商工会議所青年部の委員会に出席。

午後は事務所で調べ物の続きなど。

夕方は、社会福祉法人関係の勉強会に出席。

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【練習量の差】

昨晩、風呂から上がってテレビをつけると、BSで中日-横浜の一戦を中継していた。

引き分けでも中日の優勝が決まる試合は、ちょうど優勝の瞬間を前にしたところだった。

2年連続優勝、就任8年間で4度目の優勝を果たした落合監督を退任させて、来季から中日は高木守道監督が就任するという。

時代が逆戻りしてる。

中日は大丈夫かと、余計な心配をしてしまった。

さすがだなと思ったのは、落合監督の優勝インタビュー。

苦しいシーズンも優勝できたのは「2004年に就任して以来の練習量の差」と言い切った。

この言葉はなかなか言えない。

確かに中日のキャンプはハードで有名。

かつて広島カープが練習に次ぐ練習で、前田や江藤、金本が育ったが、今や練習量やその質では中日が上を行くのだろう。

結果は如実に現れる。

8年も積み上げれば、他球団との差は歴然としてくることが改めて認識できる。

現役時代に打者として史上最強のスラッガーだった落合監督は、かつてテレビ番組で、「手がバットから離れなくなるほどバットを振った」と言っていた。

半端じゃない量の練習をしたということだ。

落合には「天才」と形容が付くが、それはけた外れの努力によって身に着けた技術だったのだ。

現役時代のこの話が、昨日の優勝インタビューを聞いて思いだされた。

そうした経験があるから、監督になっても選手に人一倍の練習を課したのだろう。

それによってついた自信は、中日の選手にとって、最強の武器だったといえる。

努力は嘘をつかないということを改めて教えてもらった。

私ももっと努力を重ねたいと思う。

優勝おめでとうございます。

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2011年10月18日 (火)

『国家債務危機』

昨日は、事務所で調べ物の片付けや、勉強会の資料の作成など。

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【『国家債務危機』 ジャック・アタリ著】

今日は読書日誌を。

ヨーロッパの債務問題は、長期化しそうな見通しだ。

ドイツのメルケル首相が、「短期的な解決は期待するな」という趣旨のことを言っている。

(「ドイツがEU首脳会議への過度な期待けん制」ロイターよりリンク

これで株価はまた大幅下落していたが、しばらくはこの繰り返しになるのかもしれない。

ただ、少しずつ、財政統合に向けた話し合いも進んでいる様子で、これが解決につながるかどうかは別としても、次なる形が見えつつあるのは事実だ。

先日、福岡へ行く電車の中で読んだ本の一つが、ジャック・アタリの「国家債務危機」(欄外のリンク参照)だった。

「欧州最高の知性」と呼ばれ、フランスの歴代大統領に政策提言をしてきた著者が、このたびの金融危機について語っている。

日本での発売は今年の1月だったが、今、まさに顕在化している欧州の金融危機が実に正確に予想されていた。

その精度はあたかも昨日・今日に書かれた本であるかのような話だった。

ユーロ圏が今後、IMFの支配下に置かれるであろうことも予想している。

また、アメリカもやがて欧州以上に厳しい状況に陥ることも予想している。

重要な点は、リーマンショック後に各国政府が行ったインフレ誘導政策が、ことごとく失敗に終わると書いている点で、まさにそれは当たっている。

翻って日本ではその点、インフレ誘導を政策的に行わず、識者から日銀の金融政策が批判されているが、ジャック・アタリの指摘を考えると、そのことは決して批判の対象となるべきものではないことがわかる。

過剰な債務を返済するためには、経済成長をいかに図るかが重要と断言している点がわかりやすい。

日本でも野田政権の増税提案に反対する議員たちが同様な主張をしているが、もっともなことで、それは世界的に見ても正しい理屈だとわかる。

ただし、著者が日本についても、厳しい見方をしているのは、分析が十分ではないということだろう。

あくまでフランス人だから、日本のことまで詳しくないというのは仕方のないということか。

この本を通じて、フランス人が今回の金融危機を極めて厳しい事態だと受け止めており、その処方箋も限られていると正直に書いていることが印象に残った。

財政統合の話もこの本の中に出てきているが、ヨーロッパの金融危機について、ソフトランディングしながらこの危機から脱出するのは、決して簡単でないことがよくわかった。

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2011年10月17日 (月)

浜田省吾ライブ

金曜日は、午前中に調べ物の片付けなど。

午後は、福岡・博多へ。

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【浜田省吾ライブ】

ずっと行きたいと思っていたのだが、チケットの入手が難しく、今まで行ったことがなかった。

たまたまキャンセルによる二次募集の受付をネットで目にして、「ここで行っておかないと、もういけなくなる」と思って申し込んだら、チケットが手に入った。

2週間ほど前のことだった。

福岡まで行ったのは、たまたま手に入ったチケットが福岡のものだったから。

Photo 金曜の夕方、到着した博多駅は雨だった。

駅のロータリーには、タクシー待ちの長い列ができていた。

その多くがライブ会場であるマリンメッセへ行く人たちの列だということに、そのときは気がつかなかった。

一旦、駅の近くのホテルにチェックインし、少し休憩をして、開演の30分ほど前にフロントに頼んででタクシーを呼んだ。

ところが、待っても待ってもタクシーが来ない。

外は大雨。

しかも金曜日の夕方。

帰宅ラッシュで道路は渋滞。

仕方がないと思いつつ、私が焦り始めると、フロントの人が大通りまで出て、流しているタクシーを捕まえてくれた。

タクシーの運転手が言うには、「今日はもう4回もマリンメッセにお客を運んだ」のだそうだ。

開演まで余裕を見たつもりだったが、渋滞もあって、会場にたどりついたのは、ちょうど6時半の開演時間だった。

ドアを開けると同時に、ON THE ROADの曲が流れはじめ、「この道の彼方♪」と浜田省吾が歌い始めた。

初めて生で見る浜田省吾。

本物の浜田省吾。

座席は遠かったが、確かにこの目で浜田省吾が歌う姿を見た。

最初から総立ちだった。

あっという間の3時間30分。

長い時間が過ぎたことを、足の疲れで知った。

ファン層の中心は40代。

そして、浜田省吾は今年58歳。

58歳とは思えない、ステージでの運動量。

ライブビデオで見たのとほぼ一緒だった。

途中、浜田省吾が「みんなもう年だから、思い思いのスタイルで聞いてください」と会場の笑いを誘いながら、ファンに呼びかけた。

スローなバラードのときは、みんな座り、それこそ思い思いのスタイルで聞かせてもらった。

会場には、頭が真っ白な人もいれば、幼い子供を連れた親子連れも結構いた。

ソロデビューから35年。

ファンといっしょに歳月を積み重ねてきたことを感じさせてくれるライブだった。

「路地裏の少年」 「君が人生のとき」 「愛の世代の前に」など、懐かしい曲もたくさん歌ってくれた。

父親の気持ちを歌った曲「I am Father」も歌ってくれた。

二十歳ごろからもう17・8年聴いているが、あの魅力は一体何なのだろう。

素朴な感じ、日本人的な緩やかな主張、声、軽い悲壮感、人生観、などなどいろいろあるが、ステージを見て、一見すると手の届きそうな存在というのがあるのかもしれない。

雲の上のロックスターというよりも、隣りのお兄さんが素朴に人生を歌っているという感じだろうか。

表現力の巧みさはあると思う。

しっかり元気をもらって、翌朝、博多を後にした。

しばらくはクルマの中で浜田省吾を聴いて、余韻に浸りたいと思う。

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2011年10月14日 (金)

放射線に対する正しい知識を提供してほしい

昨日は、午前中に仕事で鳥取市内へ。

午後は、米子に戻って顧問先を訪問。

事務所に戻って、お客様のご来訪が1件。

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【放射線に対する正しい知識を提供してほしい】

世田谷区で見つかった高濃度放射線地点。

民家床下にラジウムか」(読売オンラインより

ラジウムといえば、三朝温泉。

古来より、適度な放射線を浴びると、細胞が活性化し、湯治としても使われてきた。

6月ごろに聴講した講演で、講師が言うには、人間は微量の放射線を常に浴びており、それを代謝する機能を持っているとのこと。

宇宙から、地球から、とくに花崗岩の地盤では放射線量が多めに出るとのこと。

あの広島の原爆でさえ、後から広島に入った人たちには放射線の被害というのはほとんどなかったということだし、いわゆる被爆二世の中で原爆症に苦しんでいる人もいない。

逆に言うと、本当に気をつけなければならないのは、一時的に大量に被ばくすること。

これは危ない。

しかし、今は微量の放射線でも浴び続けると累積する被ばく量が多くなって危険、だとか、いろいろ情報が錯綜している。

当然のことながら、情報の受け手側は、それらの真偽が判別できない以上、できるだけ安全サイドを取ることになる。

だから、福島の米は食べないし、福島産の農作物は一切受け付けないということになってしまう。

このご時世で、「あまり心配しなくていい」などと専門家が言えば、御用学者のレッテルが貼られる。

放射線の人体への影響については諸説あって、はっきりしない。

放射線に対する正しい知識を提供し、人々が徒に不安に陥ることのないようにしてもらいたいし、情報の受け手側も可能な限り理解に努めたいところだ。

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2011年10月13日 (木)

9年の歳月

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付けなど。

午後は、米子東高校に出向き、総合学習として公認会計士の職業紹介の授業をしてきた。

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【9年の歳月】

先週の10月7日(金)は、伊木事務所の9周年。

Photo スタッフと、顧問先の花屋さんから素敵なお花を頂きました。

毎年、周年を積み重ねて9年、何とかここまでやれたのも、支えて下さる顧問先の皆様とスタッフのおかげです。

思えば、開業以来、鳥取県経済はずっと右肩下がり。

そんな時代だからこそ、必要とされるサービスというのもあると思っています。

昨日は、高校へ行って、公認会計士の職業紹介をしてきましたが、質疑の中で、「どういうときにやりがいや誇りを感じますか?」というのがありました。

私は迷わず「人のお役に立てたとき」と回答しました。

今は、公認会計士の業界も就職難になっていますが、資格をとったからといって将来が保証されたと思うのが間違いで、その知識をベースにいかに人の役に立てるかが重要です。

志ある人には、どんな時代でも門戸が開かれていると思うべきです。

役に立って感謝される、これを喜びとして、いかに繰り返すようにするか。

それ以外、商売成功の秘訣は無いと思っています。

この事務所で積み重ねてきた歳月も、10年目に突入。

これからもしっかりお役に立っていきたいと思います。

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2011年10月12日 (水)

金融危機 2つのシナリオ

昨日は、午前中から午後にかけて、経済同友会の委員会と例会。

事務所に帰って、調べ物の片付けなど。

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【金融危機 三つのシナリオ】

ベルギーの大手金融機関デクシア破綻のニュースには、冷やっとしたぞ。

何とか公的資金で抑えたが、そうなるとまた国の債務負担が大きくなるわけで、危機が本当に収まったわけではない。

ベルギーはノーマークだったが、この手の話が、今後、ラッシュになる可能性は否定できない。

(「デクシア救済のコスト、わずかではない」 ロイターよりリンク貼り付け

このあたりの状況は、リーマンショックの前の状況と似ている。

しかし、当事国の債務負担が限界に近付いている点で、あのときより状況は悪い。

今後、政府が救済できない金融機関が出てきたときに、やはり市場にショックが走るだろう。

欧州の各国政府は、どこまでこうした金融機関を救済できるのか。

この点が未だ不明であることから、金融市場は安定できないでいる。

ここで考えられるシナリオは、2通り。

一つ目は、さらなる金融緩和続けて、デクシアのような金融機関を救済しながら、ソフトランディングを目指す。

二つ目は、一気に破綻処理をして、ハードランディングの中で、新しい秩序を作り直す。

まず、一つ目は、リーマンショックのときに使った手法。

しかし、当時と今とでは、金融緩和の余裕分に違いがあり、今、さらなる金融緩和はインフレによる混乱と政府債務のさらなる拡大を招くだけで解決案として採用されにくい状況にある。

また、ソフトランディングに入ったとしても、結局は、金融機関の抱える債務を政府が肩代わりするだけで抜本的な解決にはならず、しばらく混乱が収まる気配はない。

ちなみに、日本のバブル崩壊後の後始末は、この方法を取り、金利を下げながら、少しずつ不良債権の処理を進め、小泉ー竹中時代にようやく金融機関は正常に戻った。

実に15年の歳月をかけて、日本はバブルの後始末をした。

これをもって、「失われた10年(20年)」というわけだが、特筆すべきは、日本は外国政府の手を借りず、自力で不良債権処理を行ったということ。

だから、今の欧州債務危機をもって、「日本化(ジャパナイゼーション)する」などという表現が使われるが、とんでもない。

日本のように自力で這い上がる国は、「日本化」でいいが、人の手を借りなければ助からない連中が、簡単に「日本化」などと言うな。

と、私は怒っている。

話を戻すと、一つ目のシナリオが怪しくなっている現在、二つ目のシナリオ、すなわちハードランディングによる解決という線もなくはないのが今の状況。

そのきっかけは、リーマンショックと同じく、とある金融機関の破綻を政府が救済しきれなくなったときに起こるか、あるいは、ギリシャ以外の国のデフォルトが起きたときだろう。

何とかソフトランディングに落ち着かせたいと、今や援助できるのは日本だけという状況。

野田政権の最大の使命は、安易に援助の手を差し伸べないことだ。

安倍、福田、麻生と、日本の政権が安定しなかった一番の理由は、アメリカへの援助をどのように断るかにあったと推測する。

特に福田首相は、日本の外貨準備をアメリカに差し出す直前に辞任している。

「あなたとは違う」という辞任のときのセリフは、国民からバカにされたが、一般国民には見えないところでアメリカからの法外な要求と暗闘していたと思われる。

ちなみに麻生氏は就任早々10兆円の資金提供を行ったが、それがギリギリだったのだろう。

野田政権が財務省の管理の元にあるのはある意味で仕方がない。

こういう事態を考えると、財務省の役割は実に重要で、日本の富を守るために、官僚たちにはしっかりと闘ってもらいたいと思う。

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2011年10月11日 (火)

日本の国境問題

金曜日は、午前中に事務所で調べ物の片付けなど。

午後は、松江市内で仕事。

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【『日本の国境問題』】

先日、米子で開かれた講演会で、軍事アナリストの小川和久氏の話を聞く機会があった。

小川氏によると、海で四方を囲まれた日本は、潜在的に、あるいは歴史的に領土を危険に侵された機会が少なく、危機意識が育たないという。

確かに“危機”がなければ、危機意識も育たず、リスクマネジメントも発達しない。

それを自覚したうえで、事に当たる必要があるという話だった。

領土問題は、下手をすれば、海の国境線を破られる事態になることから、その対応は非常に重要。

しかしながら、竹島問題、北方領土問題、尖閣諸島の問題など、日本の国境をめぐる紛争になかなか解決策が見いだせないのはなぜなのか。

また、現時点における現実的な解決策とは何なのか。

日本が直面している国境問題について、その歴史的経緯を踏まえながらしっかりと論じているのが『日本の国境問題』(孫崎享著 ちくま新書:欄外のリンク参照)である。

日本の国境問題の本質を理解するには絶好の書と思われる。

結局、戦後のアメリカの動きというのが決定的に重要な意味をなしたということだ。

竹島にしても北方領土にしても、アメリカの差し金で作られた紛争であることが、歴史的経緯から明らかにされており、まさにディバイドアンドルール(分断統治)が完成する過程が書かれている。

例えば、北方領土はワシントンの講和条約の中で一旦は放棄したものと解せられているが、そこからアメリカの差し金で、放棄してはならないという圧力が日本政府にかかったということだ。

端的に言えば、「放棄してはならない、もう一度、奪還運動を始めろ」と、アメリカに指示されて動いているのが北方領土問題だということだ。

ああ、なんという悲劇かと思う。

領土問題に奔走してきた人たちの気持ちを踏みにじるような、アメリカの所業、そしてそれを明らかにしない日本政府の怠慢。

読めば暗澹たる気持ちにもなるが、領土問題がなぜなかなか解決しないのかと思っている人にとっては、その理由がよくわかるようになっている。

この本が良いと思うのは、そうした歴史的な経緯の中で、ある意味で絶望的な背景があることを明らかにしつつも、その現実的な解決策をきちんと提示していることである。

例えば、「絶対に武力衝突しない仕組みを作れ」という提言は重要だ。

かつて、竹下元総理が、日韓の歴史問題を「後世の歴史家の判断にゆだねよう」といって、棚上げを図ったことがあったが、あれと同じで、お互いに熱くなって武力衝突すれば、それこそ分断統治をもくろむアメリカの意のままだ。

何もしないで放っておくというのも立派な現実的な解であることが理解できる。

領土問題がなぜ解決しないか知りたい人にとっては、必読の書といえる。

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2011年10月 7日 (金)

アメリカ的なるもの

昨日は、午前中に事務所で調べものの片付け。

昼から青年部の委員会の打ち合わせ。

午後は、外出など。

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【アメリカ的なるもの】

昨日の午後、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったニュースが世界を駆け巡った。

ツイッターやブログなどで、彼の偉大な功績を讃える言葉が飛び交った。

今朝の新聞も賛辞とともに哀悼の意を伝えていた。

ご冥福をお祈りする。

ただ、マックユーザーでない私には、正直ピンとこないものがある。

アップル製品を一つも持っていない私からすると、アップルの製品は極めてアメリカ的で、ハイテクも皆、おもちゃみたいな感じがするのだ。

いや、ハイテク製品をおもちゃにしたところが、ジョブズの独創性であり、優れたところなのだろうが、この点が私には受けないのだ。

iPadはさすがに買おうかと思ったこともあったが、結局、その中途半端さに買うのをやめた。

近年はよく、ソニーと比較され、アップルがいかに独創的で優れているか、ビジネス雑誌で記事をよく目にした。

ソニーもウォークマンを作ったころまではまだ、独自技術に乏しく、他社の作った技術を使ってアイデアで勝負していた。

しかし、資金がたまって真面目に技術開発するようになって、そういう路線で勝負する必要がなくなった。

90年代に発売したプレイステーションに内蔵された半導体の性能の素晴らしさは、アメリカにとって脅威であった。

もし軍事転用されると、極めてよろしくないと、当時のアメリカ政府高官はそう思ったという。

そこで、ソニーは外国人に乗っ取られた形にされて、以後、弱体化が進んだ。

技術の開発には莫大な資金と時間が必要だが、それを真面目にやっているメーカーが尊敬されないで、他社の技術をチョチョイのチョイと拝借して大儲けをする会社が賛美されるような世の中ではいけないと、称賛の嵐の中であえて言っておきたい。

儲けたもん勝ちのアメリカだからこそ、ジョブズは尊敬されたといったら言い過ぎか。

確かに独創性はあるし、人々の感性に訴える製品の企画はすばらしい。

ただ、それはあくまで「企画」であって、技術の独創性はアップルの製品にはない。

iPhoneの中身の電子部品の多くが日本製だが、その積み重ねた技術にもきちんと評価をしてもらいたいと、日本人として思う。

そんなアップルがソフトバンクと相性がいいのが象徴的だ。

私は長年、ドコモを使ってきて、使用機種は今、NEC製のものを使っている。

しっかりつながり、ハードが頑丈でバッテリーも長持ちするという点に価値の重きを置くからそうしている。

ブチブチ切れて、すぐバッテリーがなくなって、故障も多いという話を聞く製品を売りまくって尊敬されるというのがいかにもアメリカ的だ。

日本の完成品メーカーはそうあってほしくないと思う。

もちろん、今や日本もアップルを追随する傾向が強くでているが、そんな中でも私はやはり陽の目を見なくても真面目にコツコツ技術を積み上げてきた技術者を尊敬する。

ちなみに、かつては松下通信工業(P)のものをずっと使っていたが、パナソニックになってからか、ハード的にレベルダウンした(明らかに安っぽくなった)。

だからNECに切り替えた。

グローバリーゼーションに染まったパナソニックがアップル化して技術的に凋落していくのではないかと心配する。

私はパソコンもNEC製を使っているが、ハード的にとてもタフで、安心してガンガン文字を入力できる。

電器屋のお兄さんが、「故障による持ち込みが一番少ない」と言っていたが、使ってみるとまさにその通りで、頑丈なボディにはとても満足している。

しかし、今のNECは業績的には瀕死の状況にある。

真面目にものを作っているメーカーが浮かばれないような世の中じゃダメだ。

ジョブズという優れたマーケッターへの称賛と同じくらい、無名でもしっかり技術を積み重ねている日本の技術者にも敬意を表する社会でないと日本の将来はやばいぞと、あえてここに書き記しておきたい。

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2011年10月 6日 (木)

暴排条例 話の出所は・・・!?

昨日は、午前中に事務所で調べ物の片付けなど。

午後は、公認会計士協会の研修を受講するために松江市へ。

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【暴排条例 話の出所は・・・!?】

今年度に入り、暴力団排除条例(暴排条例)が全国の各自治体で施行され、10月ですべての都道府県で施行されたことから、その影響が一部で話題となっている。

島田紳介が引退に追い込まれたのも、この条例と無関係ではない。

警察は今、暴力団排除に全力をあげている。

しかし、一方で矛盾も指摘されている。

排除された暴力団はどこへ行くのかと。

それぞれの自治体で暴力団を排除して、まさか隣りの自治体へ行けということにはならない。

昔の日本の社会ならば、ある程度受け入れながら、地域で共存共栄してきたのだが、今はそれは許されない時代になった。

しかし、その一方で、海老蔵事件でも取り沙汰された、○○連合のような、指定暴力団ではない暴力行為を行う集団も出始めている。

排除しようとしても、しきれるわけがないのだから、こういう点に矛盾が出ている。

歌手の松山千春が「人間を更正させるのも人間社会じゃないですか」と呼びかけたという。(ZAKZAKより

勇気ある発言で、正論だと思う。

排除だけでは暴力団はなくなっても、暴力行為自体は抑えられない。

うまく懐柔して折あっていく、日本的な解決方法をもう少し考えるべきと思う。

ところで、少し前に金融に関する雑誌を読んでいたら、驚くべき記述を見つけた。

「週刊金融財政事情」の9月19日号に、KPMGジャパンの山﨑千春氏によって、「米国政府の「ヤクザ」制裁措置が日本の金融機関に及ぼす影響」と題した論文を掲載されていた。

そこには、反社会的勢力への対応は、米国政府からの要求であり、排除すべき国際組織犯罪ネットワークの中に、「ヤクザ」も対象とされており、資金凍結等の具体的な制裁措置を求める内容となっている。

これによって、日本の金融機関は今まで以上に厳しく、暴力団への資金源を断つ努力を求められるわけだが、ヤクザの排除までアメリカから要求されているとは驚きだ。

確かに、イスラム系過激派への資金供給はアメリカの覇権の安定を揺るがす。

反米勢力への資金供給を行うものは、誰一人として許さないというアメリカの姿勢は理解できる。

しかし、そんなことを徹底することが可能であるはずはなく、いかにもユダヤ・キリスト的な発想だ。

一神教の宗教観からすると、他宗はすべて排除せよとなる。

だから、こういう対応になってしまうのだろうか。

日本社会が古くから行ってきた共同生活の中で、懐柔し、取りこんでいく、いわば清濁併せ持つ発想でないと解決は難しい。

例えば、阪神淡路大震災の後、神戸のヤクザが市民向けに炊き出しを行ったように、国際的なマフィアの世界ではありえない、ヤクザと地域住民が一体となった日本独特の文化があった。

日本の暴排条例に無理があると思うのは私だけではないと思うが、出所がアメリカ政府となれば、それは日本の文化にはなじまない解決法と言わざるを得ない。

松山千春がいうように、決して暴力団を擁護するつもりはないが、日本的な解決方法にもっと知恵を絞らないと、問題は解決しないのではないだろうか。

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2011年10月 5日 (水)

欧州財務省構想

昨日は、午前中に事務所で調べ物や書類の片付けなど。

昼に内外情勢調査会の講演を聞きに行き、午後は監事を務める法人の理事会に出席。

背景を秋バージョンに変えました。

昨日の最低気温は9度だったようです。

こないだまで残暑が気になっていたのに、一気に下がっていくものだと、改めて実感。

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【欧州財務省構想】

昨日のクローズアップ現代には、IMFの副専務理事の中国人のインタビューだった。

彼はあくまでヨーロッパの経済危機はあくまでそれぞれの国がきちんと対処すべきと言っていた。

当たり前のことしか言わなかった。

その当たり前が出来なくなったとき、パニックが起こるわけだが、今は、スローパニックと言われるように、もはや従前の対応が出来ないことを市場が徐々に折り込んでいる。

インタビュアの国谷さんの質問の中に、気になった一節があった。

投資家のジョージ・ソロスがヨーロッパ各国の財務省を統合した「欧州財務省」が必要だといったそうだが、どう思うか、というものだった。

ユーロの問題は、通貨を統一しても、各国の財政問題が別途あるので、ギリシャとドイツのように正反対の事情が混在していることだ。

勤勉なドイツ人が怠惰なギリシャ人を、同じユーロ圏だからという理由で安易に救済したくないという問題のことだ。

このユーロ圏の矛盾をついて、ジョージ・ソロスは、金融政策だけでなく、財政政策をも統一する必要があると述べたのだそうだ。

ネットで検索したら、その発言が見つかった。

欧州債務危機が大恐慌を引き起こす恐れ」(9月15日のロイターの記事をリンク)というタイトルで、その内容を「欧州財務省の創設以外に選択肢はない」と締めくくっている。

ああ、なるほどと思った。

やはり彼はユダヤ人らしい思考を持っている。

国を持たないユダヤ人は、常にどこの国にいても統一的なルールで生活できるように望んで仕掛けている。

それが、かつての共産主義であったし、今で言えばグローバル資本主義だ。

世界を共通のルールで統一してやろうという試みが常になされるのは、民族的、宗教的な背景がある。

「ユダヤ世界政府」の樹立を目指して着々と歩を進めている、といえば、どこぞの陰謀論になりそうだが、世界を支配したいという目的(陰謀?)はともかくとして、世界各国の政府機関を統合したがっているのは、ジョージ・ソロスの発言から推測できる。

IMF(国際通貨基金)や世界銀行もその目的に近いものがあるし、かつての「G7」(先進国財務相会議)が、今は「G20」になっているように、世界的な政策の統合が進んでいる。

これは誰の手によるものか?

よく、「地球市民」だとか、「ワンワールド」だとか、世界は一つだよ、という美辞麗句を聞いたことのある人は少なくないだろう。

これ、だいたい出所はユダヤ人によるキャッチフレーズだと思われる。

イスラエル以外に国を持たないユダヤ人は常にそういう思想を持ち、どこでも自分たちに都合のよいルールで住める世界を目指している。

We are the worldというマイケルジャクソンらスーパースターが勢ぞろいで歌った20年ほど前の曲も、今思えば、その一つだろう。

そして、世界を一つにする前に、もっとも重要でやっかいなヨーロッパを統一してしまいたいのが、彼らの本音だとすれば、今回の欧州の金融危機の帰結として、「欧州財務省」が創設されるかどうかが一つのポイントとなる。

これに気付いているであろう、フランスとドイツがどう立ち回るかが注目される。

カトリックの総本山であるバチカンを抱えるイタリアもこれに対処できるかどうか。

ユーロ構想に秘められた陰謀に気づいて、それを果たして元に戻すだけの力があるかどうか。

歴史を振り返れば、ユダヤ人であるマルクスによって共産主義という思想が確立し、この思想によって、ロシアや東ヨーロッパの王朝が次々に共産主義革命の前に倒れ、「共産圏」という一つの統一的な陣営を作られた。

それが失敗に終わると、次はグローバル資本主義によって東欧を呑み込み、今は西欧をも没落させにかかっている。

政府を借金漬けにして、コントロール不能に陥れる手法も、かつて読んだユダヤ議定書(その出所ははっきりしないが)に書いてあった世界統一プロセスの一環だ。

金融危機の一つ一つが、「統一」へのプロセスなのだという一つの見方(仮説)を持っておけば、今の混乱した世界の状況が何となくつながっていることに気付く。

日本政府が大量の負債を抱えながらも、それ以上に民間資金を貯め込んで、この世界的な金融危機を耐え忍んでいることを、当の日本人はもう少し評価したほうがいい。

そういう意味で、日銀も財務省、金融庁(=大蔵省)も私はよくやっている部分は多々あると思っている。

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2011年10月 4日 (火)

資本主義の断末魔

昨日は、事務所で調べ物や書類の片付けなど。

今朝の最低気温は11度。

どうりで寒いはず。

ついこないだまで、厳しい残暑の中だった。

その頭があるのか、寒さに服装がついていってない。

今でも夏物のパジャマを着て、夏ぶとんで寝ている。

もう暑さで寝苦しい夜はさすがにないだろう。

冬物に切り替えたい。

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【資本主義の断末魔】

日本であまり報じられていないが、アメリカは大変なことになっている。

「大企業の強欲を止めろ 経済格差抗議デモ 米各地に拡大」(産経webより)

NYのウォール街では、昨日700人が逮捕される抗議デモが起こったという。

それが全米へ拡がっている様子がわかる。

このニュースが日本でほとんど報じられていないのを見ると、日本政府にとってもある意味で不都合なニュースなのだろう。

アメリカこそがグローバル資本主義の中心であり、その反動で国内はボロボロ、日本の比ではない。

儲かっているのは金融業だけで、その金融業もリーマンショックの後は、政府に助けてもらうしかなかった。

助けてもらえなかった一般庶民は、家ろローンの担保で取られ、失業が恒常化し、今回の暴動につながった。

アラブ諸国で起こっている民主革命の逆というか、行きすぎた資本主義で貧しくなった人たちが、今、全米各地で蜂起している。

資本主義の断末魔を見る思いがする。

結局、日本がバブル経済以前に築き上げた、緩やかな資本主義(これは社会主義的ともいわれる)経済が世界でもっとも成功した経済モデルなのだろう。

適度に配分するが、本当の社会主義のように国家による配分ではなく、あくまで資本主義の枠組みの中での配分が重要だったのだ。

例えば、「中抜き」といって、中間業者を排除して小売価格を下げる手法がある。

大手のスーパーやディスカウントストアが積極的にこれを使って利益を上げてきた。

「消費者の利益になる」といえば、誰も逆らえないことをいいことに、これを推し進めてきた結果、どうなったか。

貧しい人が増えた。

消費者といえども、仕事をしているときは生産者であり事業者だから、消費者と事業者は表裏一体なのだ。

したがって、消費者が儲かると、事業者が一つ、また一つ淘汰されていく。

全体の利益を考えないで、一方の利益だけを都合よく解釈してしまうと、今みたいな世の中になる。

日本はまだ、過去の遺産があって、かろうじてアメリカみたいになっていないが、グローバル資本主義の波をかぶっているだけに、危うさを感じる。

全米に広がるデモは、行きすぎた資本主義の修正につながるのか、それとも政府が力で抑えてこの流れをさらに推し進めるのか、ちょうど分かれ目の時期になっていることを示している。

世の中の変わり目になるか、注目している。

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2011年10月 3日 (月)

告知 ~ラジオ出演

金曜日は、朝6時から倫理法人会の倉吉支部で講和をさせていただき、朝食をホテルでとって、米子に戻った。

午前中はご来客が1件。

午後は顧問先を訪問など。

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【アラーム】

先週の金曜日のこと。

朝6時からのアポイントに寝坊しないようにと、前の晩に自分の携帯電話のアラームを5時20分にセットし、ホテルのベッドサイドのアラームを5時25分にセットしておいた。

このとき、時計のアラームは当初、7時ごろにセットしてあり、何の疑いもなく2時間ほどさかのぼらせて、“午前”5時25分にセットしたつもりだった。

最初のアラームを消したあと、もう一つのアラームが鳴るのをウトウトしながら待っていた。

しかし、待ってもなかなか2つ目のアラームが鳴らない。

ふと、時計を見ると5時30分を過ぎていた。

ベッドサイドの時計をよく見ると、アラームが“午後”5時25分にセットされていた!

危うく二度寝するところだった。

当初にセットされていた「7時」が、まさか「午後」だったとは。

これ、いたずらかなあ?

いや、まあ、夕方の7時ごろにアラームを鳴らす人もいるだろう。

とりあえず、そのままにしておいた。

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【告知 ~ラジオ出演】

米子にダラズFMが開設してから1年以上が経つが、昨日の日曜日に、税理士の播磨さんがパーソナリティを務める「ハッピーシネマストリート」という番組にゲスト出演してきた。

オンエアーは、10月4日(火)の午後2時45分から15分間。

番組表はこちら

同日の午後7時15分から再放送もあるという。

また、サイマルラジオといって、インターネットからでも聞くことが可能で、米子エリア以外の方でもネットから視聴ができます。

この番組は、ゲストがチョイスした映画を題材にトークを展開するもの。

私は、何を紹介しようかいろいろ迷ったあげく、「太平洋の奇跡」をピックアップして番組で紹介した。

15分はあっという間だったが、濃い内容になっているものと思う。

お楽しみに。

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