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2011年7月 8日 (金)

監査という仕事

昨日は、監査委員の仕事で、午前中は倉吉市内の出先機関へ。

午後は、鳥取市内の出先機関を訪問。

夜は、商工会議所青年部の懇親会でボーリング。

10年以上ぶりにボーリングをやった。

昔のベストスコアは170点台だが、昨日のスコアは112点。

調子が出る前に10フレームが終わってしまった感がある。

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【監査という仕事】

県内のある法人から、監査をしてほしいという依頼を受けた。

聞けば、私が以前に行った監査に関する講演に共感し、また、それで私の監査を受けていただいた別の法人の方が、「監査を受けてよかった」とご感想を言われたことが決めてになったという。

誠にうれしい話。

近年、「監査」というと、厳格化の流れ一辺倒で、受ける側が負担するコストも上がる一方だった。

そして、それがグローバルスタンダードだという論理だけがまかり通ってきた。

私が15年前に監査法人に入ってしばらくは、まだ古き良き時代の監査が残っていた。

お客様と監査人とが協力しあって適正な決算を行うという雰囲気が多分に残っていた。

しかし、そうした風潮の中で、一部の監査人でミスが発生し、社会問題になったことがきっかけで、以来、監査は厳格化の一方になって今日に至っている。

「甘い監査」が言語道断であることは間違いないとしても、その対処策が厳格化というだけでは、受ける側の負担は大きくなるばかりで、しかもそれで不正がなくなるわけでもない。

監査人と受ける側とが信頼関係を築きながら、常に相談しながら進めていく方法は、「甘い監査」という批判を受ける可能性があるが、うまく行けば低コストで良質な仕事ができる場合がある。

私は監査をするにあたって、世の中の流れに乗りつつも、こうした観点を忘れないようにしている。

そうした姿勢が評価されるのは、たぶん地方都市ならではのことかもしれないが、評価される限りは努力したいと思っている。

監査という仕事は、年々難しくなっているが、可能な限り、お客様のニーズに応えられるよう今後も努力していきたいと思う。

これからも「伊木の監査を受けてよかった」と言ってくださる法人の方々が少しでも増えるよう、仕事をしていきたいし、そういう評価があれば、望外の喜びである。

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コメント

興です。

実に良い記事ですね。キーワードは、厳格化 vs 信頼関係ですね。

おっしゃられる様に、信頼関係があれば、低コストで良質の仕事も実現可能ですね。ただ、ここで言う低コストとは相手側にとっての低コストであって、サービスを提供する私たちの側にとっては、頂く報酬は やはり高い方がありがたいのも確かです。そこら辺のバランスをどう折り合うかは、試行錯誤でもありますね。

投稿: 興 | 2011年7月 8日 (金) 14時23分

ありがとうございます。

おっしゃる通り、バランスの問題でなかなか難しい部分ではあります。
一つの目安として、「ニーズに応えているか」「喜ばれているか」という点を私は重視しています。
そうであれば、報酬は釣り合っていると見るし、「不要だった」「高い」などと言われれば、ニーズに応えていない、あるいは喜ばれていないことになります。

お客様の満足度を図りながら仕事することは、サービス業にとって、一生ついて回る努力義務だと思っています。
私は純粋に会計事務所として選ばれる存在でありたい、そう思っています。

投稿: 伊木隆司 | 2011年7月 8日 (金) 18時43分

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