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2011年7月28日 (木)

鉄道業の可能性

昨日は、午前中に5月決算法人の税務申告書の作成。

昼から歯の治療と月次決算の結果報告を兼ねて、顧問先の歯医者さんへ。

事務所に戻ってから6月決算法人の税務申告書の作成など。

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【鉄道業の可能性】

今週の週刊ダイヤモンドは、新幹線特集。

ちょうど今週の月曜日にこのブログで、九州新幹線「さくら」に乗車したことを書いたばかりだが、ダイヤモンドの特集を読んで、日本の新幹線の技術力には改めて驚愕させられた。

車両そのものの技術もすばらしいが、運転士の技術に関する記載には、驚愕するしかなかった。

時間に正確なことで有名な日本の新幹線だが、時刻表は分刻みでも、運転士の世界では、15秒単位で管理されているとのこと。

つまり誤差が15秒以上出ないように運転しているとのこと。

それによる年平均遅延時間は、30秒以内なのだそうだ。

また、単に誤差が出ないだけでなく、ブレーキをなるべく踏まないようにアクセルワークだけでスピードをコントロールし、乗り心地の良さをキープしているという。

そのためには、信号の順番やらカーブなどの地形、その日の天候などをすべて計算に入れていないと出来ないという。

すごい世界があるものだ。

ところで、特集の中には、JR各社のそれぞれの経営戦略についても書かれていた。

特にJR東日本は、東京駅をはじめとする都内の駅を次々に開発し、駅の中などに大規模小売店を誘致するなど、小売業、あるいは不動産業としての可能性が高まっている。

内需型の企業として今後10年で有望な銘柄を挙げるとすれば、私はJR東日本がもっとも潜在力があるのではないかと思っている。

目先の業績は、東日本大震災の影響もあって振るわないようだが、10年単位で考えるならば、私はJR東日本をチョイスする。

鉄道業なんて、オールドカンパニーの代表と思っている人も多いかもしれないが、世界を見渡せば、鉄道という大量輸送手段をうまく活用した街が発展するという一つの方程式が理解され、今や世界中の主要な都市が、鉄道を活かしたまちづくりに奔走している。

もちろん、世界最先端は東京であり、次が大阪であるわけだが。

あの首都圏の鉄道網のすごさは世界のお手本になっている。

鉄道業の潜在力がよくわかるダイヤモンドの特集だった。

それにしてもだ。

私は商工会議所青年部で、街づくりへの提言として、米子駅の南北一体化事業を担当しているが、米子市にも駅という集客施設を活かしたまちづくりを少しは意識してほしい。

もちろん、市議会をはじめ、少なからぬ人がその重要性を理解されている。

理解していないのは、あの方くらいではないだろうか。

あの、トップの・・・、そう。あの方。

どこかの国の首相じゃないが、最大のネックになっているよ。

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コメント

鉄道事業の例は、アメリカの鉄道事業の凋落ということでよく出てきます。鉄道事業者が自らを輸送事業と定義せず、鉄道事業と定義してしまったために失敗したと。

事業の目的を鉄道と考えてしまい、輸送を目的と考えれなかった。マーケティング近視眼の典型例です

近年、JR東日本などが駅構内において流通業を展開し力を入れているのも、駅を通過する人を単純に「鉄道の乗客」とは捉えていないためであり、マーケティング戦略に優れた会社だと言えます。

つまり、将来的には明るいと言えますね。

投稿: 会社員 | 2011年7月30日 (土) 13時51分

>会社員さま

アメリカは今、自動車社会になって荒廃した街を再生させるため、再び鉄道に力を入れ始めています。
それに日本の車両がずいぶんと採用されました(川崎重工など)。

人の往来をいかに活発化させるかを考えたとき、鉄道のような大量輸送手段をいかにうまく使うかが課題になることが、1990年代以降、世界の様々な都市で認識されてきています。

そして、もっとも高度に鉄道網を発達させた都市が東京であり、世界のお手本になっていますね。

投稿: 伊木隆司 | 2011年8月 1日 (月) 07時54分

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