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2011年7月

2011年7月29日 (金)

おもちゃにされる東電株

昨日は、午前中に株価鑑定の仕事で外出。

午後は、6月決算法人の税務申告書の作成など。

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【おもちゃにされる東電株】

中国の列車事故を受けて、事故原因の解明ができていないなどと騒いでいる日本のマスコミ。

確かにひどい話だと思うが、しかし、福島の原発事故原因の解明がロクにできていないことは全く騒がないのはどうしたことか。

本当は津波でやられたのではなく、最初の地震で崩壊したのが事実のようで、アメリカのGEの製造物責任をいかに問うかが、事故原因解明の“肝”だろう。

親米しか取り柄のない管政権にそれができるはずもなく、ただひたすら東電に責任を押し付けつつ、肝心のところでは国民負担で逃げている。

福島産の和牛からセシウムが出た件も、農水省がしっかり事後管理をしていれば防げた話。

しかも、人体に影響がないレベルでギャーギャー騒ぐから、東北産の牛は全部売れなくなってしまいかねない。

これは、農水省による人災だが、その責任を東電に押し付けて、賠償金の支払いはすべて東電に回すという。

責任逃れのうまさは、バレバレの嘘をつく中国政府よりも、わからないようにロジックを組み立てる日本政府の方が巧妙だ。

日本のマスコミは、中国ばかり叩かないで、日本政府の巧妙な責任逃れも追求すべきだろう。

原発事故の賠償の枠組みを決める法案が改正されて、二段階で賠償金を支払う枠組みが完成した。

簡単に言うと最初の段階で、東電に資金投入&政府保証を付けて資金調達を行わせ、足らずまいを国家が賠償するということらしい。

修正前は、この順番が逆で、東電がまず限界まで賠償して、いよいよ足らなくなったところで、国家賠償するはずだった。

その場合、東電の破綻もあり得たが、修正案によって、国からの資金をたらふく飲み込んだ東電は、簡単に破たん処理できなくなったと解釈できる。

破たん処理すれば、投入した数兆円の資金は基本的に返済不能になるからだ。

形式的には、破たん処理の道を残しつつも、実質的には破たんさせられない状況を作り出したといえる。

このあたりの政府や東電のインテリジェンス(=生き残りのための知恵)は、大変に優れているといわざるを得ない。

もちろん、負担増に苦しむのは国民であり、庶民の犠牲の上に生き残りを図る知恵は、中国政府よりも日本政府の方が上だ。

このあたりの動きを受けて、当初は、破たん無しとみた株式市場は東電株を買い上げ、640円近くまでいったところで、今度は、やっぱり減資などの株主責任を問うことがあるようだということで、昨日は380円まで売られた。

そのあたりの情報が二転三転する中で、完全に東電株は投資家のおもちゃにされている。

実質的に破たんがなくなったと考えるならば、売られすぎの株はいずれ元に戻る。

もちろん、そのあたりの見極めには、推測が混じっているので、はっきりしたことは言えないし、政府の見解が二転三転するリスクもある。

博打で遊びたい人は、ぜひ東電株で楽しんでください。

2日もあれば400円が500円になったり、600円が500円になったりする。

1万株買えば、1日から2日で、100万円くらい儲けることも可能かも。

もちろん逆もあるわけで、やけどしたくない人は、絶対に東電株には手を出さないでください。

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2011年7月28日 (木)

鉄道業の可能性

昨日は、午前中に5月決算法人の税務申告書の作成。

昼から歯の治療と月次決算の結果報告を兼ねて、顧問先の歯医者さんへ。

事務所に戻ってから6月決算法人の税務申告書の作成など。

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【鉄道業の可能性】

今週の週刊ダイヤモンドは、新幹線特集。

ちょうど今週の月曜日にこのブログで、九州新幹線「さくら」に乗車したことを書いたばかりだが、ダイヤモンドの特集を読んで、日本の新幹線の技術力には改めて驚愕させられた。

車両そのものの技術もすばらしいが、運転士の技術に関する記載には、驚愕するしかなかった。

時間に正確なことで有名な日本の新幹線だが、時刻表は分刻みでも、運転士の世界では、15秒単位で管理されているとのこと。

つまり誤差が15秒以上出ないように運転しているとのこと。

それによる年平均遅延時間は、30秒以内なのだそうだ。

また、単に誤差が出ないだけでなく、ブレーキをなるべく踏まないようにアクセルワークだけでスピードをコントロールし、乗り心地の良さをキープしているという。

そのためには、信号の順番やらカーブなどの地形、その日の天候などをすべて計算に入れていないと出来ないという。

すごい世界があるものだ。

ところで、特集の中には、JR各社のそれぞれの経営戦略についても書かれていた。

特にJR東日本は、東京駅をはじめとする都内の駅を次々に開発し、駅の中などに大規模小売店を誘致するなど、小売業、あるいは不動産業としての可能性が高まっている。

内需型の企業として今後10年で有望な銘柄を挙げるとすれば、私はJR東日本がもっとも潜在力があるのではないかと思っている。

目先の業績は、東日本大震災の影響もあって振るわないようだが、10年単位で考えるならば、私はJR東日本をチョイスする。

鉄道業なんて、オールドカンパニーの代表と思っている人も多いかもしれないが、世界を見渡せば、鉄道という大量輸送手段をうまく活用した街が発展するという一つの方程式が理解され、今や世界中の主要な都市が、鉄道を活かしたまちづくりに奔走している。

もちろん、世界最先端は東京であり、次が大阪であるわけだが。

あの首都圏の鉄道網のすごさは世界のお手本になっている。

鉄道業の潜在力がよくわかるダイヤモンドの特集だった。

それにしてもだ。

私は商工会議所青年部で、街づくりへの提言として、米子駅の南北一体化事業を担当しているが、米子市にも駅という集客施設を活かしたまちづくりを少しは意識してほしい。

もちろん、市議会をはじめ、少なからぬ人がその重要性を理解されている。

理解していないのは、あの方くらいではないだろうか。

あの、トップの・・・、そう。あの方。

どこかの国の首相じゃないが、最大のネックになっているよ。

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2011年7月27日 (水)

2012年 空前の日本投資ブームが始まる

昨日は、朝から県の監査委員の仕事で鳥取県庁へ。

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【2012年 空前の日本投資ブームが始まる】

昨日書いた、アメリカ国債デフォルトの危機は、ここへきてようやく日本の新聞やテレビニュースでも報じられるようになった。

金融マーケットにパニックが起きていないのは、依然として楽観論が根強いことによる。

しかし、デフォルトは回避できてもアメリカ国債の格付けは下がるのは避けられないという見方も強く、投機筋がドルを売って昨日は一時1ドル77円台まで円高が進んだ。

いずれにしても、8月2日の期限までの約1週間の動きを乗り切れば、金融マーケットは安定すると思われるし、円高も一旦は一服するだろう。

そして、そのタイミングを見極めて、日本の政治も、親米だけが存命の理由となっている菅直人というガレキをどう処理するかが改めて蒸し返されることと予想する。

 

前置きが長くなったが、増田悦佐氏の著書「2012年 空前の日本投資ブームが始まる」を紹介する。

タイトルをストレートに解釈すれば、2012年(来年)に、日本に再び投資ブームが起きて、日本株は上昇を遂げるだろう、と読める。

本の内容に、その根拠が直接的に読める箇所は、バフェットが「日本株は買いだ」と言ったという話、1点だけだった。

2012年に投資ブームが起きる理由はそれだけ?と一瞬思わされるのだが、本の内容は、いかに日本企業が、日本人が、世界の中で優秀で優位性を占めているかという話が散りばめられていた。

要するに、2012年から投資ブームが起きる理由が確たる根拠を持って示されているわけではなかったが、冷静に日本の国力を分析し、そして他国との比較で消去法的に考えても、日本に大いなる優位性があるということを様々な事例をもって示したのがこの本だった。

つまり、2012年に投資ブームが起きようが起きまいが、遅かれ早かれ日本の優位性が明らかになり、日本への投資が盛んになることは間違いないという、現状分析の本だった。

私としては、日本を愛する一人の国民として、自国の強みも弱みも良くしっておくことは大切だと思っているが、何かとニュースや新聞を読むと、識者が日本はもうダメだ、みたいな論調が目立ち、よくないと思っていた。

韓国や中国に抜かれるのは時間の問題だ、などというのは典型的な日本没落論であるが、今回の列車事故でわかったように、中国政府のあの倫理観のなさでは、誰も中国の発展を後押しするわけがない。

倫理観という土壌が無ければ資本主義のルールが根付くはずはなく、中国の発展には必ず倫理感の欠如という限界が来るのは明らかだ。

韓国にしても、日本からの技術移転が止まり、日本が本格的に製造業の海外移転を始めたら、おそらく韓国メーカーの優位性はこれまでのようには働かない。

そうした諸々の状況分析がこの本からはよくわかる。

日本と世界の現状を知るためにおすすめの一冊である。

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2011年7月26日 (火)

どうなるアメリカ国債のデフォルト危機

昨日は、午前中に事務所で6月決算法人の税務申告書の作成。

午後は、市役所にて米子駅南土地利用検討会議に出席。

商工会議所青年部の代表として。

米子駅の南北一体化事業は、少しずつだが前進しつつあるという感触はある。

少しずつでいいから前進することが大切と、自分に言い聞かせる。

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【どうなるアメリカ国債のデフォルト危機】

いよいよ8月2日にアメリカ国債の債務上限法の改定期限が差し迫っている。

与党・民主党は、この上限を取っ払ってさらなる財政赤字の拡大&増税で当面を乗り切ろうという考えであるのに対して、野党の共和党は、緊縮財政によって乗り切ろうという考えで与野党が対立したままだ。

お互いに譲る気配がなく、下手をすると本当にアメリカ国債がデフォルト(債務不履行)を起こしかねない状況。

そうした状況を察して、市場は安全通貨である円を買う動きがジワリと進み、円高傾向が続いている。

もしもアメリカ国債がデフォルトしたならば、多くの金融機関が破綻し、世界の金融は大混乱に陥る。

株などの投資をやっている場合ではない事態といっていい。

もちろん、そのようなことは直前で回避されるだろうと、特別に不安視しない見方も存在する。

その見方も根強くあり、この差し迫った状況でも市場が混乱まで行っていないのだろう。

どうなるかを読むのは極めて難しい。

おそらく日銀が水面下でドルの買い支えを行うことになると思われるが、そのことが過度な円高を防ぐ効用をもたらしているのだろう。

とにかく、株が暴落したら様子を見つつも、買い時を探るしかない。

ヨーロッパ、アメリカがこれだけ厳しい状況に追い込まれた中で、円と日本企業だけは今後も着実に伸びていくと思われる。

それを見極めつつ、いかにこの事態を切り抜けるかが、すべての投資家にとって重要になるだろう。

そういう意味で、誠に重要な1週間になると思う。

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2011年7月25日 (月)

九州新幹線 さくら

金曜日は、午前中に5月決算法人の税務申告書の作成。

昼から、内外情勢調査会の講演会に出席。

終わってから事務所に戻って、仕事の続き。

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【九州新幹線 さくら】

週末は、家族で大阪へ旅行。

仮面ライダーオーズのショーやら、水族館やら、見て回った。

その他、開業して間もない大阪駅構内のデパートで買い物など。

噂どおり、伊勢丹三越は苦戦気味。

出店をいろいろと抑えられたみたいで、人影もやや少なめ。

大丸やルクアは健闘していた。

日曜日の昼のレストランのフロアはどこも待ちが長く、伊勢丹10階のファミリー向けのレストランでは30分待たされた。

Photo 帰りの新幹線は、3月に開通したばかりの九州新幹線さくらで岡山まで。

大阪駅から岡山まで、わずか50分ほどだったが、乗り心地の良さに感心した。

シートもゆったりで、テーブルや肘掛などには木がふんだんに使用されていた。

このまま米子まで帰られたら・・・、と思ったが、岡山でやくもに乗り換え。

すばらしい乗り心地。

これからは、岡山乗り換えで時間さえ合えば、さくらを選択したい。

 

中国の高速鉄道は事故を起こしてしまったが、車両だけ日本製にしてもダメだ。

信号システムを始めとする、安全運行のソフトも一緒に導入しないと危険。

そうでなければ、最初からヨーロッパ式に、時間は全く不正確でも、安全だけは確保するという仕組みで十分。

開業以来、一度も事故を起こしていない日本の新幹線は、世界の奇跡。

しかも時間が極めて正確。

車両だけでなく、そのシステムが優れている。

真似の上手な中国だが、ロレックスの時計を模倣するのとはわけが違う。

安全運航のシステムまで真似してくれればよかったのに、各国政府からの営業攻勢をうけたのだろう、日本と欧米のいいとこどりをしたつもりが、惨事を招いてしまったようだ。

 

それにしても、新幹線さくら、もう一度乗りたいと思わせる乗り心地だった。

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2011年7月22日 (金)

原発と核兵器の関係

昨日は、午前中に鳥取市内の顧問先を訪問。

午後は事務所に戻って、5月決算法人の税務申告書の作成。

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【原発と核兵器の関係】

鳥取への行き帰りの車の中で、ラジオで参議院の予算委員会の質疑を聞いていた。

「日本は脱原発を目指す」と、“私的な”発言をした菅首相は笑止千万だが、海江田経済産業大臣は、原発の未来について真面目に答弁していた。

印象に残った発言は、「核兵器を持たない日本が、原子力の技術をここまで高めたわけだが、これを安易に放棄してよいものか、議論が必要だ」という下りだった。

発言内容は、私の記憶に頼っているので、正確でないと思うが、そんなことを言っていた。

「ああ、民主党にも原発のことをちゃんと理解しようとしている人がいるのだな」と思った。

このブログで何度か書いたことだが、原発は単なる電気の発電施設ではない。

ウランからプルトニウムを抽出する一貫したシステムを維持していることは、いつでも核兵器を持てる準備ができていることを内外に示していることになる。

それは、北朝鮮に供与した軽水炉の技術から核兵器が生まれたことからもわかる。

海江田大臣は、こうしたことを念頭に答弁していたものと思われる。

首相が間抜けでも、経済産業大臣がこの認識を持っていることは、ギリギリのところで救いだろう。

日本は戦後ずっと「資源を持たない国」として、技術の開発を続けてきた。

少量のウランから、電気をどんどん生み出す原発の技術は、そんな日本にとって象徴的な技術である。

しかも、アメリカやロシア、中国やフランスなどの国は、核を人殺しのための大量破壊兵器として使っているが、日本だけは平和利用に徹してきた。

しかも、その平和利用の中で、日本はいつでも核兵器を開発できる国というアピールを暗にしてきた。

今の日本の国内にあふれる「脱原発」への甘い言説は、日本が二度と核を扱えない国にしてしまおうと思っている国からすれば、してやったりの話だ。

いかにも左翼的な、日本を弱体化させるための冷静さを欠いた議論であって、それを首相が先頭に立ってやっているわけだから、辞めさせられて当然だ。

ラジオを聴きながら、そんなことを思っていた。

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2011年7月21日 (木)

「抗がん剤は効かない」

昨日は、午前中に5月決算法人の税務申告書の作成。

昼から商工会議所青年部の理事会に出席。

事務所に戻ってから、今日の仕事の資料の準備など。

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【抗がん剤は効かない】

ガンは日本人の死亡率のトップであるが、実はもっとも自然に死ねる病気という側面もある。

下手に体を切り刻み、抗がん剤という正常な細胞まで殺してしまう毒薬を服用して、いわゆる「闘病」状態に陥らない限り、なるべく自然な形で老衰死できるのがガンである。

たぶん、「ガン細胞をむやみに切除するな」とか、「抗がん剤は服用するな」というのは、医療界最大のタブーなのだろう。

それでどれだけの医者や薬品業界がメシを食っているのかを考えれば、著者の主張は避難ごうごうであるのは想像に難くない。

あるいは、「早期発見、早期治療」がガン対策の常識になっている点についても、明確に理由をしめして「間違い」と断じている。

「抗がん剤は効かない」(右のアマゾンのリンク参照)は、放射線科の医師である近藤誠氏の近著であるが、「患者よガンと闘うな」以来、著者の主張は基本的にぶれていない。

この「患者よガンと闘うな」は、1996年ごろに刊行された著書だが、それまでのガン闘病の常識を覆す本として、強烈な印象を残している。

私にとって、「やっぱり本は読まなければいけないな」と痛感させられた本でもある。

また、私にとっては、母方の祖父が86歳で老衰死したときに、おそらく内臓にガンがあったと思われたのだが、そっとしておいたため、極めて自然な最期を送れたことが頭にあり、この本の主張と一致したことも大きい。

ガンは切り刻んで抗がん剤を投与すると、その後の寿命の間、生活の質が著しく落ちる。

いわゆる「クオリティ オブ ライフ(QOL)」が下がる。

しかし、放っておけば、昔、多かった自然な死に方である老衰死になることができる。

おそらくこの主張は、医学界最大のタブーではないだろうか。

案の定、アマゾンの書評を見ても、冷静な批判よりも感情的な批判が目立つ。

医者たちにはもう少し冷静に議論してもらいたいところだが、よっぽど腹に据えかねた医者による反論が目立ち、質の悪い書評になっている。

もちろん、すべてのガンについて言えることでないのは著書にある通り。

しかし、最期まで質の高い生活を維持したい人は、一読はしておくべきだろう。

近藤氏のほかにも、最近はだんだんとガンをむやみやたらに切除するなと説く医者が増えている。

まだ少数派のようだが、何より冷静な議論が起こることを望むところである。

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2011年7月20日 (水)

うなぎの効用

昨日は、午前中に顧問先を訪問。

午後は、5月決算法人の税務申告書の作成など。

夕方は、社会福祉法人関係の勉強会に出席。

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【うなぎの効用】

土用の丑の日は、明日の7月21日だが、昨日書いた通り、私は7月に入って暑さのせいか、体が疲れ気味。

昨日、顧問先からの帰り路、昼ごはんを買いにコンビニに入ると、うなぎ弁当が棚にあった。

土用の丑の日にはちょっと早いが、「これを食って精をつけてがんばろう」と思い、値段も確認せずにレジへ。

まあ、コンビニ弁当のことだから、値段見て買う必要もない、高くてもせいぜい800円か900円くらいのことだろう。

そういう意識があったのだと思う。

「1,680円になります」

びっくりしたな。

間違って2個打たれたかと思った。

コンビニ弁当で1,680円はないだろう。

「値段を見るの忘れてたけど、いい値段するね」

と、レジのお兄さんにつぶやくように話ながらお金を払うと、レジの人、少し笑っていた。

ちょっとしたウナギ屋のお重の値段だ。

これでうまくなかったらどうしてくれる。

Photo そう思いながら食べてみると、味の方はまずまずだった。

米も厳選しているようだが、炊きたてならなお良かったが、これは仕方がない。

さすがにウナギ屋のお重というわけにはいかなかったが、値段に決して見劣りしていなかった。

家に帰ると、なぜか夕食はうな丼だった。

妻がいうには、「土用の丑の日にはちょっと早いけど・・・」

「あ、そうだな・・・」

気の弱い私はそれ以上何も言えなかった。

まさか、フライングしてくるとは思わなかった。

昼も夜もウナギを食べたわけだが、体調は急には戻らない。

今朝もまだ咳が出る。

でも、涼しかったおかげで睡眠だけは取れたような気がする。

夏風邪は、長引くのが常。

熱がないだけでもよかった。

休養と栄養をとりながら、じっくり治していくしかない。

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2011年7月19日 (火)

恐るべし 日本の女子

金曜日は、午前中に5月決算法人の税務申告書の作成など。

午後は、株価鑑定の仕事。

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【恐るべし 日本の女子】

7月に入って、体の調子を崩し気味。

暑さのせいで、思ったよりも睡眠がとれていないのが原因と思う。

7月から歯茎の腫れが出て、あごの下のリンパ節の腫れ、口の下あたりにできる吹き出物など、疲れたときに出る体の症状が、順番にすべて出た。

先週の半ばには、夏風邪と思われる症状も。

歯医者の先生の見立てでは、「抵抗力が落ちてますね」とのこと。

急に寝苦しい夜が続くようになり、一緒に寝ている子供たちも布団をのたうちまわり、私に乗りかかるなどして起こされて、睡眠が足りていないのが主因だと思う。

とりあえず、先週から寝室を分けさせてもらった。

 

3連休の初日は、疲れを取るために半日を寝て過ごした。

2日目(17日)は皆生トライアスロンのボランティア。

Photo 自転車コースのエイドステーションで、選手が捨てる飲み物のボトル拾い。

炎天下の中、これが結構、足にきた。

選手が飲み捨てていくゴミや飲料ボトルなどの数は半端じゃない。

次々と転がり落ちてくるボトルを拾い、まるでノックを受けているような感覚だった。

写真は伯仙商工会前のエイドステーションを通過する選手。

気温35度の酷暑の中、熱中症でリタイアする選手もこのエイドステーションだけで3名。

ボランティアやってるこちらも、熱中症で倒れないように、頭から水をかけて応戦。

それでも短時間でかなりの消耗。

日頃の運動不足を痛感。

今年の夏は「水泳でもして体を鍛えよう」と、決意だけは固めたが・・・。

 

昨日は疲れを取るために朝寝坊しようと思っていたら、なんだか5時半ごろに目が覚めてしまい、「そういえば、なでしこジャパンの決勝やってるな」と思って、テレビ観戦。

ちょうど同点で延長戦に入るところだった。

延長後半に、相手のエースに1点を取られ、「やっぱり勝てないのか」と、見ているこちらがあきらめかけた延長後半の終了間際の同点弾!!

脅威の粘り!!

男子でふがいない試合を何度も見てきた経験から、日本代表チームが土壇場であんな芸術的なボレーシュートが決まるとは思わなかった。

男子サッカーよりも、体格差は大きいように思ったが、足元を抜くパスサッカーを展開し、見事に闘い抜いた。

今朝の日経スポーツ欄には、いいことが書いてあった。

男子は、監督が変わるたびに「ジーコ」「岡田」「ザック」ジャパンと、愛称が変わるが、女子は「なでしこジャパン」で一貫している。

目標とするサッカーにも一貫性があり、それが功を奏したと。

資金も人材も乏しい中、工夫するしかなかったというのが実情だと思うが、資金も人材も豊富な男子と比べたとき、何が功を奏するか、よい勉強になったと思う。

昔から日本ほど女性が強い国はないのだが、大舞台で日本女子の本領発揮。

恐るべし、日本の女子。

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2011年7月15日 (金)

次期首相候補

昨日は、午前中に新規に顧問先となっていただいた方が来所。

午後は顧問先を2軒訪問。

事務所に戻って、諸々の仕事の片付け。

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【次期首相候補】

菅首相は、あーだこーだ言って延命に躍起だが、どうやら違法献金事件で逮捕されるという、菅氏にふさわしい終わりが待っているようだ。

ネットで検索するのだが、このニュースは大手マスコミはまだ本格的に報道していない。

リンクはゲンダイネット「菅首相 違法献金急展開 東京地検 捜査開始」)

東京地検も、嫌疑をでっち上げる捜査が発覚し、解体論まで出たが、せめてこれくらいは正当な捜査の中で首相を逮捕まで持って行ってもらいたいものだ。

それができなければ、いよいよ存在意義はなくなるだろう。

首相交代といっても、次を誰にするかがまだ見えていない。

最近、いろんな新聞社などが次期首相にふさわしいランキングを発表しているが、ロイターの個人投資家向けアンケートで第一位は、わが鳥取県選出の石破茂氏だという記事があった。

記事はこちら(「次期首相は石破氏が1位に」)

他の世論調査でも石破氏は常に上位であり、場合によっては本当に首相になるかもしれない。

実際、日米関係の重要性をはじめ、それぞれの分野で現実的な議論ができるのは、今や石破氏くらいしかいないだろう。

民主党の若手はどうも理想論ばかりかざして、現実感が伴わない議論ばかりしている。

鳥取県一区選出で、私の住む米子市は二区だから、直接的な地元ではないかもしれないが、かつて中選挙区の時代に石破氏の応援をしていたという方は結構いらっしゃって、石破氏とつながりの深い方はたくさんいる。

複数の地方議員の方から、石破氏は「人望が薄い」と聞いたことがあるが、それは今まで政界での仲間づくりに熱心でなかったことからもわかる。

仲間づくりよりも政策が好きで研究してきた方だけに、親分的存在感はないかもしれないが、政策に明るいという点で、今、必要な首相と言えるだろう。

問題は選出されるプロセスで、政権与党でない自民党から首相を出すとした場合、どのようなプロセスが必要になるのか、それが難しい。

政界再編を伴って、石破氏が属する政党が第一党になることが一つの条件になるが、8月上旬には、世界経済の行方がとりあえず固まりだす。

その辺のタイミングで、日本の政界でも何かが起きるだろう。

一人の鳥取県民として、石破氏の首相就任を願っているところだ。

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2011年7月14日 (木)

ユーロ危機

昨日は、午前中に5月決算会社の税務申告書を作成など。

午後は、顧問先の歯医者さんへ行き、歯の治療をしてもらってから月次決算データを渡してしばし懇談。

夕方からは、商工会議所と市議会議員の懇談会に出席。

今朝の日本海新聞に米子駅南北一体化問題に関する記事が掲載されていた。

この事業に関する賛同者と理解者は確実に増えている。

より多くの賛同者と理解者を増やすため、努力したい。

そのうち、理解してないのは市長だけ、なんて話になるだろう。

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【ユーロ危機】

なでしこジャパン、スウェーデンに完勝。

すばらしい。

日本は女性が支えている国。

日本の女子は強し。

世界は今、いよいよ迫ったユーロ危機に右往左往している状況だが、日本はなでしこジャパンのニュースで持ちきり。

昨日の夕方行われた菅直人の脱原発会見も、ほとんど無視されている状況。

それはそれで良いこと。

レイムダックと化した首相の、しかも思いつきにすぎない、あるいは延命のための方針発表など、だれも聞く耳を持たない。

閣僚からも批判が出る始末だが、それはそれで健全な状態だと思う。

それらもあってユーロ危機がほとんど伝えられていない状況だが、円は1ドル78円台まで進み、1ユーロも110円を割ろうかという展開になっている。

ユーロ勢は、どこかの国が破綻すると一蓮托生で連鎖破綻しかねない。

お互いに資金を融通しあっている構図があるからだ。

昨晩のバーナンキFRB議長の証言では、不況の継続には新たな金融政策で応じるとしている。

これによって金融緩和が継続するとみて、実物資産である金が再び急騰していて史上最高値を付けているが、金と同様に強い「円」が通貨では一人勝ちの状況になっている。

この円高と、菅直人の思いつきのせいでの電力不安などが重なり、日本企業の海外進出が加速するのは間違いない。

これからの海外進出は、円高のおかげで今まで以上にメリットが出る。

そして、日本企業の本格的な海外進出は、今まで中国や韓国と比較して人件費が高かったという競争上の不利を解消し、より日本企業を強くするだろう。

日本の国内は空洞化するかもしれないが、海外進出を成功させた日本企業は盤石の体制を築くだろう。

政治の無策が結果として日本企業を強くするというのは皮肉でもあるのだが、政治に頼る企業が弱いのは歴史上の必然で、メガソーラーなんて言って政商ぶっているソフトバンクは、その政府依存の計画を見直さないと、いよいよもって弱い企業になるだろう。

ユーロ危機の行方はまだ流動的だが、危機に乗じて日本企業がより一層強くなっていくことだけは間違いなさそう。

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2011年7月13日 (水)

煽り派

昨日は、午前中に鳥取市内のお客様のところへ。

午後は事務所に戻って、5月決算法人の税務申告書の作成等。

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【煽り派】

私は放射能汚染について、一つの仮説を持ってニュースを見ている。

それは、前にも書いたが(6月9日のブログ)、放射線の人体への影響というのは、急激な被爆を除けば大したことはないというものだ。

仮説というか、こちらの説をかなり信用している。

事実からすれば、今まで人類はさまざまなケースで放射線を浴びて来ているが、それが人体に与えた影響は十分に分析しきれていない。

ガンは老化の一種であり、普通に生活していも多くの人がガンで亡くなる。

これを即座に放射線を浴びた影響というのは、ちょっと偏った説であることは否めない。

その偏った説をことさらに強調して人々の不安を煽っている人たちのことを、週刊ポストの言葉を借りれば「煽り派」というらしい。

その煽り派たちが、今は福島産の牛肉にセシウムが混じっていたと大騒ぎしている。

原発問題もそうだが、どうも放射線がらみの話は反政府運動家と相性が良いようで、首相を筆頭に放射線の恐怖を煽りたてて自らの運動に大いに利用している。

今週の週刊ポストを読むと、50年前の地球はソ連やアメリカの核実験のラッシュによって、今よりもはるかに放射能に汚染されていたそうだ。

その影響は日本列島にも大いにあったようで、福島事故よりもはるかに強い放射能汚染が列島を覆っていた模様。

しかし、それでも日本人が急にそこから放射能汚染の影響を受けたというデータは無く、あらゆるデータが通常時の域を超えていない。

広島、長崎の原爆にしても、被爆二世に遺伝的影響があったという事実もない。

放射線は宇宙から大地から、日常に浴びているものであり、鳥取県中部にある三朝温泉のラジウム泉は、まさに放射線そのものが“売り”であるが、昔からここでみんな湯治をしていた。

人間の代謝能力を超える一時的な大量被ばくは人体に影響があるが、微量の被爆については、人間には代謝する能力が昔からあって、今騒いでいる程度の放射線漏れは人体に影響はないと私は考えている。

ならば、煽り派のメリットは何か。

・不安がつのると新聞や雑誌が売れる。

・反政府運動に火がつく。

・日本が核を二度と扱えなくなれば、弱体化できる。

上から、マスコミ、菅直人ら左翼連中、そしてアメリカと、利害が一致している。

煽るはずだわ。

冷静にものを見る目を養いたいと思う。

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2011年7月12日 (火)

日本株の展望

昨日は、午前中から午後にかけて5月決算法人の税務申告書の作成など。

夕方は、某大手証券会社の株式セミナーに出席。

テーマは、「日本の株式市場の展望」

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【日本株の展望】

某大手証券会社さんの日本株の予想は、ここ1~2年は日本株は強いのではないかというお話だった。

新興国から日米の市場へ資金が流れている様子は鮮明であり、しばらくは続くとの見方。

震災後の日本株についても、外国人投資家が非常に強い買いを入れている。

外国人は、相対的に日本株が割安だと見ており、特に年後半に震災復興のための公共事業が本格化してくれば、日本の景気にも明るい兆しが出てくると見ている。

懸念材料としては、その景気回復に水を差しかねない増税である。

もう一つは、規制の強化。

昨日の話は、およそそんなところだった。

私の見方と概ね合致していた。

おもしろいのは、「日本株が強い」といっても、やや慎重な言い方を崩さなかったことだろう。

私の中では、日本株は2~3年のスパンで見た場合は、「非常に強い」と見ているのだが、そうおっしゃりたいのを抑えて慎重な姿勢を崩していないところが奥ゆかしい感じがした。

逆にいうと、証券会社が「今が買いですよ」と大っぴらに遠慮も慎重さもなく言い始めたときは、すでに遅いということだ。

営業する人が怖いのはアドバイスの責任を追及されることだから、どうしても上がった株を良いといい、下がった株を悪いといってしまうものである。

本当は、下がった株を「これからよくなる」といい、上がった株を「これから悪くなる」と言わなければいけないが、それは予言のようなものであり、なかなかできることではない。

二次補正は政権のゴタゴタのおかげで小規模のものになりそうだが、復興の本番は3次補正といわれている。

これが10兆円を超えるものになるのは確実だが、それが決まる時期までには、株価は内需を中心に上がり始めていると予想する。

そういう意味で、未だに二次補正さえ成立させることができない菅内閣こそが、復興にあたっての最大のガレキだという意味がご理解いただけるだろう。

あえて付け加えておくが、これは“ねじれ”のせいではなく、菅直人が政権延命のためにあえて遅らせているからである。

この非人道的な首相に早くやめてもらうことが、日本復興、日本経済回復の前提条件となる。

ちなみに今月中旬にもバーナンキの議会証言があって、8月上旬までにアメリカの今後の金融政策の方向が決まることになっている。

8月上旬は、とりあえずの世界の流れが決定される日程でもあり、岡田幹事長が「8月上旬に代表選を」と言ったのと符合する。

そういう視点から考えると、やはり日本はアメリカの動きを見据えて次期首相を決めるのだろう。

決して菅直人がゴネているから代えないわけではないということである。

菅直人の延命への執着を利用して、首相交代の時期と次の首相候補を推し量っているということだろう。

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2011年7月11日 (月)

間違いだらけの車選び

金曜日は、午前中に税務申告書の作成。

昼から経済同友会の総務委員会に出席。

終了後、県の監査委員の仕事で県中部の出先機関へ。

Photo 写真は琴浦町にある船上山。

鎌倉時代の末期に後醍醐天皇が、南北朝の争乱を逃れてここにこられたことで有名。

仕事帰りに見えたので撮影したが、近くにはいくつか滝もあって、行楽には良い季節になった。

県内にはたくさんの行楽スポットがある。

地元民として、大いに満喫したいと思う。

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【間違いだらけの車選び】

自動車評論家でない限り、なかなかたくさんの車に試乗する機会はないものだが、「間違いだらけの車選び」(徳大寺有恒著、欄外にリンク貼付)を読むと、なんだか自分でたくさんの車を試乗したかのような錯覚を感じさせてくれる。

20代のころ、なかなか車が買えなくて、この本のシリーズ(年刊)を読んでドライブした気分を味わっていた。

今回、久しぶりにこの本が復活した。

著者の徳大寺氏は、もはや年をとってしまい、こまかな自動車評論をやめてしまったようだが、代わりに若い(といっても1972年生まれの)島下氏という自動車評論家が個別の車についての評価をしている。

この島下氏の評論は、師匠となる徳大寺氏よりも庶民的で、私の感覚にはあっているように思った。

通常の自動車評論家は、おそらく自動車メーカーから便宜を図ってもらっているのか知らないが、試乗した感触を「良い」としか伝えない。

何やかんや言っても、最後は「良かった」「すばらしい」などと締めくくるのが通例。

しかし、この本のいいところは、悪い点は「悪い」としっかり指摘しているところ。

著者はそのせいで、自動車業界から嫌われてしまったそうだが、それが読者にとっては車の貴重な評価になるのである。

今回も、「ホンダは売れる車しか作らなくなったのでつまらないメーカーに成り下がった」とか、「買う意味のないくるま」などという辛口の評論が随所にちりばめられている。

ほめているのは、ドイツの小型車。

例えばアウディA1、ゴルフ、ポロなど。

日本車で評価しているのは、マークX(トヨタ)やフリード(ホンダ)など。

このあたりの感覚が自分に合うかどうかは人それぞれだろう。

徳大寺氏の評論は、スカイラインGT-Rだとかレガシィだとか、値段の張るくるまを「良い」と言ってしまう傾向があり、それが庶民感覚とズレていた。

庶民の感覚からすれば、高い金払っていい車は当然で、それが悪い車だったら怒るよ。

だから、できればコストパフォーマンスも考えて評論してもらいたいものだと思っていた。

今回登場した島下氏は、そのあたりの感覚が若いだけに多少、庶民的で、例えばレガシィにしても、ボディサイズが急に大きくなったことを批判していた。

徳大寺氏よりも、よっぽど良い感覚だと思った。

小さくて性能がいい車が日本車の代名詞だったが、今や日本車は北米で売らんがために、ボディサイズをモデルチェンジのたびに大きくする傾向がある。

ポロ(VW)は、その点、日本車の代名詞だった小さくて性能が良いという点で日本車のはるか上を行く。

私はゴルフ(VW)に乗って6年になるが、ドイツ車の良さも悪さもよくわかった。

自動車評論家がドイツ車をほめる意味もよくわかった。

しかし、庶民感覚からすれば、1600ccの車が200万円を超えるのがドイツ車なのだから、良くて当たり前。

日本車にも利点は多々ある。

その点は、またの機会に私の自動車評論としてブログに書いてみたい。

とりあえず、「間違いだらけの車選び」で、自分がさも試乗したかのような気持ちを味わっていただき、自動車評論のおもしろさを感じていただけたらと思う。

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2011年7月 8日 (金)

監査という仕事

昨日は、監査委員の仕事で、午前中は倉吉市内の出先機関へ。

午後は、鳥取市内の出先機関を訪問。

夜は、商工会議所青年部の懇親会でボーリング。

10年以上ぶりにボーリングをやった。

昔のベストスコアは170点台だが、昨日のスコアは112点。

調子が出る前に10フレームが終わってしまった感がある。

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【監査という仕事】

県内のある法人から、監査をしてほしいという依頼を受けた。

聞けば、私が以前に行った監査に関する講演に共感し、また、それで私の監査を受けていただいた別の法人の方が、「監査を受けてよかった」とご感想を言われたことが決めてになったという。

誠にうれしい話。

近年、「監査」というと、厳格化の流れ一辺倒で、受ける側が負担するコストも上がる一方だった。

そして、それがグローバルスタンダードだという論理だけがまかり通ってきた。

私が15年前に監査法人に入ってしばらくは、まだ古き良き時代の監査が残っていた。

お客様と監査人とが協力しあって適正な決算を行うという雰囲気が多分に残っていた。

しかし、そうした風潮の中で、一部の監査人でミスが発生し、社会問題になったことがきっかけで、以来、監査は厳格化の一方になって今日に至っている。

「甘い監査」が言語道断であることは間違いないとしても、その対処策が厳格化というだけでは、受ける側の負担は大きくなるばかりで、しかもそれで不正がなくなるわけでもない。

監査人と受ける側とが信頼関係を築きながら、常に相談しながら進めていく方法は、「甘い監査」という批判を受ける可能性があるが、うまく行けば低コストで良質な仕事ができる場合がある。

私は監査をするにあたって、世の中の流れに乗りつつも、こうした観点を忘れないようにしている。

そうした姿勢が評価されるのは、たぶん地方都市ならではのことかもしれないが、評価される限りは努力したいと思っている。

監査という仕事は、年々難しくなっているが、可能な限り、お客様のニーズに応えられるよう今後も努力していきたいと思う。

これからも「伊木の監査を受けてよかった」と言ってくださる法人の方々が少しでも増えるよう、仕事をしていきたいし、そういう評価があれば、望外の喜びである。

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2011年7月 7日 (木)

地デジ

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付けなど。

午後は、顧問先を2軒訪問。

3時から某銀行さんの決算説明会があり、会場のホテルへ向かったのだが、開始10分前ですでに駐車場は満車。

近隣の駐車場へ止める手もなくはなかったが、結局、行くのをやめて、事務所に戻って溜まった仕事をこなした。

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【地デジ】

地デジへの完全移行まで、あと17日らしい。

自宅のテレビはすでにデジタル対応しているのだが、困ったのはDVD録画機。

これも地デジ対応にしないと、番組を録画することができない。

しかし、地デジに対応した録画機は、ハードディスクの容量も食うので、録画時間の割りにはまだまだ高い。

今のものは買ってから5年経つが、まだ十分につかえるのに、再生専用機としてしか使えなくなってしまう。

これって、犯罪的な政策だと思った。

家庭のアナログテレビは、ハードとして問題がなくても使えなくなってしまう。

録画機も使えなくなるということで、大量の廃棄物が出ることになった。

テレビについては、まだアナログの人はいろいろ支援策が用意されているようだが、録画機については支援策はない(と思う)。

車についているテレビもアナログで、これも見られなくなる。

いつも朝、通勤のとき、みのもんたの朝ズバを聞きながら運転していて、今日は何が話題になっているかをつかむのに役立てていたが、これもできなくなる。

車のテレビは、まあ仕方がないとしても、録画機はこれから買わないといけない。

需要が殺到する(=価格が高い)という、一番良くない時期の買い替えになる。

週刊誌の情報によると、地デジに移行できない“地デジ難民”が大量発生するのは間違いないそうだ。

これだけ宣伝しているとしても、面倒くさいものは面倒くさいし、金出してまで対応しなきゃならんとなれば、余計に面倒くさいと思う人がいるのは不思議でもなんでもない。

土壇場になって、「やっぱり延期します」って総務大臣が言ってくれないかと密かに期待している。

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2011年7月 6日 (水)

分析、一つの仮説

昨日は、午前中に税理士会の研修を受けに松江市内へ。

午後、事務所に帰着後、5月決算法人の税務申告書の作成。

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【分析、一つの仮説】

菅政権が震災を延命に使っている犯罪的な所業をマスコミはもっと伝えるべきだと思いつつ、大きな構図が今どうなっているかを分析してみた。

日本の政治経済は、これまで多分にアメリカという覇権国家の動向に大きな影響を受けてきた。

そのアメリカが今、金融危機の淵に立ち、ユーロ勢と血みどろの争いを繰り広げている。

昨日もムーディーズというアメリカの格付会社にポルトガル国債の格付を引き下げさせて、ユーロに動揺を走らせた。

しかし、ポルトガルも含めてユーロ勢にはかつての覇権国家がずらりと並ぶ。

簡単にアメリカの揺さぶりに敗れるとは思えない。

フランス人であるIMFの前専務理事のストロスカーンを一旦は女性スキャンダルで失脚させたものの、ここへきて、早くも復権の動きがでてきたのも、ユーロ勢の巻き返しの動きと見える。

ユーロとドルの覇権争いは、そう簡単に決着がつくものではないことの一つの象徴的出来事といえる。

それでも短期的には、8月ごろまでには当面の答えを出さなければならない時期が迫る。

この時期までに金融市場ではひと波乱あると見ておくべきだろう。

逆に、この時期何を何とか乗り切れば、日本株は秋から冬にかけて上がっていくと予想している。

そして、時期を同じくして8月ごろまでに菅政権は終わり、日本の政局の混乱が一旦収まると見る。

つまり、日本の政局は世界の覇権の行方が決まってから、改めて親米政権をつくるのか、それともアジアやヨーロッパに強い政権を作るのかを決めるのだと思う。

「次期首相候補が見当たらない」という論調は、覇権の行方が分からず親米政権を作るべきかどうかまだわからないということだ。

2008年の金融危機が起きた後、アメリカの覇権が急速に弱まり、中国やロシアの台頭に備えるため、日本は鳩山政権という親ロシア、親中国の政権をつくって世界の覇権の変化に対応した。

しかし、その後、思ったよりもアメリカの覇権が強いことがわかり、慌てて鳩山政権を潰して、親米政権である菅政権を作り直した。

この6月から8月は、アメリカの財政逼迫状態が急速に強まる時期であり、同時にユーロの危機が深まる時期でもある。

この時期に日本の政局が混乱しているというのは、驚くほど、世界の政治経済の動きと符号した動きである。

日本の中だけを見ていると、わけのわからない混乱状態に見えるが、こうしてちゃーんと世界の覇権の動きを見極めようとしているのは、日本が2000年も長きにわたって培ってきた生き残りのための知恵、すなわちインテリジェンスなのだろう。

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2011年7月 5日 (火)

よっぽどマシか・・・。

昨日は、事務所で5月決算法人の税務申告書の作成や、その他の調査事案の片付けなど。

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【よっぽどマシか・・・。】

いろいろニュースがあるけども、例えば被災地へも行かずにおいて、「自民党の復興政策はおかしい」などと言って離党した議員と比べれれば、震災後、被災地を足しげく通っていろいろ知った上で物議を醸す発言をした松本大臣の方が、よっぽどマシかと思う。

口下手なのだろう。

ニュースを見る限り、そこまでひどい発言だとは思わなかったが、聞く人によれば、問題発言だったのかもしれない。

わかりやすい人だと思った。

「長幼の序」だとか、「自分が先に入ってお客さんを待て」だとか。

そういうのをすごく重視する人っている。

ただ、村井知事もそれがわからない人だとは思わないから、それなりに事情があったのだとう思う。

話によると知事の到着時刻は、定刻より少し前だったとか。

「地元でコンセンサスをとっておけ」というのも、国が何でもやってくれると思っていたのでは復興が進まないからこその発言だろうとも思った。

そういう意味では、何にもやらないで口八丁で周りの人をだまして裏切る議員の方がよっぽどひどい。

地元では、未だに自民党関係者が支援者に謝って回っている。

もうあなた方が謝る必要はないですよ。

 

 ①口だけは達者だが、何もしないで周りを平気で裏切る議員

 ②口は下手だが、それなりに努力しようと奮闘している議員。

 

①と②ならば、②の方がよい。

だが、マスコミ的には②の方が揚げ足をとりやすい。

政治家の資質を見抜くことは、有権者にとって大事なこと。

②であっても、努力しているあとが見られるならば、大目に見てもよいのではないかと思う。

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2011年7月 4日 (月)

面白い展開

金曜日は、朝一番で鳥取県庁へ。

知事室で監査委員就任の認証式。

その後、米子に戻って事務所で山陰経済新聞の原稿書き。

そのほか、5月決算法人の税務申告書の作成等。

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【興味深い展開】

東電の株価が興味深い展開を見せている。

以前から書いてきたことでもあるが、以下は過剰ともいえる電力会社叩きの傾向が少しずつ緩和される可能性を見て取れるニュースである。

(「東電を免責しないのは違法」 株主、国を賠償提訴)6月30日の朝日ドットコムよりリンク貼り付け

もともと原発には、天変地異があった場合は、電力会社の賠償金額を一定限度までで免責するという法律がある。

これがあるから電力会社という一つの株式会社が、原子力を国策として受け入れてきた。

東電の株主総会でも、会長が免責を求めることを示唆したとの話もある。

争点は、今回の東日本大震災が法に規定する「天変地異」に該当するかどうかである。

これについて財務省は、「首都圏が壊滅状態にならないと、そうとはいえない」などといって、被災地である東北が壊滅状態になっても適用しないなどと、かなり苦しい答弁をしている。

財務省は、理屈よりも政治力で押し切るつもりだろう。

東電の株価は、巨額の賠償を折り込み、倒産寸前まで売り込まれていた。

多くの株主が国を訴えたい気持ちだったに違いないが、その中にたまたま弁護士がいて、今回の提訴につながった。

原告の勝訴が見込まれれば、今の株価は急騰する。

200円を割った後の東電株は、急上昇を絡めて今300円台前半。

東電の株には、多くの空売りが入っているので、この買い戻しがどのタイミングで入るかも注目。

JALと違うのは、東電が独占企業であり、電力供給は生活インフラであって、だれかがその役目を果たさないといけないという点だ。

また、労組の強すぎるJALと、経団連の中心企業として経営側に力のある東電では、リストラ回復力も違う。

東電解体説も出ているが、首都圏の電力需要を賄うために、新たに企業を立ち上げるよりも、東電のインフラをそのまま活用する方が安上がりなのは明白。

東電株が元に戻るには配当までする必要があり、それは当面望めないが、今の株価を売られ過ぎと捉えるならば、1.5倍から2倍程度の上昇があってもおかしくはないと思う。

このあたりの情勢をどう読むか、興味深い展開になってきた。

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2011年7月 1日 (金)

IFRSに意義あり

昨日は、午前中に事務所で5月決算法人の税務申告書等の作成。

午後は顧問先を2軒訪問。

昨日で一年の半分が終わり、今年も折り返しに入ったわけだが、すでに梅雨が明けたかのように暑い日が続いている。

熱中症も続出しているとニュースで見たが、節電しすぎで倒れてそれ以上に病院で治療のために電気を使うよりも、適度に冷やして倒れないようにすることも大切。

そして、前にも書いた通り、節電よりもしっかり発電することを考えてほしいものだ。

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【IFRSに意義あり】

ようやくこういう本が出たなと思った。

「IFRSに意義あり」(岩井克人、佐藤孝弘著 日経プレミアムシリーズ)=欄外にリンクあり。

IFRS(イファース=国際会計基準)は、導入することが前提となっていろんな議論がなされてきたのだが、会計学者など専門家の間では評判の悪い会計基準である。

しかし、そのことに対して正面から反論を加えた書は少なく、本として手にしたのは、私はこれが初めてだった。

IFRSの解説本を読んだときの違和感はかなり強いものだったが、これが既定路線だとすると大変なことになるなと思っていた(すでになっているが)。

会計基準としての品質は、現行よりも落ちるのは間違いないと思った。

そのことを具体的に理論的に説明したのがこの本。

書店に並ぶIFRS関連の本は、すべて(といっていいくらい)IFRSの導入を前提とした解説本ばかり。

理論的におかしいと、正面切って論戦を挑もうとする本はなかった。

IFRSはここへきて震災等の影響もあって、強制適用は延期となった。

震災の影響にしてしまうところが、ある意味で情けないのだが、延期は歓迎すべきこと。

これを機にしっかり理論的な考察をしてもらいたいものだ。

導入を前提にした議論ではなく、“そもそも論”としてきっちり議論すべきだ。

公認会計士の業界では、もはや導入は既定路線という方向での議論しか聞こえてこないが、顧客たる企業の人たち意見を十分に聞いてしっかり議論してほしいと思う。

そうしないといよいよ専門家としての信用を無くすとさえ、私は危惧している。

こういう本が今までなかったことが異常だということに、私たち専門家は気づいて反省しないといけないと思った。

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