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2011年6月22日 (水)

節電より発電を

昨日は、午前中にご来客が1件。

午後もご来客が1件。

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【節電より発電を】

先週の土曜日、日吉津のムービックスに長男を連れて、ゴーカイジャーの映画を観に行った。

映画館に入った瞬間、ムッという蒸し暑さに覆われた。

冷房が切ってあったのだ。

映画が始まってしばらくして、冷房が効き始めたのでよかったが、まさかこれも「節電」の一環だろうかと思った。

福島原発の事故以来、世の中は節電ムードに包まれている。

当初は、関東エリアだけの話かと思われた節電ムードは、浜岡原発の停止以来、西日本にも拡がっている。

今になって、事の重大さに気がついた間抜けな菅内閣は、原発のある地元自治体に運転再開を呼びかけるという、お粗末ぶりをさらしている。

「停止しろ」と言ったときの理屈と、「再開しろ」と言う場合の理屈が整合していなければ、「なぜ安全と言えるのか?」、「浜岡が例外なのはどうしてか?」と返されるのはわかりきったことだが、このわかりきったことがわからないのが、菅内閣である。

混乱の責任を少しでも感じてくれていればよいのだが、そういう気配はない。

 

それにしても、節電ムードは良くないと思う。

昨日の米子は日中、30度を超えた。

これから梅雨が明ければ、35度以上の猛暑日も出てくるだろう。

冷房をしっかり効かせないと暑さで倒れてしまう。

電気代をきちんと払えるように、毎日一生懸命働いているわけもあり、それを「節電せよ」とは何事か。

新聞などが、何だかわかったように、「私たちは電気のある生活に慣れ過ぎた。ここで一度、人間の生き方を見直してみよう」などと呼びかけているが、政治のミスであり、人為的に止めただけの仕業に対して、こういう呼びかけには賛同できない。

逆だろう。

「節電に拍車をかけるな、もっと発電しろ」と呼びかけるべきだ。

安定的な電力が、日本の国富を拡げてきたのは間違いのない事実であり、一瞬の電力の途切れも許されない精密部品の工場が海外へ出ていかないのは国内の電力が安定していることのおかげだ。

つまらない政治の人気とりのために発電を止め、不快な節電に拍車をかけるのは国益を損なうのは間違いない。

大阪府の橋下知事は、節電のために必要ならば「家庭の冷房も止めさせる」などとほざいているが、バカも休み休み言えという感じだ。

昨年、熱中症で多くの人が死んだのをもう忘れたか。

企業が一応、節電に応じているのは、世間体もあるが一応コストダウンにもなるからだ。

しかし、電力をけちったところで、わずかなコストダウンであり、あんまり節電を要求されるなら、工場が日本にとどまっている必要なくなるだろう。

電力会社は発電してなんぼ。

地元自治体の言い分もわかるが、浜岡でデタラメをやったカン政権の所業をよく検証して、できるだけ発電に協力してもらいたいと思う。

そうすれば、「節電はしてもいいけど、猛暑で死なないでね」などとわけのわからない呼びかけをしなくてすむだろう。

もうすぐ暑い夏がやってくる。

このままでは節電のために熱中症で死ぬ人が出るのは間違いない情勢だが、そうした被害者を増やさないために、しっかり発電してほしいと思う。

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