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2011年6月

2011年6月30日 (木)

努力する姿勢

昨日は、事務所で5月決算法人の税務申告書の作成など。

昼に内外情勢調査会の講演会に出席。

講師は流通ジャーナリストの金子哲雄氏。

フジテレビの「ホンマでっか!?TV」などに出演もされている。

私はこの「ホンマでっか!?TV」を時々見るのだが、金子氏の細かい知識には、笑いとともに驚きを感じることがよくあった。

昨日は、そのご本人と会うことができて、それなりの気づきと驚きがあった。

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【努力する姿勢】

ある種の天才だと思った。

金子氏は、会場につくやいなや非常に腰の低い姿勢で、次から次へと名刺交換を始め、その名刺に書かれていることから、何かしら質問をかわすのであった。

ある県議の方と名刺を交換し、「○○先生は今、何期目なんですか?」と聞いたかと思えば、「あっ、今、浜田議員のことで大変なのではないですか?」などと矢継ぎ早に会話を交わしていく。

私と名刺交換したときは、「伊木先生 (先生と呼ばれてしまった・・・)は、ずっとこちらですか?」 「東京にいらしたときは、どちらの監査法人でしたか?」

「新日本です」と答えたら、「アーンスト ヤングですね?」と返してきた。

年齢は私とは2つ違いの1971年生まれだが、まあ、いろんなことをよくご存じだった。

昨日のテーマは、「地域を元気にする処方箋」みたいなテーマだったが、いろいろな仕掛けをときどき笑いを交えながらよくしゃべった。

知識としゃべりでテレビ出演まで果たしたその実力は、昨日の講演会でもいかんなく発揮された。

私も自分の腕一本でここまで来たという気持ちを持ってはいたが、金子氏はそのずっと上を行っている。

方向性やキャラは違うかもしれないが、その実力の磨き方、努力の仕方は大いに刺激になったし、見本になった。

だから、昨日の講演会は、その内容もさることながら、講師の金子氏の姿勢そのものが勉強になった。

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2011年6月29日 (水)

浜田氏は議員辞職すべし

昨日は、午前中にご来客が2件。

午後は、顧問先を3軒訪問。

夜は、県議会の稲田副議長の就任記念パーティーに出席。

稲田副議長は、私の学校の先輩であり、私が県の監査委員に就任してから2年間、同じく監査委員としてご一緒させていただいた方でもあり、そして何より私の地元選出の県会議員さんでもある。

末永いご活躍を期待します。

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【浜田氏は議員辞職すべし】

浜田参議院議員の離党問題は、地元でも大騒ぎの状況だ。

昨日のパーティーでも、山口県連会長から説明があったが、みんな「えっ? そんな単純な話なの?」という感じ。

特別深い裏があるわけでもなく、単純に管総理に一本釣りされたというだけのこと。

まだ、「大きな金が動いた」だとか、「大臣のポストを約束された」くらいの話ならば、過去にもあっただけに、納得はいかないまでも理解できなくはない。

しかし、あてがわれたのはたかだか“政務官”であり、金が動いたという話も聞かない。

自民党と決定的に仲違いしたわけでもない。

まったく大義のない離党だった。

あの田村耕太郎氏でさえ、離党直前には「自民党では政策が実現できない」だとか、「県連の方針に賛成できない」だとか、事前に周到に準備をして、それなりに大義を作って、任期切れる選挙前に離党した。

だから、即、国民の審判を受け、見事に落選した。

しかし、浜田氏の場合は、昨年の夏の選挙で当選したばかりだから、あと5年も任期を残す。

本来ならば、離党ではなく、議員辞職して国民の審判を仰ぐべきところ、どうも管首相ばりのペテンぶりだから、やめる気配はなさそう。

情けない話だ。

説得にあたった亀井氏や村上氏の意図はわからないが、その先に自民と民主の連立の布石という目的があったのかもしれない。

しかし、結果から見れば、与野党の対立を激化させただけでなく、民主党内からも非難が上がる始末。

首相には、「メダカ一匹釣ってどうするんだ」という批判があったというが、大物ではなく超小物のメダカにたとえられてしまうなど、情けない限り。

鳥取県民にとって厳しいのは、参議院の鳥取県は、「一票の格差」問題で取り上げられる、もっとも価値の高い議席である。

ただでさえ、裁判の行方によっては1議席減る可能性のある議席を、浜田氏を念頭に「鳥取の一議席はいらない」と言われたら、返す言葉がない。

本当に罪深い浜田氏の離党である。

繰り返すが、浜田氏は議員辞職すべきである。

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2011年6月28日 (火)

人間として・・・

昨日は、倉吉市内の法人で監査の仕事。

依頼内容からして、昼過ぎには終わるのではないかと思っていたが、結局、夕方まで仕事をした。

そのあと、事務所に帰って、たまった仕事を片付けた。

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【人間として・・・】

鳥取県選出の参議院議員・浜田和幸氏が離党して管政権の政務官に就任するというニュースがあった。

開いた口がふさがらない、ありえない話。

政策以前の問題として、人間としての資質を疑う。

よく地方の選挙は、政策よりも地縁・血縁が優先されて、まともな政策論議がないと、“政治評論家”たちがわかったような顔をして言う。

しかし、政策というのはその時の状況で大きく変わることもあるわけだが、それを議論する人間の資質は変わらない評価軸となる。

一度、資質を疑われた人間がどんなに高尚なコメントをしようとも、もはや誰も信用しない。

鳥取県では、前参議院議員の田村氏も選挙前に離党して民主党へ鞍替えした。

立派な政策論議を展開してくれたが、その前に人間が信用できないと思われたようで、結局、選挙では惨敗した。

政策以前の問題があることを、この手の人たちには理解できないようだ。

浜田氏は、復興を前に「与野党が足を引っ張り合っている状況か」と言ったそうだが、管政権が復興を延命策に利用していることが、最大の障害だという認識がない時点で、政治家として失格である。

だから、管直人という最大の瓦礫を除去することからはじめないと、与野党のまともな議論ができないといって、まともな政治家は動いたのである。

浜田氏離党で苦笑してしまうのは、民主党の人たちも困惑していることである。

民主党の人たちだって、多くのまともな人たちは、困惑して当然だろう。

それは誠に正常な感覚だと思う。

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2011年6月27日 (月)

冷静な議論がしたいところ

金曜日は、午前中に鳥取県庁で新しいプロジェクトについての検討委員会に出席。

ちなみに会議は公開だったが、マスコミ取材は誰も来なかった。

午後は、一旦事務所に戻ってから、講演会へ出席。

講師は、本間正明先生。

日本経済の復興についてだったが、残念ながら特に目新しい話はなかった。

その後、中海テレビの番組の打ち合わせ。

土曜日は午後に仕事の打ち合わせを入れ、日曜日は中海テレビの県議熱中討論の収録。

テーマは、防災体制について。

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【冷静な議論がしたいところ】

今月の中海テレビの県議熱中討論は、防災体制の見直しについてだったが、安田県議の話によると、江戸時代の天保年間に、秋田沖の地震によって、弓ヶ浜半島にも津波が来た記録があるそうだ。

海に囲まれた日本はどこかしらで津波を心配しなくてはならないが、少しずつ県や市町村もb被害想定を引き上げながら対策を講じているので、過度に心配する必要もないと思った。

島根原発については、仮に廃炉にしたところで結局数十年は原子炉を管理していかないといけないのが現実なわけで、だったら安全に動かしながら発電によるメリットも享受していくことが現実的な対応になると思われる。

世の中的には、脱原発で自然エネルギーへの転換が叫ばれ、永田町には「脱原発解散」があるなんて話もあるのだが、冷静な議論が必要だろう。

同じ民主党でも前原議員は、自然エネルギーへの転換は現実的ではなく、既存のエネルギーを十分活用しながら進めていくことが必要で、「ポピュリズムに流されるな」という発言をされたらしいが、その通り。

私は、多くの庶民は冷静に脱原発が現実的でないことを理解していると思うし、自然エネルギーが万能と思っているのはごく一部の市民団体などだろうと思うが、大手のマスコミが何を思ったか、脱原発の動きをやたらと報道しているのを見て、この動きが加速するのがこわい。

このブログの読者ならお分かりだろうが、大手マスコミが脱原発をやたらと報道するのは、福島の事故以来、電力会社からの広告費が入りにくくなっているからに他ならない。

要するに「以前みたいに広告してよ」という営業行為の一環が、脱原発であることはほぼ間違いないだろう。

余計に冷静な議論が求められる所以である。

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2011年6月24日 (金)

期待ギャップ

昨日は、朝の講演を終えた後、食事を取るなどして県庁へ行き、夕方まで監査委員の仕事。

昨日の鳥取市の最高気温は35度だったようで、どうりで暑いはずだ。

さすがに県庁は冷房がついたが、節電などしていたら熱中症になりかねない。

夏本番がくれば、暑さはもう少しひどくなる。

先日書いたように、節電よりも発電することを考える方が大切である。

目の前の電力問題に対応できないで、何が自然エネルギーだ。

夢のような架空の投資話で人をだますのと同じような手口で、政権の延命を図っていることに、国民は気づかないといけない。

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【期待ギャップ】

昨日、閉会した鳥取県の6月議会で、任期切れとなった監査委員の人事で、私は再度、監査委員に選考され、採択されたとのこと。

いろんな仕事がある中で、再任をお断りする選択肢もあったかもしれないが、仕事は頼まれるうちが華だというのが私の考え。

県の方から「もう一期頼む」といわれた。

こんな私がお役に立てるならがんばらないといけないと思った。

現代の監査委員の仕事は、県民からきちんとチェックしてほしいという期待の高まりもあり、簡単な仕事ではなくなっている。

簡単な仕事ではないから私がやるのだという意気込みだけは忘れないようにしたい。

昨日の新聞は、各紙がそれぞれに議員の政務調査費に関する住民監査請求の結果を掲載していた。(読売オンラインのリンクを参照

結果は、ご参照の通りであるが、この結果に対して住民監査請求を起こしたオンブズマンは、「監査が甘く納税者の視点を欠いている」とコメントしたそうだ。

これは監査論でいうところの典型的な「期待ギャップ(エクスペクテーションギャップ)」である。

監査は住民から「もっと厳しくしてほしい」という要求がありがちなのに対して、ルールに基づいて実施する監査の結果とにギャップが生じることが往々にしてある。

仮に一部の住民の期待通りに厳しくして、監査のルールを逸脱したら、それこそ大問題である。

行政側(ここでは議員側)もルールにのっとって処理を行っているつもりである。

そのルールが結果として守られていなければアウトだが、一応でも守られていれば、それを罰する権限を監査人は持たない。

そこにいくら「厳しく監査せよ」と言われても、「出来ないことは出来ない」というのも監査人の役割だ。

「納税者の視点」といっても、納税者にもいろんな主義主張の人がいる。

オンブズマンのように共産党系と思われる人たちも納税者だし、右翼系の人だって納税者になる場合もある。

監査では、予め定められた唯一のルールを寄りどころに良し悪しを判断する。

それ以上のことはできないし、やってはいけない。

ただし、ルールそのものに不備があれば、改善を求める意見は言う。

それは今回も言ってある。

そのあたりの認識というのを一般の納税者に理解してもらうのはなかなか難しいかもしれないが、それを根気強く訴えていくのも監査人の役割。

今回の請求者は弁護士でもあり、法律の専門家でもあるはずだが、それでも監査という制度に対してはこの程度の認識しかない。

ましてや一般の納税者に至っては・・・、といいたいところだが、案外、一般の納税者の方が理解はあるかもしれない。

期待ギャップは、ある意味で監査制度の永遠の課題だろう。

それでもギャップが少しでも解消するよう根気強く説明していくことも、監査人に求められる資質だと思っている。

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2011年6月23日 (木)

一期一会

昨日は、午前中から午後にかけて、顧問先の周年パーティーに出席。

その後、顧問先を2軒訪問。

昨晩のうちに鳥取市に入り、今朝6時からのモーニングセミナーで講演。

倫理法人会さまのお招き。

一仕事終えて、今、ホテルでこれを書いている。

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【一期一会】

私が開業以来、こころがけていることの一つは、一期一会で今日の出会いを大切にするということ。

職業柄でもあるが、毎日、いろいろな出会いがある。

その一つ一つが必ずしも何か実を結ぶわけではない。

それでも今日出会った方が、私との出会いで何か良いきっかけになればうれしい。

そういう気持ちで、1回1回がチャンスなのだという意識で事に当たってきたと思う。

今朝のモーニングセミナーは、昨年、商工会で講演を聞かれた方が、こちらに招いてくださった。

これも一つの縁。

今日の出会いが必ずしも何かにつながるとは限らないが、それでも見返りを気にせず、自分なりに精いっぱいしゃべった。

縁を重ねつつ、少しずつ人生が豊かになればいいのかなあと思っている。

だからこそ、一期一会で今日の出会いを大切にする。

こうした心がけをこれからも大切にしたいと思っている。

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2011年6月22日 (水)

節電より発電を

昨日は、午前中にご来客が1件。

午後もご来客が1件。

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【節電より発電を】

先週の土曜日、日吉津のムービックスに長男を連れて、ゴーカイジャーの映画を観に行った。

映画館に入った瞬間、ムッという蒸し暑さに覆われた。

冷房が切ってあったのだ。

映画が始まってしばらくして、冷房が効き始めたのでよかったが、まさかこれも「節電」の一環だろうかと思った。

福島原発の事故以来、世の中は節電ムードに包まれている。

当初は、関東エリアだけの話かと思われた節電ムードは、浜岡原発の停止以来、西日本にも拡がっている。

今になって、事の重大さに気がついた間抜けな菅内閣は、原発のある地元自治体に運転再開を呼びかけるという、お粗末ぶりをさらしている。

「停止しろ」と言ったときの理屈と、「再開しろ」と言う場合の理屈が整合していなければ、「なぜ安全と言えるのか?」、「浜岡が例外なのはどうしてか?」と返されるのはわかりきったことだが、このわかりきったことがわからないのが、菅内閣である。

混乱の責任を少しでも感じてくれていればよいのだが、そういう気配はない。

 

それにしても、節電ムードは良くないと思う。

昨日の米子は日中、30度を超えた。

これから梅雨が明ければ、35度以上の猛暑日も出てくるだろう。

冷房をしっかり効かせないと暑さで倒れてしまう。

電気代をきちんと払えるように、毎日一生懸命働いているわけもあり、それを「節電せよ」とは何事か。

新聞などが、何だかわかったように、「私たちは電気のある生活に慣れ過ぎた。ここで一度、人間の生き方を見直してみよう」などと呼びかけているが、政治のミスであり、人為的に止めただけの仕業に対して、こういう呼びかけには賛同できない。

逆だろう。

「節電に拍車をかけるな、もっと発電しろ」と呼びかけるべきだ。

安定的な電力が、日本の国富を拡げてきたのは間違いのない事実であり、一瞬の電力の途切れも許されない精密部品の工場が海外へ出ていかないのは国内の電力が安定していることのおかげだ。

つまらない政治の人気とりのために発電を止め、不快な節電に拍車をかけるのは国益を損なうのは間違いない。

大阪府の橋下知事は、節電のために必要ならば「家庭の冷房も止めさせる」などとほざいているが、バカも休み休み言えという感じだ。

昨年、熱中症で多くの人が死んだのをもう忘れたか。

企業が一応、節電に応じているのは、世間体もあるが一応コストダウンにもなるからだ。

しかし、電力をけちったところで、わずかなコストダウンであり、あんまり節電を要求されるなら、工場が日本にとどまっている必要なくなるだろう。

電力会社は発電してなんぼ。

地元自治体の言い分もわかるが、浜岡でデタラメをやったカン政権の所業をよく検証して、できるだけ発電に協力してもらいたいと思う。

そうすれば、「節電はしてもいいけど、猛暑で死なないでね」などとわけのわからない呼びかけをしなくてすむだろう。

もうすぐ暑い夏がやってくる。

このままでは節電のために熱中症で死ぬ人が出るのは間違いない情勢だが、そうした被害者を増やさないために、しっかり発電してほしいと思う。

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2011年6月21日 (火)

刑務所へ行け!

昨日は、午前中にご来客が1件。仕事の打ち合わせ。

午後もご来客が1件。

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【刑務所へ行け!】

ホリエモンこと堀江貴文氏が、収監された。

そのニュースをネットで見たとき、Tシャツに書かれている企業名が気にかかった。

さらにその上には、「GO TO JAIL」(刑務所へ行け)と書かれていた。

新聞記事を見て、なるほどおもしろいなと思った(産経ニュースのリンクはこちら)。

しかも、よく見ると企業名の右肩に数字が書いてある。

おそらくこれは粉飾決算をした企業であり、その金額だろう。

長銀(3100)、山一(2700)、カネボウ(800)、日興コーディアル(189)、ヤオハン(128)、ライブドア(53)。

53億円の粉飾決算で実刑になった堀江氏にから見れば、もっと巨額の粉飾決算を行った会社の経営者がなぜ実刑でないのかという皮肉を込めたメッセージだろう。

以前に友人と話をしていた。「ホリエモンが懲役3年の実刑なら、日興証券の社長は懲役何年だろうか?」と。

悪質性から言えば、ライブドアよりもはるかに上を行き、しかも金額の大きな日興証券の場合、社長は懲役20年か無期懲役だろうと思う。

あくまで公正に裁かれたなら、そうなるだろうが、実際にはこれらの悪質かつ巨額の粉飾事案でも、経営者は実刑まではいかなかったのが事実。

執行猶予がつくのが通常の事件の中で、たった(といっては何だが)53億円の粉飾で、しかも微妙な判断のある事案で、実刑を食らった堀江氏は、明らかに「出る杭」として打たれたものと思われる。

世の中の秩序を乱すものとして、みせしめにあったということだろう。

ああ、そういえば、村上ファンドの村上氏も同じようなものだった。

これらの経営者にやりすぎの感はあったにせよ、実刑にして刑務所にぶち込むほどのことかと言われれば、疑問も大きい。

しかも、それが見せしめ的に行われる検察の怖さは、戦前の特高のような恐ろしさがある。

北朝鮮を独裁国家だとか、中国を人権のない国だとか、戦前の日本を暗黒の歴史だとかいう資格は、今の日本人にはないということだ。

私は決してホリエモンのファンではないが、社会の公正とか正義が保たれていない日本の社会の実例を目の当たりにして、官僚や大企業の経営者(フジテレビなど)に対して、情けない気持ちを抱くのである。

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2011年6月20日 (月)

広島

金曜日は、朝7時40分出発の広島行き高速バスに乗り込み、広島へ。

11時過ぎに広島に到着し、12時から公認会計士協会中国会の役員会に出席。

その後、総会があり、夜は懇親会があって、そのまま広島に宿泊し、土曜日の朝一番のバスで米子に帰ってきた。

役員会や総会等で、最近の会計士協会の様子がいろいろと報告された。

今週の日経ビジネスにも載っていたが、本部の山崎会長の解任請求騒動の裏側についても話を聞くことができた。

主体性のない本部の会長に対する会員たちの不満が背景にあるようだ。

合格者数を増やしたことと、その後に就職難が起きたこと、その対処策としての企業財務会計士の導入(→結局、廃案になった)など、確かに業界の改革(改悪?)に対して主体的な動きはなかった。

よく話し合って結論を出すという、そういうプロセスが無かったということで、ある意味、初歩的なマネジメントミスでもある。

これを機会に善処してもらうことを願いたい。

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【広島】

それにしても、広島は遠い。

高速バスで片道3時間半~3時間50分かかる。

昨年から会計士協会の中国会の役員になったため、ちょくちょく広島行きの機会があったのだが、ことごとく予定で行くことができなかった。

片道3時間半では、移動だけで往復7時間以上。

一日潰れることになるからだ。

広島の会員さんと話していて、カープの話になったのだが、「新しい球場は行きましたか?」と聞かれ、まだ行っていなかったことに気がついた。

新球場になって、ずいぶん良くなったと聞いていたが、まだ一度も行っていなかった。

かつて東京で勤務していたころは、しょっちゅう広島へ出張した。

連泊していたとき、仕事が終わって夜の予定がないとき、一人で昔の広島市民球場へカープの試合を見に行ったこともあった。

出張は、単に仕事しに行くだけではもったいない。

仕事が終わってから、あるいは仕事の前に少しでも時間を作ってその場所にしかないものを楽しむのも出張のだいご味。

今度、機会を作って新しい球場にも行かなければと思った。

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2011年6月17日 (金)

逆風はやがて順風に

昨日は、午前中に新規の顧問先の方が来所。

午後は、事務所で調査事案の片付けなど。

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【逆風はやがて順風に】

気がついたらアクセス累計が20万件を超えていた。

読者の皆様にはご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

これを機にサブタイトルを変えてみた。

題して「実りの10年をつかもう!」(笑)。

逆風はやがて順風になる。

順風になっているのに気がつかず、逆風のままのシフトでは、実りを得ることができなくなってしまう。

私は20年間耐えてきた日本経済に再び順風が吹くときがそう遠くない将来に来ると予想している。

しかし、人々の頭の中は、おそらく失われた20年のままだろう。

これは、1990年代にバブルが崩壊したあとも、しばらく頭がバブルモードから切り替わらなかったのと同じことで、次なる実りの10年が来たとしても、なかなか「失われた20年モード」から脱却できない可能性が高いと見るのである。

順風への備えで重要なことは、必要な投資を怠らないことである。

これは、事業会社、投資家、共通の課題である。

いざ、会社に特需が舞い込んできても、対応できる人員体制と設備などが無ければ、その特需をものにできない。

いざ、株が上がり始めても、上がったのを確認してから投資に入ったのでは、高値をつかまされるだけ。

まだまだ逆風が続いている状態なので、そう簡単に切り替えを行って先行投資するわけにはいかないことは、私にもわかっている。

それでも企業にとって、個人投資家にとって、体力の範囲内で出来る限りのことで十分なので、必要な先行投資を怠らないことが重要だと思う。

 

1980年代後半のバブルの時代、私はまだ高校生。

大学に入ったのが1992年。

このころに公認会計士を目指すことになったが、当時はバラ色の世界だと言われて受験勉強に挑んでいた。

いざ、96年に合格してみると会計士業界も就職氷河期。

狭き門をくぐって監査法人に入ると、あると聞いていたグアム研修はすでになく、狭い会議室で3人掛けの机に3人座って新人研修を受けた。

その後、地元に帰って今年で9年。

一貫して右肩下がりだった。

それがいよいよ底をついた感のある時期に入り、飛躍の10年、実りの10年が期待できる位置まで下がってきたのではないかと思っている。

しかし、次の実りの10年は、適切に準備をしてきた人だけのためのものになるのも間違いない。

かつてのバブルのように、みんなが豊かになれる時代はもう来ないだろう。

このブログの読者諸氏とともに、適切な準備を怠らないで、「実りの10年をつかもう!」を合言葉にがんばっていきたいと思っている。

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2011年6月16日 (木)

実りの10年

昨日は、朝から県の監査委員の仕事で鳥取市内へ。

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【景気の当面の見通し】

日銀が14日に開いた金融政策決定会合で、景気見通しを上方修正したが、セブンイレブンなど小売業の企業業績の好転も出始めており、年後半の景気回復はかなり確実なものになる様相を示している。

株式市場もこれに伴い、徐々に値を切り上げていく可能性がある。

しかし、世界経済は、アメリカの失速、中国・インドの利上げで暗い見通し。

昨日のダウはギリシャ危機再燃で大幅下落したが、ユーロも厳しい状況にある。

したがって、国内の回復傾向を世界経済の動向が帳消しにする可能性があり、順当に株価が上がるとは思ってはいない。

アメリカは今月末にかけて、債務発行限度額の引き上げを行うかどうかの判断がなされ、FRBによる金融緩和策の延長も議論される。

このあたりの議論の行方が大きな節目になる。

アメリカは、ドルの延命を図るためにユーロを犠牲にする作戦にでており、それを実行しやすくするために、ギリシャに肩入れしようとしてきたIMFの専務理事(フランス人)をスキャンダルで失脚させた。

ドルとユーロの攻防は、さらに激しくなるだろうが、いずれにしても円の一人勝ちは決まったようなもので、円高傾向はしばらく続くだろう。

株価が底にあるか、底に近づきつつあるか、それとも底をついたのか、その辺りはよくわからないが、いずれにしても底に近い位置にいるのは間違いないと見ており、来年以降2020年ごろにかけて、新たな実りの10年が来るのではないかと思っている。

「失われた10年(20年)」とばかり言っていると、実は来る確率の高い次なる「実りの10年」が来たことに気がつかなくなることに注意してほしい。

この20年、日本企業の足腰は非常に強くなっており、円が少々高くなってもびくともしない構造が出来てきた。

日本の人々が思う以上に日本経済は強い。

次なる「実りの10年」を自分のものにするため、毎日のように変化していく情勢を適宜、ここに書き記しておこうと思う。

私の目標は、このブログの読者の皆様といっしょに、実りの10年を手に入れることである。

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2011年6月15日 (水)

通貨を知れば世界が読める

昨日は、県の監査委員の仕事で、県東部方面へ。

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【通貨を知れば世界が読める】

同志社大学教授の浜矩子氏が書いた「通貨を知れば世界が読める」(欄外のリンク参照)を読んだ。

浜氏をテレビで見かけたことは何度もあって、髪の毛を紫色に染めていたりすることもあって、ちょっと見かけが怖いと思ったことがあるのだが、著書を読んだのは初めてだった。

通貨の本質が歴史とともにわかりやすく書かれていた。

それより何より、現代の円について「隠れ基軸通貨」と表現したことに我が意を得たりの感じを覚えた。

ここまではっきりと円の本質をズバっと書いた本は、なかなか見つからない。

この女性、鋭いと思った。

多くの評論家は過度に悲観的で、円は暴落するなどと書かれた本などが多いが、実はこの30年、ドルが一方的に弱くなる背後で、基軸通貨たるドルの地位を支えてきたのは紛れもなく円だった。

リーマンショックを引き起こしたのも円だったと書いてあるのも、一つの真実だろう。

当時、極度に金融緩和された円がキャリートレードによってドルを通じて世界にばら撒かれ、金融危機の下地が出来上がっていた。

このときに、アメリカに貢ぐふりをして大量のドルを買い込み、結果的にアメリカを破綻の淵に追い込んだその最前線に居たのが、当時の財務官であった溝口善兵衛氏、つまり今の島根県知事だ。

アメリカの支配下にあるフリをして、その下で着々と通貨を使ってアメリカを転覆させようとして、もうすぐそれが成功にいたるであろう。

円の強さからして、1ドル50円が妥当というのが著書の主張であるが、なるほどそれはありうるだろうと思われる。

そこにいたるシナリオもいくつか提示してある点が、他の著書と違って良心的なところだろう。

テレビではなかなか感じなかったが、実に鋭い示唆に富む本だった。

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2011年6月14日 (火)

朝のルーティン

昨日は、午前中に顧問先を訪問。

午後は、顧問先を2軒訪問。

夜は、米子青年会議所(JC)さん主催の講演会を聞きに行って来た。

講師は、スーダンで活躍する医師の河原氏

すごい人がいるものだ。

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【朝のルーティン】

「良い癖はなかなか身に付かないが、悪い癖はすぐに身に付く」とは、プロ野球中日ドラゴンズの監督・落合氏の現役時代の言葉。

バッティングフォームを固めようというときに、楽なフォームで悪い打ち方はすぐに身についてしまうが、少々きつくても良い打ち方はなかなか身につかないという意味だった。

これを人の日常生活に置き換えて、良い習慣はなかなか身につかないが悪い習慣はすぐに身につくと、私は思っている。

「よい習慣」が何なのかというのは、人それぞれだと思うが、例えば早寝早起きなどは、その一つだろうか。

私は大体、夜の12時に寝て朝の6時に起きる。

朝食をとりながら、新聞を3紙読んで、7時半に出勤。

8時までにメールをチェックして、ネットで読売オンラインや朝日ドットコムなどをざっと閲覧する。

8時過ぎにブログを書き始めて、遅くとも8時半には書き上げる。

これを土日を除いてほぼ毎日繰り返す。

朝のルーティンになっている。

野球のイチローがバッターボックスに入る前に、同じ動作をすることで集中を高める儀式にしているのと同じようなもので、一日の始まりを一つのパターンにすることで、仕事の始まりを意識できる。

休日出勤したときなどに、このパターン以外で仕事に取り掛かろうとすると、最初のうちは、「もう仕事やっちゃっていいの?」という感じを覚えるときがある。

一つのパターンを持つことで、仕事モードへの切替が出来るのだろう。

これらが「よい習慣」なのかはわからないが、時間をかけて確立した一つのパターンだ。

適宜、見直しも必要だが、よい習慣をいかに持つかは、何かを成し遂げたいと思う人にとっては大切な心がけなのだと思う。

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2011年6月13日 (月)

転換点

金曜日は、午前中に事務所で調査事案の片付け。

午後は、鳥取市内の法人の役員会に出席。

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【転換点】

トヨタ自動車の社長が、「国内生産は限界を超えた」と発言し、話題となっている。

円高や電力不足が原因ともいえるが、何より、政権が経済に対して全くといっていいほど配慮がないのがその理由だろう。

日本経済にとって、ここが一つの転換点になる可能性があると思っている。

これまで東日本での生産不足を補うため、一時的にでも西日本の工場へ生産をシフトする動きがあったが、こないだ関西電力が15%の節電を呼び掛けるようになったことで、もはや日本のどこへ行っても電力不足の問題が出てくる可能性があることが明らかになった。

西日本には、村田製作所だとかロームだとか、世界を代表する精密部品の製造工場が多数立地しているが、これらの工場では電圧が少しでも弱まるとそれだけで大きなロスが出てしまう。

関西電力でも節電などという事態が起きた以上、日本での生産を続けることは企業にとってリスクとなるのは当然のこと。

こうした事態が、自然災害によるものならまだ仕方がなかったのだが、浜岡原発を強引に止めたことから連鎖する、菅政権による人為的な被害によるものだからダメなのだ。

民主党政権になってからの経済に対する無策ぶりは目に余る。

資本主義がよっぽど嫌いなのだろう。

経済活動の要でもあるマーケットに対して関心を寄せる議員が一人もいない。

雇用が大事といいながら、生産活動に対する配慮も一つもない。

市民運動の延長で原発をとめてみたはいいが、その後の影響は考えていなかったようだが、左翼政権で企業を目の敵にする日本での限界はおのずと訪れたということだろう。

この流れが連鎖して止まらないようだと、これから来るであろう円高とともに、日本経済にとっての転換点になるだろう。

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2011年6月10日 (金)

車格

昨日は、事務所で調査事案の片付け等。

少し前に、夜の飲み屋でおねえちゃんが私に向かって、「お兄さん、真面目そうな顔してぇ、実は総選挙に投票してるんじゃないのぉ?」と言ってきた。

「総選挙?」

なんのことかわからなかったが、選挙はいつも行っているので、

「投票? ああ、したよ。」

とぶっきらぼうに答えたら、「ほらー、やっぱりー」とか言われて喜ばれてしまった。

どうもこのことだったらしい。

 

AKB総選挙、前田敦子さんが首位奪還(時事ドットコムより)。

 

  

私、投票なんかしてませんから。

  

  

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【車格】

先日の講演会は皆生温泉の別館芙蓉だった。

わかる人にはわかるのだが、ここへ行くためには皆生温泉のソープ街を通り抜けることが必要になる。

しかし、私の乗っているシルバーのゴルフだと、どうしても呼び込みのお兄さんに「こっちへおいで」とばかりに手を挙げられてしまう。

無視するが、正直言ってうざったい。

 

講演会の帰りのことだった。

講演会には、いろいろと偉い人たちも参加していたのだが、私の車の後ろを黒塗りのセダンがついてきた。

いつもの通り、私の車は呼び込みのお兄さんに手を挙げられて、いつも通り、無視して通りすぎたのだが、後ろの黒塗りのセダンはどうなるだろうかとバックミラーを見ていたら、呼び込みのお兄さんはじっと立ったままスルーした。

黒塗りのセダンだと、呼び込みのお兄さんも気が引けるのだと思った。

某銀行の常務さんとか、某県の総合事務所長さんとか、某自衛隊の司令さんなどの黒塗りのセダンが呼び込みの勧誘で止まるわけないし、もし止まったら笑う。

それにしても呼び込みのお兄さんも、私の車が若造に見えるとみて、こっちばかりに声かけないで、勇気だして黒塗りのセダンにも声かけてみなよと思う。

 

ある顧問先の工場へ行くとき、そこでは門のところで守衛さんにいつも無愛想に止められる。

こちらは社外監査役でもあるので、そのパスを出すと、表情が急にしゃきっとして「はい、どうぞ」となる。

雑誌か何かで見たのだが、三菱自動車の社長さんが、自社で開発した電気自動車のアイミーブを試乗も兼ねて通勤に使ったところ、自社の地下駐車場の守衛さんに止められたという。

守衛さんもまさか一部上場企業である自分の会社の社長が軽自動車に乗ってくるとは思わなかったのだろう。

人は車種で乗っている人を判断してしまうところがあるのだ。

要するに“車格”というものがあるのだろう。

先輩の会計士で、黒いベンツに乗っている方がいて、その方は髭もたくさん生やしていらっしゃる。

その方がいうには、「ベンツに乗って良かったことは、みんながよけてくれること」なのだそうだ。

髭面でサングラスかけて、黒のベンツに乗っていれば、とても堅気の人には見えないから当然といえば当然だ。

ただ黒い車は、汚れがとても目立つので、しょっちゅう磨いたり洗車しないとみっともなくなる。

1年に数回しか洗車しない私は黒い車に乗ろうとは思わないが、我が愛車も今年で6年。税務上の耐用年数が来る。

まだまだエンジン絶好調でしばらく買い替えはなさそうだが、いつまでも若いわけじゃないから、それなりの車に乗ることも必要なのかと思案しているところだ。

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2011年6月 9日 (木)

放射線の影響は実は大したことない!?

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付けなど。

昼から内外情勢調査会の講演会に出席。

事務所に戻ってご来客が1件。

その後、顧問先を訪問。

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【放射線の影響は実は大したことない!?】

昨日の内外情勢調査会の講演会の講師は、科学ジャーナリストの東嶋和子氏だった。

元読売新聞の記者で、エネルギー問題などを調査していて、原子力安全審議会の委員を務めている。

講演の内容は期待していた以上に勉強になった。

当初、私はこの分野の女性ジャーナリストは、最近やたら目立つ“自然エネルギー崇拝派”かと、失礼ながら思っていた。

理想論ばかりで現実感の伴わない評論が多い中で、東嶋氏は実態をよくご存じで現実に基づく考察を行う方だった。

結論から言うと、原子力エネルギーは日本にとってこれからも必要で、逆に太陽光などの自然エネルギーが今後20年以内に原子力にとって代わることはまずないというお話だった。

また、今、騒がれている福島原発の放射線の影響についても、実はかなり軽微であり、大騒ぎするほどのことではないと、そこまではっきりは言われなかったがチェルノブイリ等で集めたデータをもとに、客観的に考察していただいた。

放射線は、日常、宇宙から大地から食べ物から常に摂取しているのが実情で、それを人間は代謝によって外に出しているという。

例えて言えば、塩と同じなのだそうだ。

塩も1日200g摂取すると人間は死ぬらしいが、数gであれば汗などで自然に代謝するが、放射線も一時的に大量に被爆すると死に至るが、少ない放射線を継続して浴びても人体への影響はないという。

例えば、鳥取県の三朝温泉の近くでは、昔からウランが出土することで知られているが、ここのラジウム温泉は、放射線を被爆しても、みんな元気になっていく。

微量の放射線被爆は、体によいという説もあるほどで、人間が日常、自然界から放射線を浴び続けていることは一つの事実なのだ。

だから、いたずらに放射線を恐れる必要はないということ。

一時的な大量被爆を避けることができれば、チェルノブイリでもそうだが、人体への影響は少ないそうだ。

また、放射線の被爆は、遺伝しないことも明らかになっているそうだ。

広島・長崎の原爆の被爆者で、よく被爆2世などという表現があり、一部に差別もあったと聞くが、結局、被爆の影響が遺伝した例はないとのこと。

いろいろ書いたが、こうしたことを実例や実証データをもとに、東嶋氏に解説していただいた。

私は、講演を聞いて、私の住む米子市は島根原発から半径30キロ圏内にひっかかるのだが、福島原発の事故のレベルなら特に避難する必要はないなと思った。

報道はずっと怪しいと思っていた。

一時的な被爆が問題になりそうな事故直後に政府は「影響はありません」といい、すでに影響がなくなってから「やっぱり心配ですから自主避難してください」などという。

逆だろう。

もはや福島の大半が安全であるにもかかわらず、相変わらず「放射線を検出」などといって、軽微であるにもかかわらずそれを書かないで不安を煽る。

そうした実態が読めてきた。

放射線の影響というのは、日常浴びている量を少々超えようとも、一時的に大量に被爆しない限り、実は大したことはないのだと、私は確信を深めつつある。

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2011年6月 8日 (水)

延命策としての東電叩き

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付けなど。

午後は顧問先を訪問。

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【延命策としての東電叩き】

マスコミによる東電叩きは異常だと思っていたが、ようやく正論らしい正論を見つけた。

「東電叩き 延命図る菅政権」(産経WEBより)

福島原発がチェルノブイリやスリーマイルと違うのは、担当者のオペレーションミスによる事故ではない点である。

国が安全基準を設けてそれを順守してきた東電側が一方的に責任を押し付けられるいわれはない。

それをさも東電がすべての責任を負うべきといわんばかりの報道がなされ、社長に土下座までさせて世間に東電が悪いという印象付けを行ってきたのは、他でもない菅政権による延命策と理解するほかない。

本来なら責任の多くを負担しなければならない政府は、これを東電に押し付けることで延命を図ってきた。

これを先頭に立って主導してきた枝野官房長官が、次期首相候補に名前が挙がっているが、とんでもない話だ。

原発はすっかり悪者となり、夏場の電力不足が全国で懸念されはじめてきた。

この責任が電力会社ではなく、政府にあるのは間違いない。

事故調査委員会が立ちあがり、失敗学の提唱者である畑村氏が委員長に就任し、利害にとらわれない調査を行うと宣誓したが、ぜひ客観的な目で事故を検証してほしいと思う。

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2011年6月 7日 (火)

世界経済の混乱

昨日は、午前中に鳥取市内で監事を務める法人の監事監査。

午後は、事務所に戻って、顧問先からの質問等に関する調べものなど。

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【世界経済の混乱】

日本のマスコミからはほとんど報じられることがないが、アメリカ経済がいよいよ厳しい状況に陥っている。

今の日本株の低迷は、福島原発の処理が遅れていることによるものではなく、来るべき金融危機の第二弾が間近に迫っていることから来るものだと思われる。

余裕資金で長期投資をやっている投資家以外の方々は、短期的な暴落が来ることを覚悟しておいた方がよい。

いや、むしろ怖いのは暴落よりも、今、じりじりと進んでいる株安と円高。

気がついたら損失額が大きく膨らんでいることに注意が必要だ。

円高がじりじりと進んでいるのは、米国経済の悪化を受けてのものである。

3月ごろだっただろうか、今年の終わりから来年にかけて、アメリカは利上げに入るという観測が流れ、円は一時安くなる傾向を見せた。

しかし、その後、その観測は消えつつあり、今は目前に迫ったQE2(量的緩和策の第二弾)の期限切れと、政府債務の発行上限が限界にきてしまったことで、再び円高ドル安傾向になっている。

こんな状況の中、アメリカは、日本以上に政治が混乱しているようだ。

日本もひどいがアメリカはもっとひどいといったところか。

国会が全く機能していないというのだ。

もはや“デフォルト待ち”の状態に入って、与党と野党で責任のなすりつけ合いが始まっているという。

日本の株価がダラダラと下がっているのは、震災対応が遅れているからではなく、アメリカ経済の不安が広まりつつあることが主たる理由であって、売る口実に震災が使われているだけともいえる。

今から8月初旬までの期間、何が起こってもおかしくない状態に入ったことは間違いない。

そんな世界の状況の中で、日本の政治が次期リーダーをめぐって右往左往しているのは、見事な符号という他ない。

アメリカが元気であることが前提なら、大連立で親米派の議員が首相に。

アメリカが死んだら、小沢系復活もありえ、東アジア共同体のようなアジア主義へ再び舵を切る可能性も出てくる。

従属国たる日本にとって、盟主が誰になるかは極めて重要。

今、その行く末を見極めんとして、政治をわざと混乱させているとしたら、見事なインテリジェンスという他ない。

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2011年6月 6日 (月)

日本株、買いの条件

金曜日は、事務所で調査事案の片付けなど。

夕方は顧問先の役員会に出席。

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【日本株、買いの条件】

今週の日経ビジネスには、日本株について小さな特集が組まれていて、バフェットやジム・ロジャースをはじめとする著名な投資家などへのインタビュー記事が掲載されていた。

総じて言えば、彼らの多くは日本の復興を信じているし、日本株の可能性を高く評価していることがわかる。

もちろん、震災後に原発事故の様子を見て売りに走った投資家もいた。

しかし、そんな投資家も日本株に買いを入れるタイミングを見計らっている様子が伺える。

世界の投資家が日本の将来に楽観的な見方を示しているにも関わらず、日本株が冴えない動きをしているのは、日本人自身が日本の将来を少なからず悲観していることがあるのだろう。

外国から見れば夢のように素晴らしい国力を持つ日本も、日本人自身の目から見ればいろいろな悲観材料が目立ち、積極的に株を買おうという気にはならないのだろう。

少子化に歯止めがかかっていないこともあるだろうし、何より政治が低迷して日本の足を引っ張っている現状もある。

しかし、そうした悪材料を考慮してもなお、世界の国々と比較したときに日本が相対的にずば抜けていることは間違いない。

それは技術力の面でも資金力の面でも、人々の中にある倫理観や道徳心なども、未だに日本は世界のトップレベルにある。

いくら中国が発展著しいといっても、いくらブラジルでW杯とオリンピックが開催されるからと言っても、それでもなお、日本の将来性に分があると世界の著名投資家たちはみている。

私も日本の将来を楽観視している。

もちろん、何も努力なしに物事がうまくいくとは思っていないが、世界でもっともポテンシャルを持った国であるのは間違いないと思っている。

だからこそ、外貨投資には一切目もくれず、ひたすら日本の銘柄のみを買っている。

日本人が日本を信じられなくなったら、それが一番悲しいことであるが、それはどうしても政治の混迷が目立つからであり、マスコミに流布される悲観論が根拠であって、冷静にウォッチすれば稼ぎ頭である日本企業の素晴らしさは群を抜いているだろう。

そういう意味で、日本を励ますためにも日本株を買うべきだと考えているし、今、この低迷してる時期に日本株を買わずしていつ買うのかと思う。

多くの日本の投資家は、外国人が買ったのを確かめて後から買いに入るが、そうなると一番うまみのある上昇は外国人が持って行き、日本人はいつも高値をつかまされる結果となる。

こういう誰もが悲観的になっているときに買うことが、勝つ確率を上げることだと考えている。

(いつものことですが、投資判断は自己責任でお願いします)

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2011年6月 3日 (金)

詐欺で延命

昨日は、午前中に事務所で調べものの整理。

昼に青年部の委員会に出席。

午後は、顧問先を2軒訪問。5月決算の打ち合わせや新規のお客さまとの打ち合わせ。

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【詐欺で延命】

3月11日、外国人からの献金問題で辞任待ったなしの状況に追い込まれた菅首相は、当日に起きた大地震により、首の皮一枚つなぐことになった。

そして、内閣不信任決議が可決される寸前の昨日、新潟県中越地方で震度5強の地震が起きた。

柏崎刈羽原発のすぐ近くが震源。

辞任の瀬戸際で再び起きた大きな地震に、「地震兵器」の存在を疑った(苦笑)。

 

「辞める」という言質をとったはずなのに、いつやめるかがわからない。

鳩山さん、あんたは騙されたんだよ。

「信義」とか「誠意」という言葉が通じる相手なら、それでよかったのだろうが、そういう常識の通じる相手ではない。

菅に詐欺を使って延命を図られた。

同じく常識のない鳩山氏はこれにコロッと騙された。

「党を割らない」という情緒的な思いが仇になった。

首相の詐欺を助けている岡田幹事長なども同罪。

詐欺は騙された方にも過失があることになっているが、鳩山さんがこの責任を取るためには、今後、きちんと早期辞任のスケジュールを責任もって描くこと。

不信任案は否決されたが、菅首相が辞任を表明したのは事実。

ニュースがあいまいに伝えるのでわかりにくいが、首相が辞任を表明したことで、菅内閣は死に体となり、新たに首相が求心力を持つことはなく、事実上、菅内閣は終わった。

しかし、その後始末に手間取る可能性を残した。

死に体の菅内閣には何もできないが、それは復興への道筋を付けるのにも手間取ることを意味している。

復興よりも党の存続を優先した鳩山氏に大きな責任がある。

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2011年6月 2日 (木)

内閣不信任案

昨日は、午前中に顧問先の方が来客、今後についての打ち合わせ。

午後は、米子市の公共事業評価委員会に出席。

2度目の委員長に就任。

今回の審議対象は、図書館・美術館の整備事業の事前評価。

提出された基本計画をもとに、6名の委員で審議して、昨日、審議結果をまとめた。

どんな審議をしたのか、内容について書くと長くなるので省略するが、すべて公開しているので、いずれ議事録が市のサイトにアップされるだろう。

限られた予算で、限られた増築部分を出来る限り有効に使っていただくため、委員がそれぞれ知恵を絞って意見を出し合った。

結論として、この事業は実施すべきとしたが、いろいろ工夫の余地があるとして、付帯意見もつけることになった。

短時間で十分な審議が出来たかどうかはわからないが、限られた時間と限られた情報の中で、濃い中身の議論ができたのではないかと思っている。

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【内閣不信任案】

いよいよ菅政権の終わりが来るのではと期待が高まる。

とにかく、延命のために震災を利用し、延命のために財務省に擦り寄って、最近では消費税増税のためのプロジェクトチームもつくるゴマすりようだ。

最近になって、沖縄の普天間基地の移設問題で、新たな資金をアメリカに提供する案を出すなど、延命のためにアメリカに沖縄を売り渡すようなマネをする菅内閣は、最大の“ガレキ”であり、復興の妨げとなるため“撤去”しなければならない。

おもしろいのは、大手マスコミが菅政権を一旦は見放したかに見えたが、それを主導するのが小沢氏と見て、ここへきて最後の最後まで内閣不信任案に反対する論調を張っているところだ。

中でも「震災対応のさなかに政局とは何事か」みたいな論調が目立ち、「復興そっちのけのドタバタ劇に被災地もソッポ」などと、被災地を利用して小沢氏の台頭を抑えようとしている。

震災を利用しているのは菅政権だけでなく、大手マスコミも同罪といえる。

不信任案への賛成は、あくまで「造反」と表現するところもマスコミの世論誘導である。

不信任の可決は、「内閣総辞職」か「解散総選挙」で対応するが、被災地では選挙もままならない状況であり、当然「総辞職」しか選択肢はない。

それにもかかわらず、「地方選もできないのに選挙とは何事か」という論調も一部にあり、明らかに意図的な誤解に基づく世論操作である。

被災地では、一向に進まないガレキの除去に政府不審を極めているともいえ、最大のガレキである菅首相を取り除くことが復興への第一歩という認識は、決して嘘ではないだろう。

党首討論で公明党がいうように、復興のために休戦として野党が協力姿勢を見せても、一向に提案を出してこないのが実態であり、菅政権には退陣してもらうしかない。

今日、採決が行われる予定だが、菅内閣が終わるかどうか、注目される。

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2011年6月 1日 (水)

東電の株価

昨日は、午前中に3月決算法人の税務申告書の作成。 これが最後の会社。

午後は、顧問先を訪問など。

昨日が3月決算法人の税務申告書の期限だったが、何とか無事に終えることができた。

ほっと一息というところです。

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【東電の株価】

月曜日の日経新聞の1面左側の特集記事に、外国人投資家が東京電力の株を買っているという記事が出ていた。

日本での報道を見ると、原発事故はすべて東電の責任で、「解体もやむなし」のような論調が目立つ。

巨額の賠償の大半は東電が負うことで話が進められ、当然に株価は大暴落してしまった。

その東電の株を外国人投資家が買っているのだというから、これが事実ならさすがに冷静に事態を眺めているのだなと思う。

法律によって、天変地異による原発事故について、電力会社による補償は、1200億円を上限にすると書いてあるそうだ。

今回の震災でこの特例が使えなかったら、この条文はいつ使うのか?という疑問にぶち当たる。

このまま東電に巨額の賠償を追わせるように政府が主導すれば、当然に東電の株主から訴訟が起こされ、この賠償の上限を定めた法の解釈をめぐって争いが起きるだろう。

そうなった場合、政府は負ける可能性がある。

政府の組織たる原子力保安院が想定してこなかった震災が起きたわけで、想定外の自然災害こそが天変地異に当たるだろう。

そうなると巨額の賠償を背負うことを前提とした今の株価は売られ過ぎとなる可能性が高い。

そもそも電力供給は公益的な事業であり、仮に東電を潰したとしても誰かが担わなければならない。

「国有化」という議論もあるが、東電がすでに国営企業のような振る舞いをしていて、それ以上に国家公務員的な組織を作れば、ますます組織体質が硬直的になってしまう。

バカな官房長官が思いつきのような発言で、企業負担をどんどん増やす方向で議論しているが、親米内閣の菅政権だから、もしかすると外資を利するための亡国発言かもしれない。

これから出される内閣不信任案が可決してバカな官房長官を含めて無能な内閣が総辞職すれば、株価はある程度反発するだろう。

買うなら今かな。

ちなみに私は、東電とは別の電力会社を買った。

東電にはどうしても政治リスクが強く出るが、他の電力会社はそこまでではないのにつられて安くなっている。

ある程度、短期の勝負でいけるのではないかと思っている。

但し、投資はくれぐれも自己責任だから、判断は各自でお願いします。

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