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2011年3月 2日 (水)

「忙しい」を禁句にする

昨日は、午前中に金融機関への用事を済ませて、その後に顧問先を訪問。

昼に青年部の委員会に顔を出し、その後、事務所に戻ってご来客。

その後は、確定申告の書類づくり。

終わってから、山陰経済新聞の寄稿記事の執筆。

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【「忙しい」を禁句する】

忙しい時期ではあるが、「忙しい」と言ってしまうと、何だか思考停止するような気がして、「忙しい」という言葉は使わないように気をつけている。

忙しさというのは、それをどう工夫して乗り切るかが大切で、「忙しい」と言ってしまうと、そこで解決策が出てこなくなる。

独立すると、いかに多くの仕事をさばくかが勝負になる。

そのときに「忙しい」を連発していては、来る仕事も来なくなってしまうだろう。

現に私は、「忙しそうだから」という理由で、仕事を紹介されなかったことがある。

いくらでも引き受けられたのに、逸注する結果となり、悔しい思いをしたこともある。

だから、どんなに忙しくても「忙しい」は禁句にしている。

監査法人に入社したときの先輩に、恐ろしく仕事の速い方がいた。

当時、私が担当していたクライアントは、大きな会社で仕事量もハンパじゃなく多かったが、その先輩は次々と仕事を片付け、涼しい顔で早く帰宅する人だった。

私はその人を真似したいと思い、量の多い仕事をいかに速く片付けるかという課題をずっと自分に課してきた。

今にして思えば、忙しい部署に配属され、幸運だった。

事務処理を速く終わらせるコツは、二度三度と同じ場所をなぞらない、ということに尽きる。

そのためには、仕事を開始する前に「始め」と「終わり」をきちんと把握し、こなす順番に注意しておく。

もう一つは集中力だ。

集中力が途切れると、同じ書類に二度三度と目を通してしまい、時間が倍かかることになる。

集中しきれないときは、気分転換するか、別の仕事でリフレッシュする。

若いときにそうやって鍛えたので、今、少々仕事が増えたところで、大して負担に思わないし、忙しいとも思わない。

そして、もう一つ大事な事実がある。

それは、儲かっている人ほど、忙しくないという事実だ。

「貧乏暇なし」というが、これは言い換えると「暇の無い人は貧乏」ともいえる。

ビジネスマンにとって「忙しい」という言葉は、よっぽど気をつけないといけない言葉だといえる。

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コメント

こんにちは
私も「忙しい」っていう言葉ってホント使うのが難しいなぁと感じています。
明らかに私よりも年長で立派な方から「お忙しそうですね」なんて言われると、どんだけあたふたと仕事をしていたのかしらと、とっても恥ずかしい気持ちになるし、銀行の方から言われると、裏読みしすぎて即答できなくなっちゃいます。ただ、人の足を引っ張るのが好きな人からの「お忙しそうですね」には「はい、むっちゃ忙しいです」と答えるようにしています!

投稿: 成瀬 | 2011年3月 2日 (水) 09時06分

確かに難しい言葉ですね。
暇なときに「忙しそうですね」と言われれば、本気なのか皮肉で言われているのかわからない場合もあると思います。

社交辞令と捉えて、「まあ、ぼちぼちですわ」と言うのも一つかと思います。

投稿: 伊木隆司 | 2011年3月 3日 (木) 08時25分

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