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2010年12月21日 (火)

長谷川穂積というボクサー

昨日は、事務所で10月決算法人の税務申告書の作成など。

依然として猛烈な忙しさが続いているが、昨日はあれこれと一気に片付けて先が見えてきた。

年末までにやることをやって、ゆったりとした気持ちで新年を迎えたいと思っているところ。

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【長谷川穂積というボクサー】

昨晩、風呂からあがってテレビを付けると、10時からNHKの番組で長谷川穂積という偉大なボクサーの特集をやっていた。

前々からこのボクサーはすごいと思っていたのだが、昨日の番組を見て改めて長谷川の人間性に惚れた。

今年の4月に10度防衛したバンタム級のチャンピオンの座を譲ってから、先日、長谷川は二階級上げて再びチャンピオンベルトに挑んだ。

結果は判定で完勝。ボクシングの試合で、こんなに美しいファイトはないと思った。

最近は、日本人ボクサーの中にも対戦相手に向かって礼儀を失したボクサーが増えている感じがしていたが、長谷川は「相手に対して敬意を表せないボクサーは弱いボクサー」と言い切っていた。

長谷川の試合はいつも激しく打ち込む感じがあるるのに、試合の前後や試合中のゴングとゴングの間は冷静でかつ相手に対する敬意を忘れていない。

そんなすばらしい人間性を持ったボクサーだから、試合が終わった後に対戦相手が長谷川を潔くたたえる。

こないだの試合でも、チャンピオン側は負けたあと、「長谷川というすばらしいボクサーと戦えて光栄」と言った。

メキシコ人だろうとなんだろうと、こう言わせる長谷川のファイトは、本当にすばらしいものだと思う。

先日の試合の1カ月ほど前に、最愛のお母さんを病気で亡くしたそうだ。

入院中、ずっと病院に見舞へ行っていた長谷川は、「これは世間の誰もが通る道」と言っていた。

確かにそうだが、まさに闘病中のそのときに、そうしたことを言うのは簡単じゃない。

いろいろとやんちゃだったときもあったようだが、結局は家族の愛に温かく包まれていたことが、長谷川の心を支え、強くしたのだと思った。

卓越した技術だけでない、人間性にも惚れさせる長谷川穂積というボクサーには、今後も注目して応援したいと思う。

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コメント

私も昨日見てました。いままで長谷川は知っていましたが、ただなんとなく試合の結果を見ていた程度だったと思います。
すごい人ですね。あんだけすごいことやってるのに普通でいられることに感動しました。『謙虚さ』とか、そんなありふれた言葉にあらわせない、一体なんなんでしょう?
いい番組をみました。再放送でまたみます(笑)

投稿: 中村 | 2010年12月21日 (火) 11時13分

長谷川は「強さとは優しさだ」と言ってましたが、それが一つのキーワードだと思いました。
強いから相手を思いやれる、相手を尊敬できると。
逆にいうと、相手を思いやって尊敬できない奴は弱いということになります。
この辺りが勝負師として、他のボクサーよりも優れたところなのかと思いました。

投稿: 伊木隆司 | 2010年12月22日 (水) 09時40分

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