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2010年12月20日 (月)

変わった苗字

金曜日は、午前中に鳥取市内の顧問先を訪問。

午後は、別の顧問先を訪問。

その後、県の監査委員の仕事で鳥取県庁へ。

夜は忘年会で三朝温泉へ。

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【変わった苗字】

以前の防衛庁長官に、中谷氏という政治家がいた。

この方、名前が「元(げん)」というが、しばしば「中谷元・防衛庁長官」と、名前と肩書の間に「・」が付されるのであった。

この方はおそらく今でも現職の衆議院議員だと思うが、「中谷元衆議院議員」などと書かれると、「もう引退されたんですか」となるので、名前と肩書の間に常に「・」が必要になる。

これがご本人にとって苦労なのかどうかはわからないが、名づけの参考にされたし。

 

自衛隊では、戦後、昔の「大佐」「中佐」「少佐」という呼称をやめて、「一佐」(いっさ=一等陸佐など)、「二佐」、「三佐」などと呼ぶようになっている。

今、この呼称を昔のように「大佐」「中佐」「少佐」に戻そうという運動が密かに行われているという。

昔の軍隊を連想させる呼称はよくないという理由で改称されたのだろうが、名前を変えればそれでよいというものでもないし、誇りを持って仕事をするためには本来の呼称に戻すことはあってもよいと思う。

もう一つ、重要な(?)理由があるらしくて、もしも小林さんという人が一佐になると「小林一佐」(一茶!?)になってしまうからだという。

「小林一茶」といえば、弱い者の気持ちを歌った俳人であり、軍人とはイメージがかけ離れている。

これじゃいかんから、呼称はもとに戻すべきだろうというが、それも一つ納得できる話だ。

 

沖縄県の知事は、仲井真弘多氏であるが、最初にこの名前を新聞で見たとき、苗字は「仲井」で何の疑いもなかったが、名前の方が「まさひろ・・・た?」、「まひろた?」、「???・・・」、なんて読むのかわからなかった。

そしたら、苗字が「仲井真(なかいま)」と聞いて合点がいったが、なんと珍しい苗字だと思った。

それ以上に近所のおじいちゃんみたいな、あの知事のキャラが強烈だった。

わが鳥取県の知事のイメージは、説明は立て板に水で、頭の切れる優れた官吏のイメージがあり、前知事の片山さんもそうだった。

仲井真知事がテレビで朴訥としゃべるのを見ていると、近所のおじいちゃんそのもので、大丈夫かと思ったものだ。

先日、菅総理が沖縄を訪問し、普天間基地の問題に触れ、沖縄県内に移設する案について、「ベストでないがベターだった」と発言したのに対して、仲井真知事は「勘違いだ。県内移設は全部バットだ」と述べた。

新聞記事として文章で読むと、強烈な総理に対する批判であるが、テレビでこれを見たとき、仲井真知事は、「県内は全部バットなんですね~」と、あの独特のキャラで語り、一瞬、批判しているのかわからなかった。

しかし、仲井真知事はこの問題で沖縄に対する追加的な支援を菅首相に約束させるなど、沖縄にとって実の部分を引っ張り出すことに成功していた。

このあたりが沖縄県のインテリジェンスの高さだろう。

琉球王国時代から、中国政府と日本政府をてんびんにかけ、巧みに食いぶちを獲得してきた外交術だ。

今でも、日本政府とアメリカ政府のはざまで、身を切りながらも巧みに支援を引きだす術は健在と言えるだろう。

近所のおじいちゃんみたいなキャラでも、中身のインテリジェンスはさすがだと思う。

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コメント

 中谷氏のお名前は元と書いてゲンと読まれますよ。

投稿: 名無し | 2011年1月14日 (金) 19時41分

ご指摘をありがとうございます。
本文を訂正いたしました。

投稿: 伊木隆司 | 2011年1月15日 (土) 13時10分

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