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2010年9月17日 (金)

世界の潮流変化

昨日は、午前中に顧問先を2軒訪問。

ホテルで会食後、事務所に戻って調査事案の片付け。

夕方は、山陰ビデオシステム30周年記念講演で、三井物産戦略研究所会長の寺島実郎氏の話を聞きに全日空ホテルへ。

久しぶりに面白い講演を聞かせてもらった。

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【世界の潮流変化】

日本には技術力など世界に誇れるものがいくつかある。

しかし、情報の分野では、アメリカがCIA、イギリスがMI6を持っていることなどに比べ、日本は諜報機関を持たない国として認識されている。

ところがそれは表面的な議論であり、日本には世界に誇る情報産業である総合商社がある。

例えば、1990年の湾岸戦争の際、イラクのクウェート侵攻の情報いち早くキャッチして、世界に知らせたのは伊藤忠商事などの日本の商社であり、このとき、日本の商社の諜報力のすごさを世界に知らしめた。

そうした総合商社の戦略部門のトップを長く務めている寺島氏の講演は、とても面白く、ためになる話だった。

ポイントの一つは、やはりアジアから中東地域にかけて潮流の大変化だった。

日本の貿易量は、戦後はアメリカ一辺倒だったのが、ここへきて全体の1割を割りそうなところまで落ち込み、代わって中華圏への輸出が急拡大している。

韓国は釜山の港をトランスシップの基点として育て、今や日本海は物流のホットラインになっているという。

この動きとは裏腹に、日本の太平洋側の港の取扱高が落ち込む傾向にある。

横浜、名古屋、神戸など、日本の中心的な港は没落傾向にあり、韓国やシンガポールがどんどん台頭しているのが数字上はっきり表れている。

そこで、日本も日本海側の港の活用が課題になってきて、そこに日本海側の地域の生き残りのための活路があるというものだ。

こうした論点は、あえて言えばいろんな勉強の中でわかってはいた。

寺島氏の話は、それを数字や事実ではっきりと裏付けてくれた感がある。

私たちは、ますます自信を持って、地域活性化の取り組みに向かっていかなければいけないことがよくわかった。

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