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2010年9月28日 (火)

日韓関係

昨日は、午前中に7月決算法人の税務申告書等の作成。

昼から内外情勢調査会の講演に出席。講師は、韓国出身のジャーナリストの呉善花(オ・ソンファ)氏。

その後、事務所に戻って、ご来客が1件など。

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【日韓関係】

昨日の呉善花氏の講演のタイトルは、「日韓はなぜ和解しあえないのか」というものだった。

日中関係もなかなかぎくしゃくしてうまくいかないが、忘れてはいけないが日韓関係もなかなかうまく行かない面がある。

そこには、考え方や慣習の相違があるのだろうということまでは何となく知っているつもりだが、具体的にどういうことが相違なのか、昨日の講演ではご自身の経験に基づいて、わかりやすく教えていただいた。

例えば、敬語の使い方が違うとのこと。

日本では、外の人と話すとき、身内のことを敬称で呼ばないのが礼儀だが、儒教社会の韓国では、目上の人には常に敬語を使わないといけないらしい。

例えば会社の社長に電話がかかってきて、受け付けたスタッフが「鈴木は不在にしております」などと社長を呼び捨てにすることは、韓国人には極めて違和感を覚えることらしい。

日本で韓流ドラマがはやったとき、「冬のソナタ」でヨン様が日本の主婦の人気を博したが、これも韓国ではとても違和感があったらしい。

男性に強さが求められる韓国では、ナヨナヨした男がモテることはなく、日本女性がなぜ、あのような弱々しく優柔不断な男を好むのか、理解できなかったようだ。

その点、日本社会は、一見すると男尊女卑だが、実際には母性の強い社会であり、女性が男性を守ってあげたいという女性上位の構図が見てとれるという。

こうした点にも、韓国人は日本人に違和感を感じるという。

他にもたくさん例を出してもらったが、来日した韓国人は、来日1年目くらいは日本人の親切さや、日本の清潔さ、秩序などに感動してファンになるが、やがて2年、3年と過ぎるとこうした慣習の違いに違和感を感じ始めるという。

その壁を乗り越えた韓国人は、日本のファンになるが、乗り越えられなかった韓国人は、反日のままになるという。

一見すると似たような顔つきで、すぐにでも相互理解できそうな感じがしても、そこには微妙だが、結構重要な考え方や慣習の相違点がある。

それが、誤解のもとになり、なかなかお互いに和解しあえないのが現実なのだという。

逆にいうと、過去の戦争のことなどは、一つの要因にすぎず、こうした考え方の違いによる相互不信が大きいというのが、呉教授のお話だった。

ちなみに、呉教授は、こうして日本文化に対して理解を示し、親日的な発言を繰り返しているため、韓国から入国禁止の処分を受けているという。

韓国では、親日=売国奴という建前を崩しておらず、そのようなことになっているという。

そのような立場にあっても、きちんと真実を追求し、日韓関係の発展に努めようとする呉教授には、頭が下がる思いだ。

いろいろな意味で、とても有意義な講演だった。

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