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2010年7月 1日 (木)

イクメン

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後は、事務所で調査事案の片付けなど。

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【イクメン】

最近、育児に熱心な父親のことを「イクメン」というらしい。

先日も日経新聞にイクメンに関する記事が出ていた。

そこで「イクメン」をネットで調べてみると、「育児を楽しむ男性。積極的な育児参加をする男性」を意味するそうだ。

なかには、「育児を楽しむカッコいい男性」なんて定義もあった。

私も育児を楽しんでいる方だから、イクメンになるのかもしれないが、「カッコいい」は余計だろう(苦笑)。

ただ、私の場合、あくまで仕事が優先。これは変えない。

しかし、仕事をなるべく早く切り上げる努力はしている。

なぜなら、その努力が仕事の生産性向上につながるからだ。

デスクワークというのは、いかにスピードを上げるかが勝負。

家に帰って子供と遊べば、いい気分転換になって、疲れも癒される。

育児に参加しようとする努力は、仕事への効果につながるのである。

イクメンについては、なんと厚生労働省がサイトを作ってこれを広める運動をしていた。(厚労省のサイトはこちら

悪いことじゃないとは思うが、国家が後押しをしているとなると、何となく気味悪さを覚えてしまう。

雑誌などでは、ブームのような扱いを受けている点も少々気になる。

きっと、誰かがこの言葉を流行らせようと、必死で画策しているのだろう。

中には言葉が独り歩きし、なんだか節度のないイクメンが発生している感がある。

母親の代わりをするのがイクメンではないと思う。

母性には母性の、父性には父性のそれぞれの特徴があるわけで、父親としての役割は何かを考えながらやりたいものだ。

育児をすることは、決してブームではない。

人間の本質的な営みの一つであり、これをおろそかにすることは社会の基盤を弱くするものだと思う。

だから、全般的に育児に参加する男性が増えることはいいことだと思うし、日本の男性は今まで仕事ばかりで育児参加が少なすぎたのも事実だと思う。

私にとって印象的だった出来事は、1987年ごろだろうか、阪神タイガースが21年ぶりの優勝した翌年のこと。

前年優勝の立役者だったランディ・バースが、息子ザクリ君の病気のため帰国したことだ。

日本だったら、母親を子のもとに残し、父親は仕事にまい進するのが普通だったろう。

しかも、大活躍の翌年で高額の年俸ももらっていたであろう、その職を捨てて、息子の元に戻ったというのは、印象的だった。

外国人は、とても家族思いなんだなと思ったものである。

長い目でみれば、それが正解なのではないかと思う。

短期的な所得のために、家族の絆を捨てる必要はないわけで、その点は日本人もよく考える必要があると思う。

「イクメン」というブームのような言葉は、まだ好きになれないが、良い面もたくさんあることは間違いないと思う。

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