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2010年6月24日 (木)

車の運転

昨日は、午前中は事務所で調査事案の片付け。昼から商工会議所青年部の理事会に出席し、その後、顧問先を訪問。

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【車の運転】

車の運転には性格が出るというが、私の場合、せっかちで、つい先を急ぐ癖があった。

負けず嫌いな性格で、追い越されるのが大嫌い。前の車を追い抜くことに楽しみを感じてしまうという、悪い癖があった。

しかし、最近になってようやくこの悪い癖がなくなってきた。

道路というのはどんなに急いでも、追い越したはずの車に信号で追いつかれたり、急いだところで目的地まで数分も違わないものだ。

また、東京で運転技術を身に付けた私にとっては、車間距離を開けて走っている車がいたら、割り込みは当然と思っていたのだが、山陰のドライバーは、割り込みされると怒る人がいる。

割り込みされる方が甘いのだが、それが無用なトラブルになりかけたこともあった。

そういうことがようやく経験的にわかってきて、最近の私は極めて安全運転を心掛けるようになっている。

さらに付け加えると、県の監査委員に就任したことで、鳥取県警を監査する立場になったことも大きい。

監査する側が、交通違反をしていては、説得力に欠ける。自分のことを棚に上げて、人のコンプライアンスをチェックすることはできない。

だから、運転するときは極力安全運転を心掛け、交通違反には気をつけることにしている。

最近、こうした私の心境の変化を決定づけた出来事があった。

少し前に、鳥取市内での仕事を終え、夜間、車で米子へ帰る途中、やけに飛ばしているに遭遇した。

トラックが後ろから煽るようにスピードを出してきて、私は前を走る飛ばし屋に着いていくようにスピードを出していた。

前方の信号が黄色に変わるのが見え、私はあきらめて減速したが、前の車はさらにスピードを上げて、赤信号を突破するかに見えた。

そのとき、前方で「パンっ」という乾いた衝撃音がした。

なんと、前方の飛ばし屋が、そのさらに前の車に追突したのだ。

さらに前の車は、信号が赤に変わったことで停車したのだが、赤信号を突き切ろうとした飛ばし屋はその車に追突した。

一瞬の出来事だった。

山陰のドライバーは真面目な人が多く、赤信号になると慌てて止まる人すらいる。

私もそういう車に追突しそうになったことがあった。

実際の追突事故の光景を見て、自分が追突していてもおかしくないと思った。

追突された車は、トランク部分がぺしゃんこに潰れ、車の中から若い男性が、首の後ろを抑えながら降りてきた。

あれだけ激しく追突されれば、頸椎を痛め、むちうち症になる。しかめっ面をして、痛そうだった。

追突した側の飛ばし屋は、車の中で茫然と前を見つめ、放心状態に見えた。

自分がその立場だったとしても、やはり茫然自失の状態に陥ったかもしれない。

その男が、私の身代わりに見え、「もうスピードは出すな」という、私への天からのお告げに思えた。

事故は一瞬だ。

「ガシャーン」という音ではなかった。「パンっ」という本当に一瞬の乾いた音だった。

その一瞬で、人生が狂うことだってある。それが車の運転というものだ。

安全運転を肝に銘じたい。

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