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2010年3月18日 (木)

先生稼業

昨日は、県の監査委員の仕事で鳥取市内の出先機関を訪問。

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【先生稼業】

学校の先生はもとより、政治家や弁護士や税理士などの“士業”は、先生と呼ばれることが多い。

日本語は奥深いから、先生と呼ばれることが必ずしも、上下関係を示しているわけではないし、場合によっては逆のこともある。

例えば、官僚が政治家を実質的に取り込んでいることをカモフラージュするために、政治家を先生と呼ぶことがある。

権力を持って形式的に上位にあるのは政治家だが、その政治家に知恵を貸し、実質的に政治を動かすの官僚である場合、政治家が先生と呼ばれるのは、とりこまれていることをカモフラージュする意味もあるだろう。

もちろんそういうケースばかりでないことはいうまでもないが、だからといって、「先生と呼ばないでほしい」「さん付けで呼んでくれ」と、自分の呼び方を指定するのも、かえって失礼のように思う。

だから私は、先生と呼ばれたら、その呼称にふさわしい知見と態度をもってお客さまの期待に応えるよう努力するようにしている。

その方が自然だし、建設的だと思うからだ。

要するに、どれだけその呼び名にふさわしい中身を備えることができているかが問題だと思う。

私が新人のペイペイのころ、クライアントのベテラン経理マンの方から「伊木先生」と呼ばれたことがあった。明らかに会社の方のほうが知識があるにもかかわらず、そう呼ばれ、なんだか申し訳ない気持ちなり、このギャップを埋めるべく努力してきた。

 先生と 呼ばれるほどの 馬鹿でなし

先生と呼ばれて得意になっている人を皮肉る川柳だが、得意になるのもおかしいし、逆に先生と呼ばれたことをことさらに否定する人も、自意識過剰気味でおかしい。

ちょっと前になるが、とある会合で、ある先生稼業の方と出会い、「○○先生」と呼んだところ、「そんな風に呼ばないでください」と言われて、なんだか話が続かなかった。

 呼び方を 指定するほど 偉人かな 

先生稼業というのは、やっかいな側面があるが、呼ばれ方にふさわしい努力をするだけだと、自分に言いかかせている。

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コメント

先生と言っても頭脳レベルは千差万別である。主要な大学の医学部を出た医者と言う先生は偏差値レベルの頭脳では抜けているはずだ私などは一度でいいから呼ばれてみたいものだ。

投稿: 浦島太郎 | 2010年3月18日 (木) 22時43分

確かに千差万別ですね。
人間力でしっかりカバーすることが必要だと思います。

投稿: 伊木隆司 | 2010年3月19日 (金) 09時05分

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