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2010年3月

2010年3月31日 (水)

オウム事件とは何だったのか

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で調査事案の片付けなど。

午後は、ご来客が3件ほど。

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【オウム事件とは何だったのか】

結局、オウム事件って何だったのか、よくわからない。

昨日、国松長官狙撃事件が時効を迎えたわけだが、警視庁は犯人はオウムであるという説を曲げていないようで、昨日もあえてオウムが犯人であると、逮捕できなかったにもかかわらずわざわざ、そう公表していた。

であれば、とっとと人物を特定すればよいものの証拠が不十分で捕まえられなかったという。普通に考えれば、おかしな話で論理矛盾しているが、要するに普通の事件じゃないということの裏返しでもあるのだろう。

つまり、警視庁は犯人がオウム以外であることを隠すために、あえて犯人オウム説を流したのだろうと思われる。

狙撃事件については、別の組織による犯行という有力説があり、暴力団や北朝鮮の工作員などが挙がっている。

あれから15年。15年前の今頃は、日本が地下鉄サリン事件に震撼させられていた。

私は、大学に通う傍ら、会計士試験の受験のために水道橋の専門学校に通っていて、ちょうどこの時期に、新宿駅で第二のテロが発生するというデマが流れ、自宅待機した覚えがある。

自宅待機したその日の午前中に、テレビで野茂秀雄がメジャーリーグにデビューした試合の中継を見た。野茂がメジャーの打者をフォークボールでキリキリ舞いさせていたのを思い出す。

オウムそのものが、一体なんの組織だったかわからない。単なる過激な宗教団体ではないことは間違いないなく、北朝鮮やロシアのスパイが入り込んだ組織だったという有力説もある。

教祖はダミーで、実質的なNo.1は早川だったという話もあるが、オウムという組織を傘にして、北朝鮮やロシアが日本の国家の転覆を狙っていたのだろうか。

諸説あるが、あまり深く突っ込むと恐ろしくなる。

やめておこう。

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2010年3月30日 (火)

電気自動車

昨日は、午前中に事務所で調査事案の片付けなど。

午後から、米子コンベンションセンターで、電気自動車に関するフォーラムのパネルディスカッションを聴講。

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【電気自動車】

豪華メンバーで、「電気自動車を活用した地域活性化」と題してのパネルディスカッションが行われた。

パネラーは、三菱自動車常務執行役員の中村義和氏、日産自動車デザイン本部の青木護氏、慶応大学の清水浩教授、ナノオプトニクスエナジーの藤原洋社長の4名。

三菱自動車はすでにアイミーブ(iMiEV)を世に出しており、日産は今年の10月にリーフという電気自動車を市場に投入する。

慶応大学の清水教授は、自身が開発した「エリーカ」という電気自動車の実用化を目指しており、ナノ社の藤原社長はベンチャー企業として、その量産化に挑戦する。

そして、その量産化の場として選ばれたのが、JT米子工場跡地ということだ。

このメンバーを一堂に会して、話を聞ける機会はまずないだろうと思う。電気自動車を最前線で進めているメンバーが集まったということだ。

米子で電気自動車の生産に挑戦するというのは、夢ではなく現実だ。だから、私はあえて厳しい目で、本当に成功するのかどうか、見極めたいと思って話を聴きに行った。

まず、三菱自動車はもっとも現実路線を行っており、2020年に生産台数の20%を電気自動車にすると言っていた。そして、導入メリットの高い地域から順に普及を目指しているという。

日産は三菱に遅れているが、その分、デザインや使い勝手の良さなどで先行する三菱を追っている。

ちなみにトヨタは、とりあえずハイブリットを進め、ある程度の量産が見込める段階で電気自動車にシフトする可能性があるとか。

各社それぞれに戦術の違いが出ていておもしろいのだが、こうした激戦の市場に割って入ろうというのが、清水教授とナノ社の挑戦である。

まずこの時点で、「すごい話だ! でも大丈夫か?」と思う。

さらにいうと、欧州勢は、ディーゼルエンジンの改良で環境問題に対応していくという現実路線を張っている。

化石燃料が有限であるという前提に立つか立たないかで、戦略が全く変わってくるのだ。その点、欧州は、既存車種の改善で燃料消費を劇的に減らしていこうという路線といえる。

Photo さて、米子に来たエリーカ(写真は、昨日、会場に展示してあったもの)であるが、まず量産化の体制がどこまでできているのかがわからなかったが、米子は比較的、電子部品メーカーの集積が高いということもあって、これは可能だろうという見解を示していた。

販路については、清水教授が社長を務めるシムドライブ社に出資している中古自動車販売会社(ガリバーインターナショナル)の販路を使うということが一つ、有力らしい。

この会社には、三菱商事や三井物産、丸紅などの大手商社をはじめ、ベネッセやガリバーなど、多数の大手企業が出資や協賛をしている。

ナノ社は、量産化にあたって、5年で230億円を投じると言っていたが、どこにこんな金があるかと思っていたが、こういうところから金が出ているのだ。

あとはどの程度、消費者に利便性や経済性を感じてもらえるレベルにまで落とし込むか、これが非常に重要になるだろう。

一般の消費者は、エコロジー(環境)よりも、エコノミー(経済性)が重要だ。3代目プリウスがよく売れているのは、環境というより、同じクラスのガソリン車よりも割安感が出たからだろう。

これからのクルマは、日産の新型マーチに見られるように、新興国で安く生産して、日本で低価格で売ってくる路線が徐々に拡がってくる見通しがある。

日本で作った高い車は、いくら環境にやさしくても売れない。実用ベースで、ガソリン車に匹敵する経済性が出せるかどうかがカギになる。

つまり、車体の価格が安くて、航続距離が長くて、エネルギー供給の利便性も高いものが、とりあえずは選ばれる。

そのことから考えると、量産体制が十分なものになり、電池技術が進歩して航続距離が長くなることが、普及のためのポイントとなろう。

三菱と日産とならんで、メイド・イン・米子の電気自動車が、資金力や販売網など、彼らと対等に渡り合っていけるのか?という、素朴な疑問を感じたのも確かだった。

米子で生産するのが、スポーツカー中心という言葉があったが、これもクエスチョンだ。なぜ、実用車を作らないのだろうか。

ベンチャー企業による電気自動車生産は、既存の自動車メーカーに殴り込みをかけていくようなものだから、彼らに勝てなければいつか淘汰されてしまう。あるいは、彼らに技術を売り込むか。(かなり特殊な技術だから、それもどうか)

そういう意味では、ベンチャー企業というのはすごいものだ。意気揚々と彼らに勝負を挑むのだから。

夢が現実に変わり、私は期待と不安と両方の気持ちが入り混じったまま、会場を後にした。

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2010年3月29日 (月)

議員定数

金曜日は、午前中に社外役員を務める鳥取市内の法人の役員会に出席。午後は、鳥取市内の顧問先を訪問。夕方までに米子に戻って、中海テレビの番組打ち合わせ。

日曜日は、中海テレビの収録。

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【議員定数】

中海テレビの県議熱中討論では、2月議会で議論になった「議員定数」の問題や「ガン予防対策」の問題などが話し合われた。

私にとっては、ガン予防対策については怪しさ100%なのだが、それはちょっと置いといて、議員定数の問題について、少し書いてみたい。

鳥取県議会の議員定数は38人で、これを3人減らす案が県議会自民党か出されたが、反対多数で否決された。

昨日、反対した議員にその理由を聞いてみたが、中身云々の話ではなく、手続に問題があったという。何の説明もなく自民党が推し進めようとしたという理由だった。

逆に言うと、手続さえしっかり踏めば、議員定数は減らす方向で話し合われる可能性が十分あると受け止められた。

地方議会の議員定数は、少ないほどいいと思っている人がおそらく多数だろう。ただ、その理由は?と聞くと、「無駄だから」みたいな回答が多数ではないかと思う。

「無駄」というのは、「お金の無駄」ということだと思うのだが、ただここで冷静に考えてみれば、お金の無駄を省こうと思えば、公務員(職員)の数も減らさないと自治体の無駄は省けない。

むしろ、そちらの方がボリュームがあるので、財政改革への効果は高い。

議員定数を減らして一番喜ぶのは、執行部だと思う。つまり、県職員は、余計な手間が省けて自分たちの自由に政策が組めるようになる。

この議論で一番気をつけなければいけないのは、マスコミが必ずといっていいほど、定数問題を煽ることだ。煽られた市民は、コロッとマスコミ側に流れる。

それが世論だと言われればそうだが、その世論をマスコミが作っていることは頭に入れておかなければいけない。

議員定数は、減らすだけが無駄の撲滅ではない。議員に決定的な仕事をしてもらうよう働きかけることが、本当の無駄の撲滅になると思っている。

米子市議会も同じ。市長がしっかりしていない中で、米子駅の問題やガイナーレの問題など、動いてくれる議員がいなかったら、今よりもっと大変なことになっていると思う。

選挙で議員を選んで終わりではなくて、議員に今以上に働いてもらって、それでも無駄と思うなら、減らせばよい。

それをやってから、議員の数が多いか少ないかを論じてみるのがいいと思う。

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2010年3月26日 (金)

罠(トラップ)

昨日は、午前中に1月決算法人の税務申告書の作成など。

昼から、税理士会の会合。その後、顧問先を訪問。その後は、公認会計士協会の研修を受講。

夜は顧問先主催のパーティーに出席。

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【罠(トラップ)】

何かの本で「スキャンダル攻撃」という言葉が出てきた。

人間の三大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲で、これに「金」と「女」でトラップをかけ、相手を陥れることがその方法だと記憶している。

もって生まれた生存本能そのものが、スキャンダルの元になるのだから、やっかいなものだ。この手のトラップを完成させる前に、倫理という名のトラップの種を世に流布させた人間も罪深い。

そういう意味では、倫理観の程度が違った昔であれば、スキャンダルにならないことも、現代ではスキャンダルになってしまうことも当然にあるということだ。

伊藤博文や高橋是清など、かつての偉人の多くが妾を囲っていたのは有名な話だから、今や倫理という名のトラップの種が広く世の中に伝わった証拠でもある。

これについては、偉くなる人間ほど、注意深くなければいけないという意味のユダヤの格言があったのもうなずける話だ。

今の民主党は、まさに金と女の問題でスキャンダル攻撃にあっているわけで、スキャンダルにまみれているかの様相は、民主党が権力の座についたことの証明でもある。(夕刊フジのニュースはこちら

「これが北朝鮮の工作員の女だったら」とか、「ハニートラップだったら大変」とか書かれているが、いずれにしても、おそらくずっと前からわかっていたことが、このタイミングを見計らって表ざたにされたのだろうと思われる。(J-CASTニュースはこちら

ところで、“ハニートラップ”で有名な中国では国をあげてトラップを仕掛ける女を育てているという噂があるが、本当だろうか。

噂によると、美人の家系に生まれた娘は、ある程度の年齢になると政府にとりたてられて、高級娼婦として訓練されるという。

高級娼婦とはもっぱら、敵国の政府高官や有力政治家、大物財界人をターゲットにした工作員やスパイの女のことだ。

日本の政治家でも、橋○元首相だとか、自民党の谷○氏などが、これにひっかかったというもっぱらの噂で、財界でいえば、ト○タ自動車の奥○元会長などもこれにひっかかり、後でさんざん中国に工場を建設させられたとか。

例えば、政府高官同士の協議で、通訳を務める美人女性がいたとする。その通訳が、会合のあとのパーティーで、協議に出席した日本の政府高官に近づき、「我が国に対するあなたの提言はとてもすばらしかった」、「政府代表として立派に発言される姿が素敵でした」などとお世辞をいわれると、日本の政府高官は、コロッと落ちるそうだ。

さっきまで協議の中でしのぎを削っていた中国政府の美人職員が、まさかハニートラップの工作員だったと気付いたときにはもう遅いというわけだ。文字通り、“才色兼備”の工作員を養成しているということだ。

橋○元首相の場合は、ホテルの給仕として部屋まで案内してくれた美人女性が、部屋の中でコートを脱がせ、スーツの上着を脱がせ、そうこうしているうちに、シャツやパンツまで脱がせてくれたという。

それでもうイチコロだったとか。

日本政府も、実はそうした女性を養成しているのかもしれない。「まさか?」と思う人もあるかもしれないが、仮に養成していないとしても、公安は、要人の身辺を常に洗っているのは間違いない。

元警察官僚の亀井静香大臣は、新聞記者に対し、「あなた方が普段、何をやっているか調べることなんて簡単だよ」と記者を逆に脅したりしていた。もちろん冗談を込めてだが。

中井大臣のスキャンダルは、週刊新潮が暴露したわけだが、新潮は昔から公安情報に強いといわれている雑誌。

公安は、ずっと中井大臣のスキャンダルのネタを温存していたという仮説は成り立つだろう。このタイミングで出してきたということの意味は、また別に読む必要があるが。

ちなみに、「金に弱いタイプ」と「女に弱いタイプ」がそれぞれあるそうで、いずれにしても、偉くなる人は欲望に付け込んだスキャンダル攻撃のトラップに気をつけなければいけないということだ。

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2010年3月25日 (木)

確定拠出年金

昨日は、鳥取市内の法人で会計監査の仕事。終了後、鳥取市内の顧問先を訪問。

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【確定拠出年金】

明日26日が、株主の権利確定の日だそうで、明日の相場が終わった時点で株を持っていれば配当や株主優待が受けられる。

例年、この日は株価が上がり気味になり、翌営業日(29日)は、権利落ちの日で売りが出やすい。

この傾向を利用して、26日に株を買って、29日に売る人がいるようだが、たぶん意味がないだろう。相場の上げ下げと、配当額を比較すれば、そういうことはしないほうがいいとわかるはずだ。

さて、日本株はいよいよ底固めの段階に入ったとみえる。

企業業績はアジア向けの輸出が好調で、おそらく底を打ったと見てよいし、業種によっては、2010年度は増益基調に転じるところもある。

株価はそれに先駆けて、底打ちを感じさせる相場となっている。

この先も一本調子で上がるとは思えないが、それでも底を打ったということはいえるのではないかと思っているところだ。

そんな中、私は確定拠出年金(日本版401Kともいう)に注目している。

導入当初は鳴り物入りだった確定拠出年金も、その後の運用低迷や、従業員教育等の難しさなどによって、導入に意欲を示す企業が少なくなっていたようだが、ここへきて、導入に踏み切る企業が増えてきたように思う。

確定拠出年金は、企業にとっては文字通り、確定額を拠出すれば、あとの運用責任は従業員が持つから、追加的な負担がなくて済む。

JALが年金問題で苦しんでいるように、企業にとって、企業年金は、拠出後の運用成績にも責任を負う必要があるので、この確定拠出型に切り替えると、追加負担がなくなり、企業にとって重荷が降ろせる。

その反面、運用責任をスムーズに履行してもらえるよう、従業員に勉強会を開くなど、アフターケアのめんどくささが企業が導入に二の足を踏んできた要因とも言われている。

事実として、日本で制度が始まった直後に導入した企業では、その後の市況の悪化で、従業員から不満が出ているという。

それも含めて自己責任なのだが、そのあたりを理解してもらうのは、必ずしも簡単ではないようだ。

そうはいっても、2008年の金融危機以来、ずっと低迷している株式相場も、ここへ来て、ようやく底入れが確認できそうな雰囲気になってきたわけで、このあたりのタイミングで、確定拠出年金に踏み切る企業の従業員は、私はラッキーだと思っている。

もちろん、何で運用しているかにもよるが、ここまでどん底を這うように推移してきた株価に、にわかに復調の兆しが見えてきた日本株であれば、少しは安心感をもって運用先として使えるのではないか。

短期的には、もう少し上下しそうだが、長期的に見れば、おそらく上昇するのではないかと私は予想している。

私のような個人事業主は、企業年金がないから、自分で老後に備えなければいけないが、例えば、国民年金基金だとか、小規模企業共済のような政府系の年金基金は、いずれも想定利回りが低すぎて話にならない。

36歳の私は、あと24年も資金を引き出すことができないわけで、そんな長期運用に耐えられるのは、株であろうと私は思う。

世界のどこの国でも財政赤字が膨らんでいる今は、おそらくインフレ誘導により、借金の圧縮を図ることになるだろう。

そんなときに、長期債の利回り以下の想定利回りを設定している政府系の年金基金では、目減りしてしまう。

そこで、確定拠出年金ならば、株やコモディティ投信などを選択することによって、こうしたインフレ誘導の時代を乗り切ることができる。

いまこそ確定拠出年金に注目すべきだと思う。

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2010年3月24日 (水)

末代までの・・・

昨日は、午前中に顧問先の方が来所。午後は、税務相談の方が来所。

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【末代までの・・・】

「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」と発言した開星高校の監督さん。

読売オンラインのニュースはこちら

気持ちはわからなくない。21世紀枠の代表が勝ったことを伝えるニュースを聞いたとき、その相手がお隣、島根県代表の開星高校だったのを聞いて、「21世紀枠に負けるとは・・・」と思ったのも事実。

しかし、「末代までの恥」とまで言えば、相手にとって失礼は避けられない。謝罪は当然だろう。

聞けば、相手の向陽高校は、昔の海草中学(旧制)が前身というから、甲子園の古豪も古豪。近畿大会でも成績がよかったというから、ここに負けても決して恥ではないだろう。

ただ、改めて「21世紀枠ってどうよ」と思ってしまう。

実力に関係なく、といったら違うかもしれないが、勝ち上がって出場を決めたのではないのも事実で、そうした枠で出場した高校に負けた方の気持ちも少しは考えてもらいたいところだ。

かつて、プロ野球のオールスターゲームで、全パの仰木監督が、打者松井秀喜(巨人)の前に、投手イチローを指名したことがあった。

そのままこの対戦が実現し、もしも松井が打ち取られていたら、松井は終生、「野手イチローに打ち取られた打者」というレッテルが付いてしまう。

全セの野村監督は、松井に代打高津(投手)を送って、結局、夢の対決(?)は実現しなかった。

それはそれで良かったと思うが、21世紀枠も同じようなものではないか。

ある程度の成績も必要というから、実力があるのは間違いないとしても、伝統校とか離島だとか、微妙な選考基準もあるようで、そのチームに負けた悔しさと後味の悪さは、やっぱり残るだろう。

それを「末代までの恥」と表現するのは大げさで、なんだか時代劇の見過ぎのような気もするが(夕刊フジのニュースはこちら)、21世紀枠みたいなわかりにくものは、正直どうかと思う。

開星の選手たちよ、負けて悔しいあな。でも、その屈辱を乗り越えてこそ人生だ。

そう声をかけてやればよかったのに。

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2010年3月23日 (火)

米子に電気自動車工場

金曜日は、1月決算法人の税務申告書等の作成など。

土曜日は、午前中に仕事の打ち合わせ、午後から社外役員を務める法人の役員会に出席。

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【米子に電気自動車工場】

久しぶりに明るい話題だ。

米子に電気自動車の工場ができるという。

撤退を決めたJT米子工場のあとを京都大学のベンチャー企業が買い取り、電気自動車工場にする方針だという(ワールドビジネスサテライトのニュースはこちら)。

今朝のモーニングサテライト(テレビ東京系)を見ていて、このニュースが流れていて、今朝、ネットで新聞記事を検索してみたが、今朝の時点ではまだ出ていないようだ。

鳥取県が電気自動車製作の誘致に入ったとき、JT米子工場の跡地利用が噂になっていたが、現実になるようだ。

暗い話題が多い経済界に、明るい話題となりそうだ。

ずっと前からある専売公社(昔はそう呼んでいた)の工場は、今や古ぼけた工場になってしまったが、電気自動車という時代の最先端技術の工場に生まれ変わるということで、うれしい気持ちと期待の気持ちをもってしまう。

単に「地元の雇用に役立つ」という小さい話にとどまらないで、米子が日本の電気自動車技術の革新に貢献できる街になってもらいたいと思う。

逆にいうとそれくらいの意気込みで取り組まないと、早晩、競争に敗れることになると思う。

がんばってもらいたい。

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2010年3月19日 (金)

マグロ禁輸 否決

昨日は、県の監査委員の仕事で倉吉市内の施設等を回った。

監査委員の仕事では、思わぬ人と出会うことがある。

昨日は、小学校時代からの幼なじみとばったり出会った。高校卒業以来、出会ったのは初めてじゃないだろうか。

県庁に勤務しているとは知らなかった。でも、よく見ると顔は変わっていなかった。

こんな出会いがときどきある。

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【男子と女子】

教育機関を訪問して耳にするのは、今の子供たちは、圧倒的に女子が強いということ。

生徒会長だとか、行事の実行委員長だとか、学校を代表するのは女子ばかりということで、一昔前とは全く違う。

男子はひ弱で、文字通り“草食系”が増加しているようだ。

最近、有名になっている鹿児島の横峰氏(横峰さくらのおじさん)が書いた育児本には、「女の子は放っておいても女になるが、男の子は、男として育ててやらないと男にならない」というような趣旨が書かれている。

きっとそうなのだろう。男女平等で同じように育てると、女の子は立派な女になるが、男は草食系になる。

男の子には、「強くあれ」、「大きくなったら母を守れ、妹を守れ、家族を守れ」と教育しないと、一人の男として成長しないのだろう。

男の子を持つ親としては、注意しなくては。

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【マグロ禁輸 否決】

とりあえず良かったと思う。

ただ、なぜマグロだとかクジラだとか、日本の食文化がターゲットにされるのか理解しがたい。

「生態系の保護」なんてのは、どうせ適当な理由にしかすぎない。

おそらく、狂牛病騒ぎで牛肉が売れなくなった国(アメリカ)が裏で糸を引いているのだろう。

マグロなどのタンパク源を食べられなくすれば、かわりに牛が売れると見込んでいるのか。

反捕鯨のオーストラリアもニュージーランドも、牛肉や羊肉を大量に作っている。クジラやマグロを食っている国に売りたくなるのも当然だろう。

環境保護というのは、やはり、何らかの利害がからんでいると見るのが正解なのだろう。

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2010年3月18日 (木)

先生稼業

昨日は、県の監査委員の仕事で鳥取市内の出先機関を訪問。

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【先生稼業】

学校の先生はもとより、政治家や弁護士や税理士などの“士業”は、先生と呼ばれることが多い。

日本語は奥深いから、先生と呼ばれることが必ずしも、上下関係を示しているわけではないし、場合によっては逆のこともある。

例えば、官僚が政治家を実質的に取り込んでいることをカモフラージュするために、政治家を先生と呼ぶことがある。

権力を持って形式的に上位にあるのは政治家だが、その政治家に知恵を貸し、実質的に政治を動かすの官僚である場合、政治家が先生と呼ばれるのは、とりこまれていることをカモフラージュする意味もあるだろう。

もちろんそういうケースばかりでないことはいうまでもないが、だからといって、「先生と呼ばないでほしい」「さん付けで呼んでくれ」と、自分の呼び方を指定するのも、かえって失礼のように思う。

だから私は、先生と呼ばれたら、その呼称にふさわしい知見と態度をもってお客さまの期待に応えるよう努力するようにしている。

その方が自然だし、建設的だと思うからだ。

要するに、どれだけその呼び名にふさわしい中身を備えることができているかが問題だと思う。

私が新人のペイペイのころ、クライアントのベテラン経理マンの方から「伊木先生」と呼ばれたことがあった。明らかに会社の方のほうが知識があるにもかかわらず、そう呼ばれ、なんだか申し訳ない気持ちなり、このギャップを埋めるべく努力してきた。

 先生と 呼ばれるほどの 馬鹿でなし

先生と呼ばれて得意になっている人を皮肉る川柳だが、得意になるのもおかしいし、逆に先生と呼ばれたことをことさらに否定する人も、自意識過剰気味でおかしい。

ちょっと前になるが、とある会合で、ある先生稼業の方と出会い、「○○先生」と呼んだところ、「そんな風に呼ばないでください」と言われて、なんだか話が続かなかった。

 呼び方を 指定するほど 偉人かな 

先生稼業というのは、やっかいな側面があるが、呼ばれ方にふさわしい努力をするだけだと、自分に言いかかせている。

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2010年3月17日 (水)

衆参同時選挙の可能性

昨日は、公認会計士協会の非営利法人委員会が本部であり、朝から東京へ出張(日帰り)。

社会福祉法人専門部会では、会計基準の改定作業が着々と進んでいる。

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最近、万歩計を入手し、このところ試しに着けているのだが、米子で使っていても1万歩になかなか到達しない。

少ないときは3千歩台のときもある。これじゃあ“千歩計”だなあと思っていた。

いかにクルマに頼った田舎暮らしが不健康か、わかるというものだが、昨日、東京に行ったら11,000歩を超えた。初めて“万歩”に届いた。

空港、駅、目的地、すべて歩きが必要で、途中に少し寄り道すれば、歩数も伸びる。1万歩を超えた昨日は、かなり歩いた感じがしたが、東京はかくも健康な街だ。

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【衆参同時選挙の可能性】

ニュースでは、鳩山邦夫氏の離党騒ぎで、政界再編の機運が盛り上がってきた。同時に、鳩山政権の漂流がはじまり、5月の普天間問題では引責辞任の可能性も出てきた。

子供手当ての中身のひどさは、今朝の日経の社説でもその一端が書かれているが、こんないい加減な手当てがまかり通るよでは日本もお先真っ暗だ。

あまりにもいい加減な発言が目立つ鳩山首相は、ここへきて、いよいよ救いようのない事態に陥ってきたようで、辞任へのカウントダウンが始まったように思える。

国内政治だけではない、日米関係でも普天間で失敗が明らかになると予測する。

日米同盟に反逆した者は、アメリカではなく日本の日米同盟派から斬られる。おそらく、首相は外務省の罠にはまっているのだと思う。

日本の日米同盟派はまだまだ強いし、おそらく今後も強い。これが、世界の多極化を防ぐ働きをし、アメリカを助け、英米との同盟の中で、日本はこれからもやっていくのではないかと思わせられる。

この点が、一昨年の金融危機以来の世界のパワーバランスの変化を読み切れない理由だと思う。

衆議院で300を超える議席を持つ民主党は、任期満了まで選挙をしないというのが定説だが、以前に記事を紹介したように、私は7月に衆参同時選挙の可能性はあると思っている。

300議席が安定多数と考えるのは、必ずしも正しくなく、今の民主党を見ていればわかるが、内部分裂の危機がひしひしと迫っている。

小沢氏からすれば、分裂含みの不安定な300議席よりも、反小沢派を切って、260ほどの本当の安定過半数を目指して選挙をするのは合理性があるというものだろう。

一方で反小沢派は、これから分裂する予定の自民の一派と合流し、新しい保守を形成する、そんな流れが見え隠れする。それが今回の鳩山邦夫氏の離党騒動だ。

そうした動きを見据えて、小沢氏は公明党と組む準備もしてきた。

世界のパワーバランスの変化の方向性がはっきりしないため、日本の中の覇権争い(親中派と親米派)もまだまだ続きそうだ。

株価がなかなか上がらない要因の一つでもあろう。

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2010年3月16日 (火)

どこにでもある天然ガス

昨日は、午前中に顧問先を3件訪問。午後は、1月決算法人の法人税申告書等の作成。

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【どこにでもある天然ガス】

交番トイレ爆発」。

このニュースを見て、天然ガスが日本の地下にたくさんあるという話は、やはり本当なのだろうと思った。

何年か前に、渋谷のエステが爆発炎上した際も、地下にある天然ガスの処理がうまくいっていなかったことが原因だったようだ。

シベリアでも、ガスが吹き出てしょうがない地域があるらしいが、天然ガスをうまく使えば、日本も資源大国になる可能性を秘めている。

オール電化などといって、一旦、エネルギーを電気に転換して、それでまたコンロや風呂のお湯を沸かすというのは明らかに不効率で、燃料を直接燃やしながら、暖房にしたりするのが一番効率がよい。

しかも、記事にあるとおり、むこう800年(!)は安泰というから、これからどんどん有効活用をしていくべきだろう。

今はまだ、流行があるから、電気自動車とかオール電化などがもてはやされているが、電気とガスとうまく組み合わせる方法が、いずれ本命の技術になると思う。

世の中一般に流れている情報のうち、どれが正しいかどうかは、声の大小ではないということを改めて実感する。

そういえば、環境問題もここへきて、本当にCO2が温暖化の原因なのか、そもそも地球が温暖化しているのは、どの程度の話なのか?など、いろいろと疑問が湧いてきている。

これだけ、世界の政府がその論拠を支持し、それに沿った政策を進めようとしている環境問題でも、その根拠がいい加減なこともあるということだ。

世の中に流布している情報の真偽を見極めるのは簡単ではないが、常に真実は何なのかを突きつめる姿勢を持っておきたいものだ。

政府に踊らされてバカを見るのはいやだからな。

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2010年3月15日 (月)

ファミリーコンサート

金曜日は、確定申告作業。最終日の今日を残して、作業は完了した。

すぐに1月決算法人の税務申告書の作成にとりかかった。

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【ファミリーコンサート】

土曜日は、NHKおかあさんといっしょのライブ(ファミリーコンサート)を見に、福山市まで行ってきた。

このチケットがなかなか取りにくく、昨年、松江で開催されたときは、あえなく抽選に漏れた。

福山で開催されるとあって、「(どうせ当たらないだろう)」と、ダメもとで申し込んだところ、なんと当たってしまい、私としては仕方なく福山まで連れて行くことになった。

それにしても、NHKの子供番組はうまくできていると思う。

乳児のころは、「いないいないばあ」という番組があって、乳児はこれにハマる。

長男が小さいころは、これをDVDに録画しておいて、手がかけられないときは、これを再生しておけば、テレビにくぎ付けになる。

少し年齢が大きくなると、「おかあさんといっしょ」がある。これも歌のお兄さん、お姉さんと、特徴的なキャラクターが子供を釘付けにする。

ファミリーコンサートは、そのコンサートホール版であって、これも後日、NHKの教育テレビで放映される。

Dsc02026_2 写真は、会場だった福山リーデンローズの中で撮った写真。このキャラクターの前にも行列ができていて、写真を撮るのに並ばなければいけなかった。

ライブは、午後2時半から開始で、次男にとっては、ちょうど昼寝の時間。開始の30分前までなんとか起きていたが、15分前になると、持たずに寝てしまった。

それでも始まってから10分ほどで目が覚め、目の前の光景にしばらく茫然としていたが、少しして、ようやく何が起きているかわかったようで、最後はとても喜んでいた。

長男は、歌のお兄さん、お姉さんの振り付けに合わせて、何とか踊れるようになってきた。これも一つの成長だ。

それにしても、「おかあさんといっしょ」は、よくできていると思う。歌のお姉さんやお兄さんも、歌や踊りは上手だし、子供の心をつかむコツを知っている。

キャラクターもそれぞれ個性が設定してあって、子供心に響く仕掛けがしてある。

昔からあった番組で、中身に変化はあるものの、子供とおかあさんの心を掴むノウハウは本当によくできていると感心する。

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2010年3月12日 (金)

資源エネルギー分野がおもしろい

昨日も確定申告の書類作成作業。大方、目処がつき、後はお客さんからの資料待ちを残すのみとなった。

午後は、1月決算法人の税務申告書類の作成にとりかかった。

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【資源エネルギー分野がおもしろい】

新聞記事などを読む限り、日本の経済はおそらく底を打って、上昇に転じようとしているのは間違いない情勢だと思える。

もちろん、2008年からの落ち込みが激しかったから、ここへきて「大幅増益」などの記事が出ても、元の水準に戻るにはまだまだ時間がかかるように思う。

株式投資に関しては、私はもうGOサインを出してよいと思っている。

景気回復が鮮明になってから投資に入っても、すでに株価は先に上昇しているわけで、やるならこのタイミングかな、と思っているところだ。

2010年代の日本経済を牽引する産業は、やはり資源エネルギー分野だと思う。

今朝の日経新聞の1面も天然ガスの調達にかかる新たな権益確保のニュースだった。

石油に代わるエネルギーとして何が出てくるのか、その変化のタイミングでいろいろな動きが出そうだからである。

ただ、流行と化している太陽光発電や風力発電は、補助的なエネルギーとしては有効でも、石油に代わる“4番バッター”には、今のところ、なり得ない。

そこはやはり天然ガスであろうことは、ほぼ間違いないと見る。

最近、注目を浴びている電気自動車も、もし、天然ガスを有効に使えるようなったら、天然ガス車のほうがエネルギー効率からいって、格段に優れている。

電気自動車の弱みは、その走りよりも冷暖房だという意見がある。ガソリン車は、冷暖房を付ける場合、エンジン動力を利用するというが、電気自動車は、それができない。

だから、トータルで見て、石油に代わるエネルギーとしては、直接燃やせて、しかも資源の埋蔵量が無尽にあるともいわれる天然ガスに軍配が上がるのだ。

最近は、大阪ガスをはじめとするガス産業の攻勢が始まってきた感がある。日経ビジネスの公告などでも、クリーンエネルギーとしての天然ガスの魅力と可能性を伝えるものが増えてきている。

電力会社はここまでオール電化などで攻勢をかけていたが、やはり、その不便さや不効率性がだんだん知れてきたようで、今後もどんどん伸びるということはないだろう。

合わせて電力会社の場合、スマートグリットと呼ばれる次世代電線網によって、これまでの既得権益が破られる可能性が出てきている。

日本の電力会社は、ほとんど停電がないという、電力の安定供給という点で世界一のレベルを誇る。これは本当にすごいことだと思う。

それなのに、このようなスマートグリットという構想は、日本には必要ないと思えるが、要するにこれが次世代の資源エネルギー分野のメシの種というわけだ。

これについては、経済産業省も推奨しているようで、日本の電力会社の牙城を切り崩したいのは、外資系だけでなく日本の経産省も同じ思惑が見え隠れする。

電力会社の株価がさえないのは、こうしたことも背景にあるのだろうか。

いずれにしても、この分野はいろいろとおもしろい話がある。

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2010年3月11日 (木)

資格ってなんだ?

昨日も、事務所で確定申告の書類作成。

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【資格ってなんだ?】

弁護士会の会長選挙は、路線転換を図る宇都宮氏が当選したそうだ。(読売オンラインのニュースはこちら

法曹人口を増やしてきたこれまでの拡大路線を転換するという。

早速、今朝の日経は、「内向きの弁護士会では困る」と社説で苦言を呈していた。(日経の社説はこちら

「高収入を失いたくない特権集団のエゴ」とまで書いている。

公認会計士や税理士にも言えることだが、内向きの論理で進もうとすれば、サービスの利用者たる一般市民の方々からの支持を失うだろう。

資格は特権ではない。言っちゃ悪いが、地方には既得権益にどっぷりつかって努力をしていない専門家がいる。それでも報酬だけはしっかり取るから、信じられない気持ちになる。

お客さんの側が、寡占的な業界に、仕方なく高い報酬を払うやるせない気持ちを、資格者はもっと理解しないといけない。

今回の会長選挙は、増員を望まない地方の票が勝ったといわれるが、弁護士業界もサービスの質をしっかり競争してもらいたいものだ。

資格は取って終わりではない。資格を取ってからの努力が積み重なってはじめて利用者から支持が得られるものだと思う。

今はネットでいろいろ調べられるから、お客さんの方が勉強しているケースもある。

ネット社会は、“専門家不要の社会”ともいわれる。単に知識を持っているだけでは、サービスの提供者として不十分なわけで、知識を実務上の戦略として昇華し、お客さんに最適解を提供する必要がある。

これからの専門家は、ネットで調べただけの知識では、太刀打ちできない本当の“知恵”を提供できるようにならないといけない。

ああ、そういえば、最近、売り出し中のe-tax(電子申告)も、“税理士いらず”のツールだ。

個人が家から気軽に申告できるようになると、税理士は何をサービスとして提供するのか、やはり、資格取得後の研鑚が物を言うようになるだろう。

資格はその人の知識の最低レベルを保証するものにすぎない。

「お客さんにとっての価値を追求する」という、基本的なビジネスのスタンスを、資格稼業も持たないといけないと思う。

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2010年3月10日 (水)

増税より先にやるべきこと

昨日も一日中、確定申告の書類作成。

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【増税より先にやるべきこと】

最近、また増税を唱える“専門家”が増えていて、「ああ、ここにも財務省の回し物がいるな」と思うことしきりである。

今朝の日経新聞の経済教室にも、著名なエコノミストが増税の必要性を訴えていた。完全に政府に取り込まれていると思った。

日本の財政は実は健全であることの意味を、WEB上でつたない図で描いてみた。

下の図を見ながら読んでください。

左から、まず人や企業が預金をすると、それは金融機関で貸出しをして市中へ還流しますが、貸出先が無いと国債や外債などで運用します。

国債は国の借金ですが、国内で使う限り、国内で還流します。

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もし、国が借金して金を吸い上げないと、貸出先がない今は、外債に流れてしまいます。

そうならないためには、国が無理してでも借金するか、貸出先が増えるように新産業を作っていくことが必要になるわけです。

今は、国が借金することで、日本の景気を支えているわけですが、政府がきちんと新産業(例えば環境やエネルギーの分野など)に道筋を作り、投資を促していく政策をとれば、国が借金することなく、日本の経済をキープすることができるわけです。

民間で資金が回りだすと、所得も増えるので、政府は自然と増収になります。

それをやらないで、いきなり増税の議論から入るから、おかしいと言っているわけです。

そして、民間がどんどん預金を積んでくれるので、いくらでも借金できてしまうのが、今の日本であり、そのことを知っている外国のエコノミストは、「なぜ日本の財政に問題があるのかわからない」と、首をかしげているのです。

これが外国の政府だと、国内だけで上の図が作れないのです。政府の借金を直接外国の金融機関が握ってしまうと、財政が不健全になりやすいです。

日本は上の図が、国内だけで成り立つので、「日本全体のバランスシート」でみると、まだまだ資産超過なのです。

さて、ここからが深読みです。

日本が特異なのは、不景気で預金が減るどころか、少しずつ増えていることです。

上の仕組みを理解すればわかることですが、預金が増えても金融機関は貸出先がないので、国の借金を助けるわけです。あるいは、米国債を買っています。

しかも、こんな不景気のさなかに、昨年から各金融機関がこぞって預金獲得キャンペーンをやっています。定期預金に優遇金利を付けて、預金を集めています。

これはなぜでしょうか?だって、貸出先がなくて困っているわけですから、国債で運用することは明らかです。

これはおそらく政府が主導して、民間の資金を国債で吸収する政策を実行しているのでしょう。

そのための消費抑制政策であり、そのための「増税ちらつかせ作戦」なのでしょう。「増税しようかな」といって、景気の先行きを悪く見せて、民間人に金を使わせない作戦です。

要するに「金は民間の自由には使わせない。政府が主導して決める。」という意志の表れなのです。

だから、私が昨年来、民主党政権の新しい金の使い方に注目しているのです。

その一つがアジア諸国へのインフラ投資であり、もう一つが、米国債買いです。

米国債買いは、日本はこれからもアメリカを支えて、英米との同盟の中でアジアを攻めるという意志の表れでしょう。

これがあるので、世界経済の二番底の懸念が薄らいだと思っています。

とりあえず、以上にしておきます。

「敵を欺くには、まず味方から欺け」、という兵法の常套手段がありますが、財務省は敵国を欺くために、まず日本人から欺いていると言えます。

「日本はもうダメだ」というキャンペーンを張って、まず日本人をだまし、敵国をもだまそうというわけです。

さすがは財務省。おもしろいことしますよね。

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2010年3月 9日 (火)

一隅を照らす

昨日は、一日中、ひたすら確定申告の書類を作成。

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【一隅を照らす】

教育について、私のような門外漢が語ると、「何をわかったようなことを言うのか」みたいな反応があるから、あまり言いたくはないが、私も子を持つ親になったわけで、教育に関心をよせないわけにはいかなくなった点はご理解願いたい。

最近の傾向として、特に若い世代に増えているのが、「世界に一つだけの花」を目指そうとしている人だろう。

スマップの歌だが、しかし、みんなが「世界に一つだけの花」になれるわけではない。(と、言った瞬間、教育界からは批判がきそうだ)

若いときに見る夢も、やがて現実が見えてきて、ある意味で妥協しながら、目指すべき着地点を見定めていくわけだが、そのときに頭の中にいつまでも「世界に一つだけの花」が見え隠れすると、そういうわけにもいかなくなる。

「世界に一つだけの花」は、持っている力が皆、平等であるならば成立するが、実際には、能力には差があり、本来ならば、その差をお互いにカバーしながら社会は成り立っていかないといけない。

左翼的平等主義者と、現実を見据える保守主義者とでは、このスタートが違う。

保守主義者は、現実にある能力差をあるがままに受け入れたところから議論をスタートさせるが、左翼的平等主義者は、理想からスタートさせる。

この違いは、教育方法の差になって現れる。

しかし、平等を叫べば叫ぶほど、格差が拡がることに気づいている人はまだ少ない。

昔の日本だったら、能力のある者は、ない者に対し、それなりの施しの気持ちもあったのだろうが、平等が前提になると、結果についても自己責任であり、格差が放置されがちになる。

共産主義も新保守主義(=ネオコン。小泉内閣時代に日本に入ってきた市場原理主義の思想)も、いずれもユダヤやキリスト文化の中で生まれた思想だ。

日本に昔からあった考えは、「一隅を照らす」であり、自分なりに、自分のポジションで全力を注ぐことが重要だという教えで、決して世界に一つの花ではなくても、自分の努力は確実に世の中の一隅を照らしているという考えだ。

中庸のところに日本の良さがあったと思うわけで、私はこれからも「一隅を照らす」努力をしたいと思っているところだ。

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2010年3月 8日 (月)

学習院でもこのざまか

金曜日は、午前中に監査委員の仕事で鳥取県庁へ。午後は、鳥取市内の顧問先を2件訪問。

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【学習院でもこのざまか】

金曜日に報じられた「愛子さま、不登校」というニュースには、驚いた人も多いのでは(産経ニュースはこちら)。

学習院という、皇族方の学ばれる学校で、暴力的な振る舞いをする児童がいるということが驚きであり、もはやこの国の教育崩壊がここまできていることに憂慮の念を禁じえない。

本来ならば、そうした振る舞いをした児童は即刻、退学処分にしてもいいはずだが、それが出来ない学習院は、もはや存在意義を失ったといえる。

左翼的な「平等」とか「人権」の概念に、学習院ですらやられてしまったのではないだろうか。

学習院側の会見でも、妙に暴力をふるった児童をかばうような、歯切れの悪い会見だった。学校側がそのような甘い態度しか取れないようでは、学習院も役割が終わったということだろう。

それにしても、学習院にしてこれだから、我々の身近ではもっとひどい話も多いことと思う。ここ米子においても、小学校が学級崩壊しているという話を聞くことがある。

今の学校の先生は、児童に体罰を加えてはいけないという。確かに体罰というより、暴力を振るう教師もいたから、全面的に禁止になったことには仕方がない面がある。

ただ、禁止された理由は、おそらく「子供にも人権がある」みたいな話だったと思うが、そもそも子供を一人前に扱うこと自体が間違いだ。

そのことに、少なからぬ大人が気付いているにも関わらず、これは改められない。

悪いことをする児童には、容赦なく体罰を加えなければ、子供は必ず付け上がる。

うちの子はまだ3歳だが、悪さして、親がちょっとでも甘い顔をするとすぐに付け上がって、悪さがエスカレートする。

だから、ときどき大声で「こらっ!」と、おしっこがチビるくいらに怒鳴りつけて、時にはほっぺたを張ることもしてやらないと、本当に手がつけられなくなる。

悪いことは悪いと体で教えてやらないと、子供は決して頭では理解できない。“教育評論家”みたいな人は、必ず「子供にわかりやすく説明してやりましょう」、みたいなことを言うが、そんなことで男の子は教育できない。

妙な教育論がまかり通っていて、親たちはきっと戸惑いの中にあると思うし、聞き分けの良い大人を演じてしまうのだろう。

しつけるべきことをしっかりやっておくことが、本当の愛情だと思う。子供が将来、人様に迷惑をかける人間にならないよう、小さいころに「世の中にはやっていいことと悪いことがある」と教えないといけない。

だいたい自治体などでは、子供のことを「子ども」とひらがなを使って書くが、これは「供」という漢字が、“従属する存在”みたいな意味を連想するので、人権的に問題があるとして、「子ども」と表記しているらしいが、間抜けな話だ。

子供、特に男の子は“小さな怪獣”だと思って接しないと、のちに“大きな怪獣”となって、周囲に災いをもたらすだろう。

常識というものが全くない“小さな怪獣”を“人間”に仕立て上げるのが教育だと、私は思っている。

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2010年3月 5日 (金)

増税ラッシュ!?

昨日は、税理士会の確定申告無料相談の担当で、会場となるコンベンションセンターに朝から詰める。

こないだよりも来場者は減った感じがしたが、それでもひっきりなしに確定申告をする人が訪れていた。

4年前だっただろうか。税法改正で、年金に対する源泉徴収が強化された。それによって、還付申告に来る人、特にお年寄りが大量に増えた。

それ以前は、こんなに人は来なかった。

それでも来ていない人が大勢いるはず。つまり、源泉徴収が強化されると、還付申告に来ない人の分だけ税収増となるのだ。

ああ、賢いなあ、国税庁は。

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【増税ラッシュ!?】

民主党政権が、財務省主導政権であることは、私は早い段階から見破り、このブログで紹介してきた。

所得税の最高税率の引き上げや、法人税の課税ベースの拡大、留保金課税の復活、相続税の課税ベースの拡大、株式譲渡所得の軽減税率の廃止などが報道されたが、民主党政権になってから出来た税制改正の大綱にもそのような記述があった。

このように、自民党時代には表に出そうで出てこなかった増税案が、民主党政権になってから、どんどん表に出るようになってきた。

民主党は、党税調を廃止して、政府税調に一本化したのはいいが、政府税調は昔から財務省が万全の仕切りで運営してきた機関。いくら政治家を入れたからといって、それを政治主導とはいってはいけないのではないだろうか。

最近は、財務副大臣あたりが、消費税の議論も始めたいと言い出し、4年後の税率引き上げを意図していると報じられた。

首相が贈与税の弱みを握られている。財務省のペースで物事が進んでもおかしくはない。

これらは、あくまでプランの話だから、本当に実現するかどうかはわからないが、こうも増税論議ばかりが表に出てくると、ほとほと嫌になってくる。

首相が贈与税を申告していなくても、私は納税する気を失うことはないが、増税策がどんどんでてくると、その方が納税する気を失いかねない。

確定申告の無料相談に来る人の中には、高校生以上の扶養家族を抱える人もいるが、そういう人は、子供手当の支給対象にならないので、扶養控除廃止のマイナスだけを受ける。

しかも、子供手当そのものに制度上の欠陥がたくさんあり、本当に実行に移したら、全国で問題が噴出するのは必至の情勢らしい。

その子供手当の財源が足りないので、民主党政権はしきりに増税論議を持ちかけている。

もしかすると、子供手当は満額支給できず、増税だけが予定通り実行される結果になるかもしれない。

民主党政権には、「政府のムダを削って財源にする」という公約があったわけで、国民はそれに期待して政権交代が出来たのだと思うが、本当に期待通りの成果を出せるのか。疑問が生じても仕方がない。

「もう少し、時間をかけて見守るべき」という声もあるだろう。もちろん、それはもっともだと思うが、それならば扶養控除廃止などの増税案も、一旦、取り下げるべきだろう。

税収不足で財政が厳しいから増税もやむなし、と考える人がいるが、財政と経済と総合的に考えれば、増税が正しい選択肢とはいえない。(この点は、機会があればじっくり書いてみたい)。

増税だけが着実に実行されるようなことがあってほしくないと願うばかりだ。

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2010年3月 4日 (木)

遅刻の言い訳

昨日は、午前中に確定申告書類の作成。午後から顧問先を訪問。事務所に帰ってご来客が1件など。

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【遅刻の言い訳】

昨日のニュースで、民主党の閣僚3人が国会審議に遅刻して、やり玉に上がっていたことが報道されていた(日経ネットのニュースはこちら)。

その言い訳がおかしかった。

原口大臣は、審議開始時刻の2分後にツイッターへの書き込みをしていたので、「ツイッターをしていて遅れた」といわれたが、本人は「事務方の連絡ミス」としている。

前原大臣は、直前まで官僚と打ち合わせをしていたようだが、「運悪く、赤信号にひっかかって遅刻した」そうだ。

「運悪く」、赤信号にひっかかることは、私もよくあるが、高校生の言い訳みたいで思わず笑ってしまった。

高校時代の私は、寝坊でよく遅刻をしたものだった。郡部からJRで通うクラスメートが、「汽車に乗り遅れて、遅刻しました」と先生に告げると何となく許された感じがしたので、自転車通学だった私は、「自転車に乗り遅れて遅刻しました」と言ってやったがお目こぼしはなかった。

同じく遅刻した仙石大臣は、苦笑いを浮かべ、「えへへ、えへへ」といった顔で会場に入ってきた。これが一番いいかもしれない(笑)。

下手な言い訳が通じないなら、笑ってごまかすしかない。

舛添議員が「参議院軽視だ」と激怒していたが、そんなことを言って本気で怒って見せると、かえって国民に「参議院は本当に軽視されているんだな」という印象を与える。

野党からすれば格好の攻撃材料になったわけだが、世界にはもっとすごい言い訳がある。

有名な話だが、かつてのドイツのコール首相は、W杯を観戦していてサミットに遅刻をしたことがある。

「サッカーを見てて遅れた」なんて、まさしく大物だ。

その手の話は、ヨーロッパではよく聞くが、日本人が世界でもっとも時間に厳しいといわれる。遅刻はいけないが、閣僚ともなれば、大物らしい言い訳を準備しておくべきだ。

原口大臣は、堂々と「ツイッターをしていて遅れた」と言えば、良かったと思う(笑)。

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2010年3月 3日 (水)

判決は無期懲役

昨日は、事務所で確定申告書類の作成など。

いつも朝6時に起きて、新聞を取りに外に出るが、最近はこの時間はすでに空が白んできている。

春が確実に近づいてきているのを感じる。

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【判決は無期懲役】

米子で起きた税理士殺人事件の一審判決は、無期懲役となった(読売オンラインのニュースはこちら)。

全国的には、裁判員裁判で初の死刑判決がでるかどうかが注目されたが、私としては、すぐそこの近所で起きた、しかも同業者が被害者となった事件の行く末が知りたかったという意味で注目した。

公判は、双方の言い分がそれぞれ明らかになっていたと思う。無期懲役という判決は、妥当だと思う。

ただ、被害者の女性の遺族の言葉には、十分耳を傾けたか疑問も残る。

事件は、「被害者の税理士が、加害者の職員をこき使った逆恨み」、という構図が見てとれるが、その点について、死刑でなく無期懲役という情状酌量がなされたことは、税理士の遺族も少し納得している様子が見てとれる。

しかし、一緒に殺された女性の遺族は、死刑を望む意見を出している。なぜ一緒に殺されなければならなかったかという点で納得がいっていないのだと思う。

殺害した理由が、「被害者の税理士と一体の存在だった」ということだけで済むか、ということだろう。この点は、もう少し突っ込んだ質問がなされてもよかったのではないか。

「相当ひどいこき使われ方をしていた」という話は以前から聞いていたが、女性は別人であり、「一体の存在だから」という理由では、遺族は納得いくまい。

私も、当初はそこまで思いが及ばなかったが、考えてみればその通りで、殺人事件とは結局、納得のいく線というのはないだろう。

いずれにしても、悲劇であったことに変わりはない。

ところで、言われているように、裁判員というのは大変な立場だと思った。

重大事件の場合、世間からその判断が注目を浴び、真面目な裁判員なら、家に帰ってもあれやこれやと考えて、しばらく寝られない日々が続くだろう。

殺人事件だから、きっと殺害された遺体の写真も見せられたのだと思うし、その事件の被告の顔も嫌というほど見なければいけない。

被告の顔を見ながら、「この人がなぜ人をあやめたのか」という疑問が頭を駆け巡っていたことだろう。

それに、数日間に及ぶ公判に出席しないといけないとなったら、私なら断らざるを得ないと思う。商売に大きく差し支えるからだ。

昨日書いた話に通じるが、日本の裁判員制度は、アメリカの陪審制を一つのモデルにしていて、アメリカの弁護技術で司法を変えていくという外資系ファームの思惑があったと考える(大手の法律事務所はことごとく外資系ファームと提携しているはずだ)。

この点は、ずいぶん前から外交要求として、「司法を開放せよ」と要望が出ていた。

ただし、日本では刑事裁判に限って導入し、民事裁判には適用しなかったのは、アメリカ自身が自分で作ったルールに苦しめられているからだと聞く。

そして、日本でもこの制度に対応できる弁護士を養成しようと、司法試験の合格者を大量に出して、低コストで高収益モデルを作ろうとしたと見られるが、必ずしもうまく行っていない。

これからおそらく、裁判員制度の問題点がどこかのタイミングで噴出する可能性がある。

そして、それを理由に、「いろいろやってみたけど、やっぱりうまく行きませんでした」と、裁判員制度を廃止してしまう可能性もある。

それは、一旦、受け入れたフリをして、適当な理由をつけて排除してしまう日本のお家芸でもあるからだ(郵政でこれをやりましたね)。

アメリカが衰退しつつあるご時世に、アメリカの外交要求のたまものである日本の裁判員制度が今後どうなるのか注目だ。

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2010年3月 2日 (火)

言わんこっちゃない

昨日は、事務所で確定申告書類の作成など。

昨年は、株価が歴史的な安値を付けたので、非上場企業の株価も類似業種平均基準を使える会社については、安値で株を贈与できた。

事業承継を考えている会社については、こういう時期を見逃さないで、実行していくことが必要だと、贈与税の申告書を作りながら思う。

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【言わんこっちゃない】

ニュースを見ていて気になったのは、公認会計士の就職難が深刻になっているという。(J-CASTニュースはこちら

先日の日経新聞にも、同様の記載があった。

近年、合格者を急増させてきたので、それがあぶれたものと見られる。

「仕事が増えるから増員した」というのは、私が調べる限り、半分正解で、半分は実情が違うと思う。

半分正解というのは、内部統制制度の開始があり、監査の強化があるが、これだけでは説明がつかないほど合格者を増やしている。

この急激な増員の背景には、外資系会計事務所の強いオファーがあったと推測する。それが残りの半分の理由だ。

彼らは安いコストで大きな儲けを上げたいがために、合格したばかりの新人を低コストで大量に雇うモデルを構築しようとしたと見られる。

だから、近年の監査法人はマニュアル化が進み、ベテランのやり方を排除する仕組みを作り上げてきた。

お客様から見ると、「監査法人の連中は、パソコンばかり見て、一体何をやっているかわからない」という声が最近多いと聞くが、要するにマニュアルをこなすだけの監査になってしまったということだ。

国内系の監査法人は、仕事の割りに給料の高すぎるベテランが多過ぎ、彼らをリストラすれば間違いなく儲けが出ることがわかっている。

それを実行しようとしたのだが、どうらやその思惑は、ここまでのところ、必ずしもうまく行かなかったようだ。

むしろ弱い立場の若い世代にしわ寄せがいき、それがこのざまである。

アメリカのように、公認会計士の資格を取ったものが、監査法人だけでなく一般の企業や公務員などにもたくさん就職している社会を作ろうと思ったとも聞くが、それもうまく行かなかった。

日本企業は、中途採用の枠が少な過ぎ、まして、若い合格者は先に監査法人が採用するから、合格時の年齢がある程度高くなると、彼らの就職先がなくなってしまう。

当初より、無理のある計画であり、「それ見たことか、言わんこっちゃない」という心境だ。

似たような話は、司法試験の世界にもあって、あちらも合格者を大量に増やしたはいいが、就職難の弁護士がたくさん増えたと聞く。

いずれも、外資系ファームによる、日本占領の陰謀である。法律と会計を牛耳って、日本を支配しようという陰謀だ。これらの動きに合わせて、日本のビジネスルールがどんどん変わっていった。

どちらの業界でも、若い人がこき使われているようで、これが外資化の実態だ。

アメリカ発の金融危機で、こうした陰謀はずっこけたわけだが、いつ息を吹き返すかわからない。

試験ばかりで鍛えてきたこの業界の日本人たちは、決められたルールを守ることには長けていても、そのルールがなぜ決まったかを考えるのは苦手だ。「陰謀」という言葉が出ると思考停止してしまう。

スポーツの世界でどんどんルールが変えられるのと同じこと。欧米勢は自分たちが勝てるルールに変えてくる。

いろいろ考えさせられる事件だが、最後は、真面目に顧客に尽くした者が勝つと信じてがんばるしかない。

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2010年3月 1日 (月)

真央ちゃんを見習いたい

金曜日は、午前中に事務所で確定申告の書類作成など。午後からは、鳥取市へ行き、社会福祉法人関係の会合で講演。

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【真央ちゃんを見習いたい】

オリンピックももう終わり。

浅田真央の悔し涙が印象に残った。

負けても「自分なりにがんばれた」とかいって、へらへらしている選手が増えている中で、負けて悔し涙を流す浅田はすごいと思った。

後から話を聞くと、敗因は多岐にわたる。

五輪に挑むチームの体制や採点方法など。

浅田はほとんど一人で練習してきたそうだ。トップ選手に対する日本のサポート体制が問われる。

採点方法も複雑で、妙な印象点が幅を利かすようになっている。今のフィギアは、すごいジャンプを跳ぶよりも、安全策をとってこぎれいにまとめた方が勝つようだ。

単純にすごいジャンプを跳んだから点が上がる仕組みではない。

ただ、金(キム)はそれをすべてやってきたわけで、悔しいけど完敗だ。

サムスンが全面的に支援していたらしく、何年も前からバンクーバーに住み込んで五輪を目指してきた。そうした体制整備も含めて金が勝ったのは仕方がない。

しかし、アスリートとしては浅田が上であることは間違いない。女子では史上初のトリプルアクセルを2回も成功させた。

これは、五輪史上に残る快挙であり、金が金を取ったことよりも、浅田がトリプルアクセルを跳んだことのほうが、後に続く競技者にとって大きな目標になるだろう。

同じく4回転を跳んでも銀メダルだった男子のプルシェンコ(ロシア)も、浅田が上だったと認めている。

すごいジャンプを跳んだという点で、浅田もプルシェンコもアスリートとしては上だったが、総合判定で負けた。

銅メダルをとったカナダのロシェットは、競技の2日前に母親を亡くす事態に見舞われたが、フリーのときは、同組で先に滑った浅田が果敢にトリプルアクセルに挑む姿を見て勇気をもらったという。

世界のトップレベルの選手にさえ、勇気を与えた浅田はすごいし、そんな滑りをみせても負けて悔し涙を流す根性は見習いたい。

勝ちに等しい負けだったと思う。

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