占いの使い方
昨日は、監査委員の仕事で鳥取県庁へ。夕方、米子に帰着し、高校の同窓会の幹事会に出席。その後、事務所に戻って残務整理。
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【占いの使い方】
いつも同じ気持ちで仕事に挑んでいるはずなのに、調子のいい時と悪いときとがあるのは、誰でも経験があることだと思う。
とても集中力のある日もあれば、逆に集中力が散漫で、ミスの出やすい時というものがある。
同じように努力しているのに、うまくいくときと行かないときがあるのはなぜか?
その答えとして、私が気付いたのは、人間には目に見えない「気」の流れというものがあるということだ。
宇宙が地球を作ったわけであり、人間もまた、宇宙のリズムの中にいるといえる。
ちっぽけな人間にはコントロールしきれない何かがあると気付くだけでも、人生を効率よく生きることができるようになる。
この宇宙の法則を知る手段として、占いがある。
ただし、使える占いはごくわずかであり、それは統計学に基づいた、実在した運命周期のトレンド(傾向)である。
大昔の中国人が、生まれて来た人間がどんな運命をたどるか、膨大な統計をもとに編み出したものが、東洋占星術。
当時は、軍事目的に使われたようで、敵方の将の運気が弱ったときに、総攻撃をかける、などの使い方もあったという。
だから、中国人には、今でも自分の誕生日を人に知らせると運命周期がばれるので、教えることを嫌がる人がいると聞いたことがあるが、本当かどうかはわからない。
占いを「信じる」とか、「信じない」という話ならば、私は「信じない」と答えるが、しかし、統計学に基づく、歴史のある占いならば、「利用できる」と答えるだろう。
私は、大半の占いは、うさん臭いと思っているが、四柱推命や算名学、易学などは人間が積み重ねて来た経験則に基づく占いであり、参考になることも多いと思っている。
細木数子の六星占術は、こうした統計学に基づく運命鑑定を簡便化したものであると本人が述べているが、確かに的中率は高いように思える。
何より重要なのは、占いを信じるのではなく、利用することであると思うのだが、易学がそうであるように、良き占いというのは、人生の転変を教えてくれる。
「窮すれば変ず」というも易学の教えであるが、窮地に追い込まれたら、次に大きく変わる運命がくるというものである。
これは、信じるとか信じないの問題ではなく、窮した状況にある自分がいるとすれば、必ず今までとは違うやり方に変ずることで、再び成功する道が開けるものだと教えているのである。
そして、易学では「変ずれば通ず」と続く。
こういうのは、大昔に人間が学んだ経験則だから、利用しない手はない。
細木数子の占いからでもわかることは、一生うまくいくこともなければ、一生苦労することもないという人生の転変である。
何をやってもうまくいく時期もあれば、その逆もあるということで、うまくいかない時期に、自暴自棄になって人生を壊してしまうのではなく、そういうものだと心得て、次なるステップの準備をすればよいということを学んだ。
こういうことは、大昔から変わらないことでもある。それを知ってるだけ、自分の人生を可能な限り、コントロールできるようになるということだ。
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