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2009年5月

2009年5月29日 (金)

右肩下がりの時代に

昨日は、午前中に事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。午後からは、顧問先の訪問。夕方に、ご来客が1件。夜は、顧問先の方と会食。

私より上の世代(50~60歳代)の経営者の方とお話していると、時代の変動というものに、改めて気付かされる。

この世代の方々は、しばしば昔話をされるが、その豊だった時代の現代とのギャップに改めて時代の変化を感じるのだ。

ちなみに、この世代よりも上の経営者になると、日本が貧しかった時代の話を聞かされる。以前は、そういう話をよく聞かされて、私たち若い世代がいかに恵まれているかという話になるのだが、今や、それも昔のことになっている。

1970年代から90年代までの日本は、経済的にピークだったのだろう。サラリーマンの暮らしも絶頂で、サラリーマン生活のおいしい話もこのころまでにたくさんあったようだ。

日本と発展途上国の経済格差も大きかったため、海外赴任したときの日本人の現地での“富豪ぶり”も、今では考えられないことだ。

これが今ではどうだ。中小企業の経営者も、サラリーマンも、みんな生活が厳しくなっている。特に若い世代のサラリーマンは、必ずしも将来が保証されていない。

そして、それが当たり前の時代になった。

こうした時代に求められる能力というのは、「将来を楽観的に見る力」だと思う。そして、「いかに明るい未来を描けるか」が重要な能力になる。

学校の勉強がいくらできたところで、将来を悲観的にしか見られないようでは、こういう時代には生きづらい。ますます自分を追い込んでしまうことだろう。

先月だったか、尾崎豊の歌が「着うた」で配信が始まったという新聞か何かの広告を見た。

それをみて、久しぶりに尾崎を聴いてみようと、バースツアーのライブCDをクルマの中で聞いていた。

尾崎は「どんな困難にも負けないで、いつまでも夢を捨てないで・・・」というメッセージを会場のファンに送っている。

彼が活躍したのは、主として80年代だが、そのころからまるで時代を見通していたかのように、現代の若者にも通じるメッセージを発している。

右肩で下がる経済の中で、夢や希望を持つことができるのは、本当の能力だろう。そして、これが現代人が磨くべき能力なのだと思うのである。

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2009年5月28日 (木)

GMの破綻処理の行方

昨日は、午前中に鳥取市内で監事を務める法人にて、監査の仕事。午後から、事務所に戻って3月決算法人の税務申告書の作成。

最終処理が注目されているアメリカGMの破綻関連のニュースだが、処理案として、①債務の株式化、と、②破産処理、の2つに絞られているようだ。

そして、①の債務の株式化は、GMの株がほとんど無価値なので、債権者は拒んだわけだが、②の破産処理を選択すると、債権者の多くがCDS(クレジット デリバティブ スワップ)の行使によって、損失が補填される可能性があるという。

だから、会社が存続するよりも、破産させてしまって損失補償を受けた方がいいと、多くの債権者が望んだということのようだ。

しかし、ここに市場が注目するポイントがあって、もしこのままCDSが行使されるようだと、AIGの破綻につながる恐れがあり、潜在化しているアメリカ金融破綻の懸念が、いよいよ実現してしまうかという恐怖が市場に流れているようだ。

CDSとは、貸倒損失を補償する金融商品で、その発行会社はAIGが有名だ。そして、このCDSがどれだけ行使されるかが、アメリカ金融破綻のカギを握っている。

何しろ、CDSの想定元本の大きさはピーク時で60兆ドル(約6000兆円)だから、アメリカ政府がどんなに公的資金で補填してやっても、とてもじゃないが補填しきれるものではない。

また、多くの金融機関が、このCDSが履行され、自分たちの損失はカバーされると思って決算を組んでいるから、もしもアメリカ政府が破綻すると、連鎖的に多くの金融機関も破綻するようになっている。

GMの破産処理は、そうした懸念をたっぷり含んだ処理なのだ。

だから、オバマ大統領は「債務の株式化をあきらめていない」とコメントした。株式化にすれば、債権者は「貸倒れ」にはならないから、CDSの行使もされない。

ここ数日で、こうした大きな問題も山を迎える。

今朝のNY市場では、10年ものの米国債が売られ、金利が急上昇していた。

恐ろしい話だ。

アメリカ政府に対する信用が急速に落ち込んできている。アメリカの金融破綻がいよいよ現実味を帯びてきたことを、市場が示している。

GMの破綻処理の行方を固唾を呑んで見守るしかないだろう。

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2009年5月27日 (水)

景気は底打ち?

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後から、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

3月決算作業については、6月1日の申告期限を前に、ようやく終わりが見えてきた。

日本の景気悪化にも、ようやく終わりが見えてきたのだろうか。株価は比較的、堅調な推移を示している。

主要な経済指標も、概ね「下げ止まり」を示しているようで、「底を打った」という認識が広まりつつあるようだ。

昨日は、「崩壊への兆候」というタイトルで書いたが、私は決して悲劇を煽るつもりはない。金融崩壊への大きな火種を抱えつつ、実態経済が徐々に回復していけば、それこそ“ソフトランディング”が達成されるのだろう。

日本政府もアメリカ政府も、今後、さらに国債をどんどん発行し、市中にカネをばらまく予定がある。これがカンフル剤になって、一時的な景気の回復はあるのかもしれない。

しかし、これが景気がまだよかった2007年当時の水準に戻るかといえば、しばらくはその可能性はないと見たほうが良さそうだ。

一番のリスクは、アメリカ政府がこれから発行する国債が、順当に消化されるかどうか。つまりは、引き受け手がスムーズに現れて、金利の上昇(=債券の下落)が起きないかどうかが一つのポイントとなる。

これには、おそらく日本が重要な役割を果たすことになる。麻生政権が強いのは、このあたりに密約があるからだろう。

また、こうした問題が顕在化するまで、株価は上がりやすい状態が続くのかもしれない。あるいは、日本株については、そうしたリスクの逃避先として選ばれるのかもしれない。

また、北朝鮮問題にもあるような紛争リスクも、株価に対してプラスに働く可能性がある。戦争はいつも、経済を押し上げてきたからだ。

投資判断を下すには、実に難しい時期だと思う、今日このごろだ。

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2009年5月26日 (火)

崩壊への兆候

昨日は、午前中に事務所で3月決算法人の税務申告書等の作成。午後からは、県の監査委員の仕事で松江市へ。中国五県の監査委員協議会へ出席。

その後、夕方に事務所に戻って、仕事の続き。

北朝鮮が核実験をしたそうだが、「なぜこの時期に?」という点については、よくわからない。

「瀬戸際外交」だの「許せない」だの、日本の新聞は“感想”ばかり書いて、「なぜこの時期なのか」、「その意図はどこにあるのか」という“分析”がほとんどない。

逆にいうとそこが怪しい点であり、「金正日は独裁者である」という前提で、重要な意図をすべて隠しているように思える。

これは、イラクのサダム・フセインが独裁者で、傍若無人な振る舞いを国際社会は許してはならないという世論を作りだしたときの雰囲気に似ている。

核実験の本当の意図を隠して得ようとしているものが何なのか、これについては推測するしかない。ちなみに、イラク戦争は結局、アメリカによるドルと石油の利権確保が目的だった。フセインが独裁者であったことはその口実に過ぎなかった。

世界情勢は、一言でいえば金融崩壊へ向けて、どう着陸(ランディング)するかの一点に注目されるといっても過言ではない。

その過程で、いろいろな事件が起こるわけだが、北朝鮮の核実験がその文脈の中でどういう意味を持つのか、世界的な金融崩壊との絡みで考えてみるのも必要だと思っている。

今週末にも、アメリカのGMが破綻する。これによって、膨大な債務が帳消しにされるが、それは同時に、膨大な数の債権者の損失が確定するということ。

債権者には、一般のアメリカ市民も多数おり、アメリカは雇用の崩壊と、個人資産の崩壊の二重の痛手を食らう。

アメリカ政府は今後も膨大な額の国債を発行していく。すでに、30年債は金利が上昇しており、ここがアメリカの金融崩壊への兆候とみられている。

アメリカが金融崩壊して、苦しむのはアメリカだけではない。第一の被害者は日本になる。アメリカも日本も一蓮托生。

何かパニックでも起こして、超法規的に逃げ切るハードランディングを欲しているのは、ほかならぬ日米政府ではなかろうか。

こうした流れの中に、北の核実験があるとするならば、崩壊への予兆として気に留めておく必要があると思っている。

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2009年5月25日 (月)

航空祭へ行く

金曜日は、午前中に顧問先を訪問。午後から事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

土曜日も午後から出勤して、仕事の続き。その後は、今期からお世話になることになった、社会福祉法人の評議員会へ出席。

5月は、公益法人なども決算が集中するため、社外役員を務める法人の理事会や評議会が土曜日ごとに続くため、土曜日は基本的に仕事。

そんな合間を縫って、昨日は、航空自衛隊美保基地の航空祭へ長男を連れて出掛けてきた。

毎年、この時期に航空祭が開催されているのだが、私はいつも、テレビの収録と重なって行くことができなかった。

今年は、5月が5週あるので、うまい具合に収録とズレてくれ、帰省してはじめて、航空祭へ行くことができた。

美保基地は主として、輸送部隊だから、戦闘機は配備されていないが、私のお目当ては、なんといってもF-15とF-2の機動飛行。たしか小松基地から飛んできて、もちろん着陸はしないけれど、美保基地の上空を通過してくれる。

Dsc01441 機動飛行がはじまる10時ギリギリに会場に到着したが、滑走路にたどりつくまでに、このF-15が東の彼方からやってきた(写真(上))。

私は、子供そっちのけで、F-15に釘付けになった。そして、間近でみる戦闘機にとても感動した。

息子は、その爆音にしばらく茫然としていたが、やがて、興奮状態になって喜んでいた。

昨日は、あいにくの雨模様だったので、F-15の機体の色と雲の色とが同化して、視認しづらかった。必死にデジカメで写してみたが、あれが精一杯だった。

それよりも、心のフィルムに焼きつけようと、途中からカメラで写すのをやめた。

Dsc01449 続いて会場に到着すると、さまざまな自衛隊機が展示してあった。その中でも美保基地の主力である輸送機については、中に入って見学することができたので、息子といっしょに輸送機の中を見学した(写真(中))。

その間に、もう一つのお目当てであるF-2支援戦闘機が、機動飛行にやってきた。またも、息子そっちのけで、目が釘付けになった。

個人的には、とても思い入れのある戦闘機である。間近でみることは何度かあったが、こうして、本当に目の前で飛行している様をみるのは初めてである。

Dsc01450すばらしい機動力で右に左に、そして急上昇など、自由自在の飛行であった(写真(下))。

海上での支援活動を想定した機首だから、胴体の色は青を基調にしていている実に美しい戦闘機である。

息子以上に私が興奮していたように思うが、日本が誇る精鋭部隊の一部をこうして間近で見ることができ、改めて日本を誇りに思ったし、こういう機体を開発できる日本の技術を誇りに思った。

息子は、「ひこうきのりたい!」と何度も叫んでいたが、パイロットになるもよし。ただし、戦闘機乗り(ファイターパイロット)は、実に過酷な訓練をこなさないとなれない。

美保基地の司令に直接お話しをうかがう機会が、最近あったが、想像をぜっするG(重力)に耐えないといけない。事実、あのような機動飛行を見ていて、中に乗っているパイロットの体力的な負担というのは、本当にすごいものだと思う。

「(やれるもんなら、やってみろ)」と思いながら、笑って「がんばってパイロットになりなさい」といっておいた。

昨日は、あいにくの雨で、傘をうまくさせない息子を基本的には抱えて、私が傘をさしながら会場を移動していたが、だんだん疲れてきて、最後は、空挺団による空挺降下を見て会場を後にした。

こちらは、C-130輸送機から、陸上自衛隊の習志野空挺団の精鋭部隊がパラシュートで降下する実演だったが、こちらも本物を見て感動した。

実演がすごいというよりも、知る人ぞ知る、陸自の精鋭部隊である。習志野からわざわざ来てくれたことに感動した。

というわけで、私も息子も有意義な週末だった。

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2009年5月22日 (金)

税理士と公認会計士

昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後からは、事務所で3月決算法人の税務申告書類等の作成。

昨日は、ある顧問先の法人税申告書を作成し、清書が完成した後で間違いに気付き、結局、全部やり直した。

提出前だったのが、不幸中の幸いだったが、おかげで後の予定がこなせなかった。

自業自得とはいえ、徒労感が募り、疲労が蓄積する。

私は、税理士と公認会計士の両方の資格を持っているわけだが、公認会計士が行う会計監査には、「重要性の原則」というものがあり、簡単に言うと、重要でない誤りには目をつむることになっている。

しかし、税理士として、税金計算を行う場合は、1円単位まで気を使わなければならない。逆に言うと1円の誤りも許されない。端数の切り捨ても含めて、お客さんが納める税金が変わってしまうからだ。

一見すると、税理士の仕事の方がきついように思うが、正しく税金が計算できさえすれば、税理士の仕事は終わる。逆に言うと、税金を算出するプロセスについては、税法の基本さえ間違えなければ、誰も何も言われない。

公認会計士の場合は、結論を出すプロセスにまで、こと細かなチェックが入るので、かえってきつい。

結論が見えていても、踏まなければならない手続はきちんとこなすのが、公認会計士の仕事なので、ときには「何でこんなことやらなきゃいけないのか」と、むなしくなることもある。

結論が同じなのに、それでもやらなければいけない仕事っていうのは、なかなか辛いものがあるが、これは監査の手続きを踏む、プロセスそのものに意味があるというしかないが、これはお客さんになかなか理解されにくい。

その点、税理士の場合は、最終的に税金をいくら納めるのか、結論の部分は最初のうちは正確にはわからないが、そこからうまくゴールにたどり着いた人の勝ち、という世界。

いろいろなパターンの決算があって、一つ一つの計算を積み上げ、最終的な納税額を算出し、決算整理仕訳を作っていくプロセスは、まるでパズルを解くような感じがあり、なかなか面白い。

しかし、パズルの途中で計算を間違うと、最後の答えも違ってしまうのだが、昨日はそのパターンにはまったというわけだ。

もちろん、公認会計士の仕事が面白くないと言っているのではない。公認会計士の場合、会計や法律や税法、そして、経済学や経営学まで、幅広く受験で勉強しなければならなかったため、いろいろな意味で仕事に応用が利くようになった。

特に全体を見渡して、総括的に答えを出していく思考プロセスは、公認会計士の仕事で磨かれたと思う。

地方の場合は、一つの仕事だけでなかなかメシが食えないから、私みたいに一から事務所を開業した人間にとっては、まさに芸が身を助けてくれた。

話に取り止めがなくなったが、「何がいいか」という話をするつもりではない。

「仕事をどうやって楽しむか」、どんな仕事であっても結局はそれが大切だと思うのだ。

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2009年5月21日 (木)

潮目の変化

昨日は、午前中に3月決算法人の税務申告書の作成。昼に商工会議所青年部の理事会に出席し、すぐに戻って午後からも仕事の続き。

例年になく、顧問先各社の書類のご提出が早く(ありがたいことです)、GW明けからフル稼働で仕事をこなしているが、3月決算の作業も今週がピークになると思われる。

家に帰るとボーっとテレビを見て、頭をクールダウン。

9時のNHKニュースを見ていて、潮目の変化を感じたので、以下にまとめておく。

新型インフルは、NHKの記者が呼び掛けているように、冷静な対応が必要。つまり、大したことはないということ。

ならば、今までの騒ぎは何だったのか。

一つは、再三書いてきた陰謀論。細菌兵器の実験をされた可能性も残しておくべき。

二つ目は、麻生政権の陰謀。来るとわかっていたパンデミックだ。水際の対応や素早い措置で、「自民党はしっかり仕事してますよ」のアピールがしたかったのかもしれない。

北朝鮮のミサイルと同じ構図で、事前にわかっていたパニックを利用して政権の浮揚を狙った感が否めない。特に舛添厚労大臣は、深夜の緊急会見などを開くなどして、というパフォーマンスを見せてくれた。

あの時点で、すでに弱毒性だとわかっていたはずだが、自民党も必死だなあ。

これらの一連の騒ぎは、この冬、すでに伏線があった。地方議会で、やたらと新型インフルエンザ対策が議論されていたのだ。

かなり用意周到に準備されたパンデミックと見ていい。映画まで作って煽ったのはやり過ぎか。

もちろん、一部始終を知っている人は、権力中枢のごく少数の人だろう。

もう一つの潮目の変化は、民主党の凋落。

民主党には気の毒だが、小沢代表の流れをくむ鳩山氏が代表に就任して、次の選挙で勝つ保証はなくなったと見られる。

それは、NHKのニュースを見ていればわかることだが、マスコミの間には、“民主党には政権担当能力がないキャンペーン”が張られている。

「政策よりも政権にしか興味がない」だとか、「小沢氏の政治資金問題はどうなった」だとか、民主党を落して、自民党を利する発言だけが抜かれて報道されていた。

これは昨年末までとは、まったく逆。あのころは、自民党議員、特に麻生首相の失言ばかりがテレビで繰り返し、しつこいほど流された。

景気対策にしても、「バラマキだ」とか、「そんなの意味がない」の連呼だったのを思い出してほしい。

鳩山氏は、消費税の論議は4年間凍結すると言っている。また、その間、政策に費やす財源は、天下りの廃止や公務員の削減等によってねん出すると言っている。

これでは霞が関が黙っていない。麻生を応援し、鳩山民主党には政権を渡さないよう、画策されても仕方がない。

そして、麻生首相には、アメリカがしっかり応援しているものと思われる

シティの子会社だった日興コーディアルを三井住友に法外な価格で買わせたりするなど、あの手この手でアメリカを支援している麻生政権を、アメリカは一応のところ、バックアップするものと思われる。

麻生首相の支持率が上がっているのは、霞が関とアメリカを味方につけることに成功したためだと考えられる。

もちろん、民主党が負けるとは言わない。自民党に対するプレッシャーとして、政権交代カードはぎりぎりまで使われるだろう。

アメリカとて一枚岩ではない。アメリカ政府を崩壊させたい勢力は、日本の民主党をバックアップして、アメリカ政府を支援する自民党を追い落とそうとするだろう。

このあたりの戦いは、次の衆院選では決着はつかないだろう。

時代の変わり目であり、まだまだその行方はわからない。

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2009年5月20日 (水)

マスクが売り切れらしいが・・・

昨日は、午前中に米子市役所で、「米子駅南地区土地利用検討委員会」という、長い名前の委員会に出席。

これは、米子駅の南北一体化を推進するにあたり、現在は駅の出口がない南側の区域をどう利用、発展させるべきかについての話し合い。

議論の中身については、今のところ、特筆すべき内容はない。私としては、着々と議論を進めながら、南北一体化が実現するようがんばるだけだ。

午後からは、事務所で3月決算法人の税務申告書の作成。

新型インフルエンザの感染者はどんどん増えているようで、一説によると2000人以上が感染している可能性があるというから、つい先日のニュースから一桁、人数が増えている。

薬局では、マスクが売り切れだそうで、次に入荷するまでずいぶんと時間がかかるという。

私は、先月にメキシコでの豚インフルエンザの第一報が入った時点で、マスクの売り切れを予感し、ドラッグストアで買っておいた。

と、同時に株式市場において、薬品株の仕込みを終えていた。順調に株価が上がってくれて、私の心を癒してくれている。

4月27日付けのブログを見てもらえばわかるが、私はその時点で、新型インフルの感染拡大を懸念し、同時に薬品株の上昇を予想しているが、その通りになった。

あの時点で、米子のドラッグストアで、新型インフルエンザのためにマスクを買う人などほとんどいなかったことだろう。

今では、なんとマスクが値上がりしているようで、店頭ではとても買えない状況だという。

ただ、マスクで感染を防ぎきれるかというと、そうでもないようで、ちょっとした隙間が空いていると、それでもうダメだという。

まあ、気休めであり、他人への配慮という要素が大きい。「しないよりマシ」、という程度ではないだろうか。

買った薬品株は、どことは言わないが、タミフルで大儲けの中外製薬ではない。中長期の運用にも耐えられるよう、配当利回りが5%近くになった優良銘柄を少々買い付けた。

減配の可能性が少なければ、配当利回り5%は買いだと思っている。加えて、この騒ぎだ。景気敏感株が売られて、ディフェンシブの薬品や電力などが、消去法で買われる可能性が期待できる。

ただし、今年の相場は不安定だから、みんなが買い始めたら、さっさと売るつもり。絶対に深い追いはしない。

感染拡大は心配なことだが、パンデミックを利用して儲けようと思えば、こういうことをするしかないだろう。もっと大儲けしようという輩がいるのだから。

昨日は、細菌兵器とその陰謀について書いたが、私は、それがいけないことだとは一言も書いていない。

もちろん、日本人の私からみれば、彼らの倫理観というのは信じがたいものがあるが、それでも、トロイの木馬の時代からあんなことをやっていると思えば、納得はできないまでも、理解はできる。

そして、彼らがそういう作戦に出るのなら、それを逆手にとって何とかしたいと思っているのである。そのためには、権力者の陰謀を知っておく必要があると思っている。

金融危機だってそうだ。どこかの誰かが意図的に、この世界的な景気悪化を引き起こした可能性がある。

英米に集中する富と権力を、金融崩壊によって一気に分散させ、新たなる儲けの機会を先進国以外のBRICsにももたらすという意図があるのかもしれない。

ならば、そいつらの陰謀を見抜いて、世の中のパニックと反対の方向に追いかけていくのも、一つの生き残り策だろう。

私はそうやって楽しんでいる。どこかの評論家のように、悲観論で陰謀論を書いているのではない。

何でも前向きに考えることも、能力の一つだと思って磨こうとしているのだ。

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2009年5月19日 (火)

細菌兵器の本家

昨日は、朝から鳥取市内の法人にて、会計監査の仕事。夕方、事務所に帰着し、3月決算会社の税務申告書の作成等。

新型インフルエンザの患者は、どんどん増えているようだ。

ただ、政府が発表したように、季節性のインフルエンザと同じく、弱毒性なのだろうから、必要以上に騒ぎすぎることはない。

大阪の方では、電車の中で咳をしただけで、じろじろ見られるというが、それだけ、みんながインフルエンザを意識し、警戒しているということだろう。

本当に注意が必要なのは、このウィルスが夏を越えて、寒くなる秋以降に毒性の強いインフルエンザに変異してきた場合、再び、パニックが起きるということだろう。

ところで、第二次世界大戦当時、最近兵器の開発が最も進んでいたといわれるのが、旧日本軍である。

731部隊が人体実験を行って、かなりのレベルまで実用化が進んでいたというが、戦後、その成果を略奪して持ち帰ったのがアメリカである。

エイズなどのウィルスは、「猿から人へ感染った」などという、まことしやかな説もあるが、アメリカが開発した最近兵器の一つだという噂もある。

ちょっと前に流行ったSAASなんてのも、就任したばかりの胡錦濤への先制攻撃だったという噂もある。

こうした不治の病やおそろしい感染病があるから薬が売れる。みんながパニックに陥れば陥るほど、タミフルが売れ、ワクチンは製造が追いつかないほど作られ、使われもしないのに備蓄される。

昨日も、日経平均が総崩れする中で、中外製薬の株は上がっていた。タミフル増産を見込んでのものだろう。

製造しているのは、スイスのロシュ製薬。それを日本で販売するのが、ロシュに買収された中外製薬。ロシュは、以前に、アメリカの国防長官だったラムズフェルドが役員をしていた会社だ。

軍産複合体と製薬会社は、こうした人的な関係が深いようで、戦争で儲けられないときは、こうしてパンデミックで儲けているのかもしれない。

彼らはトロイの木馬の時代から、こういう謀略を繰り返して生き延びてきた。お人よしな日本人には理解しがたい発想だ。

中国でも、孫子は「兵は詭道なり」と言って、戦いに勝つために謀略のような人をだますことは、当然と教えてきた。

ただ、日本人だって、例えば小沢事件のように、政敵を失脚させるために謀略を行う。自民党が民主党をつぶすために、例えば、偽りの選挙日程をほのめかし、兵糧攻めにするなども、謀略のようなものだろう。

新型インフルエンザが謀略でない保証なんてどこにもないだろう。

前にも書いたかもしれないが、この深刻な不況をどうやって吹き飛ばすかが課題のアメリカ。パニックでも起こして、どさくさの中で、国家の債務整理を行ってしまうかもしれない。

あらかじめ被害を想定させ、国会や地方議会で対策案を出させ、映画まで作ってパニックのシュミレーションまでしている。まったく用意周到な今回のパンデミックだ。

しかし、私たち庶民は、謀略であろうとなかろうと、目の前に迫りくるウィルスに負けてはいけない。万が一にも死なないようにして、乗り切りたいと思う。

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2009年5月18日 (月)

新型インフルエンザ

金曜日は、午前中に顧問先を訪問。午後も顧問先を訪問。事務所に帰って、3月決算法人の税務申告書の作成など。

報じられている通り、関西地方で新型インフルエンザの患者が発生した。渡航暦の無い患者だそうで、もはや日本全国に拡がるのは時間の問題だろう。

「日を追うごとに」というよりも、「時間を追うごとに」感染者の数が増えているようで、ネットのニュースサイトでは、すでに96人という情報も。

ただ、致死率というのは、今のところ、そう高くはないようなので、万が一感染したとしても、しっかり治療を施すことで何とかなるだろう。

しかし、夏を越えて、秋以降、再び広まってきたとき、感染を繰り返すうちに、強力なウィルスに変異している可能性があるという。

この際、陰謀であるかないかは、感染するかしないかについては関係ない。感染したら、自分にも自分の家族や身の回りの人にも影響が出る。どうなろうとも油断は禁物だ。

さて、こういう展開になってくると、経済への影響も小さくない。神戸では、様々なイベントが中止になったとニュースが報じていたが、イベントというのは、それ一つで様々な経済効果がある。

関連商品が売れたり、お弁当が売れたり、周辺の飲食店が賑わったり、タクシーや代行が使われたり。

人ごみを避けるようになると、大型の小売店も人が少なくなる。入り込み客が少なくなると、当然に売上も下がる。風評で観光客も減少する。

株価もおそらく下落傾向に入ると思われる。

日本経済も、ますますもって嫌なムードになりそうだ。

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2009年5月15日 (金)

民意よりもマネー

昨日は、県の監査委員の仕事で、県西部地区の出先機関を訪問。夕方、事務所に帰着し、3月決算法人の税務申告書等の作成など。

「民意よりもマネー」。21世紀はそういう時代であることを実感する。

地方の工場が閉鎖されたり、海外へ移転したりする事例が、ここ数年、相次いでいるが、地元の首長は、ほとんど何もできないままだ。

これは決して首長が無能だとかそういうことを言っているのではなく、グローバル資本主義の威力をまざまざと見せつけられる事例の一つだと認識している。

このたびのJT米子工場閉鎖についても、米子市長、鳥取県知事などが顔をそろえてJT本社を訪問したが、「話し合いは平行線」だったそうだ。(日本海新聞記事へのリンク

要するに「けんもほろろ」だったということだ。民意で選ばれた首長がどんなに懇願しても、こうした決定が覆ることはない。

形骸化した株主総会で選ばれた社長の方が、予算力を持っているし、力も集中している。

大きなマネーを動かすことのできる組織のトップの方が、民意で選ばれた首長よりも偉いということがよくわかる構図だ。

しかも、JT側が面会に出てきたのは、社長ではなく副社長。四季報の序列で行けば、さらにそのうえに3人の副社長がいて、社長、会長がいる。

有権者が政治に関心を無くすのも無理はないということだろうか。

しかし、こうした大企業でも、グローバル資本主義の社会では、決して安穏としているわけではない。

JTの場合は、子会社の食品問題などで赤字がかさみ、合理化が進められている。

企業よりももっと偉いのは、実は消費者。消費者の選別にかなわなくなると、こうした大企業であってももろくも崩れる。

JT米子工場の閉鎖は、もとをただせば、消費者のタバコ離れ。

21世紀がどんな時代になるか。今までと何が違うか。よく把握しておかないと、生き残れない。

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2009年5月14日 (木)

株価の見通し

昨日は、県の監査委員の仕事で鳥取市内の出先機関へ。夕方、事務所に帰着し、3月決算法人の税務申告書類の作成等。

日経平均株価が堅調な推移を見せている。

昨日も上昇して終わり、終値は9,304円と、1万円に届こうかという勢いである。

私は、3月末の株価と為替の対策の反動もあって4月以降は反落すると読んでいたが、5月に入った今も、その読みは外れている状況である。

しかし、実態経済はとても「今年の秋に回復傾向を示すだろう」などという、甘い見通しでは済まない状況であり、このたびの株価上昇もいずれかのタイミングで反転、下落するとみている。

今回の上げについては、空売りの買い戻しという要因が一つあるようだ。年末から年始にかけて上昇した株価を、空売りした人たちが、決済期日を控え、買い戻しに入っているというニュースがあった。

本当だとすれば、実態経済を無視した買い上げであり、早晩、相場は崩れるかもしれない。

輸出関連企業については、未だにアメリカも中国もよろしくない状況で、業績が急回復する兆しが見えない。加えて、ここへきて再び円高ドル安にふれようとする気配がある。

トヨタをはじめとする輸出の主力企業が、来年3月も大赤字を見込む中、株価が上がる要素などないわけだ。

雇用状況も足元でどんどん悪化している。一体、どこまで落ち込むのだろうかと思うほど、今回の景気悪化は凄まじい。

昨年度までは、いわゆる“金融”危機だったが、今年は、本格的な“経済”危機に陥るだろう。

こうした状況下でも、株価が上がる要素がないわけではない。各国政府と中央銀行が資金をジャブジャブと刷り散らかしている状況では、インフレが起きやすい。もう一度、小さなバブルができた後に、本格的な崩壊が始まるとの見方もできる。

今、株価が上がっている原因のもう一つは、そういうこともあるのではないかと思う。

狙い目は電力会社と製薬会社かと思っている。これまで断続的に売られてきた銘柄には、多少のチャンスがあると思っている。

電力会社については、中国電力を例にとると、昨年度は原油高騰による発電コストの上昇と、企業の大口需要が落ち込んだため、赤字決算となったが、今期は、料金の値上げやコストダウンなどで、利益が回復するようだ。

製薬業界は、このところ特許期限切れの後発薬品(ジェネリック)の影響や買収した先の収益悪化などで株価は大きく売られてきた。

しかし、陰謀の香り漂う(苦笑)インフルエンザによるワクチン需要の増加が見込める他、配当利回りも5%近くまで上昇している銘柄もあり、売られ過ぎの反動も見られるかもしれない。

投資判断は自己責任であり、くれぐれも注意していただきたいわけだが、私に関しては、こう書きながら、明日には結論を変えていることもよくある。

投資家は、評論家と違って、損したら終わり。“初志貫徹”はご法度であり、状況が変わりやすい昨今では、むしろ“朝令暮改”の姿勢でないと対応できないことは、付け加えておきたいところだ。

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2009年5月13日 (水)

駅の南北一体化

昨日は、午前中に顧問先を訪問。その後、商工会議所青年部の会合があり、JRの米子支社を訪問。事務所の帰着後は、3月決算法人の税務申告書等の作成など。

200905121135000 今年度は、商工会議所青年部で、米子駅の南北一体化を図るための委員会の委員長になってしまった。

鉄道というのは、駅舎と線路によって、街を南北(あるいは東西)に分断してしまう。

だから、南北を通して、行き来がしやすいようにすることが、街づくりの基本であり、鳥取市も松江市も、出雲市も率先して事業を推進してきた。

最近では、倉吉市も南北一体化に向けて工事が着工しており、山陰の主要都市で実行に移していないのは米子だけとなった。

冒頭の写真は、JR西日本の米子支社から見た、米子駅の南側。今は、「駅裏」と呼ばれているが、この場所に、「南口」を作って、駅南方面の人たちの利便性向上につなげる計画だ。

これほど街づくりにとって重要であり、当たり前のことが今までなされていなかったのは、単純に言って米子市の怠慢だと思っている。

なぜ南北一体化をしなければいけないのかという基本認識すら、ないのではないだろうか。

どうも米子は、そこからスタートしなければならないので、はっきり言って苦労しそうだ。

今、中心市街地活性化といって、様々なプロジェクトに着手しているが、肝心な交通インフラを整備しない状況では、プロジェクトの効果は半減してしまうだろう。

いろいろイベントなどを立ち上げたところで、「ちょっと出かけてみよう」と気軽に思えない場所では、何をやっても効果を最大限に発揮できない。

中心市街地は、絶対的に駐車場が不足している。あっても有料駐車場ばかりだ。これが、バスや鉄道などの大量輸送手段を便利に使える街になれば、街づくりの努力は一気に開花するだろう。

東京のような大都会を見れば一目瞭然だが、鉄道やバスなどの大量輸送手段を上手に使えない地域というのは、発展しない。

郊外型の商業施設はクルマで行くしかないから、もしそれが撤退したら廃墟になるだけだ。

中心市街地活性化と交通網の整備は、本来、セットであるべきだが、米子の場合はそうなっていない。

再選した米子市長は、任期の最後の方になって、それまでの何に対しても消極的な姿勢から、急に様々な提案を行いはじめ、地元新聞社に「人が変わったよう」と言わしめた。

これが本気だったのか、あるいは選挙前のリップサービスだったのかは、じきにわかることだろう。

米子の発展のため・・・、というより、これ以上の衰退を食い止めるためにも、駅の利便性向上をどう考えていくのか、今年1年、このテーマをじっくり考えていきたいと思っている。

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2009年5月12日 (火)

代表辞任

昨日は、朝から鳥取市内の法人で会計監査の仕事。夕方、事務所に帰着後、3月決算法人の税務申告書等の作成。

ニュースの通り、民主党の小沢代表が辞任した。

かつて田中角栄が失脚したとき、それが謀略によるものだと気づいたのは、ずいぶんと後のことだった。

日本の国益がアメリカとぶつかり、虎の尾を踏んだ角栄は失脚させられたわけだが、そのことは今になって、日本国民の間にもジワリと知られるようになった。

小沢一郎が似たような謀略にかけられたことに、私は今、リアルタイムで気づくことができるが、果たして日本人のどれくらいの人が、このことの気づいているだろうか。

小沢氏がなぜ失脚させられたかは推測するしかないが、一つは官僚利権を徹底的に壊そうとしたこと。もう一つは、アメリカに対して日本の国益をはっきり主張したこと、などが考えられる。

だから、アメリカは、日本の政権交代を期待はするが、それは国益を守ろうとする自民党を解体したいからであって、小沢氏による政権交代は望んでいないのだろう。

それにしても、新聞の論説はひどい。「小沢=悪人」の図式を読者に刷りこませるための洗脳工作に躍起になり、肝心の「どんな悪いことをしたか」については、全く説明がなされていない。

「小沢代表は説明責任を果たしていない」だとか、「献金額があまりに巨額」だとか、意味不明な理由で、国民に小沢氏の悪人ぶりを洗脳しようとしている。

説明責任を果たしても、マスコミはまともにそれを取り上げない。献金額が巨額といっても、政治資金規正法は、金額による重要性を特に明記していない。

小沢氏は、辞任の理由を「マスコミによる攻撃の矛先が自分であるならば・・・自分が身を引く」という趣旨のことを述べたようだが、決して政治献金の問題で辞めたとは言っていない。

しかし、マスコミによる洗脳工作はうまくいったようで、最後は「国民世論が続投を許さなかった」のだそうだ。

私は必ずしも民主党支持者ではないが、一人の愛国者として、日本の国益を真面目に考える政治家であれば、どの党であっても応援したい気持ちになる。

今週の週刊ダイヤモンドが報じているように、今の日本は大失業時代へ突入する瀬戸際にある。

“グローバル資本主義”の猛威は凄まじく、日本の雇用をも吹き飛ばし、日本は本当に貧しい時代を迎えようとしているように思う。

昨日、紹介した、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」を読めばわかるが、こうしたグローバル資本主義の猛威をうまくかわすことができなければ、貧富の差はますます拡大し、貧しい国になってしまうだろう。

アメリカは、経済的には衰えたが、政治的にはまだまだ元気だ。シティバンクの処理のために、日興証券を三井住友に法外な価格で買わせるだけの政治力はまだまだある。

日本は、今後もアメリカ経済破綻のつけを、こうやって払っていかないといけない。

今は、アメリカの要求をかわしつつ、日本国内の利権を解体して庶民に分配できるようにし、日本人の貧富の格差を解消してやらなければならないときであろう。

しかし、そういう状況下で、日本の国益を真面目に考えようとした政治家が、また一人、失脚させられたことを認識しておく必要があると思っている。

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2009年5月11日 (月)

21世紀の歴史

金曜日は、朝から鳥取市内の法人で会計監査の仕事。

「ヨーロッパ最高の知性」と呼ばれるフランス人、ジャック・アタリ氏が書いた「21世紀の歴史」という本を紹介する。

実は、5月5日午前11時からNHK総合で、著者への緊急インタビューが放送されていた。

それを私は先輩から教えてもらったのだが、外出中だったため、見逃してしまった。

ネットで、再放送をしていないか検索したところ、下記のサイトでいつでも視聴できるようだ。

ジャック・アタリ 緊急インタビュー第2回(音が出るので注意してください、また、再生用ソフトのダウンロードが必要な場合があります)。

GWの休日出勤中に仕事をする傍ら、これを視聴したが、インタビューの内容は概ね、著書の内容と同じだった。

著書の中では、市場経済の過去と未来、民主主義の過去と未来など、今の日本に襲いかかっているグローバリーゼーションとその未来の姿をうまく予測していると思う。

最近の日本のメディアは、やたらと貧困の問題と取り上げるが、悲観的な事実の紹介ばかりで、その原因に鋭く迫ることはできていない。

GW中のNHKの番組でも、仕事を失った30代や、給与が大きく下がったサラリーマンの姿を特集していたが、不安をあおるばかりで、なぜこんなことになっているのか、その原因は何なのか、明らかにはできていない。

ジャック・アタリの著書には、そのあたりの予測がすでに書いてあった、ということになる。この点については、過去に紹介した水野和夫や武者陵司(新帝国主義論)の著書の方が詳しいので、合わせて読むと理解が進む。

現代は、各国政府が展開している民主主義よりも、市場原理が勝つ時代。

事実として、日本の政府や自治体は、グローバリーゼーションを前にして、無力さをさらけ出している。地方の工場が海外へ移転することを止めることができない。

こういう時代が今後、どう展開していくかを、著者は歴史をたどりながら、未来を予測している。

ヨーロッパではベストセラーになったというが、読んでいて、ほんとによく知識が豊富なのがわかる。「1日2時間半しか睡眠を取らない」と、あとがきに書いてあったが、これもできることではない。

ただ、本書の内容がすべてパーフェクトとは思わない。特に、民主主義の将来予測の中で、世界政府への言及がある点については、注意が必要だ。

なぜ、注意が必要かについては少々長い説明がなので、今後、機会があれば書きたいと思う。

分厚い本で読み応えがあるが、読めば現代の社会がどういう状況に置かれているかがよくわかる。

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2009年5月 8日 (金)

結婚感

昨日は、午前中に事務所で3月決算会社の税務申告書の作成など。

午後からは、顧問先への訪問。ご来客が1件、など。

昨日、帰宅後、テレビをつけると、NHKで現代の結婚問題を討論していた。

日本の社会で未婚者が増えていることを受けての番組だったが、最初の方だけ見て、あまりおもしろくないので見るのをやめた。

建前上は、結婚するもしないも個人の自由であることは間違いない。

しかし、「個人の自由」と言われて本当に自分で自分のことを決められる人は、実はそんなにいないと思う。

結局、人は、他人の意見に影響される。自分で自由に選んでいるつもりでも、人の意見に左右されているものだ。

遥洋子のような、明らかに少数派であり、私から見れば明らかにゆがんだ男女感を持つ人であっても、正しいと思う人にとってはそれが自分の考えになってしまう。

自由に選択できるようになったとたん、その選択肢の中に有害なものが入ってきて、それに気付くことができず、そして、自分でしっかり決められなくなる人が多いのもまた事実。

男性の場合は、昔から外で働いて、生計を立てていくという点に変わりはない。

大きく変わったのは女性であり、女性の場合は家庭に入って子育てに専念する生き方の他に、外で仕事して自分で生計を立てるという生き方が選択できるようになった。

これは人によってはいいことだろうが、私の感じるところで言うと、これによって迷いの中で30代を迎え、婚期を逃しかかっている女性によく出会う気がする。

誰かがもし、「早くいい人を見つけなさいよ」と、しっかり背中を押していれば、もしかしたら迷わずに済んだかもしれないが、「結婚するもしないも、あなたの自由」と言われて育てば、よっぽどしっかりした人でないと、自分の人生を十分に考え抜いた上で結論を出せないだろう。

また、遥洋子や上野千鶴子、田嶋陽子のような明らかに少数派で、すでに時代遅れとなったフェミニズムをかざす人たちも、あそこまでいけば立派なものだし、自分でメシも食えるだろう。

しかし、大半の女性は、あのレベルまでは行けない。これは男でも同じ。一流のビジネスマンになるには、才能も努力も両方必要で、誰でもなれるわけではない。華やかなフェミニストに、自分の生き方を惑わされるのは賢くないと、私は思う。

男が一生かかって、やっと一人前の仕事ができるようになる現実を、女も十分に知っておく必要がある。仕事で生計を立てるというのはそういうことだが、男の場合はそれが当たり前だが、女性の場合は、家庭に入るという選択肢があるから、かえってやっかいなのだ。

だから私は、結婚についてはっきり答えを出せていない女性に出会うと、「できるだけ結婚はした方がいい」とアドバイスすることにしているし、もし、身近で紹介できる男性がいれば、紹介することも厭わない。

こんなのは本当は「個人の自由」などという話ではない。選択に迷っているのは、自由をもてあましている証拠であり、「絶対に自分はビジネスで成功したい」という女性でない限り、一度は結婚を目指そう、とアドバイスするのが、私にとっては良心だと思う。

子供を産むというのは、女性にしか取れない選択肢だからだ。

番組自体は、余計な意見が多く、つまらなかったが、ただ一つ気になる発言があった。

例えば職場などで男性が女性に気軽に誘いをかける場合、それがセクハラになるかもしれないという心配ごとだ。

これは、真面目な男性社員ほど気を使う問題だ。

セクハラというのは、極めて概念が曖昧なもので、同じ誘いの言葉でも、受け取る側によってセクハラになったりならなかったりする。

真面目な人は、一見、暗く見られがちだから、恐る恐るかけた誘いの言葉がセクハラに受け取られる可能性すらある。最近の女性はすぐ「キモー」とかいうが、上手なかわし方を知らないのだろう。

ちょっとした誘いすらやりにくくなっている今の世の中は、明らかに何かがおかしいと思う。

「セクハラ」「個人情報保護」「内部統制」は、日本の職場や社会から活気を奪う三大陰謀だと、私は密かに思っている。

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2009年5月 7日 (木)

GWの過ごし方

ゴールデンウィーク(GW)も終わりという方が多いようだが、今日と明日も休んで10日まで休む人も少なくないそうだ。

私は、独立してからGWはだいぶ休めるようになったが、担当が大企業中心だった監査法人時代は、仕事の繁忙期であり、ほとんど休むことができなかった。

今は、大手企業の多くが4月中に決算発表をしてしまうため、監査法人では、GWはすでに繁忙はピークを越えているというが、中小企業の3月決算はGW明けが本番だから、これからが、私にとって繁忙期になる。

連休中も2日ほど、事務所に出て仕事をしたが、私の場合、物ごころついたときから、GWは忙しかった。

中学・高校時代は部活動で忙しかった。

大学時代は、国家試験の受験勉強のために休みがなかった。

そして、監査法人に就職してからは、上記のごとく休みがなかった。

しかし、ニュースを見ていて、みんなが一斉に休みを取るときは、道路は渋滞するし、行楽地は混みあうし、とても出かける気がしない。

だから、GWの期間中には仕事をして、それ以外の時期に休みを取るのが自分にとってベストだと思っている。

GW中の日経新聞を読んでいると、GW期間中も都内の専門学校は、受験生でたくさんだったようだ。

「(やってるなあ)」と思った。

人が休む時こそ、ライバルに差をつけるチャンス。と、いうのは、私が受験生時代に言われていたこと。

たしかにそれはあったと思うし、何よりも行楽客でにぎわう電車の中を、重たい参考書を持って専門学校に通う自分が、「(早くここから抜け出したい)」と思わせてくれるのもまた、大切なモチベーションだったと思う。

結局のところ、受験生から卒業してもなお、GW中に仕事をする習慣は抜けていないが、私はそれで何も問題ないと思っている。

ただ、これから子供が大きくなってきたら、いろいろ連れて行かないといけないのかもしれない。

GWの過ごし方は人それぞれだが、自分にとって納得のいく過ごし方ができれば、それでいいのだと思っている。

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2009年5月 4日 (月)

レイン・フォール 雨の牙

ゴールデンウィークを利用して、レイン・フォール(←オフィシャルサイト サウンドが鳴ります)という映画を見て来た。

東京で展開するCIAの工作活動に巻き込まれた日系人スパイが、東京を舞台に繰り広げられるサスペンス映画。

「CIA」とか「暗殺」「工作活動」とか、私にとって興味を引くキーワードが散りばめられ、しかも、舞台は東京。

制作はハリウッドとはいえ、リアリティをもってみることができた。

東京で工作活動をするにも、すでに東京は監視カメラでいっぱい。そうした監視カメラが普段、どのように使われ、CIAがそれをどう利用しているか。そうしたことが映画のシーンにたくさん出てきた。

もちろん、これが事実かどうがはわからないが、極めてリアリティが高いと思われた。

映画の内容については、例によって、これから見る方のために書かないが、CIAがどういう情報を東京で入手し、どういう方法で日本政府をコントロールしようとしているか。

そうしたことが映画の中に出てくるので、これは私が本で読んだ内容とだいたい同じ手法だなと思った。

「ああ、こうやって日本は操られるのだな」ということがわかる。

映画の描き方は、そうした点よりも、椎名吉平演じる工作員の華麗な手口に重点が置かれている。

これはこれでおもしろかった。

こういう鍛え方の違う工作員というのが、おそらくこれに近いような人が現実にいるのだろう。

展開の中にちょっとわかりにくい部分があったが、とても楽しめる映画だった。

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2009年5月 1日 (金)

JT米子工場閉鎖

昨日は、事務所で3月決算会社の税務申告書等の作成など。

メキシコ発の豚インフルエンザは、アメリカ以外の国にも広がる様相を呈しており、パンデミック(世界的大流行)の兆しが出てきた。

日本国内でもロスから帰ってきた日本人の感染が疑われており、日本国内にも広がる可能性が大きくなった。

こうした中で、日本はゴールデンウィークを迎えている。これから海外へ旅行へ行く人もたくさんいるようだが、ニュースで伝えるところによると、キャンセルする客はほとんどないそうだ。

この時期にまとまった休みをとって海外旅行をする国は日本だけだろうが、ここに、日本がパンデミックに巻き込まれる可能性が高い要因が見てとれる。

ただ、ここで一つ冷静になるべきだろう。例えば、メキシコ政府の情報は、感染者数や死者数ともにどこまで正確かわからず、もしかしたら本当にインフルエンザで死亡したのは、ごく少数だという話もある。

メキシコの死亡者数はWHOの発表ではなく、あくまで政府の発表だから、どこまで信用できるかわからない。

パンデミックについては、映画にもなり、見た人は今回のニュースを映画のような恐ろしさをもって受け止めているかもしれない。

しかし、私の常識では、映画とは洗脳の道具であり、仮に騒動が起きたときに、パニックに陥るよう脳に仕掛けられた罠である。

つまり、今回のパンデミック騒動は、事前に周到に準備された仕組まれた騒動である可能性もあると、私は見ている。

タミフルでおなじみのアメリカの製薬会社ロシュは、株価が急騰したそうだ。日本では、権利を持っている中外製薬の株価が急騰した。

アメリカの製薬会社は、軍産複合体との人的な結び付きが強い。昔から、こういうパンデミック騒動が起きると、製薬会社の陰謀が疑われてきた。生物化学兵器とは、そのためのものでもあるだろう。

実は大して人も死んでいない今回のインフル騒ぎ、陰謀の香りも感じるところだ。

パニックになる必要はない。ただ、事態の推移には十分注意して、対策するなり、投資で儲けるなりすればいい。

さて、前置きが非常に長くなった。これだけで今日は書き終えてもいいのだが、私たち米子市民にとって、寝耳み水の大きなニュースが昨日、飛び込んできた。

JT米子工場の閉鎖だ。

私たち、付近の住民は今でも「専売公社」と呼んでいるが、このたびのJTの工場再編の中で、閉鎖となった。

関連会社も含めて200人以上が働いているという。

ある意味で、虚を突かれた感じだ。今、世界的不況の煽りを受けて、地元で業績が大変なのは、電子部品工場や製紙工場など、輸出関連企業の工場だ。

これらの工場が、存続をかけて必死の努力を続けているなか、ある意味でノーマークだったJTの工場が閉鎖されることになった。

考えてみれば、タバコの需要は毎年落ち込んでる。米子工場は、私が生まれる前の1960年代に操業が始まったというから、ずいぶんと古い工場でもある。

あの場所に、あの工場があることが、日常の風景であり、当たり前と思ってきたが、ついに畳まれることになった。

今後、どういう影響が地域に出るかはわからない。しかし、これだけ雇用情勢が良くないなかでの工場閉鎖は、決して小さな話ではない。

時代の流れ。仕方がないとはいえ、なんだか暗い話だ。

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