沸騰都市の今
金曜日は、午前中に鳥取市内の法人を訪問。午後からは、同市内のお客様のところを訪問。
3月も、もうあと2日で終わるというのに、今朝はとても冷え込んだ。本格的な春は、もうすぐそこまできているのに、待ち遠しく思う。
週末もいろいろなニュースがあったが、マスコミが躍起になって小沢代表を追い落とそうとしている傍らで、今度は自民党の二階氏にも東京地検の手が入りそうな状況になってきた。
自民党の現職閣僚がこのような目に会うとなると、麻生内閣への影響も少なからぬものがあるように思うが、どうなるやら。
このブログで何度も書いてきたが、このたびの小沢秘書スキャンダルは、民主党を狙い撃ちにしたものではなく、日米同盟に亀裂を入れようとする旧田中派一派を粛清する意味合いがあるのだろう。
したがって、「選挙前のこの時期になぜ」というのはそういうことだ。選挙前であるから、民主党への打撃と、自民党への打撃がイーブンになるように操作されているのだろう。
信用を失った小沢民主と麻生内閣が、ともに倒れて小泉内閣のような親米政権が再び樹立されるのかが、今後の政局のポイントになると思っている。
テレビでは、「国策捜査はない」という類の発言・コメントがあふれているが、当たり前のことで誰かが公然と認めれば、それこそ大変なことになる。
陰謀とは「かげのはかりごと」であり、表に出てしまったら陰謀でもなんでもない。ただし、地検の当人たちは気づいているわけではなく、もっと上の方で何かの意図が働いているものである。
さて、昨晩はNHK特集をみた。沸騰都市の今、というようなテーマだったが、最近、このNHK特集が実に出来がよい。
今、もっともすぐれた番組の一つだと思うが、グローバル化した世界経済の動向を、非常にわかりやすく伝えてくれる。
そして何より、アメリカのことなどほとんど出てこず、インドやロシア、ブラジルなど、新しい世紀の主役になるべく都市にスポットを当てて、番組が作られていることに感心をする。
私が3年前に、新婚旅行で行ったドバイは、今、様々な開発がストップしているようだが、ここへきて、少しずつ新しい希望が出てきているようだった。
経済のグローバル化という大きな流れは、金融危機の前後で変わらないと思う。金融危機は一時的な熱冷ましの役割を果たし、再び世界は景気回復に移っていくのだと思う。
勉強になる番組だった。
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