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2008年2月

2008年2月29日 (金)

中国に腰が引ける政府とマスコミ

昨日は、午前中に確定申告書類の作成など。午後から顧問先を訪問。その後、事務所に帰って山陰経済新聞への寄稿記事の執筆など。

同胞のミスには実に厳しい論調を展開する日本の大手マスコミだが、中国政府の明らかな嘘には腰が引けた対応しかできないのには苦笑するしかない。

防衛省は発表にミスがあればその都度、謝罪し訂正してきたが、中国政府は毒物混入の原因を思いっきり日本に転嫁してきている。それでもマスコミは警察庁長官の発言をそのまま伝えるだけ。実にあっさりしたものだ。

それに対して防衛庁が少しでも連絡ミスをしたり発表した情報に誤りがあれば、重箱の隅をつつくように容赦なくそれを報じる。もともと海上保安庁と防衛省は互いの縄張り争いがあり、連携がうまくいくはずがないことをわかってそういう報じ方をするのもどうかと思う。

こうした偏向報道は日本の自衛隊を敵軍と思っている連中の仕業かとも思えるが、まるで中国政府の広報を務めるかのような仕事ぶりだ。

4月に中国の胡錦濤国家主席が来日するので、中国との関係を悪くしたくない政府やマスコミの意図が見え隠れする。福田首相も中国政府への対応は及び腰になっている。

昨日、浜田和幸先生の著書で中国に関する文献を紹介したが、この国の政治力というのは恐ろしいほどに磨かれている。平和な日本人には理解しがたい知略・謀略を展開してくるが、技術力のなさを政治力でカバーして大国化しているといっていい。

そんな中国をもってすれば、日本人記者を中国の現地で拘束して、毒物購入の疑いを掛けることなどたやすい。うかうかしていると、毒物混入は日本人が中国国内で犯した罪にされてしまうだろう。

この程度の工作など中国政府からすればたやすいことだ。共同通信記者を拘束してみせたことで、日本のマスコミはいつ自分たちが濡れ衣を着せられるかわからなくなり、ますます報道には腰が引けることだろう。

なんとも恐ろしい中国だが、このようにして朝日新聞というエリート集団でさえ簡単に手玉に取って自国の広報のごとく利用するのが中国の知略・謀略だ。

歴史が始まって以来、常に国内で戦いをしてきたような国だ。孫子の言うところの「戦わずして勝つ方法」を熟知している。

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2008年2月28日 (木)

赤いハゲタカの罠

昨日は、午前中に顧問先を訪問。決算に関する打ち合わせ。午後から事務所で確定申告書類の作成作業。

先日、母校の先輩でもある評論家の浜田和幸先生から「新しい本が出ました」と直々にメールが届き、早速、購入して読了した。

本のタイトルは「北京五輪に群がる赤いハゲタカの罠」というものだ(欄外にアマゾンのリンクを貼っておきます)。

中国がオリンピックをきっかけにしてどのような世界戦略に打って出ようとしているか、深い部分にまで触れてよく調査されているな、というのが率直な感想だ。

覇権を握るためには手段を選ばない中国だが、オリンピックを巡る情勢には環境問題などをはじめ、いろいろと危うい状況が見て取れる。

開幕日に天気が晴れるよう、人工のガスのようなものを大気に撒いて無理やり雨雲を散らす計画があるというが本当だろうか。それをやると北京の空気は汚れに汚れ、外に出るのは危険だという。

そういうことが半ば公然と語られるところに、中国のオリンピック成功に向けて“何でもあり”の姿勢が見て取れる。

それにしても、浜田先生の研究活動ぶりには目を見張るものがある。中国やアメリカなどの裏の裏までよく取材がなされている。

そういえば、前回のアメリカ大統領選挙で、フロリダ州の投票箱がカリブ海に捨てられ、ブッシュ当選が創作された、という話も浜田先生の著書で知った。

表向きは華やかで“民主主義の鏡”のように日本で賞賛されるアメリカ大統領選挙も、実は茶番であることを明らかにした功績は大きい。

今も大統領選挙がにぎやかだが、私たちはストーリーのあるドラマを見せられているだけだという認識も持っておいたほうがいいと思う。

ちなみに私は、浜田先生が母校の先輩であることはつい2・3年前まで知らなかった。

純粋に浜田先生の本に興味があって読んでいただけなのだが、あるとき母校の先輩であるという事実を知り、昨年末に米子市内で開かれたとある会合で初めて浜田先生とお会いした。

テレビと同じで、とても穏やかで、相手の話をよく聞きながら、話をされる方だった。

また、お会いする機会を作って、いろいろと教えを受けたいものだ。

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2008年2月27日 (水)

豊かさの指標

昨日は、午前中に事務所で確定申告書類の作成など。午後からは郡部の商工会に行って、確定申告の無料相談会。

いろいろな事業をしておられる方が相談に来られて、税務の相談を受ける傍ら、皆さんに景気の情況を聞いて彼らとの会話を楽しんでいた。

総じて言えば、「材料が値上がりして利益を圧迫していること」(製造業、食品加工)と、「今年は魚が少ない」(漁業関係)、「景気がさらに悪くなっている」(小売、飲食)、というような話が多かった。

食品加工の方に関していえば、小麦や砂糖の値上がりは直に利益を圧迫している。こういうときに商品投資を手がけてきた知識が会話をするのに役立つ。

世界の資金の流れが変わりつつある今だから、「もうそろそろ頭打ちのような気がしますがね・・・」と、私の相場感を伝えておいたが、事業を実際にやっている方からすれば、まだまだ上がるのではないかという不安感がある。こればかりは先行きを読むのは難しい。

魚に関しては、皆さん、口をそろえて「今年は魚が少ない」とおっしゃる。エサとなる海藻がそもそも減っているという。

そして、海流や水温の影響か、回遊魚の種類が今年は違うらしい。しばらくは食卓に上がる魚の値段が上がるかもしれない。

ある漁業関係の方の固定資産台帳を見ると、なかなか高価な魚群探知機が計上されており、どんな性能か聞いてみると「500mくらい先の魚の種類までわかる」のだそうだ。

漁業といえどもすでにハイテクの時代。こういう機器の性能で売上も変わってくる。

あまり書くと“守秘義務”もあるのでこの辺りにしておきたいが、郡部の税務相談に行くと実感することは、所得の水準では生活の豊かさを計れないということだ。

漁業関係者の方に話を聞くと、いつも新鮮な魚を食べているから「買った魚は食べられない」とおっしゃる。釣った魚をその場で調理して食べる“贅沢”が第一次産業にはあるのだ。

しかも、80歳を過ぎても漁に出るご夫婦なんかがいらっしゃると、終生、充実した毎日を過ごされるのだろうと想像できる。そういう方はもはや「収入のためではない」とおっしゃる。「生きがいだ」と。

これは本当にすばらしいことだ。

私も仕事は違えども、そうありたいと思う。

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2008年2月26日 (火)

トイレこぼれ話 その2

昨日は午前中に県庁へ行って、監査結果についての知事報告。午後から米子に戻って会合が1件。事務所にご来客が2件。合間に確定申告の書類を作成。

最近のトイレはますます進化していて、水垢の付きにくいものや、水を流す量が従来製品に比べて大幅に減少しているものなど、「たかがトイレ」と思いきや、その品質の向上には目を見張るものがある。

中には、センサーで自動的に便座が上がり、離れると水が流れるものまである。そのため子供たちの中には、トイレの後、流すことをしない子供が増えてきているという。それはそれで困ったものだ。

また最近は、至るところにウォシュレットタイプの便座が普及してきている。以前から芸能人を中心に「ウォシュレットがないとダメ」という人が増えているなあ、と感じていたが、これまで私自身は特に必要性を感じていなかった。

しかし、いたるところに普及したウォシュレットをときどきではあるが、使っているうちに、だんだんと「ないよりあったほうがいいな」と思うようになってきた。きっと、私のような人は全国にいるのだろうから、少しずつトイレ文化も変わっているのだろう。

至るところに普及したウォシュレットだが、ときどき勢いの良すぎるにウォシュレットに遭遇するときがある。

先日もあるホテルで会合があり、その途中でトイレで用を足したときにウォシュレットを使ったら、その勢いの強さに飛び上がりそうになってしまった。

レーザービームで突き刺すような勢いに、おしりがきれいになるどころか、さらに便意が促されたような感じになってしまう。あの水の勢いの強さに耐えられるおしりの持ち主って、いったいどんな人だろうと思った。

水量を調整すれば済むことなのだが、私の住んでいるマンションは水圧が低いのか、かなり強くしておかないと意味をなさない。古いだけかもしれないけれど、建物によって水量の調整というのは違うように思う。

ふと、「(これは誰かのいたずらだろうか?)」と思うこともある。しかし、いたずらだとしても個室の中だから誰の仕業かわからないし、もしかしたら本当に強い勢いでないとダメだという人もあるだろう。

そういう意味では、新しいトイレでの注意事項やトイレのマナーが必要なのかもしれない。

まず、自分が普段使わないところのトイレでは、ウォシュレットの水の勢いに注意しないといけない。そして、使い終わったら次の人のために少し弱めに水量を調整しておく、などの注意とマナーは必要かもしれない。

「次の人のために水量を強くしておく」、なんてことをすると、どこかの誰かがトイレで声にならない悲鳴を上げている、なんてことになるのでやらないようにしましょう。

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2008年2月25日 (月)

防衛という仕事

金曜日は午前中にご来客が1件。午後は事務所で確定申告書等の作成など。夕方に打ち合わせが1件。その後、フィットネスクラブへ。

イージス艦の漁船への衝突事故は、マスコミ報道だけを見ていると、「すべて自衛隊が悪い」ということで終わりそうな気配だ。

なぜ、小さな漁船が大きな軍艦を避け切れなかったのかなど、角度を変えた、しかし必要な議論はな表に出てこないまま、防衛庁長官の引責辞任論まで飛び出している。

やたらと「情報開示」を求める姿勢もおかしい。イージス艦は防衛機密の塊で、漏らしてはいけない国防上の機密に配慮することは当然だと思うからだ。

2人が依然、行方不明であることは事実であり、親族や仲間にとって悲しみの極みであることは間違いないだろうけれど、国防上の配慮というものが報道にまったく見られない点はどうしたものかと思う。

自衛隊と漁船とでは、「強者」と「弱者」の構図がはっきりしているから、自衛隊は被害者親族に謝罪すべきことはしなければいけないのだが、原因究明をしたところでそれをすべて公表することは本当にいいこととは思わない。

ましてや防衛大臣を辞任させて何が解決になるだろうか。

それにしても、もう少し日本の安全を守っている自衛官に対する感謝や尊敬の念があってもいいと思うのだが、報道はすべて「軍隊が悪」で決まりだから、日本人の多くが「自衛隊が絶対悪い」と思っているのだろう。

数年前に海上自衛隊が境港に寄航したときに、レセプションに招かれて自衛官たちと会食する機会があったが、みんな若いのに日本を守るという意識の高さに感心させられた。

中には地元出身の自衛官もおられて、壇上で紹介されると自然と大きな拍手が沸いた。国の安全を背負って仕事をしている人が郷土にもいることは、誇れることだ。

防衛の仕事は冷戦時代と違って、周辺国との紛争の可能性が高まっている現在、本当に危険を伴う仕事になっている。アメリカは日本に「自分の安全は自分で守れ」と言うようになった。

日本の安全のために仕事をしている自衛隊について、もう少し理解が深まることが必要だと思う。

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2008年2月22日 (金)

動いている外資と日本の埋蔵金

昨日は、午前中に12月決算法人の申告書類の作成、及び確定申告書類の作成。午後から顧問先を訪問して経営相談。

福田内閣の評価にはいろいろあると思うが、日本の富を狙う外資の勢いが沈静化している点については、評価できるのかもしれない。それは大手マスコミの報道では、「改革機運が弱まった」と評価される点がおもしろいといえばおもしろいのだが・・・。

しかし、それはあくまで表向きの話だということが、今日の日経新聞3面の「地銀の再編、改革加速へ」という記事に現れている。

新聞に記載されていた「外資が持分の5%を超えた地銀」の一覧表をみると、当地の山陰合同銀行にまで外資系ファンドの食指が伸びている。

外資勢は、「地銀は非効率な経営をしている」というが、こうした大口の株主の意向がやがて、この地域でもくすぶっている地域金融機関の再編につながるのだろうか?

昨日、家に帰って8時からのケーブルテレビで朝日ニュースターのニュースの深層という番組を見ていたら、最近、地上波ではまったく姿を見なくなった森永卓郎氏が出演していた。

森永氏は温和な外見とは裏腹に、反政府的な発言を繰り返したために地上波の番組には出演できなくなったのだが、それだけに政府の政策に対する分析は鋭いものがある。

森永氏が言うには、明らかに現状の日本株は割安に放置されているということで、外資に絶好の買い場を与えている日本の財政・金融政策の無策ぶりを非難していた。

こういう本当のことを言う評論家は、地上波の番組には出られなくなるのだが、もしかしたら福田内閣と福井日銀総裁のコンビの無策ぶりは、日本の富を安く外資に買わせるための役割を担わされているのかもしれない。

日本企業の株は、ハイテク企業や機械メーカー、商社、銀行などあらゆる業種が割安に放置されているが、一番売っているのは日本の個人だという情報もある。

外国人は売り玉で日本人の売りを誘いながら、実は安値で買い戻すオペレーションを繰り返しており、実質的にはそんなに売っていないのかもしれない。

外資の中でも最近は中東勢が日本のハイテクや自動車メーカーを買っていることは有名だ。

ここへ来て、鳥取県選出の田村耕太郎参議院議員などが中心となって、「政府系ファンド創設」の機運が高まっていることをご存知だろうか。

政府が保有する巨額の資金(=埋蔵金)を積極的に市場で運用して、富を呼び込もうという狙いだが、日本で政府系ファンド創設が実現するころには、日本株の上昇は間違いないと見る。

大きな視点で捉えれば、「財政金融政策の失策で下げておいて買い場をつくり、埋蔵金を誘い水にして再び上げる政策」といえる。

こうした政策を主導しているのが外資勢であることは間違いないだろう。田村氏がいつも外資系金融機関の人からロビイング(陳情)を受けていることを見ればすぐわかることだ。

今現在の株式市場の安値と、こうした政府の動きには要注意だ。

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2008年2月21日 (木)

亡国のイージスか!?

昨日は、午前中、午後とも確定申告の書類作成作業、及び12月決算法人の申告書類等の作成。夕方に中海テレビの番組打ち合わせ。

打ち合わせが終わってからその足でフィットネスクラブへ。今月に入って初めて(苦笑)。

昨日、午前中に事務所のパソコンが立ち上がらなくなるトラブルに見舞われた。今度は信頼していた東芝ダイナブック。結局、修理に出すことに。

昨年もこの時期に、事務所でもっとも古いIBM機が故障し、急遽、ソニーバイオを買ったばかり。

東芝機は現在、予備機として普段はあまり使っていないのだが、申告書類を出力するときはプリンターのセッティングの都合もあって、東芝機をよく使う。

これまでにハードエラー(バイオ)やら液晶のバックライト切れ(IBM)、キーボード故障(バイオ)などの数々のトラブルを経験したことから、予備機を備えておいたことが功を奏した。

1年でもっともパソコンを使う時期に2年続けてトラブルに見舞われるのは不運としかいいようがないが、これまでの反省が活きて、業務には支障が出ていない。

ここ数日のニュースは、イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故の話題で持ちきりだ。行方がわからなくなった方やその親族に対してはお気の毒としかいいようがないのだが、ニュースで報じられていない問題もまだあるようだ。

このニュースに関しては北朝鮮をはじめ、周辺国の軍事専門家は重大な関心を寄せているという。本来、優れたレーダーを持つイージス艦に漁船がぶつかるということは起こりえないと考えられているからだ。

つまり、イージス艦に対して自爆テロを敢行しようとしたとき、どこにどんな隙があるのか、事故原因が解明されれば明らかになる可能性があるということだ。

海上自衛隊にとっては二重の意味で痛恨の事故だったことだろう。行方不明者の親族や漁業関係者には説明責任を果たして謝罪しなければなるまいし、一方で軍事上の盲点を敵国にさらすことになっては国防にかかわる問題となる。

この事件を受けて、マスコミ報道では約20年前の「なだしお事件」の反省が活かされたか、という論調があるが、あの事件こそ北朝鮮の工作員の仕業ではないかという疑念が専門家の間にはあるという。

「亡国のイージス」という映画にもなった小説が、実は似たような話が現実にあったのではないかと思われるのだが、この度の事件が単なる事故だとしても、国の安全を揺るがすような事故につながりかねないわけで、まさに亡国のイージスだ。

海自にとって難しい事後処理になるのは必至だが、防衛大臣として鳥取県選出の石破大臣以上の政治家はいないと思うので、大臣にはしっかりやっていただきたいと思う。

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2008年2月20日 (水)

お金の流れの変わり目

昨日は、午前中に会社訪問。午後からはご来客が1件。それが終わってから12月決算会社の申告書作成。その他、確定申告書の作成に着手。

日経平均株価はこのところ膠着状態が続いている。市場は、さらなる危機が来るのではないかと、投資家たちが新規投資に踏み込めない様子が見て取れる。

しかし、こういう状況の中で着々と次のチャンスを狙っている投資家が多数いることもまた事実だ。多くの投資家が尻込みするほど疑心暗鬼と将来不安が蔓延しているときこそ、次なるチャンスがきている可能性がある。

気をつけなければならないのは、ニュースは株が上がってから「上がりました」と言う。「これから上がります」とは決して言わない。ニュースで「株価が回復してきました」と報じられるときは、仕込みのチャンスはすでに過ぎているだろう。

そんなこんなで、ここしばらく投資日誌を書いていなかったが、市場の様子はずっとうかがっていた。ようやくいくつかのセクターで、わずかながら光が差し込みつつある。銀行株などがそうだ。

大手銀行は、昨年の3月決算は消費者金融のグレーゾーン金利問題で大幅な貸倒引当金を積んで決算の下方修正が相次いだ。今年の3月決算はすでにご承知のようにサブプライム問題で各行が少なからず損失を計上した。

さらにサブプライム問題に関連するモノライン(保証会社)の損失問題という、新たな米国発の金融危機が喧伝されるようになったことで、銀行株には依然として弱気な見方がぬぐえていない。

しかし、個人金融資産の多い日本では、個人を直接、市場に誘いこむよりも、銀行や証券会社を買収して預かり資産を市場に引っ張る方が効率がよいと外国人は思っているようで、銀行や証券会社に買収の狙いがつけられる可能性は否定できない。シティによる日興証券の三角合併はその一例だろう。

モノラインの損失が明らかになるとき、日経平均はもう一段下げる可能性がある。その場合、当然に銀行が受ける影響は大きく、どの程度食らうのかによって、銀行株はまだ下がる可能性がある。

しかし、仮にそうなったら買収する側にとって、願ってもないチャンスとなるだろう。

また、みずほFGが4年連続で2000人を超える大量採用をすることでもわかるとおり、将来に向けて銀行が強気の見通しを立てていることがわかる。銀行株が下がれば素直に買ってもいいだろう。

ところで、IMF(国際通貨基金)が保有する金を売るという噂が最近になって流れている。こないだのG7で密約が交わされたのではないかという憶測だ。

資源高は各国の生活を圧迫し始めており、そろそろ商品市況も頭打ちかもしれない。そうなると再び下がっている株に資金が向かう可能性がある。

資金の流れの変わり目をしっかり見ておきたい時期に入ったと思っている。

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2008年2月19日 (火)

自分にしかできない仕事

個人の確定申告が始まったが、私はまず先に12月決算法人の申告等を終わらせなければならず、昨日は一日、その仕事にかかりきりだった。

ニュースでも報じられている通り、所得税の確定申告の時期に入った。多くの会計事務所が一年で最も忙しいシーズンに入るが、私の事務所はこの時期も忙しさはいつもどおりだ。

事務所を開業した当初から、「自分にしかできない仕事をやっていこう」と思っていた。確定申告や会計監査など、税理士や公認会計士なら誰でもやっている仕事で勝負せず、サービスのオリジナリティを磨くことに全力を注いできた。

「自分にしかできない仕事」とは、「出来る限り経営に関するアドバイスを付加する」ということだ。これは資格があっても必ずしもできない仕事である。

経営コンサルというのはピンからキリまであるけれど、結果を出すコンサルタントというのは少ない。特に中小企業に関するアドバイザーは、結果が出ないケースがほとんどだ。

それはなぜなのか、その原因が私にはやっとつかめてきた。これ以上は企業秘密だが、中小企業の特徴というのをよく観察すると、やがてわかってくるものだ。

会計監査も税務申告もほとんど多くの公認会計士、税理士が出来る仕事で、他者と差を付けることが難しい。しかも、仕事そのものは誰でもできるようになってきている。

今のところ、電子申告は一般の人にはまだまだ使い勝手が悪いけれど、いずれもっと簡便になれば、通常の確定申告で税理士は必要なくなるだろう。

公認会計士にしても、今のようにマニュアル化が進めば、だれでも手続きをこなせるようになる。そして、資格が国際的に開放されれば、中国の安くて優秀な会計士が監査法人のマニュアルを使いこなすようになるだろう。

資格商売というのは極めてもろい「規制」の上に成り立っていることがよくわかる。私は常に会計事務所を規制がなくても食える商売にしなければならないと考えている。

また、税法などの専門知識は、グーグルで簡単に検索できるようになった。私は今年から、分厚い「税法六法」なるものを買うのをやめようかと思っている。グーグルで条文を検索したほうがよっぽど早いからだ。

これからの時代は単なる専門家は要らなくなる。専門知識を経営者が欲するサービスに変換する能力が必要となる。

いろいろな仕事にトライして、総合力をつけようと目指してきた5年間が決して間違っていなかったと思うと同時に、自分にしかできない仕事に磨きをかけるため、さらに加速度をつけて努力しなければいけないと思う今日このごろだ。

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2008年2月18日 (月)

雪の米子

金曜日は、一日中、事務所で12月決算法人の申告書等の作成など。夜は飲み会があり、朝日町へ。11時半ごろお店を出ると街は雪で覆われていた。

土曜も日曜も雪が降り、特に日曜日は未明からかなりの量が降った。ここ数年では久しぶりによく積もった。

Dsc00928 日曜の朝、私の車は雪に埋もれ、雪かきに手間取り、友人の結婚式に危うく遅刻しそうになった。

フロントガラスの雪はかいても、屋根の雪をかかない人があるが、運転中に屋根からフロントガラスに雪が大量に落ちてきて、前が見えなくなることがあるため、屋根の雪は面倒でも必ずとっておいたほうがいい。

ブリジストンのスタッドレスタイヤ(ブリザック)の効きはすばらしく、雪道を普通に走行する分にはまず滑ることはない。クルマにとってタイヤは重要で、少々値段が高くてもいいものを履いたほうが、安全面や性能面ではいいのだということがよくわかった。

ただ、先々週に雪道の山陰道で追い越しを掛けようとアクセルをグイっと踏んだら、だいぶ空回りしたようで、クルマのメーター横にスリップの警告灯がついてびっくりした。VWゴルフにはそんな警告灯がつくのかと初めて知ったのだが、性能を過信することは禁物だということだ。

Dsc00950 昨日は、友人の結婚式から帰宅して、息子と雪の中を散歩に出かけた。初めて歩く雪に息子は何を感じただろうか。

すぐに転んで歩きにくかったかもしれないし、転んだとき雪が冷たかったかもしれないし、いつもと違う風景に心がはずんだかもしれない。

近所の公園でも、子供たちが喜々として雪遊びをしていた。もう少し大きくなれば、そのうち雪が降れば自分から外に飛び出すようになるだろう。私がそうだったように。

そうやって山陰の冬の風景を心に刻んで成長していくのだと思う。

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2008年2月15日 (金)

公認会計士VS特捜検察

昨日は、監査委員の仕事で鳥取県庁へ。午前中は平井知事に監査結果の報告。午後からは協議事項の話し合い。

シロアリ駆除会社・キャッツの顧問をしていた公認会計士が書いた「公認会計士VS特捜検察」という本を読んだ(欄外にアマゾンのリンクを貼っておきます)。

粉飾決算に関与した疑いで逮捕され、2審まで有罪判決を受けた著者の主張が書かれていた。

本の中で一番驚いたことは、検察も裁判官も会計の基本的なロジックが理解できないという事実だ。著者の書くことが事実ならば、粉飾決算があったのかどうか、実に簡単なロジックすら検察も裁判官も理解できていないことになる。

逆に言えば、検察は自らが作ったストーリーに被疑者たちを当てはめ、犯罪を作り上げていくことをひたすらやっているだけで、そのストーリー展開に専門的見地から疑義を訴えても、裁判官には専門的な事柄は理解できないという事実が書かれていた。

本書を最初に目を通したときは、「気の毒な会計士だ」というくらいにしか感じなったし、読む前はキャッツの粉飾決算事件に関して何か言い訳でも書いてあるのか、という程度にしか思っていなかったが、読む進むうちに検察の横暴と、裁判官のあまりの理解力の低さに失望する気持ちを感じずにはいられなかった。

これがもし裁判員制度なるものが導入されたら一体どうなるのだろうと思った。司法試験をパスしたエリートであるはずの裁判官ですら、会計の基本的なロジックが理解できず、検察の主張のままに有罪判決を下してしまう。

これが、専門的な教育を受けていない一般市民が裁くとなれば、専門分野のロジックについて理解を求めるのは至難の業といっていい。いきおい、刑事裁判というのは何も知らない一般市民が理解しやすいように、感情論に訴えたりするアメリカの陪審制のようになるのだろう。

信頼し合っていたかに見えた顧問弁護士やクライアントの人たちとが、事件をきっかけにみんな自己保身に逃れ、心が離れていく様もよく描かれていた。人間なんて所詮はそんなものかもしれないが、それはとても悲しいことだと思う。

ただ、一審判決の後に、すでに有罪が確定した人たちの中から検察の横暴に心を痛め、著者の応援に回ってくれた人が現れたのには、少し救われた気がした。

この本を読んで、司法が相当にめちゃくちゃであるということは理解できた。以前に読んだ佐藤優の「国策捜査」は、まだ大きな筋書きの中にはめ込まれた悲劇が読み取れて納得できる感はあったが、この本を読むと、理屈も何もない、司法の怠慢だけが印象として際立つ。

こんなことでいいのだろうかという疑問を感じずにはいられないが、これが司法の実態なのかもしれない。実は著者の行動については、監査人の独立性に関して疑問を持たざるを得ない行動もある。しかし、そうした部分も含めて、理屈の上でしっかりと裁判が行われるべきだろう。

本書は、専門用語がたくさん出てきて、経理や監査に明るい方でなければ読みづらいかもしれないので、すべての方にお薦めしようとは思わない。しかし、日本の司法機関がこの程度のものかと思える記述が多数出てくるので、その点については興味深いものと思われる。

裁判は上告審に向け継続しているようなので、今後の展開には注目しておきたいと思う。仮に著者の主張が認められないとするならば、根本的に司法制度というものの認識を変えなければならないだろう。

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2008年2月14日 (木)

大山(だいせん)

昨日は午前中に12月決算会社の申告書等の作成。午後からご来客が2件。その他、残務整理など。

昨晩は、事務所から帰ろうとすると、フロントガラスが凍っていて足止めを食らったが、今朝もまたフロントガラスが凍っていた。

これまでの霜とちがい、一部解けた雪が再び凍っているようで、氷解スプレーを使ってもなかなか解けなかった。

昨年、雪不足に泣いた大山(だいせん)のスキー場だが、今年は雪が豊富にあるようだ。

Dsc00927 写真は、2月11日に久しぶりに晴れた米子から見た大山である。自宅マンションから撮ったものだが、冬の大山は格別にきれいで、近くに住むものにとって、ふるさとの最も象徴的な風景といってもいい。

子供のころから大山を見て育った。東京時代に米子に帰省するとき、飛行機から大山が見えると、「ああ、帰ってきたな」と実感したものだった。

道路整備や宅地開発が進んで、私の子供のころからは風景が様変わりした米子市内だが、大山が見える風景だけは変わらない。「伯耆富士」とも呼ばれるが、富士山とはまた違った趣がある。

ちなみに私が初めて富士山を見たのは、18歳のときだった。大学受験のため東京に向かう東海道新幹線の中から見たものだったが、山すそがきれいで大山のような荒々しさはないが、いきなり眼前に大きな山が現れて強い印象を受けた。

都心から見る富士山もまた魅力的だった。かつて住んでいた阿佐ヶ谷のJR中央線のホームから、晴れた日に見える富士山はなかなか感動的だった。

近くに見える山々の風景はいつもと変わらないのに、晴れた日にだけ富士山が遠くに浮かび上がるように見える。東京からは距離があるので、晴れた日しか見えないのがまた貴重な光景なのだ。

富士山は飛行機の上からもよく見える。東海地方が曇りでも富士山だけは、歌にもあるとおり、頭を雲の上に出し、その姿を機内から見せてくれる

大山(だいせん)の話に戻す。

関東では「大山(おおやま)」という地名があるためか、「大山(だいせん)」のことを「おおやま」と読んでしまう人が多いとのことだが、「山」という字を「せん」と読むのは、呉音といって漢音に先立って5・6世紀ごろに百済を経由して日本に入ってきた読み方だそうだ。

そして、この地域には「大山(だいせん)」の他、「氷ノ山(ひょうのせん)」、「蒜山(ひるぜん)」など、山という字を「せん」と読ませる山がいくつかある。

このことは、山陰という地域が古くから中国や朝鮮半島と交流があったことを示しており、出雲大社がそうであるように、日本の神話時代から歴史を持つ地域だということを象徴している。

そういう意味でも、この地域の歴史には奥深さがある。もっと地元の歴史を知りたいと思うし、知ればまた違った誇りがこの地域に住む人々に芽生えることだろう。

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2008年2月13日 (水)

餅は餅屋

昨日は、日帰りで東京出張。市ヶ谷にある公認会計士協会本部で開催された、非営利法人委員会に出席してきた。

昨日は天気が悪く、行きの飛行機は少ししか揺れなかったが、帰りの飛行機はかなり揺れた。最近はときどきしか飛行機に乗らないので、こういう揺れがくるとヒヤッとして心中穏やかではない。

日本のパイロットの腕ならば、気流が悪くて墜落することはないとわかっているけど、キャビンアテンダントが「揺れましても飛行には影響ございません」などとアナウンスすると、「(本当はやばいけど、乗客を安心させるためわざと言っているじゃないか?)」などと疑ってしまう。

大きな揺れが続くと、私なんかは「(もう、こりゃだめかもしれん。遺書でも書くか?)」とかなり弱気になるのだが、周りを見渡すとみんな平静を装っている。

「(平気なふりして、本当はみんなびびってるんとちゃうんか?)」と思うが、慣れている人はきっと平気なのだろう。

かく言う私もかつて出張族だったときは、こうした揺れにも平気で過ごせるようになっていたのだが、時々しか乗らなくなってから、また元にもどってしまったようだ。

かつて民主党の小沢党首と同じ飛行機に乗り合わせたときに東京上空で乱気流に巻き込まれたが、それでも墜ちなかった。あまりの揺れのひどさに、乗客の一人が恐怖で発狂したのを目撃したほどだったが、それでもなんとか着陸できた。

そのときに、「要人が乗る飛行機は墜ちないのだ」と、勝手に思ったことがあるが、昨日は、行きの飛行機には衆議院議員の赤澤亮正先生が、帰りの飛行機の斜め前の座席には米子市長の野坂氏が乗っておられた。

要人といっしょな飛行機だから揺れてもきっと大丈夫だろうと、根拠はないが、少し安心していた。

前置きが長くなったが、東京都が主体となって作った新銀行東京が、赤字続きで都に追加支援を要請しているというニュースがあった。(以下は朝日ドットコムより)

http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802120310.html

これはひどい話だ。石原知事はわかってやったのか知らないけれど、中小企業対策といって自治体が金融支援に乗り出せば、当然審査は甘くなり、焦げ付きが多発する。

専業でやっている金融機関だって、慎重に担保や保証人をとりながら、なんとか利益を確保しているのが現在の中小企業金融の実態である。

「中小企業を支援する」といえばかっこいいが、自治体が金融業をやっても、ノウハウの蓄積がないのだからうまくいくはずがない。

「餅は餅屋」だと思う。

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2008年2月12日 (火)

のびのび育てる

金曜日は朝から鳥取市内の法人で会計監査。夕方、事務所に帰着して残務整理。

土曜日は家族で鳥取市にあるトイザらスへ。息子は初めての鳥取市遠征。私は4日連続の鳥取行き(苦笑)。

息子は、行きのクルマの中では約1時間半眠り、帰りのクルマの中でも約1時間半寝ていた。クルマの中ではほとんど寝ていたことになる。

トイザらスはさすがにおもちゃの専門店だ。いろんなおもちゃがあって、大人の私でもおもちゃの魅力に引き込まれてしまう。子供時代におもちゃ売り場に来て、わくわくする気持ちが少しだけ思い出された。

しかし、息子はおもちゃ屋さんに来たという認識ではないらしく、単に広いところに来たといううれしさで広い館内を右に左に歩きまわっていた。

そんなトイザらスで買ったおもちゃは「雷神剣」。押すと柄の部分が赤く発光しながら回り、剣が光る。家に帰ると早速、息子はこの剣で遊び始め、私は20回くらい斬られた(苦笑)。

前置きが長くなったが、時事通信社のニュースサイトに「早期教育の効果に疑問あり」という記事が載っていた。

読んだ感想は、「まあ、その通りだろう」と思った。幼児期というのは左脳系の鍛錬よりも右脳系の情緒を育てることの方が重要だ。逆に情緒の発達はこの時期にしておかないと後では難しい。

子育てするにあたって何冊か育児書を読んだが、「三つ子の魂、百まで」ということわざは実に的を得ているようで、2~3歳くらいまでに情緒を育んでおくことが、コミニケーション能力を育てたり、人の痛みや愛情が理解できる人間になるためには大切だという。

だから我が家では、幼児期は専ら楽しく過ごすことにして、私もできるだけ時間を割いて親子のふれあいを大切にしている。逆に芸術系は別にしても、小さいうちから語学や数学などの早期教育などは不要だと思っている。

子供の教育方針は人それぞれだから、これ以上は何とも言いようが無いけれど、極論すれば勉強が出来ることよりも、周りの人から愛される人間になることの方が生きるうえではよっぽど重要である。

親と過ごした楽しい日々の思い出は、きっと子供の将来にとってかけがえのない財産となるに違いない。

Dsc00926 写真は、「雷神剣」を手にはしゃぐ息子。

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2008年2月 8日 (金)

気持ちが積極的になるCD

昨日も鳥取市内の法人で一日中、会計監査。

雪は米子のほうが多く、鳥取市に入るころにはあまり積もっていなかった。帰りも米子に近づくにつれ、気温が下がり、雨が雪に変わり、道路に積もりかけていた。今回の寒波は西のほうが雪が多いようだ。

ちなみに今日も鳥取市内の法人に行って、会計監査。早めに出発しないと、雪で道路の情況がどうなっているかわからない。

3日間で米子ー鳥取間(往復200Km)を3往復することになるが、退屈な車の中ではだいたいCDを聴いている。

6連奏チェンジャーの中には、中村天風の講演CD、浜田省吾(×3枚)、長渕剛、ジャズのオムニバスが入っている。

中村天風は言わずとしれた「積極的精神」の強烈な推進者であり、講演の中でもその大切さをときに自身の体験から、ときにユーモアを交えながら講義してくれている。

おそらく昭和30年代ごろの音源。90歳にならんとする天風の声はかくしゃくとしていて、その迫力に驚かされる。

浜田省吾の歌は、20代から40代の男の気持ちを実に巧みに表現していて、しんみりもするが励まされもする。

特に「I’m father」という曲は、父親の気持ちを歌った曲で、生活を守るためになりふり構わずがんばるんだというメッセージがこめられていて、大いに共感できるところだ。

長渕剛のCDは、このたびは「逆流」のアルバムを聴いている。これは長渕の初期のころのアルバムで、困難を排してがんばるんだという気持ちを歌った「逆流」という曲は、特に好きな曲だ。

こんな風に気がつくと「積極的」をテーマに6連奏を選んでいたわけだが、最後のジャズだけは、さすがに聞き流したいときに良いので入れている。

積極的な気持ちになって仕事に向かうことはとても重要だ。ただし、会計監査の仕事はあまり積極的にがんばると相手の方に嫌がられるので、決められた手続きを粛々とこなしているのであった(苦笑)。

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2008年2月 7日 (木)

出来レース

昨日は鳥取市内の法人で、一日中、会計監査。

天気予報では雪だったが、やっぱり昨日も積もらなかった。米子よりも雪の多い鳥取市でも雪はあまり積もっていないという。

しかし、今日はさすがにそうもいきそうにない。朝から米子市内は雪化粧。鳥取方面はどれくらい降っているかわからない。早めに出発することにする。

さて、ここのところアメリカ大統領選挙の予備選の様子がニュースを騒がせている。昨日は多くの州で予備選が行われるスーパーチューズデー(「すごい火曜日」?)だったそうで、勝ち星ではオバマ、票数ではヒラリーが優勢だったとのこと。

しかし、日本での大統領選の報道でおかしいと思うことは、あれだけ騒いでいるのはあくまで民主党の代表者選びにすぎないはずなのに、オバマとヒラリーとで勝ったほうがアメリカの大統領になるかのような印象を受けてしまうことだ。

民主党で勝ったほうが、共和党の候補(おそらくマケインと思われる)と最終決戦を行うことになるのだが、すでに大統領は民主党から出すことが決まっているかのような扱いで、共和党候補はマケインの影の薄さ、地味さだけが印象に残る。

大統領選といえども、おそらく“出来レース”なのだろう。アメリカはアメリカでマスコミを使って世論を作り、そして、日本の大手マスコミは「誰が当選するか」という情報までキャッチして報道いるのだと思う。

ネットで収集した情報によると、民主党のヒラリーで決まりのようだが、オバマ説、共和党説も少数だがあるので、本当のところはよくわからない。

しかし、少なくもこうした民主主義を演出することによって、本当の実力者たちの思うとおりになるような候補が選ばれることになるのだろう。だから、真の戦いというのはその実力者同士の主導権争いになる。

民主主義というのはいろいろと欠陥が多いから、それをアメリカではそうやってコントロールしているのだろう。

それにしても、アメリカの有権者というのはみんなしっかりと自分の意見を言われるものだ。日本の有権者がただ単に政治家をバカにして、それが自分に返ってきていることに気が付かないのと大違いだ。

政治家のレベルと有権者のレベルはパラレルだから、みんないっしょにレベルアップしなければいけないと、大統領選のニュースを見て、そう思わされる。

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2008年2月 6日 (水)

トイレこぼれ話

今日もまた雪の予報だが、ここのところずっと雪の予報でも平野部では雪が降っていない。今朝もまだ雪は積もっておらず、今日もまた肩透かしを食らうのだろうか。

昨日は米子市内の会社で一日中、会計監査。夕方、事務所に戻って残務整理。

突然ですが、皆様はトイレで小用を足すとき、何か心がけていることはありますか。

私は、ある商売に関する本を読んでいて、「(なるほど)」と思ったことがあり、最近、実践している心がけがあります。

私たちは小用を足すときに、グッといきんでいないだろうか。しかし、これがあまりよくないということが、ユダヤ人の間では常識らしい。

私なんぞはできるだけ勢いよく出すことがいいと思って、「しょんで便器、砕いたるで」というぐらいの気持ちで勢いよく小用を足すことがよくあった。

もちろん、一度も便器を砕いたことはないが、「勢いこそが重要だ」みたいな根拠の無い信仰を持っていた。

しかし、尿道というものは1本のホースのようなものであり、本物のホースといっしょで圧力を掛けすぎると劣化が早くなるという。本当か嘘かわからないけれど、ユダヤ商人がそういう風に言っているらしい。

「(なるほどなあ)」と思って、そのときから小用を足すときは、自然に流れるにまかせてゆるゆる~っと出すことにした。

なんだかそれだけで、健康になった気がするから不思議なものだ。

体に余計な負荷を掛けるということは、何事にしても健康には悪く、あくまで自然体がいいのだろう。

「勢いが大切だ」などと思っている方は、ぜひ実践されてはいかがでしょうか。

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2008年2月 5日 (火)

努力は時代を超える

昨日は一日中、米子市内の会社で会計監査の仕事。夕方、事務所でご来客が1件。

毎日寒くて、週間天気は雪のマークがずらりと並ぶ。それでも平野部にはなかなか雪は積もらない。それでも大山のスキー場にはたくさん雪があるようなので、今年は“山雪”のようだ。

毎日、いろんなところに出かけて、いろんな人に出会うが、うまく行っている人もうまく行っていない人も、このご時勢で生き残るためにみんな一生懸命だ。

いろいろな企業の栄枯盛衰を聞くにつれ、儲けは一時のものだとつくづく思う。ほんの少し前まで飛ぶ鳥を落とす勢いだった企業が、あっという間に転落したなどということはよくある話だ。

大変だと思う気持ちは、私自身も含めてみんな一緒だけれど、どんな立場でどんな生き方になったとしても、絶対諦めないで努力だけは継続したいところだ。

子育てにとっては、親が苦労しているところを見せることは良いことだと思っている。一生懸命な親の姿を見て子供が何かを感じてくれれば、それだけでも教育効果は大きいだろう。

楽して浪費ばかりする父親の姿を子供に見せるよりは、苦労しながら働いていろいろ知恵をしぼる親の姿を子供に見せることのほうが、長い目でみて子供には良いように思う。

だからというわけではないけれど、少々苦労することぐらいどうってことは無いのだといつも自分に言い聞かせている。

今はどんなにがんばってもなかなか結果が出ない時代に入っているけど、今の努力はいつか実を結ぶだろうと思っている。多くの経営者やビジネスマンの方に理解していただきたいのはこの点だ。

努力しても結果が出ないのは、自分が悪いというよりも、時代が悪いという要素もある。だからといって努力をしないことは良くないことで、時代が変われば、あるいはもっと言えば自分の子供たちが、不遇な時代にも諦めないで一生懸命がんばった親や祖父のことを記憶していれば、良い時代が来たとき大きな花を咲かすだろう。

「努力の結果」は生きる時代によって異なるが、「努力の価値」は時代を超える。決して諦めないことが不遇の時代にこそ重要となる。

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2008年2月 4日 (月)

毒入り餃子

気がつけばもう2月。年初に入れた気合も緩むころ。気合を入れなおしてがんばりたい。

金曜日は午前中に鳥取県庁で公共事業評価委員会。JRが踏み切り事故で大幅に遅れるというアナウンスがあり、急遽、車で鳥取まで行った。

雪で止まるかと思って駅まで車で行ったのが正解だった。雪は大したことなかったが、事故で止まるとは予想だにしなかった。

午後は米子に戻り、打ち合わせが1件。夕方は公認会計士協会山陰部会の集まり。

公共事業評価委員会では、来年度に予定されている新たな道路建設についての是非を論じた。

是非を決める基準は、道路建設によって得られる「時間短縮効果」などの便益とかかるコストを比較して決める。

道路建設の是非を巡っては、昨今の風潮から「必ず無駄ではないか」という議論が起こるが、厳密に言うと「無駄な工事」と「無駄な道路」は違う。

工事が決まり、受注が決まる過程でいろいろな利権が絡むことによる無駄はあっても、道路そのものがきちんとネットワークとして整備されたときには、その道路は生活や産業のインフラとして役に立つわけで、一緒くたにして「全部無駄」という最近の風潮には、評価委員として気をつけないといけない。

暫定税率を巡る議論でも、この問題が混同されている節があるが、特定財源の使途におかしなものがあったとしても、それは道路の必要性とは区別されるべき議論であり、使い方の議論としてきちんと正せばいいのだ。

そんなこともあって、最近のニュースは大事な問題なのにとてもつまらない。毒入り餃子事件も同じくニュースがつまらない。

明らかに大手マスコミはもうすぐといわれている胡錦濤中国国家主席の来日を前に、追求の腰が引けている。「製造過程に混入の形跡なし」で、幕引きを図ろうとしているようだ。

日本政府はこの問題を何とか穏便に済ませようという雰囲気があるようで、その筆頭が福田首相であり、親中派の議員たちだ。

世界のセレブの間で「中国産は食べてはいけない」のは常識と聞いたが、私たちも自己防衛するしかない。しかし、そうなると日本では食べるものが少なくなってしまうという。こまったものだ。

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2008年2月 1日 (金)

会計の重要性

昨日は、午前中に事務所で顧問先の方と打ち合わせ。午後から鳥取市へ移動し県庁で監査委員の仕事。夕方に米子に戻り、有志による勉強会に出席。

最近、いろいろな会合や勉強会に出席すると、会計についてしっかり勉強したいという希望をよく聞くようになった。

私としては請われれば講師を引き受けるのだが、特に中小企業においては会計の重要性が高まることを強調しておきたい。

なぜなら中小企業の場合、本業の充実、つまりは売上拡大戦略が常にあたるとは限らないからだ。

これが大企業の場合、例えば化粧品会社などは事前に消費者モニターなので十分に需要調査を行うので、新商品の発売など、売上拡大戦略の確実性が高い。

しかし、中小企業の場合は、需要調査が不十分なまま経営者や社員の思いつきのアイデアで売上拡大を図ろうとするから、失敗することが多い。

これは中小企業の良さでもあり、決して悪いことではないのだが、その失敗に耐えられる財務体質を構築しておく必要がある。

その役割を担うのが会計になる。会計は「守り」であり、「守って勝つ」のは孫子の時代から弱者の基本的戦略でもある。

ビジネスにお金は付きものだが、こう不景気が続くとさすがにお金の大切さが身にしみる。そうした中でこの地域のビジネスマン諸氏が会計の重要性について認識を新たにしつつあることはいいことだと思う。

私の商売が地方においてもいよいよ日の目を見はじめたのかと思う、今日このごろである。

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