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2007年10月

2007年10月31日 (水)

奥深い防衛問題

昨日は午前中に顧問先を訪問。税務申告書の提出。午後からは事務所で残務整理。3時過ぎに顧問先を訪問し、会計処理に関する相談。

最近は政治のニュースがつまらない。問題は山積しているのに、一向に展望の開けるような道筋が見えてこないからだ。

防衛省の問題はとても奥深い。そもそも防衛予算というのは、コストパフォーマンスがわからない。というより、測定不可能だ。

例えば、「北朝鮮の脅威に対応する」といっていくらが予算として妥当なのかわからない。予算がつけば、後はそれを使うだけだ。

その大枠の予算について、商社を介在させようが随意契約にしようが、大枠が決まっているのだから防衛予算は変わらない。どう配分するかだけの問題であり、今回のスキャンダルは問題の本質を突いてはいない。

本質的でない問題でドタバタしている理由を考える方が面白い。

犯罪として立証できそうなら検察の手にゆだねればいいのだけの話だが、なぜこの程度の話で、大切と思われる給油問題の審議がストップしているのか。

考えられるシナリオの一つ目は、アメリカからの指令であるというもの。

日本からの給油がストップしてアメリカ軍がパキスタンから撤退した場合、日本はアメリカ軍撤退の引き金を引くことになる。

アメリカは撤退を日本のせいにして、国内外に言い訳ができる。

アメリカがもし、本音のところで「パキスタンから撤退したい」と思っていたら、日本はむしろ感謝される。そして、アメリカから感謝されるのは審議を拒否した小沢一郎だ。

この場合、アメリカの真意を知っているのは小沢一郎ということになる。

シナリオの2つ目は、自民党保守派の牛歩戦術。

こうしてグズグズしていることが日本を戦争に加担させない口実となる。自民党は民主党のせいにして結果的にインド洋から撤退を図る。

かつての自民党は左派の社会党を使って、アメリカへの抵抗運動を肩代わりさせた。自民党はアメリカに協力するフリをして、野党を使ってアメリカに間接的に抗議していた。

自民党は今、「国際社会から孤立する」というもっともらしい理由を盾に給油の継続を試みるが、その実、「これ以上アメリカに協力したくない」という本音を小沢一郎に言わせる戦術かもしれない。

下らないスキャンダルで日本の政治が混乱しているおかげで、日本はアメリカの戦争に加担しないで済んでいるのかもしれない。

目の前で起きている現象を見ても、政治は理解できない。どういう結果がもたらされるのか、結果から判断するしかない。

ニュースは表向きの建前しか伝えないからつまらない。裏の裏まで読むと、政治は面白い。

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2007年10月30日 (火)

継続は力なり

昨日は、一日中、事務所で8月決算会社の税務申告書などを作成。何とか夕方までに片付けた。

自宅に帰るといつもの通り、子供の世話。といっても一緒に遊んで風呂に入れるだけ。

昨日は早めに寝てくれたので、久しぶりにじっくり読書ができた。

今、読書週間だそうだ。

だからというわけじゃないけれど、昨日、読み始めた本は司馬遼太郎の「坂の上の雲」。

有名な本で、ずっと読みたいと思っていたけど、なかなか時間が取れなかった。

とりあえず第1巻の80ページくらいまで読んだ。

おもしろいかも・・・。

さて、このブログを事務所の営業日に毎日書き始めて2年半が経つのだが、ときどき「よく続けられるね」と言われることがある。

続けるには動機付けもあるけれど、「毎日続ける」方がむしろ楽だと思う。

ときどき書くスタイルだと、かえって間が開きすぎたりして再開するときにエネルギーが要る。

「きまぐれ日誌」の意味は、思いついたときに自由に書こうと、当初に思ったからだが、実際に書いてみると、書く時間帯や内容を習慣化しないと続かないことがわかった。

続けることで自然と読者も増えたし、文章を手短に素早くまとめる訓練もできた。

まさに継続は力なり。

これからも気が向く限り、続けようと思う。

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2007年10月29日 (月)

NOVAのこと

金曜日は午前中に顧問先を訪問。会社の当面の課題を検討した。午後からは別の顧問先を訪問した。同じく会社の当面の課題を検討した。

土曜日は完全オフだったが、昨日の日曜日は中海テレビの収録があった。9月議会の話題や、米子市の健康推進の状況などについて討論をした。

ここ数日、会社更生法の申請でメディアを賑わせている英会話学校最大手のNOVAだが、私は東京で仕事をしているときのある一時期、NOVAに通ったことがあるので、何となく身近なニュースに感じられた。

NOVAは、入学するとまず前払いでポイントを購入し、授業を受ける際にそのポイントを消化していくシステムをとっている。ポイントの消化には確か期限があったような気がするが、授業料はけっこう高いので、私はとりあえず一番安いコースを選択した記憶がある。

最初のうちは順調に授業を入れていってポイントを消化するのだが、次第に学校から足が遠のき、最後はポイントを消化するのが大変になってくる。私はそれでも購入ポイントが少なかったので何とか全部消化したが、おそらく消化しきれなくなった生徒が解約を申し入れて、例の返金トラブルが起きたのだろう。

一度支払った授業料がまるまる戻ってくるということはなく、独自の計算方法によって返金額を算定するから、ほとんど受講していない生徒でもお金はしっかり取られるようになっていたと思う。返金されないくらいなら、何とか受講したほうがマシだと思って、最後は通学していた記憶がある。

しかし、会社が倒産してしまえば返金どころの騒ぎではなくなる。有力なスポンサーが現れない限り、支払った前払金は戻ってこないものと覚悟する必要があると思う。

なぜ、途中で教室から足が遠のくかというと、私の場合、何回か受講してみて、これだけでは英語は身に付かないと悟ったからだ。英語をこなす絶対量が少ないし、「会話」をするには語彙がある程度ないと、相手に伝えきれないことがわかる。

つまり、うまく話せないもどかしさだけが残るのだ。

英語というのは単語をしっかり覚えていかないと、いざ話をしようにも言葉が出てこない。週に数回英会話学校に通ったところで、英会話は身に付かないのだ。

もう一つは、講師の質がまちまちで、良い講師もいるのだけど、中には授業の途中で居眠りしてしまう講師もいた。こっちが居眠りするならわかるが、講師のほうが居眠りするのだから、外国人とはいえまったくしょうがないなと思った記憶がある。

もちろん英会話学校が悪いとは決して思わないが、英語をマスターするには、仕事や生活などで英語を話す必要性に迫られないと、なかなか難しい。

逆に英語を話す必要性に迫られれば、マスターは早いだろう。その辺をよく理解しておかないと、英会話学校に通いさえすれば英語がマスターできるのだと勘違いしてしまう。

NOVAの巧みな広告宣伝の前に、私はそこを勘違いしてしまったわけだが、高い授業料も別の意味で良い勉強になった。

語学に関しては必要に迫られない人は、きっぱり諦めたほうがいい。妙な向学心を持つと巧みな広告宣伝にひっかかるのだ。それより日本語をきちん伝えられるようになることが大事だと思う。

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2007年10月26日 (金)

精神論

このところずっと良い天気が続いていたが、今朝は久しぶりの大雨。雷も鳴って外は暗いままだ。

昨日は午前中は事務所で調査事案の整理。午後から金融機関と打ち合わせ。その後、事務所で残務整理。

夕方、フィットネスクラブへ行こうかと思ったが、目の前の仕事を片付けてしまおうと、結局行かなかった。運動する時間はあえて作らないとできないものだとつくづく思う。

最近の私は運動するより仕事することを優先している。年の瀬が迫り、年内に片付けてしまいたい仕事が増えてきて、にわかに忙しくなってきた。

ここ数年の不景気で、どこへ行ってもあまりいい話はない。それにともなって私の仕事も難題にぶち当たることが多く、無い頭を一生懸命ひねる毎日だ。

そんな中、「いっそのこと何もかも投げ出してしまえばどうなるのだろう」と思うことがあるが、すぐに「ここであきらめたら終わり」と思い直して、再び机に向かって書類を繰る。

そういうとき「精神の持ち方って、とても大事だな」としみじみ思う。いろいろな本を読んでいると、人間というのは必ず壁にぶち当たるものらしいことがわかる。特に頑張っている人ほど、大きな壁にぶち当たるようだ。

そのときに人間は、歯を食いしばってその壁を乗り越えようとする人と、あきらめて引き返す人との二通りに分かれる。そして、あきらめないで踏ん張った人だけが次のステージに進むことができる。

これは能力の有る無しではない。壁を越えたいと思う気持ちの強さの問題だ。つまり、精神のあり方そのものの問題なのだ。

いつのころからか、日本では精神論は疎んじられるようになっている。“科学的なもの”ばかりが重要視されるようになっている。しかし、いざというときにものをいうのは精神面の強さだ。「俺は絶対負けない」と思った人は、何とか活路を見出そうと努力をする。

私の自宅のお手洗いには、中村天風の「一日一話」という本が置いてある。この本はこのブログの欄外でも紹介しているが、「積極的な気持ち」というテーマで365日分の小話が書かれている。

これをほぼ毎日少しずつ読むものだから、私はいつも気持ちだけは積極的でいられるようになった。どんな壁でも越えなければならない壁は必ず越えてみせる、といつも思えるようになった。

そんな前向きな気持ちが、私の唯一の長所なのだろうと自己分析している。

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2007年10月25日 (木)

人口減少

昨日は午前中に鳥取県庁へ行って、平成18年度の監査結果について平井知事に報告。

午後からは事務所にもどって調査事案の片付け。夕方から勉強会に出席。

監査委員として平井知事にお会いするのは2回目。私にとっての初年度は、途中からの参加だったが、なかなか勝手のわからない部分もあり、自分自身反省すべき点もいくつかあった。

それでも県行政が県民のために充実したものになるよう側面から力を尽くしたいと思っています。

今朝の地方紙朝刊は、鳥取県の人口が10月1日時点で60万人を切った、というのが大きく報じられていた。若年層の都会への流出や、関西圏からの流入減が主な要因だそうだ。

人口が全国最少の県である鳥取県で、さらに人口が減っているのだから、大変なことだ。

ただ、人口減少は「結果」であり、直接の問題はそこにはない。私が問題だと思うのは、「これでジリ貧だ」と思ってしまうことであって、衰退していく地域に対して何のアクションも起こさないことが本当の問題だと思う。

あえて言えば人口が少なくても何の問題もない。それよりも地域の活力がなくなっていくことが問題なのだ。活力ある地域には人は集まる。原因と結果を混同しないようにしなければいけない。

人口が少なくても一人一人が豊かな地域のほうが私はいい。水や農産物が豊富な鳥取県には潜在的な豊かさがある。

それを地域の人たちがどう感じて、日々の活力につなげるか。そうした知恵が今求められているのだと思う。

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2007年10月24日 (水)

食品偽装

昨日は、朝から社外監事をしている法人で中間期の監事監査。その後、事務所に戻って残務整理。

ここ1年だろうか、食品に関する偽装事件が相次いでいる。伊勢の赤福までもがいろいろな偽装に手を染めていた実態が次々に明らかになっている。

何かの雑誌で赤福の社長が、「私たちには伊勢神宮の門前にふさわしい商売をする義務がある」なんて、偉そうに語っていたのを覚えているが、神様の目前でまさかあんな不祥事をやらかしていたとは思わなかった。神をも恐れぬ所業だ。

私は東京時代に、名古屋出張が多かったものだから、出張の帰りに名古屋駅で赤福をみやげに買うことが多かった。みやげにするだけでなく、自分用にも買うことがあったくらい、あの素朴な味は好きだった。

それがまさか冷凍ものだったり、あんこを“再利用”したものだったとは気がつかなかった。まだ冷凍はいいと思うけど、“再利用”はさすがにやりすぎだろう。

しかし、そういうものの味が見抜けない消費者も、私を含めて大したことはないのだろうと反省する。

ミートホープの社長が言っていたが、「安売りに飛びつく消費者も悪い」というのは本当だと思う。安いものには裏があるわけで、「なぜ安いか?」というのは必ず理由を知っておく必要があるだろう。

ちなみにミートホープの事件以来、私はミートボールを食べないようにしている。何が混ざっているかわからないし、もともとうまいと思って食べていたわけではないので、他に食べるものがあれば遠慮するようにしている。

皮肉にもミートホープの社長の話が教訓になった。「食べ物を粗末にするな」というのも大事な教訓だと思うけど、現代においては「おかしなものは無理に食べるな」も大事な教訓なのだろう。

ちなみに赤福については、以前のものでも「うまい」と思ってしまった私だから、「これは冷凍ものです」とか、「これは売れ残りを再利用しています」と正直に明示してもらえば、たまには買ってもいいかもしれない。

だけどよく考えると、あの程度の味なら他にもおいしい和菓子はあるわけで、それでも買っていたというのは、何か伊勢神宮の神様の御利益を感じていたのも事実だと今になって思う。

赤福は「名古屋と伊勢でしか買えない」というのが一つの売りだったと思うけど、ときどき米子の天満屋で物産展なんかが開かれると売りに出ていることもあった。“生もの”でありながら、遠くの消費地まで大量供給できるという点に、今思えば不自然さがあったと思う。

そういう意味でも、すでに神様のご利益のない赤福なんて、“ただのあんこもち”だ。いや、汚れてしまった分だけ、食べると罰が当たるような気さえしてくる。

和菓子というのは味だけではない。何か希少価値とか、御利益を感じながら食べるものだと思った。

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2007年10月23日 (火)

情報コントロール

昨日は午前中に調査事案の片付け。午後から顧問先の訪問など。

夕方は知り合いの市議会議員の会合に出席。その席で自民党衆議院議員の赤沢代議士と隣の席になった。

難題が山積みとなっている国政の状況について、赤沢代議士からいろいろとわかりやすいお話があった。また、地方をどうするかについても赤沢氏の見解と自民党の中の考え方がどうなっているか興味深いお話があった。

中でも興味深かったのは、都市部の議員と地方の議員とで考え方がまるで違い、2つの国に分かれているかのような印象があるというお話だった。それは確かにある話だが、そういうことではいけないと思うので、なんとかがんばっていただきたいところだ。

さて、昨日の株式市場は“世界同時株安”の流れを受けて、大幅に下げた。ただ、この程度の下げで“世界同時株安”と騒ぐのも何か怪しい感じがする。

たまたまつけた報道ステーションで、キャスターの古館一郎が深刻な顔をして世界同時株安を伝えていたが、アメリカはこのところ史上最高値を更新していたところだし、上海株は前年比130%も上げてきた。そんな中での数%の下落で、そんなに騒ぐこともないだろう。

日本人はこうした報道に何度もだまされてきたことを知らなければならない。

外国人は日本人をコントロールするのは簡単だと思っているようだが、必要以上に下落リスクを恐れ、ちょっとしたニュースに過敏に反応する日本人は、こうしたニュースを流しておけば、絶好の買い場を作れると思っている。

日本人は株が上がりきったところで安心して買いに入るから、外国人はそこで売りに出る。ちょろいものだと思っていることだろう。

今、防衛省で問題になっている前事務次官のスキャンダルも、すでに今年の春には永田町で噂になっていた。それを給油騒動で揺れるこのタイミングで出してくる意味を考えれば、情報というものは常にコントロールされていることに嫌でも気がつく。

マスコミ情報に振り回されるのではなく、その裏の真意を読み取り、投資行動につなげることを意識したいものだ。

もちろん、冷静に考えて、このところ世界的に株が上がり続けてきた時期だけに、短期的に大幅下落が出るのは仕方のないことだと思う。特に中国株は去年からものすごい勢いで上がってきた。

少々下がることは覚悟せねばなるまいが、「中国バブルの崩壊」というセンセーショナルな煽り方には注意が必要で、そこがまた買い場となることだろう。

注目すべきは日本株であり、日本株だけは世界と比較してあまり上がっていなかった。ということは、潜在的にも日本株の魅力にだんぜん注目が集まる時期であり、報道ステーションの深刻な世界同時株安報道で売りを煽ってることの意味がわかるというものだ。

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2007年10月22日 (月)

寝相

金曜日は午前中に事務所で調べ物や税務申告書類の作成。午後から会合に出席。その後事務所で残務整理。

朝の気温が10℃前後と、寒さが秋らしくなってきた。だんだんと布団から出られない季節がやってきた。

そう思う今日この頃だが、もうすぐで11ヶ月になる我が息子は、布団を跳ね除けて敷布団からもはみ出て寝ているので、私を驚かせてくれる。

布団をかぶるのがよっぽど嫌なのだろうか。深夜に気づいて掛けなおしてやるとやっぱり朝方に布団を跳ね除けている。

子供は寝相が悪いものだが、冬に向かうこれからの季節だ。何とかならないかと思う。凍え死ぬということはないのだろうけど、寒いと深夜でも泣いて起きるものだから、急に寒くなってきたここ1週間くらいは、夜中に何度か目を覚ました。

大人になると寝返りというのは、右を向いたら次は左を、左を向いたらまた右を向く、という具合に枕を中心に左右に動くものだけど、子供(乳児)の寝返りは、右を向いたら次もまた右。うつぶせになってもう一回右を向いたら結局左を向いてた、なんて感じで、自分の元の位置なんて関係ない。

しかも、まっすぐ左右に寝返るのではなく、頭を中心に斜め上の方向に寝返ることもよくあり、今朝は頭だけを敷き布団に残し、体は上の方の畳に落ちていた。なんでそっちに落ちるのか、寝相の悪さにはため息が出る。

今朝も結構冷え込んでいたので、手足が冷たくなっていて、慌てて布団に戻したが、ハラハラさせてくれる。真冬が来たらどうなるのだろうか。

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最近は歩くのも上手になり、歩きに安定感が出てきた。その分行動範囲が広がり、家に帰ると私の部屋の本棚が荒らされていたりするので目が離せない。

ただ、子育てというのは次にどんな成長をみせてくれるのかと、日々楽しめることがおもしろい。確かにいろいろ大変な思いもするが(特に妻は)、それを上回る充実感があるのも間違いない。

引き続き、子育てを楽しみたいと思う。

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2007年10月19日 (金)

変化への対応

昨日は午前中に事務所で8月決算会社の税務申告書等の作成。打ち合わせが1件。

午後からは打ち合わせが1件。その後は残務整理。

普段、いろいろな人と会って、物事がより良い方向へ進むようにいろんなアイデアを意見交換するときに、最も難しいのが「人」の問題だ。

良いアイデアが出ても、結局はそれを実行する「人」の問題に行き着く。頭の中で「良いこと」とわかっていても体が動かない場合がよくあるが、それも結局、「人」の問題だ。

人間は普通に過ごしていると変化を嫌うようにできているのだと思う。今までのやり方や考え方を変えることを嫌がるのがきっと自然なのであり、それが普通の人間なのだ。

だけど世の中は競争社会だから、自分が変わらなくても周りはどんどん変化を起こして次の競争を仕掛けてくる。だから、何もしないと必ず世の中の変化に遅れることになる。

そこで経営者が取るべき重要な考え方は、「変わることが当たり前」と考えることだ。そして、変わることを厭わない姿勢が重要だ。

変われない自分を試す例として、ゴルフのフォームの話がある。ゴルフスウィングのフォームを変えることを厭うようになったら、自分のゴルフは進化しないという話がある。

一度身に付けたフォームを変えるのは勇気がいることだ。私ごときでも、8年前にレッスンプロから習ったフォームを変えるのが嫌だと思っている。

しかし、今後のためには思い切って新しい指導者を見つけて、一からフォームを作り直す必要があると最近思い始めている。そうしないと私のゴルフは進化どころか退化してしまう(いや、すでに退化した)。

「変わる」ということはすごく大事だと思う。それは世の中が変わっていくことが必然だからでもあるし、競争が激しくなると必ず昔のやり方が通用しなくなるからだ。

大企業では社長が定期的に交代し、新社長は新しい経営方針を打ち出す。そのときに決して変えないのが社是・社訓であるが、経営戦略は時代に応じて必ず変える。

このように変化することがシステムとして会社に組み込まれていることが大企業の強いところだが、では社長がめったに交代しない中小企業ではどうすればよいのか。

それは社長自身が変わることだ。「もうこれでいい」と思ったら終わりで、変化に対応し、できれば変化を先取りする姿勢を持つことがとても大事だと思う。

変われないことがつくづくリスクだなあと思う今日このごろ、こうして書きながら、自分自身に言い聞かせているところだ。

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2007年10月18日 (木)

母校へ行く

昨日は、午前中に依頼のあった書類の作成。打ち合わせが1件。午後からは、母校の米子東高校へ行って「総合学習」の講師。

母校では、毎年、OBの社会人を呼んで生徒たちの進路指導に役立てるという企画をやっているようで、今年は私もその一人に選ばれた。

母校の教室に入ったのは、卒業以来15年ぶりだ。「黒板」が「ホワイトボード」に変わっていること以外は、何も変わっていなかった。

講義では、公認会計士、あるいは税理士としてどんな仕事をしているか、高校時代、学生時代とどんなすごし方をしたか、経験に基づいて話をしてきた。

私の高校時代を振り返ると、公認会計士の職業というのは高校生の自分にはさっぱり理解できなかったので、生徒さんたちにいかにわかりやすく仕事の内容を伝えるかに工夫をしたつもりだ。

だけど、どれだけ伝わったかはわからない。何とか「勉強して地元の経済に貢献できる人になってください」というメッセージが伝わればいいなあと思う。

私が公認会計士になろうと思ったのは高校時代だったが、高校時代は受験勉強が嫌で嫌でしょうがなかったが、大学に入ってから「これで自分はメシを食っていくんだ」と思えるようになり、国家試験の勉強に我慢できるようになった。

国家試験に合格するまでは、かなりストイックな生活を強いられたが、合格後の勉強は仕事に直結するものしないものを含めて、実に面白いものばかりだ。

仕事もとても面白かった。お客さんに、上司に、同僚にとても恵まれて充実した社会人生活を送れた。

20代も半ばにして、私はようやく勉強というものが面白いと思えるようになった。私の場合、会計や税務の専門知識を勉強したおかげで、将来が開けた。

どんな職業に就くにしても、その分野をしっかり勉強することで、人は将来が切り開ける。生徒さんたちには、何でもいいから努力して、自分の将来を切り開いてほしいと思う。

今は都会での仕事が多すぎて、とても地方に戻ろうという気にはならないかもしれないが、地方にも会計の専門家が必要とされているのは都会と同じだ。

私も東京から米子に帰省するときは、仕事がないのではないかと心配したが、そんなことはなかった。一人でも多くの地元出身者が、地元の経済発展に貢献するために戻ってきてくれるとうれしい。

講義が終わってから、いろいろと質問をいただいた。母校の皆様に感謝したいと思う。

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2007年10月17日 (水)

中国・ロシアとの攻防

昨日は午前中に打ち合わせが2件。午後からは8月決算会社の税務申告書の作成など。

昨日、中小企業の相続時における株式評価の大幅減税案について書いたが、この裏には日本の中小企業をめぐってロシアや中国と争奪戦が始まっていることが背景にあるようだ。

ともに経済大国と化してきた中国とロシアだが、技術力では日本に及ばない。技術の基礎ができていないので、日本のハイテク技術をいきなり導入してもそう簡単に国内に根付くはずもない。

そこで中国などが注目しているのが、日本の中小企業の基礎技術だ。決してハイテクではない、言ってみればローテクこそ中国やロシアにとってのニーズがあるようなのだ。

中国に関しては、今、猛烈な勢いで技術者の数を増やしているようだが、現場を任せてもらえるような企業があまりないのが問題になっている。

日本のローテクを国内に導入し、基礎技術を養成することが、中国の経済成長を確固たるものにするためには必要なのだろう。

そのための手段といわれるのが、国営ファンドによる日本企業の買収である。

最近、事業承継にあたって一時的に株式を買い取ってくれる、いわゆる「事業承継ファンド」が地方都市を営業して回っている。

彼らは一見すると“政府系”のような感じにも見えるのだが、その実は中国やロシアのファンドの隠れ蓑になっているという噂もある。

外国人の中でも、アメリカは日本のハイテク技術を狙って、市場に大金を投じてくるが、中国が興味のあるのは日本の中小企業が持つローテクである。

このことに気づいた財務省と自民党が、中小企業の事業承継対策と称して、日本の基礎的な技術を維持するための減税政策だと見るのが実状なのかもしれない。

ロシアの国営ファンドも「日本買い」に動いている。経済が疲弊する北海道あたりの不動産などにも食指を伸ばしているという噂がある。

どちらの国営ファンドもうまく資金が回流していて、一見すると国営ファンドだとは気づかない。このあたりは、日本の「外国人アレルギー」をよく研究している。

いずれにしても、守るべき技術や財産というのはきちんと国内で伝承しないと、本当の衰退を招いてしまう。減税政策を活用して、技術の伝承が適切になされることが期待される。

さて、ここへ来て原油がぐんぐん高騰。1バレル87ドルは脅威だ。もうすぐ100ドルに手が届きそうな勢い。

8月のOPEC会議での増産発表もまったく効いていない。石油価格は完全にアメリカに主導権があるという象徴的な事実だ。

金も高騰!

商品市況の高騰はどこまで続くのだろうか。

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2007年10月16日 (火)

相続税8割減

昨日は午前中に顧問先を訪問。午後からは事務所で8月決算会社の税務申告書の作成など。

夜は鳥取県西部中小企業青年中央会の例会に招かれて講演。最近の地域経済の実状とわれわれにどのようなことができるかについて話をさせていただいた。

講演には、OBの方も含めて約120人の方にお集まりいただいた。なじみの方もけっこうおられ、なかなかプレッシャーのかかる講演だったが、思い切って精一杯話をした。

まず、山陰の経済についてはグローバル化の影響が随所に出始めており、小泉改革だけが経済格差の原因ではないことを話し、その上でどういう事業計画を描くかについて話をした。

今後、右肩上がりの計画が描けない事業というのは、早晩、撤退するということも視野に入れ、新規事業を自ら開拓しなければ、10年後の食い扶持はなくなってしまう。

経済の現状を踏まえたうえで、それぞれの立場で増収計画を描いていこうという話をさせていただいた。

幸いなことに、いろいろな方に賛辞を頂き、うれしく思うとともにほっとしている。同じビジネスマンとして何ができるか、今後も考え続け、実践していきたいと思っている。

終わってから中央会の方々と朝日町へ。会の方々は3次会へと行かれたが私は2次会までで失礼。それでも久しぶりの午前様。皆様、お疲れ様でした。

今朝の日経新聞1面に、中小企業の相続税8割軽減の記事が出ていた。6月時点の情報からほとんど変わっていないが、新たに「5~7年の事業継続義務」と「従業員の8割の雇用継続」が条件として案が出ていた。

優良な中小企業にとって、株の相続には一苦労がある。なかなか換金できない資産に重税を掛けるのは、不合理な税法だと思うが、このたびの改正案ではそれがだいぶ解消されそうだ。

この改正が通れば、相続事業承継対策については、資金面での苦労からは解放されそうな兆しが見える。

今後、法案の行方を注視したいところだ。

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2007年10月15日 (月)

道路建設

金曜日は午前中に鳥取県庁にて公共事業評価委員会。

午後は事務所に戻って残務整理。打ち合わせが1件。

公共事業評価委員会については、一部の案件について委員の中から「効果が低い」との理由で中止を求める意見がでた。そのことが日本海新聞で報道され、地元の町民から反論の投書が載るなど波紋を呼んでいる。

公共事業評価委員会は、過去に中部ダムの建設中止や、昨年は防波堤の延長工事の中止などを答申しているが、このたび問題となっているのは日野・溝口線という郡部を走るバイバス道路だ。

計画からすでに相当の遅れを出しており、地元からも県の公共事業に対する不信を生んでいる。遅れている理由は公共事業予算の激減によるものだが、この道路は過疎化する地域を結ぶ道路だけに、委員の中からはその建設効果に疑問を呈する意見が出た。

ただ、道路の場合はダムや防波堤と違って、途中で建設をやめてしまうと作りかけの道路が文字通り“無用の長物”となってしまい、今までかけた莫大なコストを含めて膨大な無駄が出る。

この道路はすでに60%以上も進捗しており、きちんと貫通させないと何の意味もなさないものとなってしまう。

私はむしろ早期に完成させることで、経済効果を早く出すほうが合理的だと思っている。これ以上遅れると、当初に想定している経済効果が発揮できなくなる恐れがあるので、その点に注意が必要だ。

それにしても世の中は、「公共事業=無駄」、「公共事業=バラマキ」といった概念がまかり通るようになっている。これでは不便さを強いられている地域が浮かばれない。

安易な建設は戒めつつも、個々の案件をよく検討して、必要と思われるものはきちんと作られるようにしてもらいたい。

県の財政が厳しい時期にあることは重々理解するが、計画した道路が早期に完成するよう関係者の努力を促したい。

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2007年10月12日 (金)

和牛博開催中

昨日は、午前中に米子で開催された第9回全国和牛能力共進会(通称:和牛博覧会)に行ってきた。

午後からは顧問先を訪問。

中海テレビの番組でも取り上げたこの和牛博は、5年に1度の祭典で、全国から選りすぐりの和牛がその品質を競うために集結する。

鳥取県としては、かつて和牛の種牛を全国に輩出したという栄光を取り戻すためにも、この大会には力を入れて取り組んできた。

Dsc00808会場へ行ってみると、文字通り全国の和牛が勢ぞろいしていた。写真(上)は各県のブースであるが、この中にたくさんの本物の和牛たちが休憩をしていた。

Dsc00802_2

審査会場では、すでに審査がはじまっているようで(写真(中))、この審査で優秀な成績を収めると、和牛の価格が上がるらしい。

Dsc00805また、オープン初日の会場には、常陸宮ご夫妻が来場され、ひとだかりができていた。

写真(下)の左端に写っているのが常陸宮ご夫妻である。

和牛博は、昨日から14日日曜日までの開催である。

成功裏に終わることを期待している。

家に帰って8時ころテレビをつけると、ちょうど内藤対亀田の試合が始まったところだった。7時から始まったはずで、もう途中かと思ったが、1時間何を放送していたのだろう。ちょうどいいタイミングだった。

試合は内藤の一方的ペース。ただ、なかなかクリーンヒットが出ず、KOシーンは見られなかった。

勝った後にチャンピオンが、相手をたたえて見せるところにすがすがしさを感じたが、それにしても、試合前の舌戦はひどかった。亀田があそこまでチャンピオンをののしるのは聞くに堪えない。

ああいうの、テレビとしてなんとかならないものかと思う。試合が終わった後の亀田の態度にも問題がある。せめて勝者をたたえて互いの健闘をわかちあうべきだ。

亀田の試合はもう見たくない。後味の悪さは残ったままだった。

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2007年10月11日 (木)

挑戦する気持ち

朝の気温が14度とは、すっかり秋の気配が漂ってきた。10月も中旬に差しかかろうというという時期だから当然ではあるが。

昨日は、朝から鳥取県庁で監査委員の仕事。18年度の監査事項について、最終的に知事へ報告する項目が決定した。

この仕事を通じて、鳥取県の実情がいろいろと見えてきた。例えば、産業振興のことや農業のことなど。現実がどうなっているのか、よくわかる。

「経済格差を埋める」といっても、その現実は非常に厳しいものがあること。

農業の分野で国政が大転換を図りつつあり、大規模化と競争力強化で新しい農業の形が生まれてきているなかで、鳥取県の農家の対応の遅れなど。

ただ、厳しいことや難しいことがあるのはわかるが、うまくいくかどうかは最終的には意欲の問題だと思っている。

あえて難しい目標に挑戦する意欲がなければ、設定したハードル以下にしか跳べない。自らハードルを上げて挑戦する勇気を持たないと、格差など埋まらない。

行政は「失敗が許されない」という不文律があるから、達成可能な目標しか掲げない。失敗がないから成長も少ない。

行政がリスクをとるとすれば、ここだろう。あえて難しい目標を掲げて挑戦することだ。

そしてそれを県民が賞賛することも大事。いつも足を引っ張るかのように小さな失敗を大きく取り上げて責めるのはやめるべきだ。

挑戦する気持ちが何より大切だと思う。

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2007年10月10日 (水)

株式市場あれこれ

昨日は午前中に事務所で打ち合わせ。午後から鳥取県庁へ移動して監査委員の仕事。

株式市場はいくぶん上値が重いものの、堅調な推移を見せるようになってきた。

世界の株式市場に比べて株価がさえない日本株の異常な動きの理由がだんだんわかってきた。

まず、サブプライムローンの問題というのは、日本で騒いでいるほど世界では重要な問題だとは認識されていないようだ。NYの株価はすでに14000ドル台と、すでに問題発覚以前の水準に回復し、史上最高値を更新しそうな勢いである。

アメリカのポールソン財務長官がトップを務めていたゴールドマンサックスは、このたびのサブプライム問題で空売りをかけ、大儲けしたそうだ。

財務長官と金融機関がつるんで、儲けたとしか思えないが、サブプライム問題という暴落ネタは、最初からわかっていたということだ。つまり、意図的に仕掛けられたということだ。

もしも日本の財務大臣に野村證券のトップが就任し、このような空売りで儲けたとしたら、大問題となる。アメリカとはこれほどテキトーな国なのだ。

郵貯が8月までに1兆2千億円ほど日本株を売っていたという事実が報道されたが、民営化した10月以降、これを買い戻し、さらに2兆上乗せして都合3兆2千億買うという話があるようだ。

もし、本当なら日経平均は18,000円を大きく超えて、場合によっては2万円を目指す展開となるかもしれない。巨額の資金を運用する郵貯の威力の片鱗を見せてくれるかどうか。

そして、最近になって、「グレーゾーン金利」の返還訴訟で大赤字を食らった消費者金融各社が、グレーゾーン金利の損失を補うほどの「手数料値上げ」に踏み出した。

消費者金融から借りるとき、返すとき、それぞれに多額の手数料がかかることになるようだ。これによって、収益を回復させようという魂胆だが、すでに各社の株価は値上がりしている。

昨年度決算で、引当金の積み増しを迫られたメガバンク各社の決算は、いずれ引当金の戻入益によって、好決算が期待できる。金融株は今後、上昇するものと予想する。

いずれにしても、「株価」、「企業業績」などというものは、政治的に作られるものだとわかる。グレーゾーン金利にしたって、政治的にある日突然決まったものだ。

投資をするには、政治をよく知っておくことが必要だと思うゆえんである。

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2007年10月 9日 (火)

5周年

金曜日は一日中、事務所で仕事。調べ物や残務整理など。ご来客が1件。

先日10月7日は、事務所の創立記念日。米子で開業してから5年が経つ。

ここまで来てようやく顧問先も増えて事務所経営に安定感が出てきた。ゼロからスタートして、よくここまで来たなと思う。

それにしてもビジネスとは、日々、戦いだと思う。誰と戦うかといえば、自分の中の“怠け心”と戦うのだ。

特に自営業という形は、誰も自分を叱咤してくれない。自分だけが自分を鼓舞できる。だから「もう、これで十分」と思ったときから、成長は止まり、後退が始まる。そう思ったときは引退だ。

試行錯誤の5年間だった。どんなサービスが受け、どんなサービスが廃れていくのか、見極める5年間だった。

思うように勉強がはかどらない5年間でもあった。

仕事がまったくなかった最初の3ヶ月がなつかしい。仕事がなくても不思議とあせりはなかった。ひたすら勉強していたからだろうか。

独立して一番よかったことは、自分に言い訳ができなくなったことかもしれない。勉強がはかどらないのも、仕事が思うように行かないのも全部自分のせいだ。

不安とか不満というのは、誰かのせいにしている限り消えないが、全部自分のせいにして自分で努力を始めると、不思議とすっきりと消える。

独立すると否応なしに自分の責任というものが増す。それが一番の収穫かもしれない。

これからも毎日がんばって、お客様の期待に応えられる会計事務所でありたい。

皆々様方には、これまでのご愛顧を心より感謝するとともに、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

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2007年10月 5日 (金)

いたずらっ子

昨日は、午前中に顧問先へ出かけ、近況についての情報交換など。午後からは1件の用事を済ませたあと事務所で仕事。

我が息子は、日々成長していく。この間、自分で歩くようになったと思ったら、これが毎日のように少しずつだが歩く距離が伸びている。足どりもしっかりしてきたような感じがする。

今まで、基本的な移動はハイハイか伝い歩きだったのだが、いまや基本的な移動は歩きに変わった。

ただ、布団や座布団などの障害物があると、すぐに転ぶ。転んで立ち上がって、またすぐ転ぶ。しょっちゅう頭を打つようになってきた。

ついこの前までは、朝、「(起きたかな)」と思ったらすでに座っていたなんてことがよくあったが、最近は、「(起きたかな)」と思ったら、すでに立っていたなんてことがある。

最近は私の部屋にも歩いて入ってくるようになった。くるくる回る椅子が好きなようだが、困るのは本棚にしまってある本を取り出して、ぐちゃぐちゃにしようとすることだ。

Dsc00799 先日、私が外出中に本の表紙についている帯を破ってしまった。まだ帯でよかったものの、本体を破るのは時間の問題だと思い対策を考えている。(写真は私の部屋を去っていく息子。うまく撮れなかった。)

この前は、しょうゆを入れる陶器を床に叩きつけて割ってくれた。それでも「へへへー」なんて顔をしている。いたずらっ子でかなわない。

私もかなりのいたずらっ子だったが、子供ってのはそんなものなのだろうか。「壊すことが仕事」みたいな感じなのだろうか。大事なものは子供の手の届かないところに置くしか対策がない。

次にどんないたずらをしてくれるか、心の準備だけはしておかなければならない。

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2007年10月 4日 (木)

金融株と三角合併

昨日は、一日中事務所で執務。久しぶりのことだ。朝から気合を入れて、仕事を片付けた。

いろいろあった雑務がたくさん片付いた。

昨日の日経平均は、153円高の17,199円。特に金融株の値上がりが目立った。

金融株はアメリカのサブプライム問題のおかげで、業績に先行き不安が出て売られ続けていた。ここへ来て、業績への影響は限定的との見方が広まり、相場は反転してきている。

また、シティグループによる日興コーディアル証券の三角合併が決まったことも、金融業界に再編期待を持たせることになったようだ。ちなみに外国企業の子会社によって日本の企業が三角合併されたケースは、これがはじめてとなる。

こういう状況を見ると、サブプライム問題というのは何らかのカラクリがあったものとかなえられる。端的に言えば、日本株にとっては株価を下げるためのカラクリだ。

日経新聞や日経ビジネスがサブプライム問題で、一生懸命、投資家の不安を煽っていた。「影響ははかり知れない」とか、「損失は氷山の一角だ」とか。

アメリカの金融機関でも、ベアスターンズのように関連証券をたくさん組み込んだところは大きく業績を下げているが、ゴールドマンサックスは影響が少ないどころか、増益を続けているようだ。

アメリカは以前にも「会計不信」だとか、「地政学リスクが高まった」とかいって、不安を煽って株価を下げて、そこをすかさず買いに走るという手段を使う。このたびのサブプライム問題は、実損があったことは間違いないが、影響の広がりを懸念する売りを誘ったのは間違いない。

アメリカが日本の金融資産を奪う方法には2つある。個人から直接奪う方法と、金融機関の買収を通じて間接的に奪う方法だ。

前者の一つは為替であり、FX取引などで個人投資家が多数“カモ”になっているといわれる。そして「貯蓄から投資へ」というスローガンで、個人を投資の世界に誘う。

それでも日本には投資をしたくない人が多いので、日本人がお金を預ける金融機関を買収してしまおう、というのが日本の富を奪うもう一つの方法だ。三角合併はその便利な手段となる。

郵政グループも3年後をめどに上場するそうだが、郵政には知る人ぞ知る「不良債権のかたまり」があるらしいので、上場してから不良債権を顕在化させ、株価を大きく落としてから外資は買いに入るというシナリオも考えられる。

日本の金融市場は、まだまだ大きな演出が続きそうだ。

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2007年10月 3日 (水)

山陰道の一部開通

昨日は、午前中に鳥取市内へ行き、鳥取県産業技術センターの理事会に出席。午後は米子に戻って残務整理。打ち合わせが1件。

先月末に開通した山陰道の淀江ー大山間をはじめて走ってみたが、この道路、とてもよかった。

何がいいかというと、この区間のほとんどが片側2車線なのだ。

山陰道のほとんどの区間は片側1車線だから、遅いクルマがあるとずっとそのクルマのスピードで連なって走ることになるのだが、新しく開通した淀江ー大山間は、淀江インターを過ぎてまもなく2車線になり、大山インターまでの3キロほどの区間、ずっと2車線なのだ。

1車線の道路をだらだら走っていると、2車線で急に解放された気分になる。ただし、スピードには気をつけよう(苦笑)。

この道路は、来年3月ごろには名和まで伸びる。山陰道の全線開通までにはあと7~8年近くかかりそうな感じなのだが、早いうちにどんどん整備してもらいたいと思う。

マスコミを総動員した日本人洗脳工作のおかげで、公共工事は国民から目の敵にされているが、「道路」という基本的なインフラは最低限整備するべきだ。

中国でさえ、日本の何十倍のスピードで猛烈に道路を作っている。中東のドバイに行ったときも道路は広くて立派なものができていた。

日本ではマスコミの洗脳工作が効きすぎたため、「地方の道路」というとすぐに「無駄」と連想される仕組みが日本人の頭の中に埋め込まれた。

なぜこのような洗脳工作が展開されたか簡単に説明すると、公共事業で地方に金をバラまくと、アメリカに貢ぐ金がなくなるからなのだ。日本国政府が借金をして一番何に使ったかというと、それはアメリカ国債(FF)を買ったのだ。

この残高が外為特会に100兆円ほどあるのだが、この金はアメリカへ渡り、アメリカが世界に投資することで世界的な景気拡大が巻き起こった。

これによってBRICsをはじめ、世界の新興国が発展し、世界的な株高が起こった。そういうからくりがあるから、私は余裕資金のある人には株式投資を勧めた。地方に回していた金が金融市場に流れたのだから、そちらへ取りに行くことが正しいからだ。

不効率な公共事業は確かにあったし、無駄なハコ物も多々ある。しかし、ここ数年の日本の借金が大きく膨らんだ理由は公共事業というよりも、アメリカへ貢いだことが原因としては大きい。

ちなみにその実行役だった元財務官がお隣、島根県の溝口知事である。在任中の2003年は30兆円ほどアメリカへ貢いだ。

日本を守るためには必要な“交際費”であり、世界経済の成長を促した巨額の資金だったかもしれないが、その中の1兆円ほどでいいので山陰道の整備に回してくれれば、ありがたいんだがなあ。

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2007年10月 2日 (火)

アジア事情

昨日は午前中に顧問先へ行って、打ち合わせがてらいろいろと情報交換をしてきた。午後からは事務所で雑務をこなした。

夜、フィットネスクラブへ行く予定だったが、溜まった仕事を片付けるため断念。“食欲の秋”で食べ物がおいしい。いくらでも食ってしまう。せっかく少しやせたので、元に戻らないようにしたいところだ。

アジアで貿易をしている会社の経営者との話の中で、今の日本が置かれている状況が見えてくる。

一つはやはり中国の経済成長ぶりは単なる数字上の話だけではなく、現地で働く中国人の元気の良さ、ハングリーで勤勉な態度など、数字に表れない脅威があるということだ。

もちろん、やがては数字に表れてくるのだろうが、勤勉さとかハングリーさなど、今の日本人が失いかけているものを彼らは持っている。

「都市と地方の経済格差をなんとかしろ」という声が地方から上がっているが、自分たちは今、いったい誰と競争しているのか。敵の姿は見えているのか、よく自覚して仕事をしなければいけないと思う。

行政に頼み込んでも政府ができることなど知れている。日本の政府に中国をはじめとするアジアの勢いを止められるわけがない。自助努力こそが自らを救う唯一の手段と心得て努力を重ねることが必要だ。

何かあるとすぐに政府に頼み込む癖が、長い間の中央集権政治の中で身についてしまった。自分でできる努力は最大限しておかないと、政府からロクに手当てを受けていないハングリーな中国人や北朝鮮人、ロシア人などにはかなわない。

自力の差がつく前に、地方に住むものとしてできる限りの努力をしたいと思っている。そしてそんな努力をしようと思っている経営者の方たちにとって、良きアドバイザーとなれるようがんばりたいと思う。

ハングリーな中国人に、ビジネスで負けられない。

そしてもう一つは、朝鮮半島と日本の結びつきだ。北朝鮮と日本とは政治的には敵対をしており、何より拉致問題という未解決の大きな問題が横たわっている。

しかし、経済的には境港の貿易など未だもって結びつきは強い(経済制裁で衰えたが・・・)。北朝鮮は知る人ぞ知る資源の宝庫だ。それは希少金属(レアメタル)だけでなく、水や魚などの水産資源も実に豊富である。

そうした資源を最初に開拓したのが旧日本軍で、戦前に日本が作った北朝鮮の港は今でも有効活用されている。水にしても、日本軍が敷いた上下水道が今でも使われていて、地域によっては中国とは比較にならないくらい水がきれいだという。

ニュースだけ見ていたのでは、こうした経済の実態が政治に隠れて見えないけれど、知っている人はよく知っているのだなあ、と思った。

そして、こうした水産資源が日本による経済封鎖のおかげで、中国がどんどん買っているという。経済封鎖の意味はほとんどないと同時に、“爆食”中国に、食料資源をめぐっての競争に水を明けられようとしている。

そして、北朝鮮利権をめぐってはアメリカがこれに触手を伸ばしている。現在行われている、対北朝鮮融和政策は、まさにこうした利権の確保を目指したものであり、状況は大きく方向転換している。

難しい問題だが、ここでも地道な努力を重ねることができるかどうかが鍵になるだろう。

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2007年10月 1日 (月)

郵政民営化がスタート

今日から衣替え。

と、いってもネクタイをきちんと締めて、サマースーツの上着も着るというだけなのだが・・・。しばらくはサマースーツでちょうどいいくらいだろう。

ついでにテンプレートも秋用に替えてみた。

金曜日は監査委員の仕事で朝から鳥取県庁へ行った。8時27分のJR特急が、「信号機故障」とのことで、一瞬「(また遅れか・・・!?)」と思ったが、「6分遅れ」と聞き、少し安心をした。JRを使うときはいつも遅刻しないかと“冷や冷や”だ。

協議は午後3時には終わる予定だったが、2時間遅れて終了。事務所への帰着も特急を1本遅らせて2時間遅れで到着。帰着後、残務整理。

監査委員の仕事は、18年度の監査がほぼ終了し、最終報告へ向けて調整中。短期間だったが多くの提言をした。少しでも県庁の仕事が県民生活の向上に役立つようしっかりがんばりたいと思っている。

土曜日は完全オフ。

日曜日は中海テレビの収録。午前中の県議熱中討論は、金曜日のブログでお知らせしたとおり、多額の緊急支援を行うことになったアシアナ航空の問題について。

控え室で雑談する県議の皆さんもこの問題については重苦しい雰囲気。苦渋の選択であることは誰の目にも明らかなのだが、決めた以上は搭乗率アップに向けて成果を出さないといけない。

今朝の日本海新聞にも鳥取県の企画部長を相手にこの多額の支援に疑問を呈するインタビュー記事が掲載されていた。

日韓関係というのは非常にデリケートな一面がある。ある議員さんは「韓国への地方版ODAだ」とおっしゃった。存続させる以上はいろいろな面で成果が上がるよう頑張ってもらいたいと思う。

ただし、番組はふっきれた様相で、どこかなごやかなムードさえ漂っていた。

さて、今日から郵政公社の民営化がスタートする。ニュースでは、「利便性はどうなるのか」とか、枝葉の話しかないが、何と言ってもメインニュースは340兆円にも上る巨額の資金の運用の行方がどうなるかだ。

この資金の大半が国債で運用されていたが、徐々にその他の金融市場に回ってくる。1割でも株式市場に流れれば、それは大きなインパクトになる。

一説によるとアメリカはサブプライム問題の穴埋めにこの巨額の資金を回す構想を持っているとのこと。ありうるシナリオだ。

ところで、この数ヶ月間、民営化スタートにあわせて郵政公社は株を大量に売ってきたそうだ。いろいろ理由はあるようだが、サブプライム問題とかそんな問題よりもはるかに大きな売り圧力を、郵政公社は株式市場にかけてきたわけだ。

まったく迷惑千万な話だが、これは少しずつ買い戻していくことになるだろう。いずれにしても株式市場にとっては大きな転換点になる。

「需給」こそ価格を直接的に決める要素だから、アメリカの景気動向がどうのこうのと論ずるよりも、巨額の資金の行方をしっかりマークしておくことが、投資においては重要である。

しかしここへ来て週刊誌には郵貯マネーの巨額不正横領の記事が出始めている。すでに問題になっている社保庁の不正は、あまりの巨額さゆえに福田首相は「そっとしておけ」と舛添大臣に指示を出したと噂される。

郵貯の不正はもしかするとこれをも上回るのだろうか。民営化で外資に奪われるとか懸念する前に、職員や公務員に奪われていた、なんてことになるのだろうか?

いずれにしても巨額の資金の行方には注目だ。

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