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2007年2月

2007年2月28日 (水)

景気 悪し

昨日は、ある町村の商工会で確定申告の相談会があった。訪れてくる事業者の相談を受けていると、景気の厳しさを実感した。米子の景気もよくないが、町村の景気はもっとよくないと思った。

暖冬の影響は、特に衣料品関係の小売で売上減少が目立つ。それから、漁業関係者の方も、近海で獲れる魚の種類が変わって、大きく売上が落ちた業者がいた。これも暖冬の影響らしい。

食品関係の小売では、健闘している業者もあったが、総じて業況は悪い印象を受けた。

しかし、米子市を出て郡部の方へ出かけると、農村ののどかな風景が広がり、海は穏やかで山は美しく、この環境で「金を儲けてやろう」という発想は生まれにくいことを実感する。そんなことよりも、美しい自然と戯れて、楽しくやれればそれでいいとさえ思えてくる。

それは決して悪いことではないのだが、これが東京などの大都会へ出ると、「この群集の中で、何とかして生き延びてやろう」ってな発想になる。不思議なものだ。

所得水準ははるかに東京が高いけれど、潜在的には貧しいのだと思う。確かに、町村の景気は悪いけど、すぐそばに広大な農地が広がり、海から魚を獲ってくる人たちというのは、潜在的には豊かで食いっぱぐれることがない。腹が減ったら、そこに成っている野菜を食うことが出来る。実際に食いっぱぐれるのは都会の無職者のほうである。だから都会では、食いっぱぐれないようがんばるから、競争が激しいし、所得も高い。

「豊かさ」というのは一概に言えないと、つくづく思う。

ところで、確定申告相談で気になる中小業者特有の問題が、「消費税の届出」だ。課税売上が5000万円から1000万円のゾーンにある中小業者は、簡易課税の適用・不適用、課税業者か否か、そのあたりの判定と、将来見通しを含めて、消費税の届出をしておかないと有利な立場をとれなくなる。

一つだけ、税務の大原則を理解しておく必要がある。それは、「納税者に有利な届出は、積極的に出さないと受けられない」ということだ。提出期限を過ぎたら終わりで、こういうケースを税務署が救済してくれるということはまずない。こればかりは、顧問税理士などに確認をしておく必要がある。

さて、今朝のNY市場は大暴落! 怖いねぇ~。

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2007年2月27日 (火)

財政改革 道半ば

Dsc00606 昨日は、鳥取県庁へ出向き、知事や議長などに今年度に実施した外部監査についての報告を行ってきた。

今年のテーマは、未利用財産についてであったが、未利用財産とは平たく言うと、使っていない遊休資産のことである。

これが130万㎡(130ヘクタール)にのぼる、という我々の報告が、今朝の日本海新聞に掲載された。そのほかにも、読売新聞、日経新聞の地方欄にも、同様の記事が掲載されているようだ。

鳥取県もご他聞に漏れず、厳しい財政事情のために財政改革の真っ只中にある。県民に対する負担増を求めたり、職員給与の削減など、暗い話ばかりが続く。

しかし、いずれも歳入と歳出の改革であり、年度予算に限られた話だ。過去に取得した財産の中で、不要不急の財産があれば、民間に売却していくべきだろう。その対象となりうる遊休資産が、今回の調べで130ヘクタールあったということだ。

東京ドーム28個分と一口に言うけれど、膨大かつ広大な土地が、使われずにうずもれていることは、県民にとっても損失だ。簡単にいうと、使い切れないほどの土地を買い込んでいるということだから。こういうものこそ本当の無駄だと思う。

2月に入って、このレポートを書くために休日のすべてを費やしてきた。毎日深夜までかかってへとへとになったけど、志ある県庁職員のご理解とご協力もあって、何とか仕上げることができた。

自治体の財政改革のおかげで疲弊している県経済に少しで寄与するために、この監査結果を有効に活かしてもらいたい。

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2007年2月26日 (月)

金融最新事情

先週の金曜日は、地元の仲間たちと鳥取県選出の田村耕太郎参議院議員を訪ねて、霞ヶ関に行ってきた。

田村議員は、安倍内閣になって金融担当政務官のポストに就かれたため、田村議員のもとには内外から様々な金融に関する情報が集まるようになっている。

1時間ほどの面会だったが、地元の経済情勢について意見交換したあと、金融市場についてもいろいろと話をさせてもらった。

その中で印象的だったのは、田村議員の下に陳情に訪れる外資系金融機関の数だ。私たちの前に面会に訪れたのは、名前を聞いたことがない外資系ファンドの日本法人の幹部だった。

私が名前を聞いたことがなかったのは、単なる無知かもしれないが、そのファンドの規模を見て驚いた。世界中で桁外れの資金を運用しているのだが、その規模は、日本で有名な投資ファンドのはるかに上を行く。

田村議員いわく、「本物は表にはでない」のだそうだ。私も久しぶりに驚いたが、そういうファンドが日本での運用をやりやすくするための環境整備を金融担当の政治家へ陳情に訪れているのだ。

そういう超巨大ファンドがちょっとでも動けば、市場は軽く動いてしまう。株式投資で大きいものについていけというのは、正しい投資法で、巨大ファンドが向く方向に自分も向いていれば、間違うことが少ない。

そして、私たちの後にも続々と外資系証券会社の幹部が田村議員の下に陳情を行っている。彼らの要求は、郵貯や簡保の資金や、年金基金の運用を自分たちにやらせてほしいというものが多いそうだが、そうなれば当然に日本株での運用は増えるという。

郵政資金も年金基金も運用に占める日本株の割合がまだまだ低く、大量の資金が日本には眠ったままになっている。この資金を呼び起こして、金融市場の活性化を図ろうというのが彼の狙いだが、議員の下に続々と陳情を繰り返す様子をみて、日本における外資系証券会社の勢いを見る思いがした。

こういう状況を見るにつけ、今年の日本株はやはり“買い”だと改めて思った。外資系証券会社は日本株での運用比率を上げようとしている。ただ、そのために日本の金融市場の環境をグローバル基準に改めてほしいという要求を日本の政治家に対して行っている。

私の見方では、日本の政府がこうした市場開放要求に応じるのは時間の問題ではないかと思う。議員の間でも、保養施設だとかめちゃくちゃに使い放題にしてくれた社会保険庁などに使わせないで、外資でいいから、有効利用してくれる機関に運用を任せたほうがいいという考えが浸透してきているようだ。

中川秀直幹事長の「上げ潮政策」にも書いてあったが、日本政府は今、こうした外資の動きを利用して、日本の発展につなげようという雰囲気が増えているように思う。そうなれば、日本株が上がるのはほぼ確実といっていいのかもしれない。

今後も引き続き、情報収集に努めたいと思う。

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2007年2月23日 (金)

今日は東京から

今朝は、東京・新橋のホテルのパソコンからです。

こうして、どこからでもアクセスして、ブログがかけるとうのは改めて、すごいなと思います。

今回の出張の目的は、「情報収集」です。

金融担当の国会議員に面会できる機会が訪れ、金融情勢について、何か新しい話がないか情報を仕入れてきたいと思っています。

昨晩は、東京時代に大変お世話になった、税理士Xさんにお会いしました。

今度、独立されるとのこと。

すばらしい!

ぜひ、がんばってほしいと思います。

以上です。

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2007年2月22日 (木)

暴騰する株価

このところ、春を思わせるような穏やかな天気が続いているが、晴れた日の朝は気温が下がり、車のフロントガラスに霜が凍りつき、足止めを食らう。

ここ3日連続で、朝はフロントガラスの霜が解けるを5~10分待つハメに。冬だけでも車庫が欲しいなぁ。

さて、このところの株式市場は、個別の銘柄に最近では考えられないような高騰が続いている銘柄群がある。特に目立つのは、鉄鋼や不動産、電力などである。

私は投資を始めたころから、鉄鋼セクターには注目していて、住友金属37円、新日鉄190円のころにたくさん買い込んで、大きく儲けた経験がある。

しかし、私が住友金属を売ったのが139円のときで、当時は大儲けしたと思ったのに、昨日の終値は614円。正直に言ってここまで上がるとは思わなかった。新日鉄に至っては800円台まで行ったので驚いた。

不動産セクターでは、つい2~3年前、住友不動産を1400円台でカラ売りしていたことがあり、昨日の終値が4800円だから、そのままカラ売っていたら大火傷を負うところだった。

電力株なんて、値動きの乏しい、じれったいだけの銘柄だと思っていたのも今は昔。小型株のようにポンポン上がっていく。最近の電力株は、単なる発電会社ではなく、光ファイバー事業などのIT系の銘柄としても注目がなされている。コンセントの差込口からネットにつなげる機器が一部でバカ売れしていて、資産株効果と合わせて人気化しているようだ。

例を挙げたら切りがないけれど、これらの銘柄は日経平均株価への寄与度が小さいので、大きく上がっても日経平均にはあまりインパクトを与えない。だから、世の中が受け止める株価の動きと、個別銘柄の動きは、東証一部でさえ乖離が拡がっていることを認識しておく必要がある。

ちなみに日経平均株価は、今、あまり人気のない電気機器セクター(ハイテク株)が中心で、株価の高い銘柄(いわゆる値嵩株)の動きが、より強く反映される。だから、日経225のインデックス投資をする方は、「ハイテク株オープン」を買うつもりで臨まれるといいと思う。

私はバブルを経験したことがなく、ずっと不景気の時代をすごしてきたためか、こうした好景気に柔軟に対応できていない。好景気のときの投資は損をすることは少ないけれど、うまく波に乗れずに過ごしてしまって、後悔することも多い。

昨日の金利引き上げで、いよいよ銀行セクターの出番かと思っているが、どうなることか。先のことはわからないけれど、時代が変わっていることをいろいろな側面から実感する。

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2007年2月21日 (水)

解体される監査法人

「みすず監査法人解体へ」のニュースは、やはり同業としては自然に注目が行ってしまう。

しかし、「監査の失敗」という不祥事発覚のときの衝撃に比べれば、「ああ、やっぱりそうなったか」という程度の感慨しかない。

今になって思えば、不祥事発覚時からすでに“死に体”だったのだろう。監査法人とか会計事務所というのは、物を売る商売ではなく、人が施すサービスが信頼に足るかどうかという信用を売る商売なので、人に対する信用がなくなったら組織は瓦解するしかない。

事件発覚後、人の流出が止まらないと記事に出ていたが、元の「中央青山」から「みすず」に名前を変えたくらいでは、組織の求心力は戻らなかったということだ。

最近の大手監査法人は、「あずさ」に始まって、「あらた」「みすず」と、ひらがな3文字のネーミングの監査法人が増えていた。私はこの傾向にははっきり苦言を呈したい。

名は体を表すというが、ひらがなを使うことで柔らかいイメージを出すことはできるが、信用を第一とする組織にふさわしいとは思えない。私の古巣は、「太田昭和」から「新日本」に名前を変えたが、日本の監査の草分けである太田哲三先生の名前を消したことに不満はあったが、日本を代表する監査法人として新しい歴史を築くという姿勢は良かったと思っている。

傷口に塩を塗るようなことは言いたくないが、こういったネーミング一つとっても、何か安直な印象をぬぐえない。同じ業界に住む人間として、組織の外から見てそんな印象をもっていた。

このたびのようなニュースを見るにつけ、改めて我々の商売において信用というものの重要性を痛感する。

ボロ儲けする必要なんか全くない。ダメなものはダメとはっきり言って、それでも信用してお客さんがついてきてくださるような、そんな会計士・税理士を目指したいと思う。

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2007年2月20日 (火)

不思議な力

「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」という川柳があったように思うが、ここ数日、業務多忙によって帰宅が遅くなり、息子の寝顔しか見られないという、そんな日が何日かあった。

息子の睡眠時間は、徐々に長くなる傾向をみせ、夜に6時間から7時間寝ることも珍しくなくなった。昼夜のリズムも少しずつ出来てきて、夜の眠りはぐっすりと深いものになっているように感じられる。ここまでくるのに大変だったけど、ようやくという感じがする。

一昨日の日曜日、久しぶりに息子と遊んでいたが、あやしていると、急に「キャッ、キャッ」と笑うようになった。それまでの笑い方は、ニヤ~っと笑みを浮かべて「フゥ~」という感じだったが、何度か「キャッ、キャッ、キャッ」と笑ったので、こっちもつられて笑ってしまった。

ところで、乳児のころというのは誰しも記憶がないものだから、乳児がどんなことを感じ、どんなことを思っているのか、大人は見当がつかないものだ。何らかの不快感は「泣く」という行為によって知らせるし、うれしいときや不安なときなどもそれなりの表情を浮かべる。

しかし、一番すごいと思うのは、親の感情を察知する能力が極めて高いということだ。親が何らかの理由で不機嫌なとき、それが赤ちゃんには感じるようで、赤ちゃんも不機嫌にぐずったりする。逆に親が楽しいと思っているときは赤ちゃんも表情が楽しそうになる。

もちろん大人も何かおかしな雰囲気があれば、それを感じるときはあるけれど、大人はむしろ言葉にだまされやすい。雰囲気よりもその言葉を信じてしまう傾向がある。

赤ちゃんは言葉が分からないから、すべてを雰囲気で感じ取る。「赤ちゃんは言葉が分からないから、何にも分からない」ということは決してなくて、もうすでに何かを感じ取っているのだろう。

「三つ子の魂、百まで」というが、言葉が分からない赤ちゃんでも親の態度などをしっかり学び取っているのかと思うと、今のうちからしっかりしておかないといけないと思う今日この頃だ。

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2007年2月19日 (月)

本業主義

昨日の日曜日は、中海テレビの特別番組の司会をやっていた。

年初から鳥取県西部では、交通死亡事故、殺人事件、火災による焼死事件などが相次いただめ、緊急に「地域の安全」をテーマにした、4時間の特別番組だった。

この番組に挑むに当たって、私は多忙により準備をする時間がほとんどとれなかったが、何とか資料を読み込んで直前に間に合わせることができた。

番組の出来・不出来は視聴者の方に判断していただくべきだが、出演された鳥取大学の教授の方や行政の責任者の方、市民代表の方々は、総じて番組の充実度を評価していただいたように思う。もちろん、私は私なりの反省点を持っているが、それは次の機会に活かしたい。

さて、こうしていろいろと幅広く活動をする私だが、あくまで会計事務所が本業であることに揺るぎはない。このブログの内容も会計・税務以外のことが大半で、会計事務所らしくないかもしれないが、「会計事務所」の看板を出している限り、本業の充実ぶりはどこにも負けないと思ってやっている。

副業といっても、すべて本業に関係することだから、副業の充実は本業をさらに充実させてくれる。

例えば、副収入という意味で株の譲渡益があるけれど、決算書の読み方がきちんとできていれば、割安株を探すことがより簡単になるし、投資における経営分析数値の読み方などは、本業そのものである。

また、投資先のビジネスを理解することは、会計監査と似たような面がある。監査は批判的に見るが、投資は長所を見抜く点に違いはあるが・・・。

また、テレビの仕事といっても私の場合は、行政に関わる番組だけなので、自治体からの仕事の依頼を受ける立場からすれば、行政の勉強をすることは本業そのものである。番組を通じて、行政の仕事が横断的に理解できるようになったのは最大の収穫である。

そういう意味で、私の副業はすべて本業と表裏一体のものであり、あくまで本業が一番大事という「本業主義」を私は貫いていきたいと思っている。

実は、商売をやる上で、副業の扱いには十分注意が必要だと思っている。副業が成功するときというのは、得てして収入効率がいいときだ。つまり、本業でコツコツ稼ぐよりも短時間で大きな収入が得られることがあって、ついつい、本業をおろそかにしがちになるケースが多い。

傾いた企業で、本業一本でやっていたところは少なく、むしろ本業以外に中途半端に手を出したときが、一番危ないときだ。副業も本業のつもりで本腰入れてやるならかまわないが、「割りがいい」というだけの理由で手を出すととんでもない失敗を招くことになりがちだ。

商売人は何より本業を重視して、小粒でもキラリと光る企業を目指すことが重要だと思う。その上で、本業をより光らせてくれる副業があれば、本業のつもりでがんばることがいいことだと思っている。

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2007年2月16日 (金)

連日の高値更新

昨日の日経平均株価は、5日続伸の17,897円と、3日連続で昨年来高値を更新した。

昨日、発表されたGDP速報が予想を上回ったことからも明らかなように、日本の景気は強い基調が続いている。株価の上昇は、好調な日本経済を反映した動きだと思う。

これを受けて、2月中に日銀の利上げが行われるとの観測があるが、そうなると利上げと円高に強い銘柄、つまりは借金の少ない内需関連株が好まれるだろう。

私は、今年に入ってから日銀の利上げを読んでいたため、銀行株を手がけていた。1月は利上げが見送られたことから、株価が低迷し、肩透かしを食らった感じだったが、今週に入ってようやく反転の兆しを見せ始めた。

今年は、郵政民営化や団塊世代の大量退職によって、株式市場にも大量の資金が流入してくることが予想されている。これは、日本の景気動向に関係なく株価を押し上げる要因となるため、昨年後半から外国人投資家が日本株を買い越している。

日本の個人投資家はこれから株式市場に資金を入れてくるので、先周りして買っておくタイミングは早いほうがいいと私は判断している。

年初から蒙っていた損失も、このところの株価上昇によってチャラになった。思ったよりも早い回復だった。これで少々の下落には耐えられるようになったので、これからはのんびり市場を眺めるとしたい。

今年はまだ始まったばかり。

1年は長い。

日々の上げ下げに一喜一憂しないことを心がけたいものだ。

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2007年2月15日 (木)

昨日はバレンタインデー

昨日はバレンタインデーだった。

バレンタインデーといえば・・・・、

国生さゆりの「バレンタイン キッス」。

20年ぶりにセルフカバーしたそうな。

残念ながら、それを聴いていないが、今思えばなんて単純な歌だろう。

バレンタインデーにキスがしたいというだけの歌。

でも、そんなシンプルな歌詞が人の耳に残る。

私は、サビの部分の「バレン タイン デェ キィーッス♪」という国生さゆりの歌声だけが頭の中でリフレインする。

それ以外の部分は、まったく覚えていない。

だから、余計に「バレンタインデーにキスがしたい」というだけの単純な歌に聞こえてしまう。

でも、このおかげでバレンタインデーといえば、国生さゆりとなってしまった。

あれから20年も経った。

リバイバルなんかしたおかげで、ここ数日間は「バレン タイン デェ キィーッス♪」が、頭の中でリフレインしてしまった(泣)。

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2007年2月14日 (水)

振り向け!投資の神様!

今朝の気温はすでに15度! 2月とは思えない暖かさだ。

昨晩から強烈な南風が吹いていて、予報では日中、18度まで気温が上がるようだ。

しかし、明日は一変して冬型の予想。この変わりやすさはやはり冬か。

私は2月に入って連日のようにレポート作成に追われている。ちょうど今、鳥取県の外部監査のレポート提出間際で、昨年来、何度も県庁に足を運んでヒアリングした結果を今、まとめているところだ。

こないだの3連休もすべてそれに費やしたのだが、ずっと同じことをしているとどうしても集中力が途切れてしまうので、仕事の合間に、投資に関する連載企画を始めることにした。

それが、「振り向け!投資の神様!」だ。

私は、2002年ごろ、まだ東京にいるときだったが、投資に関する本の原稿を書いた。タイトルは「財産形成のための株式投資」というもので、その原稿を持って大手出版社を訪ね歩いた。大手にはすべて断られたが、都内にある中小の出版社が出版をOKしてくれた。

しかし、広告費の一部と書籍の買取約1000部を条件につけられ、合計200万円ほどの自己負担が必要だったことから、断念せざるを得なかった。これは事実上の“自費出版”だった。

出版の夢はそこで諦めたが、それ以降、私はその本に書いた投資方針をもってして、投資元本を8倍まで増やした。

200万円を拠出して出版することは、今なら可能だが、やめておこうと思う。出版というのが単なる自己満足だったら、私は既に自費出版ならできるわけど、それでは単なる道楽になってしまう。

本当に世の中のために役に立つ本なら、挑戦してみたいが、残念ながら株式投資というテーマでは、世の中の進歩に役立つとは思えない。

第一、株に関しては出版されている本が多すぎて、埋没してしまうだろう。いまさら「株で1億円儲ける!」なんて、タイトルをつけるのもいやだ。

また、本を書いた当時は、「投資の方法」というのが絶対大事だと思っていたが、今は、成功するにはいろいろなやり方があるということを理解している。適当にやっても50%の確率でうまくいくギャンブルでもあるため、わざわざお節介で誰かに伝えるほどのことでもない。

どんなにすばらしい投資方法を確立したとしても、誰もができるわけではなく、それは運に助けられる面は否定できない。(誰もがやったら、相場が大きく動いてしまう。誰もやらないところにチャンスがあるものだ)

そこで、株をやるときの率直な気持ち、「人事を尽くして天命を待つ」を現代風にアレンジした「振り向け!投資の神様!」がいいんじゃないかと思って、タイトルをつけた。

神様が振り向いてくれるよう、最低限の努力はしましょう、という意味だ。

本の出版はあきらめた代わりに、ブログを使って連載をしてみようと思った。私の自己満足は、これで十分満たされる。

ちなみに、連載は1日1話のペースを目指しながらも、不定期にして、自分に特別なノルマをかけないようにしたいと思っている。あくまで、仕事の集中が切れたときの気分転換に書いてみたいと思っている。

私はいつか、株式市場を通じて「資本主義っていったい何なのか」というテーマについて、本を書いてみたいという夢がある。難しい話じゃなくて、もっと分かりやすく誰かが書かないといけないと思っている。適うかどうかはわからないが、これからも興味をもって市場をウォッチしたいと思う。

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2007年2月13日 (火)

脅威の成長ぶり

今年の冬はほとんど雪が降らず、スタッドレスタイヤの効能も出せずじまい。

このブログの背景を雪の結晶にしたものの、すでに春のような雰囲気で季節感が出ていないような感じがする。

さて、わが息子は生後2ヶ月半を過ぎたところだが、体重は5600グラムと産まれたときの2倍を超え、たった2ヶ月ほどで脅威の成長を見せている。

もちろん、脅威といってもこの時期の赤ん坊はいちばん成長する時期らしい。だいたい3ヶ月も過ぎるころには成長のペースが少し鈍化するという。

産まれて間もないころはだぶだぶだった新生児用の服が、今やぴっちりしてきて、もうそろそろ着られなくなるかもしれない。

産まれる前はどんな服を着せてやろうかと、妻があれこれ考えていたけれど、3ヶ月そこらで着られなくなるとは頭ではわかっていたつもりだったが、改めて驚かされる。

最近はだんだんと首がすわってきたのも成長の証だ。それによって縦に抱っこできるようになったので抱っこが楽になってきた。

しかし、縦に抱っこをすると口からよだれが出てくる。まだ歯がないので、唾液を堰き止めるものがないのだろう。

睡眠時間もだんだんと長くなってきた。概ね5時間は寝るようになったので、深夜の授乳も1回で済むようになり妻は助かっている。先日は、授乳なしで9時間寝たことがあってかえって心配したほどだ。

順調なことばかりではないけれど、毎日なにかしら変化があるような感じでおもしろい。

ところで、この時期の赤ん坊というのは、毎日いったい何を考えているのだろうと思うことがある。自分の乳児期など記憶がないのだが、だからといって何も考えていないわけではないだろう。

どうせ「(次のおっぱいはいつだろう?)」とか、「(このおっさん誰だ?)」とか、そんな程度のことだろうけど、聞けるものなら聞いてみたい気がする。

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2007年2月 9日 (金)

米子の地価はまだ上がらない

最近、仕事で会社が所有している土地の価格を調べることがあった。

ここ数年間の地価の推移をとってみると、ものすごい勢いで下がっていることに改めて驚いた。数年前の地価が非常に高く感じてしまうほどだ。

3月下旬には、公示地価が発表される予定だが、今回の発表では、東京・名古屋・大阪・福岡などの主要都市の地価は、昨年をはるかに上回ることが確実といわれている。それにつれて不動産会社の株も軒並み上昇している。

一説によると、主要都市の今回の公示地価の発表は、急騰のサプライズがあるともいわれている。そんな噂が流れるほどに日本の景気は回復しているわけだが、わが鳥取県の地価は昨年の時点では、未だに下げ止まっていない。

今年、少しでも下げ止まる可能性があるのか、ないのか。

私が思うに、未だ地方の主要企業のリストラが完了しておらず、遊休地の処分売りが続いているのではないかと思っている。つまり、もう少し地価は下がりそうな雰囲気がある。

下げ止まるまであとどれくらいかかるかわからないけれど、もうそろそろな感じもしている。収益還元でみた実勢価格は、場所によっては、十分にペイするまで下がっている物件もあるように思う。

結局、今の鑑定方法では土地を使う人の力量によって価格が変動するから、いつまでも下落するのを見守るだけでなく、うまく使えると思えば買いに転じることがあっていいと思う。

私は、手ごろな土地があったら買ってみようかと思案している。地方都市の土地は、投資にはあまり向かないとは思うが、事業用として、小規模な土地があればそろそろ買いどきがきているのではないかと思っている。

土地の購入によって、浮いた賃料を収入に見立てて、収益を測定してみれば、だいたい自分が買ってもペイする土地の価格がはじかれてくる。

かつてのバブル経済は、鳥取県にはほとんど影響を及ぼさなかったという。今回の都市部の地価の急騰も、やはり地方に伝播することはほとんどないように思うが、それにしても随分と下がった地価に、興味を持っている今日このごろだ。

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2007年2月 8日 (木)

少子化対策を語るのは難しい

柳沢大臣が「女性は産む機械」と失言をして野党から攻められたが、こんどは「2人産みたいと思っていて健全だ」との発言に野党の非難が集中している。

2度目の発言は、“失言”とは必ずしも思えないところがあるが、社民党の福島党首や辻本議員が「女性の立場」を強調すればするほど、かえって女性の地位が低くなるような気がするのは私だけだろうか。

私は子供を産み育てることがいかに大変か、身を持って知ることになったため、女性とは本当に偉いものだと思うし、母親にもさんざん世話を焼かせて、これで女性をバカにできるわけがないと思っている。

だからこそ、「女性もキャリアを積まなければ平等でない」と考えているフェミニストたちは、見識が狭いと思わざるを得ない。

男は元来、戦う動物だから敵意を見せる相手には、敵意でもって報いる性質がある。女性といえどもライバル視されれば、戦う相手とみなしてしまうのは男の性(さが)だろう。

しかし一旦、女性が優しさを見せると、その優しさにひざまずくのもまた男の性だ。これを知らない女性が本当に賢いのだろうかと、私は疑っている。

どんなに地位の高い男性でも、家に帰ると女房に頭が上がらない。そういう話は枚挙に暇がない。女性には女性なりの処世術があるものだが、それを教えることはだんだんタブーと化しているように思うが、これは女性に気の毒ではないだろうか。

今の女性論はもっぱら、女性を男性と同じ土俵に乗せることで成り立たそうとしているが、まったく違う土俵から男性を操る方法は教えないようだ。だから、社民党や民主党の女性議員が「女性の立場」を強調すればするほど、女性は男性と同じ土俵に乗せられ、戦闘好きの男と戦わせられる。

こういう話を知り合いの女性にすると、「なるほど」といってくれることが多いが、安易にできるものではない。場所をわきまえないと、袋叩きにあう可能性がある。

思想とは、それほどデリケートな問題なのだ。

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2007年2月 7日 (水)

リスクに挑む

1月の株式投資は惨敗だった。手持ちの株は、約10%下落した。

いくつか反省点があるので記しておきたい。

まず、相場の先行きを真反対に読み誤ったことだ。私は今年の株価は全般として上がるけれど、NYの株価が上昇し続けていることもあって、1月は一回くらい暴落するのではないかと思っていた。

だから、ズルズルと下がってきたときに、恐怖心から売り注文を出し、早めに損失を確定させた。

特に商社株は、日経があまりに商品相場の調整を書くものだから、業績の悪化を懸念して、早めに売ることにした。しかし、原油は今年に入って上がり気味だし、その他の金属等も決して軟調ではない。商社の株価もここへきて持ち直してきた。

「株価が割安」という意味には2つあって、①安値に放置されている場合と、②将来の業績の落ち込みをにらんで先に売っている動き、との2つがある。私は商社株については、②だと思って売却したが、これが失敗だった。私が売ってから商社株はぐんぐんと上がってきた。

大きな流れを読み誤ると、どんなに工夫しても投資は裏目に出てしまう。大きな流れを再確認して、常に自分の中にある情報を更新していかないといけない。

ちなみに、私は「評論家」ではなく「投資家」であり、「実践者」なので、自らの誤りには素早く投資行動の修正に結びつけるようにしている。自分が過去に言ったことの面子にこだわっていては、大損を食らいかねない。ここが評論家と身銭を切って実践している投資家の違いだろう。

もう一つの失敗は、リスクに対する恐怖心を克服することを怠ったからだ。

多くの個人投資家に見られる失敗パターンは、負けたときに投資をやめることである。多くの個人投資家は、含み損が膨らんできたときに、もうこりごりと思って投資をやめてしまうので、負けたままの印象しか持たずに終わってしまう。

しかし、株は一時的に損が膨らむことは、たとえ上昇相場の時期であってもいくらでもあることだ。それを、損したときに投資をやめてしまっては、それっきりとなってしまう。「損してからがスタートだ」と思うくらいでないと投資はできない。

今年の初め、私は株式市場から一定額の資金を引き上げた。これによって、私は今までの投資元本をすべて預金で回収できた。だから、今の私の投資額は全額、過去の利益によるものだ。

株式投資を始めたときの目標は、「投資元本を早く回収し、すべて過去の利益で回す」というものだった。8年たってようやく、すべての投資を過去の利益で行えるようになった。仮に全額を損したとしても、全期間トータルで負けることはなくなった。

それにもかかわらず、今年に入ってからはリスクに対して弱気だったと思う。情報の読み誤りもあるだろうが、もう少し綿密に勉強すべきだったと反省しているところだ。リスクに挑む気持ちがなければ、投資もビジネスもうまくはいかない。リスクを克服してこそ未来が開けるものだ。

さて、今後の投資方針は、相変わらず暴落を警戒しつつも、多少強気に持っていきたいと思う。めいっぱいの投資をしないで、余裕を持った上で、もし暴落することがあれば全力で買い向いたいところだ。

いろいろ反省ができたので、今後のためにいい1月だったと思う。

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2007年2月 6日 (火)

憶測

昨日の米子地方は、朝方、マイナス1.3度まで冷え込んだ。

私は朝7時の電車に乗るために、家を6時40分に出たのだが、駐車場でクルマのフロントガラスに霜が凍りつき、前がまったく見えない状態だった。

結局、霜が解けて前が見えるようになるまで15分かかり、電車に乗り損ねてしまった。

それで1本あとの電車にずらしたのだが、それが1時間半後だったため、先方に連絡して鳥取市で予定されていた仕事をそれだけ遅らせてもらった。

天気が良いという天気予報だけが頭にあり、霜が降りて出発できないとは、まったく予想していなかった。

ところで、4月に予定される鳥取県知事選挙の候補者に、前副知事の平井氏が立候補の意思を表明したとの報道があった。自民、公明、民主が推すことになるので、ほぼ当選は間違いないと思われる。

これまで、平井氏本人の意思表示がなかったことから様々な憶測を呼び、私は出ないのではないかと予想したが落ち着くところに落ち着いたというべきだろう。

自民党は、先週の日曜日の段階では、常田参議院議員に出馬を打診していた。その前に石破元防衛庁長官への出馬の打診があったが、これには衆議院に現職の参議院議員が横滑りするシナリオと、片山現知事が自民党から国政へ鞍替えするシナリオの両方があったと言われる。

ただ、石破氏が出馬を固辞したことから、常田氏へ出馬を打診した。その間、自民党は平井氏が出馬表明しにくいように、内部を分裂させ、混乱を演出した。しかし、常田氏にも出馬を固辞されたことによって、自民党の残るカードは、官僚、県会議員などの複数の候補に絞られたが、結局、平井氏を挙党一致で推すことに決めたようだ。

自民党が内部分裂したかに見えたのは、あくまで主導権を握るために最後まで独自候補の擁立の可能性を探ったからだろう。それに地元新聞社の思惑も絡んでわかりにくくなったが、平井氏が官僚という安定した地位を投げ打ってでも出馬するには、挙党一致が必要であったため、逆に分裂を演出することで、最後まで“平井カード”を温存し、主導権を握ろうとしたと思われる。

平井氏については、県庁内部や県議会議員の間でも高い評価が多い。片山知事が目立った言動で世間の注目を集めた裏で、平井氏が相当に知恵を絞って片山県政を支えたといわれる。特に西部地震でのすばやい措置の影には、平井氏の機転が働いたといわれる。

これまでは片山知事の右腕として、いわば黒子役に徹してきただけに、自ら先頭にたって県政を引っ張る平井氏の手腕に期待をしたいところだ。

選挙は4月8日(日)で、県議選と同日となる。

ちなみに、同日夜には中海テレビにて選挙速報の番組が予定されており、私が司会の一人として出演する予定である。ご期待ください。

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2007年2月 5日 (月)

私の役割

土曜日は、雪が積もっていたこともあって、家から出るのがおっくうで、仕事の書類一式を自宅に持ち帰り、家で仕事をしていた。

しかし、自宅にいるとわが息子のお世話もしなければならず、結局、昨日の日曜日までかかってやっとこさ、予定の作業が終わった。

息子の世話のうち、私の役割の一つに「爪を切る」というのがある。

赤ちゃんは自分で自分の顔を引っかくことがあって、朝起きると顔に小さな切り傷ができていることがある。爪を伸ばしていると、それが2ヶ所・3ヶ所となってしまうので、できるだけ早めに爪を切ってやらないといけない。

爪を切るタイミングは寝ているときであるが、日中は爪を切るタイミングがなかなかない。最近の息子は日中に起きている時間が長くなってきて、土曜日は9時から15時ごろまで6時間近くも起きていた。

起きている間は、手をバタつかせるので切ることができないし、寝たと思っても爪を切ろうとすると起きだすこともよくある。それでも短く切ってやると、こちらも安心だ。

昨日は生まれてはじめて足の爪も切ってやった。といっても足の爪は、親指を除くと本当に小さいもので、小指の爪などほとんどないようなものなので、切るほどでもなかったが、親指の爪が少し伸びぎみだったので切ってやった。

その他の私の役割は、あくまで妻の補助的なものだが、オムツ交換、あやし、話相手、遊び相手、といったところか。寝かし付けはあまり得意でなく、かえって子供の目が見開いてくることがある。

家にいると何かと世話が焼けるけれど、それはそれで充実した一日だった。

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2007年2月 2日 (金)

ホワイトカラーエグゼンプション

昨夜から振り出した雪は、今朝になって10センチほどの積雪になっている。今年に入ってからはじめての積雪だが、このたびの雪は重く、現在も断続的に雪が降り続いているので、積雪はもう少し増えるのではないだろうか。

さて、政府が今、法案を通そうとがんばっていたものの一つにホワイトカラーエグゼンプション(WE)というのがある。カタカタを使ったために何のことやらわからず、「残業代ゼロ法案」と野党に命名されたことで、「賃金カット法案」のイメージが定着し、このたびは見事に討ち死にした。

確かにこの法案が通れば、労働基準法が改正されて一定以上の年収を得る人たちは残業代が出なくなる。与党は引き続き、この法案の成立を試みるそうだ。

陳情を行った経団連の狙いは、ホワイトカラーの生産性向上と、早い帰宅を促して少子化対策にもつなげたいということらしいが、経団連を通じて法律改正の命令を下したとされるアメリカ様の真の狙いは、買収した日本企業で余計な人件費が発生しないよう、予め残業代を払わなくてもいいように法律を変えておきたいということもあるようだ。

裏事情がどうであれ、ホワイトカラーに残業代はいらないだろうというのが私の考えだ。例えば工場で働く工員さんの場合は、流れ作業をイメージしてもらえば分かりやすいが、働いた時間がそのまま生産量とイコールになるケースが多いので、働いた時間に応じて賃金を払うことには合理性がある。

しかし、ホワイトカラーの仕事は本来、任された範囲を一定期間内に終わらせることが目的だから、一日ごとに残業時間を把握して、それに賃金を支給するのは馴染まないと思う。同じミッションでも、長時間かかった人の賃金は向上し、短時間で終わらせた人の賃金は少なくなるからだ。

私は監査法人でサラリーマンをしていたときから、この不合理には納得がいかなかった。生産性の高い人ほど給料が安くなる仕組みはおかしいと思っていた。

例えば同じ部署のある先輩は、“残業王”として有名だった。深夜のオフィスにいると、必ずその人がいたものだった。しかし、その人が管理職に昇進した途端、ほとんど残業をしなくなった。役職が上がっただけで仕事の中味はほとんど変わらないにも関わらずである。「(何だったんだ、あの残業は)」と疑問を抱かざるを得なかった。こういう人はビジネスマンとしては尊敬できない。

しかし、ある会社の若い社員の方は、「残業しないと生活が苦しいんですよ」とおっしゃっていた。若くして結婚され、子供さんも2人おり、生活費もかかるのだろう。「(正直でいいなぁ)」と思った。これくらい潔い人はいいと思った。

また、ある会社では残業代も賃金の予算に織り込まれていて、仮に残業がないときでも一定額が払われるというものだった。これは折衷案のようなものだが、現状の法制度からいえば、両方の顔を立てるようなもので合理的と思われた。

私は入社して間もないころ、よき上司にめぐり合い、「仕事は早く終わらせなきゃだめだ」と教えられた。5時過ぎたころに、調書を整理していると、「まだか? 早く飲みにいくぞ」とせかされた。その先輩の仕事のスピードは猛烈に速く、ほとんど残業をしない人だった。独立されてからも猛烈な勢いで仕事を獲得されたが、生産性の高い人の収入が高くなるのは当然だと思われた。

サラリーマン時代から、自分の仕事の生産性を強く意識することは、独立してから役立った。独立すると当然に残業代など出ないから、一定の収入に対して、いかに効率よく仕事をこなしたかによって、事務所の収益力に大きな差が出てくる。

私の昨年度の収入は、一昨年とほぼ同じだったが、かけた時間の中味がぜんぜん違った。一昨年は、いろいろと時間をかけたことが多かったが、昨年は、早く帰宅することが多かった。それだけ生産性が上がったので、同じ売上でも収益性は格段に高まった。これで新たな仕事を入れる余裕ができた。

向上心を持つビジネスマンにとって、残業代に対する考え方は重要だ。残業代が増えたときは、仕事が非効率になっていないかチェックしないといけない。

WEはいろいろと政治的思惑が見え隠れするが、その本質の議論がなかなかなされないが、何より、早く家に帰って本を読んだり、家族と団欒したりするほうが、よっぽど体にいいと思っている。

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2007年2月 1日 (木)

中村天風

最近のコンビニ(といってもローソンのことだが)には、簡単に読めそうなビジネス書籍が置いてある。おもしろそうなのがときどきあると思っていたが、この本が出ていたときには思わず買ってしまった。

「中村天風 一日一話」~元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話~である(欄外にアマゾンへのリンクを貼っておきます)。

中村天風先生の超プラス思考の教えを366に区切って書いてあるので、ちょっとした時間に読むことができるところがお薦めできる点だ。

中村天風という人は、あの松下幸之助や稲盛和夫氏など著名な経営者が師と仰ぐほどの人物で、人生哲学の大家ともいえる人物だ。

ただ、中村天風先生といえば、私のお薦めは「君に成功を贈る」の方である(これも欄外にアマゾンのリンクを貼っておきます)。

一日一話は、話がどうしても細切れで、前後の流れがない分、中村天風先生のすごさがわからない。しかし、「君に成功を贈る」を読んだ後ならば、細切れであっても理解度がちがってくる。

「君に成功を贈る」は、どこかの講演で話されたことをそのまま口述筆記してあるので、あたかも本当に講演を聞いているかのような臨場感の中で、読書をすることができる。

読んだのはもう5年くらい前になるので、細かい内容は忘れたが、とにかく逆境の中でも強く前向きな心を維持してきた秘訣のようなものには、とても感心した。最近、一日一話を読むようになってから、この本を読んだ当時の記憶がよみがえってきた。

前向きな気持ち、プラス思考というのは実に重要だと思う。同じ一つの出来事をプラスに捉えるか、マイナスに捉えるかは結果に大きな差を生む。そうした事実を中村天風先生の本ではわかりやすく説いてある。

いずれもお薦めである。

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