景気 悪し
昨日は、ある町村の商工会で確定申告の相談会があった。訪れてくる事業者の相談を受けていると、景気の厳しさを実感した。米子の景気もよくないが、町村の景気はもっとよくないと思った。
暖冬の影響は、特に衣料品関係の小売で売上減少が目立つ。それから、漁業関係者の方も、近海で獲れる魚の種類が変わって、大きく売上が落ちた業者がいた。これも暖冬の影響らしい。
食品関係の小売では、健闘している業者もあったが、総じて業況は悪い印象を受けた。
しかし、米子市を出て郡部の方へ出かけると、農村ののどかな風景が広がり、海は穏やかで山は美しく、この環境で「金を儲けてやろう」という発想は生まれにくいことを実感する。そんなことよりも、美しい自然と戯れて、楽しくやれればそれでいいとさえ思えてくる。
それは決して悪いことではないのだが、これが東京などの大都会へ出ると、「この群集の中で、何とかして生き延びてやろう」ってな発想になる。不思議なものだ。
所得水準ははるかに東京が高いけれど、潜在的には貧しいのだと思う。確かに、町村の景気は悪いけど、すぐそばに広大な農地が広がり、海から魚を獲ってくる人たちというのは、潜在的には豊かで食いっぱぐれることがない。腹が減ったら、そこに成っている野菜を食うことが出来る。実際に食いっぱぐれるのは都会の無職者のほうである。だから都会では、食いっぱぐれないようがんばるから、競争が激しいし、所得も高い。
「豊かさ」というのは一概に言えないと、つくづく思う。
ところで、確定申告相談で気になる中小業者特有の問題が、「消費税の届出」だ。課税売上が5000万円から1000万円のゾーンにある中小業者は、簡易課税の適用・不適用、課税業者か否か、そのあたりの判定と、将来見通しを含めて、消費税の届出をしておかないと有利な立場をとれなくなる。
一つだけ、税務の大原則を理解しておく必要がある。それは、「納税者に有利な届出は、積極的に出さないと受けられない」ということだ。提出期限を過ぎたら終わりで、こういうケースを税務署が救済してくれるということはまずない。こればかりは、顧問税理士などに確認をしておく必要がある。
さて、今朝のNY市場は大暴落! 怖いねぇ~。

































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