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2005年7月

2005年7月30日 (土)

日本人は「思想」に弱い

「自分の考え方を貫く」ということは非常に難しいことです。なぜなら、そもそも「考え方」が正しいとは限らず、常に軌道修正を迫られることが多いからです。

世の中、資本主義、自由主義経済、競争社会、でやっていますが、それがもし間違いだったらどうするのでしょうか。

ソ連が崩壊した後、旧ソ連の人たちは、共産主義思想から脱却できず、思想的に苦しむ人が続出したそうです。今まで正しいと思ってきたことが否定されれば、誰でもそういう気持ちになるでしょう。

日本人は特に宗教に関心がなく、哲学にも興味がないのが普通です。わかりやすく教える人もいません。だから、外国から意図的に入れられた思想に、コロッとやられるのです。

そうなると信じられるのは、人間の三大生理的欲求だけです。すなわち、食欲、睡眠欲、性欲です。

これらは、生命を維持し、種を保存するために持って生まれた性質で、これらにウソはありません。

究極的には、家族や仲間とうまいものを食べ、好きな人と寝ることが、結局、大事なんだろうと思います。

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2005年7月28日 (木)

インドでもうつ病とは・・・。

今週の日経ビジネス(2005年7月25日号)の「世界鳥瞰」(p146)で、「インドIT業界を覆う心の病」と題した記事が載っていました。

「うつ病、対人恐怖症・・・急成長の歪みが噴出」とありますが、中国に続いて、飛ぶ鳥を落とす勢いのインドで、このような事態が発生していることは、大変残念なことです。

資本主義における競争社会というのは、やはりおかしいと思います。

何がおかしいかって、はっきりはわからないけれども、事実として、日本でもインドでも心の病にかかる人が増えているからです。因果関係はわからないけれど、直感としておかしいと思います。

インド人でも「仕事を奪われる恐怖」があるそうですが、アメリカ資本の会社に勤めていれば、猛烈に働かされ、それなりに給与はもらえるとしても、気苦労は耐えないことでしょう。

日本でも、外資系というと何かかっこいいイメージがありますが、私が聞く話しの中には、ものすごいハードワークを課せられ、ある程度、上まで昇り詰めないと、あまりおいしくないという話もあります。

今は外資系でなくても、いろいろと不景気が続いて、厳しい仕事を強いられている人たちがたくさん出てきています。

日本は、完全にグローバル経済の中に取り込まれてしまいましたので、昔の人のように、ゆったりのんびり暮らすことは難しくなっています。

グローバル経済の特徴は、常に既成概念を壊すことにあります。壊して壊して、新しいものをつくり、また壊して、つくりなおす。それで周りを揺さぶって、自分が主導権を握るのがノウハウです。

今週の日経ビジネスはGEの特集でしたが、まさにそれを実践しているのでした。

ん~、何とかこの競争社会から抜け出して、のんびりと暮らせる方法を、一方で考えようと思います。

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2005年7月27日 (水)

淀江町って素晴らしい

1ヶ月ぶりにHP(伊木公認会計士事務所)を更新しました。

今回は、今年4月に合併した旧淀江町の町民憲章の素晴らしさについて採り上げました。

町民憲章を知ったのは、今年2月に淀江町で開催された楽天の三木谷氏の講演のときです。事前に配られた案内に、町民の歌と町民憲章が載っていたのです。

内容については、私のHPを読んで頂きたいと思いますが、この町民憲章には、戦後の日本で流行った「自由」とか「平等」とか、わかりにくい理想が入っておらず、「相互理解」とか「勤勉」とか「遵法精神」など、元来、日本人が大切にしていた価値観がそのまま入っています。そこがとても気に入りました。

「自由」と「平等」は二律背反します。「平等」であることは、「自由」を押さえつける面があります。自由な経済活動の結果、格差が広がった状態で、どうやって平等を実現するのでしょうか。「機会(チャンス)の平等」とか言ってごまかしますが、平等を限定した時点で矛盾を露呈しています。

人間はもともと不自由だし、不平等です。例えば、「言論の自由」など言葉では言われても、実際にはないのです。こうしてブログに綴るだけでも実名にした途端に制約をうけます。匿名の掲示板で自由な発言を許すと、めちゃくちゃになります。「削除」という自由に規制をかけてやっと成立するのです。

それよりも、お互い助け合うことや、まじめに働くこと、きまりを守ること、などの方がわかりやすく、実際に大切なことなのです。お互いの立場の違いを認めて、仲良くやることが大切です。誰かが頭で考えた机上の理念ではなく、そこに暮らす人々が実践の中で痛感した大切な考え方、それが淀江町民憲章のすばらしさです。

米子市と合併して、淀江町の方々と、中海テレビの番組で一緒になる機会が増えました。淀江町民の方は、しっかりとした考えをお持ち方ばかりです。町民憲章は伊達ではなく、しっかりと実践しておられるのだと思いました。これは私が実際に確認した事実です。

淀江町は素晴らしい町です。米子市と合併しても、その素晴らしさを失わないで、米子市民としてしっかり見習いたいと思います。

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2005年7月26日 (火)

ネットの時代は違うぞ

県内のいろいろな企業を回っていると、暗い話題が多いです。

ある、建設会社の社長さんのお話です。

今回の一連の橋梁談合事件について、「橋なんて特殊な建造物を、専門メーカーを入札から外して、誰が作れるっての? 公団も大型の橋を発注できなくて困ってるだろうね」

橋は何より丈夫で長持ちすることが重要です。大型トラックが次々通っても、強度に問題があってはいけません。そのような強度を維持しながら、橋にカーブを入れると、難易度がさらに上がるそうです。ループ橋など、普通のメーカーじゃ絶対作れないそうです。そして、そのような橋を設計・施行できるメーカーは、日本でも指折り数えるほどだそうです。

また、鳥取県では地元業者への発注が極端に減ったため、橋を作れるメーカーがほとんどなくなったそうです。仕事がなければ、技術者も育たないのです。

単純に、「競争入札で安い橋をかけましょう」ということだけでなく、仕事の中身の話や、技術の承継という長い目で見た問題も含めて、総合的に判断しなければなりません。

昨日もまた、公団の役員が逮捕されたそうです。

こうやって、橋に関係する官やメーカーの幹部を次々に、見せしめのように逮捕して、犯罪者扱いして、新聞がこれに追い討ちをかけるこの構図は、実に恐ろしいです。

新聞が書くのは当然としても、「談合=悪」と単純に繰り返すばかりで、メリットはなかったのか、検証のないまま子供の作文のように書いているのは問題です。

NIE(教育に新聞を)という活動がありますが、新聞が政府の広報紙、あるいはアメリカの広報紙の域を出ない以上、この活動には一定の見識が必要です。

大半の日本人がこの問題に対して真相を知らないことをいいことに、大量の報道によって、イメージの焼付けが行われています。しかし、ネットの時代には、その手法は必ずしも有効とは限りません。気づいた人から、そっと、周りの人に真実を伝える努力をしましょう。

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2005年7月24日 (日)

中海テレビの討論番組

今日は、中海テレビの討論番組にコーディネータとして出演してきました。

午前中は県議熱中討論で、「6月議会を振り返って」というテーマでした。

指定管理者制度の問題、医師不足の問題、など身近な問題が話し合われました。

また、県議会議長の交代について、任期の問題で「やめる。やめない。」で揉めていますが、その問題についても出演議員の方からコメントがありました。

しかし、核心部分については、言えないこともあるそうで、結局、よくわかりませんでした。

「言えない」ということは、何か大きな問題を抱えているのだから、早期に解決してもらいたいものです。

午後は、「市議と語ろう米子の明日」で、子供の安全対策について討論をしました。通学中の児童や生徒が、不審者の被害にあう事例が、米子市でも増えてきているようです。

それに対して、地域の良識ある大人たちが立ち上がって、パトロール活動やあいさつ、声掛け運動などをはじめています。

立派だと思いましたが、対症療法ばかりよのうな気がしました。

そもそも不審者を生まない社会、教育システムでなければならないと思います。

家庭における愛情不足や、自由とか個の行き過ぎた尊重、仕事が忙しいための子供への無関心、など、大人の問題として取り組むことが必要だと思います。

結果に対しては、真摯に反省し、社会のあり方などを改めていくことが重要だと痛感します。

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2005年7月22日 (金)

人民元切り上げ

昨日の夜8時過ぎに、人民元切り上げの速報が入ってきました。

予測では、まだもう少し先のことと言われていただけに、意表をつく発表だったと思います。

この影響がどうでるのか、正確な予想は難しいです。

一般に言われているように、中国への輸出は楽になり、中国からの輸入は厳しくなる、ということでしょう。元が高くなることで、相対的にドルが安くなり、ドルと円の関係では円が安くなるので、アメリカ向けの輸出をしている企業も厳しくなるでしょう。

ただし、今回の切り上げ幅は少ないので、直接的な影響は少ないものと思われますが、引き続き追加で切り上げの観測が立つので、先回りして市場は動くことでしょう。

個人投資家として、どう対処するか。

ハイテク株が大きく下がるようなことがあれば、黙って買っとく、というのがよいのではないかと思っています。

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2005年7月21日 (木)

実名でブログ

4月10日にこのブログをスタートして3ヶ月が経過しています。

ここまで順調に更新を続けていますが、アクセス数が少しずつ増えてきていることがうれしいです。

平日は、一日で、だいたい50件を超えるようになってきました。

NIFTYのブログを使っていますが、アクセス数を表示することができないかと思っています。他のプロバイダーのブログと比べて、少し改善していただきたいところです。(それとも私が方法を知らないだけかもしれませんが)。

いろいろなブログがある中で、やはり、中身の充実したものとそうでないものとがあります。

No.1は、やはり眞鍋かをりのブログでしょうが、アダルト系は別として、おもしろいブログはやはり顔の見えるブログかなぁと思います。

大半のブログが匿名ですから、文章の説得力が半減していると思います。

確かに実名を晒すのは恥ずかしい面はありますが、商売事は少なからず恥をしのんでやる面があります。だから、自分の故郷で商売をやるより、外に出た方が成功する確率が高まるのです。

東京で地方から来た人が活躍できるのは、自分の故郷ではしがらみなどがあってやりにくいことを、異郷ということで堂々と出来るからです。世界でも、華僑やユダヤが商売がうまいのは、いざとなったら別の地に移ることができるからです。

どっちがいいという話ではありませんが、私の場合は生まれ故郷で、実名を晒して、その分きちんと文章に責任を持ち、顔に責任を持ち、がんばって行きたいと思っています。

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2005年7月20日 (水)

増税のしかた

増税ラッシュが続いている。

そんなに国家の財政は危ないのかと疑問だが、“財政危機”の演出は完全に成功し、国民の間にも「増税止む無し」のムードが漂っている。

増税をするためには、世間に増税止む無しのムードを作ることが大事だから、これはうまくいったと思っていることだろう。

もう一つ、政府税調(財務省の諮問機関)が打ち出す増税策は、いつものことながら、「10歩進んで5歩下がる」戦術なのだろう。

つまり、反対にあうことを最初から予想し、大幅増税を一旦唱えて、譲歩した形で国民に納得させる戦術だ。当初の想定より後退したことで、あたかも国民の声が少しは通ったことような錯覚を起こさせ、10歩進んで5歩下がって、残り5歩の増税は達成する。

自民党も政府税調に対し、「政治を知らないやつが何を言う」などと怒ったフリをして、5歩引き下がったところを有権者に評価してもらう。でも、結局は5歩進んだ事実は変わらない。

これが民主国家における増税のしかたなのだろう。

だから、「サラリーマン増税」などとマスコミが騒いでいるはむなしいと感じる。最初からシナリオは出来ているのだから。これこそ「想定内」のことだろう。

しかし、私もひねくれ者だなぁ。素直じゃないというか・・・。

でも、ひねくれ者じゃないと騙されちゃうからね。

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2005年7月19日 (火)

“金融詐欺”にご用心

詐欺は“オレオレ”だけではありません。

架空の投資話を持ち込む、金融詐欺もまだまだあるようです。

まさか自分が騙されるとは思わないのが普通ですが、相手の詐欺師はプロですから、いざ、その場面に遭遇すると、すぐに詐欺と見破れないこともあるのです。

私の事務所に、新規公開株式の公開前の株の譲渡についての話がありました。

今、思えば怪しさ100%ですが、当初は「そんな仲介業者もあるのか」と特に疑う気持ちがありませんでした。

公開前の株式は、通常、譲渡制限があり、譲渡してもらえないのが普通です。それにも拘わらず、「大丈夫です」とか言い張るから、ようやくそこで私も怪しいと思い、電話を一旦切って、公開するという会社の総務に直接電話してみました。

そうすると「公開する予定はない」「譲渡制限が付されており、第三者への事前の譲渡はありえない」「公開予定価格は、当社の業績からして法外な価格だ」との回答を得られました。

そこで、私もはっきりと詐欺だと確信しましたが、そこまでは半信半疑だったと思うと、ぞっとします。

ある人から聞いた話ですが、鳥取県西部の人間は詐欺師にとって、“カモ”だそうです。米子人の他の地域に対する寛容な性格が災いしているのでしょうか。

皆さん、気をつけましょう。

ついでに、私でわかることならお気軽にご相談ください。

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2005年7月18日 (月)

水球選手に見習う

私の事務所の隣に、県立米子工業高校のプールがあります。

普通のプールと違って、競泳用の飛び込み台がないのですが、毎年、夏になると鳥取中央育英(旧由良育英と赤碕)高校の水球選手たちが、真っ黒になって練習をしています。このプールは水球ができるように規格されたものなのでしょう。

鳥取中央育英高校の水球選手の中には、全国レベルの選手も数名いるようです。みんな水着ですが、体をよく鍛えてあります。無駄な肉のないムキムキな少年たちです。

しかし、中にはポッチャリした少年もいて、なんだか微笑ましくて応援したくなります。

今朝も、8時前からすでにプールには選手たちが集まって、練習に励んでいます。よくがんばっていると思います。

がんばっている人を見ると、こちらが励まされるような気がします。

彼らのがんばりに負けないで、暑い夏をがんばっていきたいと思います。

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2005年7月17日 (日)

もっと知恵はないのか

談合事件がまだ収まらない。道路公団の関与が明らかとなった後も、ボロボロと逮捕者を出し、ニュース番組や討論番組で相次いで特集が組まれている。

「税金の無駄遣い」とか、「40年前から悪事を働いていた」とか、「談合は悪」のイメージを一般市民に植え付けるためにマスコミはボロクソに言い続けている。とりあえず、「談合=悪」のイメージで、一般市民の洗脳は成功したのだろう。

しかし、公共事業を完全競争入札にして、競争原理を働かせたとしたら、いいことよりも悪いことの方が多い。

いいことは、コストが下がることであり、「税金の無駄遣い」は一瞬は改められるだろう。しかし、この業界でコストを下げようと思えば、工事の質が下がることも同時に予想しなければいけない。

韓国のソウルで大きな橋が突然崩れたり、中国ではデパートの床が抜けて大きな被害が出ている例もある。公共の建造物が採算を合わせるために手抜き工事をされると、被害に会うのはそれを利用する一般市民だ。損害を回復するために、税金が使われるのだ。その方がトータルでは税金の無駄だろう。

「そんなことはない」と高をくくっている偉い人たちは、考えが甘い。その業界で生きている人たちの知恵を甘く見るべきでない。

また、価格競争に耐えられない弱小業者を排除したところで、社会の安定が得られるとは思えない。失業した人の受け皿を用意しないで、公共事業の削減や、談合の廃止だけを言う人は知恵がなさすぎだ。

業界の秩序を保って、それを官がきちんとリードする。官民一体となった形が一番安定するのは、日本の歴史が証明している。

アメリカの外交圧力で談合を一生懸命排除しようとしているが、政府や官の側にはもっと知恵がないのかと思う。

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2005年7月16日 (土)

金の魅力

金の魅力は、価値が永続するところにあります。

その時の相場の影響は受けますが、長いスパンで考えたとき、貨幣や他の貴金属と比べて価値を維持する力が強いことです。

例えば、ダイヤモンドは「永遠の輝き」といって、日本では大変な人気がありますが、買うときと売るときの価格の差が大きいです。輝きが永遠だとしても、中古品の価値は大きく下がるのです。

これはダイヤモンドが“ブランド”で売っているからです。ダイヤモンドの価格はブランド料が含まれており、さらには独占企業である採掘業者の儲けが上乗せされていますから、高いのです。

金は相場がありますから、売るときと買うときの価格は、あまり変わりません。

また、ダイヤのように石ではないので、溶かしていろいろな形に変えることができます。

延べ棒として所有しても、ネックレスとして所有しても、コインとして所有しても良いのです。

そういうことをユダヤ人や華僑はよく知っていて、彼らはダイヤよりも金を好んで所有しようとします。

富の貯蔵手段として優れているのは、金なのです。これが、金の魅力だと思います。

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2005年7月15日 (金)

投資を楽しむ

昨日の東京株式市場は、ハイテク株を中心に値上がりし、また12000円を目指す展開になってきました。

外国人投資家の買いが入ったようですが、今朝のニューヨークも上げていましたので、今日の東京も上げから始まることでしょう。

今後の株価がどうなるかは、未だにはっきりとした方向性が見えてきませんが、今まで相場を引っ張ってきた主役が変わっていくのではないかと思っています。

中国特需で潤ってきた海運や鉄鋼などから、ハイテクにシフトするのではないかと。

原油(WTI)の価格も頭打ちになってきましたが、ヘッジファンドは値上がりで大儲けしているようです。この資金が次ぎにどこへ移動するかが注目です。

今まで、物の供給を中国に頼ってきたアメリカが、再び国内で設備投資をする関係で、半導体の製造装置を作っている会社の受注が増えてくるかもしれません。

これらは一つの予想ですが、あれやこれやと次に来る展開を予想しながら、投資を楽しむというスタンスがいいと思います。

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2005年7月14日 (木)

銀座の魔力 その2

昨日の夜、東京出張から帰郷しました。

東京滞在の2日目の夜は、私の東京時代の先輩と銀座の飲み屋さんに出かけました。

先輩は、銀座の中でもかなり高級と思われるお店へ連れて行ってくださいました。

店の雰囲気から、客層から、入っただけで「違うな」と思わせるお店でした。

ああいうのをクラブというのかラウンジというのかわかりませんが、女性の数も非常に多く(数えられなかった)、黒服の数も10人前後いたように思います。

客層も普通のサラリーマン風の男はおらず、どんな人が来ているのか女性に聞いてみると、芸能関係や広告代理店、テレビ局、医者、弁護士などが多いそうです。

“クールビズ”どころか、シャツのボタンを三つくらい開けて、ネックレスを見せ、ジャケットの袖はまくりぎみにして、いかにも高そうな腕時計を見せている、成功者のイメージを醸し出した男たちが女性たちをはべらせて、楽しそうに飲んでいました。

隣のテーブルにちらりと目をやると、テレビで有名なお笑い芸人が、プロデューサー風の男性と遊びに来ているではありませんか!

銀座の高級クラブで気ままに飲むことができるのは、一つのステータスなのでしょう。

ただの高級クラブではなく、“銀座”にあるということも大事なのだと思います。

これも銀座という街が作り出す、高級なイメージであり人をひきつける魔力なのだと思います。

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2005年7月13日 (水)

銀座の魔力

今日まで東京です。

銀座のホテルに宿泊していますが、銀座の通りを歩くと魅力的なお店がいっぱいで、ついつい財布の紐が緩みがちです。

昨日は、とあるテーラーでネクタイのワゴンセールをしていました。値段は1本千円で、表向きはまじめな普通のネクタイなのに、裏には「風水開運」とかいてありました。

「おもしろい!」と思い、つい買ってしまいました。

別に買わなくてもよかったのに・・・。と後で思ってしまいます。

これだけいろいろなものがそろっていると、知らないうちに消費意欲を掻き立てられるのでしょう。商店街はこうでないといけないと思います。

我が米子の商店街も、閑散として久しいですが、こういった雰囲気作りができれば、ずいぶんと売り上げも違ってくることでしょう。

夜の銀座もまた魅力的。これでもバブルのころから比べれば、ずいぶんと静かになったようですが、バブルはあれは幻想(イリュージョン)ですから、参考にしないほうがいいでしょう。

銀座の街の魔力に、学ぶところの多い出張でした。

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2005年7月12日 (火)

空の上の浜田省吾

昨日の夕方から東京出張しています。

行きの飛行機で、なにげなくシートについているイヤホンで音楽を聴いていたら、浜田省吾の曲が流れてきました。ガイドを開いて確かめて見ると、1チャンネルまるごと浜田省吾の特集になっていました。

曲がかかるだけでなく、新作アルバムを作ったときの気持ちだとか、過去の歌の中から思い出に残る曲だとか、浜田省吾のトークを交えての一つの番組のようになっていました。こういうのは初めてです。空の上で、思わぬ形で浜田省吾の歌に出会いました。

最近、ニューアルバムを発売した浜田省吾は、時々FMラジオに出演してPR活動しているようですが、飛行機でもそれが聞けるのはうれしい限りです。

浜田省吾が年齢を重ねるにつれて、それぞれの立場で歌の内容も変わってきています。例えば、「I am father 」は子供を持つ父親として、素直な気持ちを歌にしたとか、そのようなことを語っていました。

7月はじめに発売されたニューアルバム、買いました。そういうようなことを聞いたうえで聴いてみると、なかなか味わい深いものです。

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2005年7月11日 (月)

中国 大調整

DSC00317 今週の日経ビジネス(2005.7.11号)は、「中国大調整」という特集を組み、中国経済の減速を報じていた。

今年に入ってから、日経は中国経済の危険を伝える記事がとても多い。

地方の中小企業でも、業績のよいメーカーなどは中国進出を真剣に考えておられる企業が多かった。しかし、当時のマスコミ報道の過熱とは裏腹に、中国でのビジネスの難しさだけが伝わってきた。特に中小企業についてはそうだ。

そういう意味では、中国ビジネスの難しさは、もともと言われていたことではあった。それを大手のマスコミが採り上げ始めた意味は大きい。

しかし、数年前から中国経済の過熱を一生懸命煽ってきたのは日経であり、猫も杓子も中国と言っていたのは、日経の影響が大きい。その日経が、今年に入ってから中国経済の減速を促すかのような記事を書き始めたことに、ひねくれ者の投資家は逆に中国経済の可能性を探りたくなる。

世界経済の中で、大国の資金をどこにシフトさせるか、マスコミ報道の影響力をどう行使して、次の繁栄(バブル?)を作り出すか。それは相当に意図的なものだと思われる。中国で儲け、空売りして、今度はインドで儲け、ブラジルで儲ける。などなど、大きなテーマを作り出して、報道によって資金を誘導し、報道によってバブルをはじけさせようとする。

しかし、中国は今や、世界中から資源を買い集めて、日本から技術を導入し、アメリカに製品を輸出している。日本の好景気も中国経済に負うところが大きい。中国経済がこけたら日本だけでなくアメリカも安い製品を輸入できなくなり、打撃を受ける。

そう簡単には、中国経済は潰れないだろう。

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2005年7月 8日 (金)

上善は水の如し

昨日、私が代表を務める「アクア政経研究会」の第一回定例会を開催いたしました。

若手の経営者といっしょに地域経済やビジネスのことを勉強し、切磋琢磨していく会合です。

水(アクア)は器に合わせて形を変えます(柔軟性)。水は皆が嫌がる低いところへ流れていきます(謙虚さ)。

非常に変化の激しい時代です。

上善は水の如し。

水のように柔軟性と謙虚さを持って、自己研鑽に努めて行きたいと思います。

米子には熱いハートを持った人がたくさんいます。

昨日は地域経済にとって、大きな希望の持てた一日でした。

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2005年7月 7日 (木)

会計ソフトの進化

中小企業向けの会計ソフトは、ここ数年で随分と進化しています。

現金出納帳を作る感覚で入力していけば、決算書まで作成できるのは当たり前で、その他の付随機能も、財務分析から部門別管理など、低価格のソフトでもできるようになってきています。

逆に、ここへきてソフトの勝ち組と負け組みもかなりはっきりしてきたように思います。

価格競争についていけていないソフト。使いやすさがいまいちなソフト。

新しいソフトの導入によって、低コストと利便性を同時に実現する例も増えてきました。

このソフトの進化は今後も続く可能性があり、私の事務所ではお客さんに勧めるソフトは、最新の情報に基づいて柔軟に対応していこうと思っています。

また、自分で帳簿を付けていただく自計化を積極的に勧めています。自分の会社の財務情報がリアルタイムに把握できることのメリットは、体感していただければすぐにわかります。

それが今は、低コストで実現できるようになったことは、大きな進化だと思います。

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2005年7月 6日 (水)

コボちゃん ~断トツのおもしろさ

読売新聞の4コマ漫画といえば、「コボちゃん」だ。

コボちゃんは、他紙の4コマ漫画に比べて断トツのおもしろさを誇る。だれの生活にも日常ありがちなシーンを見事に皮肉をこめて描いている。

今朝のコボちゃんもとてもおもしろかった。思わず笑ってしまった。

読売新聞の価値の半分以上は、コボちゃんが占めているといっても過言ではない。

大まかに言って、読売と産経は、保守・親米路線、朝日は革新・親中国路線だ。読売や産経を読む人は、朝日新聞を毛嫌いする人が多いが、日本人としてバランスをとるために朝日新聞を読むことは良いと思う。

読売や産経だけだと、知らず知らずのうちにアメリカの意思を日本の意思と勘違いしてしまうからだ。朝日新聞には、読売・産経では書かない(書けない?)記事が載ることがある。それはある意味とても貴重なことだ。

私はアメリカの意思を知るために、読売新聞を読む。

しかし、それは読売新聞の価値の半分以下に過ぎないのだ。半分以上は、コボちゃんを読むために読売新聞を読む。

それが私にとっては大切なのだ。

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2005年7月 5日 (火)

郵政民営化と投資

郵政民営化法案の可決も秒読みの段階に入ってきた。選挙に弱い若手の反対議員は、選挙で党の公認が得られないと脅しをかけられ、さらには公明党から選挙協力をしないと明言され、安易に反対にまわれない状況のようだ。

郵政民営化が実現すれば、今まで財投などを通じて国内で運用してきた巨額の資金が、金融市場へ還流することになるだろう。350兆円という巨万の富は、外国人投資家にとって垂涎の的らしい。

金融市場は外国人投資家の力が非常に強く、350兆円の富の多くは国外へ流出する可能性が高い。これによって日本は確実に貧しくなるだろう。

しかし、これを投資家の立場に立って考えると、これほど巨万の富が株式市場に還流することは大歓迎の出来事だ。たとえそれが全体の一部であっても、相当な金額であり、株価は自然と押しあがるだろう。一進一退を繰り返す株式市場にとって、上昇への起爆剤になるかもしれない。

外国人投資家の間では、すでにこのことは織り込み済みだという。そうだとすれば、もし郵政民営化法案が否決されるようなことがあれば、株式市場は失望の売り注文が殺到するかもしれない。

郵政事業が民営化されれば、公共事業に依存する地方はますます貧しくなる可能性がある。地方に住む人間は、自己防衛手段として先回りして株を買っておくのも一つだと思う。

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2005年7月 4日 (月)

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

DSC00314 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 山田真哉著 (光文社新書2005年2月刊)

新しい切り口で、会計学のイロハを書いた本。冒頭から、著者の会計学を多くの人にわかってもらいたいという気持ちがにじみ出いる。

例えもおもしろく、わかりやすいので、会計をこれから勉強しようとする人にはうってつけの本だと思う。タイトルの付け方もおもしろい。ホリエモンがブログで紹介したこともあり、ベストセラーになっているようだ。

複式簿記は、会社の財務の実態を写像するのに非常に優れている反面、ストックとフロー、運用と調達、などといった二面的な捉え方、つまり複式で捉えるところが最初は難しい。簿記は「習うより慣れろ」といって、丸暗記してしまうのが一番早いのだが、忙しい社会人や経営者の方にしてみれば、慣れる時間も少ないことだろう。

この本に記載されている疑問点を一つ一つ検証し、わかりにくいものがあればさらに別の本で深く掘り下げてみるなど、最初のとっつきに利用すればこの本の価値はさらに上がるだろう。

価格も700円と非常にリーズナブルだ。普通、会計の専門書は売れないからだろうが、3000円とか5000円とかべらぼうに高いことが多い。700円でこれだけの内容が詰まっていれば誰も文句は言えないだろう。

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2005年7月 2日 (土)

守れない法律?

米子地方は昨日から大雨が降り、水不足は解消されたようです。みんな心配していただけに、ホッとしました。

さて、以下は7月1日付の共同通信ニュースです。(以下引用)

新たに88万件の紛失 地銀、信金など全国拡大
 全国の金融機関で顧客情報の紛失があった問題で、1日も地銀や信用金庫などで顧客の名前などが記載されたデータファイルや書類を紛失したとの発表が相次いだ。新たに約88万件の紛失が判明。6月30日に100万件近くの紛失が明らかになっており、計180万件を上回った。
 いずれも「誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えいの懸念は極めて低い」(みちのく銀行)としているが、あらためて金融機関の情報管理がずさんだったことが浮き彫りになった。
 金融庁は「ひどいところは処分する」としており、業務改善命令など行政処分も含めて厳しく対応する方針。 (共同通信) - 7月1日

個人情報保護法のこともあり、企業は今、情報管理に大変な労力を費やしていますが、情報漏えいが後を絶ちません。漏えいした情報が詐欺事件に悪用されたりと、いろいろな影響が懸念されるだけに、注意はしていただきたいとは思います。

しかし、情報が漏えいするのは、とても些細なきっかけである場合が多く、そのために企業活動の自由が奪われるとしたら、法律は行き過ぎだと思います。

「大部分の人が守れない法律は作ってはならない」(「ユダヤ5000年の知恵」ラビ・トケイヤー著 より)

ユダヤの聖典(タルムード)には、このような大原則があるようです。法律は人間が作るルールです。大部分の人が守れない法律を作るとき、その作った人間のおかしな意図が混ざる可能性があるのです。そういったことをユダヤ人は熟知しているのです。

だれかが日本の産業界の力を弱めようとして法律を作った。あるいはこれをきっかけに一儲けしようとして法律を作った。などなど、個人情報保護法については、背後に怪しい影を見るのは私だけでしょうか。

大部分の人が守れない法律は、さっさと改正すべきだと思います。

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2005年7月 1日 (金)

小倉昌男 すごい人だった

DSC00313 昨日、ヤマト運輸元会長の小倉昌男氏が逝去された。

クロネコヤマトの宅急便は、今や誰でも知っている宅配便の代名詞だ。それを全国に普及させた名経営者、小倉氏のご冥福を祈ります。

1999年に出版された「小倉昌男 経営学」(日経BP社 写真)は、数ある経営書の中でも指折りの名著だと思う。分析のロジック、利益と安全に対する考え方、順序の付け方、市場を開拓するときのスピリット。本のどこをとっても、小倉経営学のエッセンスが詰まっている。

昨日、氏の訃報に接し、改めて書棚からこの本を取り出し、ざっと読んでみた。以前読んだときは、まだ大手監査法人に勤務中だったが、独立した今、改めて読んでみると非常に深いものを感じる。読み手の立場の違いで、それぞれに味わい深く読めるのは、名著の証だろう。

運輸省との闘いの中で、個別宅配便の道を拓き、国家を動かし、国民の利便性をもたらした。お客さんの利便を追うところに、利益が後からついてくる発想が重要なのだと思う。そのために国家をも動かすバイタリティはすばらしい。

こういう人物を良き手本として、がんばりたいものだ。

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